JPS63114467A - カラ−画像処理装置 - Google Patents
カラ−画像処理装置Info
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- JPS63114467A JPS63114467A JP61258604A JP25860486A JPS63114467A JP S63114467 A JPS63114467 A JP S63114467A JP 61258604 A JP61258604 A JP 61258604A JP 25860486 A JP25860486 A JP 25860486A JP S63114467 A JPS63114467 A JP S63114467A
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- black
- circuit
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- Pending
Links
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Landscapes
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、例えばデジタルカラー複写機等ノカラー画像
処理装置に関し、特に下色除去(UCR)の改良に間す
るものである。
処理装置に関し、特に下色除去(UCR)の改良に間す
るものである。
[従来の技術]
従来、この種の装置は、例えばイエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの4色の色素を重ねて印刷することによ
り、カラー画像の形成を行っていた。このような従来例
をカラープリンタに例をとり、第2図を用いて説明する
。
アン、ブラックの4色の色素を重ねて印刷することによ
り、カラー画像の形成を行っていた。このような従来例
をカラープリンタに例をとり、第2図を用いて説明する
。
第2図において、図示しないカラー原稿は入カセ、ンサ
1で読み取られ、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色
分解信号となる。次に、R,G、Bは色変換回路2で輝
度・濃度変換処理及び補色変換処理を施され、出力とし
てイエロー(Y、)、マゼンタ(M)、シアン(C2)
の3つの色素量が得られる。次にUCR回路3でブラッ
ク(K)を決定する。一般的にブラック量はイエロー、
マゼンタ、シアン中の重なった量、即ちMrN(Y−。
1で読み取られ、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色
分解信号となる。次に、R,G、Bは色変換回路2で輝
度・濃度変換処理及び補色変換処理を施され、出力とし
てイエロー(Y、)、マゼンタ(M)、シアン(C2)
の3つの色素量が得られる。次にUCR回路3でブラッ
ク(K)を決定する。一般的にブラック量はイエロー、
マゼンタ、シアン中の重なった量、即ちMrN(Y−。
M、C,)で演算される。イエロー、マゼンタ、シアン
の量を、上記演算されたブラック量に応じて減らすとい
うUCR処理(下色除去)によりYoo、M’、C,’
が演算される。また、ブラック量も、出力される画像に
応じて調整されたに′が演算される。即ち、UCR回路
3では以下の式の処理が施されることになる。
の量を、上記演算されたブラック量に応じて減らすとい
うUCR処理(下色除去)によりYoo、M’、C,’
が演算される。また、ブラック量も、出力される画像に
応じて調整されたに′が演算される。即ち、UCR回路
3では以下の式の処理が施されることになる。
ブラック量の演算
に=MfN(Y、1M、Cy)
UCR処理
Y6°=Y、−αア・(K−βY)
M’=M−α、・(K−βM)
C,’w C,−αC・(K−βC)
ブラック量の調整
に’=α、・K−βえ
ここで、α、βは所定の係数で、以下便宜上、夫々勾配
係数、シフト係数と呼ぶ。
係数、シフト係数と呼ぶ。
このようにして求められたYoo、M’、C,’。
K′の信号は出力プリンタ4に送られ、それぞれイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの印刷が行なわれる。
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの印刷が行なわれる。
上記方法のUCR処理における係数のうち、勾配成分で
あるαY、α、、α。を1に近づけると、イエロー、マ
ゼンタ、シアンの重なり部分(共通部分)がすべてブラ
ックに置き替わる。この条件において、中間調画像を出
力すると、イエロー、マゼンタ、シアンなどの色成分が
極度に少なくなり、極端な例では一番低い色成分は°0
”になつてしまい、全体的に黒みを帯びた画像となり、
両賞劣化がおこるという問題がある。
あるαY、α、、α。を1に近づけると、イエロー、マ
ゼンタ、シアンの重なり部分(共通部分)がすべてブラ
ックに置き替わる。この条件において、中間調画像を出
力すると、イエロー、マゼンタ、シアンなどの色成分が
極度に少なくなり、極端な例では一番低い色成分は°0
”になつてしまい、全体的に黒みを帯びた画像となり、
両賞劣化がおこるという問題がある。
一方、αY、αM、α。を0に近づけると、イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックの4色の色素が重なる確率
が多くなり、このような4色で印刷した場合に色素の「
とびちり」が生じる傾向が生じる。特に、この「とびち
り」により文字等の線画のエツジから色成分がはみ出す
こととなり、品位が落ちるという問題が生じる。特に文
字は黒で表わされる事が多いので、色成分の「とびちり
」は問題である。
マゼンタ、シアン、ブラックの4色の色素が重なる確率
が多くなり、このような4色で印刷した場合に色素の「
とびちり」が生じる傾向が生じる。特に、この「とびち
り」により文字等の線画のエツジから色成分がはみ出す
こととなり、品位が落ちるという問題が生じる。特に文
字は黒で表わされる事が多いので、色成分の「とびちり
」は問題である。
[発明が解決しようとする問題点コ
即ち、前記勾配成分を“1”に近付けると中間調画像の
再生に問題が発生し、反対に“0”に近付けると文字等
の解像度を重視すべき二値性画像の再生に問題が発生し
ていたので、従来は2つの問題が発生しないような固定
的/妥協的な中間値に前記勾配係数を設定していた。
再生に問題が発生し、反対に“0”に近付けると文字等
の解像度を重視すべき二値性画像の再生に問題が発生し
ていたので、従来は2つの問題が発生しないような固定
的/妥協的な中間値に前記勾配係数を設定していた。
しかし、現実の入力画像は多彩であり、αなる係数が、
従来のように中間調画像と線画像の混在した画像に対し
て固定的な値でもって処理したのでは、高品位の再生画
像は得られない。
従来のように中間調画像と線画像の混在した画像に対し
て固定的な値でもって処理したのでは、高品位の再生画
像は得られない。
そこで、本発明は上記従来技術の問題を克服し、tJc
R処理におけるUCR量を最適化することにより、カラ
ー中間調画像及び黒文字画像を高品位に出力再現するこ
とのできるカラー画像処理装置を提案することを目的と
している。
R処理におけるUCR量を最適化することにより、カラ
ー中間調画像及び黒文字画像を高品位に出力再現するこ
とのできるカラー画像処理装置を提案することを目的と
している。
[問題点を解決するための手段コ
上記課題を達成するための本発明の構成は、カラー画像
データを処理して減法混色に従う3基本色の色素量を出
力するカラー画像処理装置において、カラー画像データ
から前記3基本色についての色素量を決定する手段と、
上記3基本色の色素量から黒の色素量を決定する手段と
、前記カラー画像データ中の有彩色の程度を演算する手
段と、該有彩色の程度と前記具の色素量に基づいて下色
除去量を決定する手段と、前記3基本色の色素量から前
記下色除去量を除去する下色除去手段とを有する。
データを処理して減法混色に従う3基本色の色素量を出
力するカラー画像処理装置において、カラー画像データ
から前記3基本色についての色素量を決定する手段と、
上記3基本色の色素量から黒の色素量を決定する手段と
、前記カラー画像データ中の有彩色の程度を演算する手
段と、該有彩色の程度と前記具の色素量に基づいて下色
除去量を決定する手段と、前記3基本色の色素量から前
記下色除去量を除去する下色除去手段とを有する。
[作用]
上記構成のカラー画像処理装置によると、3基本色の色
素量から黒の色素量を決定する手段が決定したこの黒の
色素量を基本黒色素量とみる。この基本色素量をカラー
画像データ中の有彩色の程度に応じて修正し、それを下
色除去量とする。
素量から黒の色素量を決定する手段が決定したこの黒の
色素量を基本黒色素量とみる。この基本色素量をカラー
画像データ中の有彩色の程度に応じて修正し、それを下
色除去量とする。
[実施例コ
以下、添付図面に従って本発明を実施例に基づいて説明
する。
する。
〈実施例の概略〉
第1図は1本発明のカラー画像処理装置をカラープリン
タに適用した実施例のブロック図である。
タに適用した実施例のブロック図である。
カラー原稿はカラー画像入力センサ20から読み取られ
、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色信号として
出力される。この信号は通常電圧レベルで出力されるの
でA/D変換器21で各色8ビット256階調の信号R
+ 、B+ 、G+ に変換される。次にシェーディン
グ補正回路22で光源の光量の不均一性及びCCDセン
サの画素ごとの感度補正が行われ、次に補色変換回路2
3にてR2,G2.B2 信号がイエロー、マゼンタ、
シアンの各色素の色信号Cyl、 M I、Y @lに
変換される。
、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色信号として
出力される。この信号は通常電圧レベルで出力されるの
でA/D変換器21で各色8ビット256階調の信号R
+ 、B+ 、G+ に変換される。次にシェーディン
グ補正回路22で光源の光量の不均一性及びCCDセン
サの画素ごとの感度補正が行われ、次に補色変換回路2
3にてR2,G2.B2 信号がイエロー、マゼンタ、
シアンの各色素の色信号Cyl、 M I、Y @lに
変換される。
また同様に、R,、G、、B2信号は色抽出回路24に
入り、YIQ系に変換され、そのうちのI、Q成分から
「有彩色の程度」を演算する。後述するように、上記演
算に際しこの「有彩色の程度」はデジタル回路中で処理
し易いように適当に量子化される。
入り、YIQ系に変換され、そのうちのI、Q成分から
「有彩色の程度」を演算する。後述するように、上記演
算に際しこの「有彩色の程度」はデジタル回路中で処理
し易いように適当に量子化される。
次に、色信号Cy+1M+、Ye+は、黒抽出回路25
にて、最小値が算出され、これを基本的なブラック量に
、とする。UCR量決定回路26では、色抽出回路24
で求められた「有彩色の程度」を「非線形変換」して、
非線形変換して得た勾配係数αの値(O〜1)と前記に
1の値からシフト係数βが決定され、更に此等の係数α
、βとに、とから下記式: %式%) に従ってUCR量が決定される。上記「非線形変換」に
ついては後述する。
にて、最小値が算出され、これを基本的なブラック量に
、とする。UCR量決定回路26では、色抽出回路24
で求められた「有彩色の程度」を「非線形変換」して、
非線形変換して得た勾配係数αの値(O〜1)と前記に
1の値からシフト係数βが決定され、更に此等の係数α
、βとに、とから下記式: %式%) に従ってUCR量が決定される。上記「非線形変換」に
ついては後述する。
UCR除去回路27a、27b、27cでは色信号Cy
l+ M+、Ye+からそれぞれUCR量の値を減算し
、色信号Cy2.Mz、Y−zを得る。また黒調整回路
28では、 K2=αに1−β に応じた出力濃度調整を行った信号に2を得る。
l+ M+、Ye+からそれぞれUCR量の値を減算し
、色信号Cy2.Mz、Y−zを得る。また黒調整回路
28では、 K2=αに1−β に応じた出力濃度調整を行った信号に2を得る。
色信号C,2,M 2.Y −2,K 2は出力プリン
タ29に送られ、出力としてカラー画像が得られる。
タ29に送られ、出力としてカラー画像が得られる。
く「有彩色の程度」の演算〉
さて、色抽出回路24では、Rx 、 G 2 、 B
2信号から色成分を抽出する。この取り出し方には様
々な方法が考えられるが、本実施例ではNTSCカラー
テレビジョン方式で採用されているYIQ信号を用いた
場合の取り出し方について説明する。
2信号から色成分を抽出する。この取り出し方には様
々な方法が考えられるが、本実施例ではNTSCカラー
テレビジョン方式で採用されているYIQ信号を用いた
場合の取り出し方について説明する。
YIQ信号は、RGB信号から次式に従って変換される
。
。
Y自0.3R+0.59G+0.11B1 − 0.7
4(R−Y)−0,27(B−Y)−0,6R−0,2
8G −0,32BQ −0,48(R−Y)+
0.41(B−Y)−0,21R−0,52G +
0.31Bここで、NTSC方式におけるY信号は
輝度信号に相当し、色の明るさの成分を持っており、モ
ノクロ信号と等価の関係にある。
4(R−Y)−0,27(B−Y)−0,6R−0,2
8G −0,32BQ −0,48(R−Y)+
0.41(B−Y)−0,21R−0,52G +
0.31Bここで、NTSC方式におけるY信号は
輝度信号に相当し、色の明るさの成分を持っており、モ
ノクロ信号と等価の関係にある。
また、I、Q信号は、色相及び彩度など色特有の情報を
゛もっている。第3図にYIQ色空間を19面上に投影
したものを示す。色成分をもつ一般的な色RGB又はY
、MC,などは、原点からだれた所に位置し、逆に黒と
か白は原点上にくる。
゛もっている。第3図にYIQ色空間を19面上に投影
したものを示す。色成分をもつ一般的な色RGB又はY
、MC,などは、原点からだれた所に位置し、逆に黒と
か白は原点上にくる。
従って、無彩色に近い程原点に近くなり、有彩色は原点
から遠くなるという性質がある。
から遠くなるという性質がある。
従って、ある画素に対応するカラー画像データがどの程
度の「有彩色性」、即ちr有彩色の程度」をもつかは、
ある色空間における原点からの距Iam(例えばうrT
l−コーσ7)を演算することにより、定量的に判断で
きることになる。Y 、、M 。
度の「有彩色性」、即ちr有彩色の程度」をもつかは、
ある色空間における原点からの距Iam(例えばうrT
l−コーσ7)を演算することにより、定量的に判断で
きることになる。Y 、、M 。
C,、Kにおけるブラックの色素量はこの「有彩色の程
度」に依存し、一方特に文字等の線画部分は無彩色に近
いということから、上述の1画素毎に「有彩色の程度」
を判断できるJということは、原画像中に二値性画像と
中間調性画像とが混在していても、勾配係数αを「有彩
色の程度」に応じて可変とすれば、従来例の項で述べた
、より中間調性の強い画像に発生した「黒づみ」の問題
や、線画のエツジ部分で発生した「インクのとびちり」
等の問題は解消するということになる。つまり、「有彩
色の程度」に応じてUCR処理の係数を変えていく、換
言すれば、無彩色に近いほど勾配係数を大きくし、逆に
有彩色では係数を小さくしていくのである。これが前述
したUCR量決定回路で行われる「非線形変換」の意味
である。
度」に依存し、一方特に文字等の線画部分は無彩色に近
いということから、上述の1画素毎に「有彩色の程度」
を判断できるJということは、原画像中に二値性画像と
中間調性画像とが混在していても、勾配係数αを「有彩
色の程度」に応じて可変とすれば、従来例の項で述べた
、より中間調性の強い画像に発生した「黒づみ」の問題
や、線画のエツジ部分で発生した「インクのとびちり」
等の問題は解消するということになる。つまり、「有彩
色の程度」に応じてUCR処理の係数を変えていく、換
言すれば、無彩色に近いほど勾配係数を大きくし、逆に
有彩色では係数を小さくしていくのである。これが前述
したUCR量決定回路で行われる「非線形変換」の意味
である。
ここで「有彩色の程度」を示す量を次式で定義する。
ここで、上式中の定数は後述する「有彩色の程度jから
勾配係数αを決定するに際して必要な量子化処理をRO
M化するのに都合が良いように単位長を合わせるための
ものであるに過ぎない。
勾配係数αを決定するに際して必要な量子化処理をRO
M化するのに都合が良いように単位長を合わせるための
ものであるに過ぎない。
〈有彩色の程度からαへの非線形変換〉この「有彩色の
程度」の値に応じて勾配係数αを変えた例を第4図に示
す。第4図では、「有彩色の程度」の値を3ビツト(即
ち8段隋に)に量子化し、この量子化された「有彩色の
程度」に対応させてαの値を!72″′ (nは整数O
〜7)、即ちとりうる範囲はO〜1とし、「有彩色の程
度」が大きい程、つまり有彩色である程、勾配係数αを
“0”に近くとり、反対に無彩色である程、勾配係数α
を“1”に近くとるような非線形変換を行っている。尚
、この変換の変形例については後述する。
程度」の値に応じて勾配係数αを変えた例を第4図に示
す。第4図では、「有彩色の程度」の値を3ビツト(即
ち8段隋に)に量子化し、この量子化された「有彩色の
程度」に対応させてαの値を!72″′ (nは整数O
〜7)、即ちとりうる範囲はO〜1とし、「有彩色の程
度」が大きい程、つまり有彩色である程、勾配係数αを
“0”に近くとり、反対に無彩色である程、勾配係数α
を“1”に近くとるような非線形変換を行っている。尚
、この変換の変形例については後述する。
く具体的回路例〉
第5図は色抽出回路24の実施例である。色信号R2,
02+ 82なる8ビツトの信号はラッチ回路30を通
った後、ROM31で定数倍される。ROM31aNf
には、それぞれ0.6.0.28゜0.32.0.21
.0.51.0.31倍したデータが前もって格納され
ている。32.32は反転器で補数をとっている。RO
M31 aの出力はROM31 bの出力の補数と共に
加算器36で加算処理される。
02+ 82なる8ビツトの信号はラッチ回路30を通
った後、ROM31で定数倍される。ROM31aNf
には、それぞれ0.6.0.28゜0.32.0.21
.0.51.0.31倍したデータが前もって格納され
ている。32.32は反転器で補数をとっている。RO
M31 aの出力はROM31 bの出力の補数と共に
加算器36で加算処理される。
即ち、0.6R2−0,2802を得る。この結果はR
OM31 cの出力の補数(−0,32−82)と加算
器38で2段目の加算処理が行われ、■信号が得られる
。
OM31 cの出力の補数(−0,32−82)と加算
器38で2段目の加算処理が行われ、■信号が得られる
。
ここで、加算器36.38は正負の符号処理を行なえる
ものであり、それぞれの出力の最上位ビットは符号ビッ
トとなる。
ものであり、それぞれの出力の最上位ビットは符号ビッ
トとなる。
同様に、ROM31d、31e、3!fの出力は反転器
34、加算器37.39により処理されQ信号を得る。
34、加算器37.39により処理されQ信号を得る。
ROM40は前述の「有彩色の程度」の演算結果が入っ
ており、I、Q信号をアドレスに入力すると、「有彩色
の程度」の値が出力データとして得られる。この信号は
、ラッチ41を通した後、上位3ビツトをUCR量決定
回路26に出力する。例えば、「有彩色の程度」が0.
125(=2−3)であれば、ラッチ41の出力は二進
表示で°“110“となる。
ており、I、Q信号をアドレスに入力すると、「有彩色
の程度」の値が出力データとして得られる。この信号は
、ラッチ41を通した後、上位3ビツトをUCR量決定
回路26に出力する。例えば、「有彩色の程度」が0.
125(=2−3)であれば、ラッチ41の出力は二進
表示で°“110“となる。
第6図はUCR量決定回路26、及びUCR除去回路2
7 a、 27 b、 27 cの1つにまとめて
示したものである。色信号Cy+、 M +、Y =+
、 K 1及び「有彩色の程度」の上位3ビツトは、
前段ラッチ50,51.52に保持される。tJcR量
決定回路26では、先ずROM 53 aが3ビツトの
「有彩色の程度」から第4図に示したような変換を行っ
て勾配係数αを求める。次にβROM53bがα、Kl
とからシフト係数βを決定する。次にUCR量演算演算
回路53cl、β、αに基づいて、 UCR量=α・(Kl −β) を計算する。このUCRfiは反転器54で補数変換さ
れた後、UCR除去回路27a〜27cの夫々に送られ
、それらの内部の加算器55で色信号Cy+、 M +
、Y−+夫々と加算され、後段ラッチ56に入る。この
出力はUCR処理結果Cy21 M 2 。
7 a、 27 b、 27 cの1つにまとめて
示したものである。色信号Cy+、 M +、Y =+
、 K 1及び「有彩色の程度」の上位3ビツトは、
前段ラッチ50,51.52に保持される。tJcR量
決定回路26では、先ずROM 53 aが3ビツトの
「有彩色の程度」から第4図に示したような変換を行っ
て勾配係数αを求める。次にβROM53bがα、Kl
とからシフト係数βを決定する。次にUCR量演算演算
回路53cl、β、αに基づいて、 UCR量=α・(Kl −β) を計算する。このUCRfiは反転器54で補数変換さ
れた後、UCR除去回路27a〜27cの夫々に送られ
、それらの内部の加算器55で色信号Cy+、 M +
、Y−+夫々と加算され、後段ラッチ56に入る。この
出力はUCR処理結果Cy21 M 2 。
Ye2となる。
〈変形例〉
以上説明した実施例では、勾配係数αは各色について同
じものを使っていたが、例えば「有彩色の程度」を求め
るときの「定数」を色毎に変えたり、或いは「有彩色の
程度」からαに変換するROM53aを色毎に設けたり
してもよい。βについても同様に色毎に変えてもよい。
じものを使っていたが、例えば「有彩色の程度」を求め
るときの「定数」を色毎に変えたり、或いは「有彩色の
程度」からαに変換するROM53aを色毎に設けたり
してもよい。βについても同様に色毎に変えてもよい。
又、「有彩色の程度」をαに変換するときに、前記実施
例では非線形的に変換したが、第9図の如く線形的に変
換してもよい。
例では非線形的に変換したが、第9図の如く線形的に変
換してもよい。
また第7図に示したように、色信号Cy11M1゜’I
Iと「有彩色の程度」の信号をそれぞれLUT(ルック
アップテーブル)60,61.62に入力し、Cy2+
M 2.Y @2を得るような回路構成をとると、U
CR処理の自由度が増える。例えば、「有彩色の程度」
の信号を8ビツトとし、便宜的にこれをAとすれば、第
8図のように、256ステツプの17A、1/A2のカ
ーブにそった勾配係数αが選べることになる。
Iと「有彩色の程度」の信号をそれぞれLUT(ルック
アップテーブル)60,61.62に入力し、Cy2+
M 2.Y @2を得るような回路構成をとると、U
CR処理の自由度が増える。例えば、「有彩色の程度」
の信号を8ビツトとし、便宜的にこれをAとすれば、第
8図のように、256ステツプの17A、1/A2のカ
ーブにそった勾配係数αが選べることになる。
又、上記実施例ではYIQ系を用いたが、他の表色系、
例えば輝度信号9色差信号による(Y。
例えば輝度信号9色差信号による(Y。
R−Y、B−Y)系、又は、明度1色相、彩度による(
Y、H,C)系であっても同じである。
Y、H,C)系であっても同じである。
(、Y、R−Y、B−Y)系、もしくは(Y、H。
C)系から「有彩色の程度」を求めることは彩度なCを
求めることに相当する。
求めることに相当する。
又更に、演算回路53cでは、シフト係数βをゼロとし
た時にはに1とαの積は信号のビットシフト回路で構成
することができる。
た時にはに1とαの積は信号のビットシフト回路で構成
することができる。
[発明の効果]
以上説明したように、減法混色に従うカラー画像データ
において、黒画像データは「有彩色の程度」に対応する
ことに着目して、カラー画像データの「有彩色の程度」
に応じてUCR量を可変とすることにより、品質が高い
再生画像を得るカラー画像処理装置を提供できる。
において、黒画像データは「有彩色の程度」に対応する
ことに着目して、カラー画像データの「有彩色の程度」
に応じてUCR量を可変とすることにより、品質が高い
再生画像を得るカラー画像処理装置を提供できる。
特に、本発明の一実施態様によれば、無彩色に近い色は
どUCR量を多くすることにより、黒文字の再現性が向
上し、また有彩色の多い中間調部ではUCR量を少なく
することにより、色再現も向上し、高画質のカラー画像
が得られるようになる。
どUCR量を多くすることにより、黒文字の再現性が向
上し、また有彩色の多い中間調部ではUCR量を少なく
することにより、色再現も向上し、高画質のカラー画像
が得られるようになる。
第1図は本発明をカラープリンタに適用した場合の実施
例のブロック図、 第2図は従来の色信号処理を表わすブロック図、 第3図はRGB系及びY、MC,系の色のIQ画面上の
投影図、 第4図は「有彩色の程度jと勾配係数αの関係を示す図
、 第5図は色抽出回路のブロック図、 第6図はUCR量決定回路及びUCR処理回路のブロッ
ク図、 第7図はルックアップテーブル変換を用いた時の実施例
、 第8図はαと1/A、1/A’の関係図、′!39図は
「有彩色の程度」からαへの変換の他の実施例の説明図
である。 図中、 24・・・色抽出回路、25・・・黒抽出回路、26・
・・UCR,!決定回路、27 a 〜27 c ・・
・U CR除去回路、28・・・無調整回路、29・・
・出力プリンタである。 特許出願人 キャノン株式会社 Q軸 M 第8図 第9図
例のブロック図、 第2図は従来の色信号処理を表わすブロック図、 第3図はRGB系及びY、MC,系の色のIQ画面上の
投影図、 第4図は「有彩色の程度jと勾配係数αの関係を示す図
、 第5図は色抽出回路のブロック図、 第6図はUCR量決定回路及びUCR処理回路のブロッ
ク図、 第7図はルックアップテーブル変換を用いた時の実施例
、 第8図はαと1/A、1/A’の関係図、′!39図は
「有彩色の程度」からαへの変換の他の実施例の説明図
である。 図中、 24・・・色抽出回路、25・・・黒抽出回路、26・
・・UCR,!決定回路、27 a 〜27 c ・・
・U CR除去回路、28・・・無調整回路、29・・
・出力プリンタである。 特許出願人 キャノン株式会社 Q軸 M 第8図 第9図
Claims (5)
- (1)カラー画像データを処理して減法混色に従う3基
本色の色素量を出力するカラー画像処理装置において、 前記カラー画像データから前記3基本色についての色素
量を決定する手段と、 上記3基本色の色素量から黒の色素量を決定する手段と
、 前記カラー画像データ中の有彩色の程度を演算する手段
と、 該有彩色の程度と前記黒の色素量に基づいて下色除去量
を決定する手段と、 前記3基本色の色素量から前記下色除去量を除去する下
色除去手段とを有するカラー画像処理装置。 - (2)下色除去量は前記有彩色の程度から、0〜1の値
をもつ勾配係数を演算し、該勾配係数を有彩色であるほ
ど1に近く、無彩色である程1に近くなるように選び、
該勾配係数を前記3基本色の色素量にかけて求める事を
特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラー画像処理
装置。 - (3)前記3基本色はイエロー、マゼンタ、シアンであ
る事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラー画
像処理装置。 - (4)前記有彩色の程度は、Y、I、Q系におけるIQ
空間の原点からの長さに基づいて決定することを特徴と
する特許請求の範囲第1項に記載のカラー画像処理装置
。 - (5)前記有彩色の程度は、Y、H、C系における彩度
に基づいて決定することを特徴とする特許請求の範囲第
1項に記載のカラー画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61258604A JPS63114467A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | カラ−画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61258604A JPS63114467A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | カラ−画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63114467A true JPS63114467A (ja) | 1988-05-19 |
Family
ID=17322581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61258604A Pending JPS63114467A (ja) | 1986-10-31 | 1986-10-31 | カラ−画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63114467A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0376209A2 (en) * | 1988-12-28 | 1990-07-04 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Under-color removal method and device therefor |
-
1986
- 1986-10-31 JP JP61258604A patent/JPS63114467A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0376209A2 (en) * | 1988-12-28 | 1990-07-04 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Under-color removal method and device therefor |
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