JPS63107930A - 9,10−セコ−5,7,10(19)−プレグナトリエン誘導体を有効成分とする医薬 - Google Patents

9,10−セコ−5,7,10(19)−プレグナトリエン誘導体を有効成分とする医薬

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JPS63107930A
JPS63107930A JP13543787A JP13543787A JPS63107930A JP S63107930 A JPS63107930 A JP S63107930A JP 13543787 A JP13543787 A JP 13543787A JP 13543787 A JP13543787 A JP 13543787A JP S63107930 A JPS63107930 A JP S63107930A
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pregnatriene
seco
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agent
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JP13543787A
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JPH0813744B2 (ja
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Katsuhito Miyamoto
宮本 勝仁
Noboru Kubodera
久保寺 登
Eigorou Murayama
榮五郎 村山
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Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業」シ2利」R1厨一 本発明は腫瘍細胞の分化誘導作用を有する9゜10−セ
コ−5,7,10(19)−プレグナトリエン誘導体を
有効成分とする医薬、具体的には白血病等の815の治
療剤に関する。
随λΔ皮直 ビタミンD3は生体内で最初肝臓においてその25位が
水酸化されて25−ヒドロキシビタミンD3となり、次
いで腎臓において1α位あるいは24位が水酸化され1
α、25−ジヒドロキシビタミンD3と24R,25−
ジヒドロキシビタミンD3となる。これらの代謝産物の
中で1α、25−ジヒドロキシビタミンD3およびその
合成アナローブである1α−ヒドロキシビタミンD3等
が強い小腸からのカルシウム吸収作用および骨塩動員能
を存し種々のカルシウム代謝異常に基づく疾患の治療薬
として有用であることはよく知られている。また近年こ
れらのビタミンD3誘導体がヒト又はマウスの骨髄性白
血病細胞に対し強い分化誘導能を有すること[プロシー
ディング オンザ ナショナル アカデミ−オン サイ
エンス オン アメリカ(Proc、Nat 1.Ac
ad、Sc i、USA、):LL 4990 (19
80)、バイオケミカル アンド バイオフィジカル 
リサーチ コミュニケーション(Biochem、Bi
ophys、Res、Commun。
)l追1937 (1980)コおよび免疫能の異常亢
進に基づく疾患、例えば慢性関節リウマチ等に有効であ
ること(特開昭56−26820号公報)が明らかにさ
れている。
a イ    ”   1 前述したビタミンD類は強い分化誘導能等の活性は有し
ているものの一方では生体内カルシウム代謝に及ぼす影
響も強く、投与量如何によっては高カルシウム血症を引
き起し、場合によっては大量かつ連続的な投与が必要と
なる白血病等の腫瘍の治療薬または抗リウマチ剤として
は難点を有している。本発明者等はこれらの事情を鑑み
鋭意研究した結果9,10−セコ−5,7,10(19
)−プレグナトリエン誘導体の中に免疫調節作用および
骨髄性白血病細胞に対する強い分化誘導能を仔しており
、しかも生体内カルシウム代謝に対する影響が少ないも
のがあることを見い出し、更に検討を加え本発明に至っ
た。
。  占   ′     −の 本発明は一般式(I) (式中R1* R2およびR3は各々同一または異なっ
て水素原子または水酸基を意味し、R4は水素原子また
は水酸基で置換されているか若しくは非置換の炭素数4
乃至6の低級アルキル基を意味する)で示される9、1
0−セコ−5,7,10(19)−プレグナトリエン誘
導体を有効成分として含有する医薬に関する。
本発明において医薬とは、腫瘍細胞の分化誂導剤であり
、具体的には骨髄性白血病等の腫瘍の治療剤である。
本発明の一般式(I)で示される化合物は常法に従い、
例えば経口剤または注射剤の形に製剤化され投与される
。経口投与に好ましい剤形としては例えば、錠剤、カプ
セル剤、顆粒剤および液剤を挙げることができる。
本発明の一般式(I)で示される化合物の投与量は、対
象疾患および投与方法によって若干異なるが、本発明の
化合物は生体内カルシウム代謝に及ぼす影響が少ないた
め公知のビタミンD剤より高投与が可能であり、通常ヒ
ト成人で1日量0゜01〜10μg好ましくは0.1〜
5μgである。
本発明の一般式Iで示される化合物においてR4で示さ
れる低級アルキル基としては炭素数4乃至6の分岐また
は直鎖状の低級アルキル基であり、好ましい例としては
n−ブチル基、インブチル基、2,3.−ジメチルブチ
ル基および3−メチルブチル基等が挙げられる。
またこれらの低級アルキル基は任意の位置で水酸基で置
換されていてもよい。
本発明の一般式(I)で示される化合物は新規化合物で
あり、例えばプレグネノロンまたはデヒドロエピアンド
ロステロンを原料とし、特開昭6l−2E37550号
公報の記載に従って合成することができる。本発明の一
般式(I)で示される化合物の具体例を表工に示す。 
       /7、/ /′ //″ 本発明の一般式(I)で示される化合物は骨髄性白血病
細胞の分化誘導作用を有し、しかもカルシウム代謝に及
ぼす影響が少ないという特性を有している。これらは以
下に示す実験により確認される。
−: 平底96穴マイクロプレートを用い、HL−80細胞(
ヒト骨髄性白血病細胞)を本発明の化合物または対照と
して用いた1α 、25−ジヒドロキシビタミンD3 
[1α=  25− (OH) 2 D3コと一緒に一
定時間(3〜4日間)培養した。
次いで遠心操作により細胞を沈殿させ、上清を除いた後
、NBT にトロブルーテトラゾリウム。
1mg/ml)およびTPA(12−0−デカノイルフ
ォルボール−13−アセテート+  100 ng/m
l)を含むRPMI−1840培地を各穴に100μl
ずつ加え細胞を再浮遊させた。37℃、20分間炭酸ガ
ス恒温器に放置後、遠心操作により全ての細胞を底面に
落下させ、倒立顕微鏡を用い一定視野内の全細胞数およ
びNBT還元陽性細胞数(淡黄色のNBTが還元されて
生成する水不溶性のホルマザンにより青く染色される細
胞数)を計測した。(NBT還元陽性細胞数/全細胞数
)X100を求めて分化誘導の指標とした。
その結果を表2に示す。なお表中の化合物階は前記第1
表の各化合物Mに対応している。(以下に記す表3乃至
6においても同じである。)表2 災鼠]211去シウム −に f ′ 離乳直後のスプラーク ドーレイ(SpraQue  
Dawley)系雄性ラット(体重45〜50g、一群
6匹)をダイエツト11と脱イオン水で3週間白熱灯下
飼育した。本発明の化合物、対照として用いた25−ヒ
ドロキシビタミンD3(25−OH−D3)又は1α−
ヒドロキシビタミンD3 (1α−0H−D3)はエタ
ノールに溶解し、これを静脈内投与した。各検体を投与
後24時間絶食し、心臓より採血した。採血した血液か
ら血漿を分離し、この中に含まれるカルシウムと無機リ
ンをそれぞれocpc法[Am、J、CI in、Pa
th、、 ii、290 (1966)およびBioc
hem、J、+ fli 709 (1957)]にて
測定した。その結果を次表3乃至6に示す。
表3 表4 a)  P<0.05 表5 表6 a)  P<0.01   b)  P<0.05  
 c)  P<0.001製剤例 a)  O,D、O(日清製油社製、中鎖脂肪酸のトリ
グリセライド)800gに第1表に示す本発明の化合物
の各々を1.0mg溶解し、安定化剤としてソルビン酸
30mgを加えて常法に従ってゼラチン皮膜軟カプセル
製造機により1カプセル当り本発明の化合物の各々を0
.1μg含有する軟カプセル剤を製造した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1、R_2およびR_3は各々同一または異
    なって水素原子または水酸基を意味し、R_4は水素原
    子または水酸基で置換されているか若しくは非置換の炭
    素数4乃至6の低級アルキル基を意味する)で示される
    9,10−セコ−5,7,10(19)−プレグナトリ
    エン誘導体を有効成分として含有する医薬。 2)腫瘍細胞の分化誘導剤である特許請求の範囲第1項
    記載の医薬。 3)腫瘍細胞の分化誘導剤が抗腫瘍剤である特許請求の
    範囲第2項記載の医薬。
JP13543787A 1986-05-30 1987-05-29 9,10−セコ−5,7,10(19)−プレグナトリエン誘導体を有効成分とする医薬 Expired - Lifetime JPH0813744B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61-123615 1986-05-30
JP12361586 1986-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63107930A true JPS63107930A (ja) 1988-05-12
JPH0813744B2 JPH0813744B2 (ja) 1996-02-14

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