JPS63110541A - X線管 - Google Patents

X線管

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Publication number
JPS63110541A
JPS63110541A JP61255148A JP25514886A JPS63110541A JP S63110541 A JPS63110541 A JP S63110541A JP 61255148 A JP61255148 A JP 61255148A JP 25514886 A JP25514886 A JP 25514886A JP S63110541 A JPS63110541 A JP S63110541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
range
target
content
ray tube
minimal
Prior art date
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Pending
Application number
JP61255148A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaji Kujirai
鯨井 政次
Yoshio Fukuhara
福原 由雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP61255148A priority Critical patent/JPS63110541A/ja
Priority to US07/111,255 priority patent/US4800581A/en
Priority to EP87309440A priority patent/EP0266157B1/en
Priority to KR1019870011938A priority patent/KR910001514B1/ko
Priority to DE8787309440T priority patent/DE3765225D1/de
Publication of JPS63110541A publication Critical patent/JPS63110541A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、xi管に係わり、とくに主として純モリブ
デンの有する線質のX線を放射するターゲットを備える
X線管に関する。
(従来の技術) 低エネルギーX線によって乳房のxssm影を行なうマ
ンモグラフィーにおいては、波長が0.4〜0.8オン
グストロ一ム程度の長波長成分を多く含んだX線を放射
するモリブデン(Mo)をターゲット金属材料としたX
線管が使用されるのが一般的である。このため、従来は
NMoターゲットが使用されている。またこの場合、1
11極加速電圧は、およそ25〜40kVである。当然
のことながら、幾何学的ぼけの少ないX線写真を得るた
めには、焦点は可能な限り小さいことが必要である。一
方、十分なX線量を得るため、管電流は比較的大きく、
一般的には大焦点で100m A程度とし、XI!曝射
時間も例えば1〜4秒という比較的長い時間で撮影する
のが普通である。このため、陽極ターゲットの焦点軌道
面は非、常に高温となり、繰返しの動作によりターゲツ
ト面が損傷を受けやすい。すなわち、ターゲット焦点面
は、li!iMoの再結晶化温度である1700〜18
00℃を越える場合が少なくない。
その結果、焦点面の金属結晶の粗大化、熱疲労の進行、
X線放射量の低下、X線線質の硬度化が進行することに
なる。
(発明が解決しようとする問題点) 従来使用されている純MOをターゲツト材とするxIl
管によると、相当の長時間繰返し動作に対応する強制試
験後のターゲツト面の状態が、第4図および第5図に示
すようになる。第4図は、純MO製の回転陽極ターゲツ
ト面を5倍に拡大して示す顕微鏡写真、第5図はその焦
点軌道面の一部を30倍に拡大して示す顕微鏡写真であ
る。これらから、長時間の繰返し動作により、IIIM
O製ターゲッター焦点面は、結晶が粗大化し、激しい起
伏が生じていることが確認される。なおこれは、陽極加
速電圧が40kV、管電流が150mA175秒間隔で
4秒間づつの曝射を400回繰返した場合である。また
、陽極加速電圧が40kV、管電流が260mAで、5
0秒間隔で1秒間づつの1i射を、5000回繰返し動
作させた後の放射X1lffiは、初期のおよそ46%
に低下していることが確認された。
この発明の目的は、長時間の繰返し動作でも焦点面の結
晶粗大化を抑制し、X線放射量の低下を押え得るMOツ
タ−ットを有するX線管を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は、ターゲットを、モリブデンと、微量のカリ
ウムおよび硅素とを含む合金で構成し、さらに好ましく
はカリウムの含有量を0.01乃至0.1重量%の範囲
、硅素の含有量を0.02乃至Q、3重1%の範囲とし
たMo合金で構成した主として純モリ1デンの有する線
質のX線を放射するターゲットを備えるX線管である。
(作用) このターゲットを有するX線管によれば、長時間、高負
荷で繰返し動作しても、焦点面の結晶の粗大化が大幅に
抑制され、それにより放射XFJIIりの低下を大きく
抑えられる。こうして長寿命特性をもつX線管を侍るこ
とができる。
なおこの種の合金は、特開昭60−198045号公報
に示されるように、高温強度がすぐれていることからタ
ングステンターゲット層を表面に被着させる回転支持基
板として提案している。しかしX線を放射するターゲッ
ト金属そのものとしてすぐれた特のとは予測され得なか
ったものである。
(実施例) 以下図面を参照してその実施例を説明する。
第1図はこの発明をマンモグラフィー用回転陽極型X線
管に適用したものの概略構成図である。
同図において、符号11は金属製真空容器、12はその
一部に気密接合されたベリリウム製薄板からなるX線放
射窓、13はガラス製のロータ部容器、14は陰極構体
、15は後述する単一金属からなる回転陽極ターゲット
、16はその支持軸をあられしている。陰極構体14か
ら放出された電子ビームにより、−ゲット15の焦点軌
道面から矢印Xの方向にX線ビームが取り出される。
そこで、回転陽極ターゲット15は、MOを主体とし、
それに微量のカリウム(K)、および硅素(S i )
が含有された合金により構成されている。
また、種々検討した結果好ましくは、Kの含有mを0.
01乃至0.1重量%の範囲、3iの含有量を0.02
乃至0,3重量%の範囲とする。さらにより好ましくは
、Kの含有mは0.02乃至0.06重量%の範囲、3
iの含有量は0.06乃至0.1重量%の範囲とする。
なお、K、stの含有量が、上記よりも少ないと焦点軌
道面の結晶化の抑制効果が十分得られず、逆に上記範囲
よりも多過ぎるとX線管の動作中にこれらの金属の蒸発
により管内ガスの増加や耐電圧特性の劣化が生じやすく
なる。
次に具体例について説明する。
MOに、0.041fi%のに1および0.081ff
i%の3iを含有させだ合金を回転F[ターゲットに仕
上げた。そしてこれをガス出しのため真空中で1400
℃、2時間の熱処理をし、X線管に組込んだ。
このX線管を前述の従来例で示したと同様に、r!jj
極加速電圧が40kV、管電流が150mA、75秒間
隔で4秒間づつの曝射を400回繰返し動作させた。こ
の強制動作試験後の焦点軌道面は、5倍に拡大して示す
第2図、および30倍に拡大して示す第3図の顕微鏡写
真の通り、純MOのものに比べて、クラックが多く生じ
ているものの結晶の粗大化は大幅に抑制されていること
が確認できた。
また、前述と同様の陽極加速電圧が40kV、管電流が
260m A、50秒間隔で1秒間づつの曝射を、50
00回繰返し動作させる強制試験を実施した。その後の
X線放射量は、初期に比べて約83%にとどまり、純M
Oの場合よりもその低下がわずかな程度になった。
なおX線の線質も純MOの有する線質のX線が得られ、
その変化もほとんどなかった。
こうしてこの発明のX線管は、とくにマンモグラフィー
用のX線発生源としてすぐれた長寿命特性を示す。
なお、ターゲット金属に他の1乃至複数種の金属原子が
ごく微量含有されてもよい。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、X線焦点面の結
晶の粗大化が抑制され、放射X線量の低下が少ない純モ
リブデンの有するSat*のX線を放射するターゲット
を備えるX線管が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す要部縦断面図、第2図
および第3図はそれぞれこの発明のものの動作試験後の
ターゲツト面を顕微鏡写真で示す平面拡大図、第4図お
よび第5図はそれぞれ従来のものの動作試験後のターゲ
ツト面を顕微鏡写真で示す平面拡大図である。 11・・・真空容器、12・・・X線放射窓、14・・
・陰極構体、15・・・陽極ターゲット。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主としてモリブデンの特性X線を放射するターゲ
    ットを具備するX線管において、 前記ターゲットは、モリブデンと、微量のカリウムおよ
    び硅素とを含む合金で構成されてなることを特徴とする
    X線管。
  2. (2)カリウムの含有量は0.01乃至0.1重量%の
    範囲であり、硅素の含有量は0.02乃至0.3重量%
    の範囲である特許請求の範囲第1項記載のX線管。
JP61255148A 1986-10-27 1986-10-27 X線管 Pending JPS63110541A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61255148A JPS63110541A (ja) 1986-10-27 1986-10-27 X線管
US07/111,255 US4800581A (en) 1986-10-27 1987-10-22 X-ray tube
EP87309440A EP0266157B1 (en) 1986-10-27 1987-10-26 X-ray tube
KR1019870011938A KR910001514B1 (ko) 1986-10-27 1987-10-26 X 선관
DE8787309440T DE3765225D1 (en) 1986-10-27 1987-10-26 Roentgenstrahlroehre.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61255148A JPS63110541A (ja) 1986-10-27 1986-10-27 X線管

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63110541A true JPS63110541A (ja) 1988-05-16

Family

ID=17274744

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JP61255148A Pending JPS63110541A (ja) 1986-10-27 1986-10-27 X線管

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