JPS63113265A - 金属水素化物を利用したヒ−トポンプ装置 - Google Patents

金属水素化物を利用したヒ−トポンプ装置

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JPS63113265A
JPS63113265A JP25651386A JP25651386A JPS63113265A JP S63113265 A JPS63113265 A JP S63113265A JP 25651386 A JP25651386 A JP 25651386A JP 25651386 A JP25651386 A JP 25651386A JP S63113265 A JPS63113265 A JP S63113265A
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hydrogen
alloy
heat
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JP25651386A
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峰男 村木
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は金属水素化物を利用して昇温および冷却を行う
高効率のピートポンプ装置に関する。
〈従来技術とその問題点〉 金属水素化物を利用したビートポンプは、金属水素化物
が水素放出に際して吸熱し、水素吸収に際して発熱する
性質を利用して運転されるケミカルヒートポンプである
。そして、その運転形態は以下に述べる昇温運転および
冷却運転に大別できる。
冷却運転とは高温熱源(温度TH)と常温(温度T2)
の冷却水とを利用して低温(温度TL)を得ることに代
表されるものであり、以下にその運転例を模式的に表わ
す(この時、TH>TM >TLとする)。なお、一般
に金属水素化物は合金であることが多いので以下金属水
素化物を単に“合金”と呼称する。第4図に示すような
水素解離圧温度特性をもつ低温用合金(以下へ合金と呼
ぶ)および高温用合金(以下B合金と呼ぶ)を水素と共
に、第5図に示すようにそれぞれ別の密閉容器に封入し
、水素流通管で結び、密閉容器対とする。
該密閉容器対(理想的な初期状態として、B合金に水素
が吸収され、A合金は脱水素された状態にある)のB合
金が高温熱源(温度T、、、解離水素圧P1)に接しく
第4図a点)、該密閉容器対のへ合金が中温熱源(温度
TM、解離水素圧P2)に接していると(第4図す点)
、該B合金の解離水素圧P1が該A合金の解離水素圧P
2より高いため、B合金から解離した水素は水素流通管
を通ってへ合金に充填吸蔵される。この過程(第4図、
点a→点b)を準備段階と呼ぶ。
次に、充分に準備できた状態の前記密閉容器対(理想的
にはへ合金にすべての水素が吸収され、B合金は脱水素
された状態を初期状態とする)のB合金を中温熱源(温
度TM、解離水素圧P4)に接触させ、(第4図d点)
へ合金を低温熱[(温度TL、解離水素圧P3)に接触
させる(第4図C点)、この時、B合金が冷却され、p
4>p3であるため、B合金においては水素の吸収によ
り放熱し、同時にへ合金においては水素を解離し、吸熱
し、低温熱源の冷却が行われる。
この過程(点C→点d)を動作段階と呼ぶ。
このように密閉容器対の機能段階には準備段階と動作段
階がある。
従って、A合金およびB合金は再び準備段階の初期状態
に戻る。このように、ある特定の密閉容器対内の合金対
がはじめの状態に戻るまでをもって、運転の1サイクル
と呼ぶ。冷却運転では、第4図に示すように点a→点b
り点C→点d→点aの右回りサイクルとなる。このサイ
クルを繰り返すことにより、高温熱源を駆動熱源として
低温熱源温度で冷熱出力を得ることができる。
前記密閉容器対を2対用意し、お互いに半サイクルずつ
ずらして、すなわち、互いの密閉容器対の合金間の水素
の移動が終了した後、内密閉容器対の合金の機能段階を
交換することにより、運転が継続される。このように冷
却運転を行えば、連続しであるレベルの冷熱出力を得る
ことができる。
さらに、同じ装置を中温熱源(温度TM)を駆動熱源と
し、低温熱源(温度Tt、)を利用して、高温熱源(温
度T□)温度で温熱出力を得ることができるが(TH>
TM>TL)、これを昇温運転と呼ぶ。この場合は第6
図に示すように、点e→点fを準備段階とし、点g→点
りを動作段階とした点e→点f→点g→点h→点eとな
る左回りのサイクルとなる。
このサイクルを繰り返して昇温運転を行うことにより、
連続しであるレベルの温熱出力を得ることができる。
金属水素化物を利用したビートポンプ装置の具備すべき
望ましい機能要件は (1)出力が連続して一定であること、(2)ヒートポ
ンプに投入された熱エネルギのより多くが昇温あるいは
冷却の出力として取出されること(ここで、人力熱量に
対する出力熱量の比を“成績係数”と呼ぶ)、 (3)交換熱量は、放出、吸収されて合金対内を移動す
る水素の量に比例するので、合金に含有される水素ので
きるだけ多くが運転に際して合金対内を移動し、結果的
に単位合金量当りの出力が大きいこと(ここで、理論的
に移動可能な水素量(=合金に蓄え得る最大水素量)に
対する実際に運転時に移動した水素量の比を“水素利用
率”と呼ぶ)、 である。
特開昭59−100371号公報に開示された装置にお
いては上記機能要件の(1)の出力を連続して一定にす
るため、合金対の切替時に一時的に出力が中断される欠
点、あるいは出力が周期的に変化する欠点を合金対を複
数化し、順次移送をずらして運転することにより改善し
ている。しかしながら、各合金対はそれぞれ−様な温度
の熱媒体中に保持されており、効率的には、冒頭に説明
したバッチ式の基本運転システムを多数、サイクルの位
相をずらして並べた時と同様の効果を示すにすぎず、上
記(2)の成績係数や上記(3)の水素利用率の向上は
ない。
また、特開昭57−104063号公報に開示された装
置において、例えば冷却運転では、動作段階の初期にお
いて(第5図参照)、直前の準備段階終了時にA合金及
び合金容器が温度TMとなっているために、A合金から
の水素放出により発生する冷熱が合金及び合金容器を冷
却することに使用され、TLの冷水の冷却に用いられて
いない(これを顕熱損失と呼ぶ)ことに着目して、準備
段階、冷却段階が終了するごとに相互にA合金容器間、
B合金容器間で熱交換を行い、顕熱損失を低減し単位入
力熱量あたりの出力を向上させている。しかしながらこ
の場合においてもバッチ運転であり、向流熱交換できな
いことから顕然損失による成績係数の低下分は最大50
%しか回復され得ないうえ、上記(1)の連続一定出力
は得られず間欠的である。
さらに、上記(3)の水素利用率に関しては、基本運転
例と同様、上記2つの従来例のいずれにおいても考慮さ
れていない。すなわち、従来の運転方法においては、合
金の解離水素圧は温度のみの関数であり、合金中の水素
含有量によらないことを前提に装置系が構築されている
。しかしながら、実際には合金中の水素の含有量が多い
程、解離水素圧は高く、合金対の低圧側での水素の吸蔵
による解離水素圧の上昇、および高圧側での水素放出に
伴なう解離水素圧の低下が起こり、駆動圧力差が減少し
、各反応段階後期には、いまだ移動可能な残留水素があ
るにもかかわらず反応速度が低下し、ついには水素の移
動が終了するので、有効水素移動量、水素利用率、ひい
ては水素利用率に比例するところの単位合金重量あたり
の出力が低下している。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、金属水素化物を利用したヒートポンプ
装置において、上記従来技術の問題点を解消し、 ■基本的には間欠的である出力を連続化し、■現在、合
金及び合金容器の顕熱損失によって低下している成績係
数を、複数容器間で連続向流熱交換することにより向上
させ、■高価で重い合金の使用量を増大させる原因とな
っている低水素移動率を金属水素化物の解離水素圧が、
高温の時はど高く、また合金中の水素含有量が多い時程
高いことに着目して、複数容器間の熱媒流路の構造の改
良により改善し、 昇温および冷却を行う高効率のヒートポンプ装置を提供
することにある。
〈発明の構成〉 本発明者らは、金属水素化物を利用したヒートポンプ装
置の高効率化について、鋭意研究を重ねた結果、以下の
知見を得た。
(1)運転の連続化のため、複数の金属水素化物容器対
を連続的に配置する。
(2)複数の容器対にわたって熱交換する二対の熱媒対
配管を設置し、これを相対的に容器対に対して循環的に
移動可能な構造とする。この際容器対が固定式で、熱媒
対配管が移動可能であってもかまわないし、配管が固定
されており、容器対が相対的に移動可能な構造であって
も構わない。
(3)熱媒配管内の熱媒流方向は熱媒配管系の容器対に
対する相対的移動方向と同一として、合金対内での水素
移動反応末期における駆動水素圧の低下を、温度変化に
より金属水素化物の解離水素圧が大きく変化することを
利用して補い、水素利用率を向上する。
具体的には(第4図および第5図参照)冷却運転時準備
段階の末期ではB合金からへ合金への水素の移動により
、へ合金中水素量の増加、B合金中水素置の減少が起こ
り、へ合金の解離水素圧の上昇、B合金の解離水素圧の
低下が起きるので、B合金からへ合金への水素の移動の
駆動力である水素圧力差が小さくなり、未だB合金中に
水素が残留しているにもかかわらず、ついには反応及び
水素の移動が停止する。そこで反応末期には、吸熱反応
のおきている合金容器と熱交換して温度低下していない
高温熱源をB合金に、また発熱反応により温度上昇のな
い、いわば新鮮な冷却水をA合金に供給して、温度の上
下に伴なって合金の水素解離圧が上下することを利用し
て駆動圧力の減少を補うことが有効である。
一方準備段階の初期にあってはB合金中に水素が多く、
A合金中に水素が少ないので、B合金の水素解離圧は充
分高く、へ合金の水素解離圧は低いためB合金からA合
金への水素の移動は容易である。従って比較的低質化し
た熱媒対(低温化した高温熱源と温度上昇した中温冷却
熱源)を用いても構わない。ところが従来の金属水素化
物を利用したヒートポンプは両者を区別しないばかりか
、準備段階初期に利用され、低質化した熱媒体が後期に
未だ滞留しているようなことさえある。
動作段階においても事情はまったく同様である。
以上の理由から本発明者らは、順次反応終了率の異なる
合金容器対を連続的に並べ、水素移動の駆動源となる熱
媒すなわち熱媒体は、準備段階、動作段階とも水素移動
反応終了側から反応初期側に向けて熱交換することによ
り、反応終了側に常に高質な熱媒体を供給し、水素移動
量、水素利用率を増大させることができ、これは昇温運
転時においてもまったく同様であることから、本発明に
至ったものである。
さらに、本発明者らはT)I→TT4およびTM→T、
に移り変わるa数のB合金同志の向流熱交換およびTM
+TL、TL→TMに移り変わる複数のへ合金同志の連
続向流熱交換機構を設置し、引き続く準備あるいは動作
の運転段階で水素の移動によって生じる吸熱または発熱
に無駄のない温度にあらかじめ合金および容器を調整し
、成績係数を向上させることができることから、本発明
に至ったものである。
すなわち、本発明によれば、異なる解離水素圧特性を有
する第1および第2の金属水素化物がそれぞれ充填され
かつ水素流通管で接続連通された密閉容器対が複数配列
された密閉容器対群と、前記密閉容器対群を取り巻いて
設けられかつ各温度段階に複数に分別されて前記密閉容
器対群を準備段階と動作段階との機能段階に分ける第1
熱交換器群と、前記第1熱交換器群の前記各温度段階内
において前記密閉容器対群との間に生ずる温度差を連続
的に変化させ前記密閉容器対群に順次水素の移動に伴な
う機能段階の移動を生ぜしめる手段とを有してなること
を特徴とする金属水素化物を利用したヒートポンプ装置
が提供される。
また、異なる解離水素圧特性を有する第1および第2の
金属水素化物がそれぞれ充填されかつ水素流通管で接続
連通された密閉容器対が複数配列された密閉容器対群と
、前記密閉容器対群を取り巻いて設けられかつ各温度段
階に複数に分割されて前記密閉容器対群を第2熱交換器
群を介して準備段階と動作段階との機能段階に分ける第
1熱交換器群と、前記第1熱交換器群の前記各温度段階
内において前記密閉容器対群との間に生じる温度差を連
続的に変化させ前記密閉容器対群に順次水素の移動に伴
なう機能段階の移動な生ぜしめる手段とを有してなるこ
とを特徴とする金属水素化物を利用したヒートポンプ装
置が提供される。
本発明において、前記第1熱交換器群は前記水素移動に
よる前記機能段階の移動方向と向流あるいは並流方向に
熱媒体の流動方向が規制されるように配管されているの
がよい。
また、府記各温度段階が前記水素移動による前記機能段
階の移動方向と向流あるいは並流方向に移動可能である
よう構成しているのがよい。
さらに、前記密閉容器対群は前記水素移動による前記機
能段階の移動方向と向流あるいは並流方向に移動可能で
あるよう構成しているのがよい。
以下に、本発明に係る金属水素化物を利用したヒートポ
ンプ装置について好適な実施態様を掲げ、添付の図面を
参照しつつさらに詳細に説明する。
第1a図および第1b図は本発明の金属水素化物を利用
したヒートポンプ装置1の概念図(第1実施態様)を示
したものである。
ヒートポンプ装置1は8対の密閉容器10からなる密閉
容器対群と高温熱源14、中温熱源15.16および低
温熱源17とそれぞれの熱媒流路18〜21よりなる第
1熱交換器群から構成されている。
ビートポンプ装置1は、冷却運転の際には、温度T□の
高温熱源14は駆動熱源となり、温度TMの中温熱源1
5.16は冷却器となり、低温熱源では温度TLの冷却
出力を得ることができる。これに対し昇温運転の場合は
、温度T、の中温熱源15.16が駆動熱源となり、温
度T、の低温熱源が冷却器となり、高温熱源では温度T
の高温出力を得ることができる。ここで中温熱源15.
16は同一の熱源であってもよいし、別々の熱源であっ
てもよい。また、ここでは中温熱源15.16の温度は
同じ温度T2であるが、THより低く、TLより高けれ
ば異なっていてもよい。
8対の密閉容器対10は低温用合金容器11と高温用合
金容器12とが同じ向きになるように互いに隣接して配
設される。密閉容器対10は水素゛と共に低温用の第1
の金属水素化物を封入した低温用合金容器11と水素と
共に高温用の第2の金属水素化物すなわち、高温用合金
(B合金)を封入した高温用合金容器12とを水素流通
管13で連通ずるように構成したものである。低温用合
金(へ合金)および高温用合金(B合金)としては、第
4図または第6図に示すように作動温度領域において異
なる水素解離圧−温度特性を有する水素貯蔵金属が用い
られる。合金容器は水素と反応することなく金属水素化
物を水素と共に封入でき、耐圧性、気密性があり熱伝導
率の高いものならどのような材質および形状のものでも
よく、例えばステンレス製容器などを用いることができ
る。水素流通管は水素の透過性が有り、金属水素化物粉
末を通さない性質のものであれば何でもよいが、例えば
、ステンレスバイブに金属焼結フィルターを組み込んで
用いるのが好ましい。
高温熱媒流路18は、高温熱源14および高温用合金容
器12と熱交換する高温熱媒体を流動させる通路であっ
て、図示しないが電磁弁などの切換バルブによって、順
次右側の密閉容器対に切換えられて8つの高温用合金容
器12のうちの常に4つと熱交換できるように、構成さ
れている(第1a図および第1b図参照)。
中温熱媒流路19は中温熱源15および高温用合金容器
12と熱交換する熱媒体を流動させる通路であって、高
温熱媒流路18が切り換わると同時に、切換バルブによ
って順次右側の密閉容器対に切り換えられて、8つの高
温用合金容器12のうちの前記高温熱媒体と熱交換を行
っていない4つと熱交換できるように構成されている。
また、中温熱媒流路20は中温熱源16および低温用合
金容器11と熱交換する熱媒体を流す流路であって、前
記高温熱媒体と熱交換を行っている高温用合金容器12
と対をなす常に4つの低温用合金容器11と熱交換でき
、高温、熱媒流路18が順次右側の密閉容器対10に切
り換わると同時に、右側の低温用合金容器11に切換え
バルブが切換えられるよう構成されている。
さらに、低温熱媒流路21は低温熱源17および低温用
合金容器11と熱交換する低温熱媒体を流す通路であっ
て、8つの低温用合金容器11のうち、中温熱媒体と熱
交換していない残りの4つと熱交換できるように、他の
熱媒流路が切り換わると同時に順次右側の密閉容器対1
0に切換えられるように構成されている。
第1a図および第1b図に示すように、常時4つの密閉
容器対10が準備段階または動作段階にあるが、それぞ
れの合金容器と熱交換する熱媒体の流れる方向はいずれ
の段階においても該合金容器側では左から右側に流れる
ように構成される。しかし、準備段階または動作段階が
それぞれ他の機能段階に切り換わる方向と熱媒体の流れ
る方向とが一致するように構成されていれば、これに限
定されることはなく、方向を逆にして右側から左側に移
動していくように構成してもよい。
熱媒体としては、熱エネルギをうまく熱源と密閉容器対
との間に伝達できるものであれば何でもよいが、例えば
水、各種の油、水蒸気等が使用できる。
第1a図および第1b図において示す例では密閉容器対
を8対を並列させて用い、準備段階および動作段階にあ
る密閉容器対をそれぞれ4対ずつとしたけれども、密閉
容器対の数は8対に限定されるわけではないし、準備段
階および動作段階の密閉容器対の数も必ずしも同数であ
る必要はなく、うまく作動させることのできる構成であ
れば該密閉容器対の全体の数もまた並べ方もまた、準備
段階と動作段階の比率もどのようなものであってもよい
次に、本発明に係るヒートポンプ装置の別の実施態様(
第2実施態様)を第2a図に示す。以下に本実施態様を
詳細に説明する。
ヒートポンプ装置2は16対の回転可能な密閉容器対3
0と高温熱媒流路34、中温熱媒流路35.36、低温
熱媒流路37とから構成される。
第2a図および第2b図に示すように低温用合金容器3
1および高温用合金容器32は、2本の環状の円管から
なり、それぞれ内側の環状の円管および外側の環状円管
を隔壁により16対に分離したものであり、密閉容器対
30はそれぞれ対応する低温用合金容器31と高温用合
金容器32とを水素流通管14で連通接続し、二重トー
ラス構造をなす。この2本の対をなす環状円管は同じ回
転速度で左回りすなわち参照番号47で示す方向に回転
するように配置される。勿論低温用合金容器31にはA
合金が、かつ高温用合金容器32にはB合金が水素と共
に封入される。
高温熱媒流路34は外側の円管にある右半分の8つの高
温用合金容器32を包むように設けられる。中温熱媒流
路35は内側の円管の右半分の8つの低温用合金容器3
1を包むように設けられている。高温熱媒流路34内の
温度THの高温熱媒体および低温熱媒流路35内の温度
TMの中温熱媒体はそれぞれ上から下に右回りで流れる
ように構成される。
これに対し中温熱媒流路36は外側の円管の左半分の残
りの8つの高温用合金容器32を包むように設けられ、
低温熱媒流路37は内側の円管の左半分の残りの8つの
低温用合金容器31を包むように設けられる。中温熱媒
流路36内の温度TMの中温熱媒体および低温熱媒流路
37内の温度TLの低温熱媒体はそれぞれ上から下に左
回りで流れるように構成される。
さらに、第3図に本発明の別の実施態様(第3実施態様
)を示す。この場合、前記第2実施態様と同一の参照符
号は同一の構成要素を示し、従ってその詳細な説明は省
略する。
ヒートポンプ装置3は24対の密閉容器対30を有して
いる。
高温熱媒流路34と中温熱媒流路35および中温熱媒流
路36と低温熱媒流路37はそれぞれ7つの密閉容器対
30を覆うように設けられる。そして、外側の環状円管
に覆設された高温熱媒流路34と中温熱媒流路36およ
び内側の環状円管に覆設された中温熱媒流路35と低温
熱媒流路37はそれぞれ対象な位置に設けられる。
さらに、残りの5対ずつの密閉容器対30を覆うように
第2の熱交換器群が設けられるが、上下5対ずつの密閉
容器対30の内側にある低温用合金容器32には低温用
合金向流連続熱交換器51および52が設けられ、熱媒
体が循環するようにパイプ53aおよび53bで接続連
通され、バイブ53bに循環ポンプ54が設置されてい
る。
また、同様に上下5対ずつの外側にある高温用合金容器
31には高温用合金向流連続熱交換器55および56が
設けられ、熱媒体が循環するようにバイブ57aとパイ
プ57bおよびパイプ57cとバイブ57dとがそれぞ
れ接続され、図示しないポンプにより駆動されている。
高温熱媒体、中温熱媒体、低温熱媒体、第2熱交換器熱
媒体はそれぞれその流路34,35゜36.37および
熱交換器51,52.55および56を密閉容器対30
の回転方向47と逆の方向(向流)になるように流れる
よう構成される。
前記実施態様2および3において、高温用合金容器32
と低温用合金容器31を構成する管状の円環の配置は同
心に限るものではなく、円環な上下に配置する同軸であ
ってもよく、循環構造を持つものであれば、どのような
構造であってもよい。また、配置される密閉容器対の数
は効率よく熱交換できれば、いくつであってもよい。ま
た、熱交換器を設置する場合、覆設される容器対の数は
いくつであってもよい。
以上、本発明について、好適実施態様を挙げて詳細に説
明したが、本発明はこの実施態様に限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸説しない範囲において、種々の
改良並びに設計変更が可能なことは勿論である。   
゛ 〈発明の具体的作用〉 本発明に係る金属水素化物を利用したヒートポンプ装置
は基本的には以上のように構成されるものであり、次に
その作用について説明する。
第1a図および第1b図に示す本発明の第1実施態様に
おける昇温運転の例を説明する。
温度TMの中温熱源15によって加熱された熱媒体が、
中温熱媒流路19に供給されて高温用合金容器12の右
半分の4つは左から右向きに順次熱交換され、同時に水
素流通管13で結ばれて低温用合金容器11の右半分の
4つは温度Tしの低温熱源17により冷却された熱媒体
が、低温熱媒流路21に供給されて左から右向きに順次
熱交、換されている。
第6図に示すように、温度TMとなった高温用合金容器
12内のB合金の水素解離圧P3は温度TLとなった低
温用合金容器11内のへ合金の水素解離圧P4よりも高
いため、高温用合金容器12内において該B合金は吸熱
的に水素を放出し、矢印26で示す方向に水素流通管1
3を通つて、低温用合金容器11に供給された水素は発
熱的にA合金に吸蔵される。すなわちこの4対は点e→
点fで示す準備段階に相当する。
また、左半分の4つの低温用合金容器11が温度TMの
中温熱源16によって加熱された熱媒体が中温熱媒流路
20に供給されて左から右向きに順次熱交換されると、
温度TMでのA合金の水素解離圧P、が温度T)lでの
B合金の水素解離圧P2より高いため、へ合金に吸蔵さ
れていた水素が吸熱的に放出ぎわ、水素流通管13を通
フて同じく左半分の4つの高温用合金容器12内のB合
金に発熱的に吸収され、高温熱媒流路18内の熱媒体を
加熱し、温度T□の高温熱源14に熱を供給する。すな
わち、この左半分の4対の密閉容器対は点g→点りで示
す動作段階に相、当する。
以上全体としては、TMの熱媒体が冷却され、TLの熱
媒体に熱が放出される代償として、T。
の熱媒体が昇温されている。それぞれの合金中に含まれ
る水素の量は有限であり、やがて反応の進行は停止する
ので、第1b図に示すように熱媒流路を一つ右に順送り
に切り換えることにより連続的に昇温運転は続けられる
。ここでそれぞれの熱媒流路内における熱媒流方向と熱
媒流路の切り換えられる方向とが同じであるので、この
切り換え操作によって新たに準備段階に加えられた合金
対(密閉容器対10a)および新たに加熱動作に加えら
れた合金対(密閉容器対10e)が熱媒流路の最下流に
位置することになる。金属水素化物中の水素含有量が多
い程、水素解離圧も高いので、新たに準備段階に加えら
れた合金対(10a)が他の合金と熱交換して低質化し
た熱媒体を用いても、大量に水素の吸蔵されたB合金か
ら水素の不足しているA合金へ容易に水素放出し、へ合
金への水素充填という目的を達成し得る。また、新たに
動作段階に加えられた合金対(10e)についても同様
である。
一方、引き続き加熱動作あるいは準備段階にある合金対
においては、継続的な水素の移動によって、放出側の水
素解離圧が低下し、吸蔵側の水素解離圧が上昇し、その
差である駆動圧が減少して行く。この差がなくなったと
ころで水素の移動が停止するので、放出側にはなるべく
高温の、吸蔵側にはなるべく低温の熱媒体を供給するこ
とが必要となる。すなわち、従来から継続的に同じ段階
にある合金対には高質の熱媒体を与えるような流路操作
を行うことにより、熱効率を上げることができる。
なお、第4図に示すような適当な合金極あるいは作動温
度を選ぶことにより、本構造の装置をそのまま冷却運転
に用いることができる。
次に、第2a図および第2b図に示す金属水素化物を利
用したヒートポンプ装置2(第2実IM態様)による冷
却運転の例を挙げる。
右外側にある8つの高温用合金容器32内のB合金は高
温熱媒流路34内の温度TIlの高温熱媒体で上から下
向きに順次加熱され、同時に、水素流通管33で結ばれ
た右内側にある8つの低温用合金容器31内のA合金は
中温熱媒流路35内の温度TMの中温熱媒体で上から下
向きに順次冷却されている。
この時、第4図に示すように、第2b図の密閉容器30
a内において、高温用合金容器32内の温度Tllに加
熱された前記B合金の水素解離圧p、は低温用合金容器
31内の前記へ合金の水素解離圧P2よりも高いので、
前記B合金は吸熱的に水素を放出し、放出された水素は
、矢印45で示す方向に水素流通管33を通って温度T
Mに冷却された前記A合金に発熱的に吸蔵される。すな
わち、この右側の8対の密閉容器対30は準備段階に相
当する。
一方、左外側にある8つの高温用合金容器32内のB合
金は下から上向きに中温熱媒流路36内の温度TMの熱
媒により順次冷却され、該B合金の水素解離圧P4は左
内側にある8つの低温用合金容器31内のA合金の水素
解離圧P3より低いため、該B合金が発熱的に水素を吸
蔵する。
このため、第2b図に示す密閉容器対30bの高温用合
金容器32内の水素が不足し、水素圧が下がるため、低
温用合金容器31内のへ合金は吸熱的に水素を放出し、
矢印46で示す方向に水素流通管33を通して水素を供
給する。こうして、低温用合金容器31に覆設された低
温熱媒流路37内の温度TLの低温熱媒体が得られる。
すなわち、この左側の8対の密閉容器対30は冷却動作
段階に相当する。
以上全体としては、THの熱媒体が冷却されTMの冷却
水に熱が放出される代償にTLの熱媒体が冷却されてい
る。各合金中に含まれる水素の量は有限であり、やがて
反応の進行は停止するのでその前に各合金層を1つずつ
ずらす。
すなわち密閉容器対群を左向きに22.5°回転するこ
とによって、冷却運転は連続的に続けられる。この際容
器を左向きに回転する。すなわち熱媒流路配管系を容器
に対して相対的に右向きに回転させることにより、熱媒
流路配、管の相対的移動方向と熱媒流方向とが同方向に
することができる。ここで、容器の移動は断続的であっ
ても、連続的であフてもよい。
なお、第6図に示すような適当な合金層あるいは作動温
度を選ぶことにより、本構造の装置をそのまま昇温運転
に用いることができる。
〈実施例〉 以下に、本発明を実施例につき具体的に説明する。
(実施例1) 第1a図および7F11b図に示す第1実施悪様のビー
トポンプ装置において、1対あたり低温用合金(へ合金
)として、LaNi4.、An、3150gおよび高温
用合金(B合金)として、TiCoo、 5Fee、s
 Zr□、o5 175 gをSO5316製の密閉容
器対のそれぞれの容器に水素と共に封入した。
高温熱源温度TMを125℃、中温熱源温度TMを90
℃および低温熱源温度TLを25℃として、熱媒流路の
切り換えを1サイクル8分で昇温運転した。この時のへ
合金の水素利用率は93%であった。
(比較例1) 従来の、流路を制御せず合金対内の水素の移動状況を考
慮に入れないで運転する連続式ビートポンプとの比較の
ために、実施例1と同じ装置を用い、同様の条件で、熱
媒体総流量を一定とし、各合金層に並列に熱媒体を交換
して昇温運転した。
この時のへ合金の水素利用率は84%であフだ。
(実施例2) 第2a図に示す第2実施態様のヒートポンプ装置におい
て、A合金としてLaNi5を各180g、B合金とし
てLaNi、、 5Aj2 o、 sを各200g、水
素と共に各密閉容器対のそれぞれの容器に封入した。高
温熱媒温度T□を180℃、中温熱媒温度TMを50℃
、および低温熱媒温度TLを5℃として、容器対の回転
数を 0.1rpmの一定速度で左向きに回転させて冷
却運転を行った。この時のへ合金の水素利用率は92%
であった。
(比較例2) 従来の運転例として、実施例2と同じ装置を用い、同様
の条件で流路を制御せずに各層に熱媒を分流して冷却運
転を行った。この時のA合金の水素利用率は87%であ
った。
(実施例3) 第3図に示す第3実施態様のヒートポンプ装置において
、へ合金として、LaNi5を各450 g。
B合金としてLaNi、、5Aj! o、5を各500
g、水素と共に各密閉容器対のそれぞれの容器に封入し
た。高温熱媒温度Tllを180℃、中温熱媒温度TM
を50℃、および低温熱媒温度TLを5℃として、容器
対をO,125rpmの一定速度で左向きに回転させて
冷却運転を行った。この時の交換熱量は1200 kc
al/hであった。
(比較例3) 従来の運転例として、実施例3と同じ装置を用い、同様
の条件で、向流熱交換器を作動させずに、冷却運転を行
った。この時の交換熱量は1000 kcal/hであ
った。
以上の結果を第1表、第2表に示す。
第1表から明らかなように、昇温運転、冷却運転のいず
れにおいても、実施例のほうが比較例に比べて低温用A
合金の水素利用率は9%および5%向上した。
また第2表から明らかなように、向流熱交換器を作動さ
せることにより、実施例のほうが比較例に比べて交換熱
量が200 kcal/h増加しており、成績係数が2
0%向上した。
第   1   表 第   2   表 〈発明の効果〉 本発明によれば、熱媒流路をなす熱媒対配管内の実質的
な熱媒流方向が異なる金属水素化物をそれぞれ封入した
密閉容器対に対する前記熱媒対配管系の移動方向と同方
向であるため、前記金属水素化物の水素利用率を向上さ
せることができ、従って、高価で重い前記金属水素化物
の使用量を減少させることができる。
すなわち、単位金属水素化物量当りの出力を増大させる
ことができる。
また、本発明によれば、いずれの熱媒体とも熱交換して
いない複数の密閉容器対間のそれぞれの前記全屈水素化
物同志で連続向流熱交換するため、前記金属水素化物お
よび前記密閉容器対の顕熱損失を減少させ、成績係数を
向上させ、システムの熱効率を向上させることができる
従って、本発明によれば、従来、フロン等による熱回収
の効率が低いためにあまり利用されていなかった低温(
200℃以下)の排熱からも効率よく熱回収でき、排熱
の有効利用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明の第1実施態様を示す線図的断面図で
あり、第1b図は第1a図と別の位相にある第1実施悪
様を示す線図的断面図である。 第2a図は本発明の第2実施態様を示す線図的上面図で
あり、第2b図のn−n線切断面図である。 第3図は本発明の第3実施態様を示す線図的上面図であ
る。 第4図は本発明の金属水素化物を利用したヒートポンプ
装置の冷却運転サイクルを示す水素解離圧−温度特性の
線図である。 第5図は第4図に示す冷却運転サイクルの作動原理の説
明図である。 第6図は本発明の金属水素化物を利用したヒートポンプ
装置の昇温運転サイクルを示す水素解離圧−温度特性の
線図である。 符号の説明 1,2.3−・・金属水素化物を利用したヒートポンプ
装置、 10.10a、10e、30,30a、30b−密閉容
器対、 11.31−・・低温用合金(へ合金)容器、12.3
2・・・高温用合金(B合金)容器、13.33−・・
水素流通管、 14−・・高温熱源、 15.16−・・中温熱源、 17・・・低温熱源、 18.34−・・高温熱媒流路、 19.20,35.36−・・中温熱媒流路、21.3
7−−低温熱媒流路、 25.26,45.46−−水素の流動方向、27・・
・機能段階の移動方向、 47−・・容器の回転方向、 51.52−・・低温用合金向流熱交換器、53a、5
3b、57a、57b、57c。 57 d−・・パイプ、 54−・循環ポンプ、 55.56−・・高温用合金向流熱交換器Q−−− Ff(3,3 FIG、4 F +(3,5

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)異なる解離水素圧特性を有する第1および第2の
    金属水素化物がそれぞれ充填されかつ水素流通管で接続
    連通された密閉容器対が複数配列された密閉容器対群と
    、前記密閉容器対群を取り巻いて設けられかつ各温度段
    階に複数に分割されて前記密閉容器対群を準備段階と動
    作段階との機能段階に分ける第1熱交換器群と、前記第
    1熱交換器群の前記各温度段階内において前記密閉容器
    対群との間に生ずる温度差を連続的に変化させ前記密閉
    容器対群に順次水素の移動に伴なう機能段階の移動を生
    ぜしめる手段とを有してなることを特徴とする金属水素
    化物を利用したヒートポンプ装置。
  2. (2)前記第1熱交換器群は前記水素移動による前記機
    能段階の移動方向と向流あるいは並流方向に熱媒体の流
    動方向が規制されるように配管されてなる特許請求の範
    囲第1項に記載の金属水素化物を利用したヒートポンプ
    装置。
  3. (3)前記各温度段階が前記水素移動による前記機能段
    階の移動方向と向流あるいは並流方向に移動可能である
    よう構成してなる特許請求の範囲第1項または第2項に
    記載の金属水素化物を利用したヒートポンプ装置。
  4. (4)前記密閉容器対群は前記水素移動による前記機能
    段階の移動方向と向流あるいは並流方向に移動可能であ
    るよう構成してなる特許請求の範囲第1項または第2項
    に記載の金属水素化物を利用したヒートポンプ装置。
  5. (5)異なる解離水素圧特性を有する第1および第2の
    金属水素化物がそれぞれ充填されかつ水素流通管で接続
    連通された密閉容器対が複数配列された密閉容器対群と
    、前記密閉容器対群を取り巻いて設けられかつ各温度段
    階に複数に分割されて前記密閉容器対群を第2熱交換器
    群を介して準備段階と動作段階との機能段階に分ける第
    1熱交換器群と、前記第1熱交換器群の前記各温度段階
    内において前記密閉容器対群との間に生じる温度差を連
    続的に変化させ前記密閉容器対群に順次水素の移動に伴
    なう機能段階の移動を生ぜしめる手段とを有してなるこ
    とを特徴とする金属水素化物を利用したヒートポンプ装
    置。
  6. (6)前記第1熱交換器群は前記水素移動による前記機
    能段階の移動方向と向流あるいは並流方向に熱媒体の流
    動方向が規制されるように配管されてなる特許請求の範
    囲第5項に記載の金属水素化物を利用したヒートポンプ
    装置。
  7. (7)前記各温度段階が前記水素移動による前記機能段
    階の移動方向と向流あるいは並流方向に移動可能である
    よう構成してなる特許請求の範囲第5項または第6項に
    記載の金属水素化物を利用したヒートポンプ装置。
  8. (8)前記密閉容器対群は前記水素移動による前記機能
    段階の移動方向と向流あるいは並流方向に移動可能であ
    るよう構成してなる特許請求の範囲第5項または第6項
    に記載の金属水素化物を利用したヒートポンプ装置。
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