JPS63110161A - 燃料タンク用キヤツプ - Google Patents

燃料タンク用キヤツプ

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JPS63110161A
JPS63110161A JP61250547A JP25054786A JPS63110161A JP S63110161 A JPS63110161 A JP S63110161A JP 61250547 A JP61250547 A JP 61250547A JP 25054786 A JP25054786 A JP 25054786A JP S63110161 A JPS63110161 A JP S63110161A
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JP
Japan
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cap
lid
fuel tank
cap body
hole
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JP61250547A
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橘川 章
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Calsonic Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、燃料タンク用キャップに係わり、特に、車両
の衝突事故時にタンク内の燃料の漏出を有効に防止する
ことのできる燃料タンク用キャップに関する。
〔従来の技術〕
一般に、自動車等の燃料タンクには、例えば、実開昭6
0−2653号公報に開示されるような燃料タンク用キ
ャップが配置されている。
第9図は、この公報に開示される燃料タンク用キャップ
を示すもので、この燃料タンク用キャップは、キャップ
本体11と蓋体13とから構成されている。
キャップ本体11の上部には、穴部15が形成されてお
り、この穴部15には、蓋体13の内周部に形成され軸
方向に複数のスリット17を有するスリーブ部19が嵌
挿されている。
キャップ本体11は、外周面にねじ部21を有し、内部
に図示しない弁機構を有する筒部23と、この筒部23
の上端に、筒部23の外径より拡径して一体に形成され
る短筒状のフランジ部25とから形成されている。
このキャップ本体11の筒部23およびフランジ部25
は、合成樹脂からなり、一体成形されている。
このキャンプ本体11は、ねじ部21をフィラネフク2
7のねじ部29に螺合して、フィラネック27に係止さ
れる。また、フィラネック27とキャップ本体11のフ
ランジ部25との間には、O−リング31が配置されて
いる。
一方、蓋体13は、キャップ本体11を覆う盤状部33
とその外周縁から下方に垂下した環状の側壁35とから
なる頂板37と、この頂板37の上面に一体に形成され
たハンドル部39と、頂板37の下面であって、キャッ
プ本体11の穴部15に対応する位置に、同心状に一体
に成形され、下方に垂下する、複数のスリット17の形
成されるスリーブ部19とから構成されている。
そして、このような従来の燃料タンク用キャップでは、
キャップ本体11の穴部15の内周に沿って複数の凹部
41が形成されており、これ等の凹部41には、蓋体1
3のスリーブ部19の外周に沿って形成される凸部43
が嵌合され、所定以上の締め付けトルクになると蓋体1
3を空転する空転機構が形成されている。
以上のように構成された燃料タンク用キャップでは、所
定以上の締め付けトルクになると蓋体13を空転する空
転機構を配置したので、フィラネック27への装着時の
トルク制御が可能であるとともに、事故時に蓋体13に
所定以上の外力が作用すると、蓋体13のスリーブ部1
9がスリット17により容易に変形するので、凹部41
と凸部43との係合が外れ、蓋体13のみが簡単に離脱
し、キャップ本体11は、タンクのフィラネック27に
残ることとなり、タンクからの燃料の漏出が防止される
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、−このような、従来の燃料タンク用キャ
ップでは、例えば、第10図に示すように、キャップ本
体11に対して蓋体13が傾斜するような方向に力が作
用すると、比較的小さな力で蓋体13がキャップ本体1
1から外れる虞があるという問題があった。
すなわち、例えば、蓋体13のハンドル部39を掴まず
に、蓋体13の側壁35を掴んで蓋体13を回動する時
には、蓋体13が空転を始める状態においてスリーブ部
19が縮径し、この時に蓋体13に引っ張り力が作用す
ると比較的小さな力で蓋体13がキャップ本体11から
外れる虞がある。
また、例えば、蓋体13のハンドル部39を掴んで蓋体
13を回動する時にも、蓋体13が空転を始める状態に
・おいてスリーブ部19が縮径し、この時に蓋体13に
偏心した力が作用すると比較的小さな力で蓋体13がキ
ャップ本体11から外れる虞がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上記のような問題を解決したもので、車両の
衝突時のように多大な41i 撃力が燃料タンク用キャ
ップに作用する時を除いて、蓋体をキャップ本体に確実
に係止することのできる燃料タンク用キャップを提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係わる燃料タンク用キャップは、キャップ本体
の上部に形成される穴部に、蓋体の内周部に形成され軸
方向に複数のスリットを有するスリーブ部を嵌挿すると
ともに、前記穴部の内周に沿って複数の凹部または凸部
を設け、これ等の凹部または凸部に前記スリーブ部の外
周に沿って形成される凸部または凹部を嵌合し、所定以
上の締め付けトルクになると蓋体を空転する空転機構を
形成してなる燃料タンク用キャップにおいて、前記キャ
ップ本体の穴部内周に沿って環状凹部または環状凸部を
形成し、これ等の環状凹部または環状凸部に、前記スリ
ーブ部の外周に形成される嵌合凸部または嵌合凹部を嵌
合したものである。
〔発明の作用〕 本発明においては、キャップ本体の穴部内周に沿って形
成される環状凹部または環状凸部に、スリーブ部の外周
に形成される嵌合凸部または嵌合凹部が嵌合される。
従って、車両の衝突時のように多大な衝撃力が燃料タン
ク用キャップに作用する時を除いて、蓋体をキャップ本
体に確実に係止することが可能となる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の詳細を図面に示す一実施例について説明
する。
第1図は、本発明の燃料タンク用キャップの一実施例を
示すもので、この燃料タンク用キャップは、キャンプ本
体44と蓋体45とから構成されている。
キャップ本体44の上部には、穴部47が形成されてお
り、この穴部47には、蓋体45の内周部に形成され軸
方向に複数のスリット49を有するスリーブ部50が嵌
挿されている。
キャップ本体44は、外周面にねじ部53を有し、内部
に図示しない弁機構を有する筒部55と、この筒部55
の上端に、筒部55の外径より拡径して一体に形成され
る短筒状のフランジ部57とから形成されている。
このキャップ本体44の筒部55およびフランジ部57
は、合成樹脂からなり、一体成形されている。
このキャップ本体44は、ねじ部53をフィラネソク5
9のねじ部61に螺合して、フィラネック59に係止さ
れる。また、フィラネフク59とキャップ本体44のフ
ランジ部57との間には、0−リング63が配置されて
いる。
一方、蓋体45は、キャップ本体44を覆う盤状部65
とその外周縁から下方に垂下した環状の側壁67とから
なる頂板69と、この頂板69の上面に一体に形成され
たハンドル部71と、頂板69の下面であって、キャッ
プ本体44の穴部47に対応する位置に、同心状に一体
に成形され、下方に垂下する、複数のスリット49の形
成されるスリーブ部50とから構成されている。
そして、この燃料タンク用キャップでは、キャップ本体
44の穴部47の内周に沿って複数の凹部73が形成さ
れており、これ等の凹部73には、蓋体45のスリーブ
部50の外周に沿って形成される凸部75が嵌合され所
定以上の締め付けトルクになると蓋体45を空転する空
転機構が形成されている。
しかして、この実施例では、第2図に示すように、キャ
ップ本体44の穴部47内周に沿って環状凹部77が形
成され、この環状凹部77には、スリーブ部50の外周
に形成される嵌合凸部79が嵌合されている。
すなわち、キャップ本体44の穴部47の内周に沿って
形成される複数の凹部73の上部には、台形形状の環状
凹部77が穴部47内周に沿って形成されている。また
、キャップ本体44のフランジ部57には、凹溝81が
形成されており、台形形状の環状凹部77がキャップ本
体44の径方向に変形し易くされている。
一方、蓋体45のスリーブ部50の外周に沿って形成さ
れる凸部75の上部には、環状凹部77に対応する形状
の嵌合凸部79が形成されており、この嵌合凸部79は
、環状凹部77に嵌合されている。
第3図および第4図は、キャップ本体44の詳細を示す
もので、これ等の図において符号73は、キャップ本体
44の穴部47の内周に沿って形成される複数の凹部を
示している。
第5図および第6図は、蓋体45の詳細を示すもので、
これ等の図において符号75は、蓋体45のスリーブ部
50の外周に沿って形成される凸部75を示しており、
また、符号79は、嵌合凸部を示している。
以上のように構成された燃料タンク用キャップでは、所
定以上の締め付けトルクになると蓋体45を空転する空
転機構を配置したので、フィラネック59への装着時の
トルク制御が可能であるとともに、事故時に蓋体45に
所定以上の外力が作用すると、蓋体45のスリーブ部5
0がスリット49により容易に変形するので、凹部73
と凸部75との係合が外れ、蓋体45のみが簡単に離脱
し、キャップ本体44は、タンクのフィラネック59に
残ることとなり、タンクからのガソリンの漏出が防止さ
れる。
しかして、以上のように構成された燃料タンク用キャッ
プでは、キャップ本体44の穴部47内周に沿って形成
される環状凹部77に、スリーブ部50の外周に形成さ
れる嵌合凸部79が確実に嵌合される。
従って、車両の衝突時のように燃料タンク用キャップに
多大な衝撃力が作用する時を除いて、蓋体45をキャッ
プ本体44に確実に係止することが可能となる。
すなわち、以上のように構成された燃料タンク用キャッ
プでは、第7図に示すように、蓋体45の軸方向に対し
て傾斜して力が作用した時には、蓋体45およびキャッ
プ本体44の環状凹部77は、図に示すように変形する
ため、蓋体45が簡単にキャップ本体45から離脱する
ことを有効に防止することができる。
この結果、例えば、蓋体45のハンドル部71を掴まず
に、蓋体45の側壁67を掴んで蓋体45を回動し、蓋
体45が空転を始める状態において蓋体45に引っ張り
力が作用しても蓋体45がキャップ本体44から外れる
ことがな(なる。
ま−た、例えば、蓋体45のハンドル部71を掴んで蓋
体45を回動し、蓋体45が空転を始める状態において
蓋体45に偏心した力が作用しても蓋体45がキャップ
本体44から外れることがなくなる。
第8図は、以上のように構成された燃料タンク用キャン
プにおける蓋体45の離脱荷重と嵌合寸法との関係を示
すもので、縦軸には、離脱荷重が採られ、横軸には、嵌
合寸法が採られている。
なお、ここで、嵌合寸法とは、蓋体45に形成される凸
部75の径方向への高さをいう。
図において曲線aは、本発明の燃料タンク用キャップに
おいて、蓋体45の軸方向に荷重を加えた時の離脱荷重
を、曲線すは、本発明の燃料タンク用キャップにおいて
、蓋体45の軸方向に傾斜して荷重を加えた時の離脱荷
重を示している。
また、曲線Cは、第9図で説明した従来の燃料タンク用
キャップの蓋体13の軸方向に荷重を加えた時の離脱荷
重を、曲線dは、第9図で説明した従来の燃料タンク用
キャップの蓋体13の軸方向に傾斜して荷重を加えた時
の離脱荷重を示している。
さらに直線eは、規格で設定された離脱衝突荷重を示し
ている。
図から明らかなように、本発明の燃料タンク用キャップ
によれば、蓋体45の軸方向に荷重を加えた時の離脱荷
重および蓋体45の軸方向に傾斜して荷重を加えた時の
離脱荷重を従来より大幅に増大することができる。
なお、以上述べた実施例では、キャップ本体44の穴部
47内周に沿って環状凹部77を形成し、スリーブ部5
0の外周に嵌合凸部79を形成した例について説明した
が、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、
キャップ本体44の穴部47内周に沿って環状凸部を形
成し、スリーブ部の外周に嵌合凹部を形成しても良いこ
とは勿論である。
また、以上述べた実施例では、キャップ本体44の穴部
47内周に沿って複数の凹部73を形成し、スリーブ部
50の外周に凸部75を形成した例について説明したが
、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、キ
ャップ本体440六部47内周に沿って複数の凹部を形
成し、スリーブ部の外周に凸部を形成しても良いことは
勿論である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、キャップ本体の穴
部内周に沿って環状凹部または環状凸部を形成し、これ
等の環状凹部または環状凸部に、スリーブ部の外周に形
成される嵌合凸部または嵌合凹部を嵌合したので、車両
の衝突時のように多大な衝撃力が作用する時を除いて、
蓋体をキャップ本体に確実に係止することができるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の燃料タンク用キャップの一実施例を示
す縦断面図、第2図は第1図の環状凹部および嵌合凸部
の詳細を示す縦断面図、第3図は第1図のキャップ本体
を示す縦断面図、第4図は第3図のキャンプ本体の上面
図、第5図は第1図の蓋体を示す縦断面図、第6図は第
5図の蓋体の下面図、第7図は第1図の燃料タンク用キ
ャップにおいて蓋体が傾斜した状態を示す説明図、第8
図は離脱荷重と嵌合寸法との関係を示すグラフ、第9図
は従来の燃料タンク用キャップを示す縦断面図、第10
図は第9図の燃料タンク用キャップにおいて蓋体が傾斜
した状態を示す説明図である。 44・・・キャップ本体、45・・・蓋体、47・・・
穴部、49・・・スリット、50・・・スリーブ部、7
3・・・凹部、75・・・凸部、77・・・環状凹部、
79・・・嵌合凸部。 第1図 第3図 第2図 第4図 第5図 第6図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. キャップ本体の上部に形成される穴部に、蓋体の内周部
    に形成され軸方向に複数のスリットを有するスリーブ部
    を嵌挿するとともに、前記穴部の内周に沿って複数の凹
    部または凸部を設け、これ等の凹部または凸部に前記ス
    リーブ部の外周に沿って形成される凸部または凹部を嵌
    合し、所定以上の締め付けトルクになると蓋体を空転す
    る空転機構を形成してなる燃料タンク用キャップにおい
    て、前記キャップ本体の穴部内周に沿って環状凹部また
    は環状凸部を形成し、これ等の環状凹部または環状凸部
    に、前記スリーブ部の外周に形成される嵌合凸部または
    嵌合凹部を嵌合したことを特徴とする燃料タンク用キャ
    ップ。
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JPS5893024A (ja) * 1981-11-28 1983-06-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 検査方向確認装置

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