JPS6311534Y2 - - Google Patents

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JPS6311534Y2
JPS6311534Y2 JP7972782U JP7972782U JPS6311534Y2 JP S6311534 Y2 JPS6311534 Y2 JP S6311534Y2 JP 7972782 U JP7972782 U JP 7972782U JP 7972782 U JP7972782 U JP 7972782U JP S6311534 Y2 JPS6311534 Y2 JP S6311534Y2
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JP
Japan
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cylindrical body
ventilation fan
filter cover
filter
flange
Prior art date
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JP7972782U
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JPS58183424U (ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は換気扇用のフイルターカバーに関する
ものである。
家庭で使用される強制排気型の換気扇では、長
期間の使用で羽根その他の換気扇本体の表面に油
や埃が粘着状に付着し、このような汚れは非常に
落ちにくく清掃するのがきわめて面倒である。
そこで、近時換気扇の吸気側を覆い、フアンの
回転により流通する汚染空気中に含む油等のミス
トをフイルター材で捕集して換気扇本体が汚れる
のを防止するフイルターカバーが考案されてい
る。
ところでかかるフイルターカバーのフイルター
に付着した油は時間の経過とともに量が増し、フ
イルター及びフイルターカバー本体表面を流れ下
方にたれ落ちるおそれがある。
本考案の目的はこのような油のたれ落ちに関
し、フイルターの表面及び裏面のいずれの面から
の油のたれ落ちをも確実に処理することができる
換気扇カバーを提供することにある。
しかしてこの目的は本考案によれば、筒体部の
前面開口面にフイルター材を装着し、筒体部の後
端に外側に取付用フランジを延設したものにおい
て、該取付用フランジの下端に上記筒体部と略並
行するように油溜り用の突片を設け、かつこの突
片の直上の筒体部内側に凹部を形成することによ
り達成される。
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案のフイルターカバーの第1の実
施例を示す正面図、第2図は同上換気扇から取外
した状態の斜視図、第3図は同上使用状態の縦断
側面図である。
図中1は本考案のフイルターカバーであり材質
はアルミ箔により形成する。
前方に突出するように形成した取付用の短尺円
筒体部2の前面開口3の端を内側に折曲げてフラ
ンジ2aを設け、このフランジ2aには補強用リ
ブ2bをフランジ2aの中央部を膨出させて形成
する。
さらに、開口3の上方から下向きに形成した垂
直片4aと垂直片4aの下部を分岐し斜め下向き
に形成される傾斜片4b、4b′とからなる補強骨
4を上記フランジ2aと一体に形成する。
これら垂直片4a、傾斜片4b、4b′の中央部
は膨出させて補強用リブ4cを形成する。
円形筒体部2の後方端をほぼ直角に外側に折曲
げて矩形の取付用フランジ5を延設し、該取付用
のフランジ5の下端を筒体部2と略並行するよう
に前方に折曲げて突片6を形成し、この突片6の
中央を長手方向に沿つて下方に膨出させ油溜り用
の溝部7を設ける。
なお、突片6はこれをフランジ5とは別体とし
て構成し、フランジ5の下端に取付けるようにし
てもよい。
突片6及び溝部7は筒体部2の外径よりも長目
に形成し、かつ突片6は筒体部2の前面よりも更
に突出させるのが好ましい。
また、突片6の先端を含むフランジ5の外周端
は、端部を巻回して補強用カール5aを形成す
る。
そして、第3図に明示するように突片6の直上
の筒体部2の周壁を一部下方に膨出させて円周方
向に油溜り用の凹部である凹溝8を形成する。こ
の凹溝部8は、第1図に示すように筒体部2の約
下半分にわたるように形成するとよい。
一方、空孔率の高い不織布、発泡ウレタン、網
その他の任意の材質で作成したフイルター材9を
筒体部2の内側からフランジ2a及び補強骨4の
裏面に貼着して、筒体部2の前面開口3をこのフ
イルター材9が覆う。なお、フイルター材は汚損
の場合に交換できるよう着脱自在とすることもで
きる。
次に使用法及び作用について説明する。
第2図、第3図に示すように、グリル10の吸
気側に環状突出フランジ10aを有する換気扇で
はこのフランジ10aをフイルターカバー1の筒
体部2内に嵌合、フイルターカバー1の取付用フ
ランジ5をグリル10の正面に重ね合せて両者間
に両面接着紙(図示せず)を介させて固定する。
一方、上記換気扇の環状突出フランジ10aが
ない場合は、換気扇のフアン10bを筒体部2内
の中央に位置させるようにすればよい。
フアン10bを起動して屋内側より屋外側に排
出される汚染空気に含まれる油等の汚れは、フイ
ルター材9を通過する際にここに付着して捕集さ
れる。
時間が経過してフイルター材9に堆積した油の
うち、このフイルター材9の前面から流れ出すも
のは補強骨4の垂直片4aから傾斜片4bの周囲
に沿つて下方に誘導され、突片6の溝部7に集め
られる。また、フランジ5および筒体部2にも次
第に油が付着してくるが、これらの油も下方に流
れて突片6の凹溝6に集められる。
また、上記フイルター材9を浸透しフイルター
材9の背面に流れ出す油はフイルター材9の背面
に沿つて下降し凹溝8に集められる。このように
して、フイルター材9の前面、背面のいずれかの
面から流れ出す油もフイルターカバー1から下に
もれ落ちることはない。
さらに、かかる凹溝8は筒体部2の周壁の傾斜
はそのままで一部線状に円周方向に膨出させるだ
けで形成できるので簡単に作成でき、また体裁も
損なうことがなく、しかもグリル10のフランジ
10aと筒体部2との間に生じる隙間を極力少く
することができるという利点がある。
次に、第4図は本考案の第2実施例を示す要部
の縦断側面図で、前記凹溝8のかわりに筒体部2
の約下半分の周壁を後端に向つて上昇するように
傾斜させて凹部11を形成したものである。
フイルター材9の背面から流れ出す油は、この
凹部11に集められる。
第5図は本考案の第3実施例を示す要部の縦断
側面図で、上記凹部溝8に突片6の溝部7に向け
て開口する透孔12を設けた。
このようにすれば、フイルター材9の背面から
流れ出し凹溝8で捕集される油も、該透孔12を
介して溝部7に溜めることができる。なお、図示
しないが第2実施例の凹部11に透孔を設けても
よい。
以上述べたように本考案の換気扇用フイルター
カバーは、フイルターに捕集され時間の経過で堆
積し、フイルターの前面及び背面のいずれかの面
から流れ出す油もすべて効率よく集めることがで
き、カバーから下方に油が落下して壁等の周囲を
汚すという不都合を防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の換気扇用フイルターカバーの
第1実施例を示す正面図、第2図は同上本考案の
カバーを換気扇から取外した状態の斜視図、第3
図は同上使用状態の縦断側面図、第4図は第2実
施例を示す要部の縦断側面図、第5図は第3実施
例を示す要部の縦断面側面図である。 1……フイルターカバー、2……筒体部、2a
……フランジ、2b……リブ、3……開口、4…
…補強骨、4a……垂直片、4b,4b′……傾斜
片、4c……リブ、5……取付用フランジ、5a
……カール、6……突片、7……溝部、8……凹
溝、9……フイルター材、10……グリル、10
a……環状突出フランジ、10b……フアン、1
1……凹部、12……透孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筒体部の前面開口面にフイルター材を装着
    し、筒体部の後端に外側に取付用フランジを延
    設したものにおいて、該取付用フランジの下端
    に上記筒体部と略並行するように油溜り用の突
    片を設け、かつこの突片の直上の筒体部内側に
    凹部を形成したことを特徴とする換気扇用フイ
    ルターカバー。 (2) 凹部は筒体部を円周方向に沿つて一部下方に
    膨出させて形成させた凹溝である実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の換気扇用フイルターカ
    バー。 (3) 凹部は筒体部周壁を後端に向つて上昇するよ
    うに傾斜させて形成した実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の換気扇用フイルターカバー。 (4) 凹部は油溜り用の突片に向けて開口する透孔
    を有する実用新案登録請求の範囲第1項乃至第
    3項のいずれか1つの項記載の換気扇用フイル
    ターカバー。
JP7972782U 1982-05-29 1982-05-29 換気扇用フイルタ−カバ− Granted JPS58183424U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7972782U JPS58183424U (ja) 1982-05-29 1982-05-29 換気扇用フイルタ−カバ−

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JP7972782U JPS58183424U (ja) 1982-05-29 1982-05-29 換気扇用フイルタ−カバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58183424U JPS58183424U (ja) 1983-12-07
JPS6311534Y2 true JPS6311534Y2 (ja) 1988-04-04

Family

ID=30088902

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JP7972782U Granted JPS58183424U (ja) 1982-05-29 1982-05-29 換気扇用フイルタ−カバ−

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JP7186522B2 (ja) * 2018-06-15 2022-12-09 東洋アルミエコープロダクツ株式会社 換気扇カバー

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JPS58183424U (ja) 1983-12-07

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