JPS63115657A - シリコンを含有する鋼の連続鋳造方法 - Google Patents
シリコンを含有する鋼の連続鋳造方法Info
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- JPS63115657A JPS63115657A JP25975586A JP25975586A JPS63115657A JP S63115657 A JPS63115657 A JP S63115657A JP 25975586 A JP25975586 A JP 25975586A JP 25975586 A JP25975586 A JP 25975586A JP S63115657 A JPS63115657 A JP S63115657A
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- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、4乃至7重量%のシリコン(St)を含有
し、熱間脆化しやすく圧延しにくい高Si鋼を湾曲型連
続鋳造機等で連続鋳造する方法に関する。
し、熱間脆化しやすく圧延しにくい高Si鋼を湾曲型連
続鋳造機等で連続鋳造する方法に関する。
[従来の技術]
Si含含量量4乃至7重量%(以下、単に%と略す)で
、炭素(C)含有量が低い低C高5i94は、難加工で
あると共に、凝固過程で粗大結晶粒を形成しやすい。こ
のため、この鋼種は、熱間で脆化し、連続鋳造時の微小
の外的付加工(曲げ又は矯正力等による歪)により、鋳
片に表面割れが発生しやすい。このような歪が大きい場
合には、鋳片がブレークアウトを起こしたり、破断する
等の重大事故が発生する危険性もある。このため、従来
、この種の高Si鋼は、湾曲部がなく、鋳片に曲げ及び
矯正力が印加されない垂直型又は水平型連続鋳造機によ
ってのみ鋳造されている。
、炭素(C)含有量が低い低C高5i94は、難加工で
あると共に、凝固過程で粗大結晶粒を形成しやすい。こ
のため、この鋼種は、熱間で脆化し、連続鋳造時の微小
の外的付加工(曲げ又は矯正力等による歪)により、鋳
片に表面割れが発生しやすい。このような歪が大きい場
合には、鋳片がブレークアウトを起こしたり、破断する
等の重大事故が発生する危険性もある。このため、従来
、この種の高Si鋼は、湾曲部がなく、鋳片に曲げ及び
矯正力が印加されない垂直型又は水平型連続鋳造機によ
ってのみ鋳造されている。
この発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって
、熱間脆化しやすく圧延しにくい高Si鋼を湾曲型連続
鋳造機によっても安定して製造することができ、更に、
この鋳片を加熱炉にいわゆる熱間装入することができる
シリコンを含有する鋼の連続鋳造方法を提供することを
目的とする。
、熱間脆化しやすく圧延しにくい高Si鋼を湾曲型連続
鋳造機によっても安定して製造することができ、更に、
この鋳片を加熱炉にいわゆる熱間装入することができる
シリコンを含有する鋼の連続鋳造方法を提供することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段コ
この発明に係るシリコンを含有する鋼の連続鋳造方法は
、4乃至7重−%のシリコンを含をする鋼を連続鋳造す
る方法において、鋳片の表面から10ma+以内の鋳片
表層部の凝固時の冷却速度が1℃/秒以上になるように
冷却すると共に、鋳片の表面温度を600℃以上に保持
することを特徴とする。
、4乃至7重−%のシリコンを含をする鋼を連続鋳造す
る方法において、鋳片の表面から10ma+以内の鋳片
表層部の凝固時の冷却速度が1℃/秒以上になるように
冷却すると共に、鋳片の表面温度を600℃以上に保持
することを特徴とする。
[作用]
本願発明者等は、鋳片のフェライト結晶粒が微細である
場合に、鋳片の表面割れを防止することができるとの観
点に立ち、結晶粒径に及ぼす種々の鋳造条件及び冷却条
件について凝固時の冷却速度と結晶粒径との間に相関関
係があることを見出だした。つまり、凝固開始から凝固
完了までの平均冷却速度が1fflffl/秒以上であ
る場合に、結晶粒径が10mff1以下になり、鋳片の
表面温度を600℃以上に保持すれば、表面割れの発生
を回避することができる。なお、表面割れは鋳片の表層
部に発生するので、前記冷却速度はこの表層部において
満足していることが必要である。
場合に、鋳片の表面割れを防止することができるとの観
点に立ち、結晶粒径に及ぼす種々の鋳造条件及び冷却条
件について凝固時の冷却速度と結晶粒径との間に相関関
係があることを見出だした。つまり、凝固開始から凝固
完了までの平均冷却速度が1fflffl/秒以上であ
る場合に、結晶粒径が10mff1以下になり、鋳片の
表面温度を600℃以上に保持すれば、表面割れの発生
を回避することができる。なお、表面割れは鋳片の表層
部に発生するので、前記冷却速度はこの表層部において
満足していることが必要である。
[実施例]
以下、添附の図面を参照して、この発明の実施例につい
て具体的に説明する。第1図は横軸に凝固時の平均冷却
速度(’C/秒)をとり、縦軸に鋳片の結晶粒径をとっ
て、結晶粒径と、平均冷却速度との関係を示すグラフで
ある。このデータは、4乃至7重−%のSiを含有する
溶鋼について、その凝固時における平均冷却速度を求め
、凝固完了後の鋳片を顕微鏡観察してその結晶粒径を求
めたものである。この図から明らかなように、冷却速度
が1℃/秒以上であれば、鋳片の結晶粒径は10+am
以下になる。
て具体的に説明する。第1図は横軸に凝固時の平均冷却
速度(’C/秒)をとり、縦軸に鋳片の結晶粒径をとっ
て、結晶粒径と、平均冷却速度との関係を示すグラフで
ある。このデータは、4乃至7重−%のSiを含有する
溶鋼について、その凝固時における平均冷却速度を求め
、凝固完了後の鋳片を顕微鏡観察してその結晶粒径を求
めたものである。この図から明らかなように、冷却速度
が1℃/秒以上であれば、鋳片の結晶粒径は10+am
以下になる。
粒径を種々変更した多数の試料について、種々の温度、
歪量、及び歪速度を設定して材料試験を実施した。その
結果、湾曲型連続鋳造機の曲げ部及び湾曲部における歪
速度及び歪量の範囲、つまり、歪速度が10−2乃至1
0−3/秒、歪量が1乃至5%の範囲において、温度が
600℃以上であれば、結晶粒径が10m+n以下の場
合に延性が認められ、表面割れの発生が回避される。一
方、結晶粒径が10011I+を超える場合又は温度が
600°Cより低い場合には、表面割れが発生した。
歪量、及び歪速度を設定して材料試験を実施した。その
結果、湾曲型連続鋳造機の曲げ部及び湾曲部における歪
速度及び歪量の範囲、つまり、歪速度が10−2乃至1
0−3/秒、歪量が1乃至5%の範囲において、温度が
600℃以上であれば、結晶粒径が10m+n以下の場
合に延性が認められ、表面割れの発生が回避される。一
方、結晶粒径が10011I+を超える場合又は温度が
600°Cより低い場合には、表面割れが発生した。
ところで、鋳片の表面割れが発生するのは、表面から1
0++v以内の表層部である。従って、この表層部にお
いて、前述の冷却速度条件を満足すれば、表面割れがな
い鋳片を製造することができる。
0++v以内の表層部である。従って、この表層部にお
いて、前述の冷却速度条件を満足すれば、表面割れがな
い鋳片を製造することができる。
このため、この発明においては、表層部において、凝固
時の平均冷却速度を1℃/秒以上にし、・その結晶粒径
を10IIIm以下にする。
時の平均冷却速度を1℃/秒以上にし、・その結晶粒径
を10IIIm以下にする。
このような冷却条件で、鋳片を冷却するためには、鋳片
の断面寸法が例えば200m111×900■、引抜き
速度が1.5rni分の場合には、二次冷却帯のスプレ
ィ水強度を100人/分以上に設定すればよい。
の断面寸法が例えば200m111×900■、引抜き
速度が1.5rni分の場合には、二次冷却帯のスプレ
ィ水強度を100人/分以上に設定すればよい。
[発明の効果]
この発明によれば、鋳片の表層部のフェライト結晶粒径
を10a+m以下にすることができ、連続鋳造時に鋳片
に曲げ及び矯正の応力が印加されても、表面割れが発生
することがない。従って、従来不可能であった湾曲型連
続鋳造機による高Si鋼の連続鋳造が可能になり、生産
性か向上する。
を10a+m以下にすることができ、連続鋳造時に鋳片
に曲げ及び矯正の応力が印加されても、表面割れが発生
することがない。従って、従来不可能であった湾曲型連
続鋳造機による高Si鋼の連続鋳造が可能になり、生産
性か向上する。
第1図は、結晶粒径と平均冷却速度との関係を示すグラ
フ図である。 0.01 0.1 1.0 10 100第1図 手続ネm正書 昭和 年61′最10日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示 特願昭61−259755号 2、発明の名称 シリコンを含有する鋼の連続鋳造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (412) 日本鋼管株式会社 4、代理人 東京都千代田区霞が関3丁目7番2号 UBEビル6、
補正の対象 明細書 7、補正の内容 (1)明@會第3頁第11行目に、「頗/秒」とあるの
を、「℃/秒」に訂正する。 (2) 明細書第5頁第9行目に、「100人/分」
とあるのを、r 50 Q/rd・分」に訂正する。
フ図である。 0.01 0.1 1.0 10 100第1図 手続ネm正書 昭和 年61′最10日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事件の表示 特願昭61−259755号 2、発明の名称 シリコンを含有する鋼の連続鋳造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (412) 日本鋼管株式会社 4、代理人 東京都千代田区霞が関3丁目7番2号 UBEビル6、
補正の対象 明細書 7、補正の内容 (1)明@會第3頁第11行目に、「頗/秒」とあるの
を、「℃/秒」に訂正する。 (2) 明細書第5頁第9行目に、「100人/分」
とあるのを、r 50 Q/rd・分」に訂正する。
Claims (1)
- 4乃至7重量%のシリコンを含有する鋼を連続鋳造する
方法において、鋳片の表面から10mm以内の鋳片表層
部の凝固時の冷却速度が1℃/秒以上になるように冷却
すると共に、鋳片の表面温度を600℃以上に保持する
ことを特徴とするシリコンを含有する鋼の連続鋳造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25975586A JPS63115657A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | シリコンを含有する鋼の連続鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25975586A JPS63115657A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | シリコンを含有する鋼の連続鋳造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63115657A true JPS63115657A (ja) | 1988-05-20 |
Family
ID=17338500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25975586A Pending JPS63115657A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | シリコンを含有する鋼の連続鋳造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63115657A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4911679A (en) * | 1988-07-14 | 1990-03-27 | Tsubakimoto Chain Co. | Tensioner for belts |
WO2005118902A3 (en) * | 2004-04-28 | 2006-12-21 | Nanosteel Co | Nano-crystalline steel sheet |
-
1986
- 1986-10-31 JP JP25975586A patent/JPS63115657A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4911679A (en) * | 1988-07-14 | 1990-03-27 | Tsubakimoto Chain Co. | Tensioner for belts |
WO2005118902A3 (en) * | 2004-04-28 | 2006-12-21 | Nanosteel Co | Nano-crystalline steel sheet |
US7449074B2 (en) | 2004-04-28 | 2008-11-11 | The Nano Company, Inc. | Process for forming a nano-crystalline steel sheet |
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