JPS63116764A - 塗料吐出量制御装置 - Google Patents

塗料吐出量制御装置

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JPS63116764A
JPS63116764A JP26102886A JP26102886A JPS63116764A JP S63116764 A JPS63116764 A JP S63116764A JP 26102886 A JP26102886 A JP 26102886A JP 26102886 A JP26102886 A JP 26102886A JP S63116764 A JPS63116764 A JP S63116764A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動塗装機によって被塗装物に対する塗装を
行う場合に、自動塗装機の塗お1吐出量を制御する塗料
吐出量制御装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来、例えば自動車等車両の製造工場における車体の吹
付は塗装においては、外部環境の変化に伴って塗料の粘
度が変化するため、ノズルからの塗料吐出量が変動して
塗膜が不均一になるという問題がめった。
そこで、この問題点を解決するために、例えば特開昭5
6−139162号公報に開示されているように、塗料
供給源から塗料を塗装機のノズルに供給するための塗料
供給通路に流量計を介設するとともに、上記塗料供給源
と流量計との間に流量制御装置を介設し、上記流量計に
よって検出された塗料流量に基づいて上記流量制御装置
をマイクロコンピュータで制御することにより、上記ノ
ズルからの塗料吐出量の一定化を図るようにした塗料吐
出量制御装置が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、一般に車体の塗装ラインにおいては、車体の
上面と側面とに分けて、自動塗装機によって吹付は塗装
を行っている。そして、この場合、第9図に示すように
、所定の塗布幅Wを確保するために、第10図に示すよ
うにキャリアaに載せられて移動する車体Wの進行方向
に対してトップガンbおよびサイドガンC,Cの各々の
塗料吹出ノズルを横方向(直角方向)にレシプロ運動さ
せながら塗装を行っている。このため、上記車体Wに対
する各ガンb、cの塗料吹出ノズルの相対的な動きは、
第9図に示すように2〜3秒を周期とする振動波形とな
る。そして、上記各ノズルの横方向移動範囲の両端部に
おいては、2度吹きおよび捨て吹きが生じないように塗
料の吐出が停止され、ハツチングで示すような塗料カッ
ト領域が形成される。したがって、塗料の流れは急激に
立ち上がりかつ急激に立ち下がる複数のステップ状のパ
ルスよりなるパルス列を形成するため、上述の如き装置
では塗料吐出量の精密な制御は困難であった。
また、通常、車体Wの塗装ラインにおいては、塗色の異
なる車体Wが混在しており、塗色および塗料吐出量等の
塗装条件を同一とする車体が必ずしも連続的でなく、断
続的に搬入される場合が多いため、同一条件の塗装サイ
クル間で塗装のばらつきが生じ易いという問題もあった
特に、車体W上面を塗装する場合においては、塗装エリ
アの面積がボンネット、ルーフおよびトランクリッドで
異なり、かつこれら各塗装エリアは上下に高低差がある
ことから、上)本の如きトップガンbのノズルからの塗
料吐出量が同一の吐出■に設定されたものでは、広いエ
リアや低所のエリアを塗装すると塗料の付着量が少なく
なって塗膜の膜厚が薄くなる。一方、狭いエリアや高所
のエリアを塗装すると塗料の付着量が多くなって塗膜の
膜厚が厚くなる。このように各塗装工1ノアの広狭およ
び高低差によって塗膜の膜厚に変化が生ずることとなる
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、複数の塗装エリアに分けられた被塗
装物に対し塗料を吹付ける塗装ガンの吐出量を上記被塗
装物の各塗装エリアに応じて変更せしめる適切な手段を
講することにより、上述の如き車体の吹付は塗装のよう
に、自動塗装機によって1回の塗装サイクルにつき複数
の塗料流れパルスが生成されて塗装が行われ、かつ塗色
が異なったり各塗装エリアに広狭および高低差が生じて
いる被塗装物が混流される塗装ラインであっても、被塗
装物の各塗装エリアに応じた量だけ塗料を適正に吐出し
得、これにより被塗装物に対する塗膜の均一化を図らん
とすることにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、自動
塗装機において、1回の塗装サイクルにつぎ複数の塗料
流れパルスを生じさせ、これにより、複数の塗装エリア
に分けられた被塗装物に対し塗装を行う場合に、上記塗
料流れパルスのそれぞれにおける塗料流量を計測し、こ
の計測データを基準値と比較し、この比較に基づいて上
記自動塗装機からの塗料の吐出量を補正制御する塗料吐
出量制御装置を対象とする。この場合、上記全ての塗料
流れパルスに対し塗料流量の補正を行うとともに、上記
被塗装物の各塗装エリア毎に吐出量を変更し、かつ各塗
装エリアにおける最終の塗料流れパルスの補正データ値
を、次回の塗装サイクルにおける各塗装エリアの初期値
として用いらしめる吐出量コントロール手段を設ける構
成とする。
(作用〉 上記の構成により、本発明では、複数の塗装エリアに分
けられた被塗装物に対し自8塗装を行う際、複数の塗料
流れパルスの全てについてデータ補正が行われることか
ら、精密な吐出量制御が可能となり、塗膜の均一化が図
られることとなる。
また、今回の塗装サイクルにおける上記各塗装エリア毎
の最終の塗お1流れパルスの補正データ値、ずなわち塗
料の流れ状態の最も安定した状態のデータ値が次回の同
一条件(塗色および塗装エリア数)の塗装サイクルにお
ける各塗装エリアの初期値として用いられることから、
塗色が異なったり各塗装エリアに広狭および高低差が生
じている被塗装物が混流される塗装ラインでおっても、
被塗装物の各塗装エリアに応じた量だけ塗料を適正に吐
出しLこれにより塗装サイクル間の吐出量のばらつきが
確実に解消されて被塗装物に対する塗膜の均一化が図ら
れることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明するが、そ
の説明に先立って、本発明の前提となる自動塗装機によ
る被塗装物に対する吹付は塗装方法について簡単に説明
することとする。
第11図は被塗装物としての自動車の車体W上面(to
p)に対する自動塗装機による吹付は塗装エリアを示し
、同図中、符号■は車体Wのフロントおよびリヤウィン
ドに対応する塗料OFFエリア、■は車体Wのボンネッ
ト、ルーフおよびトランクリッドに対応する塗料ONエ
リア(第1〜3塗装エリア)である。
第6図は車体W上面を塗装する場合の自動塗装機の作動
中における質量流量計の出力信号と塗料吐出量との関係
を示す波形図であって、同図(b)は、車体W上面を塗
装する場合には12個の塗料流れパルスによって1回の
塗装サイクル(60秒〉が形成されることを示している
。そして、本実施例では、車体W上面を塗装する場合の
各塗料流れパルスのパルス幅τ1を2.71秒、パルス
周期τ2を4.05秒にそれぞれ設定している。
第1図は本発明の実施例に係る塗料吐出量制御装置の構
成を示す構成図であって、1は自動塗装機本体演算処理
機、2はマイクロコンピュータ、3は塗料供給通路21
の下流端に股(ブられた塗料吐出ノズル、4は上記塗料
供給通路21の途中に介設された質量流量計でおる。こ
の質量流量計4は、第3図に示すように、センサ部5、
エレクトロニクス・ボックス部6、質量流量デジタルモ
ニタ7および温度・密度デジタルモニタ8よりなり、上
記センサ部5で検出した塗料の質量流量を表わす信号を
エレクトロニクス・ボックス部6で処理してマイクロコ
ンピュータ2に出力するように構成されている。
また、上記質量流量計4の上流側には、塗料の流量を制
御するエアオペレーション・レギュレータ(以下、エア
オペレギュレータと略称する)9が設けられており、こ
のエアオペレギュレータ9は、上記マイクロコンピュー
タ2からの出力信号を空気信号に変換する電/空変換装
置10からの空気信号によって作動される。該電/空変
換装置10は、第4図に示すように、エア供給源から供
給されるエア圧を減圧する固定減圧弁11と、該固定減
圧弁11で減圧されたエア圧を用い、マイクロコンピュ
ータ2から入力される8ビットパラレルデジタル信号に
比例した空気信号を出力する電/空変換器12と、該電
/空変換器12から出力された空気信号を増幅し、この
増幅されたエア圧によって上記エアオペレギュレータ9
を作動させる可変レシオリレー13とから構成されてい
る。
一方、上記塗料供給通路21の上流側にはカラーチェン
ジバルブ群14が配置されている。このカラーチェンジ
バルブ群14は各塗色のためのカラーチェンジバルブ1
4A〜14Nを有し、これらのカラーチェンジバルブ群
”14A〜14Nは、レギュレータ群15のそれぞれ対
応するレギュレータ15A〜15Nを介してそれぞれ塗
料供給配管16A〜16Nに接続されている。また、カ
ラーチェンジバルブ群14には、レギュレータ150を
介して洗浄用シンナ供給配管17に接続されたバルブ1
40と、レギュレータ15pを介してエア供給配管18
に接続されたバルブ14pとがそれぞれ設けられている
。さらに、上記塗料供給通路21には、塗料吐出ノズル
3と質量流量計4との間に塗料0N−OFF切換えバル
ブ20が介設されている。
以上の構成において、自動塗装は本体演算処理機1から
出力された塗色および塗装エリア数を表わす信号は、塗
料密度を表わす信号と共にマイクロコンピュータ2に取
り込まれる。これと同時に自動塗装は本体演算処理機1
は設定された塗色のカラーチェンジバルブを聞く(この
カラーチェンジバルブを例えば車体W上面を塗装するバ
ルブ14Jとする)。ここでマイクロコンピュータ2は
エアオペレギュレータ9を電/空変換装置10を介して
走査するので、塗料が塗料供給通路21に流れ始める。
この塗料は、選定された塗料供給配管16Jよりレギュ
レータ15Jおよびカラーチェンジバルブ14Jを経て
塗料供給通路21に送られ、エアオペレギュレータ9、
質量流量計4を通って塗料吐出ノズル3から車体W上面
に向かって吐出される。上記質量流量計4は後述するよ
うな一定の設定条件の下に質量流はを検出してマイクロ
コンピュータ2にフィードバックする。このように、マ
イクロコンピュータ2、電/空変換装置10、エアオペ
レギュレータ9および質量流量計4によってループを形
成することにより、塗料吐出量の狂いを補正するように
構成されている。
ところで、上述した第6図(b)に示されているような
急激にステップ状に立ち上がる塗料流れパルスを質量流
量計4で検出する場合、該質量流量計4の応答性が問題
となる。第5図は塗料の流れに対するHa流最計4の応
答性を示す図で、縦軸はE/Eo、横軸は時間でおる。
Eは質量流量計4の出力、Eoはステップ入力に対して
収束した質量流量計4の出力である。第5図を参照すれ
ば、この質量流量計4は0.2〜0.3秒の遅延をもっ
てステップ入力に追従することが判る。
第6図(a>は上述した質量流ffi、it4の応答i
生を考慮して想定した。第6図(b)の塗料流れパルス
に対応した質量流量計4の出力信号パルスを示す。本実
施例においては、この出力信号に基づいて第6図(b)
における全ての塗料流れパルスに対し流量補正を行うが
、第6図(a)についての説明はマイクロコンピュータ
2の動作の説明と共に後述する。
このマイクロコンピュータ2が実行する処理の内容は第
7図(a> 、(b>に示されており、時間的に初期過
程(第7図(a)参照)、補正過程(第7図(b)およ
び第6図(a)参照)および補正データ格納過程の3つ
の処理過程に分けられる。以下、これらの各過程を第1
図および第2図を参照しつつ説明する。
(初期過程) 車体〜■が搬送コンベアに沿って塗装ステーションの塗
装ブース22内に搬入されると、作業者が操作盤23を
操作し、これにより上記車体Wの塗色情報が自動塗装機
本体演算処理1幾1に入力される。次に、車体Wが上記
操作盤23の下流側に配置された光電管24,24.・
・・の位置に搬入され、これにより塗装エリア数等の車
種分類情報が上記自動塗装は本体演算処理機1に入力さ
れる。そして、車体Wがその上面を塗装するトップガン
25の位置に搬入される間に、自動塗装機本体演算処理
機1から塗色および塗装エリア数等の設定信号がマイク
ロコンピュータ2に入力される。また、これと同時に該
自動塗装機本体演算処理機1は、設定された塗色のカラ
ーチェンジバルブ14Jを開く。この際、上記マイクロ
コンピュータ2に取り込まれた信号は次のように処理さ
れる。
(1)密度テーブルより、塗色に応じた密度Dsを読み
出し、この密度Dsと各塗装エリアに応じて設定された
吐出量Qv (体積流量)とを乗算して質量流量に変換
してホールドする。この質量流量をQMとする(QM 
=Ds −Qv )。
(2)電/空変換値記憶テーブルより、塗色および吐出
量に対応した前回の塗装サイクルの電/空変換値Kを読
み出し、この電/空変換11IKを初期値として電/空
変換装置10に出力し、塗料の流れを開始する。この電
/空変換値には整数でO≦に≦255 (10進数)の
値を有する。
この初期過程は質量流量計4の出力信号の安定を待つこ
とを目的とする。
(補正過程) マイクロコンピュータ2は、自動塗装機本体演算処理機
1から第1塗装エリアにおける第1番目の塗料流れパル
スについて吐出ON信号を受けると、この塗料流れパル
スについての流量補正処理を開始する。この際、上記マ
イクロコンピュータ2に取り込まれた信号は次のように
処理される。
(1)自動塗装機本体演算処理機1より時点t1におい
て吐出ON信号を受けると、吐出量の安定を待つために
その時点t1から、予め設定された時間τ0秒経過する
時点t2まで待機する。
(2)時点t2から時点t3までサンプリング周波数f
H2、サンプリング個数Sをもって買足流量計4の出力
信号のサンプリングを行う。
(3)サンプリングしたデータの平均値を算出し、平均
質量流量QMSを得る。
(4)この平均質量流量○MSを初期過程で設定した質
量流量と比較し、Y=○MS/QMを削算する。
(5)Yが許容範囲におるか否かの判定を行う。
(6)Yの値が許容範囲内にあるときには電/空変換値
Kをそのまま保持し、許容範囲外にあるときには電/空
変換値Kに補正を加える。電/空変換値補正加減四をΔ
にとし、補正値をTとすれば、Y>1のときはT=に一
△にとし、Y<1のときはT=に+Δにとする。
(力 Tの値の妥当性を判断する。妥当であれば、すな
わちO<T<255であればKの値をTに置き換える。
T≦O又はT≧255であればKの値は補正しない。
(8)Kの値を電/空変換装置10に出力して、実質的
な塗料吐出量の補正を行う。
(9)電/空変換値テーブルのKの値を古き換える。
Go)  時点t4で吐出OFF信号を受けても、自動
塗装機RUN信号がONである限り上述の処理を、続く
出力信号のパルスに基づいてそれぞれ行う。
このような処理はまず第11図に符号■を付して示した
第1塗装エリア(ボンネット)、第2塗装エリア(ルー
フ)および第3塗装エリア(+−ランクリッド)につい
て同様に行われる。
(11)  電/空変換値記憶テーブルを各塗料流れパ
ルスに対する補正電/空変換値によりその都度書き換え
る。
(補正データ堵納過程) 上記第1塗装エリア(ボンネット)における最終(第4
番目)の出力信号パルスの時点t9において自動塗装機
RUN信号がOF F +、:なったことを検出すると
、次の処理が行われる。なお、この自動塗装置1RUN
信号は第6図(C)に示す如く吐出OFF信号が出力さ
れる前にOFFになっているが、この間は自己保持回路
によって自動塗装機の動作は所定時間保持される。
(1)最終の出力信号パルスに基づいて得た補正電/空
変換値を電/空変換値記憶部に格納する。なあ、第2塗
装エリア(ルーフ)および第3塗装エリア(トランクリ
ッド)においても同様に最終出力信号パルスの時点t9
において自動塗装機RUN信号がOFFになったことを
検出すると、第2塗装エリア(ルーフ)におっては第6
番目の出力信号パルス、第3塗装エリア(トランクリッ
ド)にあっては第2番目の出力信号パルスに基づいて得
た補正電/空変換値を電/空変換値記憶部にそれぞれ格
納する。
(2)このようにして車体W上面の第1〜3塗装エリア
にあける全ての補正電/空変換値が電/空変換値記゛臘
部に格納されると、電/空変換装置10にに=255を
出力し、エアオペレギュレータ9を全開する。次回の車
体Wの塗色が今回と異なる場合には、塗料供給通路21
内の残留塗料を排出して、洗浄用シンナを用いた塗料供
給通路21内の洗浄が必要となる。したがって、塗料供
給通路21内の塗料の流れ抵抗を低減するため、エアオ
ペレギュレータ9を全開にする。
(3)自動塗装機本体演算処理間1がら洗浄工程終了の
信号を受けると、電/空変換)を置1oに電/空変換値
に=Oを出力してエアオペレギュレータ9を仝閑にする
。次回の車体Wの塗色が今回と同じ場合には上記洗浄工
程は省略されるが、エアオペレギュレータ9を閉じるた
めに見せがけの洗浄終了信号を受ける。
(4)1サイクルの塗装工程か終了し、次の車体Wのた
めに侍薇する。なお、上述の如くして車体W上面に対す
る塗装が終了すると、これに引き続いて上記トップガン
25の下流側に配置されたサイドカン26.26により
上記要領にて車体W側面に対し塗装を行う。
第8図(a)〜第8図(C)は以上)ホべたマイクロコ
ンピュータ2が実行する処理手順をさらに詳細に説明す
るフローヂャートである。
まず、第8図(a)のスタート後のステップS1におい
て、補正の1サイクル開始信号を受信したか否かを判定
する。この判定が上記補正の1ザイクル開始信号を受信
したYESの場合は、ステップ82〜$4に進んで車種
iおよび塗色jの読取りを行うとともに、塗装エリア数
F+i>をセットする。一方、上記判定が補正の1サイ
クル開始信号を受信していないNoの場合は、この補正
の1サイクル開始信号を受信するまで待機する。
次いで、ステップ$5において、マイクロコンピュータ
2内の密度テーブルから塗色に対応した塗料の密度Ds
(j)を読み出してセットし、その後、ステップS6に
進んで電/空変換装置10にに=Oを出力してエアオペ
レギュレータ9を全開にする。その後、ステップS7に
おいて、エリア塗装回数パラメータkを零に設定する初
期化を行い、次のステップS8で上記エリア塗装回数パ
ラメータkかに≦F山になっているか否かを判定する。
この判定かに≦F山の場合は、第8図(b)のステップ
S9に進んで車種、塗色および塗装エリア数に対応した
吐出量(体積流ff1)Qv (i、 j。
k)をセットする一方、上記判定がk>F山の場合は、
ステップ333に進んで電/空変換装置10にに=25
5を出力してエアオペレギュレータ9を全開してステッ
プS+に戻り、次回の車体Wがtaブース22内に搬入
されるのを待つ。
さらに、ステップShoでは、マイクロコンピュータ2
内の電/空変換値記憶テーブルから車種、塗色および塗
装エリア数に対応した電/空変換値Ks (i、j、k
)を読み出してセットする。次いで、ステップSoで体
積流量Qv (i、j、k>に密度Ds(j)を乗算し
て質量流量QMに変換する。
そして、ステップS12において電/空変換装置10に
に=Ks (i、j、k)を出力し、ステップ313に
進んで塗装はのレシプロパラメーターをL=Oにする初
期化を行って前)ホの初期過程を終了する。なお、自動
塗装機はRUN信号が途中でOFFとなっても必ず往復
動して定位置に停止するようになっている。
次いで、第8図(C)のステップS14において塗料吐
出ON信号を受信したか否かを判定し、この判定が塗料
吐出ON信号を受信したYESの場合(第6図(a)の
時点i+ )はステップ315に進んでτO秒秒間間す
る一方、上記判定が塗料吐出ON信号を受信していない
NOの場合は塗料吐出ON信号を受信するのを待つ。そ
して、ステップS’sで10秒経過したか否かを判定し
、この判定が10秒経過したYESの場合はステップ8
16に進んで質量流量計4の出力によって吐出量のサン
プリングを行う(第6図(a)の時点12〜t3まで、
サンプリング周波数fHz、サンプリング個数S)一方
、上記判定がτ○秒経過していないNoの場合は10秒
経過するまで待つ。
しかる後、ステップ317でこのサンプリング結果の平
均質量流量すなわち平均吐出量QMSを算出する。そし
て、次のステップS+aでサンプリングデータの評価の
ためにY=○MS/QMを算出し、次のステップS19
でこのYが許容範囲内にあるか否かを判定する。この判
定がYが許容範囲外にあるNoの場合はステップS?o
に進んで電/空変換値にの補正を行う一方、上記判定が
Yが許容範囲内にあるYESの場合は補正を行わずにス
テップ326に進んでこのKの値を電/空変換装置10
に出力する。ステップ320ではYが1より大きいかあ
るいは1より小ざいかの判定を行い、Yく1のときはス
テップS2+に進んでKの値に補正分ΔKを加えて電/
空変換値Kを補正する(T=に+ΔK)。一方、Y>1
のときはステップ322に進んでKの値から補正分ΔK
を減じて電/空変換値Kを補正する(T=に一ΔK)。
次に、補正可否を評価するステップS23でTがO<T
<255の範囲内にあるか否かを判定する。この判定が
O<T<255の範囲内にあるYESの場合はステップ
S25に進んでに=T (補正可能)となし、T≦Oま
たはT≧255のときはステップ324に進んでに=K
(補正不可能)とする。そして、ステップ826で電/
空変換装置10i、:Kを出力し、次のステップS27
で電/空変換値テーブルを書き換えるとともにこのとき
の補正電/空変換値を格納する。
次いで、ステップ328で吐出OF F信号を受信した
か否かの判定を行い、この判定が吐出OFF信号を受信
したYESの場合(第6図(a)の時点j4)は塗装は
のレシプロパラメーターがL=1であるかL=0である
かを判定する。この判定がL=1の場合はステップ33
1に進んで自動塗装置aRUN信号を評価する。一方、
上記判定がL−〇の場合はステップ330に進んで塗装
機のレシプロパラメーターをL=L+1にインクリメン
トしてステップS14に戻り、次の塗装流れパルスに対
してステップS+s〜327の補正処理を繰り返す。
また、上記ステップS3】において自動塗装機RUN信
号がONのときは第1塗装エリアの塗装が未だ終了して
いないものと判断してステップ313に戻り、レシプロ
パラメーターの初期化を行って次の塗装流れパルスに対
してステップ314〜327の補正処理を繰り返す。一
方、自動塗装機RUN信号がOFFのときは第1塗装エ
リアの塗装が終了したものと判断してステップ332に
進み、エリア塗装回数パラメーターをに=に+1にイン
クリメントしてステップS8に戻り、以後の処理を繰り
返す。そして、上記エリア塗装回数パラメーターがl<
>l’:(i)になると、ステップ333で電/空変換
装置10にに=255を出力してエアオペレギュレータ
9を全開にしてステップS1に戻り、次回の車体Wが塗
装ブース22内に搬入されるのを待つ。
以上が第1塗装エリアに対しマイクロコンピュータ2が
実行する処理手順であり、第2および第3塗装エリアに
対しても同様に行われる。
よって、上)ホの如き処理手順においてステップ313
〜333により、複数の塗装エリアに分けられた車体W
に対し自動塗装を行う際、1回の塗装り゛イクルにつき
生ずる複数(12周)の塗料流れパルスの全てに対し塗
料流量の補正を行うとともに、車体Wの各塗装エリア毎
に吐出量を変更し、かっ該各塗装エリアにおける最終の
塗料流れパルスの補正データ値を、次回の塗装サイクル
における各塗装エリアの初期値として用いらしめるよう
にした吐出量コントロール手段27が構成されている。
したがって、上記実施例では、車体W上面に対する12
個の塗装流れパルスの全てについて流量補正を行ってい
ることから、塗膜の均一化を図ることができる。また、
1回の塗装サイクルにおける各塗装エリア毎の最終つま
り第1塗装エリア(ボンネット)にあっては4番目、第
2塗装エリア(ルーフ〉にあっては6番目、第3塗装エ
リア(トランクリッド)におっては2番目の塗装流れパ
ルスの補正データを、次回の塗装サイクル(塗色および
塗装エリア数が同一の次の塗装サイクル)の初期1直と
して用いるので、塗装サイクル間におけるばらつきを確
実に解消することができる。
なお上記実施例では、被塗装物が自動車の車体W上面で
おる場合を示したが、これに限らず、他の被塗装物に対
しても適用可能なことは勿論であり、塗装エリアも2つ
あるいは4つ以上でおってもかまわない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、複数の塗装エリ
アに分けられた被塗装物に対し自動塗装を行う際、複数
の塗装流れパルスの全てについてデータ補正を行ってい
ることから、精密な吐出量制御が可能となって塗膜の均
一化を図ることができる。また、今回の塗装サイクルに
おける各塗装エリア毎の最終の塗装流れパルスの補正デ
ータ値、すなわち塗料の流れ状態が最も安定した状態の
データ値を、次回の同一条件(塗色および塗装エリア)
の塗装サイクルの初期値として用いるので、塗装サイク
ル間における吐出量のばらつきをりfr実になくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は塗料吐出量制御
装置の概略構成図、第2図は自動車の車体に対し塗装を
行う塗装ステーションの概略構成図、第3図は質量流量
計の構成図、第4図は電/空変換装置の構成図、第5図
は質量流量計のステップ入力に対する出力応答特性を示
すグラフ、第6図は車体上面を塗装する場合の自動塗装
機の作動中における貿囲流準計の出力信号と塗斜吐出徂
との関係を示す波形図、第7図(a)および第7図(b
)はマイクロコンピュータが実行する処理の内容および
各信号の流れを示す説明図、第8図(a)〜第8図(C
)はマイクロコンピュータが実行する処理手順を示すフ
ローチャー1・図、第9図および第10図は自動塗装機
の塗お1吐出ノズルの動きを説明するための説明図、第
11図は自動車の車体上面に対する塗装エリアを示す図
である。 1・・・自動塗装機本体演算処理機、2・・・マイクロ
コンピュータ、3・・・塗料吐出ノズル、4・・・質量
流量計、9・・・エアオペレギュレータ、10・・・電
/空変換装置、14・・・カラーチェンジバルブ群、1
5・・・レギュレータ群、16・・・塗料供給配管群、
17・・・シンナ供給配管、18・・・エア供給配管、
20・・・塗11ON−OFF切換えバルブ、27・・
・吐出量コントロール手段、W・・・車体。 第2図 第5図 特開 第8図(Q)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動塗装機において、1回の塗装サイクルにつき
    複数の塗料流れパルスを生じさせ、これにより、複数の
    塗装エリアに分けられた被塗装物に対し塗装を行う場合
    に、上記塗料流れパルスのそれぞれにおける塗料流量を
    計測し、この計測データを基準値と比較し、この比較に
    基づいて上記自動塗装機からの塗料の吐出量を補正制御
    する塗料吐出量制御装置であって、上記全ての塗料流れ
    パルスに対し塗料流量の補正を行うとともに、上記被塗
    装物の各塗装エリア毎に吐出量を変更し、かつ各塗装エ
    リアにおける最終の塗料流れパルスの補正データ値を、
    次回の塗装サイクルにおける各塗装エリアの初期値とし
    て用いらしめる吐出量コントロール手段を備えてなるこ
    とを特徴とする塗料吐出量制御装置。
JP26102886A 1986-10-31 1986-10-31 塗料吐出量制御装置 Expired - Fee Related JPH0824860B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018505779A (ja) * 2015-02-05 2018-03-01 カーライル フルイド テクノロジーズ,インコーポレイティド スプレーツールシステム

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