JPS63112494A - 液相エピタキシヤル成長方法 - Google Patents

液相エピタキシヤル成長方法

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JPS63112494A
JPS63112494A JP25844986A JP25844986A JPS63112494A JP S63112494 A JPS63112494 A JP S63112494A JP 25844986 A JP25844986 A JP 25844986A JP 25844986 A JP25844986 A JP 25844986A JP S63112494 A JPS63112494 A JP S63112494A
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洋 杉本
Tsunehiro Unno
恒弘 海野
Mineo Wajima
峰生 和島
Hisafumi Tate
尚史 楯
Taiichiro Konno
泰一郎 今野
Shoji Kuma
隈 彰二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液相エピタキシャル成長方法に係り、特にスラ
イドボート法に関するものである。
[従来の技術〕 液相エピタキシャル法では良質のエピタキシャル層が得
られるため発光ダイオードや半導体レーザの生産レベル
でこの方法が広く用いられている。しかし、液相エピタ
キシャル法では、MBE法やMOC’VD法に比べ成長
速度が速く、極薄のエピタキシャル層を均一かつ制御性
よく成長させるのは難しいと言われている。
例えば、GaAsのシミツトキーバリアダイオードの場
合には、GaAsm板上に厚さ2〜101aのバッファ
層を成長させた後でさらにその上に厚さ0.2〜0.3
u!Rの能動層を成長させなければならない。この能@
層の厚さがそのままショットキーバリアダイオードの特
性に影響してくるため、0.2〜0.3−の厚さを均−
性及び再現性よく成長させなければならない。
ここで、従来用いられていたスライドボート構造を第8
図に示す。すなわち、台座81上の基板ホルダ82に基
板83を保持させると共に原料ボルダ84をスライドさ
せて原料溶液溜85内の成長用溶液86を成長用溶液ホ
ルダ87の成長用溶液溜88に分配した後、基板ホルダ
82をスライドさせて成長用溶液溜88内の溶液を基板
83に接触させるものである。
このスライドボート構造における成長用溶液ホルダ87
の肉厚は一般に2〜3履程度であり、薄いエピタキシャ
ル層を均一に再現性よく成長させるためには、成長用溶
液溜88の下を速い速度で基板83をスライドさせたり
、成長用溶液86の過飽和度を複雑に制御していた。し
かし、それでも厚さ11IIR以下のエピタキシャル層
を工業的に安定に生産することは困難であった。
[発明が解決しようとする問題点] これを解決する手段として、肉厚の薄い(is以下)成
長用溶液ホルダを用いることは有効である。しかしなが
ら、成長用溶液ホルダの肉厚が薄くなると、成長用溶液
溜内に成長用溶液を分配して原料ホルダを戻した時にG
a等の表面張力が作用するために成長用溶液が成長用溶
液溜内に残留することができす、原料溶液溜に戻ってし
まうという問題がある。
そこで、成長用溶液ホルダ上部から圧力をかけて浅い溶
液溜内にGa溶液等を押し込むことも考えられるが、装
置が複雑になると共に112ガスによる清浄ができない
ためGa溶液等の純度が問題となる。
このため、浅い溶液溜内に成長用溶液を満たすように入
れるということは、液相エピタキシャル研究において大
きな課題であった。
本発明の目的は、前記した従来技術の問題を解消し、厚
さ1p以下の極薄のエピタキシャル層を均一性よく成長
させることができる液相エピタキシャル成長方法を提供
することにある。
し問題点を解決するための手段〕 本発明の液相エピタキシャル成長方法は上記目的を達成
するために、基板を保持する基板ホルダの上に成長用溶
液溜を備えた成長用溶液ホルダと原料溶液溜を備えた原
料ホルダとが順次重ねられたスライドボートを用いて基
板上にエピタキシャル成長させる方法において、上記成
長用溶液ホルダを上部ホルダと下部ホルダとに上下に分
割すると共に原料溶液溜内の成長用溶液を成長用溶液ホ
ルダの成長用溶液溜内に分配した後、上部ホルダの成長
用溶液溜の上部を原料ホルダで閉塞した状態で上部ホル
ダと下部ホルダとを相対的に移動させて成長用溶液を分
割し、下部ホルダの成長用溶液溜内に分割された成長用
溶液を基板に接触させる方法である。
[作 用] 以上のように成長用溶液ホルダを上部ホルダと下部ホル
ダとに上下に分割し、これらホルダの成長用溶液溜内に
成長用溶液を分配した後、上部ホルダの成長用溶液溜の
上面を閉塞した状態で上部ホルダと下部ホルダとを相対
的に移動させるので、このとき下部ホルダが厚さ1#1
以下の肉薄のものであって溶液の表面張力が作用しても
下部ホルダの成長用溶液溜内に成長用溶液が満たされる
従って、この下部ホルダの成長用溶液溜内の成長用溶液
を基板に接触させることにより極薄のエピタキシャル層
を成長させることが可能となる。
すなわち、本発明は薄いエピタキシャル層を再現性よく
成長させるため、肉厚の異なる2枚の成長用溶液ホルダ
を使用し、深さが浅い成長用溶液溜に成長用溶液を満た
すように入れることができるようにしたものである。
なお本発明は、GaAsを含む■−v族化合物半導体及
びGaM Asなどの混晶化合物半導体、更に■−■族
化合物半導体とその混晶などの液相エピタキシャル法に
適用できる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る液相エピタキシャル成
長方法において用いられるスライドボートの構成図であ
る。台座1の上に基板ホルダ2゜下部溶液ホルダ3.上
部溶液ホルダ4及び原料ホルダ5が順次重ねられており
、各ホルダ2〜5はそれぞれ独立してスライドし得るよ
うに構成されている。基板ホルダ2の上面には基板保持
用凹部が設けられ、下部溶液ホルダ3及び上部溶液ホル
ダ4にはそれぞれ成長用溶液溜6及び7が、原料ホルダ
5には原料溶液溜8がそれぞれ設けられている。
また、下部溶液ホルダ3の肉厚は0.5#III+、上
部溶液ホルダ4の肉厚は2.5Mである。
以上のような構成のスライドボートを用いてGaASエ
ピタキシャル層の成長を行なった。
まず、原料ホルダ5の原料溶液溜8にGa75g。
GaAs 5gを収容すると共に基板ホルダ2の基板保
持用凹部に40a+ X 40mのGaAs基板9を嵌
入保持させた。
次に、このスライドボートを反応管(図示せず)内に配
置し、反応管内の水素ガス置換を行なった後、外部の電
気炉(図示せず)により炉内を800℃まで昇温した。
炉内温度が800℃になったところで原料ホルダ5をス
ライドさせ、これにより原料溶液溜8内に収容されてい
た成長用溶液10を各溶液ホルダ3及び4の溶液溜6及
び7に分配した(第2図参照)。
その後、原料ホルダ5を元の位置に戻しく第3図参照)
、上部溶液ホルダ4の溶液溜7の上部が原料ホルダ5の
下面により閉塞されている状態で上部溶液ホルダ4をス
ライドさせて下部溶液ホルダ3の溶液溜6内の成長用溶
液10を分離した(第4図参照)。
次に、0.5℃/winの冷却速度で炉内を降温し、4
℃の過飽和度が付いたところで基板ホルダ2をスライド
させて基板9を下部溶液ホルダ3の溶液溜6内の成長用
溶液10に2秒間接触させた(第5図参照)。
このようにして基板9上にGaAs1Jを成長させた後
、再び基板ホルダ2をスライドさせて基板9と成長用溶
液10との分離を行なった(第6図参照〉。
この状態で炉内を室温まで降温した後、スライドボート
を反応管から引き出し、基板ホルダ2から製造されたエ
ピタキシャルウェハを取り出した。
このエピタキシャルウェハを片に襞間し、エピタキシャ
ル層をSEMで測定して膜厚の均一性を調べた結果、膜
厚は0.3−± 0.01−と薄い層が面内で均一に成
長できることが認められた。
また、第7図に示すように下部溶液ホルダ71゜上部溶
液ホルダ72及び原料ホルダ73にそれぞれ複数の溶液
溜を設けることにより、基板74上に多層成長を行なう
ことができ、さらに厚い結晶層の上に薄いエピタキシャ
ル層を成長させることもできる。
なお、肉薄の下部溶液ホルダはアルミナ、 SiCある
いはSi等の割れにくい丈夫な材料から構成することが
望ましい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、次の如き優れた効
果を発揮する。
(1)  深さ1M以下の溶液溜内に成長用溶液を満た
すことができ、その結果厚さ1μs以下の極薄のエピタ
キシャル層を均一に再現性よく成長させることが可能と
なる。
(2)  従って、素子の製造歩留りが向上する。
(3)  素子構造上薄いエピタキシャル層が重要とな
る素子が多くなって来ており、本発明は極めて有用なも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る液相エピタキシャル成
長方法で用いられるスライドボートの構成図、第2図な
いし第6図は実施例を示す工程図、第7図は他の実施例
で用いられるスライドボートの構成図、第8図は従来の
スライドボートの構成図である。 図中、3は下部溶液ホルダ、4は上部溶液ホルダ、5は
原料ホルダ、6及び7は成長用溶液溜、9は基板、10
は成長用溶液である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  基板を保持する基板ホルダの上に成長用溶液溜を備え
    た成長用溶液ホルダと原料溶液溜を備えた原料ホルダと
    が順次重ねられたスライドボートを用いて基板上にエピ
    タキシャル成長させる方法において、上記成長用溶液ホ
    ルダを上部ホルダと下部ホルダとに上下に分割すると共
    に原料溶液溜内の成長用溶液を成長用溶液ホルダの成長
    用溶液溜内に分配した後、上部ホルダの成長用溶液溜の
    上部を原料ホルダで閉塞した状態で上部ホルダと下部ホ
    ルダとを相対的に移動させて成長用溶液を分割し、下部
    ホルダの成長用溶液溜内に分割された成長用溶液を基板
    に接触させることを特徴とする液相エピタキシャル成長
    方法。
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