JPS63111740A - 適応予測器 - Google Patents

適応予測器

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JPS63111740A
JPS63111740A JP25767086A JP25767086A JPS63111740A JP S63111740 A JPS63111740 A JP S63111740A JP 25767086 A JP25767086 A JP 25767086A JP 25767086 A JP25767086 A JP 25767086A JP S63111740 A JPS63111740 A JP S63111740A
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JP
Japan
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signal
prediction
prediction coefficient
coefficient
data
Prior art date
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Pending
Application number
JP25767086A
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English (en)
Inventor
Tomoyoshi Takebayashi
知善 竹林
Kazuo Murano
和雄 村野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 適応予測器において、逐次的に修正される予測係数とし
て、予測誤差信号から予め決められる係数値にモデムデ
ータ信号に適したオフセット値を含ませた値とすること
により、データ等の信号相関性の弱い信号に対する予測
特性の改善をした。
〔産業上の利用分野〕
本発明は適応予測器に関し、更に詳しく言えば、係数修
正手段を改良した適応予測器に関する。
最近の通信回線における伝送はディジタル伝送がその主
流になって来ている。そして、ディジタル伝送路の効率
的な利用を図るための1つの手段として、高能率音声符
号器が開発されている。この種の符号器では、音声品質
を高くし、しかも伝送レートの圧縮を行ない得ることに
加えて、広く使用されるに至っているファクシミリ通信
における音声帯域モデムデータ信号をも音声信号と同様
に取扱い得ることが要求されるようになっている。
このようなことから、CCITTでは、1984年、従
来の64 Kbps P CM符号化に比べ音声品質を
ほとんど損なうことなく伝送レートを半分にできる3 
2Kbps ADPCM符号化方式に国際標準化方式の
採用を勧告している。この方式によれば、高品質の音声
符号化と共に4800bps以下のモデムデータ信号の
伝送が可能になる。
〔従来の技術〕
従来のADPCM符号化方式で用いられる適応予測器の
例は第4図に示す如きものである。この適応予測器10
0は次のようにして予測信号P (n)を発生する。即
ち、加算器106からの復号信号x (n)をp個の縦
続接続された1サンプル時間遅延器12.・・・12.
に通し、その各遅延器からの出力に予測係数発生部10
2からの対応する予測係数a、(n)(i=1・・・P
)を対応する乗算器14ム(i=1・・・P)にて乗算
し、それら乗算値を加算器16.・・・16−+で加算
して予測信号として出力する一方、逆量子化器50から
の予測誤差信号e (n)を2個の縦続接続された1サ
ンプル時間遅延器52.・・・522に通し、その各遅
延器からの出力に予測係数発生部104からの対応する
予測係数bi(n)(i =1・・・Z)を対応する乗
算器54i(1=1・・・Z)にて乗算し、それら乗算
値を加算器56.・・・56、、で加算して予測誤差予
測信号として出力する。その予測信号と予測誤差予測信
号とを加算器58で加算し、最終的な予測信号として出
力する。その予測信号を反転器60を介して加算器62
に与えることにより、被符号化信号S (n)との差分
信号が加算器62から出力され、その差分信号を量子化
器64で量子化して予測符号化信号I(n)を得る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のような勧告を含むADPCM符号化方式は、被符
号化信号としての音声信号等の統計的性質を利用して信
号の効率的な符号化を為さんとするものである。この方
式において量子化器64に対しては、統計的性質の異な
る音声信号とモデムデータ信号とを共に効率良く符号化
するための手段としてD L Q (D、W、 Pet
er、 ’32 kbys ADPCM −DLQ C
oding for Network Applica
tions、’ IEEE GLOBECOM’82.
 Conference Proceedings+ 
Vol、 LPP 239−243+ Miami、 
Florida、 Nov、 29− Dec、2+1
982、 )と呼ばれる技法を採用し、上述差異に対す
る配慮が為されている。しかしながら、適応予測器、例
えば第4図に示す適応予測器100に対しては、上述差
異は考慮されていない。
つまり、第4図の適応予測器100の予測係数ai(n
)(i=1・・・P)及びb= (n)(i −1・・
・Z)は予測誤差信号e (n)の2乗平均値を零に近
づける様に、原理的には予測係数発生部102及び10
4において以下に示す式(LMSアルゴリズム)に基づ
いてサンプリングされた信号毎に逐次修正されてその最
適値に収束される。
ai (n) = r ma! (n−1)+Δ11e
(n)x(n−i) ・・・(1)b+ (n) = 
r bbt (n−1)+Δbe(n)e(n−i) 
・・・(21上式におけるr ll+  r bはリー
ク定数(1より僅かに小さい正の定数である。)と呼ば
れるもので、伝送路誤りの影響を軽減する目的の係数で
ある。
又、(1)式、(2)式の第2項はフィードバック量を
示し、Δ1.Δ、はe”(n)の平均値をOに近づける
ためにフィードバックする量を制御するための比例定数
である。そして、予測係数は、上式のように、各サンプ
リング時刻毎に決定されていくが、その際に上式の第2
項即ちそのフィードバック量もその信号時系列によって
決まって来る成る適正な値に収束していなければならな
い。ここで、適応予測器100はローパスフィルタと同
様な機能を持つため、低域にスペクトラムがある音声信
号の場合は、信号成分がそのまま通ることから、フィー
ドバック量も大きい。従って、予測係数は比較的短時間
に適正な値に収束する。
しかしながら、位相変調されたモデムデータ信号のよう
にスペクトラムが広帯域にわたって一定の場合には、高
域成分がなくなることからフィードバック量が極めて小
さくなる。従って長い期間に至っても成る適正な値に収
束せず、又そのように期間が長くなればなるほどその係
数値に対しす−り定数はその累乗で作用する故、リーク
定数の影響が強く現れることになり、予測係数が極めて
小さくなり、適正な値に収束しない。結果として、モデ
ムデータ信号に対する符号歪は音声信号のそれより大き
くなり、とりわけファクシミリ等で広く用いられる96
00bpsモデム信号の伝送は困難になる。
本発明は、斯かる問題点に鑑みて創作されたもので、低
信号相関性の信号に対する良好な予測特性を有する適応
予測器を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理構成図を示す。本発明は、図に示
すように、遅延部12において所定時間ずつ遅延された
各信号に、乗算器141  ・・・148において予測
係数発生部20から発生された対応する予測係数を乗じ
、それら各積信号を合成部16で加算して予測信号とし
て出力する適応予測器において、前記各乗算器14.・
・・14Hへ与えられる予測係数信号をモデムデータ信
号に対して決められた最適な値を持つオフセット信号と
予測誤差信号対応の予測係数発生部20から発生された
予測係数信号との和として出力する加算器18、  ・
・・18Nを各乗算器毎に設けて適応予測器を構成した
ものである。
〔作 用〕
本発明によれば、従来技法で予測誤差信号に対して、逐
次的に修正されて乗算器14.・・・14Nに供給され
る各予測係数に、係数対応で定数として与えられるオフ
セント信号が加えられ、その和信号が予測係数信号とし
て乗算器に与えられる。
こうすることによって、信号相関性の弱い信号に対する
予測特性を改善することができる。
更に詳細に説明すると、入力信号S (n)に対する予
測値g (n)は、2次の適応予測器の場合、次式で表
される。
g (n)= Ct(n)x (n−1)+  Cz(
n)x (n−2)・ ・ ・(3) ここで、予測係数c+(n)、  Cz(n)は(4)
式、(5)式に開示されるごとく、それぞれ定数項CO
1+  Co□(オフセット値)と適応的に変化する項
al(n)。
az(n)との和として与えられている。ここで定数項
Col、  Cogはモデムデータ信号の予測に最適な
係数(例えばCo l=O−2+ Co□−−0,5)
とする。
C+(n)=Co++a+(n)       ・・・
(41Cz(n) = Coz+ a z(n)   
    ・・・(511予測器差信e (n) = S
 (n) −g (n)  2乗平均を最小にする様に
、a 、(n) 、 a −(n)を適応的に制御する
ことを目的とした、a+*aZの更新式は以下の様にし
て求められる。即ち、まずe”(n)をa+(n)で偏
微分する。
−−2e (n)  x (n−1)   ・ ・ ・
(6)a、(n)は、この量に比例した量をフィードバ
ックすることで逐次更新される。即ち、 = a +(n−1) + 2Δe (n) x (n
−1)・ ・ ・(7) ここで符号器として構成する際に、伝送路膜りに強い形
とする為、リーク定数γ、を導入し、2Δ=Δ、と書き
直し、(8)式を得る。但しΔは十分小さな正の定数。
a+(n)−7xa+(n  1)+Δ、e (n) 
x (n−1)・ ・ ・(8) これは、従来の予測係数修正式;(1)式に一致してお
り、予測係数更新回路は従来のものを直接利用可能であ
る。更に、これは(41,(5)式のように予測器の係
数をオフセット値(Co、、  Go、)と変数al+
32の和として与えても、予測器’M e (n)の2
乗平均を最小とするようにal+a!が適応的に制御で
きることを示しており、音声信号の様な場合には、オフ
セット値を含めた係BC+(n)、 C2(n)を最適
値に収束させることが可能である。−方モデムデータ信
号の場合には、従来構成での問題点として説明した通り
(8)式におけるリーク定数の影響でa 、(n)、 
 a 、(n)は略零となり、その結果、実際に用いら
れる予測係数CI(n) 、  Ct (n)は略、C
ol、  Cozとなる為、Co、、  Co、を予め
求められているモデムデータ信号に最適な予測係数とす
ることで、音声及びモデムデータ信号を同時に取り扱う
ことが可能な適応予測器を実現することができる。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例を示す。この実施例はCCI
TTによる勧告(Recommendation G7
21)等に用いられる2次適応予測器に実施した例を示
す。この図において、10は被符号化信号S (n)の
局部復号信号x (n) (第4図のx (n)相当)
を転送する線であり、この線10に1サンプル時間の遅
延を与える遅延器12.,12□が縦接続されている。
これらの遅延器12.,12□から夫々、局部復号信号
x (n−1)、  x (n−2)が出力される。
局部復号信号x(n−1)は乗算器14.で予測係数C
r (n)倍され、又局部復号信号x(n−2)は乗算
器14□で予測係数Cz(n)倍されて加算器16゜で
加算されて信号S (n)に対する予測信号g (n)
が発生される。ここで予測係数発生回路20.。
22□は同一の回路構成、即ち相関回路22.。
22□ ;乗算回路24..24□ ;加算器26.。
26□ ;1サンプル時間遅延器28.,28□ ;リ
ーク定数倍器30..30.から成っており、その相関
回路22.が予測誤差信号e (n) = S (n)
−g(n)と局部復号信号x(n−1)との相関をとる
のに対し、相関回路22□が予測誤差信号e (n)と
局部復号信号x(n−2)との間の相関をとる点におい
て相違する。
そして、予測誤差信号の自乗平均を最小にするように式
14)、 (5)で示される係数C+(n)、  Cz
(n)をサンプル周期毎に逐次修正するべく上述各予測
係数発生回路20.,20□には、(6)式に示される
ように予測誤差信号e (n)に比例した成分がフィー
ドバックされつつ、係数CI(n) 、  Cz (n
)の内の可変成分であるa 、(n)、  a 、(n
)の逐次的更新が予測係数発生回路201.20□で生
ゼしめられる。
上述のような逐次的更新が行なわれる予測係数は、上述
の如き音声信号のような信号相関の強い被符号化信号に
対する予測信号発生に必要な最終予測係数にオフセット
値を含んだ上で最適値に収束し、適応予測器への任意の
入力信号に適応した予測信号を発生することができる。
又、モデムデータ信号のような信号相関の弱い被符号化
信号に対しては、適応予測器の特性によりat(nL 
 at(n)は略零に近い値に収束する。従って、最終
予測係数としては略オフセット値Go、、Cogの予測
係数となる。つまり、本発明予測器はモデムデータ信号
に対して、予め定められた最適な予測係数を持つ予測器
として動作し得る。
なお、上記実施例は2次のものであったが、第3図に示
すように任意次数のものへ本発明を拡張し得る。又、入
力信号に応じたオフセット値の選択を為すようにしても
よい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、信号相関性の弱い信
号に対する予測特性の改善が行なえることから例えばA
DPCM符号化装置の適応域を拡大することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図、 第2図は本発明の一実施例を示す図、 第3図は本発明を第4図回路で実施した例を示す図、 第4図は従来のADPCM符号化方式例を示す図である
。 第1図及び第2図において、 12.12..12□は遅延部(遅延器)、14、・・
・14Nは乗算器、 16.16.は合成部(加算器)、 18.・・・18、は加算器、 20.20..20.は予測係数発生部(回路)である
。 本発明の一炙施堵J 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 遅延部(12)において所定時間ずつ遅延された入力信
    号と予測信号の誤差である各遅延予測誤差信号に該遅延
    予測誤差信号対応の乗算器(14_I・・・14_N)
    において予測係数発生部(20)から発生された対応予
    測係数信号を乗じ、それら各積信号を合成部(16)で
    加算して該予測信号として出力する適応予測器において
    、 前記各乗算器(14_I・・・14_N)へ与えられる
    予測係数信号をモデムデータ信号の信号特性に従って決
    められたオフセット信号と該予測誤差信号対応の前記予
    測係数発生部(20)から発生された予測係数信号との
    和として出力する加算器(18_I・・・18_N)を
    各乗算器毎に設けたことを特徴とする適応予測器。
JP25767086A 1986-10-29 1986-10-29 適応予測器 Pending JPS63111740A (ja)

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