JPS63118480A - 業務用冷凍庫、冷蔵庫の出入口の密閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は内周縁にパツキンを設けた引戸を使用する業務
用冷凍庫、冷蔵庫の出入口の密閉装置に閏するものであ
る。

（ロ）従来の技術及び本発明が解決しようとする問題点 従来の引戸を使用する業務用冷凍庫、冷蔵庫の出入口の
密閉装置は冷凍庫、冷蔵庫の側面パネルに開口した出入
口の上部前縁に取付部材により二条のレールを前後に並
設し、２等レールには引戸の上端左右に夫々回動自在に
取付けた吊金具の上端に設けた左右の車輪を夫々支持さ
せ、上記二条のレールの端部を出入口に対応さ仕て後側
斜め下方へ屈曲させることにより引戸を完全に閉じたと
き該引戸を側面パネル側へ押し付けさせ、その内周縁に
設けたパツキンを側面パネルに密着させて出入口を引戸
により密ｒ１１−！ｌ°る様にしたものであるが、この
種のものはレールの端部を屈曲させなければならない為
、その製造が容易でなく、又、引戸の上端左右に取付け
る吊金具の上端に設けた左右の車輪と２等車輪を支持さ
せる二条のレールとを互いに合わせながら取り付けなけ
ればならない為、２等部品の取り付は作業に手数がかか
り、然しレールに支持させた左右の車輪がレールの屈曲
部に於て脱輪し易い等の欠点があった。

（ハ）問題点を解決する為の手段 本発明は上記の様な従来の欠点に鑑み、レールの’ＩＪ
　”ＩＮと装置の取付作業とを容易に行うことが出来る
様にすると共にレールを走行する引戸の吊金具に設けた
車輪がレールから脱輪する様なことがなく出入口を確実
に密閉出来る様にする為、端部を屈曲させた従来のレー
ルに代えて前側立ち上がり片を外側へ傾斜させた断面溝
形のレールを使用し、このレールに於ける後側立ち上が
り片を冷凍庫、冷ｉＪｉ！の出入口の上部前縁に固定し
、上記前側立ち上がり片には引戸の上端左右に夫々取付
けた吊金具に支持させて車輪を設け、左右吊金具の下部
にはレールの下面を走行する引戸の水平保持ローラーを
夫々設け、引戸の内周縁にパツキンを設け、上端中央部
には前側立も上がり片の上端前縁を転動する縦ローラー
を突設し、この縦ローラーに対応させ且つ出入口の中央
部に合わせて前側立ち上がり片の上縁に縦ローラーの落
ち込み部を設け、引戸の下縁の左右外側に夫々逆円錐形
ローラーか又は係合杆を設け、２等逆円錐形ローラー又
は係合杆に対応させて出入口の下端部の左右両側に係合
杆又は円錐形ローラーを設けたものである。

（ニ）実施例及び作用 本発明の実施例を図面に付き説明すれば下記の通りであ
る。

図中（１）は業務用冷凍庫、或いは冷蔵７１１　（２）
に於ける側面パネル（３）に開口した出入口（４）に対
応させた大きさの引戸（５）の幅の略々２倍の長さで且
つ前側立ち上がり片（６）を外側へ４５度傾斜させた断
面溝形のレールで、このレールの左端を出入口（４）の
左側縁に略々合わせて後側立ち、上がり片（７）を出入
口（４）の上部前縁に固定しである。

（８）（８）は引戸（５）の上端左右に夫々取付けた吊
金具で、２等吊金具の上端にはレール（１）に直交させ
て水平に軸（９）を突設し、その先端に車輪（１０）を
夫々設け、２等左右の車輪（１０）（１０）を上記外側
へ傾斜させた前側立ら上がり片（６）に支持させ、又、
左右の吊金具（８）（８）の下部にはレール（１）の下
面に対応させて夫々引戸（５）の水平保持ローラー（１
１）（１１）を設けである。

（１２）は出入口（４）に対応させて引戸（５）の内周
縁に設けたパツキン、尚０、図面第５図に示す様に冷凍
庫、冷蔵庫（２）の庫内と庫外とが同一床面の場合には
、引戸（５）の下縁に床面（１３）に密着する球面用ず
りパツキン（１２Ｎを取付けて使用するらのである。

（１４）は引戸（５）の上端中央部に突設した前側立ち
上がり片（６）の上端前縁を転動する縦ローラ−。

（１５）は縦ローラ−（１４）に対応させ■っ出入口（
４）の中央部に合わせて前側立ち上がり片（６）の上縁
に設けた縦ローラ−（１４）の落ち込み部、（１６）は
受金具（１７）により引戸（５）の下縁の左側端部に設
けた逆円錐形ローラー、（１８）は逆円錐形ローラー（
１６）に対応させて出入口（４）の下端部の左側に設け
た係合杆。

（，１９）は引戸（５）の下縁の右側端部に突設した係
合杆、（２０）は係合杆（１９）に対応させて取付金具
（２１）により出入１１　（４’）の下端部の右側に設
けた円錐形ローラーで、図面第４図に示す様にこのロー
ラー（２０）と側面パネル（３）との間を引戸（５）が
通過出来る様に側面パネル（３）の前面に対して所要の
間隔を隔てて設けである。

尚、（２２）（２２）は前側立も上がり片（６〉に対応
させて左右の吊金具（８）（８）に夫々取付けた後記す
る車輪（１０）の滑落を停止させる為のローラー状スト
ッパー。

（２３＞（２３Ｍは引戸（５）の左右側縁に夫々対応さ
せて側面パネル（３）に取付けた引戸（５）の開閉位置
を夫々定めるｔｌ／ｉ衛ストッパー、（２４）は引戸（
５）の前面に設けた把手、（２５）は引戸（５）の裏面
の一側下端部に取付けた引戸の振れ止め駒である。

本発明は上記の様に構成されているから引戸（５）が完
全に閉まった状態以外の場合には図面第１図及び第２図
に鎖線で示す様に、引戸（５）の上端中央部に突設した
縦ローラ−（１４）はレール（１）に於ける外側へ４５
度傾斜させた前側立ち上がり片（６）の上端前縁に当接
し、左右の吊金具（８）（８）の上端に夫々設けた車輪
（１０）（１０）は外側へ４５度傾斜させた前側立ち上
がり片（６）の中央部より梢々上方位置に支持され、引
戸（５）の内周縁に設けたパツキン（１２）は側面パネ
ル（３）から離れており、又左右の吊金具（８）（８）
の下部に夫々設けた左右の水平保持ローラー（１１）（
１１）はレール（１）の下面に接触しているから、開い
た状態の引戸（５）を図面第１図に於て左側へ移動させ
て行けば、左右の車輪（１０）（１０）、縦ローラ−（
１４）及び左右の水平保持ローラー（１１）（１１）は
レール（１）の各接触面を転動し、出入口（４）が引戸
（５）により完全に閑じられたとき、上記縦ローラ−（
１４）が前側立ち上がり片（６）の上縁に設けた落ち込
み部（１５）に落ち込み且つ左右のローラー状ストッパ
ー（２２）（２２）が前側立ち上がり片（６）に当接す
ると之に伴って前側立ら上がり片（６）の中央より梢々
上方位置に支持させた左右の車輪（１０）（１０）は該
前側立ち上がり片（６）の表面を中央より梢々下方位四
迄滑落するので、引戸（５）は下降しながら側面パネル
（３）側へ押し付けられ、之と同時に引戸（５）の下降
に伴って引戸（５）の下縁の左側端部に設けた逆円錐形
ローラー（１６）の上部に係合杆（１８）が接触し、又
、出入口の下端部の右側に設けた円錐形ローラー（２０
）の下部に係合杆（１９）が接触するので、引戸（５）
の下側の左右コーナ一部は側面パネル（３）側へ押し付
けられるから、引戸（５）の内周縁に設けたパツキン（
１２）は側面パネル（３）に密着するので出入口（４）
は引戸（５）により密１１されるものである。

又、引戸（５）が閉まった状態に於て之を梢々右側へ移
動させれば、眞側立ち上がり片（６）の上縁に設けた落
ち込み部（１５）に落ち込んでいる縦ローラ−（１４）
が該落ち込み部（１５）より出て前側立ち上がり片（６
）の上端前縁に当接し、之に伴って車輪（１０）＜１０
）、水平保持ローラー（１１）（１１）等は元の位置に
ｖ１帰し、且つ引戸（５）の内周縁に設けたパツキン（
１２）は側面パネル（３）から蝋れるので引き続き引戸
（５）を右側へ移動させれば之を容易に開くことが出来
るものである。

尚、図面第５図に示す様に冷凍庫、冷蔵庫（２）の庫内
と庫外とが同−床面（１３）の場合に於て引戸（５）の
下縁に床面用ずりパツキン（１２Ｍを取付けた場合には
、該床面用ずりパツキン（１２′）は引戸（５）が完全
に閉まった状態以外は床面（１３）から離れており、引
戸（５）が完全に閉まったとき床面（１３）に密着する
ものである。

又、上記左右のローラー状ストッパー（２２）（２２）
は必ずしも設ける必要はないが、之を設けた場合には引
戸（５）が完全に閉まったときこの左右のローラー状ス
トッパー＜２２）（２２）が前側立ち上がり片（６）に
当接するので、引戸（５）の安定性が向上するものであ
る。

又、上記実施例に於ては引戸（５）の下縁の左側端部に
逆円錐形ローラー（１６）を設け、この逆円錐形ローラ
ー（１６）に対応させて出入口（４）の下端部の左側に
係合杆（１８）を設けたが、引戸（５）の下縁の左側端
部に係合杆を突設し、この係合杆に対応させて取付金具
により出入口（４）の下端部の左側に円錐形Ｏ−ラーを
設ける場合もあり、又上記実施例に於ては引戸（５）の
下縁の右側端部に係合杆（１９）を突設し、この係合杆
（１９）に対応させて取付金具（２１）により出入口（
４）の下端部の右側に円錐形ローラー（２０）を設けた
が、引戸（５）の下ネ！の右側端部に逆円錐形ローラー
を設け、この逆円錐形ローラーに対応させて出入口（４
）の下端部の右側に引戸（５）が通過出来る様に係合杆
を設ける場合もあるが、何れにしても引戸（５）の下側
の左右コーナ一部を側面パネル（３）側へ押し付けるこ
とが出来るしのである。

（ホ）発明の効果 本発明は上記の様に冷凍庫、冷ＭＩＱｉの側面パネルに
開口した出入口が引戸により完全に閉じられたとき引戸
の上端中央部に突設した縦ローラーをレールの前側立ち
上がり片の上縁に設けた落ち込み部に落ち込ませ、之に
よりレールに於ける外側へ傾斜させた前側立ち上がり片
に支持させた引戸の吊金具の上端に設けた車輪を滑落さ
せると共に引戸の下縁の左右外側に設けた逆円錐形ロー
ラー又は係合杆を出入口の下端部の左右両側に設けた係
合杆又は円錐形ローラーに係合させることにより引戸を
側面パネル側へ押し付けさせ、且つ引戸の内周縁に設け
たパツキンを側面パネルに密着させる様にしたものであ
るから、出入口は引戸により完全に密閉されるものであ
る。

又、従来の様に引戸の吊金具に設けた車輪がレールから
脱輪する虞れがないので、引戸の開閉操作及び出入口の
密ｐ１を確実に行うことが出来るものである。

又、本発明に係る装置に使用するレールは従来の様に端
部を屈曲させたレールと違い、前側立ち上がり片を外側
へ傾斜させた断面溝形のレールであるから製作が容易で
あり、然すその冷凍庫、冷蔵庫への取付作業も精度を要
することなく後側立ち上がり片を側面パネルに固定する
だけで極めて容易に取付けることが出来ると共にその他
の部品についてもその取付けが容易であり、加うるにレ
ール及びその他の各部品は出入口及び引戸の大きさが異
なっても同一の部品を使用出来るので各部品を容易に量
産出来るから安価に提供出来る等の特徴を有するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る装置の正面図。 第２図は第１図に示すＡ−Ａ線に於ける断面図。 第３図は第１図に示すＢ−Ｂ線に於ける拡大断面図。 第４図は第１図に示すｃ−ｃｍに於ける断面図。 第５図は床面用ずりパツキンの使用状態を示す断面図で
ある。 図　　中 （１）はレール。 （２）は冷凍庫、冷蔵庫。 （３）は側面パネル。 （４）は出入口。 （５）は引戸。 （６）は前側立ち上がり片。 （７）は後側立ち上がり片。 （８）は吊金具。 （１０）は車輪。 （１１）は水平保持ローラー。 （１２）はパツキン。 （１４）は縦ローラ−。 （１５）は落ち込み部。 （１６）は逆円錐形ローラー。 （１８）（１９）は係合杆。 （２０）は円錐形ローラー。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 前側立ち上がり片を外側へ傾斜させた断面溝形のレール
   に於ける後側立ち上がり片を冷凍庫、冷蔵庫の出入口の
   上部前縁に固定し、上記前側立ち上がり片には引戸の上
   端左右に取付けた吊金具に支持させて車輪を設け、左右
   吊金具の下部にはレールの下面を走行する引戸の水平保
   持ローラーを夫々設け、引戸の内周縁にパッキンを設け
   、上端中央部には前側立ち上がり片の上端前縁を転動す
   る縦ローラーを突設し、この縦ローラーに対応させ且つ
   出入口の中央部に合わせて前側立ちがり片の上縁に縦ロ
   ーラーの落ち込み部を設け、引戸の下縁の左右外側に夫
   々逆円錐形ローラーか又は係合杆を設け、之等逆円錐形
   ローラー又は係合杆に対応させて出入口の下端部の左右
   両側に係合杆又は円錐形ローラーを設けてなる業務用冷
   凍庫、冷蔵庫の出入口の密閉装置。