JPS63113084A - 缶用塗料組成物 - Google Patents

缶用塗料組成物

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JPS63113084A
JPS63113084A JP25855686A JP25855686A JPS63113084A JP S63113084 A JPS63113084 A JP S63113084A JP 25855686 A JP25855686 A JP 25855686A JP 25855686 A JP25855686 A JP 25855686A JP S63113084 A JPS63113084 A JP S63113084A
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Takeshi Kondo
毅 近藤
Toshiaki Sato
敏昭 佐藤
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Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐摩耗性、塗膜硬度および厚塗り性に優れた
缶用塗料組成物に関し、さらに詳しくは、ドロウアンド
アイアニング加工缶(以下DI缶という)の環状の接地
部(以下ボトムリム部という)に塗装し、ボトムリム部
およびその周辺を完全に塗装被覆することにより、塗装
工程および充填工程における缶の保護および作業性を著
しく向上させることができる塗料組成物に関する。
(従来技術) DI缶は鋼板、アルミニウム板等の金属板から缶胴部と
缶底が一体になった容器を成型加工した後。
缶内面用塗料と缶外面用塗料を施し1缶内容物を充填し
缶□蓋を巻締め密封する。DI缶のボトムリム部は缶の
内圧に耐えるように缶底を中心にして凹部を形成し、そ
の周辺は環状の接地部分となっている。
従来、DI缶のボトムリム部には、エポキシ−フェノー
ル樹脂系、エポキシ−アミノ樹脂系、エポキシ−アクリ
ル樹脂系等の通常の缶外面に施されるトップコーティン
グ塗料が塗装されていた。しかしながら、これらの塗料
は平坦塗装部においては被覆性に優れるものの、ボトム
リム部のような曲面部分の塗装には不十分であった。こ
れは1缶底凸部の塗料が焼付時凹邪に流動して塗膜が極
端に薄くなってしまったり、凹部に溜った塗料が発泡す
るため、塗膜欠陥が起こり易いばかりでなく9缶の外観
を損ねるということがその原因であった。さらに、DI
缶は塗装工程および缶の内容物を充填するために製造ラ
インを搬送中にボトムリム部がガードレールと絶えず接
触するので従来の塗料では塗膜が摩滅してしまい。
下地金属が露出して缶底部の滑性が落ち9缶胴部との滑
性のバランスがくずれて搬送時に缶が詰るといったトラ
ブルがあった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、焼付時における塗料の流動性を調節し。
缶の曲面部分においても完全な塗膜を形成することがで
き、しかも缶の搬送時に絶えず接触する接地部分を摩耗
から保護することのできる塗膜硬度と耐摩耗性を有する
缶用塗料組成物を提供するものである。
(発明が解決するための手段) すなわち本発明は、平均分子量20000以上のビスフ
ェノールA型フェノキシ樹脂5〜40重量部。
平均分子1300〜6000のビスフェノールA型エポ
キシ樹脂50〜90重量部および該エポキシ樹脂の硬化
剤樹脂5〜50重量部の合計量100重量部を基準とし
て、熱可塑性樹脂粉末1〜200!i量部および無機質
微粉末1〜100重量部を配合してなることを特徴とす
る缶用塗料組成物に関する。
本発明におけるビスフェノールA型フェノキシ樹脂(以
下単にフェノキシ樹脂という)は、エピクロルヒドリン
とビスフェノールAからアルカリ触媒の存在下で分子量
が20000以上となるように高分子量化したものであ
って、末端のエポキシ基は必ずしも存在しなくてもよい
が9通常市販品として得られるものは一分子中平均で0
〜1.0個のエポキシ基を有している。これらの市販と
しては、フェノキシPKHH(ユニオンカーバイド社製
)、フェノトー)YP−50,フェノトートYP−40
(東部化成株式会社製)などがある。
本発明におけるビスフェノールA型エポキシ樹脂は(以
下単にエポキシ樹脂という)、上記フェノキシ樹脂と同
じくアルカリ触媒の存在下でエピクロルヒドリンとビス
フェノールAから縮重合させて得られるもので、300
〜6000の平均分子量を有するものである。市販品と
しては、エピコート1009、エピコート1007.エ
ピコート1001  (油化シェルエポキシ株式会社製
)がある。
本発明においてエポキシ樹脂の硬化材樹脂としては、フ
ェノール樹脂、アミノ樹脂等が挙げられる。
フェノール樹脂は、アルカリ触媒下で、フェノール類に
ホルムアルムアルデヒドを付加縮合させる公知の方法に
よって得られ、フェノール性水酸基あるいはアマコール
性水酸基を変性したものも含まれる。
フェノール類としては1石炭酸、P−ターシャリ−ブチ
ルフェノール、P−フェニルフェノール、・キシレノー
ル等フェノール類の1種もしくは2種以上を用いること
ができる。アミノ樹脂は尿素、メラミン。
トリアジン化合物とホルムアルデヒドを反応させたもの
で、炭素数1〜4の一部アルコールとエーテル化させた
ものであってもよい。
本発明においてフェノキシ樹脂、エポキシ樹脂および硬
化剤樹脂の配合割合としては、全樹脂中フェノキシ樹脂
が5〜40重量%、好ましくは15〜30重量%を占め
るようにする。フェノキシ樹脂が51N%より少ないと
、耐摩耗性が不良となり、逆に40重量%よりも多いと
塗装性に悪くなるので好ましくない。また、塗膜を架橋
構造として塗膜の諸物性を高めるためエポキシ樹脂の硬
化剤樹脂は全樹脂中5〜50重量%が配合される。
本発明の第一の特徴は、上述した樹脂組成物の溶剤溶液
のベースに熱可塑性樹脂粉末を固体状態で分散配合した
ことにあり、こうすることで曲面の凸部に対する被覆性
を飛曜的に向上させるものである。
熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィン樹脂、ポリエス
テル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、AB
S樹脂、スチレン−アクリロニトリル共重合体等が使用
できるが、中でも、ベース樹脂との相溶性、加工性との
点からポリオレフィン系樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
アミド樹脂が好ましい。
上記ポリオレフィン樹脂としては、ポリエチレン。
ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体。
エチレン−アクリル酸共重合体、ポリエチレンもしくは
ポリプロピレンを無水マレイン酸等により変性した樹脂
もしくはそれらのアイオノマー樹脂等がある。上記ポリ
エステル樹脂としてはポリエチレンテレフタレートのよ
うな線状ポリエステルもしくはグリコール成分の一部に
プロピレングリコール、ネオペンチルグリコールとした
もの、または二塩基酸成分の一部にイソフタル酸、セバ
シン酸、アジピン酸等を使用したものも用いることがで
きる。
上記ポリアミド樹脂としては、ナイロン6、ナイロン1
工、ナイロン12.ナイロン66、ナイロン610等を
用いることができる。
熱可塑性樹脂粉末は9粒径としては40μ以下が好まし
く、この粒径を有するものは溶剤中に容易に分肢し、塗
料組成物中で安定な分散体となることができる。また、
被覆性の向上のためには融点が100℃以下、平均分子
量5000以下の樹脂が好ましい。
熱可塑性樹脂粉末の配合量としては、全樹脂の合計量1
00重量部に対して、1〜200重量部、好ましくは、
1−130重量部である。1重量部より少ないと9曲面
部分の被覆性の向上が認められず、200重量部を越え
ると、ベースである熱硬化性樹脂の特徴である加工密着
性性、塗膜硬度等塗膜としての諸物性が低下する。
本発明の第二の特徴としては、ベース樹脂組成物にさら
に無機質微粉末を配合することにより、耐摩耗性を飛躍
的に向上させるものである。この無機質微粉末は粒径1
0μ以下で、熱硬化性樹脂の硬化塗膜硬度より硬いもの
が有効に使用することができる。
このような無機質微粉末としては、水酸化アルミニウム
、沈降性硫酸バリウム、炭酸カルシウム、カオリン等が
ある。無機質微粉末の配合量は、全樹脂の合計量の10
0重量部に対して1〜100重量部。
好ましくは1〜50部であり、1重量部より少ないと耐
摩耗性の向上が認められず、100重量部を越えるとベ
ース樹脂の特徴である加工密着性、塗装性等が低下する
本発明の缶用塗料組成物は、ベースである樹脂の溶剤溶
液に熱可塑性樹脂粉末と無機質微粉末を加えて混合する
ことにより調整することができる。上記−溶剤としては
、芳香族炭化水素、セロソルブ系、ケトン系1等から選
ぶことができるが、熱可塑性樹脂粉末を熔解もしくは膨
潤しない組成であれば雨足されることはない。
本発明の缶用塗料組成物には、りん酸、有機酸。
アルミニウムキレート等のエポキシ樹脂の硬化剤。
および着色用染顔料、防錆顔料、界面活性剤、潤滑剤等
の慣用的添加剤を用いることができる。
本発明の缶用塗料組成物の焼付条件は、100〜250
℃であり、好ましくは150〜230℃である。焼付時
間は、30秒ないし15分程度であり。
加熱手段としてはオーブン加熱、熱風加熱、赤外線照射
、高周波誘導加熱等により行われる。
本発明の缶用塗料組成物は、スプレー、ロールコート、
はけ塗り、流し塗り等の公知の手段にて塗装することが
できる。
(実施例) 以下実施例について説明する。例中部9%は、それぞれ
重量部1重量%である。
フェノキシ樹脂(A)溶液の調製 フエノノキシPKHH(平均分子量40000)40部
をセロソルブアセテート30部、キシレン30部からな
る混合溶剤に溶解した。
エポキシ樹脂(B)溶液の鋼製 エピコート1009 (平均分子量4000)40部を
セロソルブアセテート30部、キシレン30部からなる
混合溶剤に溶解した。
フェノール樹脂(C)鋼製 ビスフェノールA 228部、ホルムアルデヒドの40
%n−ブタノール溶液225部、25%アンモニア水1
7部を100℃にて5時間反応させた後。
キシレン、n−ブタノール、シクロヘキサノンを加えて
希釈し、さらに脱水して固形分33.3%のフェノール
樹脂溶液を製造した。
フェノール樹脂(D)の調製 p−クレゾール108部、ホルムアルデヒドの40%n
−ブタノール溶液75部、水酸化マグネシウム0.56
部を100℃にて1.5時間反応させた後。
リン酸にて中和し、キシレン、n−ブタノール、シクロ
ヘキサノンと多量の水を加えて5時間放置し。
生成塩を含む水層を分離除去し、更に脱水して固形分3
3.3%の樹脂溶液を製造した。
実施例1 フェノキシ樹脂(A)溶液、エポキシ樹脂(B)溶液、
フェノール樹脂CD)溶液を固形分が、それぞれ20部
、60部、20部となるように混合した後、平均粒子径
2μのナイロン11微粉末4部、平均粒子径2μ以下の
沈降性硫酸バリウム5部を高速攪拌しながら添加し、塗
料を得た。この塗料を0.30fl厚のアルミニウム板
に塗膜厚が9μとなるようにロールコート塗装し、19
0℃にて10分間焼付して塗装板を得た。
実施例2〜6および比較例1〜4 下記表の配合割合となるように実施例1と同様の配合方
法および作成方法にて塗装板を得た。
各側で得られた塗装仮によって缶用塗膜試験を行い、そ
の結果を表1に示した。
なお、各塗膜試験の条件は以下のとおりである。
○塗料≠安定性:50℃にて1ケ月間保存後、評価した
○被覆性   :D■缶底に塗布し、その被覆程度を評
価した。
○加工性   :塗装板を180℃折り曲げた後。
折り曲げ部に50CIlの高さから2 kgの荷重を落下させた時の塗膜の ワレ状態を拡大鏡にて観察評価し た。
O耐摩耗性  :テーバー摩耗試験機により塗膜削減量
を観測し評価した。
評価基準  ◎・・・非常に良好 ○・・・良好 Δ・・・実用上使用可能 ×・・・実用不可能 (発明の効果) 本発明の缶用塗料組成物はベースとなる熱硬化性樹脂の
溶液に熱可塑性樹脂の粉末と無機微粉末を配合したこと
によって、ベース樹脂の加工密着性、耐溶剤性等の物理
的、化学的に優れた塗膜性能に加えて、耐摩耗性、塗膜
硬度に優れた塗膜を形成することができる。したがって
、金属缶の底面のように絶えず外部と接触する個所に塗
装すると塗膜の摩滅が著しく減少し、スリップ性が損な
われないので缶の製造、充填ラインにおける缶の詰まり
を未然に防ぐことができる。また、熱可塑性樹脂粉末と
無機質粉末の充填効果により厚塗塗装されるので、焼付
時に塗料が流動することが少なく、特に厚い被覆を必要
とする個所9例えば溶接缶の内面の缶胴継目に施される
補修塗料としても使用することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、平均分子量20000以上のビスフェノールA型フ
    ェノキシ樹脂5〜40重量部、平均分子量300〜60
    00のビスフェノールA型エポキシ樹脂50〜90重量
    部および該エポキシ樹脂の硬化剤樹脂5〜50重量部の
    合計量100重量部を基準として、熱可塑性樹脂粉末1
    〜200重量部および無機質微粉末1〜100重量部を
    配合してなることを特徴とする缶用塗料組成物。
JP25855686A 1986-10-31 1986-10-31 缶用塗料組成物 Expired - Fee Related JPH0621279B2 (ja)

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