JPS63116629A - 植物の溶液栽培装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、草花や野菜等の植物を栽培する溶液栽培装
置に関する。

従来技術 従来のこの種の装置には、実開昭５５−１１３０６１号
公報に開示されている通り、栽培槽の中に溶液を溜で、
この溶液上に孔の明いた受台を張設し、この孔内に植物
の生えた植生母材を嵌入して、この植物の根を溶液に浸
漬し、受台上に栽培槽の溶液を流して植生母材に水溶液
を含ませる構成になっていた。

また、実開昭５６−６２０５８号公報に開示されている
通り、溶液中に受台を張設して、この受台上に植物の生
えた植生母材を載置して栽培するものもあった・ 発明が解決しようとする問題点 従来装置のものは、何れの装置も、植生母材中の溶液濃
度が次第に高くなって、成育障害を起こす欠点があった
。即ち、前記従来装置の実開昭５５−１１３０６１号公
報に開示されたものは、植生母材で溶液を常に濾過する
状態になって濃度が高くなり、実開昭５６−６２０５８
号公報に開示されたものは、植物の成長に伴い溶液が水
揚げられて滞るために濃度が高くなって前記のような問
題点が生じた。

問題点を解決するための手段 この発明は、前記の問題点を解消するために、肥料の溶
液を含んで栽培に敵する濃度に設けられて所定の電気伝
導度を有する植物栽培溶液（イ）を溜めた栽培槽１の溶
液中に、植物を植生するウレタンやロックウール等の植
生母材８に載置する受台２を設け、この植生母材」二に
前記栽培槽内の溶液（イ）を潅水する潅水装置を設けて
なる植物の溶液栽培装置とした。

発明の作用及び効果 この発明の構成によると、植生母材が溶液に浸漬される
と共に上から溶液が潅水されるから、植生母材中に含浸
される溶液濃度を栽培槽内の溶液の濃度と常に略々等し
くでき、生育が順調になる。

実施例 この発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明すると、
１は栽培槽である。２は受台でスノコ状に構成されてい
る。３は仕切板である。４は潅水用の管であって、前記
栽培槽１中の溶液をポンプ５で吸い揚げて受台２の上方
から散水できるように構成されている。６は吸い揚げ管
を示す。７は蓋で、植物が伸び出る孔ａが形成されてい
て、この孔７８部分で分割できる構成になっている。

例えばロックウール等の植生母材８内に根が伸張して育
っている野菜や花の当該植生ノυ材８を、前記受台２−
１−に載置して受台子にまで肥料が溶けた溶液（イ）を
入れ、植生母材８の下側が該溶液に浸漬される状態にし
て、タイマー（図示せず）によって時々働くボー、プ５
で植生母料８を潅水するわ このようにして栽培すると、植生母材８中の溶液濃度は
、下部からの浸漬溶液によって常に平衡に保たれながら
、時々七から潅水される溶液によって溶液が下方へ流さ
れて栽培槽１−内の溶液濃度と同じ略々一定の濃度にな
る。

し！・が１で、植物の生育が良好になる。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の−・実施例を示したもので、第ｊ−図
は一部を破断した斜面図、第２図は正断面図、第３図は
斜面図を示す。 図中の記号　］−は栽培槽、２は受台、３は仕切板、４
は潅水用の管、５はポンプ、６は吸い揚げ管、７は蓋、
８は植生母材、（イ）は溶液を示す。 第２図 ？３３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 肥料の溶液を含んで栽培に敵する濃度に設けられて所定
   の電気伝導度を有する植物栽培溶液（イ）を溜めた栽培
   槽１の溶液中に、植物を植生するウレタンやロックウー
   ル等の植生母材８を載置する受台２を設け、この植生母
   材上に前記栽培槽内の溶液（イ）を潅水する潅水装置を
   設けてなる植物の溶液栽培装置。