JPS6311746A - 鉄筋コンクリ−トのひび割れ防止用棒鋼 - Google Patents
鉄筋コンクリ−トのひび割れ防止用棒鋼Info
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- JPS6311746A JPS6311746A JP15153086A JP15153086A JPS6311746A JP S6311746 A JPS6311746 A JP S6311746A JP 15153086 A JP15153086 A JP 15153086A JP 15153086 A JP15153086 A JP 15153086A JP S6311746 A JPS6311746 A JP S6311746A
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Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「発明の目的」
本発明は鉄筋コンクリートひび割れ防止用棒鋼に係り、
鉄筋コンクリート構造物におけるひび割れを有効に防止
し、しかも製造が容易で低コストな棒鋼を提供しようと
するものである。
鉄筋コンクリート構造物におけるひび割れを有効に防止
し、しかも製造が容易で低コストな棒鋼を提供しようと
するものである。
産業上の利用分野
鉄筋コンクリート構造物におけるひび割れ防止のための
棒鋼。
棒鋼。
従来の技術
鉄筋コンクリート構造物においてはコンクリートの収縮
、膨張などによりひび割れが不可避的現象とされている
。即−ちこのひび割れは半永久的な鉄筋コンクリート構
造物の耐久性を損い、美観的にも好ましいものでないこ
とは明かで、しかも補修技術に関しても的確な手法がな
く、又微小なものであっても相当に大損りな工事となる
ことが普通であることから、斯様なひび割れ防止につい
ては従来からそれなりの工夫ないし提案が重ねられてい
る。つまり斯様なひび割れの最も発生し易い個所として
は構造物開口部のコーナ部が挙げられ、斯かる個所での
ひび割れ防止目的において従来提案されているものは以
下の如(である。
、膨張などによりひび割れが不可避的現象とされている
。即−ちこのひび割れは半永久的な鉄筋コンクリート構
造物の耐久性を損い、美観的にも好ましいものでないこ
とは明かで、しかも補修技術に関しても的確な手法がな
く、又微小なものであっても相当に大損りな工事となる
ことが普通であることから、斯様なひび割れ防止につい
ては従来からそれなりの工夫ないし提案が重ねられてい
る。つまり斯様なひび割れの最も発生し易い個所として
は構造物開口部のコーナ部が挙げられ、斯かる個所での
ひび割れ防止目的において従来提案されているものは以
下の如(である。
■斜 筋
コーナ部の外側に45°前後のような傾斜を採って異形
鉄筋21を第3図Aのように設けるもの。
鉄筋21を第3図Aのように設けるもの。
■リング筋
コーナ部外側にリング部体22を第3図Bのように設け
るもので、図示のように複数個のリング22を組合わせ
て採用し、又変形リングを採用することもある。
るもので、図示のように複数個のリング22を組合わせ
て採用し、又変形リングを採用することもある。
■アンポンドプレストレス筋
第3図Cのように曲成されたプレストレス筋23をコー
ナ部に設けるものである。
ナ部に設けるものである。
■溶接金網
第3図りのように溶接金網24をコーナ部に設けるもの
。
。
■こぶつき鉄筋
第3図Eのようにコーナ部に対してこぶ26を例えばl
Qcm間隔の如きに配設した鉄筋25を用いる。
Qcm間隔の如きに配設した鉄筋25を用いる。
■ワッシャ溶接鉄筋
鉄筋に対し円板状ワッシャを挿着して一定間隔毎に溶接
固着したものをコーナ部に配設する。
固着したものをコーナ部に配設する。
発明が解決しようとする問題点
然し上記のような従来のものにおいてはそれぞれに問題
点を有しており、好ましい手段となし得ない。即ち■は
異形鉄筋を用いるもので比較的簡易低コストではあるが
、異形鉄筋におけるふしの高さは鉄筋直径の4〜8%で
、このような目的において代表的に採用されるJISG
3112の鉄筋コンクリート用棒鋼におけるD13 (
公称直径12.7mm)のものの場合にはこのふしの高
さが0.5〜1.0mm (平均0.75mm)であり
、この程度のふし高さのものにおいては成程このふしが
直径前後に相当した間隔を採り、相当に近接して配設さ
れているとしても該異形鉄筋(棒鋼)に対するコンクリ
ートの付着力に限界があり、上述したようなコンクリー
トの膨張収縮に際して鉄筋が引き抜け、好ましいひび発
生防止効果を求め得ない。特に微細ひび割れに対する防
止効果が乏しく、又開口部側辺の延長方向や、開口部の
対角線方向を採って発生するひび割れに対し有効な防止
作用を求めることが困難である。
点を有しており、好ましい手段となし得ない。即ち■は
異形鉄筋を用いるもので比較的簡易低コストではあるが
、異形鉄筋におけるふしの高さは鉄筋直径の4〜8%で
、このような目的において代表的に採用されるJISG
3112の鉄筋コンクリート用棒鋼におけるD13 (
公称直径12.7mm)のものの場合にはこのふしの高
さが0.5〜1.0mm (平均0.75mm)であり
、この程度のふし高さのものにおいては成程このふしが
直径前後に相当した間隔を採り、相当に近接して配設さ
れているとしても該異形鉄筋(棒鋼)に対するコンクリ
ートの付着力に限界があり、上述したようなコンクリー
トの膨張収縮に際して鉄筋が引き抜け、好ましいひび発
生防止効果を求め得ない。特に微細ひび割れに対する防
止効果が乏しく、又開口部側辺の延長方向や、開口部の
対角線方向を採って発生するひび割れに対し有効な防止
作用を求めることが困難である。
このようにJIS規格に従った鉄筋コンクリート用棒鋼
では所期するようなひび割れ防止が得られないところか
ら、前述した■以下のようなことが提案され且つ実地的
検討がなされているわけであって、これらのものにおい
ては成程それなりの防止効果が得られるとしても、■■
のものにおいてはひび割れがリングの中心をずれて発生
し、このようなひび割れに対して好ましい防止効果が求
められないことになり、し力1もこれらのものは方缶工
性において劣ったものとならざるを得ない。更に■〜■
のものは特別な工作を必要とし、コスト高であると共に
施工性においても好ましいものでない。
では所期するようなひび割れ防止が得られないところか
ら、前述した■以下のようなことが提案され且つ実地的
検討がなされているわけであって、これらのものにおい
ては成程それなりの防止効果が得られるとしても、■■
のものにおいてはひび割れがリングの中心をずれて発生
し、このようなひび割れに対して好ましい防止効果が求
められないことになり、し力1もこれらのものは方缶工
性において劣ったものとならざるを得ない。更に■〜■
のものは特別な工作を必要とし、コスト高であると共に
施工性においても好ましいものでない。
「発明の構成」
問題点を解決するための手段
周面に突設されたふし間隔平均値を棒鋼公称直径の0.
5〜10倍とし、しかも該ふし高さを前記した棒鋼公称
直径の0.2〜0.35倍として形成したことを特徴と
する鉄筋コンクリートのひび割れ防止用棒鋼。
5〜10倍とし、しかも該ふし高さを前記した棒鋼公称
直径の0.2〜0.35倍として形成したことを特徴と
する鉄筋コンクリートのひび割れ防止用棒鋼。
作用
棒鋼公称直径の0.5倍以上としてふしを配設すること
により形成されるふしの高さを棒鋼公称直径の0.2倍
以上としたものが比較的容易に形成し得る。このふし間
隔上限を棒鋼公称直径の10倍以下とすることにより棒
鋼公称直径の0.2倍以上として形成されたふしによる
耐着応力を適切に高め得る。
により形成されるふしの高さを棒鋼公称直径の0.2倍
以上としたものが比較的容易に形成し得る。このふし間
隔上限を棒鋼公称直径の10倍以下とすることにより棒
鋼公称直径の0.2倍以上として形成されたふしによる
耐着応力を適切に高め得る。
ふし高さが棒鋼公称直径の0.2倍以上とされたふしは
コンクリート中に埋設されたときの附着応力度を大幅に
向上し、ひび割れの発生を防止する。
コンクリート中に埋設されたときの附着応力度を大幅に
向上し、ひび割れの発生を防止する。
このふし高さが棒鋼公称直径の0.35倍以下とされる
ことにより、特別な設備を必要とする程のことなしに既
存の異形棒鋼製造設備の如きによっても容易に製造する
ことができる。
ことにより、特別な設備を必要とする程のことなしに既
存の異形棒鋼製造設備の如きによっても容易に製造する
ことができる。
実施例
上記したような本発明について具体的に説明すると、本
発明においては第1図または第2図に示すように棒鋼1
に対し該棒鋼公称直径りに対し0.5D〜IOD、好ま
しくは1.0D〜1.5D以上で10D以下のふし間隔
を採り、しかもそのふし高さを0.2D〜0.35D、
好ましくは0.2D〜0.3Dとして形成したものであ
る。
発明においては第1図または第2図に示すように棒鋼1
に対し該棒鋼公称直径りに対し0.5D〜IOD、好ま
しくは1.0D〜1.5D以上で10D以下のふし間隔
を採り、しかもそのふし高さを0.2D〜0.35D、
好ましくは0.2D〜0.3Dとして形成したものであ
る。
第1図のものは上記のようなふし2と共に前記した従来
のJIS規格に従った高さが棒鋼公称直径りに対し0.
1D以下で、ふし間隔がID以下のふし3をも併用した
場合を示し、本発明によるふし2の周辺においては少く
とも前記したようなふし3の配設間隔1つ以上に亘って
ふしの形成されない無ふし域4が形成されており、この
図示のようにふし3がふし2の間に5個以上併設された
ときの本発明によるふし2,2間の間隔は6D〜10D
の範囲内において選ばれる。
のJIS規格に従った高さが棒鋼公称直径りに対し0.
1D以下で、ふし間隔がID以下のふし3をも併用した
場合を示し、本発明によるふし2の周辺においては少く
とも前記したようなふし3の配設間隔1つ以上に亘って
ふしの形成されない無ふし域4が形成されており、この
図示のようにふし3がふし2の間に5個以上併設された
ときの本発明によるふし2,2間の間隔は6D〜10D
の範囲内において選ばれる。
ふし2の高さについては棒鋼公称直径の0.2倍未満の
場合は本発明の目的とするひび割れ防止効果を有効に求
められず、一方それが0.35倍を超えるときはこの種
異形棒鋼製造の一般的製造設備ないし技術によっては製
造が著しく困難である。
場合は本発明の目的とするひび割れ防止効果を有効に求
められず、一方それが0.35倍を超えるときはこの種
異形棒鋼製造の一般的製造設備ないし技術によっては製
造が著しく困難である。
又前記したようなふし2の配設間隔としては従来ある第
2図のもののようにふし2のみが用いられる場合には0
.5D〜2.2Dであるが、この第1図に示すようにふ
し3をも併用する場合にはそれより広範囲の8D程度ま
でが適切である。即ち8Dを超えるときは成程ふし3も
併用されたとしても本発明によるふし2のひび割れ防止
効果は乏しいものとなる。なおふし3が第1図のように
6〜10個採用されたものにおいてはこのふし配設間
隔が6〜IOD程度であるが、このようなふし3の
配設数がより少い場合には6D以下となるべきは当然で
、例えばふし3が1個の場合にはふし2の配設間隔は2
D程度でもよい。従って一般的にはふし2の配設間隔は
0.5〜IODとなる。
2図のもののようにふし2のみが用いられる場合には0
.5D〜2.2Dであるが、この第1図に示すようにふ
し3をも併用する場合にはそれより広範囲の8D程度ま
でが適切である。即ち8Dを超えるときは成程ふし3も
併用されたとしても本発明によるふし2のひび割れ防止
効果は乏しいものとなる。なおふし3が第1図のように
6〜10個採用されたものにおいてはこのふし配設間
隔が6〜IOD程度であるが、このようなふし3の
配設数がより少い場合には6D以下となるべきは当然で
、例えばふし3が1個の場合にはふし2の配設間隔は2
D程度でもよい。従って一般的にはふし2の配設間隔は
0.5〜IODとなる。
又第2図のものは本発明によるふし2のみが採用された
場合を示すものであって、ふし2の高さは0.2〜0.
35Dであるが、ふし間隔lはこの場合において0.5
〜2.2Dの範囲に選ぶことが好ましい。即ちこのよう
な本発明の異形棒鋼によるときは、そのふし2がコンク
リートに対し深く係合することは明かで、ふし2.2間
に充填凝結されたコンクリート凝結層の体積は少くとも
数倍以上となるので有効なひび割れ防止効果を発揮する
こととなる。
場合を示すものであって、ふし2の高さは0.2〜0.
35Dであるが、ふし間隔lはこの場合において0.5
〜2.2Dの範囲に選ぶことが好ましい。即ちこのよう
な本発明の異形棒鋼によるときは、そのふし2がコンク
リートに対し深く係合することは明かで、ふし2.2間
に充填凝結されたコンクリート凝結層の体積は少くとも
数倍以上となるので有効なひび割れ防止効果を発揮する
こととなる。
このような異形棒鋼は、前記したJIS規格による異形
棒鋼の製造に準じて製造することができ、即ち連続加熱
炉で加熱された素材を粗圧延機、中間圧延機および仕上
圧延機によって圧延し目的の棒鋼を得るに当り最終の仕
上ロールに上記したようなふし2またはふし2と3を得
るための溝加工のなされたものを用い圧下することによ
って得られる。ふし2,2の間隔が0.5D以上で、特
に2D以上であり、JIS規格に従った高さが0.1D
以下のふし3を併用する場合においても高さhが0.2
D以上の本発明によるふし2の周辺に無ふし域4を形成
する本発明のものにおいては上記のように大きな高さを
もったふし2が最終仕上ロールカリバー内への好ましい
メタルフローが得られて比較的容易に製造される。即ち
JIS規格に従った異形棒鋼と同じに製造され、又その
建築物開口部などに対する利用状態も従来の一般的な第
3図Aに準することで充分である。
棒鋼の製造に準じて製造することができ、即ち連続加熱
炉で加熱された素材を粗圧延機、中間圧延機および仕上
圧延機によって圧延し目的の棒鋼を得るに当り最終の仕
上ロールに上記したようなふし2またはふし2と3を得
るための溝加工のなされたものを用い圧下することによ
って得られる。ふし2,2の間隔が0.5D以上で、特
に2D以上であり、JIS規格に従った高さが0.1D
以下のふし3を併用する場合においても高さhが0.2
D以上の本発明によるふし2の周辺に無ふし域4を形成
する本発明のものにおいては上記のように大きな高さを
もったふし2が最終仕上ロールカリバー内への好ましい
メタルフローが得られて比較的容易に製造される。即ち
JIS規格に従った異形棒鋼と同じに製造され、又その
建築物開口部などに対する利用状態も従来の一般的な第
3図Aに準することで充分である。
本発明によるものの具体的な製造例について説明すると
以下の如くである。
以下の如くである。
製造例1.公称直径が12.7mmの棒鋼周面にふし高
さが平均2.6mm (2,4〜2.8mm)で、ふし
間隔が20mmとされた第2図に示すような棒鋼を製造
し、このものをコンクリート工学ハンドブック411頁
に示された手法により異形鉄筋の耐着性状を試験測定し
た。即ち前記棒鐸を[新面が192X192mmで高さ
が192mmのコンクリートブロックの中心部に配筋し
引抜き試験を行ったところ(前記コンクリートの圧縮強
度は約300 kgf/cnl) 、0.1mmのすべ
り量のときの耐着応力度を測定した結果はl 20 k
gf/crAであった。
さが平均2.6mm (2,4〜2.8mm)で、ふし
間隔が20mmとされた第2図に示すような棒鋼を製造
し、このものをコンクリート工学ハンドブック411頁
に示された手法により異形鉄筋の耐着性状を試験測定し
た。即ち前記棒鐸を[新面が192X192mmで高さ
が192mmのコンクリートブロックの中心部に配筋し
引抜き試験を行ったところ(前記コンクリートの圧縮強
度は約300 kgf/cnl) 、0.1mmのすべ
り量のときの耐着応力度を測定した結果はl 20 k
gf/crAであった。
これに対し従来法に従い、公称直径が12.7− m
mで、ふし高さが平均0.75mm (0,5〜1.0
m m )であり、ふし間隔を9mmとされた異形棒鋼
について上記同様に耐着応力度を試験測定した結果は7
0.kgf/c4であり、同じ公称直径の棒鋼を用い本
発明によるものが1.7倍程度の特性を示すことが確認
された。
mで、ふし高さが平均0.75mm (0,5〜1.0
m m )であり、ふし間隔を9mmとされた異形棒鋼
について上記同様に耐着応力度を試験測定した結果は7
0.kgf/c4であり、同じ公称直径の棒鋼を用い本
発明によるものが1.7倍程度の特性を示すことが確認
された。
製造例2.公称直径が12.7mmの棒鋼周面にふし高
さが平均2.6mm (2,4〜2.8mm)で、ふし
間隔が100mmのふし高さの大きい第1群のふしと、
それら第1群のふしの高さに平均ふし高さが0.75m
m (0,5〜1.0mm)で、又ふし間隔が9mmの
ふし高さの低い第2群のふしを7個配設した第1図に示
したような本発明の棒鋼を製造し、このものについて製
造例1におけると同様に耐着応力度を試験した結果は9
0 kgf/crAであった。
さが平均2.6mm (2,4〜2.8mm)で、ふし
間隔が100mmのふし高さの大きい第1群のふしと、
それら第1群のふしの高さに平均ふし高さが0.75m
m (0,5〜1.0mm)で、又ふし間隔が9mmの
ふし高さの低い第2群のふしを7個配設した第1図に示
したような本発明の棒鋼を製造し、このものについて製
造例1におけると同様に耐着応力度を試験した結果は9
0 kgf/crAであった。
これに対し、従来の棒鋼についての同様の試験結果は7
0kgf/cu!であって、本発明によるものが約1.
3倍の耐着応力度を示すことが確認された。
0kgf/cu!であって、本発明によるものが約1.
3倍の耐着応力度を示すことが確認された。
即ちこれらの製造例によるときは同じ公称直径の棒鋼に
おいて本発明によるものが卓越した耐着応力を示すこと
が明かであり、それによって有効なひび割れの防止を図
ると共にひび割れのために開口部コーナ部分などに必要
とする棒鋼の数を大きく縮減し得る。
おいて本発明によるものが卓越した耐着応力を示すこと
が明かであり、それによって有効なひび割れの防止を図
ると共にひび割れのために開口部コーナ部分などに必要
とする棒鋼の数を大きく縮減し得る。
「発明の効果」
以上説明したような本発明によるときはこの種鉄筋コン
クリート構造体における開口部周辺の如きにおけるひび
割れを有効に防止することができ、しかも従来のJIS
規格による異形棒鋼製造におけると同様に一連の圧延ス
タンドに関しその最終仕上げロールに溝カリバーを形成
したものを採用する程度の簡易な手法で容易且つ低コス
トに製造し提供し得るなどの効果を有しており、工業的
にその効果の大きい発明である。
クリート構造体における開口部周辺の如きにおけるひび
割れを有効に防止することができ、しかも従来のJIS
規格による異形棒鋼製造におけると同様に一連の圧延ス
タンドに関しその最終仕上げロールに溝カリバーを形成
したものを採用する程度の簡易な手法で容易且つ低コス
トに製造し提供し得るなどの効果を有しており、工業的
にその効果の大きい発明である。
図面は本発明の技術的内容を示すものであって、第1図
は本発明による棒鋼の1例を示した側面図、第2図はそ
の別の例を示した同様な側面図、第3図は従来のひび割
れ防止技術に関する若干例を示した各説明図である。 然してこれらの図面において、1は棒鋼、2は本発明に
よるふし、3はJIS規格に従ったふし。 4は無ふし域を示すものである。
は本発明による棒鋼の1例を示した側面図、第2図はそ
の別の例を示した同様な側面図、第3図は従来のひび割
れ防止技術に関する若干例を示した各説明図である。 然してこれらの図面において、1は棒鋼、2は本発明に
よるふし、3はJIS規格に従ったふし。 4は無ふし域を示すものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、周面に突設されたふし間隔平均値を棒鋼公称直径の
0.5〜10倍とし、しかも該ふし高さを前記した棒鋼
公称直径の0.2〜0.35倍として形成したことを特
徴とする鉄筋コンクリートのひび割れ防止用棒鋼。 2、ふし間隔平均値を棒鋼公称直径の6〜10倍となし
且つそのふし高さを前記棒鋼公称直径の0.2〜0.3
5倍とした第1群のふしを配設すると共に、配設間隔平
均値が上記棒鋼公称直径の1倍以下で高さが棒鋼公称直
径の0.1倍以下とした第2群のふしを前記第1群のふ
し間隔内に併設し、しかも前記した棒鋼公称直径の0.
2〜0.35倍の高さを有する上記第1群のふし周辺に
上記した第2群のふしが形成されていない無ふし域を形
成した特許請求の範囲第1項に記載の鉄筋コンクリート
ひび割れ防止用棒鋼。 3、周面に突設されたふし間隔平均値を棒鋼公称直径の
0.5〜2.2倍となし、しかもそのふし高さを前記し
た棒鋼公称直径の0.2〜0.35倍として形成した特
許請求の範囲第1項に記載の鉄筋コンクリートひび割れ
防止用棒鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15153086A JPS6311746A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 鉄筋コンクリ−トのひび割れ防止用棒鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15153086A JPS6311746A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 鉄筋コンクリ−トのひび割れ防止用棒鋼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6311746A true JPS6311746A (ja) | 1988-01-19 |
Family
ID=15520526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15153086A Pending JPS6311746A (ja) | 1986-06-30 | 1986-06-30 | 鉄筋コンクリ−トのひび割れ防止用棒鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6311746A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003064823A (ja) * | 2001-06-15 | 2003-03-05 | Maeda Corp | 鉄筋コンクリート造部材の隅部補強構造 |
JP2012511647A (ja) * | 2008-12-09 | 2012-05-24 | ソシエテ シヴィル デ ブルヴェ マティエール | 鉄筋コンクリート部材を製造する方法及び当該方法により製造された部材 |
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1986
- 1986-06-30 JP JP15153086A patent/JPS6311746A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4666851B2 (ja) * | 2001-06-15 | 2011-04-06 | 前田建設工業株式会社 | 鉄筋コンクリート造部材の隅部補強構造 |
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