JPH057101Y2 - - Google Patents

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JPH057101Y2
JPH057101Y2 JP1987136739U JP13673987U JPH057101Y2 JP H057101 Y2 JPH057101 Y2 JP H057101Y2 JP 1987136739 U JP1987136739 U JP 1987136739U JP 13673987 U JP13673987 U JP 13673987U JP H057101 Y2 JPH057101 Y2 JP H057101Y2
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monorail track
track girder
trolley
monorail
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、モノレール軌道桁や支柱に設ける電
気設備、標識、作業足場、作業員、各種資材等を
運搬するモノレール軌道工事用作業車に関するも
のである。
(従来の技術) 従来の懸垂型モノレールを第4,5図により説
明すると、1が支柱により支持されたモノレール
軌道桁、2が同モノレール軌道桁1の走行面、9
が同モノレール軌道桁1の側壁面、29が走行装
置、30がモノレール車体、31が同モノレール
車体30の屋根梁部、32が同屋根梁部31に固
定した懸垂リンク受、34が懸垂リンク、33が
同懸垂リンク34の上下端部を上記走行装置29
及び上記懸垂リンク受32に枢支するピン、35
が正電車線、36が負電車線、37が上記正電車
線35を上記モノレール軌道桁1の天井面に取り
付ける正電車線用碍子、38が上記負電車線36
を上記モノレール軌道桁1の側壁面9に取り付け
る負電車線用碍子、39がATCループ線、40
が同ATCループ線39を上記モノレール軌道桁
1の天井面に取り付ける信号線吊り金具で、走行
装置29が高架のモノレール軌道桁1内を走行す
るとともに、同走行装置29に懸垂リンク34を
介して懸垂支持されたモノレール車体30が高架
のモノレール軌道桁1の下方を同モノレール軌道
桁1に沿つて走行するようになつている。
前記高架のモノレール軌道桁1の下方には、一
般交通機関用道路や生活域が存在するので、モノ
レール軌道工事に関連して生じる運搬作業(モノ
レール軌道桁や支柱に設ける電気設備、標識、作
業足場、作業員、各種資材等を運搬する運搬作
業)には、多くの制約を受けることになる。
即ち、()モノレール軌道桁1内の作業とし
ては、正電車線用碍子37及び負電車線用碍子3
8の取り付け作業、正電車線35及び負電車線3
6の設置作業及び溶接作業、信号線吊り金具40
の取り付け作業、ATCループ線39の架設作業、
及びこれら電気設備の検査、調整、保守、点検、
修理等の作業がある。()またモノレール軌道
桁1外の作業としては、作業現場までの作業員や
資材の運搬作業、標識類の取り付け作業等があ
る。()またモノレール軌道工事に付随して、
作業機械や工具置き場が必要になるが、上記
()の各種作業、及び上記()の標識類の取
り付け作業は、高所作業であり、作業員の安全を
確保すると同時に物の落下に伴う危険を防止する
ために、高所作業車を使用し、上記()の資材
等の運搬作業には、大型のトラツク類を使用して
いる。
また工事作業域には、第6,7図に示すように
クランプ43によりパイプ41を組立分解可能に
組み付けて、モノレール軌道桁1の周辺に防護施
設42を作る一方、同防護施設42の内部に作業
員の移動する作業足場を設けて、作業を進めるよ
うにしている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記第6,7図に示す防護施設42及び作業足
場を設置したり、撤去したりするとき、或いは資
材を搬入するときには、周辺の交通を止めなけれ
ばならなくて、交通渋滞を生じる。また防護施設
42及び作業足場を設置したり、撤去したりする
のに、多くの時間と手間とを必要として、モノレ
ール軌道の工事期間を長引かせる上に、工事費を
増大させる。またモノレール軌道工事に付随し
て、作業域周辺に作業機械や工具置き場を必要と
するという問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記の問題点に対処するもので、モノ
レール軌道桁の側壁面を転動する案内車輪と同モ
ノレール軌道桁の走行面を転動する走行車輪と同
走行車輪の回転駆動装置とにより目的地まで走行
してモノレール軌道桁内の作業を行う作業台車
と、上記モノレール軌道桁の下方を目的地までモ
ノレール軌道桁に沿い移動して資材・機材等の運
搬とモノレール軌道桁外の作業とを行う運搬台車
とを具え、同運搬台車を上記作業台車に懸垂支持
し、これら運搬台車と作業台車との間に作業員の
昇降用梯子を設けたことを特徴としている。
本考案の目的とする処は、モノレール桁周りに
設置していた防護施設、作業足場を必要としなく
て、交通渋滞の解消、工事期間の短縮、工事費の
節減を達成できる。運搬台を作業機械や工具置き
場として利用できて、作業域周辺に設置していた
作業機械や工具置き場を必要としない。さらに作
業員の安全性を確保できる改良されたモノレール
軌道工事用作業車を供する点にある。
(作用) 本考案のモノレール軌道工事用作業車は前記の
ように構成されており、作業員が作業台車により
懸垂支持された運搬台内に搭乗し、また資材、機
材を運搬台に搬入した後、回転駆動装置を起動し
て、その回転を作業台車の走行車輪に伝え、同走
行車輪を回転して、作業台車を同走行車輪と案内
車輪とによりモノレール軌道桁内に走行させると
ともに、同作業台車により懸垂支持された運搬台
をモノレール軌道桁の下方を同モノレール軌道桁
に沿い移動させ、目的地に達したら、作業台車及
び運搬台を停止させ、次いで作業員が運搬台と作
業台車との間に上り下りし、資材や機材を運搬台
から作業台車へ運び上げて、モノレール軌道桁内
の作業、例えば正電車線用碍子及び負電車線用碍
子の取り付け作業、正電車線及び負電車線の設置
作業及び溶接作業、信号線吊り金具の取り付け作
業、ATCループ線の架設作業、及びこれら電気
設備の検査、調整、保守、点検、修理等の作業を
行う。またこのとき、モノレール軌道桁外の作業
として、標識類の支柱に対する取り付け作業等が
あるが、これを運搬台上から行う。
(実施例) 次に本考案のモノレール軌道工事用作業車を第
1,2,3図に示す一実施例により説明すると、
1がモノレール軌道桁、2が同モノレール軌道桁
1の走行面、3が駆動側作業台車、4が付随側作
業台車、5,5が同駆動側作業台車3及び同付随
側作業台車4に設けた連結器、6が同各連結器5
を連結する連結棒、7が上記駆動側作業台車3及
び上記付随側作業台車4の台車本体、8,8が上
記駆動側作業台車3及び上記付随側作業台車4に
より懸垂支持された箱型の運搬台、9が上記モノ
レール軌道桁1の側壁面、10が同モノレール軌
道桁1の側壁面9を転動する案内車輪、11が同
モノレール軌道桁1の走行面2を転動する走行車
輪で、同案内車輪10と同走行車輪11とが上記
駆動側作業台車3及び上記付随側作業台車4の台
車本体7に4個ずつ取り付けられている。また1
2が上記駆動側作業台車3及び上記付随側作業台
車4の台車本体7の両端中央部に固定したブラケ
ツト、14が合計4本の懸垂リンクで、同各懸垂
リンク14の上端部がピン13を介し上記各ブラ
ケツト12に取り付けられて、上記各運搬台8が
同各懸垂リンク14により揺動可能に懸垂支持さ
れている。また15が同各運搬台8の両側面に設
けた扉で、同扉15を開いて、作業員の乗降、資
材、機材の搬出入を行うようになつている。また
16が動力源装置で、同動力源装置16が駆動側
作業台車3の台車本体7により懸垂支持された運
搬台8上に設置されている。また17が駆動側作
業台車3の台車本体7上に設置したモータ(走行
車輪11の回転駆動装置)で、同モータ17が上
記動力源装置16に接続している。また18が同
モータ17の出力軸に取り付けたスプロケツト、
21が走行車輪11の車軸、20が同車軸21に
取り付けたスプロケツト、19が上記スプロケツ
ト18,20間に懸装したローラチエーン、22
が上記運搬台8上に設けた運転制御装置で、同運
転制御装置22により走行、停止等の操作を行う
ようになつている。また23が上記駆動側作業台
車3及び上記付随側作業台車4の台車本体7上に
設けたブレーキレバー、24が同駆動側作業台車
3及び同付随側作業台車4の台車本体7に懸垂状
態に設けた昇降用梯子、25が同駆動側作業台車
3及び同付随側作業台車4の台車本体7に開閉可
能に設けた開口蓋で、開口時には、足場の一部と
して使用される。また26が上記各運搬台8に設
けた防護材(金網または板)、28が上記モノレ
ール軌道桁1の支柱、27が同支柱28に取り付
けた標識、42が防護棚である。
次に前記第1,2,3図に示すモノレール軌道
工事用作業車の作用を具体的に説明する。駆動側
作業台車3の作業台車本体7及び付随側作業台車
4の作業台車本体7により懸垂支持された箱型の
運搬台8,8の扉15を開いて、作業員が運搬台
8,8内に搭乗し、また資材、機材等を同運搬台
8,8内に搬入した後、運転制御装置22を操作
し、モータ(回転駆動装置)17を起動して、そ
の回転をスプロケツト18→ローラチエーン19
→スプロケツト20→車軸21を介し走行車輪1
1に伝え、同走行車輪11を回転して、駆動側作
業台車3の作業台車本体7を同走行車輪11と案
内車輪10とによりモノレール軌道桁1内に走行
させるとともに、同作業台車本体7により懸垂支
持された箱型の運搬台8をモノレール軌道桁1の
下方を同モノレール軌道桁1に沿い移動させる。
またこれと同時に付随側作業台車4の作業台車本
体7を走行車輪11と案内車輪10とによりモノ
レール軌道桁1内に走行させるとともに、同作業
台車本体7により懸垂支持された箱型の運搬台8
をモノレール軌道桁1の下方を同モノレール軌道
桁1に沿い移動させる。そして目的地に達した
ら、これらの作業台車本体7,7及び運搬台8,
8を停止させ、次いで開口蓋25を開き、作業員
が昇降用梯子24を上り下りして、資材や機材を
運搬台8,8から作業台車本体7,7へ運び上
げ、必要に応じ開口蓋25を足場にして、モノレ
ール軌道桁1内の作業、例えば正電車線用碍子3
7及び負電車線用碍子38の取り付け作業、正電
車線35及び負電車線36の設置作業及び溶接作
業、信号線吊り金具40の取り付け作業、ATC
ループ線39の架設作業、及びこれら電気設備の
検査、調整、保守、点検、修理等の作業を行う。
またこのとき、モノレール軌道桁1外の作業とし
て、標識27類の支柱28に対する取り付け作業
等があるが、これを運搬台8上から行う。
なお使用目的、作業内容によつては、駆動側作
業台車3及び付随側作業台車4を切り離して、そ
の何れか一方のみを使用するようにしてもよい。
(考案の効果) 本考案のモノレール軌道工事用作業車は前記の
ように作業員が作業台車により懸垂支持された運
搬台内に搭乗し、また資材、機材を運搬台に搬入
した後、回転駆動装置を起動して、その回転を作
業台車の走行車輪に伝え、同走行車輪を回転し
て、作業台車を同走行車輪と案内車輪とによりモ
ノレール軌道桁内に走行させるとともに、同作業
台車により懸垂支持された運搬台をモノレール軌
道桁の下方を同モノレール軌道桁に沿い移動さ
せ、目的地に達したら、作業台車及び運搬台を停
止させ、次いで作業員が運搬台と作業台車との間
に上り下りし、資材や機材を運搬台から作業台車
へ運び上げて、モノレール軌道桁内の作業、例え
ば正電車線用碍子及び負電車線用碍子の取り付け
作業、正電車線及び負電車線の設置作業及び溶接
作業、信号線吊り金具の取り付け作業、ATCル
ープ線の架設作業、及びこれら電気設備の検査、
調整、保守、点検、修理等の作業を行う。またこ
のとき、モノレール軌道桁外の作業として、標識
類の支柱に対する取り付け作業等があるが、これ
を運搬台上から行うので、モノレール桁周りに設
置していた防護施設、作業足場を必要としなく
て、交通渋滞の解消、工事期間の短縮、工事費の
節減を達成できる。また運搬台を作業機械や工具
置き場として利用できて、作業域周辺に設置して
いた作業機械や工具置き場を必要としない。また
作業台車上または運搬台上から作業を行うことが
できて、作業員の安全性を確保できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わるモノレール軌道工事用
作業車の一実施例を示す正面図、第2図はその平
面図、第3図はその側面図、第4図は懸垂型モノ
レールのモノレール軌道桁を示す正面図、第5図
は懸垂型モノレールのモノレール軌道桁及びモノ
レール車体を示す正面図、第6図は従来のモノレ
ール軌道桁周辺に設置する防護施設を示す側面
図、第7図はその正面図である。 1……モノレール軌道桁、2……モノレール軌
道桁1の走行面、7……作業台車、8……運搬
台、9……モノレール軌道桁1の側壁面、10…
…案内車輪、11……走行車輪、17……走行車
輪11の回転駆動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モノレール軌道桁の側壁面を転動する案内車輪
    と同モノレール軌道桁の走行面を転動する走行車
    輪と同走行車輪の回転駆動装置とにより目的地ま
    で走行してモノレール軌道桁内の作業を行う作業
    台車と、上記モノレール軌道桁の下方を目的地ま
    でモノレール軌道桁に沿い移動して資材・機材等
    の運搬とモノレール軌道桁外の作業とを行う運搬
    台車とを具え、同運搬台車を上記作業台車に懸垂
    支持し、これら運搬台車と作業台車との間に作業
    員の昇降用梯子を設けたことを特徴としたモノレ
    ール軌道工事用作業車。
JP1987136739U 1987-09-09 1987-09-09 Expired - Lifetime JPH057101Y2 (ja)

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JP1987136739U JPH057101Y2 (ja) 1987-09-09 1987-09-09

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JPS6441467U JPS6441467U (ja) 1989-03-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6050607A (ja) * 1983-08-27 1985-03-20 Olympus Optical Co Ltd 垂直磁気記録再生ヘツド

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