JPS63111182A - メカニカルプレ−テイング用ブラスト材及びその製造方法 - Google Patents
メカニカルプレ−テイング用ブラスト材及びその製造方法Info
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- JPS63111182A JPS63111182A JP25555386A JP25555386A JPS63111182A JP S63111182 A JPS63111182 A JP S63111182A JP 25555386 A JP25555386 A JP 25555386A JP 25555386 A JP25555386 A JP 25555386A JP S63111182 A JPS63111182 A JP S63111182A
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Landscapes
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、厚板、薄板、条鋼その他鋼加工品の一時的
な防錆処理あるいは塗装の下地処理等に供するメカニ力
ルプレーテインク用のブラスト財に関する。
な防錆処理あるいは塗装の下地処理等に供するメカニ力
ルプレーテインク用のブラスト財に関する。
造船、架橋、建築物等に使用される厚鋼板、自動車、屋
根、建築等に使用される薄鋼板、その他1]型鋼、鉄筋
等の形鋼・条鋼等の一時的な防錆処理あるいは塗装用下
地処理として、長期間の防錆性をそなえ、かつそのまま
塗装の下地処理として使える表面処理法の開発が期待さ
れている。
根、建築等に使用される薄鋼板、その他1]型鋼、鉄筋
等の形鋼・条鋼等の一時的な防錆処理あるいは塗装用下
地処理として、長期間の防錆性をそなえ、かつそのまま
塗装の下地処理として使える表面処理法の開発が期待さ
れている。
一方下地処理法として各種調成の製造工程にオンライン
での適用が可能で、また加工あるいは組立工場等におい
ても、簡易に取扱い得ることも要求される。
での適用が可能で、また加工あるいは組立工場等におい
ても、簡易に取扱い得ることも要求される。
上記の要請を満足するものとして、防錆油塗布、ショッ
ププライマー、ジンクリッチプライマー等の塗装がよく
用いられている。
ププライマー、ジンクリッチプライマー等の塗装がよく
用いられている。
また、Zn、 へβ等のホットディッピング、溶射等も
防食手段として用いられているが、厚膜のため一時的な
防錆性よりも長期防食特性に重きがおかれている。
防食手段として用いられているが、厚膜のため一時的な
防錆性よりも長期防食特性に重きがおかれている。
(従来の技術)
工場内の鋼板の表面処理工程において簡便に、能率のよ
い防錆処理をオンライン上で施す方法として、特公昭5
9−9312号公報に開示されている、鉄粒子の核の周
囲に亜鉛被覆を施したブラスト材を用いて、鋼板にショ
ツトブラストによるメカニカルプレーティングを行うも
のがある。
い防錆処理をオンライン上で施す方法として、特公昭5
9−9312号公報に開示されている、鉄粒子の核の周
囲に亜鉛被覆を施したブラスト材を用いて、鋼板にショ
ツトブラストによるメカニカルプレーティングを行うも
のがある。
上記公報に開示のブラスト材は、アトマイズ法等によっ
て製造した鉄粉をふるい分けて所定の粒度のものを採取
後、これを溶融亜鉛浴に混合後冷却して解粒するいわゆ
る溶融亜鉛法、又は、鉄粉と亜鉛蒸気を反応させて亜鉛
の殻を生成せしめたのち冷却して解粒する、いわゆる浸
透亜鉛法によって製造するものである。
て製造した鉄粉をふるい分けて所定の粒度のものを採取
後、これを溶融亜鉛浴に混合後冷却して解粒するいわゆ
る溶融亜鉛法、又は、鉄粉と亜鉛蒸気を反応させて亜鉛
の殻を生成せしめたのち冷却して解粒する、いわゆる浸
透亜鉛法によって製造するものである。
しかしながら、これらの工程においては、所望粒度以外
の鉄粉の生成による鉄粉の歩留りロス、ならびに該公報
に開示のブラスト材を製造するに当り、鉄粉の粒度調整
と微細な鉄粉に亜鉛被覆を施すための複雑な工程とが必
要であり、したがって製造されたブラスト材も高価とな
らざるを得ない。
の鉄粉の生成による鉄粉の歩留りロス、ならびに該公報
に開示のブラスト材を製造するに当り、鉄粉の粒度調整
と微細な鉄粉に亜鉛被覆を施すための複雑な工程とが必
要であり、したがって製造されたブラスト材も高価とな
らざるを得ない。
(発明が解決しようとする問題点)
そこで安価な製造が可能なブラスト材及びその製造方法
を提供することが、この発明の目的である。
を提供することが、この発明の目的である。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、鉄または鉄合金の柱状体であって、該柱状
体表面のうち少なくとも周側面上に低融点金属を被覆し
てなる、メカニカルプレーティング用ブラスト材、。
体表面のうち少なくとも周側面上に低融点金属を被覆し
てなる、メカニカルプレーティング用ブラスト材、。
鉄または鉄合金の線材に低融点金属をめっきしたのち切
1祈することを特徴とするメカニカルプレーティング用
ブラスト材の製造方法、 及び鉄または鉄合金の線材に低融点金属をめっきし、次
いで伸線したのち切断することを特徴とするメカニカル
プレーティング用ブラスト材の製造方法である。
1祈することを特徴とするメカニカルプレーティング用
ブラスト材の製造方法、 及び鉄または鉄合金の線材に低融点金属をめっきし、次
いで伸線したのち切断することを特徴とするメカニカル
プレーティング用ブラスト材の製造方法である。
また実施に当り、低融点金属にAjl!、 Zn、 P
b及びSnのうち1種又は2種以上を用いることが有利
である。
b及びSnのうち1種又は2種以上を用いることが有利
である。
なお鉄又は鉄合金の柱状体としては、直径0.1〜5m
mかつ高さが直径の172〜2倍で、また低融点金属の
被覆厚みは5〜200μmとすることが望ましい。
mかつ高さが直径の172〜2倍で、また低融点金属の
被覆厚みは5〜200μmとすることが望ましい。
すなわちブラスト材の線径は0,1〜5mmの範囲が最
適であり、0.1mm未満では通常のショット圧での被
覆が難しく、一方5mmをこえると通常のプラスターで
の使用が不可能である。
適であり、0.1mm未満では通常のショット圧での被
覆が難しく、一方5mmをこえると通常のプラスターで
の使用が不可能である。
さらにブラスト材の長さは線径の172〜2倍が適正範
囲で、長さが線径の1/2未満であるとブラスト材の被
覆部が小さくなり、長さが線径の2倍をこえるとショツ
ト材同士の衝突が激しくなり、どちらの場合もショット
による被覆効率が低下する。
囲で、長さが線径の1/2未満であるとブラスト材の被
覆部が小さくなり、長さが線径の2倍をこえるとショツ
ト材同士の衝突が激しくなり、どちらの場合もショット
による被覆効率が低下する。
柱状体への低融点金属の被覆17みを5〜200 μm
の範囲とすればメカニカルプレーティング効率が最大と
なり、厚みが5μm未満では金属被覆層の消失が著しく
、厚みが200μmをこえると、線径が小さい場合はブ
ラスト材の変形が大きく、線径が大きい場合は過剰に被
覆されてしまう。
の範囲とすればメカニカルプレーティング効率が最大と
なり、厚みが5μm未満では金属被覆層の消失が著しく
、厚みが200μmをこえると、線径が小さい場合はブ
ラスト材の変形が大きく、線径が大きい場合は過剰に被
覆されてしまう。
一方ブラスト材の被覆層に適用する、Al、Zn。
Pb、 Sn等の低融点金属は防錆性にすぐれ溶融的っ
き、電気めっき、あるいは蒸着等がいずれも容易で、こ
れらの手段により線材に比較的厚く被覆することが可能
である。とくにスチールコード製造ラインにおいては、
スチールコードの走行速度は速く、このライン中に被覆
工程を組み入れることにより生産性を高めることができ
る。
き、電気めっき、あるいは蒸着等がいずれも容易で、こ
れらの手段により線材に比較的厚く被覆することが可能
である。とくにスチールコード製造ラインにおいては、
スチールコードの走行速度は速く、このライン中に被覆
工程を組み入れることにより生産性を高めることができ
る。
また被覆工程の後に伸線工程をつけることにより、任意
の線径の被覆スチールコードを製造することができる。
の線径の被覆スチールコードを製造することができる。
なお低融点金属としては、前述の元素又は合金に限らず
、被ブラスト面に形成すべき破膜に応じて適宜周期率表
のnB族、■Δ族、■Δ族、V/〜族、VT/〜族から
選ばれる、上記以外の光窓ないしその合金又は上記の元
素との合金で形成しても良い。
、被ブラスト面に形成すべき破膜に応じて適宜周期率表
のnB族、■Δ族、■Δ族、V/〜族、VT/〜族から
選ばれる、上記以外の光窓ないしその合金又は上記の元
素との合金で形成しても良い。
(作 用)
例えば八β、 Zn、 Pb、 及びSn等の単独また
は複合金属からなるブラスト材は、ショツト時に変形し
易く、メカニカルプレーティング効率が悪くなるのに対
し、この発明に従うスチールコードに低融点金属を被覆
したブラスト材は、ショットの際の鋼板との反発係数が
高く、低融点金属の付着率が高い。
は複合金属からなるブラスト材は、ショツト時に変形し
易く、メカニカルプレーティング効率が悪くなるのに対
し、この発明に従うスチールコードに低融点金属を被覆
したブラスト材は、ショットの際の鋼板との反発係数が
高く、低融点金属の付着率が高い。
(実施例)
実施例1
スチールコードにそれぞれ表1に示すように、Zn、
Al1. Pb、 Snおよびこれらの混合物を電気め
っき、あるいは溶融めっきで被覆し、その後伸線、切断
したブラスト材を用いて幅100mff1 、長さ15
0mff1 。
Al1. Pb、 Snおよびこれらの混合物を電気め
っき、あるいは溶融めっきで被覆し、その後伸線、切断
したブラスト材を用いて幅100mff1 、長さ15
0mff1 。
厚さ2mmの鋼板にショツトブラストし、該メカニカル
プレーティングのままの鋼板、さらにショッププライマ
ーあるいはエポキシプライマーを塗布した鋼板について
それぞれ塩水噴霧試験を行い、赤さび発生までの時間を
測定した。
プレーティングのままの鋼板、さらにショッププライマ
ーあるいはエポキシプライマーを塗布した鋼板について
それぞれ塩水噴霧試験を行い、赤さび発生までの時間を
測定した。
また比較として、一般的なスチールブラスト材によるシ
ョツトブラスト処理を施した薄鋼板(N。
ョツトブラスト処理を施した薄鋼板(N。
1)及び電気Znめっき鉄板(No、2)についても同
様の試験を行った。
様の試験を行った。
試験結果を表1に併記したように、Zn’U1mブラス
ト材による鋼板(No、 3 )は電気Znめっき鉄板
(No、2)よりも耐食性にすぐれ、またブラスト材の
被覆膜厚が6μm以上になると(No、4.5)ショツ
トブラスト処理のままで120hr以上、プライアーお
よびエポキシ塗布材では500hr以上になり、−時防
錆性、下地処理性能が向上する。八β(N。
ト材による鋼板(No、 3 )は電気Znめっき鉄板
(No、2)よりも耐食性にすぐれ、またブラスト材の
被覆膜厚が6μm以上になると(No、4.5)ショツ
トブラスト処理のままで120hr以上、プライアーお
よびエポキシ塗布材では500hr以上になり、−時防
錆性、下地処理性能が向上する。八β(N。
6 ) 、Pb (No、7 )、5n(Na8)およ
びこれらの複合材(No、 9〜13)もすぐれた−時
防錆性で示し、低融点金属被覆のブラスト材によるメカ
ニカルプレーティングは非常にすぐれた性能をもつこと
がわかった。
びこれらの複合材(No、 9〜13)もすぐれた−時
防錆性で示し、低融点金属被覆のブラスト材によるメカ
ニカルプレーティングは非常にすぐれた性能をもつこと
がわかった。
また、メカニカルプレーティング後、りん酸塩処理、ク
ロメート処理等の化成処理を組み合せてみたが、この発
明に従うブラスト材を用いる方法は一段とすぐれた防錆
性塗膜密着性を示すこともわかった。
ロメート処理等の化成処理を組み合せてみたが、この発
明に従うブラスト材を用いる方法は一段とすぐれた防錆
性塗膜密着性を示すこともわかった。
(発明の効果)
この発明のメカニカルプレーティング用ブラスト材を用
いれば、被処理材表面に耐食性のよい低融点金属被覆層
を容易に形成することができ、またこの発明のメカニカ
ルプレーティング用ブラスト材の製造方法によれば、粒
度の揃ったメカニカルプレーティング用ブラスト材を能
率よく、簡便かつ安価に製造することができる。
いれば、被処理材表面に耐食性のよい低融点金属被覆層
を容易に形成することができ、またこの発明のメカニカ
ルプレーティング用ブラスト材の製造方法によれば、粒
度の揃ったメカニカルプレーティング用ブラスト材を能
率よく、簡便かつ安価に製造することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、鉄または鉄合金の柱状体であって、該柱状体表面の
うち少なくとも周側面上に低融点金属を被覆してなるメ
カニカルプレーティング用ブラスト材。 2、低融点金属が、Al、Zn、Pb、およびSnのう
ち1種又は2種以上からなることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載のメカニカルプレーティング用ブラス
ト材。 3、鉄または鉄合金の線材に低融点金属をめっきしたの
ち切断することを特徴とするメカニカルプレーティング
用ブラスト材の製造方法。 4、鉄または鉄合金の線材に低融点金属をめっきし、次
いで伸線したのち切断することを特徴とするメカニカル
プレーティング用ブラスト材の製造方法。 5、低融点金属がAl、Zn、Pb及びSnのうち1種
又は2種以上からなることを特徴とする特許請求の範囲
第3項又は第4項記載のメカニカルプレーティング用ブ
ラスト材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25555386A JPS63111182A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | メカニカルプレ−テイング用ブラスト材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25555386A JPS63111182A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | メカニカルプレ−テイング用ブラスト材及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63111182A true JPS63111182A (ja) | 1988-05-16 |
Family
ID=17280319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25555386A Pending JPS63111182A (ja) | 1986-10-29 | 1986-10-29 | メカニカルプレ−テイング用ブラスト材及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63111182A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008001930A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Nsk Ltd | 金属表面処理方法 |
-
1986
- 1986-10-29 JP JP25555386A patent/JPS63111182A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008001930A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Nsk Ltd | 金属表面処理方法 |
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