JPS63107928A - 9,10−セコプレグナトリエン誘導体を有効成分として含有する医薬 - Google Patents

9,10−セコプレグナトリエン誘導体を有効成分として含有する医薬

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JPS63107928A
JPS63107928A JP13543687A JP13543687A JPS63107928A JP S63107928 A JPS63107928 A JP S63107928A JP 13543687 A JP13543687 A JP 13543687A JP 13543687 A JP13543687 A JP 13543687A JP S63107928 A JPS63107928 A JP S63107928A
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宮本 勝仁
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久保寺 登
Eigorou Murayama
榮五郎 村山
Junko Abe
純子 阿部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の 本発明は免疫調節作用または抗アレルギー作用を有する
9、10−セコ−5,7,10(19)−プレグナトリ
エン誘導体に関する。
従】じ1支術− ビタミンD3は生体内で最初肝臓においてその25位が
水酸化されて25−ヒドロキシビタミンD3となり、次
いで腎臓において1α位あるいは24位が水酸化され1
α、25−ジヒドロキシビタミンD3と24R,25−
ジヒドロキシビタミンD3となる。これらの代謝産物の
中で1α、25−ジヒドロキシビタミンD3およびその
合成アナローブである1α−ヒドロキシビタミンD3等
が強い小腸からのカルシウム吸収作用および骨塩動員能
を宵し種々のカルシウム代謝異常に基づ(疾患の治療薬
として宵月であることはよく知られている。また近年こ
れらのビタミンD3誘導体がヒト又はマウスの骨髄性白
血病細胞に対し強い分化誘導能を宵すること[プロシー
ディング オンザ ナショナル アカデミ−オン サイ
エンス オン アメリカ(Proc、  Natl。
Acad、  Sci、  USA、)LfL、499
0(1980)、バイオケミカル アンド バイオフィ
ジカル リサーチ コミュニケーション(Bioche
m、  Biophys、  Res。
Commun、)ILL 937 (1980)コおよ
び免疫能の異常亢進に基づく疾患、例えば慢性関節リウ
マチ等に有効であること(特開昭56−28820号公
報)が明らかにされている。
g f    ″   口 前述したビタミンD類は生体内カルシウム代謝に及ぼす
影響が強く、投与量如何によっては高カルシウム血症を
引き起し、場合によっては大量かつ連続的な投与が必要
となる抗リウマチ剤等の医薬としては難点を有している
。本発明者等はこれらの事情を鑑み鋭意研究した結果、
9.10−セコ−5,7,10(19)−プレグナトリ
エン誘導体の中に免疫調節作用および抗アレルギー作用
を有しており、しかも生体内カルシウム代謝に対する影
響が少ないものがあることを見出し、更に検討を加え本
発明を完成した。
(式中RIIR2およびR3は同一または異なって水素
原子または水酸基を意味する)で示される9、10−セ
コ−5,7,10(19)プレグナトリエン誘導体の1
種または2種以上を有効成分として含宵する医薬に関す
る。
本発明において医薬とは、免疫調節剤または抗アレルギ
ー剤であり、具体的には喘息等のアレルギーの治療剤ま
たは糸球体腎炎、慢性関節リウマチ等の自己免疫疾患の
治療剤である。
本発明の一般式(I)で示される化合物の投与量は、対
象疾患および投与方法によって若干異なるが、本発明の
化合物は生体内カルシウム代謝に及ぼす影響が少ないた
め既存のビタミンD剤、例えば1α−ヒドロキシビタミ
ンD311α、25−ジヒドロキシビタミンD3等より
高い投与量が可能であり、通常ヒト成人で1日ff1o
、01〜10μg、好ましくは0.1〜5μgである。
本発明の化合物は常法に従い、例えば経口剤または注射
剤の形に製剤化され投与される。経口投与に好ましい剤
型としては、例えば錠剤、カプセル剤、顆粒剤および液
剤等を挙げることができる。
本発明の一般式(I)で示される化合物は新規化合物で
あり、例えばプレグネノロン アセテートまたはデヒド
ロエピアンドロステロンを原料物質とし、以下特開昭6
1−267548号の記載に従って製造することができ
る。
本発明の一般式(I)で示される化合物は免疫調節作用
またはIgE抗体産生抑制作用を有している。これらは
以下に示す実験により確認された。
(免疫スケジュール) BALB/Cマウス(一群5〜6匹)を用い、5RBC
(ヒツジ赤血球、0.2%、 0.2ml /head
)を腹腔内投与し一次感作した。−次感作直後および2
4時間後に本発明の化合物をMCT (中鎖脂肪酸のト
リグリセライド)に溶解し経口投与した。
(試験) 1)標的細胞の調整:よく洗浄した5RBCを培地で4
0%に調整した。
■)P F C試験:マウスを脱血後j11!臓細胞を
摘出し、シングルセル サスペンションにし、細胞数を
測定した。補体はデンカ生餅乾燥補体を2培希釈し用意
した。40%5RBC25μm。
補体25μm、および胛臓細胞のサスペンション200
μmをよく混和後IOθμmをカンニンガム(Cunn
ingham)チャンバーに入れて1時間、37℃にて
培養し、その後PFC(プラーク形成細胞)数を測定し
た。
111)結果:*iii細胞数、全**細胞数当りのP
FC数、一定のn臓細胞数当りのPFC数を算出した結
果次表1乃至3に示す。なお、表中の化合物No、は後
記参考例の各No、に対応している。(以下に示す表に
おいても同じ)表−−1 a)  P<0.1   b)P<0.01   c)
P<0.001a)  P<0.1   b)P<0.
01   c)P<0.001表−−l ’             −1coll     
 ’(免疫スケジュール) BALB/Cマウス(1群5〜6匹)を用い、DNP−
Ficoll  (10μg /head、100μl
 )を腹腔内投与し一次感作した。−次感作直後および
試験の前日迄5日間毎日本発明の化合物をMCTに溶解
し経口投与した。
(試験) 1)標的細胞の調整 50%5RBC:0.75%DNP−BSA (7,5
mg/ml) :0.5 m M  Cro3s 6H
20:1:10:10の割合で0℃でよく混和後、37
℃で1時間ゆるやかに撹拌した。その後生理食塩水で洗
浄後、40%DNP−BSA−8RBCとした。
11)PFC試験:マウスを脱血後牌臓細胞を摘出し、
シングルセル サスペンションにし細胞数を測定した。
補体はデンカ生餅乾燥補体を2倍希釈して用意し、40
%DNP−BSA−8RBC25μl、補体25μ!お
よび牌臓細胞のサスベンジ式ン200μmをよく混和後
100μ+をカンニンガム チャンバーに入し2時間、
37℃にて培養し、その後PFC数を測定した。
1ii)  結果:**細胞数、金牌臓細胞数当りのP
C数、一定の肺臓細胞数当りのPFC数を算出した結果
を次表4および5に示す。
及−1′ a)  P<0.001 a)  P<0.025  b)P<0.01   c
)P<0.005BALB/Cマウス(1群6匹、7〜
8週令)にLPS (リポポリ サツカライド、Re5
95tヘキスト)を1回投与後中3日間を置いて更に1
回、計2回各々20μg/匹腹腔内投与する。2回目の
投与から14日目を解剖臼とし、1回目のLPS投与か
ら連日16日間、本発明の化合物を経口投与した(10
0μl/匹)。
本発明の化合物およびLPSは、1%エタノール水に溶
解して用いた。
マウスの肺細胞を摘出し重量を測定する。牌細胞をシグ
ルセル サスペンションにし細胞数を計測する。一方塩
化クロムを用いてProtein−A結合5RBC・を
調整する。カンニンガム チャンバーに牌細胞のサスペ
ンション(IgGの検出には2X10′−個、IgMの
検出には2×1ゲ個)、Protein−A結合5RB
C液、抗マウスIgGもしくはIgMおよび補体を入れ
、2〜3時間、37℃にて培養した後PFC数を測定し
た。その結果を次表6乃至11に示す。
実験例4.  ゛    1  ・マウスB/wFIマ
ウス(雌、8週令)に、本発明の化合物No、2 (5
,0ag)を隔日、週3回MCTに溶解しく50al/
匹)経口投与する。
a)               の゛採血は37週
令目に眼底より行ない。その血清を測定に用いた。
(C57BL/8  x  DBA/2) Flマウス
の胸腺細胞2X10’/μlをpoly−L”lys 
fneでコートシたTerasakiプレートの各ウェ
ルに入れ室温にて10分間放置後、2%FCS−MEM
を1al/we l l加える。これにNZB/wF1
マウスの血清(各段階に希釈したもの)を5μl/we
ll加え、4℃で1時間培養する。2%FC8−MEM
で3回洗浄後、60倍希釈補体を5al/we l l
加え、37℃で30分間培養する。0.8%トリパンブ
ルー液を10al/we l 1加え、室温で6分間反
応後、0.2% getatine−PBSで洗浄する
。0.25%g l u t a r a l d e
 h yde−PBS固定し、生細胞と死細胞(青く染
色される)とを計測する。50%の障害活性を示す抗体
価を求めた。その結果、対照としてMCTのみを投与し
た群(1群5匹)では抗体価16(1匹)、4(1匹)
、2(2匹)、1以下(1匹)なのに対し、本発明の化
合物NO12を投与した群(1群5匹)では、抗体価2
(2匹)、1以下(3匹)であった。
b)11此些医L 29.31,35.37の各週令目の尿蛋白をコンビス
テックス■(マイルズΦ三共)を用いて測定した。この
試験紙は4段階(++++、 +++、 ++、 +)
および陰性(−)に分かれているので、++++を4.
0.+++を3.0.++を2.0.十を1.0.−を
0.0とし、その中間値を0.5とし数値化した結果を
次表12に示す。
表−12一 定 31および37週令目のマウスのBUN (血中尿素窒
素)およびコレステロール値を測定した。
BUNはユニキットBUN−8(中外製薬)を用いウレ
アーゼ・インドフェノール法により測定した。コレステ
ロールはユニキット コレステロール−E(中外製薬)
を用い酵素法により測定した。
その結果を次表13および14に示す。
表IL−…へU史 a)P<0.01   b)P<0.1a)P<0.0
2 実J1倒 ・ SJL/Jマウス(8週令)に40ORのX線を照射す
ると同時に、1agのKeyholeLimpet  
Hemocyanin(KLH)を4mgの水酸化アル
ミゲルに混合して腹腔内に注射した。−週間後にジニト
ロフユール基を結合したKLH(DNP−KLH) 1
ttgを4mgの水酸化アルミゲルに混合して再び腹腔
内に注射した。DNP−KLHで免疫の翌日から12日
間毎日、本発明の化合物を1%アラビアゴム水溶液に懸
濁したものを胃ゾンデを用いて強制的に経口投与した。
対照群マウスにはベヒクルを投与した。
このようにして得られたマウスの血清を用いて、以下は
常法に従ってラット48時間PCAテストによりIgE
ffiの測定を行った。
IgE量は直径5mm以上の皮膚反応を呈する血清の最
大希釈度を指標にした。本発明の化合物を投与したマウ
スのIgE値を対照群のIgE値で割ることにより抑制
率(%)を求めた。その結果、本発明の化合物が75%
以上の抑制率を示す投与量は化合物NO61と4が1.
0Hg/kgで、化合物2および3は0.1μg/kg
であった。
カルシウム :に ぼ 、≦ I)単回投与 離乳直後のスプラーク ドーレイ(S pra−que
 pavley )系雄性ラット(体重45〜50g。
一群6匹)をダイエツト11と脱イオン水で3週間白熱
軒下飼育した。本発明の化合物、対照として用いた25
−ヒドロキシビタミンD3(25−OH−D3 )又は
1α−ヒドロキシビタミンD3 (1α−0H−D3)
はエタノールに溶解し、これを静脈内投与した。各検体
を投与後24時間絶食し、心臓より採血した。
採血した血液から血漿を分離し、この中に含まれるカル
シウムと無機リンをそれぞれ0CPC法[A1.J、 
Cl1n、Path、、 4i、290 (菫966)
およびBiochel、  J 、、G5.709 (
1957) ]にて測定した。
11)5日間速段 前記1)と同様に飼育したラットを用いた。
本発明の化合物および対照として用いた25−0H−D
3はMCTに溶解し、5日間連続経口投与した。各検体
の最終投与後24時間絶食し、心臓より採血した。採血
した血液中のカルシウムおよび無機リンの測定法は前記
1)の場合と同じである。
iiり結果 上記i)、 it)の方法によって調べた本発明の化合
物のカルシウム代謝に及ぼす影響を次表15及びI6に
示す。なお2表15には単回投与(i、y、)の結果を
示し9表16には単回投与(1、v、)と速段(p、o
、)の両方の結果を示す。
表−一工旦 製剤例 a)  O,D、0 (日清製油社製、中鎖脂肪酸のト
リグリセライド)EiOOgに、本発明の化合物の各々
を1.0mg溶解し、安定化剤としてソルビン酸30m
gを加えて常法に従ってゼラチン皮膜軟カプセル製造機
により1カプセル当り0.1gg含有する軟カプセル剤
を製造した。
b) 本発明の化合物10mgまたは50mgを用いる
意思外は上記a)と同様にして本発明の化合物1μgま
たは5μg含有する軟カプセル剤を製造した。
参考例1゜ プレグネノロン アセテート15.0gを四塩化炭素1
00閣1に溶解し、N−ブロムコハク酸イミド8.95
g、微粉状重炭酸ナトリウム8gを加え、30分間加熱
還流する。冷後反応液を水洗し、乾燥し減圧上溶媒留去
する。黄色固化物をキシレン100m1に溶解し、コリ
ジン4.5鵬1を加え、油浴上で1時間加熱還流する。
冷却後酢酸エチルを加え。
水、稀塩酸、水9重炭酸ナトリウム水溶液の順に洗浄し
、乾燥、減圧上溶媒留去する。残渣をメタノール100
1に加熱溶解し、冷却後水酸化カリウム4gを加え、室
温で4時間撹拌する。析出する自沈をろ過して除き、メ
タノールで洗浄する。
ろ液を減圧上溶媒留去し、目的物である粗5,7−ジエ
ン体8.46gを得る。
UVスペクトル λEtO’(nl) : 293,2
80,270aX 262(sh) 実施例1のa)で得た3β−ヒドロキシ−5゜7−プレ
グナジェン−20−オン300mgを特級エタノール4
001に溶解し、アルゴンガスを通じながら、氷水冷却
下、  400W高圧水銀燈を用い、パイレックスフィ
ルターを通して光照射する(60分)。
照射後減圧上溶媒を留去し、残渣を無水テトラヒドロフ
ラン(パーオキサイド除去)101に溶解し。
工時間加熱還流する。減圧上溶媒を留去した後。
シリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに付し、
5%アセトン−クロロホルムで溶出スル。
目的物を含むフラクションを集め、減圧上溶媒を留去し
、3β−ヒドロキシ−9,10−セフ−5゜7、10(
19)−プレグナトリxンー20−オン30mgを得る
■aX 参考例2 参考例1で得た3β−ヒドロキシ−9,10−セ=y−
5,7,10(19)−プレグナト1JZ7−20−オ
ン96.8mgをピリジン101に溶解し、p−トルエ
ンスルホニルクロライド882.7mgを水冷下加え。
5℃で36時間放置する。反応液を冷重炭酸ナトリウム
水中に注ぎエーテルで抽出する。エーテル層を水洗し、
乾燥し、溶媒留去し、油状の3−トシレー)1.03g
を得る。
3−トシレートをメタノール100m1に溶解し。
重炭酸ナトリウム5gを加え、6時間加熱還流する。減
圧上溶媒を留去し、残渣をエーテル抽出し。
エーテル層を水洗し、乾燥し、溶媒留去する。残渣をシ
リカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに付し、ク
ロロホルムで溶出する。油状の目的とする3、5−シク
ロ体292.4■gを得る。
NMRδ(CDC13):0.49(3H,s)。
2.09 (3H,s) 、 3.22 (3H,s)
 、 4.05 (IH,d、J=10Hz)、4.7
0〜5.20(3H。
m)。
t−ブチルハイドロパーオキサイド(70%水溶液) 
0.5gg+をジクロルメタン50鳳1に加え、40C
の浴温上減圧留去し、約20醜lとする。再び50m1
のジクロルメタンを加え同様に処理し、得たジクロルメ
タン溶液に二酸化ゼレン5Bmgを加え30分室温で撹
拌する。この溶液に前記a)で得た6ξ−メトキシ−3
,5−シクロ−9,IO−セコ−7,10(19)−プ
レグナジェン−20−オン292.4mgを10m1の
ジクロルメタンに溶解した溶液を加え室温で30分間撹
拌する。10%水酸化す) IJウム水溶液51を加え
、30分間撹拌する。エーテルを加え、水洗し9次いで
5%亜硫酸ナトリウム水溶液で洗滌し有機層を乾燥し、
減圧上溶媒を留去する。残渣をシリカゲルを用いたカラ
ムクロマトグラフィーに付し10%アセトン含有クロロ
ホルムで溶出する。
最初に1−オキソ体が溶出する。油状の1−オキソ体G
4.IBを得る。
NMRδ(CDCI3 ):0.45 (3H,s)。
2.09 (3H,s) 3.25 (3H,s) 、
 3.99 (IH,d、J=9Hz)、4.98(I
H,d。
J=9Hz)、 5.49. 5.91.(eachl
H,S)。
次に目的物の1α−OH体1α−ヒドロキシ−6ξ−メ
トキシ−3,6−シクロ−9,lO−セコ−7、10(
19)−プレグナジェン−20オンが溶出する。油状の
1α−OH体EtO,5Bを得る。
NMRδ(CDC13):0.49(3H,s、18C
H3) + 2.09 (3H9s 、21  CHs
) 3.22 (3H,s 、 OCH3) 、 3.
95〜4゜35(IH,m、1−H)、4.11(IH
,d、J=9Hz、8−H)、4.99(IH,d、 
 J=9Hz、 7−H) 、 4.99〜5.35(
2H+ m、19−H)。
1α−OHHBO25腸gをピリジン1.5mlに溶解
し。
無水酢酸0.5mlを加え、55〜60℃で2時間撹拌
する。冷却後、冷重炭酸ナトリウム水に注ぎ、エーテル
抽出する。エーテル層を水洗後、有機層を乾燥し、溶媒
を留去し、油状の1α−アセトキシ体65−gを得る。
NMRδ(CDC13): 0.50 (3H,s)。
2.05 (3H,s) 2.10 (3H,s) 、
 3.22 (3H,s)、4.06(IH,d、J=
9Hz)。
4.88〜5.40  (3H,m)。
1α−アセトキシ体11i5Bをジオキサン3腸1に溶
解し、水1mlを加え9次いでp −’ トルエンスル
ホン酸10mgを加え、室温で1時間撹拌する。重炭酸
ナトリウム水溶液を加え、エーテルで抽出する。
エーテル層を水洗し、有機層を乾燥し、溶媒を留去する
。シリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーに付し
、酢酸エチル:ヘキサン(3: 7)で溶出する。目的
物のフラクションを集め、濃縮し9次いでエタノール3
mlに溶解し、10%水酸化す) IJウム水11を加
え一夜室温で撹拌する。減圧上溶媒を留去し、エーテル
抽出する。エーテル層を水洗し、有機層を乾燥し、溶媒
を留去する。
残渣をセファデックスLH−20のカラムクロマトグラ
フィーに付し、クロロホルム:ヘキサン(65:35)
で溶出し、目的物1α−0H−D体24.9Bを得る。
UVスペクトル λEtO”(nm) : 285.2
10閣ax マススペクトル(鵬/e) : 330  (M” )
参考例3 ジイソプロピルアミン10.93gをテトラヒドロフラ
ン80閣1に溶解し、−78℃に冷却する。1.5M−
ブチルリチウムのヘキサン溶液64m1 (96mmo
l)をゆっ(り加える。反応温度を一20℃まで上げ9
次に再び一78°Cまで冷却する。次いでメトキシ酢酸
メチル11.24 gを30分間で滴下する。−65℃
まで温度を上げ、ここから40分間で温度を一60℃に
する。再び温度を一78℃とし、1α、3β−ビス(t
ert−ブチルジメチルシリルオキシ)−5,7−アン
ドロスタジエン−17−オン8.37gの201テトラ
ヒドロフラン溶液を30分間で滴下する。温度を一65
℃乃至−55℃の間に保ちながら3時間撹拌した後1反
応溶液をそのまま水にあけ酢酸エチルで3回抽出する。
抽出液を硫酸ナトリウムで乾煽後溶媒を留去する。シリ
カゲル力ラムクロマトグラフィー(溶媒=30%酢酸エ
チルーヘキサン)で精製し目的化合物5.32gを得る
NMRδ(CDC13):0.07(3H,s)。
0.08 (3H,s) 0.09 (3H,s) 、
 0.13 (3H,s)、0.84(3H,s)、0
.88(9H。
S) 、 0.90 (12H,S ) 、 2.70
〜2.84 (I H。
m) + 3.34 (3H*  s) 3.70 (
IH9bs) 。
3.79 (I H,S) 、 3.80 (3H,S
) 、 3.91〜4.11 (IH,m) 、 5.
30(IH,dt、  J=5.7 and 2.3 
Hz) 、 5.58(IH,d 、  J=5.7 
Hz) 前記a)で得た化合物5.IOgをピリジン401に溶
解し、−40℃に冷却する。チオニルクロライド2.9
1をシリンジにてゆっくり滴下する。−20℃で2時間
撹拌する。反応溶液を直ちに食塩水にあける。酢酸メチ
ル3001で抽出後、抽出液を食塩水で2回洗い、硫酸
す) IJウムで乾燥後9分取用薄層クロマトグラフィ
ー(溶媒器5%酢酸エチルーヘキサン)で精製し目的化
合物 2.37gを得る。
NMRδ(CDC13):0.05(3H,s)。
0、OG (6H,s) 0.11 (3H,s) 、
 0.88 (12H,s)、0.89 (9H,s)
、0.92 (3H。
S) 、 2.29〜2.89 (8)(、m) 、 
3.57 (3H。
s)3.70(IH,bs)、3.78(3H,s)。
3.93〜4.15 (I H,m) 、 5.39 
(1)(、dt。
J=5.7 and 24 Hz) 、 5.59(I
H,d 。
J=5.7Hz) 前記b)で得た化合物2.34gをヘキサン301に溶
かし、−40℃に冷却する。シリンジでジイソブチルア
ルミニウムハイドライドのヘキサン溶液15.2ml 
(15,2mmol)をゆっくり滴下し9滴下終了後温
度を一20℃にして、同温で1時間撹拌する。
次いで水21を滴下し温度を徐々に0℃まであげる。反
応溶液を食塩水にあけ、酢酸エチルで3回抽出する。抽
出液を硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留去し、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(溶媒−30%酢酸エチル
−ヘキサン)で精製し目的化合物1.84gを得る。
NMRδ(CDC13):0.05(3H,s)。
0.0G (3H,s) 0.07 (3H,s) 、
 0.11 (3H,s)、0.84(3H,s)、0
.88(18H。
S ) 、 0.92 (3H,S ) 2.20〜2
.57 (6H。
m) 、 2.74〜2.8!II (I H,m) 
、 3.55 (3H。
s) 、 3.71 (IH,bs) 、 3.45〜
4.19 (IH。
m) 、 4.13〜4.28 (2H,m) 、 5
.38 (I H。
dL  J ”5.7 and  2.9Hz) t 
5.58 (LH。
d 、  J=5.7 Hz) 前記C)で得た化合物324mgとシュウ酸・2水和物
1.6gを701メタノールと71の水に懸濁させ50
〜55℃で3時間撹拌する。冷却後的500m1の食塩
水にあけ酢酸エチルで3回抽出する。抽出液を合わせて
飽和炭酸水素す) IJウム水溶液で洗い。
更に飽和食塩水で洗う。硫酸ナトリウムで乾燥後シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィ(溶媒:50%酢酸エチル
−ヘキサン)で精製し目的化合物 2261gを得る。
NMRδ(CDC13):0.0B(3H,s)。
0.14 (3H,s) 0.ffl (3H,s) 
、 0.89 (21H1s) 、2.58 (IHl
t、J =8.5 Hz) +2.83(IH,t 、
  J 〜8.6 Hz)、 3.28(IH,t、J
 〜4.6  Hz)、  3.75(IH,bs)。
3.94〜4.16 (2H,m) 、 4.21 (
2H,bs) 。
5.38(IH,dt、  J=5.7 and  2
.9  Hz)t5.62(IH,dd、J=5.7a
nd  2.6 Hz)前記d)で得た化合物270m
gを2膳lのジメチルホルムアミドに溶かし、イミダゾ
ール51110mgおよびtert−ブチルジメチルシ
リルクロライド500mgヲ加えて撹拌する。更にテト
ラヒドロフラン31を加えて30分間撹拌する。次いで
n−ヘキサン300■lに溶かし9食塩水で3回抽出す
る。水層からバックエクストラクションし、育機層を合
わせて硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留去する。シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒:クロロホルム)
で精製し目的化合物299mgを得る。
NMRδ(CDC13):o、os(3H,s)。
0.06 (3H,s) 0.07 (3H,s) 、
 0.08 (OH,s)、0.11 (3H,s)、
0.59(3H。
s) 、 0.88 (9H,s) 、 0.8EI 
(12H,s) 。
0.92 (9H,S) 、 2.75〜2.90 (
I H,m) 。
2.85(IH,t、J=8.6 Hz) 、 3.7
1 (IH。
bs)  、  3.9里〜4.14  (I  H,
m)  、     4.17  (IH,d 、  
J=17.7Hz) 、 4.21 (IH,d 。
J =17.7Hz) 、 5.34 (I H,dt
、  J =5.7and 2.3 Hz) 、 5.
58(IH,d 、  J”5.7Hz) f  α    21− ) 1ヒドロキシ−10−前
記e)で得た化合物178mgをヘキサン400m1に
溶かし、  200W高圧水銀灯で3B分間光照射する
次いで溶媒を約半分に濃縮し1時間加熱還流する。
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶媒:クロロホ
ルム)に付し、原料物質とビタミンD体との混合物30
腸gを得る。次いでこの混合物をテトラヒドロフラン3
1とメタノール31に溶かし、トリフルオロ酢酸500
μlを加えて室温で1.5時間撹拌する。更にトリフル
オロ酢酸100μIを加えて7時間撹拌する。水冷上炭
酸水素す) IJウム1gを加える。次いで室温で15
分間撹拌後、ろ過し。
溶媒を留去後残渣を分取用薄層クロマトグラフィー(溶
媒:10%メタノール−クロロホルム)に付すと2.4
閣gの1α、3β、21−)リヒドロキシー9、!0−
セコー5. 7.10(+9)−プレグナトリエン−2
0−オンを得る。
NMRδ(CDC):0.53(3H,s)。
2.52〜2.88 (2H,m) 2.87 (I 
H,d、J 〜12HZ ) 、  3.28 (2H
,bs) 、  4.12〜4.34 (4H,m) 
、  4.38〜4.49 (I H,m) 、  4
.98(IH,t 、J=1.7 Hz)、5.33(
IH。
tt  J=1.7 Hz)、8.05(IH,d、J
=10.8H2)、8.34(IH,d 、J=10.
8Hz)UVスペクトル λEtO”(nm) : 2
G2履ax 参考例4 実施例9c)で得た1α、3β−ビス(tert−ブチ
ルジメチルシリルオキシ)−20−メトキシ−5゜7、
17(20)−プレグナトリエン−21−オール330
mgをジクロルメタン2001に溶かし9m−クロロ過
安息香酸100−gのジクロルメタン201溶液を一7
4℃で40分間で滴下する。同温で1時間撹拌した後3
時間かけて徐々に5℃まで温度を上げる。
次いで炭酸水素ナトリウム5gを加えて激しく撹拌し、
更に室温で15分間撹拌する。反応溶液をろ過し、ろ液
を濃縮し残渣を分取用薄層クロマトグラフィー(溶媒:
30%酢酸エチル−ヘキサン)に付し目的化合物187
−gを得る。
NMRδ(CDC13):0.011i(3H,s)。
0.07 (3H,S) 、 0.10 (3H,S)
 、 0.13(3H,s) 、 0.fli3 (3
H,s) 、 0.88 (12H,S) 、 0.9
0 (9H,S) 、 2.24〜2.90 (4H,
m)3.11 (IH,t、J= 5.1Hz)。
3.42(IH,S) 、 3.70(IH,bS) 
、 3.92〜4.14(IH,m) 、 4.311
i(IH,dd、  J=20.5 and 5.1H
z) 、 4.Ei8 (I H,dd 、J :20
.5 and 5.1Hz) 、 5.37 (IH,
dt、  J=5.7 and 2.9Hz) 、 5
.58(IH,d 、  J=5.7Hz ) 前記a)で得た化合物204Bを用い、以下参考例3、
e)に記載の方法と同様に21位の水酸基をtert−
ブチルジメチルシリル化し、目的化合物208.3mg
を得る。
NMRδ(CDC13):0.05 (3H,s)。
0.07 (3H,S) 、 0.08 (3H,S)
 、 0.12(6H,s) 、 0.13 (3H,
s) 、 0.63 (3H,s) 、 0.88 (
12H,S) 、 0.89 (9H。
S ) 0.94 (9H,S ’) 、 2.26〜
2.88 (4H。
m) 、 3.[1lli (IH,bs) 、 3.
71 (IH,bs) 。
3.92〜4.14 (I H,m) 、 4.48 
(2H,S ) 。
5.35  (I H,dt、  J  =  5.7
 and  2.9Hz )t5.58(IH,d 、
J= 5.7Hz)前記b)で得た化合物104Bを用
い、以下参考例3、f)に記載の方法と同様に処理し目
的とするビタミンD体7mgを得る。
NMRδ(CDC13):0.58(3H,s)。
2.35 (I H,dd、  J =12.5 an
d Ili、3Hz) 。
2.55〜2.9G (4H,m) 、  3.10 
(I H,t 。
J =  4.9HZ) 、  4.21〜4.31 
(I H,m) 。
4.35 (I H,dd、  J =20.0 an
d 4.9Hz) 。
4.38〜4.51 (I Hl  m) 、  4.
6G (I H,dd。
J=20.Oand 4.9Hz) 、  5.01 
(IH,t 。
J=  1.5H2)、5.35(IH,t 、J= 
 1.5Hz)、llf、09(IH,d 、J=11
.4Hz)。
8.38(IH,d、  J=11.4H2)UVスペ
クトル λ”tOH(nm) : 2Ef4禦ax

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_1、R_2およびR_3は同一または異なっ
    て水素原子または水酸基を意味する)で示される化合物
    の1種または2種以上を有効成分として含有する医薬。 2)免疫調節剤または抗アレルギー剤である特許請求の
    範囲第1項記載の医薬。 3)免疫調節剤が自己免疫疾患治療剤である特許請求の
    範囲第2項記載の医薬。
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