JPS6311144A - Mrイメ−ジング装置 - Google Patents

Mrイメ−ジング装置

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Publication number
JPS6311144A
JPS6311144A JP61154038A JP15403886A JPS6311144A JP S6311144 A JPS6311144 A JP S6311144A JP 61154038 A JP61154038 A JP 61154038A JP 15403886 A JP15403886 A JP 15403886A JP S6311144 A JPS6311144 A JP S6311144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detector
coil
imaging apparatus
signal
detectors
Prior art date
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Pending
Application number
JP61154038A
Other languages
English (en)
Inventor
隆男 後藤
稔 斎藤
昭二 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6311144A publication Critical patent/JPS6311144A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、MRイメージング装置に係り、特に複数個の
検出器のうち人体からの信号を得るために寄与していな
い検出器を非同調とすることで、信号検出に使用してい
る検出器を常に高感度とすることに好適なMRイメージ
ング装置に関する。
〔発明の背景及び従来技術〕
従来の装置については、NMR映像法(パーチェイン拙
著、飯尾正宏監訳)第123頁から第145頁において
、そのシステムの概要、検出器の構成法が述べられてい
る。しかしながら、複数個の検出器を同時に有するMR
イメージング装置の場合(頭部像、全身像を別々の検出
器によって撮影する装置は、複数個の検出器を有する。
)、使用しない側の検出器については回路の構成など何
ら配慮されておらず、種々の問題があった。
例えば、検出器として1頭部用コイルと全身用コイルを
有するMRイメージング装置の場合、頭部用コイルによ
って1人体頭部像を得るときには全身コイルはその取扱
が不便な為、頭部コイルの周りに配置される。さらに全
身コイルの同調回路は頭部コイルで検出する検出信号と
全く同じ周波数に同調されているため、両コイルに静電
的結合が生じた場合、全身コイルは非常に大きなインピ
ーダンスを有するため、頭部コイルの検出感度を劣化さ
せる原因となる。このような従来技術では、全身コイル
など、実際に信号検出に寄与していない検出コイルの同
調回路の一端を開放とし、低インピーダンス状態として
いたが、高周波的には機械的スイッチなどで、回路を開
放とすることば雅しく、問題があった。特に1人体の狭
い領域(眼窩、WI椎、を椎)のみを高感度に撮影する
ため用いられるサーフェイスコイルなどでは、コイルを
特定の位置に固定しないで使用することもあり、位置に
よっては、他の使用していない検出器と大きな分布容量
を形成し、静電的結合により、コイルのQ (qual
ity )値が変化し、サーフェイスコイルの検出感度
を著しく劣化させる原因となった。
また、上記した使用する検出器と使用しない検出器との
間の静電的結合を切るには、従来技術では静電シールド
を用いていたが、このようなシールドを設けると、シー
ルドと検出器の間に分布容量が形成され、コイル中を流
れる電流の位相に変化が生じ、返ってS/Nを劣化させ
る原因となった。さらに、静磁場強度の低いNMR装置
においてはこのようなシールドによって、エネルギーが
吸収され、信号強度を劣化させる原因となる1等の問題
があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上述したようなシールドを用いず、使
用する検出器の置かれる位置によらないで常に一定の最
大感度で信号を検出することのできるMRイメージング
装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、人体各部位の断層像を得るため複数個の検出
器等を備えてなるMRイメージング装置において、検出
器のうち断層像を得るため使用する検出器のみを検出信
号に同調させその他の検出器は非同調とするようにして
常に一定の最大感度でNMR信号を検出できるようにし
たものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について説明する。
第1図は1本発明に係るMRイメージング装置の基本原
理を示す検出系の概略説明図である。
MRイメージング装置は、第1図に示すものの他、静磁
界を発生するための主磁石、画像化するための傾斜磁界
を作る傾斜磁場コイル及びその駆動電源、システム全体
の制御と得られたデータを画像化する計算を行なう計算
機、画像を表示するための画像表示装置から構成されて
なる。
図において、検出器1は、現在使用している検出コイル
であり、人体5の周囲を取り囲むか、特定部位を感度よ
くみるため人体表面に配置される。
増幅器6は、検出器1で得られた微弱な信号を増幅する
ためのものである。検出器2は、検出器1が使用されて
いる場合には信号検出に寄与していない検出器であり、
取扱い等の関係からそのまま主磁石内に配置されている
。したがって、検出器2は、浮遊容量7を介して検出器
1と静電的結合している。しかして、検出器1,2はコ
ンデンサとインダクタンス(検出コイル)よりなる並列
共振回路から構成されている。また、可変容量素子4は
検、出器2の同調周波数を変化させるためのもので、同
調周波数制御部3からの電気信号によって任意の値に設
定制御される。
一般にNMR現象で観測される信号は、主磁石により発
生される静磁場強度をHoとすると、次に示す共鳴周波
数foをもつ。
したがって、検出器1の同調周波数はfoに調整されて
いる。検出器2も検出器1と同じ核種の信号を観測する
のであればfoに調整しておくが、このとき検出器2は
非常に高いインピーダンスを有するので、浮遊容量7を
介して、検出器1の大きな負荷となり、検出器1の検出
感度を著しく劣化させる原因となる。そこで、周波数制
御部3からの電気信号により、可変容量素子4の容量を
変えることで、検出器2の同調周波数をfoから大きく
変化させ、検出器2を低インピーダンス状態とし、検出
器1の検出器2による影響を最小限に抑え、最大感度で
信号を検出する。
NMRの信号検出方式には、受信と送信の両方を1つの
コイルで行なうシングルコイル方式と信号と受信を別々
のコイルで行なうクロスコイル方式の2つが考えられる
1本実施例はいずれの方式にも適用可能であるが、ここ
では、クロスコイル方式の場合をとりあげ、受信コイル
としてサーフェイスコイルを用いる時の具体例について
説明する。
第2図にはクロスコイル方式を用いたサーフェイスコイ
ルによる撮影の説明図が示されている6図において、照
射コイル8は、NMR信号を誘導するためのコイルでチ
ーモア周波数に等しい周波数の高周波磁場を照射する。
全身コイル9は全身の断層像を得るための受信コイル、
サーフェイスコイル10は頭部表面の領域(たとえば、
眼窩。
耳、小脳など)の断層像を得るための受信コイルで、撮
影部位によって、a、b、cのように置かれる位置が変
化する。送信器12は照射コイルに電力を供給するため
の増幅器であり受信器13゜14は第1図にも示した。
信号を受信するための共振器(検出器)である、ここで
は全身コイル9と共振器13が第1図の検出器1に対応
し、サーフェイスコイル10と共振!a14が、第1図
の検出器2に対応する。また、全身及び照射コイルは一
般に鞍形コイルで構成される。ファラデーシールド16
は照射コイルと受信コイル(ここでは、サーフェイスコ
イル1oと全身コイル9)との静電結合を切るためのシ
ールドである。
さて、サーフェイスコイルは第2図に示すように、撮影
部位によって、a、b、Qのようにwかれる位置が変化
する。すると、使用しない側の検出器である全身コイル
9との浮遊容量が変化するので、サーフェイスコイル1
0は各々異なるQ値を示し、信号感度にばらつきが生じ
1位置によっては非常に信号感度すなわちQ値が50%
以上も低下する。これを防ぐには、各々の位置によって
、全身コイルのインピーダンスが最小となる非同調周波
数(サーフェイスコイル10のQ値が最大となる周波数
)を測定しておき、計算機15に記憶させる。そして、
a、b、c各々の位置の測定に合わせね最適の非同調周
波数となるように、それぞれの共振器(検出器13.1
4)に電気信号を送出して、共振器(13,14)の可
変容量素子の値を変化させれば、常に一定の最大感度で
サーフェイスコイル10による撮影ができる。
次に、本実施例における作用について説明する。
一般に検出器は人体からの微弱な信号を検出するため、
コンデンサとインダクタンス(検出コイルとなる。)か
ら成る並列共振回路から構成されており、その同調周波
数は人体からのNMR信号に、コンデンサの容量を調整
することで、同調されている。従って、信号検出に使用
していない検出器の同調周波数を可変容量素子を用いて
、NMR信号から変化させることにより、低インピーダ
ンス状態とし、実際に信号検出に使用する検出器の感度
を劣化させることなく、NMR信号を検出できるが、さ
らに、検出器のインピーダンスは、その置かれる位置に
よって、他の使用しない検出器と静電結合をし、大きく
変化するので、コイルのQ値にもばらつきが生じる。し
たがって、検出器の位置により、前記した非同調点も変
化することになる。そこで、あらかじめ、最適非同調点
(使用する検出器のQ値が最大となる同調周波数)を測
定しておき、計算機に記憶させ、使用する検出器の位置
により、使用しない側の検出器の非同調周波数を記憶し
た値に基づき、変化させる。
このような方式によれば、サーフェイスコイルのような
、患者測定部位により、fi!iかれる位置の変化する
コイルについて、他の使用しない側の検出塁の位置によ
らず、常に一定の最大感度で人体からの信号を測定でき
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、信号検出に使用
していない検出器の影響を受けず、常に一定の状態で、
感度よ<NMR信号を検出できる。
例えば、サーフェイスコイルを検出器として使用すると
きその置く位置によっては、周りに置かれた全身撮影用
の検出コイル(全身コイル)の影響で、同調回路の良さ
を示すQ値が50%以上も低下するが、本発明の方法に
よれば、Q値を全く低下させずにサーフェイスコイルを
使用することが可能である。これにより、全身コイルな
ど、使用しないコイルの影響を取り除くため、その都度
コイルを取り外すなどの面倒な操作を行なわずに効率的
に撮影が行なえるという効果がある。さらに。
同調点をずらす際、他の使用しない検出器の位置により
、最適非同調点が存在する。そこで、あらかじめ最適非
同調点を測定しておき、計算機等の記憶手段に記憶させ
ておくことにより常に使用する検出器の感度を最大にし
てNMR信号を観測できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明に係るMRイメージング装置の一実施
例を示す説明図、第2図は、本実施例におけるサーフェ
イスコイルによる頭部表面の撮影方式を示す説明図であ
る。 1.2・・・検出器、3・・・同調周波数制御部、4・
・・可変容量素子、5・・・被測定物(人体)、6・・
・増幅器、7・・・浮遊容量、8・・・照射コイル、9
・・・全身コイル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、人体各部位の断層像を得るため複数個の検出器等を
    備えてなるMRイメージング装置において、上記検出器
    のうち断層像を得るため使用する検出器のみを検出信号
    に同調させ、その他の検出器は非同調するようにしたこ
    とを特徴とするMRイメージング装置。 2、特許請求の範囲第1項記載のMRイメージング装置
    において、上記非同調とされる検出器は、該検出器を構
    成する同調回路の同調周波数を電気信号により上記検出
    信号の周波数から変化させるようにしたことを特徴とす
    るMRイメージング装置。 3、特許請求の範囲第1項、第2項記載のMRイメージ
    ング装置において、上記非同調とされる検出器の同調回
    路は、電気信号により非同調とするために可変容量素子
    を用いて制御できるようにしたことを特徴とするMRイ
    メージング装置。 4、特許請求の範囲第1項、第2項記載のMRイメージ
    ング装置において、上記検出器を非同調とするための電
    気信号は、あらかじめ記憶手段に記憶され該記憶された
    値によつて使用する検出器の位置で最適非同調点となる
    ように設定制御されるようにしたことを特徴とするMR
    イメージング装置。
JP61154038A 1986-07-02 1986-07-02 Mrイメ−ジング装置 Pending JPS6311144A (ja)

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JP61154038A Pending JPS6311144A (ja) 1986-07-02 1986-07-02 Mrイメ−ジング装置

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JP (1) JPS6311144A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63154170A (ja) * 1986-12-19 1988-06-27 株式会社東芝 磁気共鳴イメ−ジング装置
JPH04202037A (ja) * 1990-11-30 1992-07-22 Sekisui Plastics Co Ltd 建築用下塗混和材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63154170A (ja) * 1986-12-19 1988-06-27 株式会社東芝 磁気共鳴イメ−ジング装置
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