JPS63106071A - 貸出端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は外部ホストコンピュータに接続される貸出端末
装置に係わり、特に物品の貸出返Ｗ情報のみならず電源
の投入遮断情報をも記録するようにした貸出端末装置に
関する。

［従来の技術１ 例えば貸本や貸レコード等のほぼ定形の物品を有料で一
般人に貸出す場合、店員は貸出物品を特定する品名又は
商品コード、借出穴の住所氏名、貸出日を貸出票やノー
トに記録するようにしている。しかし、このように店員
が貸出物品の品名や商品コードを貸出票やノートに記録
すると貸出業　務の能率が低下するのみならず、商品コ
ードを肉き間違えたり、貸出を全く記録し忘れる懸念が
ある。

一方、レコード、オーディオテープ、ＣＤレコード、ビ
デオテープ等を有料で一般の人に貸出すソフトレンタル
業者は、一般にレコード会社、映画会社、ＴＶ会社等の
ソフト供給会社に対して貸出回数又は貸出金額に応じて
一定の割合で著作権料を支払う義務がある。したがって
、逆にソフト供給会社は各レンタル業者の店において、
どのソフトが何回貸出されたかを厳重に管理する必要が
ある。また、店において不用意に複製されることを防止
する必要もある。

このような不都合を解消するために、各貸出物品に商品
コードを示すバーコードを付与し、借出入に会員番号を
記録した会員証を交付し、物品貸出時にバーコード読取
装置でそのバーコードの商品コードを読取り、例えばキ
ーボードからキー人力された会員番号とともに記憶装置
に記憶させるようにした貸出装置が開発されている。

［発明が解決しようとする問題点１ しかしなから上記のようにバーコードを用いて物品の貸
出管理を厳格に行なうようにした貸出装置においてもま
だ次のような問題があったた。すなりち、上述した装置
であると、現在貸出中の物品の商品コードは記憶装置に
記憶されているので、この記憶装置の記憶内容を印字出
力することによって、各商品が何回貸出されたかを把握
できる。

しかし、現在貸出中でない物品が確実に棚に収納されて
いるという情報は何も記憶されていない。

したがって、店員が棚からビデオテープ等の物品を引出
して複製したのち元の棚に戻した場合等においては何等
記録が残らない。これを防止するためには物品を棚から
引出すと反応するセンサ等を取付けれは良いのであるが
、例えば閉店後に装置自体の電源を遮断した後に、物品
を棚から引出して？！製すれば何等記録に残らないこと
になる。

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、物品の貸出返却情報のみならず電源
の投入遮断情報をも記録することによって、不正防止を
も含めて物品の貸出管理をより厳格に実行できる貸出端
末装置を提供することにある。

Ｅ問題点を解決するための手段］ 本発明は、第１図に示すように、それぞれ貸出物品１が
１個づつ挿入される複数の棚２と、これ等各棚内に設け
られこの棚に物品が挿入されたことを検出する検出＠置
３と、伝送回線を介して接続された外部ホストコンピュ
ータに送信するデータを一時記憶する送信データメモリ
４と、この送信データメモリに対するデータの占込読出
しを行なう本体制御装置５とを有し、検出装置における
物品の棚からの引出操作検出に応動して該当棚に挿入さ
れていた物品に対する貸出情報を前記送信データメモリ
へ格納するとともに検出装置における物品の棚への挿入
操作検出に応動して挿入された物品に対する返却情報を
送信データメモリへ格納する貸出端末装置であって、 さらに、現在時刻を計時する時計回路６と、本体制ｔｌ
ｌＩ装置へ駆動電圧を供給する電源回路７と、駆動電圧
が規定電圧以下に低下したことを検出する停電検出回路
８とを設け、電源投入時刻登録手段９によって電源回路
の駆動電圧供給開始に応動して時計回路から読出された
現在時刻を電源投入時刻として送信データメモリへ格納
し、電源遮断時刻登録手段によって停電検出回路の停電
検出に応動して時計回路から読出された現在時刻を電源
遮断時刻として送信データメモリへ格納するようにした
ものである。

［作用］ このように構成された貸出端末装置であれば、物品を棚
から引出すと検出装置が作動して引出された物品の貸出
情報が送信データメモリへ格納される。また物品を棚へ
挿入すると検出装置が作動して挿入された物品の返却情
報が送信データメモリへ格納される。さらに、７！源が
投入されると電源投入時刻が送信データメモリへ格納さ
れるとともに、電源が遮断されると停電検出回路が作動
してｆｆ１ａｊ″ａ断時刻が送信データメモリへ格納さ
れる。

したがって、電源を常時投入しておくことにすれば故意
に電源が遮断されたことが記録されることになる。

［実施例］ 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第２図は実施例の貸出端末装置を示す斜視図である。こ
の実施例においては、ビデオテープを有料で一般の人に
貸出すビデオ貸出店に設置された場合に付いて説明する
。すなわち、図中２１は正面に多数の１１２２が配設さ
れたラックであり、このラック２１に隣接して本体制御
装置２３が設置されている。前記ラック２１に設けられ
た各欄２２は物品としてのビデオテープのカセット２４
が長手方向に微少隙間を有して挿入される方形形状を有
し、この棚２２内の突当り壁面には検出装置としてのマ
イクロスイッチが取付けられており、棚２２にカセット
２４が正規位置まで挿入されると、マイクロスイッチが
開成される。さらに、この棚２２内の一方の側壁にデー
タ伝送のための発光素子と受光素子とが配設されている
。また、本体制御装置２３の前面には操作パネル２５が
取付けられている。

前記カセット２４においては、第３図に示すように、カ
セットケースの側面の隅近傍に光通信のための窓２６が
穿設されている。この窓２６に対向するカセット２４内
にはＩＣ回路２７が配設されており、このＩＣ回路２７
を支持するＰＣＷ板上には発光素子２８ａおよび受光素
子２８ｂが配設されている。さらにＰＣ基板に隣接して
バッテリ２９が設けられている。なお、これらの電子部
品はカセットケース内の隅に配設されているので、テー
プ走行に支障を来たすことはない。そして、このカセッ
ト２４をｔｌ１２２内に正規に挿入した状態で、棚２２
内のｍ壁に取付けられた発光素子と受光素子と対向する
。また、このｔＣ回路２７内の記憶部には、このカセッ
ト２４のビデオテープの商品コード、同一商品が？！数
ある場合に使用される枝番号、タイトル名、１回の貸出
料金を示す貸出単価からなる商品情報が記憶されている
。なお、この商品情報はビデオソフト管理センターで壽
込まれる。そして、カセット２４は商品情報が書込まれ
た状態でビデオ貸出店に供給される。

前記操作パネル２５には、第５図に示すように、各梯メ
ツセージや金額を表示する表示８！Ｉ３１、会員番号等
の数字データをキー人力するための置数キー３２、数字
データ入力時に使用するセットキー３４、カセット賃出
時に押す貸出キー３５、外部のビデオソフト管理センタ
ーのホストコンピュータへデータを送信するための送信
キー３６、各種業務モードを選択設定する鍵にて操作さ
れるモード選択キー３９、および貸出票等を印字するプ
リンタ４０の発行口４１等が配設されている。

第６図は本体制ｔＩｌｌ装置２３を示すブロック図であ
る。ＣＰＵ４２は、パスラインを介して、ＲＯＭ４３、
ＲＡＭ４４、各棚２２内に設けられた各マイクロスイッ
チ４５の開閉情報が入力される入力ボート４６、棚２２
内の側壁に取付けられた発光素子４７ａと受光素子４７
ｂとが接続された入出力ボート４８、操作パネル２５の
キーボード４９からキー信号が入力される入力ボート５
０、プリンタ４０ヤ表示部３１ヘデータを送出する出力
ボート５１、現在の月日時分を計時する時計回路５２、
貸出情報等のデータを送信するためのＩ１０インターフ
ェース５３を制御する。なお、このＩ１０インターフェ
ース５３はＭＯＤＥＭ５４゜伝送回線としての電話回線
、交換′Ｉａ５５を介してビデオソフト管理センターの
ホストコンピュータ５６に接続されている。

また、上記各電子部材は、交流電源に電源スィッチ５７
を介して接続されたＮ源回路５８から駆動電圧ｙｃｃが
供給される。なお、電源スィッチ５７は装置の点検補修
用のスイッチで、操作パネル２５内に収納されており、
夜間も含めて常時投入されていいる。また、このＮ源回
路５８には停電検出回路５８ａが接続されている。この
停電検出回路５８ａは、電源回路５８から出力される駆
動電圧Ｖｃｃの電圧値が規定電圧以下に低下するとＣＰ
ＬＪ４２の割込端子へ停電検出信号を送出する。

なお、上記規定電圧はＣＰｔＪ４２の動作が停止する限
界電圧よりも若干高い値に設定されている。

したがって、ＣＰＬＩ４２は停電検出信号を受信してか
ら極く短い一定時間は動作を継続できる。

また、ＲＡＭ４４および時計回路５２においては、バッ
クアップ用のバッテリ４４ａ、５２ａにて停電時におい
ても記憶内容および計時動作が保持される。

前記ＲＡＭ４４内には、第７図に示すように、貸出管理
メモリ５９が形成されている。この貸出管理メモリ５９
はラック２１に形成された棚２２の設置数に対応する数
のテーブル６０から形成されており、各テーブル６０に
は、棚２２の棚番号を格納する棚番領ｔｉｉ６２、商品
コード、枝番号。

タイトル名、貸出単価からなる商品情報を格納する商品
情報ｇＡ域６３、現在までに貸出された総貨出回数、総
貸出金額、総延滞金、現在貸出中の場合における貸出月
日時分、貸出中の場合の借出入の会員番号からなる貸出
情報を格納する貸出情報領域６４が形成されている。な
お、現在貸出中の場合は、棚番領域６２の棚番号はクリ
アされている。

さらに、ＲＡＭ４４内には、１回の貸出日数を記憶する
貸出日数メモリ６５、貸出期限を過ぎてから返却された
場合の１日当りの延滞金額又は延滞率を記憶する延滞金
メモリ６６等が形成されている。

さらに、ＲＡＭ４４内には、第８図に示すように、ビデ
オソフト管理センターのホストコンピュータ５６へ貸出
返却情報を送信するための送信データメモリ６７が形成
されている。この送信データメモリ６７内には、本体制
御装買２３内で発生した、Ａ：貸出、Ｂ：返却、Ｃ：取
消、Ｄ：電源投入、Ｅｌ源遮断等の情報が発生時刻順に
順次格納されていく。例えば、貸出が発生した場合、貸
出区分［Ａ］、貸出月日時分、商品コードおよび枝番号
、貸出票の伝票番号１割引金額、会員番号１客層等が記
憶される。また、Ｍｍ遮断が発生した場合は電ａｎ断区
分［Ｅ］ｌ！！源遮断月日時分が記憶される。ざらに、
電源投入が発生した場合は、電源投入区分［Ｄ］、電源
投入月日時分が記憶される。

このような貸出端末装置の本体制御部２３は第９図の流
れ図に従って各カセット２４の貸出返却処理を行なう。

まず、電源スィッチ５７が投入されると、Ｓｌにて所定
の初期処理を行なう。次に、時計回路５２から現在月日
時分を読出して送信データメモリ６７に電源投入区分［
Ｄ］を付して電源投入時刻として格納する。

Ｓ２にて操作パネル２５のモード選択キー３９が貸出返
却等の通常業務を示す［ＯＮ］位置に設定されているこ
とを確認する。

そして、Ｓ３にて一つの棚２２のマイクロスイッチ４５
が開放されると、その棚に挿入されていたカセット２４
が引出されたので、該当１１２２の棚番号でＲＡＭ４４
の貸出管理メモリ５９の各テーブル６０の棚番領域６２
を検索する。該当棚番号のテーブル６０が検索されると
、時計回路５２から読出した現在の月日時分を貸出月日
時分として該当テーブル６０の貸出情報領域６４へ格納
する。そして該当テーブル６０の棚番領域６２の棚番号
をクリアする。

Ｓ４にて貸出キー３５がキー人力され、Ｓ５にて会員番
号が置数キー３２にてキー人力されると、引出された各
カセット２４に対応する各テーブル６０の貸出情報領域
６４の総貸出回数、総貸出金額等の各貸出情報を更新す
るとともに、入力された会員番号を格納する。そして、
貸出された各カセット２４の商品情報および貸出月日時
分、会員番号、貸出期限の貸出情報をプリンタ４０で貸
出票に印字出力して発行口４１から排出する。そして、
上記各カセット２４の各貸出情報を貸出区分［Ａ］を付
して送信データメモリ６７へ格納する。

以上で一人の客に対する貸出処理を終了し、Ｓ３へ戻る
。

Ｓ３にてカセット２４の棚２２からの引出操作がなくて
、Ｓ６にて現在カセット２４が挿入されていない棚２２
のマイクロスイッチ４５が閉成されると、その棚２２に
客から返却されたカセット２４が挿入されたと判断する
。そして、Ｓ７にてその棚２２の棚番号を読取るととも
に、挿入されたカセット２４の１０回路２７に記憶され
た商品情報を発光素子および受光素子を介して読取る。

読取った商品情報に含まれる商品コードで貸出管理メモ
リ５９の各テーブル６０の商品情報ｆＲ域６３を検索し
ていく。

該当商品コードが検索されると、検索されたテーブル６
０の棚番領域６２に先に読取ったＳ番号を格納する。そ
して、該当テーブル６０の貸出情報ｆＲ域６４に対する
返却登録処理を行なう。すなわち貸出情報！’１ｌｉｉ
！６４の貸出月日時分および会員番号をクリアする。次
に、これ等の返却情報を返却区分［Ｂ］を付して送信デ
ータメモリ６７へ格納する。以上で１つのカセット２４
の返却処理が終了したので、Ｓ６へ戻り、次のカセット
２４の挿入操作を待つ。

さらに、棚２２に対するカセット２４の挿入。

引出操作でなく、Ｓ８にて操作パネル２５の送信キー３
６がキー人力された場合は、送信データメモリ６７に記
憶されている貸出、返却、取消、′Ｍ源投入、ＭＨ遮断
等の各情報を電文フォーマットに組込んで、Ｉ１０イン
ターフニーヘス５３を介してビデオソフト管理センター
のホストコンピュータ５６へ送信する。全部のデータの
送信が終了するとこの送信データメモリ６７の記憶内容
をクリアする。

また、操作パネル２５内に収納されたｆｆ１ｉＴＩスイ
ツチ５７がａ所されたり、停電事故が発生して、ｉ！源
回路５８から出力される駆動電圧ＶＣＣが規定電圧以下
になると、停電検出回路５８ａから停電検出信号が出力
される。しかして、前記ＣＰＵ４２は割込端子に停電検
出信号が入力されると、第１０図の割込処理を実行する
。すなわち、時計回１８５２から現在月日時分を読出し
て、雷源Ｘ所区分［Ｅ］を付して電源遮断時間として送
信データメモリ６７へ格納する。

このように構成された貸出端末装置であれば、モード選
択キー３９を［ＯＮ］位置に設定し、カセット２４を棚
２２から引出すと該当カセット２４が貸出されたことが
送信データメモリ６７に記憶される。また、カセット２
４を棚２２へ挿入すると、このカセット２４が返却され
たことが送信データメモリ６７に記憶される。したがっ
て、ビデオソフト管理センターにおいては貸出端末装置
から送信されてくる送信データメモリ６７の記憶内容か
らどのカセット２４が何回貸出されたかを把握できる。

また、このような装置であれば、カセット２４を０１２
２から引出すと１回貸出されたと記憶されるので、店員
が不用意にカセット２４を硼２２から引出すことが抑制
される。

また、電源スィッチ５７の投入遮断操作もその操作時刻
情報とともに送信データメモリ６７に記憶され、後でホ
ストコンピュータ５６へ送信される。したがって、たと
え夜間等の営業時間外に電源を遮断して、カセット２４
を棚２２から引出して？ｒｉ製しようとしても、電源遮
断時間が把握されているので、このような行為は抑制さ
れることになる。なお、本当の停電事故により電源遮断
が記憶された場合は、電力会社等に間合せることにより
ｔＳｔスイッチ５７の操作と区別できる。

このように、不正防止の効果も含めてカセット２４の貸
出返却管理をより厳格に実施できる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、物品の貸出返却情
報のみならず？Ｉ！源の投入遮断情報をも記録している
ので、不正防止をも含めて物品の貸出管理をより厳格に
実行できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示す図、第２図乃至第１０図は
本発明の一実施例に係わる貸出端末装置を示すものであ
り、第２図は装置全体を示す斜視図、第３図はカセット
を示す斜視図、第４図はカセット内に組込まれたｔＣ回
路を示す模式図、第５図は操作パネルを示す図、第６図
は本体制御装置を示すブロック図、第７図および第８図
は記憶内容を示す図、第９図および第１０図は動作を示
す流れ図である。 ２１・・・ラック、２２・・・棚、２３・・・本体制御
装置、２４・・・カセット、２５・・・操作パネル、２
７・・・ｔＣ回路、３１・・・表示部、３２・・・置数
キー、３５・・・貸出キー、３６・・・送信キー、３９
・・・モード選択キー、４０・・・プリンタ、４２・・
・ＣＰＬＩ、４４・・・ＲＡＭ。 ４５・・・マイクロスイッチ、５３・・・Ｉ１０インタ
ーフェース、５６・・・ホストコンピュータ、５７・・
・電源スィッチ、５８・・・Ｎ源回路、５８ａ・・・停
電検出回路、５９・・・貸出管理メモリ、６０・・・テ
ーブル、６３・・・商品情報領域、６４・・・貸出情報
領域、６７・・・送信データメモリ。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第２図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 それぞれ貸出物品が１個づつ挿入される複数の棚と、こ
   れ等各棚内に設けられこの棚に前記物品が挿入されたこ
   とを検出する検出装置と、伝送回線を介して接続された
   外部ホストコンピュータに送信するデータを一時記憶す
   る送信データメモリと、この送信データメモリに対する
   データの書込読出しを行なう本体制御装置とを有し、前
   記検出装置における物品の棚からの引出操作検出に応動
   して該当棚に挿入されていた物品に対する貸出情報を前
   記送信データメモリへ格納するとともに、前記検出装置
   における物品の棚への挿入操作検出に応動して挿入され
   た物品に対する返却情報を前記送信データメモリへ格納
   する貸出端末装置であって、 現在時刻を計時する時計回路と、前記本体制御装置へ駆
   動電圧を供給する電源回路と、前記駆動電圧が規定電圧
   以下に低下したことを検出する停電検出回路と、前記電
   源回路の駆動電圧供給開始に応動して前記時計回路から
   読出された現在時刻を電源投入時刻として前記送信デー
   タメモリへ格納する電源投入時刻登録手段と、前記停電
   検出回路の停電検出に応動して前記時計回路から読出さ
   れた現在時刻を電源遮断時刻として前記送信データメモ
   リへ格納する電源遮断時刻登録手段とを備えたことを特
   徴とする貸出端末装置。