JPS63114505A - 車両用リターダ - Google Patents

車両用リターダ

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JPS63114505A
JPS63114505A JP26048086A JP26048086A JPS63114505A JP S63114505 A JPS63114505 A JP S63114505A JP 26048086 A JP26048086 A JP 26048086A JP 26048086 A JP26048086 A JP 26048086A JP S63114505 A JPS63114505 A JP S63114505A
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JP
Japan
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retarder
braking force
vehicle
generator
coil
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JP26048086A
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English (en)
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JPH061923B2 (ja
Inventor
Takayuki Suzuki
孝幸 鈴木
Atsumi Obata
篤臣 小幡
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野X 本発明は車両用制動装置に係り、特にリターダを発電機
から構成し、この発電機が発電を行なう際に外81Sか
らなされる仕事を制動力として利用するようにした車両
用制動装置に関する。 K発明の概要】 本発明は、発電機の出力コイルをコンデンサと接続して
共振回路を構成し、車速に対する制動力の調整を共振回
路の共振特性線に沿って移行させることによって達成す
るようにしたものであって、降板時における勾配の変化
に伴なう車速の変化を少なくするようにしたものである
。 K従来の技術】 一般に自動車にはり一−ビスブレーキが設けられている
。そして運転序のブレーキペダルを踏込むことによって
、上記サービスブレーキによって車両が制動されて減速
されるようになっている。ところがトラックやバスのよ
うな大型の車両においては、車体重役も大きくなるため
に、大きな制動力を発生する制動装置が必要になり、サ
ービスブレーキのみでは不充分な場合を生ずる。そこで
例えば特願昭58−74765号等によって提案される
ように、車両に発電機からなるリターダを搭載し、この
発電機が発電を行なう際に外部からなされる仕事を制動
力として利用することにより、車両を制動するようにし
ている。 K発明が解決しようとする問題点X このような従来の発電機からなるリターダにおいては、
その制動力の強弱の調整を、コントローラのノツチによ
って段階的に行なうようにしていた。従って走行したい
車速での最適な制動力を得ることが必ずしもできず、車
速の目標値に対する偏差が大きくなっていた。これは界
磁電流制御によってその制動力を調整しているためであ
る。 界1i電流制御によるリターダの特性は第7図のように
なり、例えば勾配がθ0の坂を降板中にリターダによっ
て制動力を得、車速Voで走行したい場合には、車速V
oと勾配θ0の制動力の特性の曲線との交わる点Aを求
める。そしてA点が「中」と「強」の中間の位置にある
ために、コントローラのノツチを中か強のいずれかにす
る。例えば「強」のノツチを選択した場合には、制動力
はA点からB点に移行し、実際にはvlの車速で走行す
ることになる。従ってこのときの速度の偏差はΔV1に
なる。つぎにこの坂の勾配が変化してθ1になった場合
には、ノツチが「強」の曲線に沿って制動力はB点から
0点に移行する。従ってこのときの車速の偏差は△V2
になる。従って目標とする車速に対して比較的大きな偏
差で車両が降板することになる。なお車速をフィードバ
ックして界磁電流制御を行なうことも考えられるが、こ
のようにすると装置が複雑になる欠点がある。 本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、特に降板時における車速の偏差を少なくし、車両に
対して適正な制動力を与えるようにした制動装置を提供
することを目的とするものである。 K問題点を解決するための手段】 本発明は、リターダを発電機から構成し、この発電機が
発電を行なう際に外部からなされる仕事を制動力として
利用するようにした装置において、前記発電機の出力コ
イルをコンデンサと接続して共振回路を構成し、車速に
対する制動力の調整を前記共振回路の共振特性線に沿っ
て移行させることによって達成するようにしたものであ
る。
【作用】
従って本発明によれば、車速に対する制動力の調整を、
急峻な共振特性を利用して行なうことが可能になり、こ
れによって車速の偏差を非常に小さくすることが可能に
なる。 K実施例】 第1図は本発明の一実施例に係るリターダを備えたエン
ジン1を示すものであって、このエンジン1は例えばト
ラック用のディーゼルエンジンから構成されている。こ
のエンジン1の背面側にはフライホイールハウジング2
が設けられている。 このハウジング2の上下には後述する誘導子型発電機の
固定子のケース8が取付けられている。さらにフライホ
イールハウジング2の背面側にはトランスミッション5
が配されており、エンジン1の回転数を適当な値に変速
し、プロペラシャフト6を介して駆動輪へ伝達するよう
になっている。 つぎにこのエンジン1に設けられているリターダの構造
について述べると、第2図に示すようにハウジング2内
に収納され、クランクシャフト3の端部に固着されたフ
ライホイール4の外周面には円周方向に沿って所定のピ
ッチで誘導子磁極7が設けられている。そしてこの磁極
7を備えるフライホイール4が誘導子型発電機の回転子
を構成しており、この発電機が自動車のリターダを構成
するようになっている。ハウジング2の上下にはそれぞ
れケース8が設けられており、これらのつ・−ス8には
誘導子型発電機の固定子が収納されている。 この固定子は第3図に示すように、フライホイール4の
円周方向に配列された複数のボールコア9を備えている
。ボールコア9の下端部は上記誘導子磁極7に微小なエ
アギi7ツブを介して対向するとともに、その上端部は
固定子ヨーク10を介してケース8の蓋板に固着されて
いる。そしてボールコア9にはte11子コイル11と
界磁コイル12とがそれぞれ巻装されている。なお電機
子コイル11が2つのボールコア9に跨って巻装されて
いるのに対して、界磁コイル12はそれぞれのボールコ
ア9に1つずつ巻装されている。 このような構成になる固定子側の界磁コイル12は第1
図および第2図に示すコントローラ13を介してバッテ
リ14と接続されている。そしてコントローラ13は第
1図および第4図に示すようにトランジスタ16を備え
ており、このトランジスタ16によって界磁電流の制御
を行なうようにしている。そしてトランジスタ16のベ
ースはコントローラ17と接続されるようになっており
、さらにこのコントローラ17が運転席に設けられてい
るリターダスイッチ18と接続されるようになっている
。また界磁コイル12の両端には第4図に示すようにダ
イオード27が接続されている。 これに対して電機子コイル11は負荷抵抗15と接続さ
れている。さにらに電機子コイル11には複数のコンデ
ンサ26の並列回路が直列に接続されている。そしてコ
ンデンサ26はそれぞれ対応するスイッチ25と接続さ
れるようになっている。 しかもこれらのスイッチ25が上記コントローラ17に
よって制御されるようになっている。 つぎに以上のような構成になるこの自動車のリターダの
動作について説明する。例えばこのリターダを備えた自
動車が長い坂を下る場合には、運転席に設けられている
リターダスイッチ18を投入する。すると第1図および
第2図に示すコントローラ13のトランジスタ16が制
御回路17によって導通状態に切換えられる。従ってバ
ッテリ14からこのトランジスタ16を介して誘導子型
発電機の固定子の界磁コイル12に界!1電流が流れ、
この界磁コイル12が励磁されることになる。 このように界磁コイル12が励磁されると、界磁コイル
12は第3図に示すように、ボールコア9を2つずつ互
に逆向きに磁化するとともに、共通の電機子コイル11
が巻装された一対のボールコア9が互に異極となるよう
に磁化する。従っである瞬間においては、第3図におい
て点線で示すような磁気回路35が形成され、これに対
してフライホイール4が回転して誘導子磁慟7がボール
コア9のピッチに相当する角度だけ移動すると、第3図
において鎖線で示すような磁気回路36が形成される。 これらの磁気回路35.36を通過する磁束はともに電
機子コイル11と鎖交するとともに、2つの磁気回路3
5.36を通過する磁束の向きは互に反転することにな
る。従ってこの磁束の変化によって、電機子コイル11
に起電力が誘起されて、この誘導子型発電機が発電を行
なうことになる。このことはエンジン1あるいは車両が
フライホイール4を駆動することになり、このときに外
部からなされる仕事が制動力として吸収されることにな
る。従ってこの誘導子型発電機の発電によって車両が制
動力を受け、減速されることになる。 そしてこのときの発電出力は第2図および第4図に示す
負荷抵抗15によって消費されるようになつでいる。 このようにして制動力を発生する発電機の電機子コイル
11は第4図に示すように、複数のコンデンサ26の並
列回路と直列に接続されており、これによって直列共振
回路を構成している。そしてこの発電機は界磁電流制御
を行なう代わりに、コンデンサ26の容量をスイッチ2
5によって調整することにより、共振特性を変えるよう
にしている。すなわちエンジン1の回転数が第5図に示
すようにNoの場合には、この回転数と中トルクとの交
点を通過する共振特性を利用するようにコントローラ1
7がスイッチ25を切換え、コイル11とともに直列共
振回路を構成するコンデンサ26の容量を変化させる。 これによってエンジン1の回転数に合った共振特性を得
るようにしており、この場合には第5図において実線で
示す共1辰特性を得るようにしている。 このように電機子コイル11とコンデンサ26とによっ
て直列共振回路を構成し、その共振特性を利用して制動
力を制御するようにしているために、車両の降板時の速
度偏差が非常に少なくなる。 例えば車速Voで走行中にリターダを作動させると、そ
のときの制動力は第6図において、車速VOで選択され
た特性曲線上のA点から同曲線と中トルクとの交点Bに
移行すること−になり、これによって車速がvlになる
。ところがこの共振特性の曲線は急峻な曲線であるため
に、その速度偏差△v1は非常に小さな値になる。さら
にこの車両が勾配θの坂にさしかかった場合には、この
θの特性曲線と共振特性の曲線との交点C点まで移行す
ることになり、これによってさらに制動力が大きくなる
。そしてこのときの車速はV2に変化する。ところがこ
の場合においても、共振特性線に沿って移行しているた
めに、始めの速度に対する速度偏差ΔV2も比較的小さ
な値となっており、大きく車速がずれることがなくなる
。 に発明の効果】 以上のように本発明は、リターダを構成する発電機の出
力コイルをコンデンサと接続して共振回路を構成し、車
速に対する制動力の調整を共振回路の共振特性線に沿っ
て移行させるようにしたものである。従ってこのような
構成によれば、車速に対する制動力の調整を、急峻な共
振特性線を利用して行なうことになるので、そのときの
速度偏差を小さくすることが可能になり、例えば降板時
のオートクルーズなども容易にかつ精度よく行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る車両用制動装置を示す
ブロック図、第2図は同制動装置を構成するリターダの
斜視図、第3図は同要部拡大展開正面図、第4図は同回
路図、第5図はこのリターダの共振特性を示すグラフ、
第6図は同降板時の車速の変化を示すグラフ、第7図は
従来のリターダによる降板の動作を示すグラフである。 なお図面に用いた符号において、 7・・・誘導子磁石 11・・・N様子コイル 12・・・界磁コイル 17・・・コントローラ 25・・・スイッチ 26・・・コンデンサ である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. リターダを発電機から構成し、この発電機が発電を行な
    う際に外部からなされる仕事を制動力として利用するよ
    うにした装置において、前記発電機の出力コイルをコン
    デンサと接続して共振回路を構成し、車速に対する制動
    力の調整を前記共振回路の共振特性線に沿つて移行させ
    ることによって達成するようにしたことを特徴とする車
    両用制動装置。
JP26048086A 1986-10-31 1986-10-31 車両用リターダ Expired - Lifetime JPH061923B2 (ja)

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JP26048086A JPH061923B2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31 車両用リターダ

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JPH061923B2 JPH061923B2 (ja) 1994-01-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016502006A (ja) * 2012-12-21 2016-01-21 ヴォッベン プロパティーズ ゲーエムベーハーWobben Properties Gmbh 電動機を備えた水門に対する水門駆動装置を制御する方法、運転用回路、水門駆動装置、および、水力発電設備

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016502006A (ja) * 2012-12-21 2016-01-21 ヴォッベン プロパティーズ ゲーエムベーハーWobben Properties Gmbh 電動機を備えた水門に対する水門駆動装置を制御する方法、運転用回路、水門駆動装置、および、水力発電設備
US9758940B2 (en) 2012-12-21 2017-09-12 Wobben Properties Gmbh Method for controlling a water sluice gate drive for a water sluice gate having an electric machine, service connection, water sluice gate drive and hydroelectric power plant

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