JPS6311853Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6311853Y2 JPS6311853Y2 JP13141783U JP13141783U JPS6311853Y2 JP S6311853 Y2 JPS6311853 Y2 JP S6311853Y2 JP 13141783 U JP13141783 U JP 13141783U JP 13141783 U JP13141783 U JP 13141783U JP S6311853 Y2 JPS6311853 Y2 JP S6311853Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- separation
- separation guide
- pair
- rope
- Prior art date
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- Expired
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 45
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 241000207961 Sesamum Species 0.000 description 4
- 235000003434 Sesamum indicum Nutrition 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、配線棚等の布設ルートの上にケーブ
ルを布設するのに好適なケーブル布設用ガイド装
置に関する。
ルを布設するのに好適なケーブル布設用ガイド装
置に関する。
従来、ケーブル配線棚等の布設ルート状にケー
ブルを布設する場合、機械力によつて布設する方
法として次のような方法があつた。
ブルを布設する場合、機械力によつて布設する方
法として次のような方法があつた。
(1) 被布設ケーブルの先端にケーブル布設用の牽
引ロープを接続し、この牽引ロープを引張る方
法。
引ロープを接続し、この牽引ロープを引張る方
法。
(2) 配線棚等の布設ルート上に複数のガイドを設
け、このガイドにケーブル布設用の牽引ロープ
を通して往復のループ状に設置する。このルー
プ状の牽引ロープの任意の位置に被布設ケーブ
ルの先端を結合し、牽引ロープをループ状に駆
動することにより被布設ケーブルを布設する方
法。しかし、(1)による方法においては、作業能
率が悪いという問題点がある。そして、(2)によ
る方法については、ループ状の牽引ロープと被
布設ケーブルとがそれぞれの巻ぐせ等の理由に
より相互に絡み合うという欠点があつた。
け、このガイドにケーブル布設用の牽引ロープ
を通して往復のループ状に設置する。このルー
プ状の牽引ロープの任意の位置に被布設ケーブ
ルの先端を結合し、牽引ロープをループ状に駆
動することにより被布設ケーブルを布設する方
法。しかし、(1)による方法においては、作業能
率が悪いという問題点がある。そして、(2)によ
る方法については、ループ状の牽引ロープと被
布設ケーブルとがそれぞれの巻ぐせ等の理由に
より相互に絡み合うという欠点があつた。
そこで、(2)による方法について、第1図に示
すようなガイドを配線棚等の布設ルート状の複
数個所に設け、被布設ケーブルと牽引ロープと
の絡みを防止する方法が提案されている。この
ガイド1は、C形状の金具2の先端側(図にお
いて右側)にガイド金具3,3が設けられて形
成される。そして、ガイド金具3,3の間にル
ープ状(図は往きのみを示す)に設置した牽引
ロープ4を通し、この牽引ロープ4に被布設ケ
ーブル5を、枝ロープ6を介して、接続してあ
る。そして、牽引ロープ4を矢印7の方向に図
示しない駆動装置により駆動すると、枝ロープ
6に設けてある円錐状の分離ゴマ8がガイド金
具3,3に当接し、分離ゴマ8がガイド金具
3,3の相互の間隔が広くなつている方に移動
する。これによつて、牽引ロープ4に対して被
布設ケーブル5が離れ、牽引ロープ4と被布設
ケーブル5との絡みを防止できるようになつて
いる。
すようなガイドを配線棚等の布設ルート状の複
数個所に設け、被布設ケーブルと牽引ロープと
の絡みを防止する方法が提案されている。この
ガイド1は、C形状の金具2の先端側(図にお
いて右側)にガイド金具3,3が設けられて形
成される。そして、ガイド金具3,3の間にル
ープ状(図は往きのみを示す)に設置した牽引
ロープ4を通し、この牽引ロープ4に被布設ケ
ーブル5を、枝ロープ6を介して、接続してあ
る。そして、牽引ロープ4を矢印7の方向に図
示しない駆動装置により駆動すると、枝ロープ
6に設けてある円錐状の分離ゴマ8がガイド金
具3,3に当接し、分離ゴマ8がガイド金具
3,3の相互の間隔が広くなつている方に移動
する。これによつて、牽引ロープ4に対して被
布設ケーブル5が離れ、牽引ロープ4と被布設
ケーブル5との絡みを防止できるようになつて
いる。
しかしこのような従来のガイド装置において
は、次のような問題点が存在していた。
は、次のような問題点が存在していた。
ガイド金具3,3は先端側が自由端となつて
おり、強度が弱く変形し易いものであつた。
おり、強度が弱く変形し易いものであつた。
ケーブル布設ルート途中に設定するガイド装
置の設定位置に、布設ルート直角方向の誤差が
あつた場合、ケーブル布設工法が円滑になされ
ないものであつた。
置の設定位置に、布設ルート直角方向の誤差が
あつた場合、ケーブル布設工法が円滑になされ
ないものであつた。
ループ状の牽引ロープを反対方向に駆動し
て、被布設ケーブルを反対方向から布設しよる
とする場合、ガイド装置における分離ゴマの摺
動位置が反対になるため、左右反対の構造を有
する別体のケーブルガイド装置を新たに設定す
る必要があつた。
て、被布設ケーブルを反対方向から布設しよる
とする場合、ガイド装置における分離ゴマの摺
動位置が反対になるため、左右反対の構造を有
する別体のケーブルガイド装置を新たに設定す
る必要があつた。
ケーブル布設時に被布設ケーブルが揺れ、こ
のため分離ゴマがガイド金具3,3に当接した
際に、分離ゴマが誤つた方向にはじかれて被布
設ケーブルと牽引ロープの分離がうまくいかな
いことがあつた。
のため分離ゴマがガイド金具3,3に当接した
際に、分離ゴマが誤つた方向にはじかれて被布
設ケーブルと牽引ロープの分離がうまくいかな
いことがあつた。
本考案は以上の問題点に鑑みてなされたもので
あり、強度的に優れたケーブルガイド装置であつ
て、設定位置に誤差のあつた場合であつても設定
位置を後に調整することのできるケーブルガイド
装置を提供することを目的とする。
あり、強度的に優れたケーブルガイド装置であつ
て、設定位置に誤差のあつた場合であつても設定
位置を後に調整することのできるケーブルガイド
装置を提供することを目的とする。
(1) 本考案の慨要を以下に説明する。本考案はル
ープ式ケーブル布設工法においてケーブル布設
ルート途中に設けられるケーブルガイド装置で
ある。ループ式ケーブル布設工法とは、ケーブ
ル布設ルートにケーブルを牽引するためのロー
プを往復のループ状に設置し、このロープの途
中に設けた枝ロープに被布設ケーブルの先端を
接続しロープを機械力によつて駆動することに
より被布設ケーブルを布設する布設工法であ
る。牽引ロープに用いられるロープは、一般に
ワイヤロープであるがこの他にも種々のロープ
が考えられる。
ープ式ケーブル布設工法においてケーブル布設
ルート途中に設けられるケーブルガイド装置で
ある。ループ式ケーブル布設工法とは、ケーブ
ル布設ルートにケーブルを牽引するためのロー
プを往復のループ状に設置し、このロープの途
中に設けた枝ロープに被布設ケーブルの先端を
接続しロープを機械力によつて駆動することに
より被布設ケーブルを布設する布設工法であ
る。牽引ロープに用いられるロープは、一般に
ワイヤロープであるがこの他にも種々のロープ
が考えられる。
装置本体は、ケーブル布設ルートに直角な方
向に突出する固定サポートに対し、取付ブラケ
ツトを介して前記方向に調整移動自在に取り付
けられている。これによつて装置本体を一旦設
定した後であつても前記方向の設定位置につい
ては後に調整移動が可能となる。
向に突出する固定サポートに対し、取付ブラケ
ツトを介して前記方向に調整移動自在に取り付
けられている。これによつて装置本体を一旦設
定した後であつても前記方向の設定位置につい
ては後に調整移動が可能となる。
装置本体の構成は、前記方向に突出して被布
設ケーブルを受けるケーブル受アームと、被布
設ケーブルを牽引する牽引ロープに対し上下に
設けられ前記方向に突出した一対の分離ガイド
部材を有するものである。
設ケーブルを受けるケーブル受アームと、被布
設ケーブルを牽引する牽引ロープに対し上下に
設けられ前記方向に突出した一対の分離ガイド
部材を有するものである。
ケーブル受アームは一般に分離ガイド部材よ
りも長く広いものである。これによつて後に述
べるように、分離された被布設ケーブルを受け
て支えることができるものである。ケーブル受
アームは一本のパイプ部材とし牽引ロープ側に
向つてU字型に突出したものとすることもで
き、また二本のパイプ部材を独立して牽引ロー
プ側へ突出させることもできる。さらにパイプ
部材ではなく板状の部材を使つて形成すること
も可能である。
りも長く広いものである。これによつて後に述
べるように、分離された被布設ケーブルを受け
て支えることができるものである。ケーブル受
アームは一本のパイプ部材とし牽引ロープ側に
向つてU字型に突出したものとすることもで
き、また二本のパイプ部材を独立して牽引ロー
プ側へ突出させることもできる。さらにパイプ
部材ではなく板状の部材を使つて形成すること
も可能である。
一対の分離ガイド部材は、被布設ケーブルの
先頭に設けられた分離ゴマの大きさより狭い幅
を相互に保つており先端部分が漸次小さく形成
されている。一つの分離ガイド部材はパイプを
U字型あるいはV字型に曲げたものを牽引ロー
プに向つて突出させたものである。またこのU
字型、V字型の形状はパイプ部材ではなく板状
部材によつて形成することも可能である。
先頭に設けられた分離ゴマの大きさより狭い幅
を相互に保つており先端部分が漸次小さく形成
されている。一つの分離ガイド部材はパイプを
U字型あるいはV字型に曲げたものを牽引ロー
プに向つて突出させたものである。またこのU
字型、V字型の形状はパイプ部材ではなく板状
部材によつて形成することも可能である。
ケーブルの先頭側すなわち板ロープ側に設け
られた分離ゴマは、牽引ロープが駆動するに従
つて分離ガイド部材に接近し当接する。そして
分離ガイド部材に摺動し、分離ガイド部材の漸
次小さくなつた先端部に従つて前記方向すなわ
ち布設ケーブル方向に対し直角方向に移動す
る。これによつて被布設ケーブルは牽引ロープ
から分離させられ両者の絡みは解かれるもので
ある。
られた分離ゴマは、牽引ロープが駆動するに従
つて分離ガイド部材に接近し当接する。そして
分離ガイド部材に摺動し、分離ガイド部材の漸
次小さくなつた先端部に従つて前記方向すなわ
ち布設ケーブル方向に対し直角方向に移動す
る。これによつて被布設ケーブルは牽引ロープ
から分離させられ両者の絡みは解かれるもので
ある。
(2) また、一対の分離ガイド部材は、分離ゴマと
の初期摺動部分に前記方向に傾斜する摺動方向
案内板を有するものであつてもよい。この摺動
方向案内板の存在によつて、ケーブル布設時に
被布設ケーブルが揺れ分離ゴマが分離ガイド部
材に当接した際に誤つた方向にはじかれて被布
設ケーブルと牽引ロープの分離がうまくいかな
いということが防止できる。
の初期摺動部分に前記方向に傾斜する摺動方向
案内板を有するものであつてもよい。この摺動
方向案内板の存在によつて、ケーブル布設時に
被布設ケーブルが揺れ分離ゴマが分離ガイド部
材に当接した際に誤つた方向にはじかれて被布
設ケーブルと牽引ロープの分離がうまくいかな
いということが防止できる。
(3) ケーブル受アームと一対の分離ガイド部材は
装置本体の中心を通る前記方向線に対して対称
な形とすることも可能である。これによつて、
ケーブル布設工事時に牽引ロープを反対方向に
駆動して布設ケーブルを反対方向から布設しよ
うとする場合であつても同じ本考案のケーブル
自動分離ガイド装置が使用でき、従来のように
左右反対の構造を有する別体のケーブルガイド
装置を新たに設ける必要がないものである。
装置本体の中心を通る前記方向線に対して対称
な形とすることも可能である。これによつて、
ケーブル布設工事時に牽引ロープを反対方向に
駆動して布設ケーブルを反対方向から布設しよ
うとする場合であつても同じ本考案のケーブル
自動分離ガイド装置が使用でき、従来のように
左右反対の構造を有する別体のケーブルガイド
装置を新たに設ける必要がないものである。
本考案の一実施例を第2図乃至第6図において
説明する。ワイヤロープからなる牽引ロープ4の
途中には接続装置11によつて同じくワイヤロー
プである枝ロープ6に接続されている。この枝ロ
ープ6にはさらにワイヤネツト12を介して被布
設ケーブル5が接続されている。ケーブル布設ル
ートに直角な方向、すなわち牽引ロープ4に直角
な方向に突出する固定サポート13に対し、取付
ブラケツト14を介して装置本体15が前記方向
に調整移動自在に取り付けられている。装置本体
15は前記方向に突出して被布設ケーブル5に受
けるケーブル受けアーム16と被布設ケーブル5
を牽引する牽引ロープ4に対し上下に設けられ前
記方向に突出した一対の分離ガイド部材17,1
7を有している。ケーブル受けアーム16は一本
のパイプ部材からなり全体U字型となつており両
端を装置本体に固定している。このU字型の先端
は上方に屈曲し被布設ケーブル5がケーブル受け
アーム16から落ちるのが防止されている。一対
の分離ガイド部材17,17は被布設ケーブル5
の先頭部分すなわち枝ロープ6に設けられた球状
の分離ゴマ18の大きさより狭い幅を相互に保つ
ている。これにより分離ゴマ18がこの一対の分
離ガイド部材17,17の間を通過するときに分
離ゴマ18はこの間を通過できず摺動するもので
ある。分離ガイド部材17,17は一本のパイプ
部材からなり全体がV字型をしており両端が装置
本体に固定されている。先端部はV字型に沿つて
漸次小さくなるとともに、互いに他方の分離ガイ
ド部材17,17側に屈曲している。これによつ
て分離ゴマ18は、分離ガイド部材17,17に
摺動した後分離ガイド部材17,17のV字型先
端部分においてはじかれ、被布設ケーブル5はケ
ーブル受けアーム16の上に分離されるものであ
る。また、下側の分離ガイド部材17は上側の分
離ガイド部材17に対し突出距離が短いものとな
つている。これによつて、分離された被布設ケー
ブル5は直ちにケーブル受けアーム16の上に落
ちるものとなり牽引ロープ4と被布設ケーブル5
の分離が安定してなされるものとなる。
説明する。ワイヤロープからなる牽引ロープ4の
途中には接続装置11によつて同じくワイヤロー
プである枝ロープ6に接続されている。この枝ロ
ープ6にはさらにワイヤネツト12を介して被布
設ケーブル5が接続されている。ケーブル布設ル
ートに直角な方向、すなわち牽引ロープ4に直角
な方向に突出する固定サポート13に対し、取付
ブラケツト14を介して装置本体15が前記方向
に調整移動自在に取り付けられている。装置本体
15は前記方向に突出して被布設ケーブル5に受
けるケーブル受けアーム16と被布設ケーブル5
を牽引する牽引ロープ4に対し上下に設けられ前
記方向に突出した一対の分離ガイド部材17,1
7を有している。ケーブル受けアーム16は一本
のパイプ部材からなり全体U字型となつており両
端を装置本体に固定している。このU字型の先端
は上方に屈曲し被布設ケーブル5がケーブル受け
アーム16から落ちるのが防止されている。一対
の分離ガイド部材17,17は被布設ケーブル5
の先頭部分すなわち枝ロープ6に設けられた球状
の分離ゴマ18の大きさより狭い幅を相互に保つ
ている。これにより分離ゴマ18がこの一対の分
離ガイド部材17,17の間を通過するときに分
離ゴマ18はこの間を通過できず摺動するもので
ある。分離ガイド部材17,17は一本のパイプ
部材からなり全体がV字型をしており両端が装置
本体に固定されている。先端部はV字型に沿つて
漸次小さくなるとともに、互いに他方の分離ガイ
ド部材17,17側に屈曲している。これによつ
て分離ゴマ18は、分離ガイド部材17,17に
摺動した後分離ガイド部材17,17のV字型先
端部分においてはじかれ、被布設ケーブル5はケ
ーブル受けアーム16の上に分離されるものであ
る。また、下側の分離ガイド部材17は上側の分
離ガイド部材17に対し突出距離が短いものとな
つている。これによつて、分離された被布設ケー
ブル5は直ちにケーブル受けアーム16の上に落
ちるものとなり牽引ロープ4と被布設ケーブル5
の分離が安定してなされるものとなる。
また、一対の分離ガイド部材17,17の間に
は、分離ゴマ18との初期摺動部分に摺動方向案
内板19が設けられている。この摺動方向案内板
19は分離ゴマ18の進行方向に対して分離ガイ
ド部材17,17側すなわちケーブル布設ルート
直角方向側に傾斜する面を有するものである。こ
れによつて被布設ケーブル5が揺れ、分離ゴマ1
8が誤つた方向にはじかれ被布設ケーブル5と牽
引ロープ4の分離がうまくいかないということが
防止できる。
は、分離ゴマ18との初期摺動部分に摺動方向案
内板19が設けられている。この摺動方向案内板
19は分離ゴマ18の進行方向に対して分離ガイ
ド部材17,17側すなわちケーブル布設ルート
直角方向側に傾斜する面を有するものである。こ
れによつて被布設ケーブル5が揺れ、分離ゴマ1
8が誤つた方向にはじかれ被布設ケーブル5と牽
引ロープ4の分離がうまくいかないということが
防止できる。
なお、ケーブル受けアーム16、一対の分離ガ
イド部材17,17及び摺動方向案内板19は、
装置本体の中心を通り牽引ロープに対し直角な方
向の線に対して対称に設けられたものである。こ
れによつて、ループ状の牽引ロープ4を反対方向
に駆動し被布設ケーブル5を反対方向から布設し
ようとする場合であつても、本実施例のケーブル
自動分離ガイド装置はそのまま使用できるもので
ある。
イド部材17,17及び摺動方向案内板19は、
装置本体の中心を通り牽引ロープに対し直角な方
向の線に対して対称に設けられたものである。こ
れによつて、ループ状の牽引ロープ4を反対方向
に駆動し被布設ケーブル5を反対方向から布設し
ようとする場合であつても、本実施例のケーブル
自動分離ガイド装置はそのまま使用できるもので
ある。
なお、取付ブラケツト14は、取付ブラケツト
14に設けられた取付ナツト20を介して取付ボ
ルト21により固定サポート13に押圧されて取
り付けられるものである。この取付ボルト21を
弛めることにより装置本体は牽引ロープ4の直角
方向に自在に調整移動することができる。
14に設けられた取付ナツト20を介して取付ボ
ルト21により固定サポート13に押圧されて取
り付けられるものである。この取付ボルト21を
弛めることにより装置本体は牽引ロープ4の直角
方向に自在に調整移動することができる。
〔他の実施例〕
被布設ケーブル5の自重が重くなつた場合は、
前記実施例によると被布設ケーブル5とケーブル
受けアーム16との摩擦による抵抗が大きくな
り、被布設ケーブル5に外傷を与えたり布設工事
がスムーズにいかなかつたりすることがある。第
7図に示す本考案の他の実施例によれば、略U字
型のケーブル受けアーム16の平行部分にケーブ
ル受けローラ30を有するため、以上の摩擦が防
止でき、被布設ケーブル5に外傷を与えるという
ことが防止できるものである。
前記実施例によると被布設ケーブル5とケーブル
受けアーム16との摩擦による抵抗が大きくな
り、被布設ケーブル5に外傷を与えたり布設工事
がスムーズにいかなかつたりすることがある。第
7図に示す本考案の他の実施例によれば、略U字
型のケーブル受けアーム16の平行部分にケーブ
ル受けローラ30を有するため、以上の摩擦が防
止でき、被布設ケーブル5に外傷を与えるという
ことが防止できるものである。
なお、同図に示すように、牽引ロープ4の任意
の複数個所に接続装置11を設け複数の被布設ケ
ーブル5を牽引する場合であつても本考案のケー
ブル自動分離ガイド装置はその機能を有効に果す
ものである。よつて複数の被布設ケーブルを一度
に早く機械力を使つて布設することができ作業能
率を向上することができる。
の複数個所に接続装置11を設け複数の被布設ケ
ーブル5を牽引する場合であつても本考案のケー
ブル自動分離ガイド装置はその機能を有効に果す
ものである。よつて複数の被布設ケーブルを一度
に早く機械力を使つて布設することができ作業能
率を向上することができる。
本考案のケーブル自動分離ガイド装置によれ
ば、装置全体の強度も強化され、装置本体が設定
される設定位置において、布設ルートに直角方向
に誤差のあつた場合であつても、その後設定位置
が自由に調整できるためケーブル布設工事がより
円滑になされるものである。
ば、装置全体の強度も強化され、装置本体が設定
される設定位置において、布設ルートに直角方向
に誤差のあつた場合であつても、その後設定位置
が自由に調整できるためケーブル布設工事がより
円滑になされるものである。
第1図は従来のケーブルガイド装置の斜視図、
第2図は本考案の第1実施例に係るケーブル自動
分離ガイド装置の斜視図、第3図は第2図の正面
図、第4図は第2図の側面図、第5図は第2図の
底面図、第6図は第2図において牽引ロープ4と
被布設ケーブル5とが絡んでいる状態図、第7図
は本考案の他の実施例を示す斜視図である。 1……ガイド、2……形状金具、3……ガイド
金具、4……牽引ロープ、5……被布設ケーブ
ル、6……枝ロープ、11……接続装置、12…
…ワイヤネツト、13……固定サポート、14…
…取付ブラケツト、15……装置本体、16……
ケーブル受けアーム、17……分離ガイド部材、
18……分離ゴマ、19……摺動方向案内板、2
0……取付ナツト、21……取付ボルト、30…
…ケーブル受けローラ。
第2図は本考案の第1実施例に係るケーブル自動
分離ガイド装置の斜視図、第3図は第2図の正面
図、第4図は第2図の側面図、第5図は第2図の
底面図、第6図は第2図において牽引ロープ4と
被布設ケーブル5とが絡んでいる状態図、第7図
は本考案の他の実施例を示す斜視図である。 1……ガイド、2……形状金具、3……ガイド
金具、4……牽引ロープ、5……被布設ケーブ
ル、6……枝ロープ、11……接続装置、12…
…ワイヤネツト、13……固定サポート、14…
…取付ブラケツト、15……装置本体、16……
ケーブル受けアーム、17……分離ガイド部材、
18……分離ゴマ、19……摺動方向案内板、2
0……取付ナツト、21……取付ボルト、30…
…ケーブル受けローラ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ループ式ケーブル布設工法においてケーブル
布設ルート途中に設けられるケーブルガイド装
置であつて、 ケーブル布設ルートに直角な方向に突出する
固定サポートに対し、取付ブラケツトを介して
装置本体が前記方向に調整移動自在に取付けら
れ、 装置本体は、前記方向に突出して被布設ケー
ブルを受けるケーブル受けアームと、被布設ケ
ーブルを牽引する牽引ロープに対し上下に設け
られ前記方向に突出した一対の分離ガイド部材
とを有し、この一対の分離ガイド部材は被布設
ケーブルの先頭に設けられた分離ゴマの大きさ
より狭い幅を相互に保つており先端部が漸次小
さく形成されていることを特徴とするケーブル
自動分離ガイド装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、一
対の分離ガイド部材が、分離ゴマとの初期摺動
部分に前記方向に傾斜する摺動方向案内板を有
するケーブル自動分離ガイド装置。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に
おいて、ケーブル受けアーム、一対の分離ガイ
ド部材及び摺動方向案内板が、装置本体の中心
を通る前記方向線に対して対称な形を有するケ
ーブル自動分離ガイド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13141783U JPS6042013U (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | ケ−ブル自動分離ガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13141783U JPS6042013U (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | ケ−ブル自動分離ガイド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6042013U JPS6042013U (ja) | 1985-03-25 |
JPS6311853Y2 true JPS6311853Y2 (ja) | 1988-04-06 |
Family
ID=30297107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13141783U Granted JPS6042013U (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | ケ−ブル自動分離ガイド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042013U (ja) |
-
1983
- 1983-08-25 JP JP13141783U patent/JPS6042013U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6042013U (ja) | 1985-03-25 |
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