JPS63118383A - 感圧性接着剤 - Google Patents

感圧性接着剤

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JPS63118383A
JPS63118383A JP26512486A JP26512486A JPS63118383A JP S63118383 A JPS63118383 A JP S63118383A JP 26512486 A JP26512486 A JP 26512486A JP 26512486 A JP26512486 A JP 26512486A JP S63118383 A JPS63118383 A JP S63118383A
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JP
Japan
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pressure
sensitive adhesive
adhesive
weight
separable
Prior art date
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Pending
Application number
JP26512486A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenjiro Hayashi
林 健二郎
Kotaro Shimobayashi
浩太郎 下林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nitto Electric Industrial Co Ltd filed Critical Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、非分離性成分が95重量1%以上を占めるよ
う調製してなり、被着体に対する非汚染性に優れて半導
体部品用、高級ガラス板用等の表面保護部材の形成に好
適な感圧性接着剤に関する。
従来の技術及び問題点 プラスチック板、ガラス板、金属板などにあってはその
表面が損傷を受けたり、ゴミ等の付着で汚染されること
を防止するため、フィルムやシート等の薄葉体からなる
基材に感圧性接着剤層を付設してなる表面保護部材を貼
着した状態で保管したり、流通過程にお(ことが常態と
なっている。
この表面保護部材貼着方式の利点に着目して、IC基板
を形成するための半導体ウェハ等の半導体部品などにも
適用することが考えられている。
しかし、半導体部品にあってはその表面が高度に清澄で
あることが要求されることから実現するには至っていな
い。
すなわち、従来の感圧性接着剤ではその感圧性接着剤に
よる被着体の汚染がひど(、従って半導体部品に要求さ
れる清澄性を満足しうる感圧性接着剤が知られていなか
った。
さらに詳述すると、表面保護部材のように−旦被着体に
貼着したのち再剥離する要のあるものにおける感圧性接
着剤としてはゴム系、アクリル系のものが一般に用いら
れている。
しかしながら、ゴム系感圧性接着剤にあっては紫外線に
よる劣化でそれを剥がした際に目視できる程度の感圧性
接着剤層の残骸(糊残り)が多(、被着体の汚染が著し
い問題点があった。
一方、アクリル酸系エステルと官能基を有するアクリル
系化合物からなるアクリル系共重合体を架橋剤で架橋処
理してなるもの、あるいはこれにコールドフロー等によ
り接着面積が増大して被着体に対する接着力が経時的に
上昇することを防止するため、ブルーミング層を形成さ
せるべく界面活性剤を添加したちのく特公昭51−20
053号公報)や離型機能を有するポリマを添加したも
の(特公昭58−45991号公報、特公昭60−36
235号公報)、あるいは離型機能を有するビニル系モ
ノマを共重合させたもの(特公昭51−5427号公報
、特公昭54−1577号公報)などのアクリル系感圧
性接着剤にあっても、半導体部品においては問題となる
ミクロンオーダの汚染が生じる問題点があった。
問題点を解決するための手段 本発明者らは上記の問題点を克服し、被着体に対する非
汚染性に優れる感圧性接着剤を開発するために鋭意研究
を重ねた結果、非分離性成分が95重量%以上を占める
よう調製することによりその目的を達成しうろことを見
出し、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、非分離性成分が95重量%以上占
めることを特徴とする非汚染型の感圧性接着剤を提供す
るものである。
従来の感圧性接着剤における非分離性成分は90重量%
以下であり、その架橋度を大きくして非分離性成分が9
0〜94重量%となるように調製したものにあっては架
橋成分と、未反・応成分ないし低分子量成分等の非架橋
成分との相溶性に劣るためか、あるいは架橋度の増大に
よる凝縮作用のためか、いずれにしても非分離性成分が
90重量%以下のものよりその汚染度が大きくなる。
従って、非分離性成分がさらに多くを占める範囲におい
て、汚染性の逆転現象が見られたことは予想外のことで
あった。
作用 非分離性成分が95重量%以上を占める範囲において非
汚染性に優れるものとなる理由は明白ではないが本発明
者らは、この範囲においては架橋構造による包囲効果に
基づき、架橋成分と非架橋成分との相溶性の低下がカバ
ーされてそのブルーミングが抑えられ、さらに、高い凝
集力に基づいて感圧性接着剤層の凝集破壊も抑えられる
のではないかと、考えている。
発明の構成要素の例示 本発明の感圧性接着剤を構成する成分については特に限
定はなく、例えば従来のゴム系感圧性接着剤、アクリル
系感圧性接着剤などの構成成分など、公知のものを用い
ることができる。従って例えば、アクリル系感圧性接着
剤としては、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル
酸ブチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、メ
タクリル酸ブチルなどで代表される一般に炭素数が15
以下のアクリル酸系エステル100重量部と、アクリル
酸、メタクリル酸、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、
メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリルアミド、
アクリロニトリルなどで代表される官能基を有するアク
リル系化合物1〜50重量部からなるアクリル系共重合
体を、ポリイソシアネート、メラミン樹脂、金属塩等で
代表″される架橋剤で架橋処理したもの、あるいはこの
もののコールドフローを抑えて接着力の経時変化を抑制
したものなどを代表例としてあげることができる。なお
、コールドフロー抑制剤等適宜な薬剤を添加して性能を
改質した系にあっては、添加薬剤が感圧性接着剤におけ
るベースポリマなどと化合したタイプのもの、あるいは
添加薬剤が高分子からなる混合タイプのものなどが一般
に好ましく用いうる。
本発明の感圧性接着剤は、その非分離性成分が95重量
%以上を占めるよう調製したものである。
すなわち、ゲル化ないし三次元化などにより加熱溶剤(
杓40℃)で抽出される成分の含有量が5重量%以下と
なるよう調製したものである。
その調製方法については特に限定はなく、例えば通例の
方式で調製した感圧性接着剤を適宜な溶剤で処理して、
その溶剤可溶成分(分離性成分)を抽出除去する方法、
充分な架橋剤を用いて架橋度を大きくする方法、あるい
はこれらを併用する方法などをあげることができる。接
着力の大きい感圧性接着剤とする点よりは、前者の分離
性成分を抽出除去する方法が好ましい。なお、架橋剤の
配合量はベースポリマ100重量部あたり1〜35重量
部が一般である。
本発明の感圧性接着剤は、例えば粘着テープ等などの通
例の用途のほか、フィルムやシート等の薄葉体から一般
になる基材の全面、あるいは点状等部分的に感圧性接着
剤層を付設してなる表面保護部材などのように、被着体
に一旦貼着したのち再剥離する必要のあるものに好まし
く用いられる。
殊に、半導体部品や高級ガラス板等の高度の清澄さが望
まれる被着体に貼着するためのものに好ましく用いられ
る。もちろん、ステンレス板、アルミニウム板、銅板等
で代表される金属板、ポリ塩化ビニル板、ポリカーボネ
ート板等で代表されるプラスチック板、ガラス板などか
らなる通例の被着体に貼着するためのものにも用いうる
なお、感圧性接着剤の支持基材としてはプラスチック、
紙、布、金属箔などからなる薄葉体が一般に用いられる
。ポリエチレンやポリプロピレン等の非極性物質からな
る薄葉体の場合には、コロナ放電処理等の表面処理を施
すことが糊残りを予防するうえで有効である。
発明の効果 本発明の感圧性接着剤は、その非分離性成分が95重量
%以上であるので被着体に対する非汚染性に優れている
その結果、半導体部品に適用できる表面保護部材の作製
が可能となる。
実施例 実施例1 アクリル酸ブチル100部(重量部、以下同様)、アク
リロニトリル15部及びアクリル酸5部をトルエンから
なる溶剤中で、アゾビスイソブチロニトリル0.2部を
開始剤として共重合処理して得たアクリル系共重合体1
00部にポリイソシアネート5部を加えて架橋処理し、
得られた感圧性接着剤ベースを厚さ50umのポリエス
テルフィルムの片面に乾燥後の厚さが10μmとなるよ
うに均一に塗布し、約120℃で3分間乾燥処理して接
着シートを得、これを40℃のトルエン中に5時間浸漬
したのち取り出して60℃で2分間乾燥させ、本発明の
感圧性接着剤からなる層を有する接着シートを得た。
実施例2 トルエン中に5時間浸漬する方式に代えて、40℃のト
ルエン中に浸漬下、超音波で10分間処理する方式で抽
出処理を行ったほかは実施例1に準じて接着シートを得
た。
実施例3 アクリル系共重合体そのものを40℃の貧溶剤メタノー
ル中に7時間浸漬して抽出処理を行い、これを用いたほ
かは実施例1に準じて接着シートを得た。なお、このも
のは接着シート作製後にトルエン中に浸漬する処理は施
していない。
実施例4 ポリイソシアネートを20部用いて架橋処理したほかは
実施例1に準じて接着シートを得た。なお、このものは
接着シート作製後にトルエン中に浸漬する処理は施して
いない。
比較例1 実施例1におけるトルエン中に浸漬する前の接着シート
をそのまま用いた。
比較例2 ポリイソシアネートを10部用いて架橋処理したほかは
実施例4に準じて接着シートを得た。
評価試験 実施例、比較例で得た接着シートにつき下記の項目につ
いて調べた。
[非分離性成分] 接着シートにおける感圧性接着剤を剥ぎ集め、これを4
0℃のトルエン中に48時間浸漬したのち取り出し、1
00℃で2時間乾燥処理したものの重量を測定し、浸漬
前後における重量変化(後/前X100)を求めた。
[接着力] 接着シートの幅2oIIIIIIものをその感圧性接着
剤層を介して20℃の雰囲気下、シリコンウェハに貼着
し、貼着後30分経過したもの(初期物)、又は貼着し
た状態で60℃下に2日間保存したのち20℃下で雰囲
気温度になるまで冷却したちのく保存物)につき、20
℃の雰囲気下で接着シートを引剥がしく180度ビール
、剥離速度300+n+a/分)、その剥離に要する力
を測定した。
[汚染量1 直径4インチのシリコンウェハの片面(清澄面)の全面
に感圧性接着剤層を介して接着シートを貼着した状態で
60℃下に24時間保存したのち接着シートを引剥がし
、引剥がし後におけるシリコンウェハの面を微分干渉顕
微鏡で400倍(数−以上のものは視認可能)にて、ウ
ェハの中心を通る直径方向にわたり幅250pmで観察
し、汚染物の個数を数えた。
結果を表に示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、非分離性成分が95重量%以上占めることを特徴と
    する非汚染型の感圧性接着剤。 2、アクリル系感圧性接着剤である特許請求の範囲第1
    項記載の接着剤。 3、薄葉体からなる基材に感圧性接着剤層を付設してな
    る表面保護部材の状態にある特許請求の範囲第1項記載
    の接着剤。 4、溶剤による抽出処理により非分離性成分を95重量
    %以上に調整してなる特許請求の範囲第1項記載の接着
    剤。 5、架橋剤による架橋処理で非分離性成分を95重量%
    以上に調整してなる特許請求の範囲第1項記載の接着剤
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08143843A (ja) * 1994-11-21 1996-06-04 Nitto Denko Corp 再剥離用粘着剤とその粘着シ―ト類
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JP2011168542A (ja) * 2010-02-19 2011-09-01 Lintec Corp 角質剥離用粘着シート

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