JPS63107652A - 開閉式屋根の点検装置 - Google Patents

開閉式屋根の点検装置

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JPS63107652A
JPS63107652A JP25088286A JP25088286A JPS63107652A JP S63107652 A JPS63107652 A JP S63107652A JP 25088286 A JP25088286 A JP 25088286A JP 25088286 A JP25088286 A JP 25088286A JP S63107652 A JPS63107652 A JP S63107652A
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Japan
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roof
rail
movable
building
girder
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徹 青柳
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Ohbayashi Gumi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、天候状況に応じて部分的に開閉できる移動屋
根を備えた建造物に付設し、その維持管理の利用に供す
る開閉式屋根の点検装置に関する。
(従来の技術) 周知のように、野球場、陸上競技場などの運動競技用の
構造物には、屋根が取付けられていない。
これは、運動競技をできるだけ自然環境下で行えるよう
に配慮しているのであるが、雨天や競技中に降雨がある
と競技を中断あるいは中止しなければならない。
そこで、近時全天候型の競技場が提案されており、例え
ば空気膜構造が注目されている。
しかしながら、空気膜構造には以下の問題がある。
すなわち、空気膜構造は、合成樹脂などで作られた膜材
で屋根部分を構成し、内部に大気圧よりも若干高い加圧
空気を密封するものであるが、この構造では加圧空気が
外部に漏出しないようにするための出入口構造が複雑と
なる。
また、内部の採光や換気が難しくなるだけでなく、自然
環境の下で競技を行なったり、あるいはこれを観るとい
った趣旨が損われてしまう。
従って、天候に応じて屋根を部分的に開閉し、晴天時に
は自然の採光、換気を可能にして自然環境下で運動競技
ができるとともに、雨天時にもこれを可能とし、且つこ
れらの開閉操作が容易に行える優れた機能を持つ移動屋
根について、先に本願出願人は特願昭60−9136号
、特願昭61−163592号等を提案している。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、叙述の移動屋根を備える開閉式屋根では、その
移動構造を保守管理する要がある。また、この移動屋根
の問題とは別に、もともと屋根部分の塗装や照明器具の
管理が問題であり、必要に応じ、あるいは適宜に保守点
検、修理工事に際して仮設足場を組むものであった。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされ、その目的は
随意に屋根裏面に手が届くような移動足場を開閉式屋根
に付設した開閉式屋根の点検装置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明に係る開閉式屋根の
点検装置は、周壁の上部から建造物の中央へ向かって庇
状に延出する固定屋根と、固定屋根の所から該建造物中
心部までの間を前後動可能に構成した移動屋根とを具漏
する開閉式屋根において、固定屋根の所から建造物の中
央位置へ延びて固定屋根と移動屋根とを支えるアーチ梁
に敷設した第1の軌条と、軌条を走る台車と、台車が吊
持した簡易吊足場と、アーチ梁の基端部および先端部に
設けた案内部材と、案内部材間に無終端状に掛け回した
移動部材と、移動部材に台車を止着する止着部材と、建
造物の天井部径方向に一定の離隔距離をおいて平行に敷
設した第2の軌条と、第2の軌条の中間位置に走行輪を
介して掛け渡した階段状桁と、階段状桁の走行輪を駆動
する走行装置とからなるのである。
(作 用) 建造物の屋根を支承する梁に軌条を敷設し、これを走行
する足場が常設され、使用時には移動部材が稼動され、
通常は各軌条の端部位置に格納されている。また、階段
状桁自体にも走行装置があり、これを駆動して固定屋根
の径方向を点検Wi羅する。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例について添附図面を参照に
して詳細に説明する。
第1図、第2図はドーム状の開閉式屋根を持つ競技場の
概略を示し、円形に立設した周壁1の内側基部上から周
壁1の直径方向中心位置上へ延びるアーチ!22を弧度
60度の間隔で配置している。
そして、このアーチ梁2の横方向、すなわち径方向間を
周壁1の適宜上方位置で連結補強する環状梁3が設けら
れている。
固定屋根4は周壁1の上端縁から環状梁3に亘って庇状
に構成され、見上げると第2図(a)。
(b)の如くリング状であって、固定屋根4の内輪郭か
ら中心部の方へ至る開口5を残している。
移動屋根6は多層構造で、間口5を開放するときには固
定屋根4上に重畳収納している。開口5を閉ざすときに
は、固定屋根4上から中心部へ向けて溜動移動し、開口
5上で閉止する。
さて、固定屋根4の裏面には、固定屋根4の径方向へ走
行移動するに桁7が設けられ、この桁7は周壁1の上端
部に沿って敷設した軌道と環状梁3に沿って敷設した軌
道との間に掛け渡され、固定屋根4の裏面を径方向に走
行するのである。この電析7の詳細については後述する
次に、アーチ梁2に沿って移動する簡易吊足場(ゴンド
ラ)8を説明する。第3図以下第9図に例示する如く、
移@屋m6は2段構造であり(第1図は3段であるが、
何段でもよい)、アーチ梁2の上面を走行輪によって開
閉移動し、ゴンドラ8はこのアーチ梁2の側面を走行移
動している。
すなわち、アーチ梁2が立ち上る基端部近傍と先端頂部
位置近傍とにスプロケット9−9を設け、このスプロケ
ット9−9にチェーン10を掛け回してスプロケット9
−9の少なくともいずれかを駆動する。このチェーン1
0にゴンドラ8を止着すれば、ゴンドラ8はチェーン1
0の移動方向に随伴する。案内部材としてスプロケット
9−9を設置し、これに案内駆動される移動部材として
のチェーン10にゴンドラ8の一部が係止されるのであ
る。もつとも、案内部材はシーブで移動部材がロープで
もよい。ゴンドラ8の吊持機構とチェーン10の動きに
円滑に随伴するための機構とについても種々考えられる
のであるが、本実施例ではアーチ梁2に沿って敷設した
第1の軌条11は、アーチ梁2の側面に横方向へ突設し
た受梁12上にレール13を?2設して構成し、この第
1の軌条11に載置した台車14に吊り腕木15によっ
てゴンドラ8を垂架支承している。
ゴンドラ8は吊り腕木15に揺動自在に垂架されており
、その揺動角はゴンドラ8が移動する時の床がアーチ梁
2の曲率半径の変化に対して常に安定した水平を維持で
きるように、ゴンドラ8の垂架柱16と吊り腕木15と
の間に圧縮ガス封入のシリンダ内からピストン軸を両側
端に延出させた水平保持器17で揺動力に若干の制動を
加えている。
次に、台車14とチェーン10との結合について説明す
る。チェーン10は受梁12上において、レール13と
アーチ梁2との間に配置され、かつスブIコケット9−
9間の中途部にあるチェーン10の中間は、受梁12上
に各設置した上下二段の鼓形ローラ18が担持している
。そして、台車14の台車枠に基部を固定した把持腕木
19の先をチェーン10の上に延ばし、チェーンカップ
リングピン20を把持腕木19の先にポル]・で固定し
たガーター21に貫挿し、台車14とチェーン10とを
連結している。
また、台車14がレール13から浮き上る危険を防ぐた
めに、吊り腕木15の途中に端部を固定してレール13
の裏面へ水平に延びる軸に回転自在に枢着した浮上り防
止ローラ22を備えている。
このローラ22はレール13の裏面に軽く当接しながら
台車14の走行輪と一体的にレール13を挟着している
なお、チェーンカップリングピン20は、チェーン10
のサイドプレートとチェーンローラを止めるだけの当初
のものでは長さに不足があるので、ガーター21の板厚
を含めた長さのものを使用する。
レール13の両端部には台車14の走行輪を止め、台車
14の脱輪を塞ぐ輪止め23を予め溶接しである。
第1の軌条11がアーチ梁2の側部に設置されている場
合は叙述の通りであるが、これを第9図のようにアーチ
梁2の下部に設置してもよい。
ところで、前述の耐折7は第10図以下に例示するよう
に、アーチ梁2の基部から環状梁3へ至る間にアーチ梁
2と同様の曲率半径で掛け渡され、その一対の間に床版
24が配置された階段になっている。そして、彫桁7上
に手摺子25を立設し、手摺子25の上端面に設置した
手摺26がある。
この電析7の上下各端部は周壁1の上端部と環状梁3の
側面とに設けた第2の軌条27に車輪28を介して係合
している。
車輪28はその車軸を支承する枠部材29が耐折7の各
上下端部に止着され、第2の軌条27の敷設方向へ走行
して彫桁7が移動される。このために車輪28を走行さ
せる走行装置は次の通りの構成になっている。
第2の軌条27にはピンラック30を併設し、これに係
合させたスプロケット31をモータ32で回°転させる
のである。モータ32とスプロケット31との間には減
速機構を介在させて所要の回転数でスプロケット31が
回転するものである。
この第2の軌条27は下部に位置する周壁1側と上部に
位置する環状梁3側に敷設されており、それぞれの側に
耐折7に接続した枠部材2つで軸支された車輪28が設
けられている。モータ32はこれら上下の車輪28を各
々駆動するようにしてもよい。しかし、周壁1と環状梁
3の半径は異なるので、走行速度に差を付ける必要上、
彫桁7にシャフトハウジング33を付設し、モータ32
は周壁1上の走行車輪28側(下部)に設け、傘歯車3
4でシャフトハウジング33内に設置したユニバーサル
ジヨイント35で連結配置するスクリューシャフト36
に動力を伝達する。このスクリューシャフト36は環状
梁3側にある走行車輪28側(上部)に設けた差動歯車
機構37に入力され、その回転出力は傘歯車34aを経
て上部側走行車輪28に伝達される。
以上の如くして、チェーン10を左右任意方向へ駆動す
れば、ゴンドラ8をアーチ梁2に沿って移動させること
ができる。また、モータ32を回転させれば、耐折7を
所望の位置に移動させる得るし、床版24の上を歩いて
固定屋根4の任意の東面部位に達することができる。
なお、第2図(a )に例示した走行篭桁7はアーチ梁
2の側面に配置しているが、これを同図(b)の如くア
ーチ梁2の下側に配置してもよい。
その詳細は第10図(b )に示すように、耐折7の上
方の走行輪28を係合吊持している第2の軌条27がア
ーチ梁2下の第1の軌条11と交差する箇所は、第1の
軌条11側を僅かに第2の軌条の立ち上り部分を避ける
程度に切断している。
従って、走行電析7は環状梁3の径方向に自由に移動す
ることができるので、これは1台でもよいし、2台でも
3台でも任意である。台車14の走行は第2の軌条と交
差する箇所で一部切断されても、その走行輪の半径が切
断間隔を問題にしない程度に大きいのでゴンドラ8の移
動は何ら妨げられない。
(効 果) 以上詳しく説明したように、本発明に係る開閉式屋根の
点検装置によれば、開閉式屋根を支える梁に敷設した軌
条を走る台車によって簡易吊足場を吊持しているので、
格別に吊足場を支えるための梁等を使用せず、開閉式屋
根の開放度合いを妨げず、また梁に沿った軌条と移動部
材とによって吊足場を移動させるので、動力源は常に一
定の箇所に固定してあり、保守点検の面で有利である。
さらに、周壁の内側に沿って径方向に移動し、かつ固定
屋根の裏面を外周側から内周側へ昇降できる階段状桁を
設置しているので、固定屋根の裏面を万遍なく至近位置
でm羅することができる。
従って、開閉式屋根が開いた状態、閉じた状態のいずれ
においても照明器具の交換が容易であり、保守点検に際
する仮設足場は通常の場合には不要である。特に、屋根
が開閉移動することに伴い、従来の仮設足場ではその支
承方法や、移動屋根を移動させながらこれに随伴移動す
ることは難しいが、本願発明ではこの点でも吊足場の移
動速度を変えればよいだ【ブなので、開閉式屋根には頗
る有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は開閉式ドーム屋根を有する構造物の斜視図、第
2図(a、)、(b)は下から屋根を見上げた場合を示
す概略の底面図、第3図はアーチ梁部分の側面図、第4
図はその一部を拡大した側面図、第5図は簡易吊足場の
案内部材と移動部材とをアーチ梁の頂部方向から示す正
面図、第6図はその斜視図、第7図は台車とチェーン(
移動部材)との結合手段を示す斜視図、第8図は吊足場
を台車から吊持する部分を示す斜視図、第9図はアーチ
梁と案内軌条との位置関係を変えた場合を例示する説明
図、第10図<a)、(b)は階段状桁とアーチ梁との
様子を示す側面図、第11図は階段状桁の下側の走行装
置を示す側面図、第12図は階段状桁の上側の走行装置
を示ず側面図である。 1・・・・・・・・・周 壁    2・・・・・・・
・・アーチ梁3・・・・・・・・・環状梁    4・
、・・・・・・・・固定屋根5・・・・・・・・・開 
口    6・・・・・・・・・移動屋根7・・・・・
・・・・艙 桁    8・・・・・・・・・ゴンドラ
9・・・・・・・・・スプロケット 10・・・・・・
チェーン11・・・・・・第1の軌条  12・・・・
・・受 梁13・・・・・・レール    14・・・
・・・台 車15・・・・・・吊り腕木   16・・
・・・・垂架柱17・・・・・・水平保持器  18・
・・・・・鼓形口−ラ19・・・・・・把持腕木 20・・・・・・カップリングビン 21・・・・・・ガーター 22・・・・・・浮上り防止ローラ 23・・・・・・輪止め    24・・・・・・床 
版25・・・・・・手摺子    26・・・・・・手
 摺27・・・・・・第2の軌条  28・・・・・・
車 輪29・・・・・・枠部材    30・・・・・
・ビンラック31・・・・・・スプロケット 32・・
・・・・モータ33・・・・・・シャフトハウジング 34・・・・・・傘歯車 35・・・・・・ユニバーサルジヨイント36・・・・
・・スクリューシャフト 37・・・・・・差動歯車機構 特許出願人         株式会社 大林組代 理
 人         弁理士 −色健輔同     
      弁理士 松本雅利第1図 第2図 (b) 第5図 第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)周壁の上部から建造物の中央へ向かつて庇状に延
    出する固定屋根と、該固定屋根の所から該建造物中心部
    までの間を前後動可能に構成した移動屋根とを具備する
    開閉式屋根において、該固定屋根の所から該建造物の中
    央位置へ延びて該固定屋根と該移動屋根とを支えるアー
    チ梁に敷設した第1の軌条と、該軌条を走る台車と、該
    台車が吊持した簡易吊足場と、該アーチ梁の基端部およ
    び先端部に設けた案内部材と、該案内部材間に無終端状
    に掛け回した移動部材と、該移動部材に該台車を止着す
    る止着部材と、該建造物の天井部径方向に一定の離隔距
    離をおいて平行に敷設した第2の軌条と、該第2の軌条
    の中間位置に走行輪を介して掛け渡した階段状桁と、該
    階段状桁の走行輪を駆動する走行装置とからなることを
    特徴とする開閉式屋根の点検装置。
  2. (2)前記走行装置は、該第2の軌条のうち、一方の該
    走行輪側を駆動するとともに、該桁に沿つて配設した動
    力伝達手段および差動歯車装置を経て他方の該走行輪側
    を駆動してなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の開閉式屋根の点検装置。
JP25088286A 1986-10-23 1986-10-23 開閉式屋根の点検装置 Granted JPS63107652A (ja)

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JPS63107652A true JPS63107652A (ja) 1988-05-12
JPH0433344B2 JPH0433344B2 (ja) 1992-06-02

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007124806A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Nikkari Co Ltd モータ駆動型軌条式運搬車の自動充電装置
JP2015055078A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 日本ステップ工業株式会社 インバート

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JP2015055078A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 日本ステップ工業株式会社 インバート

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