JPH09248790A - 管切断装置 - Google Patents
管切断装置Info
- Publication number
- JPH09248790A JPH09248790A JP9461296A JP9461296A JPH09248790A JP H09248790 A JPH09248790 A JP H09248790A JP 9461296 A JP9461296 A JP 9461296A JP 9461296 A JP9461296 A JP 9461296A JP H09248790 A JPH09248790 A JP H09248790A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- cut
- tube
- cutting
- cutting device
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- Pending
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- Details Of Cutting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被切断管が薄くあるいは軟質で変形しやすい
もの、メッキなどの表面処理が施されているもの、また
は紙のように破れやすいものであっても変形やバリを生
じることなく管端面を精度よく切断でき、さらに被切断
管の支持部に支持痕をつけることのない管切断装置を目
的とする。 【解決手段】 被切断管を回転させて直径方向に切断す
る装置において、被切断管の両端面内に進退自在で管内
面に接して支持する拡腹自在な管支持器と、管支持器に
流体を供給し拡腹させる流体供給装置と、前記管端面内
に進入した管支持器に対向して設けた切断器とからなる
管切断装置である。また必要に応じて前記管支持部の中
間に切断器に対向して凹みを設ける。
もの、メッキなどの表面処理が施されているもの、また
は紙のように破れやすいものであっても変形やバリを生
じることなく管端面を精度よく切断でき、さらに被切断
管の支持部に支持痕をつけることのない管切断装置を目
的とする。 【解決手段】 被切断管を回転させて直径方向に切断す
る装置において、被切断管の両端面内に進退自在で管内
面に接して支持する拡腹自在な管支持器と、管支持器に
流体を供給し拡腹させる流体供給装置と、前記管端面内
に進入した管支持器に対向して設けた切断器とからなる
管切断装置である。また必要に応じて前記管支持部の中
間に切断器に対向して凹みを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は管の両端を切断する装置
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】管には例えば合成樹脂製管、紙製管ある
いは金属製薄管などがあり、種種の所望箇所や用途に使
用されている。これら管は形状が真円筒形でその端面に
歪やバリが無く、また斜面になることなく直載的な切断
面であることを望まれる。さらに切断しない管の中間部
あるいは切断部の近傍に変形や局部的な扁平化などの形
状不良を生じさせないようにせねばならない。特に機械
的強度が低く変形を生じ易い薄い管では、前記形状不良
の防止に留意が必要である。
いは金属製薄管などがあり、種種の所望箇所や用途に使
用されている。これら管は形状が真円筒形でその端面に
歪やバリが無く、また斜面になることなく直載的な切断
面であることを望まれる。さらに切断しない管の中間部
あるいは切断部の近傍に変形や局部的な扁平化などの形
状不良を生じさせないようにせねばならない。特に機械
的強度が低く変形を生じ易い薄い管では、前記形状不良
の防止に留意が必要である。
【0003】従来の管切断は、被切断管を旋盤のチャッ
ク部で把持して回転させながらバイトで切断する手段、
あるいは被切断管を切断装置のチャック部で支持固定し
て、刃物を回転や往復動させて切断する手段などでなさ
れている。
ク部で把持して回転させながらバイトで切断する手段、
あるいは被切断管を切断装置のチャック部で支持固定し
て、刃物を回転や往復動させて切断する手段などでなさ
れている。
【0004】これら切断手段では、被切断管の機械的強
度が比較的にあるものでは支障なく切断できる作用効果
を有する。
度が比較的にあるものでは支障なく切断できる作用効果
を有する。
【0005】
【この発明が解決しようとする課題】しかし、被切断管
の肉厚が薄く、あるいは軟質で変形しやすいもの、例え
ば薄い管、紙製や合成樹脂製の管などでは、切断端面に
歪みやバリ、また端面近傍が変形することがある。さら
に切断に際して被切断管の把持固定が容易でなく、その
把持箇所に把持痕が付き製品歩留りが低下する問題があ
る。
の肉厚が薄く、あるいは軟質で変形しやすいもの、例え
ば薄い管、紙製や合成樹脂製の管などでは、切断端面に
歪みやバリ、また端面近傍が変形することがある。さら
に切断に際して被切断管の把持固定が容易でなく、その
把持箇所に把持痕が付き製品歩留りが低下する問題があ
る。
【0006】本発明は、被切断管が薄くあるいは軟質で
変形しやすいもの、メッキなどの表面処理が施されキズ
が付きやすいもの、または紙のように破れ易いものであ
っても、切断端面に変形、バリ、あるいはキズを生じる
ことなく切断でき、さらに被切断管の把持固定部に支持
痕などを付けることのない管切断装置を目的とする。
変形しやすいもの、メッキなどの表面処理が施されキズ
が付きやすいもの、または紙のように破れ易いものであ
っても、切断端面に変形、バリ、あるいはキズを生じる
ことなく切断でき、さらに被切断管の把持固定部に支持
痕などを付けることのない管切断装置を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、被切断
管を回転させて直径方向に切断する装置において、被切
断管の両端面内に進退自在で管内面に接して支持する拡
腹自在な管支持器と、流体を前記管支持器に供給して拡
腹させ被切断管内面に密接させる流体供給装置と、前記
管内面に進入した管支持器に対向して設けた切断器とか
らなる管切断装置にある。また必要に応じて前記管支持
器の中間部に凹みを設け、該管支持器を両端面内に進入
した際、切断器を前記凹みに対向して設けることを特徴
とする。
管を回転させて直径方向に切断する装置において、被切
断管の両端面内に進退自在で管内面に接して支持する拡
腹自在な管支持器と、流体を前記管支持器に供給して拡
腹させ被切断管内面に密接させる流体供給装置と、前記
管内面に進入した管支持器に対向して設けた切断器とか
らなる管切断装置にある。また必要に応じて前記管支持
器の中間部に凹みを設け、該管支持器を両端面内に進入
した際、切断器を前記凹みに対向して設けることを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の切断装置は、被切断管の
両端面内に回転自在な管支持器を切断所定位置まで進入
させ、流体供給装置から前記管支持器に流体例えばエア
ーを供給して、管支持器を管内面に密着するように拡腹
させて被切断管を内面から支持させる。その後、被切断
管を管支持器と一体に回転させ、当該管支持器の中間部
に形成した凹みに対向するように設けた切断器を前進さ
せて被切断管を切断する。このようにして切断するの
で、切断時は被切断管は内面を保持する形で管支持器に
より固定され、当該被切断管は扁平化や歪みを生じるこ
となく本来の形状の状態のままで切断される。また、切
断器は切断の勢いで仮に入り込んでも管保持器の中間部
に凹みがあると切断刃物を傷めず、さらに凹みの両側は
当該管保持部面で被切断管を保持していることから、歪
みや変形さらにバリなどが発生することなく切断でき
る。
両端面内に回転自在な管支持器を切断所定位置まで進入
させ、流体供給装置から前記管支持器に流体例えばエア
ーを供給して、管支持器を管内面に密着するように拡腹
させて被切断管を内面から支持させる。その後、被切断
管を管支持器と一体に回転させ、当該管支持器の中間部
に形成した凹みに対向するように設けた切断器を前進さ
せて被切断管を切断する。このようにして切断するの
で、切断時は被切断管は内面を保持する形で管支持器に
より固定され、当該被切断管は扁平化や歪みを生じるこ
となく本来の形状の状態のままで切断される。また、切
断器は切断の勢いで仮に入り込んでも管保持器の中間部
に凹みがあると切断刃物を傷めず、さらに凹みの両側は
当該管保持部面で被切断管を保持していることから、歪
みや変形さらにバリなどが発生することなく切断でき
る。
【0009】
【実施例】次に本発明について1実施例に基づき図面を
参照し説明する。図面において、1は被切断管で、例え
ば薄い金属管、合成樹脂製管、紙製管などであり、この
実施例では両側所定位置2を切断することで所定長さに
するものである。
参照し説明する。図面において、1は被切断管で、例え
ば薄い金属管、合成樹脂製管、紙製管などであり、この
実施例では両側所定位置2を切断することで所定長さに
するものである。
【0010】3は管支持器で、被切断管1の端部から管
内に進退自在であり、流体供給装置の供給管軸4に連結
され、供給管軸4と共に回転自在でもある。該管支持器
3は例えばゴム、合成ビニールなどの拡縮能がある材料
で作られ、流体供給装置5から流体例えばエアーが供給
されると当該管支持器3は拡腹して被切断管1の内面に
密接して支持し、回転駆動装置(図示しない)例えばモ
ーターの作動により被切断管1と一体になって回転す
る。
内に進退自在であり、流体供給装置の供給管軸4に連結
され、供給管軸4と共に回転自在でもある。該管支持器
3は例えばゴム、合成ビニールなどの拡縮能がある材料
で作られ、流体供給装置5から流体例えばエアーが供給
されると当該管支持器3は拡腹して被切断管1の内面に
密接して支持し、回転駆動装置(図示しない)例えばモ
ーターの作動により被切断管1と一体になって回転す
る。
【0011】管支持器3は膨張性や弾力性がある物質例
えば前記ゴム、合成樹脂などを素材として製作するのが
好ましいが、流体例えばエアーの送給により拡腹し、被
切断管1内面に密接し支持固定し傷を付けないものであ
ればよい。
えば前記ゴム、合成樹脂などを素材として製作するのが
好ましいが、流体例えばエアーの送給により拡腹し、被
切断管1内面に密接し支持固定し傷を付けないものであ
ればよい。
【0012】前記管支持器3の中間部に図2に示すよう
に円筒部の一部に凹み6を形成し、当該凹み6に切断器
7例えば刃物で被切断管1を切断する際、対向するよう
に設けると切断器7の損傷防止などに有利となる。前記
切断器7は被切断管1の方向に作動装置(図示しない)
に進退自在で管支持器3にて保持されている被切断管1
を切断するものである。
に円筒部の一部に凹み6を形成し、当該凹み6に切断器
7例えば刃物で被切断管1を切断する際、対向するよう
に設けると切断器7の損傷防止などに有利となる。前記
切断器7は被切断管1の方向に作動装置(図示しない)
に進退自在で管支持器3にて保持されている被切断管1
を切断するものである。
【0013】構成は以上のようであり、次に作用につい
て述べる。被切断管1を所定長さに、且つ切断面の精度
よく切断するために、当該被切断管1の両端側に管支持
器1を所定位置に進入させる。また、切断器7を切断位
置に対応して設置する。
て述べる。被切断管1を所定長さに、且つ切断面の精度
よく切断するために、当該被切断管1の両端側に管支持
器1を所定位置に進入させる。また、切断器7を切断位
置に対応して設置する。
【0014】その後、流体供給装置5から流体、例えば
エアーを流体供給管軸4を介して管支持器1に供給して
拡腹させ被切断管1両端部の内面に密着させ支持する。
該管支持器1による支持は、管内面に一体的であるから
変形や傷つけは全くなく、管固有の円筒形のまま保持さ
れる。
エアーを流体供給管軸4を介して管支持器1に供給して
拡腹させ被切断管1両端部の内面に密着させ支持する。
該管支持器1による支持は、管内面に一体的であるから
変形や傷つけは全くなく、管固有の円筒形のまま保持さ
れる。
【0015】その後、管保持器3とともに被切断管1を
回転させ、切断器7を進行させ切断する。この際、前記
のように被切断管1は管保持器3で保持されているの
で、真円筒状に回転し切断はブレなどは全くなく、切断
面の精度は極めて良好で、例えば切断面偏差が2/10
0mm未満の高精度となる。
回転させ、切断器7を進行させ切断する。この際、前記
のように被切断管1は管保持器3で保持されているの
で、真円筒状に回転し切断はブレなどは全くなく、切断
面の精度は極めて良好で、例えば切断面偏差が2/10
0mm未満の高精度となる。
【0016】
【発明の効果】本発明は前述のように被切断管の両端側
の内面に管支持器が進入して拡腹し、管内面に密接して
支持する。そうして該管支持器は被切断管を一体として
回転しするので、被切断管は自己本来の円筒形を維持し
たまま回転し、該切断管の両端を切断器で切断するから
切断端面の形状精度が優れる。また、歪みやバリもな
く、管に支持痕が付かぬ等の効果がある。
の内面に管支持器が進入して拡腹し、管内面に密接して
支持する。そうして該管支持器は被切断管を一体として
回転しするので、被切断管は自己本来の円筒形を維持し
たまま回転し、該切断管の両端を切断器で切断するから
切断端面の形状精度が優れる。また、歪みやバリもな
く、管に支持痕が付かぬ等の効果がある。
【図1】本発明の1実施例における管切断装置を示す
図。
図。
【図2】本発明の他の実施例における管支持器を示す
図。
図。
1 被切断管 2 両側所定位置 3 管支持器 4 流体供給管軸 5 流体供給装置 6 凹み 7 切断器
Claims (3)
- 【請求項1】 被切断管を回転させて切断器で直径方向
に切断する装置において、被切断管の両端面内に進退自
在で管内面に接して支持する拡腹自在な管支持器と、前
記管支持器に流体を供給し拡腹させる流体供給装置と、
前記管端面内に進入した管支持器に対向して設けた切断
器とからなることを特徴とする管切断装置。 - 【請求項2】 被切断管を回転させて切断器で直径方向
に切断する装置において、被切断管の両端面内に進退自
在で管内面に接して支持し中間部に凹みを形成し拡腹自
在な管支持器と,前記管支持器に流体を供給し拡腹させ
る流体供給装置と、前記管端面内に進入した管支持器の
凹み部に対向して設けた切断器とからなることを特徴と
する管切断装置。 - 【請求項3】 前記流体供給装置が空気供給装置である
請求項1又は請求項2記載の管切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9461296A JPH09248790A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 管切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9461296A JPH09248790A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 管切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09248790A true JPH09248790A (ja) | 1997-09-22 |
Family
ID=14115078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9461296A Pending JPH09248790A (ja) | 1996-03-11 | 1996-03-11 | 管切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09248790A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007075980A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 樹脂チューブ切断装置及び切断方法 |
CN103009418A (zh) * | 2012-12-26 | 2013-04-03 | 天津开发区金衫包装制品有限公司 | 纸管切割机 |
CN106003171A (zh) * | 2016-05-20 | 2016-10-12 | 刘银明 | 一种工业塑料管切割机 |
CN108672798A (zh) * | 2018-07-18 | 2018-10-19 | 重庆任翔科技有限公司 | 配件加工设备 |
-
1996
- 1996-03-11 JP JP9461296A patent/JPH09248790A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007075980A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Fuji Xerox Co Ltd | 樹脂チューブ切断装置及び切断方法 |
CN103009418A (zh) * | 2012-12-26 | 2013-04-03 | 天津开发区金衫包装制品有限公司 | 纸管切割机 |
CN103009418B (zh) * | 2012-12-26 | 2014-12-03 | 天津开发区金衫包装制品有限公司 | 纸管切割机 |
CN106003171A (zh) * | 2016-05-20 | 2016-10-12 | 刘银明 | 一种工业塑料管切割机 |
CN108672798A (zh) * | 2018-07-18 | 2018-10-19 | 重庆任翔科技有限公司 | 配件加工设备 |
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