JPS6311726B2 - - Google Patents
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- JPS6311726B2 JPS6311726B2 JP5934079A JP5934079A JPS6311726B2 JP S6311726 B2 JPS6311726 B2 JP S6311726B2 JP 5934079 A JP5934079 A JP 5934079A JP 5934079 A JP5934079 A JP 5934079A JP S6311726 B2 JPS6311726 B2 JP S6311726B2
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Landscapes
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気接触子の製造方法の改良に係り、
詳しくは電気接点と台材との接合強度を向上させ
ることのできる電気接触子の製造方法に関するも
のである。
詳しくは電気接点と台材との接合強度を向上させ
ることのできる電気接触子の製造方法に関するも
のである。
電気接点材としては、金，銀，白金族などの貴
金属や、貴金属のみの合金（パラジウム―ルテニ
ウム合金，パラジウム―銀，白金―イリジウム合
金，金―銀合金等）、貴金属と卑金属との合金
（銀―ニツケル，銀―銅合金，パラジウム―銅合
金等）、貴金属に酸化物を分散させた材料（銀―
酸化錫，銀―酸化カドミウム―酸化ニツケル，銀
―酸化カドミウム等）、導電性金属に前記材料の
被膜を設けた材料（銅，銀等に金めつきした材料
等）などが知られ、これらの各材料は夫々大，
中，小電流用電気接点、摺動電気接点、ガバナ電
気接点等の種々の用途に応じて使い分けられてい
る。
金属や、貴金属のみの合金（パラジウム―ルテニ
ウム合金，パラジウム―銀，白金―イリジウム合
金，金―銀合金等）、貴金属と卑金属との合金
（銀―ニツケル，銀―銅合金，パラジウム―銅合
金等）、貴金属に酸化物を分散させた材料（銀―
酸化錫，銀―酸化カドミウム―酸化ニツケル，銀
―酸化カドミウム等）、導電性金属に前記材料の
被膜を設けた材料（銅，銀等に金めつきした材料
等）などが知られ、これらの各材料は夫々大，
中，小電流用電気接点、摺動電気接点、ガバナ電
気接点等の種々の用途に応じて使い分けられてい
る。
従来、これらの電気接点材から成る第１図ａ，
ｂ及び第２図ａ，ｂに示すような電気接点１，
１′の接合面にリング状のプロジエクシヨン２，
２′を設けて、図示せぬ台材の平坦面にプロジエ
クシヨン溶接を行なつて電気接触子を製造してい
たが、溶接用電極，電気接点及び台材のささいな
形状の変化や寸法のばらつきによつて電流の流れ
に片寄りが生じる為リング状のプロジエクシヨン
２，２′が一様に溶けず、一部分のみが極端に片
寄つて溶けるので、電気接点１，１′が傾むき、
溶接不良が生じるという欠点があつた。
ｂ及び第２図ａ，ｂに示すような電気接点１，
１′の接合面にリング状のプロジエクシヨン２，
２′を設けて、図示せぬ台材の平坦面にプロジエ
クシヨン溶接を行なつて電気接触子を製造してい
たが、溶接用電極，電気接点及び台材のささいな
形状の変化や寸法のばらつきによつて電流の流れ
に片寄りが生じる為リング状のプロジエクシヨン
２，２′が一様に溶けず、一部分のみが極端に片
寄つて溶けるので、電気接点１，１′が傾むき、
溶接不良が生じるという欠点があつた。
本発明はかかる欠点を解消すべくなされたもの
であり、電気接点と台材との溶接不良の無い安定
した電気接触子を製造する方法を提供せんとする
ものである。
であり、電気接点と台材との溶接不良の無い安定
した電気接触子を製造する方法を提供せんとする
ものである。
本発明による電気接触子の製造方法は、電気接
点の台材との接合面にリング状のプロジエクシヨ
ンを設け、台材の電気接点接合面に凹凸を形成し
て、電気接点のプロジエクシヨンと台材の凹凸の
凸部とを抵抗溶接することを特徴とするものであ
る。
点の台材との接合面にリング状のプロジエクシヨ
ンを設け、台材の電気接点接合面に凹凸を形成し
て、電気接点のプロジエクシヨンと台材の凹凸の
凸部とを抵抗溶接することを特徴とするものであ
る。
かかる本発明の電気接触子の製造方法に於いて
台材の電気接点接合面に形成する凹凸は、溶接時
の電流によつて発生する熱を集中できる凸部を断
続的に有する凹凸を意味するもので、その形状の
いくつかを第３図ａ乃至ｄに示す。これら合材３
の凹凸４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄは、プレス，圧
延，エツチング等の手段により製作することがで
き、いずれの手段で製作しようとも電気接点のプ
ロジエクシヨンとの抵抗溶接には何ら支障がない
ものである。
台材の電気接点接合面に形成する凹凸は、溶接時
の電流によつて発生する熱を集中できる凸部を断
続的に有する凹凸を意味するもので、その形状の
いくつかを第３図ａ乃至ｄに示す。これら合材３
の凹凸４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄは、プレス，圧
延，エツチング等の手段により製作することがで
き、いずれの手段で製作しようとも電気接点のプ
ロジエクシヨンとの抵抗溶接には何ら支障がない
ものである。
本発明による電気接触子の製造方法は、電気接
点の台材との接合面に設けたリング状のプロジエ
クシヨンと台材の電気接点接合面に設けた凹凸と
の断続的な凸部とを突き合せて抵抗溶接するもの
であるから電気接点のリング状のプロジエクシヨ
ンと台材の凹凸の断続的な凸部に電流が集中的に
流れて、それらの各部が集中的に発熱するので、
リング状のプロジエクシヨンと台材の断続的な凸
部とが略平均して溶融した従来よりも少い電流で
溶接できる。また電気溶接時に電流の流れに片寄
りがあつても溶接電流自体が少ないので極端な溶
け込みがなく、従つて電気接点は殆んど傾むくこ
となく溶接されて溶接不良が生じることがないも
のである。
点の台材との接合面に設けたリング状のプロジエ
クシヨンと台材の電気接点接合面に設けた凹凸と
の断続的な凸部とを突き合せて抵抗溶接するもの
であるから電気接点のリング状のプロジエクシヨ
ンと台材の凹凸の断続的な凸部に電流が集中的に
流れて、それらの各部が集中的に発熱するので、
リング状のプロジエクシヨンと台材の断続的な凸
部とが略平均して溶融した従来よりも少い電流で
溶接できる。また電気溶接時に電流の流れに片寄
りがあつても溶接電流自体が少ないので極端な溶
け込みがなく、従つて電気接点は殆んど傾むくこ
となく溶接されて溶接不良が生じることがないも
のである。
以下本発明による電気接触子の製造方法の効果
を明瞭ならしめる為にその具体的な製作実施例と
従来例について説明する。
を明瞭ならしめる為にその具体的な製作実施例と
従来例について説明する。
Pd―10w／ｏ Ru合金により第２図ａ，ｂに
示すリング状プロジエクシヨン２′付電気接点
（2mm×0.3hmm）１′を1000個作り、これを2w／
oBe―Cu合金により作つた第３図ｂに示す台材
（0.3tmm×4wmm）３の凹凸（0.05tmm）４ｂ上に第
４図の如く載せて位置決めの上抵抗溶接した。
示すリング状プロジエクシヨン２′付電気接点
（2mm×0.3hmm）１′を1000個作り、これを2w／
oBe―Cu合金により作つた第３図ｂに示す台材
（0.3tmm×4wmm）３の凹凸（0.05tmm）４ｂ上に第
４図の如く載せて位置決めの上抵抗溶接した。
〔従来例〕
実施例と同一のプロジエクシヨン２′付電気接
点１′を1000個作り、これを2w／oBe―Cu合金に
より作つた平板の台材に載せて抵抗溶接した。尚
この溶接は実施例において当初設定した溶接条件
と同一の条件で終始行なつた。
点１′を1000個作り、これを2w／oBe―Cu合金に
より作つた平板の台材に載せて抵抗溶接した。尚
この溶接は実施例において当初設定した溶接条件
と同一の条件で終始行なつた。
かようにして製造した実施例の電気接触子1000
個と従来例の電気接触子1000個の溶接状態を検査
したところ、実施例の電気接触子には電気接点
１′の溶接不良が全く無かつたのに対し、従来例
の電気接触子には15個の電気接点１′の傾むき溶
接不良があつた。
個と従来例の電気接触子1000個の溶接状態を検査
したところ、実施例の電気接触子には電気接点
１′の溶接不良が全く無かつたのに対し、従来例
の電気接触子には15個の電気接点１′の傾むき溶
接不良があつた。
以上で明らかなように本発明の製造方法によれ
ば、従来の製造方法に比し電気接点の溶接不良の
無い安定した電気接触子を作ることができるとい
う優れた効果がある。
ば、従来の製造方法に比し電気接点の溶接不良の
無い安定した電気接触子を作ることができるとい
う優れた効果がある。
第１図及び第２図はリング状のプロジエクシヨ
ン付電気接点の例を示すもので、夫々のａ図は断
面図、ｂ図は底面図、第３図ａ乃至ｄは本発明の
製造方法において用いられる各種の台材を示す斜
視図、第４図は本発明の製造方法により電気接点
を台材に溶接する時の状態を示す断面図である。 １，１′…電気接点、２，２′…プロジエクシヨ
ン、３…台材、４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄ…凹凸。
ン付電気接点の例を示すもので、夫々のａ図は断
面図、ｂ図は底面図、第３図ａ乃至ｄは本発明の
製造方法において用いられる各種の台材を示す斜
視図、第４図は本発明の製造方法により電気接点
を台材に溶接する時の状態を示す断面図である。 １，１′…電気接点、２，２′…プロジエクシヨ
ン、３…台材、４ａ，４ｂ，４ｃ，４ｄ…凹凸。
Claims (1)
- １ 電気接触子を製造するに於いて、電気接点の
台材との接合面にリング状のプロジエクシヨンを
設け、台材の電気接点接合面に凹凸を形成して、
電気接点のプロジエクシヨンと台材の凹凸の凸部
とを抵抗溶接することを特徴とする電気接触子の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5934079A JPS55151718A (en) | 1979-05-15 | 1979-05-15 | Method of manufacturing electric contactor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5934079A JPS55151718A (en) | 1979-05-15 | 1979-05-15 | Method of manufacturing electric contactor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55151718A JPS55151718A (en) | 1980-11-26 |
| JPS6311726B2 true JPS6311726B2 (ja) | 1988-03-15 |
Family
ID=13110479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5934079A Granted JPS55151718A (en) | 1979-05-15 | 1979-05-15 | Method of manufacturing electric contactor |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55151718A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61277122A (ja) * | 1985-05-30 | 1986-12-08 | 田中貴金属工業株式会社 | 電気接触子の製造方法 |
-
1979
- 1979-05-15 JP JP5934079A patent/JPS55151718A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55151718A (en) | 1980-11-26 |
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