JPS63117970A - シ−ト成形体の脱バインダ−方法 - Google Patents
シ−ト成形体の脱バインダ−方法Info
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- JPS63117970A JPS63117970A JP61264532A JP26453286A JPS63117970A JP S63117970 A JPS63117970 A JP S63117970A JP 61264532 A JP61264532 A JP 61264532A JP 26453286 A JP26453286 A JP 26453286A JP S63117970 A JPS63117970 A JP S63117970A
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Landscapes
- Packages (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
2ページ
本発明は無機化合物粉末のシート成形体の脱バインダー
方法に関するものである。
方法に関するものである。
従来の技術
従来、無機化合物粉末のシート成形体は多量の有機バイ
ンダーを含有しているため、本焼成の前に有機バインダ
ーを除去する工程が必要である。
ンダーを含有しているため、本焼成の前に有機バインダ
ーを除去する工程が必要である。
そして、有機バインダーを効率よく除去するために空気
中で長時間熱処理することが行われている。
中で長時間熱処理することが行われている。
発明が解決しようとする問題点
このような従来の方法では有機バインダーの添加量が多
いことと、有機バインダーの種類によっては熱分解しに
くいため、長時間熱処理しても成形体中にある程度の有
機バインダーが残り、炭化するために特性が劣化してし
まうといった問題を有していた。
いことと、有機バインダーの種類によっては熱分解しに
くいため、長時間熱処理しても成形体中にある程度の有
機バインダーが残り、炭化するために特性が劣化してし
まうといった問題を有していた。
本発明はこのような問題点を解決するもので、有機バイ
ンダーを効率よく除去することを目的とするものである
。
ンダーを効率よく除去することを目的とするものである
。
問題点を解決するだめの手段
上記の問題点を解決するために本発明では、シ3ペー。
−ト成形体を窒素雰囲気中で加熱した後、空気中で熱処
理するようにしたものである。
理するようにしたものである。
作用
さて、空気中で熱処理すると、有機バインダーの分解と
バインダー中の炭素の酸化が同時に起こるだめ、バイン
ダーが完全に分解する前に一部の炭素が酸化しでしまい
、残りの炭素が残留炭素となって残ってしまうと考えら
れる。そこで本発明では、有機バインダーの分解と酸化
を別々に起こるようにするために、前段階では窒素雰囲
気中で加熱し、有機バインダーの熱分解だけを行わせ、
後段階では空気中で熱処理することにより分解したバイ
ンダーを酸化するようにしたことにより有機バインダー
の分解と酸化が別々に起こシ残留炭素が少なくなること
になる。
バインダー中の炭素の酸化が同時に起こるだめ、バイン
ダーが完全に分解する前に一部の炭素が酸化しでしまい
、残りの炭素が残留炭素となって残ってしまうと考えら
れる。そこで本発明では、有機バインダーの分解と酸化
を別々に起こるようにするために、前段階では窒素雰囲
気中で加熱し、有機バインダーの熱分解だけを行わせ、
後段階では空気中で熱処理することにより分解したバイ
ンダーを酸化するようにしたことにより有機バインダー
の分解と酸化が別々に起こシ残留炭素が少なくなること
になる。
実施例
以下に具体的に例をあげて本発明を説明する。
まず、BaTi0 、 、5rTiOS、 CaTi0
5.MgTiO3Nb、05.k120.、Sin、、
、0r203.CuO,MnCO3TiO2の各粉末を
下記の第1表に示す組成比になるように秤量し、ボール
ミルなどで30時間混合した後乾燥し、グリセリンなど
の有機バインダーを26 wt%添加し、混練した後、
押し出し成形機でシート状に成形する。次いで、100
’Cで1昼夜乾燥させた後、円板状に打ち抜き成形体を
得る。
5.MgTiO3Nb、05.k120.、Sin、、
、0r203.CuO,MnCO3TiO2の各粉末を
下記の第1表に示す組成比になるように秤量し、ボール
ミルなどで30時間混合した後乾燥し、グリセリンなど
の有機バインダーを26 wt%添加し、混練した後、
押し出し成形機でシート状に成形する。次いで、100
’Cで1昼夜乾燥させた後、円板状に打ち抜き成形体を
得る。
(以下余白)
5、、−、。
そして、脱バインダー条件は下記の第2表の通りである
が、その−例を示すとサンプル煮9を例にした場合、上
記成形体を窒素雰囲気中で加熱し、260℃で18時間
保持する。次に、雰囲気を空気に切シ替えてさらに加熱
し、900 ’Cで6時間保持した後、炉内放冷する。
が、その−例を示すとサンプル煮9を例にした場合、上
記成形体を窒素雰囲気中で加熱し、260℃で18時間
保持する。次に、雰囲気を空気に切シ替えてさらに加熱
し、900 ’Cで6時間保持した後、炉内放冷する。
次に、N2とH2の混合ガス中(混合比N2:H2−9
:1)で1490’C,6時間保持した後、放冷する。
:1)で1490’C,6時間保持した後、放冷する。
さらに、空気中で1200℃14時間保持した後、放冷
する。こうして、得られた焼成体の両平面に銀などの導
電性ペーストをスクリーン印刷し、空気中で690’C
% 6分間焼付ける。次に、リード線を半田付けなどに
よシ取付け、エポキシなどの樹脂を塗装する。図は得ら
れた素子を示し、1は焼成体、2は電極、3はリード線
、4は外装樹脂である。
する。こうして、得られた焼成体の両平面に銀などの導
電性ペーストをスクリーン印刷し、空気中で690’C
% 6分間焼付ける。次に、リード線を半田付けなどに
よシ取付け、エポキシなどの樹脂を塗装する。図は得ら
れた素子を示し、1は焼成体、2は電極、3はリード線
、4は外装樹脂である。
このようにして得られた素子の特性を第2表に併せて示
す。
す。
(以下余白)
ここで、v+miは素子に1mAの電流を流した時に素
子の両端子間に加わる電圧のことであり、静電容量ta
nδはIKHy、で測定した。また、サージ耐量は所定
の電流を印加した後のv4mAの変化が110%以内で
ある場合の最大の印加電流で示した。
子の両端子間に加わる電圧のことであり、静電容量ta
nδはIKHy、で測定した。また、サージ耐量は所定
の電流を印加した後のv4mAの変化が110%以内で
ある場合の最大の印加電流で示した。
第2表に示すように、本発明の実施例によるものは静電
容量’lKH2が大きくなると、tanδが小さくなり
、サージ耐量が高くなると共にそのばらつきが従来の1
/2 になることが解る。
容量’lKH2が大きくなると、tanδが小さくなり
、サージ耐量が高くなると共にそのばらつきが従来の1
/2 になることが解る。
これは得られた素子の残留炭素が従来の空気中で脱バイ
ンダーしたものに比べ約1710以下で、粒界抵抗を従
来に比べ約100倍高くできるためと考えられる。
ンダーしたものに比べ約1710以下で、粒界抵抗を従
来に比べ約100倍高くできるためと考えられる。
このようにして粒界を電気的に補強することにより、バ
リスタ特性、特にサージ耐量を改善することができる。
リスタ特性、特にサージ耐量を改善することができる。
なお、主成分をBaTi03,5rTiO5,CaTi
05MgTi0. に限定したのは、残留炭素の量が
特性に与える影響は、セ→ミクスの粒界を高抵抗化して
出している半導体セラミクスが最も大きな影響を受ける
ためである。
05MgTi0. に限定したのは、残留炭素の量が
特性に与える影響は、セ→ミクスの粒界を高抵抗化して
出している半導体セラミクスが最も大きな影響を受ける
ためである。
また、窒素雰囲気中での加熱温度は用いる有機バインダ
ーの分解温度付近としたが、200℃未満では有機バイ
ンダーがあまり分解せず、また4oo℃を超えると未分
解の有機バインダーが炭化して残るためであり、保持時
間は2時間未満では十分に分解が進まず、20時間を超
えてさらに長時間保持しても分解の程度はほとんど変化
しないためである。
ーの分解温度付近としたが、200℃未満では有機バイ
ンダーがあまり分解せず、また4oo℃を超えると未分
解の有機バインダーが炭化して残るためであり、保持時
間は2時間未満では十分に分解が進まず、20時間を超
えてさらに長時間保持しても分解の程度はほとんど変化
しないためである。
また、空気中での熱処理温度は、有機バインダー中の炭
素の酸化が生じる温度付近としたが、800’C未満で
は炭素の酸化が十分に進行せず、1200’Cを超える
とセラミクスの焼結が進行するため、その過程で炭素が
粒界内に取り込まれてしまうためであり、保持時間は2
時間未満では十分に酸化が進行せず、1o時間を超えて
さらに長時間保持しても酸化の程度はほとんど変わらな
いためである。なお、主成分以外の成分はどのようなも
のであっても同様の効果が得られることを確11 ベー
/ 認した。
素の酸化が生じる温度付近としたが、800’C未満で
は炭素の酸化が十分に進行せず、1200’Cを超える
とセラミクスの焼結が進行するため、その過程で炭素が
粒界内に取り込まれてしまうためであり、保持時間は2
時間未満では十分に酸化が進行せず、1o時間を超えて
さらに長時間保持しても酸化の程度はほとんど変わらな
いためである。なお、主成分以外の成分はどのようなも
のであっても同様の効果が得られることを確11 ベー
/ 認した。
発明の効果
以上に示したように本発明によれば、従来の組成のまま
で静電容量01K)17.、サージ耐量を大きくし、t
anδを小さくすると共にサージ耐量のばらつきを従来
の1/2にすることができ、歩留シを飛躍的に向上させ
ることができ、コスト低減にも有効であり、実用」二の
効果は極めて大きい。
で静電容量01K)17.、サージ耐量を大きくし、t
anδを小さくすると共にサージ耐量のばらつきを従来
の1/2にすることができ、歩留シを飛躍的に向上させ
ることができ、コスト低減にも有効であり、実用」二の
効果は極めて大きい。
図は本発明の一実施例により得られた素子の断面を示す
図である。 1・・・・・・焼成体、2・・・・・・電極、3・・・
・・・リード線、4・・・・・・外装樹脂。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名電極
図である。 1・・・・・・焼成体、2・・・・・・電極、3・・・
・・・リード線、4・・・・・・外装樹脂。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名電極
Claims (4)
- (1)無機化合物粉末に有機バインダーを加え、シート
成形、パンチングした成形体を窒素雰囲気中で加熱した
後、空気中で熱処理するようにしたシート成形体の脱バ
インダー方法。 - (2)無機化合物粉末がBaTiO_3、SrTiO_
3、CaTiO_3、MgTiO_3のうち少なくとも
一種類以上を主成分とする特許請求の範囲第1項記載の
シート成形体の脱バインダー方法。 - (3)窒素雰囲気中での加熱は200〜400℃で2〜
20時間保持する特許請求の範囲第1項記載のシート成
形体の脱バインダー方法。 - (4)空気中での熱処理は800〜1200℃で2〜1
0時間保持する特許請求の範囲第1項記載のシート成形
体の脱バインダー方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61264532A JPS63117970A (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | シ−ト成形体の脱バインダ−方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61264532A JPS63117970A (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | シ−ト成形体の脱バインダ−方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63117970A true JPS63117970A (ja) | 1988-05-21 |
Family
ID=17404568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61264532A Pending JPS63117970A (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 | シ−ト成形体の脱バインダ−方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63117970A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5765959A (en) * | 1995-09-27 | 1998-06-16 | Nifco Inc. | Supporting structure for a rotation member |
US6431023B1 (en) | 1998-02-12 | 2002-08-13 | Ohi Seisakusho Co., Ltd. | Lever pivoting structure |
-
1986
- 1986-11-06 JP JP61264532A patent/JPS63117970A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5765959A (en) * | 1995-09-27 | 1998-06-16 | Nifco Inc. | Supporting structure for a rotation member |
US6431023B1 (en) | 1998-02-12 | 2002-08-13 | Ohi Seisakusho Co., Ltd. | Lever pivoting structure |
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