JPS6311263A - 小径パイプの内面研磨方法 - Google Patents

小径パイプの内面研磨方法

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Publication number
JPS6311263A
JPS6311263A JP15363186A JP15363186A JPS6311263A JP S6311263 A JPS6311263 A JP S6311263A JP 15363186 A JP15363186 A JP 15363186A JP 15363186 A JP15363186 A JP 15363186A JP S6311263 A JPS6311263 A JP S6311263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
polishing
elastic abrasive
compressed air
alternately
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15363186A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuhiro Nakai
中井 温洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chukyo Kenma Kk
Original Assignee
Chukyo Kenma Kk
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Filing date
Publication date
Application filed by Chukyo Kenma Kk filed Critical Chukyo Kenma Kk
Priority to JP15363186A priority Critical patent/JPS6311263A/ja
Publication of JPS6311263A publication Critical patent/JPS6311263A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は小径パイプの内面研磨方法に係り、特に小径パ
イプの内面を研磨するに際して、その研磨効率および研
磨精度を効果的に向上せしめ得る研磨方法に関するもの
である。
(従来技術とその問題点) 従来から、金属等にて形成された小径のパイプの内面を
研磨するに際しては、通常、適当な研磨材を適数個取り
付けたワイヤを、そのパイプ内に挿通せしめ、該ワイヤ
の両端部を交互に引張って研磨材をパイプ内面に当接さ
せつつ往復移動せしめる方法や、或いは電解研磨方法等
によって行なわれている。
しかしながら、ワイヤによる研磨方法にあっては、パイ
プの内径に対応した外径を有する研磨材をワイヤに取り
付け、更にかかるワイヤをパイプ内に挿通する必要があ
るために作業性が悪く、またパイプ内周面に対して研磨
材が部分的に摺接されることとなるために、研磨むらが
発生するといった問題点を内在していたのである。
また、かかる手法にあっては、ワイヤを所定の機械装置
にて引張ることにより、研磨材が往復移動させられるこ
ととなるために、研磨材の摺動速度に限界があり、その
ために加工に際して比較的長い時間が必要とされると共
に、研磨できるパイプ径が、挿通されるワイヤにて制限
されるといった問題点をも有していた。
一方、電解研磨方法にあっては、加工を施すに際して、
特殊な装置が必要とされるために、一般的には採用し難
い。
すなわち、このような従来のワイヤによる研摩方法や電
解研磨方法にあっては、何れも、小径パイプの内面研磨
方法として、有効な研磨方法と言えるものではなかった
のである。
(解決手段) ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として
為されたものであって、その特徴とするところは、内径
の小さなパイプ内に、その内径よりも僅かに大きい大き
さの弾性研磨材片の適数個を挿入し、該パイプの両端よ
り圧縮空気を交互に吹き込むことにより、該弾性研磨材
片をパイプ内面に密接させつつ、パイプ内の一方の端部
と他方の端部との間を交互に移動せしめ、かかるパイプ
の内面を研摩するようにしたことにある。
(発明の効果) 従って、本発明に従う研摩方法にあっては、パイプ内に
挿入された、パイプ内径よりも僅かに大きい大きさの弾
性研磨材片が、弾性変形により、その外周面がパイプ内
面の全周面に亘って密接された状態下において移動させ
られることとなるところから、その研磨加工がパイプの
全内面に亘って一様に且つ良好に施され得て、研磨精度
および効率が効果的に向上され得るのである。
また、かかる弾性研磨材片のパイプ内における移動が、
圧縮空気の押圧作用にて為されることとなるところから
、直線状のパイプだけでなく、湾曲または螺旋状のパイ
プにも適用することが可能であると共に、従来の如きワ
イヤの挿通作業などを行なう必要がなく、その作業性が
向上され得るのであり、また従来の方法に比して研磨材
の摺動速度を高めることが可能となり、加工時間の短縮
が有効に図られ得るのである。
さらに、本方法を実施するための機械装置としては、普
通のコンプレッサーと簡単を空気切換装置と取付用具で
よく、特殊な装置が必要とされることもないところから
、既設のパイプに対する、現場での再研磨も容易に実施
することが可能である。
(実施例) 以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発
明の一実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明す
ることとする。
図は、本発明方法に従う一実施例の概要を示す説明図で
あり、この図において、10は、内面研磨が施されるべ
き小径の金属パイプである。
そして、このパイプ10内に対して、図に示されている
ように、略円柱形状の弾性研磨材片12が適数個挿入さ
れることとなる。これらの弾性研磨材片12は、パイプ
10の内径よりも僅かに大きな外径をもって、例えばパ
イプ10の内径が5龍φの場合には、5.1〜5.2鶴
φ程度の外径にて形成されており、またその材質として
は、弾性の大きいウレタン系のものが有利に採用される
そして、このような弾性研磨材片12が内部に挿入され
たパイプ10に対して、その両端の開口部14.14か
ら、圧縮空気を交互に吹き込み、この圧縮空気の圧力に
て該弾性研磨材片12を、バイブ10内において往復移
動せしめることにより、パイプ10の内面に対する研磨
加工が施されることとなる。
ここにおいて、バイブ10内に挿入された弾性研磨材片
12にあっては、その挿入時において弾性変形作用にて
縮径されるところから、その外周面が、パイプ10の内
周面に対して全周に亘って、弾性力による所定の圧力を
もって密接されることとなるのであり、そしてこの密接
状態下においてバイブ10内を往復移動せしめられるの
である。
なお、このような本発明の実施に際しては、例えば、か
かるパイプ10の両端開口部14.14に対して、弾性
研磨材片12の飛び出しを防止する網状等の通気孔を有
する適当なストッパ部材を取り付けると共に、コンプレ
ッサーに接続される空気通路を接続せしめて、該コンプ
レッサーから送られる圧縮空気の方向を一定時間ごとに
或いは弾性研磨材片12のパイプ10端部への移動を検
知する検知手段を設けて、該検知手段から出力される信
号に基づいて切り換えるようにすることにより、容易に
行tわれることとなる。また、かかる圧縮空気の圧力は
、研磨されるパイプ100内径や長さおよび挿入される
弾性研磨材片12の材質や形状などによって適宜設定さ
れるものである。
従って、上述の如き手法にてパイプ10の内面に研磨加
工を施すにあっては、パイプ10内を摺動させられる弾
性研磨材片12が、パイプ10の内面に対して全周に亘
って密接されていることから、研磨むらが発生するよう
なこともなく、一様に且つ良好に研磨が施され得て、そ
の精度および効率が効果的に向上され得るのである。
また、かかる弾性研磨材片12のパイプ10内における
移動が、圧縮空気の押圧作用にて為されることとなると
ころから、従来の如きパイプ10内へのワイヤの挿通作
業などを行なう必要がなく、その作業が極めて容易であ
ると共に、従来の方法に比して研磨材の摺動速度が高め
られ得て、加工時間の短縮が有効に図られ得るのである
さらに、パイプ10内にワイヤを挿通ずる必要かないこ
とから、研磨を施すことのできるパイプ10の内径が、
ワイヤ等によって制限されることもなく、それ故内径が
511φ以下のパイプに対しても良好に研磨加工を施す
ことが可能となるのである。
なお、研磨されるべきパイプの長さは、前述の如く、圧
縮空気の推進力に依存することとなるが、本実施例の場
合は、空気圧5 kg f / c4で、内径51m、
長さ5mのステンレス鋼のパイプの研磨が容易に実施さ
れた。
以上、本発明に従う一実施例について詳述してきたが、
これは文字通りの例示であって、本発明は、かかる具体
例にのみ限定して解釈されるべきものではなく、゛当業
者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を加え
た態様において実施され得るものであり、そのような実
施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、何
れも本発明の範囲内に含まれるものであることは、言う
までもないところである。
例えば、本発明において用いられる弾性研磨材片12と
しては、前記実施例に示されているごとき円柱状のもの
の他、円板状や球状など種々なる形状のものが適宜採用
され得るものであり、またその数量も、形状などに応じ
て適宜決定されるものである。そして、本発明にあって
は、このように弾性研磨材片12の形状等を考慮するこ
とによって、曲管に対しても、研磨加工を有効に施すこ
とができるといった利点をも有しているのである。
また、本発明に従う手法にて研磨加工が施され得るパイ
プの材質や径、形状などは限定されるものではない。尤
も、本発明は、前述の如く、特に小径のパイプや曲管或
いは管長の長いパイプの研磨加工に適用されることによ
って、極めて優れた効果を奏し得るものである。
【図面の簡単な説明】
添付図は、本発明方法に従う一実施例の概要を示す説明
図である。 10:パイプ    12;弾性研磨材片14:開口部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内径の小さなパイプ内に、その内径よりも僅かに大きい
    大きさの弾性研磨材片の適数個を挿入し、該パイプの両
    端より圧縮空気を交互に吹き込むことにより、かかる圧
    縮空気の圧力にて前記挿入された弾性研磨材片をパイプ
    内面に密接させつつ、パイプ内の一方の端部と他方の端
    部との間を交互に移動せしめ、かかるパイプの内面を研
    磨するようにしたことを特徴とする小径パイプの内面研
    磨方法。
JP15363186A 1986-06-30 1986-06-30 小径パイプの内面研磨方法 Pending JPS6311263A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15363186A JPS6311263A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 小径パイプの内面研磨方法

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JP15363186A JPS6311263A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 小径パイプの内面研磨方法

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JPS6311263A true JPS6311263A (ja) 1988-01-18

Family

ID=15566723

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JP15363186A Pending JPS6311263A (ja) 1986-06-30 1986-06-30 小径パイプの内面研磨方法

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JP (1) JPS6311263A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103639859A (zh) * 2013-12-17 2014-03-19 无锡市金羊管道附件有限公司 一种圆管的内部打磨装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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