JPS63116999A - 緊急輸送装置 - Google Patents
緊急輸送装置Info
- Publication number
- JPS63116999A JPS63116999A JP61263203A JP26320386A JPS63116999A JP S63116999 A JPS63116999 A JP S63116999A JP 61263203 A JP61263203 A JP 61263203A JP 26320386 A JP26320386 A JP 26320386A JP S63116999 A JPS63116999 A JP S63116999A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B64—AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
- B64B—LIGHTER-THAN AIR AIRCRAFT
- B64B1/00—Lighter-than-air aircraft
- B64B1/40—Balloons
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば人里離れた自然現象の観測基地または
屋外の重要な情報の中継基地等に使用される録音媒体等
の重要な物体を地震・火災等の発生したときに緊急避難
させて、後に回収する緊急輸送方法及びその装置に関す
るものである。
屋外の重要な情報の中継基地等に使用される録音媒体等
の重要な物体を地震・火災等の発生したときに緊急避難
させて、後に回収する緊急輸送方法及びその装置に関す
るものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕近年
、マイクロカセットテープまたはピコカセットチーブ等
の極めて軽量な録音媒体が市販されている。このような
録音媒体によシ人里離れた場所で自然現象を観測し乍ら
自動録音が行なわれるようになったが、前記の録音場所
において、地震または火災が発生したときに、前記の録
音媒体を録音現場から自動的に持ち、出す方法が開発さ
れておらず、重要な録音媒体を破損または焼失させてし
まうという問題があった。
、マイクロカセットテープまたはピコカセットチーブ等
の極めて軽量な録音媒体が市販されている。このような
録音媒体によシ人里離れた場所で自然現象を観測し乍ら
自動録音が行なわれるようになったが、前記の録音場所
において、地震または火災が発生したときに、前記の録
音媒体を録音現場から自動的に持ち、出す方法が開発さ
れておらず、重要な録音媒体を破損または焼失させてし
まうという問題があった。
本発明は、地震・火災等の発生時の振動または温度変化
により、戸外に配設されたケースに装着に送り出し、前
記地震・火災等から避難させた後に、下方から前記気球
を射ち落して、前記物体を地上に回収することを要旨と
する。
により、戸外に配設されたケースに装着に送り出し、前
記地震・火災等から避難させた後に、下方から前記気球
を射ち落して、前記物体を地上に回収することを要旨と
する。
以下に本発明の実施例を第1図乃至第3図及び第7図に
基づき説明する。
基づき説明する。
1はケース構成する磁気録音装置であって、磁気録音装
置1には、物体としての録音媒体2が装着されている。
置1には、物体としての録音媒体2が装着されている。
図中3は、磁気録音装置1に枢着された蓋4の開閉用の
錠止片であシ、錠止片3が蓋4の開放側に押されること
によって、蓋4が開放されて、録音媒体2が下方に落下
するようになっている。
錠止片であシ、錠止片3が蓋4の開放側に押されること
によって、蓋4が開放されて、録音媒体2が下方に落下
するようになっている。
また、5は支持手段であって、支持手段5に立設された
支柱6の上端の凹部7に磁気録音装置Iが取付けられ、
支持手段5の台8にバイメタル、形状記憶合金等の感温
変形部材9が植立され、その先端部10が錠止片3にほ
ぼ当接するように対iλ 向して配電され、更に、台8に植設された板状の弾性体
11の先端に振動子としての重錘12が一体に取付けら
れ、重錘12の側方に押棒13が延設され、押棒13の
先端部14が錠止片3にほぼ当接するように対向して配
設されている。
支柱6の上端の凹部7に磁気録音装置Iが取付けられ、
支持手段5の台8にバイメタル、形状記憶合金等の感温
変形部材9が植立され、その先端部10が錠止片3にほ
ぼ当接するように対iλ 向して配電され、更に、台8に植設された板状の弾性体
11の先端に振動子としての重錘12が一体に取付けら
れ、重錘12の側方に押棒13が延設され、押棒13の
先端部14が錠止片3にほぼ当接するように対向して配
設されている。
15は捕捉手段であって、捕捉手段15のガイド16が
、落下した録音媒体2を斜め下方に案内できる゛ように
支柱6に取付けられ、ガイド16の下端下周縁に、袋状
の保持部材17の開口部を構成する弾性帯I8が緊締固
定されていて、保持部材17がガイド16から離脱する
ときに、信号が発信されるようになっている。
、落下した録音媒体2を斜め下方に案内できる゛ように
支柱6に取付けられ、ガイド16の下端下周縁に、袋状
の保持部材17の開口部を構成する弾性帯I8が緊締固
定されていて、保持部材17がガイド16から離脱する
ときに、信号が発信されるようになっている。
前記支持手段5の近傍にはボンベ19が立設されておシ
、該ボンベ19のノズル部20には、表面に国別・地方
別・会社別・情報側等の標識を表示した風船状の気球2
1の開口部22が内周面に塗布された再粘着剤23を介
して取付けられておシ、かつ気球21の開口部22を挾
むように鋏状の挾み具24が配設されていて、挾み具2
4の一端の内側面には弾性部材24aが取付けられてい
る。前記ボンベ19の側方に配設されたプランジャーコ
イル25の可動鉄心軸26には挾み具24が枢支されて
おシ、挾み具24の他端にはプランジャーコイル27の
両端の可動鉄心27a、27bが枢支されている。前記
可動鉄心軸26が上昇したときに、可動鉄心軸26の上
端面に当接するリミットスイッチ28が配設されている
。前記ボンベ19には気密枠29が設けられており、気
密枠29を開放する気密枠開放手段30がボンベ19の
側面に取付けられている。
、該ボンベ19のノズル部20には、表面に国別・地方
別・会社別・情報側等の標識を表示した風船状の気球2
1の開口部22が内周面に塗布された再粘着剤23を介
して取付けられておシ、かつ気球21の開口部22を挾
むように鋏状の挾み具24が配設されていて、挾み具2
4の一端の内側面には弾性部材24aが取付けられてい
る。前記ボンベ19の側方に配設されたプランジャーコ
イル25の可動鉄心軸26には挾み具24が枢支されて
おシ、挾み具24の他端にはプランジャーコイル27の
両端の可動鉄心27a、27bが枢支されている。前記
可動鉄心軸26が上昇したときに、可動鉄心軸26の上
端面に当接するリミットスイッチ28が配設されている
。前記ボンベ19には気密枠29が設けられており、気
密枠29を開放する気密枠開放手段30がボンベ19の
側面に取付けられている。
前記気球21と保持部材I7とは紐状体31を介して連
結されている。
結されている。
本実施例は前記したように構成されているので、例えば
地震が発生した場合には、弾性体IIの先端の振動子と
しての重錘12が左右に振動して、押棒13の先端部1
4が錠止片3を押す。また、例えば火災が発生した場合
には、感温変形部材9が変形して、その先端部10が錠
止片3を押す。
地震が発生した場合には、弾性体IIの先端の振動子と
しての重錘12が左右に振動して、押棒13の先端部1
4が錠止片3を押す。また、例えば火災が発生した場合
には、感温変形部材9が変形して、その先端部10が錠
止片3を押す。
錠止片3が押されると、蓋4が開放されて、録音媒体2
が磁気録音装置1から落下し、捕捉手段15のガイド1
6により案内されて、保持部材17に捕捉されると、そ
の衝撃によって、ガイド16から保持部材17が外れ、
保持部材17の開口部の弾性帯18が縮小して、録音媒
体2が保持部材17に包持される。
が磁気録音装置1から落下し、捕捉手段15のガイド1
6により案内されて、保持部材17に捕捉されると、そ
の衝撃によって、ガイド16から保持部材17が外れ、
保持部材17の開口部の弾性帯18が縮小して、録音媒
体2が保持部材17に包持される。
しかして、録音媒体2の衝撃によシガイドI6から保持
部材17が外れたときに、捕捉手段15が発する信号を
受けた気密栓開放手段30がボンベ19の気密栓29を
開放するとともに、同時に該信号を受けたプランジャー
コイル27の両端の可動鉄心27a、27bがボンベ1
9のノズル部20に取付けられている気球21の開口部
22を挾み具24及び弾性部材24aを介して挾圧し、
また、該信号を受けたプランジャーコイル25がその可
動鉄心軸26を介して挾み具24を上方に押上げる。こ
のとき、気球21の開口部22が弾性部材24aを介し
て挾み具24によシ挾圧されているので、ガスがボンベ
19よシ洩れることなく、気球21内に瞬時に充填され
るとともに、挾み具24の上昇によって、該挾み具24
に挾持された気球21の開口部22がボンベ19のノズ
ル部20から脱出すると、開口部22が再粘着剤23の
粘着力によシ閉塞され、可動鉄心軸26の上端面がリミ
ットスイッチ2gに当接したときに、プランジャーコイ
ル27の給電が断たれて、プランジャーコイル27の両
端の可動鉄心27a、27bが突出し、挾み具24が開
かれて、気球21が解放され、第7図に示すように、浮
力を有する気球21が紐状体31を介して、録音媒体2
が包持されている保持部材17を懸吊して、空中に送り
出し、録音媒体2を地震・火災の被害から退避させ、そ
の後に気球21の表面の標識を確認して、銃等で気球2
1を射ち落し、録音媒体2を保持部材17から回収する
。
部材17が外れたときに、捕捉手段15が発する信号を
受けた気密栓開放手段30がボンベ19の気密栓29を
開放するとともに、同時に該信号を受けたプランジャー
コイル27の両端の可動鉄心27a、27bがボンベ1
9のノズル部20に取付けられている気球21の開口部
22を挾み具24及び弾性部材24aを介して挾圧し、
また、該信号を受けたプランジャーコイル25がその可
動鉄心軸26を介して挾み具24を上方に押上げる。こ
のとき、気球21の開口部22が弾性部材24aを介し
て挾み具24によシ挾圧されているので、ガスがボンベ
19よシ洩れることなく、気球21内に瞬時に充填され
るとともに、挾み具24の上昇によって、該挾み具24
に挾持された気球21の開口部22がボンベ19のノズ
ル部20から脱出すると、開口部22が再粘着剤23の
粘着力によシ閉塞され、可動鉄心軸26の上端面がリミ
ットスイッチ2gに当接したときに、プランジャーコイ
ル27の給電が断たれて、プランジャーコイル27の両
端の可動鉄心27a、27bが突出し、挾み具24が開
かれて、気球21が解放され、第7図に示すように、浮
力を有する気球21が紐状体31を介して、録音媒体2
が包持されている保持部材17を懸吊して、空中に送り
出し、録音媒体2を地震・火災の被害から退避させ、そ
の後に気球21の表面の標識を確認して、銃等で気球2
1を射ち落し、録音媒体2を保持部材17から回収する
。
本発明の実施例は、前記したように、地震の地動または
火災の温度変化によシ支持手段5に取付けられた磁気録
音装置1内に装着された録音媒体2を、自動的に磁気録
音装置1から脱出させ、捕捉手段15の保持部材17に
収納するとともに、捕捉手段I5の発する信号により、
保持部材17に紐状体31を介して連結された気球21
にボンベ19からガスを充填した後に、気球21をボン
ベ19から離脱させて、気球21の浮力により、録音媒
体2を包持した保持部材17を空中に送り出し、地震・
火災による被害から録音媒体2を安全に退避せしめるの
で、従来、人里離れた自然現象の観測基地または重要な
情報の中継基地において録音媒体2を回収することが不
可能であったものを、自動的に安全な空中に退避させた
後に、気球21の表面の標識を確認して、銃などによシ
射ち落して気球21を回収するとともに録音媒体2を回
収できるようにしたもので、防災上の見地からも、その
実用効果は大きい。
火災の温度変化によシ支持手段5に取付けられた磁気録
音装置1内に装着された録音媒体2を、自動的に磁気録
音装置1から脱出させ、捕捉手段15の保持部材17に
収納するとともに、捕捉手段I5の発する信号により、
保持部材17に紐状体31を介して連結された気球21
にボンベ19からガスを充填した後に、気球21をボン
ベ19から離脱させて、気球21の浮力により、録音媒
体2を包持した保持部材17を空中に送り出し、地震・
火災による被害から録音媒体2を安全に退避せしめるの
で、従来、人里離れた自然現象の観測基地または重要な
情報の中継基地において録音媒体2を回収することが不
可能であったものを、自動的に安全な空中に退避させた
後に、気球21の表面の標識を確認して、銃などによシ
射ち落して気球21を回収するとともに録音媒体2を回
収できるようにしたもので、防災上の見地からも、その
実用効果は大きい。
次に、電源のない設置場所においても作動できる他の実
施例を第4図乃至第6図により説明する。
施例を第4図乃至第6図により説明する。
ボンベ19の側方にスプリングモータ32が立設され、
スプリングモータ32に対しボンベ19の反対側にスプ
リングシリンダ33が水平に配設され、軸26’ に枢
支された挾み具24′の一端が、ボンベ19のノズル部
2oに結合された気球21の開口部22を弾性体24′
aを介して挾むように配設され、挾み具24′の他端の
外側を、スプリングシリンダ33のピストン先端部の内
側面の間隔が外方に向って漸増するコ型部片34によっ
て挾むようになされている。
スプリングモータ32に対しボンベ19の反対側にスプ
リングシリンダ33が水平に配設され、軸26’ に枢
支された挾み具24′の一端が、ボンベ19のノズル部
2oに結合された気球21の開口部22を弾性体24′
aを介して挾むように配設され、挾み具24′の他端の
外側を、スプリングシリンダ33のピストン先端部の内
側面の間隔が外方に向って漸増するコ型部片34によっ
て挾むようになされている。
前記挾み具24′の軸26′の中心部に設けられた雌ね
じ35には、スプリングモータ32の軸36が螺合して
いる。また、ボンベ19の気密栓29I、スプリングモ
ータ32のラッチ37及びスプリングシリンダ33のラ
ッチ38に係合する操作棒39が配設されており、かつ
操作棒39の端部4oには、第2図に示す感温変形部材
9の先端部IOと同様な先端部IQ’及び重錘12に延
設された押棒13の先端部14と同様な先端部14′と
がほぼ当接するように対向して配設されている。
じ35には、スプリングモータ32の軸36が螺合して
いる。また、ボンベ19の気密栓29I、スプリングモ
ータ32のラッチ37及びスプリングシリンダ33のラ
ッチ38に係合する操作棒39が配設されており、かつ
操作棒39の端部4oには、第2図に示す感温変形部材
9の先端部IOと同様な先端部IQ’及び重錘12に延
設された押棒13の先端部14と同様な先端部14′と
がほぼ当接するように対向して配設されている。
更に、第4図及び第6図に示すように、ガイド16の下
端外周縁に緊締固定された弾性帯I8の上縁には、二叉
状の押し抜き部片41が設置されておシ、該押し抜き部
片41と一体に構成されたレバー42の端部42aが、
軸36の近傍における挾み具24’の上面に対設され、
レバー42の中間部が固設されたブラケット43に枢支
されている。
端外周縁に緊締固定された弾性帯I8の上縁には、二叉
状の押し抜き部片41が設置されておシ、該押し抜き部
片41と一体に構成されたレバー42の端部42aが、
軸36の近傍における挾み具24’の上面に対設され、
レバー42の中間部が固設されたブラケット43に枢支
されている。
なお、本実施例においては、捕捉手段15′が、ガイド
16、弾性帯18を有する保持部材17及び押し抜き部
片41を一体に取付け、ブラケット43に枢支されたレ
バー42とによシ構成され、気密枠開放手段30’が、
気密栓29′、操作棒39及び先端部10′、14Iに
より構成され、気球解放手段44が、スプリングモータ
32、挾み具24I、スプリングシリンダ33、操作棒
39及び先端部10’、+4’によシ構成されている。
16、弾性帯18を有する保持部材17及び押し抜き部
片41を一体に取付け、ブラケット43に枢支されたレ
バー42とによシ構成され、気密枠開放手段30’が、
気密栓29′、操作棒39及び先端部10′、14Iに
より構成され、気球解放手段44が、スプリングモータ
32、挾み具24I、スプリングシリンダ33、操作棒
39及び先端部10’、+4’によシ構成されている。
次に、本実施例の作用を説明すると、地震の振動または
火災による温度変化によシ先端部14′または1o/が
、第3図に示す先端部10.14と同様に、操作棒39
の端部40を左方向に抑圧したボンベ19の気密栓29
啼開放すると同時に、スプリングモータ32のラッチ3
7及びスプリングシリンダ33のラッチ38を外すので
、ボンベ19からガスが気球21に充填されると同時に
、スプリングシリンダ33のピストン端のコ型部片34
が左方へ移動し、その内側面が挾み具24′の他端を閉
縮することにより、気球21の開口部22を挾み具24
′の一端部が弾性部材24′aを介して押圧し、充填さ
れるガスの漏洩を防止する。
火災による温度変化によシ先端部14′または1o/が
、第3図に示す先端部10.14と同様に、操作棒39
の端部40を左方向に抑圧したボンベ19の気密栓29
啼開放すると同時に、スプリングモータ32のラッチ3
7及びスプリングシリンダ33のラッチ38を外すので
、ボンベ19からガスが気球21に充填されると同時に
、スプリングシリンダ33のピストン端のコ型部片34
が左方へ移動し、その内側面が挾み具24′の他端を閉
縮することにより、気球21の開口部22を挾み具24
′の一端部が弾性部材24′aを介して押圧し、充填さ
れるガスの漏洩を防止する。
また、スプリングモータ32が同時に回転を始め、スプ
リングモータ32の軸36に螺合する雌ねじ35を介し
て軸26’ff1−に枢支された挾み具24′を上昇さ
せる。挾み具24′の一端が気球21の開口部22を押
圧し乍ら上昇するので、開口部22がボンベ19のノズ
ル部20の外周面を滑り乍ら挾み具24・と共にノズル
部20を脱出すると同時または少し後に、挾み具24′
の他端の外側面がスプリングシリンダ33のピストン先
端部のコ型部片34の内側面を滑り乍ら、コ型部片34
を上方に脱出する。このとき、コ型部片34による挾み
具24’に対する挟圧力が解放されるので、気球21の
開口部22がボンベ19のノズル部20を脱出すると同
時または少し後に、挾み具24′からも解放される。
リングモータ32の軸36に螺合する雌ねじ35を介し
て軸26’ff1−に枢支された挾み具24′を上昇さ
せる。挾み具24′の一端が気球21の開口部22を押
圧し乍ら上昇するので、開口部22がボンベ19のノズ
ル部20の外周面を滑り乍ら挾み具24・と共にノズル
部20を脱出すると同時または少し後に、挾み具24′
の他端の外側面がスプリングシリンダ33のピストン先
端部のコ型部片34の内側面を滑り乍ら、コ型部片34
を上方に脱出する。このとき、コ型部片34による挾み
具24’に対する挟圧力が解放されるので、気球21の
開口部22がボンベ19のノズル部20を脱出すると同
時または少し後に、挾み具24′からも解放される。
また、捕捉手段15′のレバー42の端部42aが挾み
具24′の上面により上方に押圧されるので、レバー4
2が、第6図において、ブラケット43の枢支部を中心
に時計方向に回動され、保持部材17の弾性帯18が押
し抜き部片41により押圧されて、保持部材17がガイ
ド16から離脱・解放される。
具24′の上面により上方に押圧されるので、レバー4
2が、第6図において、ブラケット43の枢支部を中心
に時計方向に回動され、保持部材17の弾性帯18が押
し抜き部片41により押圧されて、保持部材17がガイ
ド16から離脱・解放される。
なお、第3図に示す前記実施例のように、録音媒体2の
落下時の衝撃により、保持部材17が弾性帯18の緊締
力に打ち克って、ガイド16から離脱する場合には、本
実施例のブラケット43に枢支された押し抜き部片41
を有するレバー42は不要であるが、録音媒体2が近年
軽食に構成されていて、その落下の衝撃によって、保持
部材17がガイド16から離脱できない場合K、本実施
例の捕捉手段15′を適用するものである。
落下時の衝撃により、保持部材17が弾性帯18の緊締
力に打ち克って、ガイド16から離脱する場合には、本
実施例のブラケット43に枢支された押し抜き部片41
を有するレバー42は不要であるが、録音媒体2が近年
軽食に構成されていて、その落下の衝撃によって、保持
部材17がガイド16から離脱できない場合K、本実施
例の捕捉手段15′を適用するものである。
本実施例は前記したように、本発明を構成する支持手段
5、捕捉手段15′、気球解放手段30′及び気球開放
手段44がすべて地震により発生する振動子の押力また
は火災による温度変化によシ発生する感温変形物体の押
力によって駆動されて、自動的に作動し、燃料補給、充
電または電池交換等の手間等が不要となシ、人里能れた
場所における設置に対して、適合性が大きい。
5、捕捉手段15′、気球解放手段30′及び気球開放
手段44がすべて地震により発生する振動子の押力また
は火災による温度変化によシ発生する感温変形物体の押
力によって駆動されて、自動的に作動し、燃料補給、充
電または電池交換等の手間等が不要となシ、人里能れた
場所における設置に対して、適合性が大きい。
本発明は前記したように、地震または火災によシ発生し
た振動または温度変化により、前記ケース内に装着され
た前記物体を該ケースから脱出・落下させて、前記捕捉
手段の保持部材に捕捉するとともに、該保持部材に包持
された物体を気球によシ安全な空中に送り出して、退避
させた後に、前記気球を銃等により射ち落して回収する
ことができるので、地震または火災の時に、従来、回収
不可能であった人里能れた自然現象の観測基地または重
要な情報の中継基地等に設置された重要な物体を、人手
を必要とせず、自動的に安全な空中に退避させた後に、
確実かつ容易に回収できて、その実施効果は頗る大きい
。
た振動または温度変化により、前記ケース内に装着され
た前記物体を該ケースから脱出・落下させて、前記捕捉
手段の保持部材に捕捉するとともに、該保持部材に包持
された物体を気球によシ安全な空中に送り出して、退避
させた後に、前記気球を銃等により射ち落して回収する
ことができるので、地震または火災の時に、従来、回収
不可能であった人里能れた自然現象の観測基地または重
要な情報の中継基地等に設置された重要な物体を、人手
を必要とせず、自動的に安全な空中に退避させた後に、
確実かつ容易に回収できて、その実施効果は頗る大きい
。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気録音装置を示す正面図、
第2図は本発明の一実施例を示す側面図、第3図は第2
図のA矢視平面図、 第4図は本発明の他の実施例を示す拡大平面図、第5図
は第4図の側面図、 第6図は第4図のB−B矢視断面図、 第7図は録音媒体が気球の浮力によシ空中に運び出され
た状態を示す説明図である。 1・・・ケースとしての磁気録音装置、2・・・物体と
しての録音媒体、5・・・支持手段、15.15′・・
・捕捉手段、17・・・保持部材、19・・・ボンベ、
21・・・気球、22・・・開口部、29・・・気密枠
、30.30’・・・気球開放手段、31・・・紐状体
、44・・・気球開放手段。
図のA矢視平面図、 第4図は本発明の他の実施例を示す拡大平面図、第5図
は第4図の側面図、 第6図は第4図のB−B矢視断面図、 第7図は録音媒体が気球の浮力によシ空中に運び出され
た状態を示す説明図である。 1・・・ケースとしての磁気録音装置、2・・・物体と
しての録音媒体、5・・・支持手段、15.15′・・
・捕捉手段、17・・・保持部材、19・・・ボンベ、
21・・・気球、22・・・開口部、29・・・気密枠
、30.30’・・・気球開放手段、31・・・紐状体
、44・・・気球開放手段。
Claims (6)
- (1)地震・火災等の発生時の振動または温度変化によ
り、戸外に配設されたケースに装着された物体を該ケー
スから脱出させ、該物体をガスが充填されて浮力を有す
る気球に懸吊させて空中に送り出し、前記地震・火災等
から避難させた後に、下方から前記気球を射ち落して、
前記物体を地上に回収することを特長とする緊急輸送方
法。 - (2)ケースに装着された物体を振動または温度変化が
起きたときに落下させるようにした支持手段と、落下し
た前記物体を捕捉する保持部材を有する捕捉手段と、前
記支持手段の近傍に配設された風船状の気球と、該気球
にガスを充填するための該気球の開口部に結合されたボ
ンベと、該ボンベの気密栓を開放する気密栓開放手段と
、前記ガスが前記気球に充填されたときに該気球の開口
部を閉塞するとともに該気球を前記ボンベから離脱せし
める気球解放手段と、一端が前記保持部材に、他端が前
記気球に夫々連結された紐状体とから構成したことを特
長とする緊急輸送装置。 - (3)前記ケースが磁気録音装置であり、前記物体が録
音媒体であることを特長とする特許請求の範囲第1項及
び第2項に記載の緊急輸送方法及びその装置。 - (4)前記物体が録音媒体以外の重要な物体であること
を特長とする特許請求の範囲第1項及び第2項に記載の
緊急輸送方法及びその装置。 - (5)前記気球の表面に国別・地方別・会社別・情報別
等の標識を下から識別できるように表示し、下方から前
記気球を銃等で射ち落して前記物体を回収するようにし
たことを特長とする特許請求の範囲第1項及び第2項に
記載の緊急輸送方法及びその装置。 - (6)前記支持手段・捕捉手段・気密栓開放手段及び気
球開放手段が、地震により誘起された振動子の押力また
は火災により誘起された感温変形部材の押力により作動
するように構成したことを特長とする特許請求の範囲第
2項に記載の緊急輸送装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61263203A JPS63116999A (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | 緊急輸送装置 |
US07/116,858 US4795112A (en) | 1986-11-05 | 1987-11-05 | Method and device for emergency transportation |
GB8725930A GB2199798B (en) | 1986-11-05 | 1987-11-05 | A method and a device for emergency transportation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61263203A JPS63116999A (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | 緊急輸送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63116999A true JPS63116999A (ja) | 1988-05-21 |
JPH0525718B2 JPH0525718B2 (ja) | 1993-04-13 |
Family
ID=17386210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61263203A Granted JPS63116999A (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | 緊急輸送装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4795112A (ja) |
JP (1) | JPS63116999A (ja) |
GB (1) | GB2199798B (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4911379A (en) * | 1989-01-23 | 1990-03-27 | Kopelman Shari D | Inflated balloon release device |
US5884862A (en) * | 1996-08-02 | 1999-03-23 | Visidyne, Inc. | Automatic radiosonde balloon launching module |
US5850988A (en) * | 1996-08-20 | 1998-12-22 | Visidyne, Inc. | Radiosonde balloon launching system |
FR2877315B1 (fr) * | 2004-10-29 | 2007-02-02 | Eads Space Transp Sas Soc Par | Dispositif de commande du deploiement de structures gonflables |
DE102007004830B4 (de) * | 2007-01-31 | 2015-09-10 | Airbus Operations Gmbh | Flugzeug mit einer für einen Patiententransport umkonfigurierbaren Sitzanordnung |
US9296489B2 (en) * | 2013-03-14 | 2016-03-29 | Drs C3 & Aviation Company | Flight recorder deployment mechanism |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62157695U (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-06 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB1012226A (en) * | 1962-08-02 | 1965-12-08 | Ml Aviation Co Ltd | Improvements relating to aircraft crash recorders |
US3452949A (en) * | 1967-03-31 | 1969-07-01 | Vitro Corp Of America | Balloon launching system and method |
US3465987A (en) * | 1967-10-19 | 1969-09-09 | James R Harmon | Automatic aerial distress signal |
GB1202445A (en) * | 1968-01-16 | 1970-08-19 | Ml Aviation Co Ltd | Improvements relating to aircraft crash recorder units |
US3807384A (en) * | 1972-08-14 | 1974-04-30 | Nasa | Apparatus for controlling the temperature of balloon-borne equipment |
US4042882A (en) * | 1976-10-18 | 1977-08-16 | Camacho Gustavo G | Radio-balloon distress signal |
US4494714A (en) * | 1982-12-03 | 1985-01-22 | Geoffrey E. Hill | Automatic balloon launching system |
US4564159A (en) * | 1982-12-03 | 1986-01-14 | Geoffrey E. Hill | Automatic balloon launching system |
-
1986
- 1986-11-05 JP JP61263203A patent/JPS63116999A/ja active Granted
-
1987
- 1987-11-05 GB GB8725930A patent/GB2199798B/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-11-05 US US07/116,858 patent/US4795112A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62157695U (ja) * | 1986-03-31 | 1987-10-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2199798A (en) | 1988-07-20 |
GB2199798B (en) | 1990-04-25 |
JPH0525718B2 (ja) | 1993-04-13 |
US4795112A (en) | 1989-01-03 |
GB8725930D0 (en) | 1987-12-09 |
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