JPS63116697A - 油脂の分解方法 - Google Patents

油脂の分解方法

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JPS63116697A
JPS63116697A JP61262003A JP26200386A JPS63116697A JP S63116697 A JPS63116697 A JP S63116697A JP 61262003 A JP61262003 A JP 61262003A JP 26200386 A JP26200386 A JP 26200386A JP S63116697 A JPS63116697 A JP S63116697A
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國生 純孝
Akira Tsunoda
昭 角田
Haruo Machida
晴夫 町田
Shinjiro Iwasaki
岩崎 慎二郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は油脂の分解方法、更に詳しくは特定量の水の存
在下に於いて、油脂とアルコールを含む反応系に微生物
高分子量アルカリ性リパーゼを作用させて短時間に高い
分解率で油脂を脂肪酸アルコールエステルとグリセリン
に分解する方法に関する。
〔従来の技術〕
油脂の化学的分解方法は色々あるが、実用化されている
のは、アルカリによる鹸化分解法、水と間温高圧下に分
解するコルゲート、エメリー法、無水メタノールと触媒
の存在下に加熱分解するメタツリシス法などがその主な
ものである。
近年、リパーゼを用いる油脂の加水分解方法が省エネル
ギーの観点から研究されている。酵素法による油脂の加
水分解反応に於ける水の役割としては、直接反応に関与
する一成分として、又は酵素の溶媒として、又は油脂の
分散溶媒として働いている。しかし、水は油脂を分散す
ることは出来ても溶解することは出来ない為に加水分解
速度は反応時の界面面積が才な律東要因となり、その為
、特に反応後1υ1に於いて酵素活性の十分な能力が発
揮出来ず、反応速度(,1゛著しく低4ζする。そこで
、高い加水分解率を得る為には長い分解時間を要したり
、本来必要の無い多尾の酵素を必要とすると言った問題
があって、必ずしも満足な経済効果が得られてはいない
この様な欠点を補・う方法として油脂の分散を容易にす
る目的から小林らは水とイソオクタン等の非極性有機溶
媒との二相系での分解を検討している(醗酵工学、、 
63.439(,1,9E15))。
その結果、有機溶媒無添加系に比べて分解率ばかなり改
善されたが、依然、油脂を溶解する有機溶媒相と酵素を
溶解する水相との二相系である為、攪拌に因って界面面
積を維持しなくてはならず、所要反応時間、酵素の有効
利用などなお実用化には問題もある。反応系にアルコー
ルを使用した例としては、水の非存在下にアルコールを
用いアルコリシス反応を行なうことを特徴とする方法く
特開昭60−78587号)が知られている。上記特開
昭60−78587号の出願公告公報において、従来の
アル′:zリシス反応ば水の存在下にアル、:12−ル
と油脂のアルコリシス反応が行なわれているが、反応系
に於ける水の存在は脂肪酸」”ステル生成率や純度の低
下をまぬがれ得ないとして、石原ら(C1uうm、Ph
+irm。
Bull、23.3266(1975))の報告を挙げ
、水の非存在下にアルコリシス反応を行なうことによっ
て初めてこの様な問題を防止できると述べている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、本願発明者らの研究に拠ればアルコリシ
ス反応にお番Jろ水の役割は重要であり、多ずきCも脂
肪酸エステル生成率が低ドしたり、二相系エマルジョン
になりリパーゼの反応効率が低下して良くないが、逆に
非存在下に於いてもリパーゼの活性発現が阻害されアル
コリシス反応は低下、若しくは反応を停止し7、必ずし
も満足な結果は得られないことが分った。
本発明は上記欠点を解消し、油脂を短時間に高い分解率
で脂肪酸エステルに分解する方法を提供することを1−
1的とする。
〔問題点を解決する為の手段〕
そこで、本発明者らは効率的な油脂のアルコリシス反応
に必要な水の量に就いて種々検討した結果、0.02%
以」−〜3.0%以下の水の存在下に油脂と、置換基を
有していてもよいCI−C2□の飽和、又は不飽和の一
級又は二級アルコールとを、アルコール(但し、第三級
アルコールを除く)以外の有a溶媒の存在、又は非存在
下に微生物高分子量アルカリ性リパーゼを作用させ、油
脂を分解させることにより、」二記欠点を解決出来るこ
とを発見し本発明を完成させた。即ち、本発明は均−系
を保ら得る範囲であって、しかもアルコリシス反応を最
も効率良く進めるのに必要な水の存在下に油脂とアルコ
ールに微生物高分子量アルカリ性リパーゼを作用し油脂
を短時間に効率良く脂肪酸エステルとグリセリンとに分
解する方法である。
以下、木発明に就いて詳細に説明する。
木発明の方法は、油脂と、置換基を有していてもよい0
1〜C22の飽和、又は不飽和の一級又は二級アルコー
ル若しくは必要に応じてこれらとアルコール(但し、第
三級アルコールを除く)以外の有機溶媒との共存下に微
生物高分子量アルカリ性リパーゼを作用させて油脂を脂
肪酸エステルとグリセリンに分解するに際して0.02
%以上〜3.0%以下の水の存在下に於いて行なわれる
。この水の量であれば反応系は均一を保ち得る範囲であ
り、若し原料や生成物の一部が反応系に於いて不溶性物
となる場合には反応系に適当な有機溶媒を選択して用い
ることで問題を解消出来る。アルコリシス反応に於ける
水は反応を円滑に進める為の触媒的働きをしていると思
われ、その役割は重要であり、水の量が0002%以下
の条件に於いては油脂とアルコールの脂肪酸の交換は著
しく阻害される。
この点に関して実験例を示して説明する。
実験例1 オリーブ油3g、1−ブタノール3gを共栓付き試験管
に取り、微生物高分子量アルカリ性リパーゼであるリパ
ーゼPL−679(泡糊産業、70000u7g)、リ
パーゼ゛AL(泡糊産業、15000u/gl) 、微
生物1烏分イVアルカリ(Ilリパーゼでないリパーゼ
OF(名わ77産業、360000u/g)、リパーゼ
M −A P2O(天野製薬、20000u/Hシ)、
リパーゼA、P6(天野製薬、(i 000 u / 
LH)、lリパーゼ(田辺製薬、6000u/g)、バ
ンクレアチン(和光純薬、2000u/g)のリパーゼ
15)末(1,1gを加え、水が0〜50%(反応系全
体に対する%、カールフィッシャー法で測定)になるよ
うに干レキ1ラーシーブス3Aで脱水するかもしくは水
を加え、37°Cで24時間振とう反応させ、後記実施
例1に記載したようにして脂肪酸1−ブ々ノールエステ
ルLト成率を測定した。その結果を第1表に示す。
(不貞以下余白) 第1表 反応系の水分と脂肪酸1−ブタノールエステル
生成率上記実験例1の実験結果かられかるように、本発
明において、前記反応系に存在させる水の量は反応系に
対して遊諦水として0.02%以上〜3.0%以下、好
ましくは0.02%以上〜1.0%以下、特に好ましく
は0.02%以上〜0.6%以下であることが好ましい
。水の量が3%を越えると均一相が壊れたりアルコリシ
ス反応が低下するので好ましくない。又、逆に0.02
%以下の水の量でも反応は低下してしまい好ましくない
本発明に用いるリパーゼは、微生物高分子量アルカリ性
リパーゼ、好ましくは分子量が10万以上、至適p H
が8.0以上の菌体外リパーゼ、であればその起源は何
でもよく任意のものを使用できるが、その様なリパーゼ
として、例えばアクロモバクタ−(八chromoba
cter)属に属する泡糊AL−865号菌(微工研菌
寄第121計弓)の生産するリパーゼ(特公昭、19−
32080号公報)(以下リパーゼA I−と言う)、
アルカリゲネス(Alcaligenes)属に属する
泡糊PL−266号(微工研菌寄第3187号)の生産
するりバーゼ(特公昭58−36953号公報)(以下
リパーゼPL−266と言う)、同じくアルカリゲネス
属に属する泡糊PL−679号(徽工研菌寄第3783
号)の生産するりパーゼ(特開昭6O−15312) 
(以下リパーゼPL−679と言う)等のリパーゼを具
体例として挙げることができる。また、シュードモナス
・二l・ロレデューセンス・バライエティ・ザーモトレ
ランス(Pseudomonas n1troredu
cens var、 thormo−tolerans
)の生産するリパーゼ(特公昭56−28516号)も
同様に使用することができると考えられる。
これらのリパーゼは分子内結合水を多く保有していると
思われる高分子量蛋白からなり、しかも至適pHがアル
カリ側にあることを特徴とするリパーゼであって、これ
らの性質が油脂とアルコールのアルコリシス反応を効率
良く短時間に進行させる上で特に優れた性質となってい
ることが推定される。又このことが有機溶媒に対する高
い安定性にも関係しているものと思われ、この点につい
ても実験例を示して以下に説明する。
実験例2 微生物高分子量アルカリ性リパーゼであるリバ−−M 
P L −67!1 (階動産業、7000011/[
り 、リパーゼA[、(階動産業、]、5000u/g
) 、微生物高分子量アルカリ性リパーゼでないリパー
ゼOF (階動産業、360000u/1ζ)、リパー
ゼM−AP20(天野製薬、20000u/g) 、リ
パーゼAI)6(天野製薬、6000u/g)、タリバ
ーゼ(田辺装架、6000u/fり、バンクレアチン(
和光純薬、2000u/g)のリパーゼ粉末25■ずつ
を各7nゾ栓伺き遠心管に取り2.これに各種有機溶媒
、即ちn−−一\キサン、石油エーテル、アセトン、第
3級ブタノール、水を各2ml力11え、充分攪拌し7
.37℃で24時間振とうし2、残IY活性をリパーゼ
活性測定法により測定した。リパーゼ活iYIの測定は
、リパーゼ1.) L−679とパンクレ゛ダナンにつ
いては国イ1゛らの方法(八gric、R4o1.cb
em。、 、16.1159.1982)リバーtiA
I−については国生らの方法(油化学、23、98.1
97/l) +)ハーゼoFc=つい−cは山111ら
の方法(I−1層化誌、共、 8fiO,1962) 
、その他のリパーゼについ゛ζ番1福木らの方法(J、
Gen、 Appl、Micr。
bi、ol、、 9 、353.1963)で行−2た
。その結果を第2表に示す。
1、1 反応に用いるリパーゼは精製品でも粗製品でもよく、粉
末や、顆粒状の乾燥酵素として使用する。
又、l) F、 A IE等のイオン交換樹脂やセライ
I・、ヘントリーイト あってもよい。リパーゼの使用Mには制限t,l無いが
、例えば油脂11′C当り約1 、 000〜1oo,
ooo js位、好ましく L;!: 2,000〜5
0.000即位程度の酵素量を挙げることが出来る。
酵素を植体に固定化して使用する場合、その比・活性は
高い方が反応効率も高くなるので好ましく、例えば1.
0410〜300, 000単位7g、程度の同定化酵
素を挙げることが出来る。
反応溶媒として番4、、反応に用いるアルコールが同時
に反応系溶媒としても使用出来る場合か最も理想的であ
るが、基質や生成物がアル′:1−ルに不溶性で均一相
が得られない場合Qこはアルコール((!].L、第二
級アルー1−ルを除く)以外の有機溶媒を反)1(5溶
媒とし”ζ用いる。この際には、反応を阻害しない有機
溶媒をj5iんで使用する限り何を用いてもよいが、例
えばn−ヘプタン、11−ペンタン、n−ヘキサノ、石
油エーテル、イソオクタン、。
等のごとき脂Itjj族炭化水素頻;シク[+ペンタン
、シクロブタン、シクロブタン、などのどとき脂環式炭
化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレン、フェノール
、等のごとき芳香族炭化水素類;アセトン、メチルイソ
ブチルケトン、などのごときケトン類;アセトニI・リ
バ、などのごとき含窒素溶媒類;ジメチルエーテル、ジ
エチルゴーチル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン
などのごときエーテル類;四塩化炭素、クロロポル11
、塩化メチレン、などのごときハロゲン化炭化水素類;
第3級ブチルアルコール、第3級アミルアルコール、ジ
アセトンアルコール、のごとき第3級アルコ−・ル類な
どを例示することが出来る。溶媒は一申独、又は2種以
上混合して使用してもよい。使用量は、用いる溶媒、基
質の種類や濃度によっても左右されるが、反応温度で流
動性のある均一相を保t3、反応が良く進む程度に添加
するのが望ましく、添加叶に制限はないが、例えば反応
系の10〜90%(■/v)の範囲を示すことが出来る
。基質によっーζば上記した様な溶媒の添加に因って無
添加よりも反応が促illされることもある。
本発明で反応に用いられる原料油脂は天然の動物油脂、
植物油脂、及び加工油脂等が用いられ、天然油脂として
は例えば牛脂、肝脂、乳脂、魚油、ヤシ油、パーム油、
パーム核油、オリーブ油、大豆油、綿実油、菜種油、コ
ーン油、サフラワー油、コプラ油、ヤシ油、米油、ゴマ
油、アマニ油、ヒマシ油、ヒマワリ油、舊花牛油、など
が、カロエ油脂としζば、例えば、硬化牛脂、硬化肝脂
、ショートニング、等があり、その他廃油、高酸化油脂
なども用いることが出来る。
又、本発明に於いて油脂と反応さ−Uるアルコールとし
ては、置換基を有していてもよい炭素C1〜(/22の
一級、又は二級アルコールが用いられる。
−・級アルコールの具体例としては、メタノール、エタ
ノール、1−プロパツール、アリルアルコール、プロパ
41イギルアルコール、■−ブタノール、イソブタノー
ル、1−ペンタノール、2 メチル1−ブタノール、イ
ソペンチルアル:1−ル、ネオレイルアルコール、1−
ヘキサノール、2−メチル−1−ペンタノール、2−エ
チル−1−ブタノール、■−ヘプクノール、■−オクタ
ツール、2−エチル−1−ヘキサノール、1−ノナノー
ル、3.5.5−1−ツメチル−1−ヘキザノール、パ
ン)・テニールアルコール、1−デカノール、ゲラニオ
ール、1−ウンデカノール、1−ドデカノール、ファル
ネソール、フィトール、ヘキザデカノール、オレイルア
ルコール、1−オクタデカノール、1−エイコサノール
、■−ドコサノール、などが挙げられ、置換基を持つも
のとしてフェニル基を有するものとしては例えば、ベン
ジルアルコール、β−フェネチルアルコール、ケイ皮ア
ルコール、クロロベンジルアルコール、p−アミノフェ
ネチルアルコール、ヒドロキシエチルアニリン、置換基
としてナフチル基を有するものとしては例えば2−ナフ
タリンエタノール、置換基としてフルフリル基を有する
ものとしては例えばフルフリルアルコール、テトラヒド
ロフルフリルアルコール、置換基としてヒドロキシ基を
有するものとしては例えばエチレングリコール、■、4
−ブタンジオール、]、6−ヘギザンジオール、1.1
0−デカンジオール、1.16−へキナデカンジオール
、ペンタエリスリ)・−ル、ポリエチレングリコール、
置換基としてアミノ基を有するものとしては例えば2−
アミノエタノール、2−(ジエチルアミノ)エタノール
、5−アミノ−1−ペンタノール、6−アミノ−1−ヘ
キサノール、置換基としてハロゲンを有するものとして
は例えば、3−クロロ−1゜2−ブ「1パンジオール、
6−クロロ−1−ヘキサノール、置換基としてチェニル
2kを有するものとしては例えば2−チェニルエタノー
ル、置換基としてピリジル基を有するものとしては例え
ば2−ピリジンエタノール、2−ピリジンプロパノール
、ピリドキシン、置換2Nとしてピペラジル基を有する
ものとしては例えば1−ピペラジンエタノール、置換基
としてピランh(を有するものとしては例えばビペロニ
ルアルコール、置換基とし°ζフタルイミド基を有する
ものとしては例えばフタルイミドエタノール、置換基と
してモルボリル基を有するものとしては例えば1−モル
ホリンエタノール、置換基としてピロルジル基を有する
ものとして4を例えば1−ピロリジンエタノール、1−
ピロリドンエタノール、置換基としてイミダゾール基を
有するものとしては例えばチアミンなどが挙げられる。
次に、二級アルコールの具体例としては、例えば2−プ
ロパツール、2−ブタノール、2−ペンタノール、2−
ヘキサノール、3−ヘキサノール、2−ヘプタツール、
2−オクタツール、2−ノナノール、2−デカノール、
2−ウンデカノール、2−トリデカノール、2−テトラ
デカノール、4−メチル−2−ペンタノール、などが挙
げられる。
又、置換基としてシクロ環を有するものとしては例えば
シクロブタノール、シクロヘキサノール、シクロオクタ
ツール、置換基としてステロール基を有するものとして
は、例えばコレステロール1、エルゴステロール、置換
基としてフェニル基を有するものとしては例えば1−フ
ェニルエタノール、などが挙げられるがアルコールの種
類に制限はなB い。
油脂とアルコールとをト記した範囲の水の存在下でリパ
ーゼと接触し2、油脂を脂肪酸エステルとグリセリンに
分解・uしめる為の態様は、適宜選択できる。回分式反
応槽を用いる場合には、粉末状、若しくは、顆粒状の酵
素又は固定化酵素を反応系に添加して攪拌する方法によ
り行なえばよい。本発明で用いる水の】t(では酵素は
溶解することなく固体として浮遊しているので、反応系
から筒中に回収して繰返し使用することができる。ヌ、
充填槽型反応槽を用いて連続反応する場合にはト記した
酵素を槽に充填し反応液を1JTI過、又は循環する方
法によって行なうことができる。
反応に於いて基質となる油脂とアルコールの混合土や法
貨濃度についても適宜に選択できるが、油脂1モルに対
するアルコールの添加モル数は例えば3〜3,000モ
ル、好ましくは3〜300モル程度で行なえばよく、そ
の時の)、(質濃度としては、約10〜100%を例示
できる。又、用いる油脂、アルコールは数種類混合し゛
ζ反応しても差支えない。
反応温度は室温程度でも進行するので普)mは特に加熱
の必要はないが、用いる法貨や溶媒の融点や沸点、酵素
の作用温度等を考慮し、適当な温度で行なうのが好まし
く、例えば0〜90℃、好ましくは20〜60’Cで行
なえばよい。
又、反応時間も、適宜選択することができ、例えば3〜
48時間のごとき反応時間を示すことができる。アルコ
リシス反応により生成した脂肪酸エステルは必要に応じ
て例えば、蒸溜、溶剤分画等の手段により分離精製する
こともできる。
本発明で得られる各種アルコールの脂肪酸エステルは、
食品4−業、酵素工業、繊維工業、医薬品、製紙バルプ
工業、合成ゴム、ブラスチノク工業、塗籾王業、化粧品
工業、石油化学工業、農薬−L業、機械工業等の分野に
おいて、乳化剤、消泡剤、可溶化剤、潤滑剤、分離剤な
どとして用いることができる。又、高級脂肪酸と高級ア
ルコールから成るエステルについ′ζば、ワックスとし
ての用途もある。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこれにより何
隻制限されるものではない。
実施例1 パーム油3g、1−ヘキサノール3gを共栓付き試験管
に取り反応系の水分をカールフィッシャー法で測定し水
分が0.2%になるように水を加えた後、リパーゼI)
 1.−679粉末(70000u/g)200mgを
加え37℃で1. 3. 6.16.24.48.72
時間反応し脂肪酸1−ヘキサノールエステル生成率を測
定した。その結果を第3表に示す。
尚、脂肪酸アル:2−ルエステル生成率はイアトロスキ
ャンにより求めた。即ち、−に記反応液0.05meを
3mlのクロロポルノ、に溶解し、濾過し不溶物を除い
た後]μpをクロマじ1ソドS2(ヤトロン社)にスポ
ットL n−ヘギサンージエチルエーテル酢酸(90:
 10 : 1 v/v)を展開溶媒として約IQcm
展開しイアトロスキャン(ヤトロン社イアトロスキャン
”I”Hlo)にかげピーク面積比から成分の重量比を
求め、脂肪酸アルコールエステル生成率はグリセライド
、脂肪酸、脂肪酸アルコールエステルに対する脂肪酸ア
ルコールエステルの重量比で表した。
第3表 リパーゼPL−679による脂肪酸1−ヘキサ
ノールエステルの生成 第3表の結果から脂肪酸1−ヘキザノールエステル生成
反応は6時間という短時間で終了することがわかる。
実施例2 第4表に示す油脂3gと第4表に示すアルコール3gを
共栓イ・1き試験管に取り反応系の水分をカールフィッ
シャー法で測定し水分が0.2%になるように水を加え
た後、リパーゼI) 1.−679粉末200■を加え
37℃で6時間振とう反応し脂肪酸アルコールエステル
生成率を求めた。その結果を第4表に示す。
(不貞以上余白) 第4表 リパーゼ円−679による脂肪酸Yルコールエ
ステルの生成第4表の結果からリパーゼPL−679は
非常に良く油脂を分解し脂肪酸?ルー1−ル〕ニスチル
を生成することがわかる。
実施例3 オリーブ油3 gと第5表に示すアルコール3gを共栓
付き試験管に取り反応系の水分をカールフィッシャー法
で測定し水分が0.2%になるように水を加えた後、リ
パーゼΔI4粉末(15000u/g) 200■を加
え37℃で6時間振とう反応し脂肪酸アルコールエステ
ル生成率を求めた。その結果を第5表に示す。
第5表の結果からリパーゼA、 Lは非常に良く油脂を
分解し脂肪酸アルコールエステルを生成することがわか
る。
実施例4 ヤシ油3g、1−ドコサノール3gと第6表に示す有機
溶媒10m1を共栓付き三角フラスコに取り反応系の水
分をカールフィッシャー法で測定し水分が0.2%にな
るように水を加えた後、リパーゼPL−679粉末20
0■を加え37°Cで6時間振とう反応し脂肪酸1− 
ドコサノールエステル生成率を求めた。その結果を第6
表に示す。
次に、ヤシ油の代りにパーム油3gを用いて上記と同様
に行い脂肪酸l−ドコサノールエステル生成量を求めた
。その結果を第6表に示す。
(本頁、以下余白) 第6表  有R溶媒の添加効果 第6表の結果からn−ヘキサノやジエチルエーテルのよ
うな有機溶媒を添加することにより脂肪酸1−ドコザノ
ールエステル生成率がト昇することがわかる。
実施例5 リパーゼP1..−679粉末(70000u/g) 
 5 gを100艷の水に溶解し、これにOI−1型に
活性化したI) EAEI−ヨバール(p H9,0に
調整)15gを加え4℃で3時間攪拌しDE/’ll−
ヨバールにリパーゼPL−679を固定化した。遠心分
離によりD F、 A、 E l〜ヨパールを回収した
後凍結乾燥しDBAE)ヨバール固定化リパーゼP T
−67915g(20000u/ g )を得た。
オリーブ油3gとオレイルアルコール3gを共栓付き試
験管に取り反応系の水分をカールフィッシャー法で測定
し水分が0.2%になるように水を加えた後、D EA
 E )ヨバール固定化リパーゼPL−679500■
を加え37°Cで6時間振とう反応し脂肪酸オシ4ルア
ルコールエステル生成率を求めた。
反応後遠心分離しD RAE+−ヨバール固定化リパー
ゼP L、−679を回収し、これを上記したと同様の
新たな反応系に加え繰り返し反応を行、った結果を第7
表に示す。
第7表  固定化酵素による繰り返し反応第7表の結果
からD EへEトヨパール固定化リバー セP L−6
79は脂肪酸アルコールエステルを生成するために繰り
返し使用出来ることがわかる。
〔発明の効果〕
本発明によればtj″に生物高分子唯アルカリ性リパー
ゼを用いたアルコリシス反応に於いて反応系に0.02
%〜3.0%の水を存在させることにより極めて短時間
に高い反応率で、油脂から各種アルコールエステルを得
ることができる。また、この範囲の水が存在しても酵素
は溶解されないので酵素を連続して長期に繰返し使用す
ることができ、酵素の利用効率が高まる。
更に、本発明では、化学的方法で用いられる様な有青な
反応触媒や高いエネルギーを必要とせず、温和な条件下
に反応が生起するため、生成する脂肪酸の各種のアル二
1−ルエステルは品質の優れた安全性の商いエステルが
得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、0.02%以上〜3.0%以下の水存在下に油脂と
    、置換基を有していてもよい炭素数C_1〜C_2_2
    の飽和、又は不飽和の一級又は二級アルコールとを、ア
    ルコール(但し、第三級アルコールを除く)以外の有機
    溶媒の存在、又は非存在下で微生物高分子量アルカリ性
    リパーゼを作用させ、油脂を脂肪酸エステルとグリセリ
    ンに分解させることを特徴とする油脂の分解方法。 2、微生物高分子量アルカリ性リパーゼが分子量が10
    万以上であり、至適pHが8.0よりアルカリ側にある
    リパーゼであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の方法。 3、微生物高分子量アルカリ性リパーゼが、アルカリゲ
    ネス属又はアクロモバクター属の細菌によって生産され
    る菌体外リパーゼであることを特徴とする特許請求の範
    囲第1又は第2項記載の方法。
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