JPS63116657A - 安定性のある麦粉 - Google Patents

安定性のある麦粉

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JPS63116657A
JPS63116657A JP61262040A JP26204086A JPS63116657A JP S63116657 A JPS63116657 A JP S63116657A JP 61262040 A JP61262040 A JP 61262040A JP 26204086 A JP26204086 A JP 26204086A JP S63116657 A JPS63116657 A JP S63116657A
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wheat flour
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powder
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Osamu Uchi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、昆虫や生菌数が少く、水を用いて加工するに
際し、着色、粉臭が少く、物性的に安定した、大麦、エ
ン麦、ライ麦、又は小麦等の麦粉を食品加工原料とする
安定した麦粉に関するものであり。
且つ加工食品の食感等の品質及び栄養改善のため。
食品又は、薬用食物の含油粗粉、又は含油粉末と混用又
は併用して利用するものである。
従来、大麦等は、ダイエタリーファイバー(D i −
etary Hber )、ビタミン多官穀物として注
目されているが、利用面の伸びが少い。麦粉は、秤皮を
除いた丸麦をそのまま、又は軽く精白したものを粉砕し
、そのまま又は分級により粗度を除いた約60メツシ以
下の粉末として製造されていた。
そして小麦粉と混合してパン、麺原料として試験されて
いるが、変臭(粉臭ともいわれる)や着色の現象があっ
て、オロ用してもその賢加nl゛が大巾に制限されてい
るのが現状である。又、大麦のフライ用衣への利用法と
して特開昭56−151473号があるが、大麦を加圧
、加熱してスラリーとしたものを、粉末状とするもので
、小麦粉に20〜30優しか混用出来ない。又、麦粉で
はないが。
フライ種への接着のすぐれた揚げ衣用でんぷん(Bat
ter 5tarch )の製造法として、待公昭49
−19865号が提条されている。しかし、バッター液
(スラリー様のもの)を作る際の加水倍率(粉末の水性
スラIJ −(5lurry )を作る時、粉末1重量
当りに添加する水重量の比であって、粉末12に水2f
を加える時、加水倍率2という)は。
1であって小麦粉の場合の加水倍率1.8に比ベバッタ
ー液歩留りが悪く、フスト高につながる。小麦粉の場合
、加水倍率2収上になると上澄みが出来、安定性に欠け
るので、ガム等の増粘剤を添加して安定性を補っていた
本兄明人は、上記問題点を解決するため、種々検討した
結果。
1、大麦、エン友、ライ麦、父は小麦を、水分7〜30
俤、温度60℃以上、且つ、含有澱粉粒に亀裂等の損傷
を与えない加熱処理条件下で、酸化酵素を失活させた安
定性のある麦粉を、慟げ物用衣、製菓、製置、スープ、
調味料又は#料等の加工食品原料として、加水加工して
も、変臭や褐変がなく、主原料としても使用出来、水性
スラリーも高粘性を示すので、加水倍率も壇加出米、し
かも生の麦粉澱粉と同じ作用が得られることを知り、本
発明を完成した。更に、カラギーナン及び/又はα化ア
ミロペクチン又は、含油させた水分14チ以下の讃分、
穀類、野菜類、藻類、豆類、キノコ類、鳥畜肉類、魚介
類、微生物、薬用植物。
香辛料又はこれらの加工品の含油粗粉又は、含油粉末を
麦粉と混合又は、麦粉と併用することにより更に、加工
食品の機能向上に貢献出来る。
本発明につき更に器体的に説明する。
原料として、大麦(裸麦を含0)、エン麦、ライ麦又は
小麦の玄麦、#皮を除いた鬼皮、又は搗精した精白麦又
は割砕麦の形のものがある。生の麦粉は、加熱により、
直ちに粉臭の異臭が出るので好ましくない。通常大麦等
の白変と呼ばれるものは、加湿搗精し、更に黒条に七り
′〔切断し、更に搗精するために、町成りの摩m’sを
受は大部分の酸化酵素が失活及びフスマと共に除去され
ており、本願の麦粉と同−範躊に入る。
上記原料の加熱処理条件とは、加熱によって澱粉粒が、
顕微鏡的に、膨潤変形又は亀裂等の損傷され、且つ酸化
酵素が損傷を受ける条件である。
加熱処理法を例示すれば、原料の平均水分6〜30チ(
加湿時は、麦表面の水分は、30〜6o係に達すること
もある)、60℃〜180u、5秒〜3時間である。例
えば、大麦では平均水分20%の時60℃加熱、3時間
保持することにより、酸化酵素は損傷を受け、実用上活
性を示さなくなる。
この加熱処理粉体な加水倍率3のスラリーとしても!く
さい奥や、褐変は殆んど見られない。父。
平均水分10qbの時90℃、約1時間で、60℃、3
時間程式の状態となる。又、高温加熱した170〜18
0℃の過熱蒸気を吹きつけた時は、数秒で同様効果が得
られる。工業生殖上好讐しい例としては、麦粒を85〜
95℃として加熱蒸気を吹きつけ、加湿して平均水分を
14〜30優として、2〜15分加熱すルばよい。父は
、上記同様加湿して、熱ロールにより圧扁する方法があ
る。この熱ロール圧扁法は、現在胛皮の製造に使用され
、好ましい伯仲である。
この他加熱方法として、マイクロ波照射、赤外線照射、
油浴加温の方法がある。この場合も、平均水分は6〜3
0優が適消である。
実験;胛皮製造装置でえられる麦粉と、その性能の1例
を示す。
精白鬼皮(大麦)の胛皮(90″cSIT後に加温され
た麦く約3.5〜8Kf/−の水蒸気を吹きつけ加湿し
た後、熱ロールで圧扁して製造する)を、胛皮製造工程
で許容される範囲で加熱条件を変え、30点試料採取、
夫々冷却後、80〜100メツ7程度に粉砕して各試料
及び生の原料精白麦粉Nの加水倍率3.5で、Bm粘度
計で粘度を測定した。粘度は生の精白麦粉入は、3,2
ボイズ(以下Pと記す)であった。採取試料の大部分は
、6P前後でありだが、脣徴的なものとして粘度4F、
8P、lIP、12Pの試料が得られたので、粘度の低
い方から試料B、C,D、Eとした。このスラリーを用
いて顕微鏡観察を行った所、何れも生Nの澱粉粒子と区
別出来る差異は見られず(市販のバッタースターチでは
、澱粉粒形はあるが、崩壊や表面亀裂が見られる)%し
かも、生Aのスラリーのように青くさい異臭や褐変(紫
赤色)は見られなかった。
そこで、粘度相違だよる加工特性を見るため揚げ衣用バ
ッターとl−での14I′F性を試験した。同時に生の
スラリーの粘度を1として粘度上昇の増加率を算出し、
結果は第1表に記した。
揚げ衣用バッター特性は、豚ロース肉の厚さ約1備の切
坪の脂身の多い部分を切落し、残部を2枚だ切断したも
の5枚を1411としてバ/粉を併用して吹付けを何い
、吹付の型破は1組の平均値で示した。火付増率は、(
火付製品−肉重)÷肉鵞を係で表示した。父、試料B〜
Eで拌りたスラリー粘度は、15分、60分、180分
後も殆んど質化なく、略安定していたので、第1表には
15分後の粘度を記し、又、吹付は状況、油陳後の状況
を第1表に示す。油J、、!ij、後の状況は、とんか
つを短冊切りして、その切口で判定した。但し、八を汞
化の麦粉であり、胛皮粉の対照(比較例)としてd己す
上記吹付は実験と同時に、小麦粉の加水倍率1.8のも
のを、バッター(粘度2P)として行った時、衣の付着
率は%46チであり、油YL後の状況は、パンクはない
が節化の跡が見られ、又、小さな光斑(赤いシミ)が見
られるものがあった。
本実験の加熱処理麦粉は、全て澱粉粒の変化は観察され
ず、又、酸化現象も見られない。しかし水性スラリー粘
度増加があり、火付着率も増加するが、油牒後の膨化、
バンクなく、バッター適性良好で、且つ20分放lit
後の食感は、吸湿しやすい小麦バッターのように、ダン
ゴ様食感はなく。
5湿軟化なく、カリシとして良好なとんかつかえられた
又粘度上昇原因検討のため、生の麦粉に糊化澱粉を加え
加水3,5倍で粘度8.5Pのスラリーを作り、フライ
試験を行った所、火付着率72チでよい結果であった。
しかしスラリー粘度低下あり、又油゛!:%−後膨化、
パ/りするものがあり、接着効果が低下することが判明
した。又吹付けした油し′菜前のものは、衣のしっかり
したA、B、C,D、Eに比べ衣がやわらかい感じであ
り、作業性が悪い。
父、スラリーを作る時、ワーリングブレ/グーで撹拌し
たものは、ノ1/ドミキサーで撹拌したものより粘度が
低い。この現象は、卵白や硫酸多糖類の7フイダンの性
質に似ており、細胞膜物質の熱変性による粘度上昇も考
えられる。
次に、本実験の麦粉を用いて、次の利用試験を行った。
1、麦粉に対し2チのベーキングパウダー2チした麦粉
、A−Eの50tに夫々水502を加え。
混練成形した蒸し慢重試験では、Aは明らかに着色、麦
粉臭が強(不適格。しかし、B、C,D。
Eは着色もなく、特に変臭もなく、製パン、製麺等の原
料として使用しうろことがわかった。
2、パーム油な溶融し、130℃で、/S)麦粉を浸漬
し、軽く遠心脱油して、含油被横した/・ト麦粉末を作
り、A−Eの夫々に同菫加えてA−Eの等酸混合麦粉A
’ B’σD’ E’を作った。この50F釦、ベーキ
ングパウダー2チを加え、よく混合した後、水402を
加えてよく混練し、オープン中で焼成乾燥した。ドウ(
dough)の混練及び成形作業は蒸慢重v験の場合よ
り容易で作業性のよくなることがわかりた。焼沙、、h
 I−f lは八に比べ、B−Eは着色、変臭がなく、
従来のクツキーと異り、カリブとした食感の得られるこ
とがわかった。又、この混合麦粉を使用し7たバ/ケー
キ、麺の場合もkに比べて着色、変臭がなく、従来の麦
粉の欠点を克服出来る原料となることが示された。以上
1例示したように、本願で使用される加熱処理麦粉は、
1、順倣鏡的に、澱粉粒の膨化変形、又は亀裂等の損傷
が見られない。
2、鐵化酵素は失活しており、実用上、着色、異臭発生
がない1゜ 3、加熱処理前の〃、料粉より粘度が高く、且つ粘度安
定性がある。
4、加熱により殺虫、殺菌され、保存性がよい。
& 従来の糊化産粉(但し、殆んど老化しないアミロペ
クチンではない)等を加え℃粘度安定性を高めたものと
機IJヒが異る1等の特性がある。
又、経済性をもった加熱処理は、従来の胛皮又は飼料胛
皮製造装置による加熱処理で、目的に沿う麦粉が得られ
る。父、上記装置のない場合水分を6〜30チに調節し
た麦を、疎水性溶媒、通常85〜110℃の食用油中で
加熱処理し、直ちに遠心分離脱油して冷却粉砕してもよ
い。しかしこの条件に制限するものではない。
以上の性質を有する麦粉は、殺虫されて保存性がよく、
加水利用する時従来の生の麦粉より異臭発生、着色がな
く、増粘効果もえられるので、実験例記載の加工特性を
ふまえて琲独で、又は他の食品(食品成分表記載のもの
)と混用して、ノ(ヅター(Ba t t e r )
、打粉、製菓、製バ/、IRe+、又は加水した時異臭
、褐変をきらうスープ、vI4味料1飲料等釦多用する
ことが出来、保健食品として現実的役割が果せる。特に
グルテン、小麦強力粉、カラギーナ/、α化アミロペク
チンの添加は、ノくツタ−切れがよく、接着効果が高ま
り、相剰的効果かえられる。
更に、食感物、性の改良法として、水分14チ以下で、
油脂(oHor fat )又は、乳化剤を含む油脂を
被覆して利用することにより加水時の粘度調節が出来、
又サクザク感をもった加工食品かえられる。又別法とし
て、水分14q6以下、特に好ましくは、水分5チ以下
に脱水、乾燥した澱粉、穀類、野菜類、果実類(例えば
、リンゴパルプその他果実の皮等)、藻類、豆類ヒキノ
フ類、畜肉類。
魚介類、海藻、酵母、藍藻類、緑藻類の微生物又は、薬
用植物香辛料の阻粉、又は粉末、又はこれらの加工物(
例えばバ/粉、クラッカー粉等)を粗粉又は粉末とした
ものを食用油脂(Oll and fat)で含油被覆
して含油粗粉又は含油粉末を作るか、又は、100℃以
上の油浴中で、脱水乾燥して、含油被覆して含油粗粉又
は含油8床を作り、麦粉の品質改良剤として混用し、又
は併用して、新製品の開発が出来る。新製品としては、
槌に含油粉末を混用した麦粉、卵等のバッター液をつけ
、水分5係以下の含油パン粉をつけオーブン加熱してサ
クサクした衣のフライが出来る。水分5俤以上ではサク
サクした食感のフライはえらt′L、ない。このように
併用効果をうろことが出来る。
実施例 1 胛皮(加温1.た精白麦に、5〜8 Kg / cdの
過熱水蒸と接触さ、ぜ、加熱加湿し、平均水分14〜2
0%で熱ロールにより圧べんしたもの)を粉砕して粉末
とした麦粉A、精白麦を更に切断搗精し残ったフスマと
黒条を除いた白変を胛皮とした後粉砕した麦粉B、胛皮
としない白変を粉砕した麦粉C1比較のために、加熱処
理しない精白麦を粉砕した麦粉D、及び150〜160
’Cに加圧加熱出来るエクストルーダーに、生の大麦粉
を投入L、ダイより押出し膨化させた後、粉砕した麦粉
Eを作り、加水倍率3,5でスラリーを作り、又他虻、
比較のために小麦粉Fを用いて加水倍率1.8でスラリ
ーを作り、揚げ衣用素材としての特性を調べた。更に物
性を知るために、上、1(己スラリーの粘度及び粘度増
加率(原料麦C1又はDの粘度を工とした時のB又はN
の夫々の比率)を算出し、官能的に酸化の程度をしろべ
た。結果は第2表だ示す。
加熱処理した麦粉A、Bは異臭発生、褐変を感知出来ず
、酸化酵素は殆んど失活していると判定A      
   B される。粘度増加率−= 1.9 +で” 1.8であ
り、約2倍に上昇していて衣の何着率は、加水倍率の低
い小麦Fで47%、精白麦粉りで65係なのに対し、自
重の約2倍の102%、94チと高い。
しかも油煤による膨化がな(、フライの切口を見ると衣
は小麦粉Fよりも種に近接し、大きな空間(ぶくぶくの
状態)がなく、接着したように見える。しかも、食感は
、20〜30分放置後でもカリッとしていて、小麦のよ
うに短時間に吸湿して、ダンゴ様食感がない。父、加熱
処理しない白変粉Cは、加湿→搗精−(精白麦)−切断
−搗精の工程で、熱履歴が長(、精白麦粉りより冒粘度
(↓−1,6)を示し、衣付着率もDの6590より高
く84チを示し、且つ、油゛隊後、衣は種に接着してい
る。しかし酸化酵素は微弱ながら残存している。
この程度であれば、通常の加水作業の際、感知しえない
程度であり、特に実験した蒸し慢重試験でも着色、麦粉
臭はg知されなかった。これは、従来の大麦粉に比べ、
加工適性が改良され、実用価値をもつものと考えられる
。膨化粉Eは、澱粉粒は全く見られず、軸化して居り、
衣付着率は高いが油 後の状態が悪く、バッターとして
不適である。
実施例 2 皺のついた飼料用圧べんライf(胛皮の加熱処理程度)
を粉砕して篩別した麦粉へを作り、比較のため、無加熱
の破のついたライ麦を粉砕篩別した麦粉Bを作−)で、
加水倍率3.8のスラリーとして試験した以外は、実施
例と同様の実験を行い、結果を第3表に記した。
第 3 表 加熱処理ライ麦粉入ば、無処理麦粉Bより2.2倍の粘
度上昇を示し、衣付着率は、Bが62優であるのに対し
、95チであり、油゛牒後の状態は、近似するが人は、
異臭がない。しかしBば、實くさい酸化臭が強く、蒸し
慢重試験では、麦粉臭(粉臭)が強く発生した。
実施例 3 裸胛皮にする前の蒸気加熱処理の裸精白変を粉砕して麦
粉Nを作り、3.5倍の水を加え、異臭発生、褐変のな
いスラリーをえた。粘度は、7,8ボイズであった。又
、比較のため、無加熱の精白裸麦を粉砕して、麦粉(B
)を作り、3.5倍の水を加え、スラリーとした。粘度
は3.4ボイズであり、Nは2.3倍の粘度増加があっ
た。麦粉(B)スラリーは、5分径青臭あり、紫赤色を
呈していることが認められた。A、Bのスラリーをバッ
ターとして、厚さ約1cTnの豚ロースに衣付けして、
衣付着率を求めた。Aは82チ、Bは63チであり、油
・1後はA、B共に、衣と肉が接着していた。又蒸し慢
重試験でもNは着色、変臭がなかった。
実施例 4 実施例2のライ麦粉A83.51Pに、べ一ヤングパウ
ダー31、化学調味料0.5り、砂糖3f、アミノ酸分
解粉末5F、トウモロコシα化アミロペクチン5fをを
加え、調味料バッター液を作り、おろししよさがKつけ
た大別イワシフイレー(flllet)に衣づけして、
油゛仄した所、α化アンロベクチ/を加えないものより
衣と肉はよく接着しており、又、バッター切れもよく調
味バッターミックスの原料としての適性が認められた。
又調味バッターミックスにツクw −2fを添加して鶏
肉のカラ揚げ粉を作り、打粉してカラ揚げを作りた。
衣の接着、食感共良好であった。又、加水スラリーとし
てパン粉なしでから賜げを作りたが、濃いキツネ色の衣
でよ<接着し、カラッとした食感であった。
実施例 5 小麦粉(イ)、ハトムギ粉(ロ)、ゴー77ラワー(ハ
)。
大麦粉に)、ライ麦粉(ホ)、コンブ粗粉(へ)、アサ
クサノリ粗粉(ト)、パセリの粗粉(1)、ビーツノの
粗粉(す)、加熱処理麦粉体)を、180℃に加熱l−
たパーム油中に夫々投入し火を止め、急速真空脱気し泡
立ちのやんだ約90℃の点で、直ちに、軽く脱油冷却成
した。この試料の水分は全て2 M il 4以下、和
脂肪分31〜47重−瞳チであった。上記脱水含油粉末
の夫々の試料30Fと実施例4と同一組成の調味バッタ
ーきツクスフ0fを混合し、バッターミックス(イ)、
(ロ)、(ハ)、(ハ)、(ホ)、(へ)、(ト)、(
イ)、(す)。〆を作り、夫々の試料に2.7倍の水を
加えて、スラリータ作り、これをバッター液として、+
g肉切身を種として衣付けを行い、油!した。油′喋後
衣の状況は何れもよく接着しており、且つ、衣はサクサ
クした食感で、生の小麦粉バッター液使用の衣より吸湿
性少く、油隊後30分しても良い食感を保時することが
判明した。同一スラリーを用いてパン粉を併用しない鶏
肉から嬌げを作りたがサクサクして実施例4のものより
、よい結果かえられた。
実施例 6 ハト麦粉をに空乾燥機中で乾燥し、恒量に達せしめたf
&、100℃のパーム油中に投入油′&後脱拙し、水分
09b粗脂肪31チの脱水含油粉末を作成した。この試
料30Fを、次のバッターεツクスフ01と夫々混合し
、バッターミックス(8)、@を作成した。
バッターミックス(ト)は、小麦粉88?、ベーキング
パウダー3f、化学調味料0.5F、アミノ酸分解粉末
5?、砂糖39.グアーガム0.52の配合品、バッタ
ーミックスの)は実施例4と同一配合品である。
バッターミックス調及び(B;の加水倍率2.3でスラ
リーを作り、鮭の切身を種として、衣付けして油≠茅し
た。衣は何れも糾化なく、よく接盾し、しかも衣はサク
ザクしていた。又小ダ粉主体のバッターミックス(8)
の衣も脱水含油ハト麦粉末と混合しない入より、サクサ
クしていたが、やはりBの方が長時間サクサク感を保持
しており食感もよかった0 実施例 7 実施例10大寞粉A41’1.5PK実施例6で作成し
た脱水含油ハト麦粉を481化学調味料0.5F食り、
12 F 、ベーキングパウダー1.5F、水浴性力ラ
ギーナン015tを加えたバッターミックス粉で加水倍
率3.0倍のスラリーを作り、野菜かき上げ天ぷらを作
った。天ぷらは長時間形がしつかりして食感もザクサク
しており、保健栄養料理がえられた。
実施例 8 実施例7と同じバッターミックス502にサクラエビ5
2、脱水含油パセリ粕粉51.ピーマン脱水含油粗粉5
tを加え、水25−ととき玉子2量を加えて混練し、ボ
ンせんべい焼き器を使用して、せんべいを焼いた。せん
べいはバリバリしており1口の甲でサクサクくずれる食
感を示し、麦粉臭、識化酵素に起因する喝変もなく、こ
のよ5な製菓原料になることが判明した。
実施例 9 実施例1の大麦粉A302に脱水含油パセリ含油粗粉1
0f、オニオン言油粉末2f、づりW−含油粉末0.3
F、ローレル含油粉末0,4f、ベーキングパウダー2
vを混合し、加水倍率2.6倍のスラリー人を、又小麦
粉40t、パセリ脱水含油粗粉10f、大麦脱水含油粉
末10F、フシN−名I11吟末0639%ローレル含
油粉末0.5 f 、セージ含油粉末0.5f’f混合
し、鶏卵生卵白3ヶ分に。
食塩i1を加えてときほぐした卵白液と合l−でスラリ
ーBを、又小麦粉502、大麦脱水含油粉末10t、乾
燥パセリ含油粗粉101F、コシツー含油粉末0.3 
t 、ローレル含油粉末0.5F、セージ含油粉末0.
5r、結晶セルロース2vを加えて作った加水倍率1.
6倍のスラリーCを作った。別に衣用パン粉として市販
のパン粉りを180℃に熱したjffゴナッツ油(Co
canut oil)中に投入し、火を弱めた。泡立ち
が止んだ時、油温165℃であった。(白ちに軽く油切
りして、脱水含油/</粉(水分1チ、粗脂肪33チ)
Eを作つた。ノくン粉Eは。勿論キツネ色に褐変するが
他の実験から。
水分5憾以下であれば、家庭用オープントースター中で
もキツネ色に褐変し、油・墳しない7ライノ(ン粉とし
て、商品価値を大巾に向上出来る。同様にパン粉を油±
叢脱水せず、他の乾燥法で水分5壬以下とした陵、サラ
ダ油等の油又は浴融シy−トニング油脂等に含浸した後
、油切りする方法で、油酸化を大巾に防止したものもオ
ーブン中で容易に褐変するので、最もよい含油被服パン
粉とすることが出来る。
次に油・謀しないオーブン調理について試験したので、
麦粉と含油粗粉又は含油粉末の混合使用又は含油パン粉
の併用法を例示する。
中骨をとり開いたいわし及び豚ヒレ肉切身を種どし、前
記スラリー&、B、Cのバッター液につけ、余剰のバッ
ターを切り、市販パン粉りと脱水含油パン粉Eをつけて
、家庭用オーブント−スター中で加熱した。パン粉Eを
付着させたものは、約5分で油ψ乗と同様の着色を示し
た。父、金網釦のせた衣付き種の上下を細い目の金網で
カバーして種を上下の細い金網の中間1(位置するよう
にして焼いたものは約15分でキツネ色となり、種は中
心部迄略煮えて、油煤と同様に衣はサクサクした食感を
与えた。特にスラIJ −Bは、焼き色もよく、衣はサ
クサクしており、油丈叢(−ない焼き上げフライのバッ
ターとして最良であった。このスラリーBの生の卵白を
、乾燥卵白におきかえ加水したスラリーも同様であった
。又、スラリー^、Cも、サクサクした食感を与え、油
煤しない焼ぎ上げ7ライのバッターとして十分その目的
を達成出来ることは勿論である。いわしの爽さは、エラ
1ノーの香辛料でマスクされ7、油煤したものより旨味
をもっていたゆパン粉として、脱水しlい](/粉りを
、そのまま50℃のツボナツツ油に油浸、含油させたも
のを衣素材に使用したものでは、オープントースター中
で25分加熱し℃もキツネ色とならず白色であり、衣か
ら突き出た)くン粉の先端が黒化して居り、衣はサクサ
ク感がないのみならず、柔らかく檀は水分がとびすぎて
固くなっており、到底フライといえるものではなかった
又、中骨を除いたいわしの開き身にすりおろしたしよ5
がを塗り、コーン7ラワーな打粉した仮、スラ’J−A
 e B * Cを及びパン粉Eを用いて衣付けしてオ
ーブントースタ−で焼いた所、何れも臭さを殆んど感ぜ
ず、肉も柔らかで衣はサクサクしており、打粉により、
肉の水分蒸発を抑える効果が期待された。
尚、実験に用いた油は全て:′3ゴナッツ脂であり。
パン粉E以外は、全て60℃で含油させた。
実施例 10 加熱処理した大麦粉30fに、豚の血奨粉末!(1,ゴ
シ嘗−含油(コツナツツ脂)粉末0.3り。
化学調味料0,59.食塩zf、実施例9のノ々/粉E
の20メヅシ以下の粗粉50Fを混合し、細切り豚ヒレ
肉と軽く塩5でしたいかの細切前に打粉1して、オーブ
ントースタ−中で10分焼いた。衣は赤味をおびていた
がサクサクして、肉もしまり、珍味風のから揚げかえら
れた。
実施例 1工 水分17憾の小麦粉と水分16%のエン麦を、95〜1
05℃の撹拌油浴中で10分加熱処理したvkW、ちに
遠心脱油し、冷却後粉砕篩別して、加熱処理小麦粉入と
加熱処理小麦粉入を作り、夫々ベーキングパラター2q
bを加え、八は加水倍率2.5、Bは加水倍率2.8の
スラリーを作り、鶏のささ身を稲とし℃衣付けした。油
メ米後、八、B共種によく接着し、食感もカリシとして
おり、バッターミックスとしての価値が向上した。父、
A、。
B共スラリーの異臭は発生しなかった。
父、大麦を150℃のバーム油中に投入し、火を消して
30秒間加熱し、遠心脱油し、上記同様にして生菌数3
00以下のバッターミックスを得た、この衣付け、油に
tテストの結果も、前記同様であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、大麦、エン麦、ライ麦、又は小麦を、水分7〜30
    %、温度60℃以上、且つ、含有澱粉粒に、亀裂等の損
    傷を与えない加熱処理条件下で、酸化酵素を失活させた
    麦粉を、揚げ物用衣、製菓、製麺、スープ、調味料又は
    飲料等の加工食品原料とする安定性のある麦粉。 2、含油させた水分14%以下の澱粉、穀類、野菜類、
    藻類、豆類、キノコ類、鳥畜肉類、魚介類、微生物、薬
    用植物、香辛料、又はこれらの加工品の含油粗粉、又は
    、含油粉末を麦粉と混合又は、麦粉と併用する特許請求
    の範囲第1項記載の安定性のある麦粉。
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