JPS63105260A - 内燃機関の空燃比の学習制御装置 - Google Patents
内燃機関の空燃比の学習制御装置Info
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- JPS63105260A JPS63105260A JP25072586A JP25072586A JPS63105260A JP S63105260 A JPS63105260 A JP S63105260A JP 25072586 A JP25072586 A JP 25072586A JP 25072586 A JP25072586 A JP 25072586A JP S63105260 A JPS63105260 A JP S63105260A
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Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野)
本発明は、空燃比フィードバック制御機能をもつ電子制
御燃料噴射装置を有する自動車用内燃機関の空燃比の学
習制御装置に関し、特に高度などによる空気密度変化に
良好に対応することのできる空燃比の学習制御装置に関
する。
御燃料噴射装置を有する自動車用内燃機関の空燃比の学
習制御装置に関し、特に高度などによる空気密度変化に
良好に対応することのできる空燃比の学習制御装置に関
する。
〈従来の技術〉
従来、空燃比フィードバック制御機能をもつ電子制御燃
料噴射装置を有する内燃機関においては、特開昭60−
90944号公報、特開昭61−190142号公報な
どに示されているような空燃比の学習制御装置が採用さ
れている。
料噴射装置を有する内燃機関においては、特開昭60−
90944号公報、特開昭61−190142号公報な
どに示されているような空燃比の学習制御装置が採用さ
れている。
これは、機関に吸入される空気量に関与する機関運転状
態のパラメータ(例えば機関吸入空気流量と機関回転数
)から算出される基本燃料噴射量を機関排気系に設けた
Otセンサからの信号に基づいて比例・積分制御などに
より設定されるフィードバック補正係数により補正して
燃料噴射量を演算し、空燃比を目標空燃比にフィードパ
・ツク制御するものにおいて、空燃比フィードバック制
御中のフィードバック補正係数の基準値からの偏差を予
め定めた機関運転状態のエリア毎に学習して学習補正係
数を定め、燃料噴射量の演算にあたって、基本燃料噴射
量をエリア別学習補正係数により補正して、フィードバ
ック補正係数による補正なしで演算される燃料噴射量に
より得られるベース空燃比を目標空燃比に一致させるよ
うにし、空燃比フィードバック制御中はこれをさらにフ
ィードバック補正係数により補正して燃料噴射量を演算
するものである。
態のパラメータ(例えば機関吸入空気流量と機関回転数
)から算出される基本燃料噴射量を機関排気系に設けた
Otセンサからの信号に基づいて比例・積分制御などに
より設定されるフィードバック補正係数により補正して
燃料噴射量を演算し、空燃比を目標空燃比にフィードパ
・ツク制御するものにおいて、空燃比フィードバック制
御中のフィードバック補正係数の基準値からの偏差を予
め定めた機関運転状態のエリア毎に学習して学習補正係
数を定め、燃料噴射量の演算にあたって、基本燃料噴射
量をエリア別学習補正係数により補正して、フィードバ
ック補正係数による補正なしで演算される燃料噴射量に
より得られるベース空燃比を目標空燃比に一致させるよ
うにし、空燃比フィードバック制御中はこれをさらにフ
ィードバック補正係数により補正して燃料噴射量を演算
するものである。
これによれば、空燃比フィードバック制御中は過渡運転
時におけるフィードバック制御の追従遅れをなくすこと
ができ、空燃比フィードバック制御停止時においては所
望の空燃比を正確に得ることができる。
時におけるフィードバック制御の追従遅れをなくすこと
ができ、空燃比フィードバック制御停止時においては所
望の空燃比を正確に得ることができる。
また、スロットル弁開度αと機関回転数Nとから基本燃
料噴射ff1Tpを定めるシステム(例えばαとNとか
らマツプを参照して吸入空気流iQを求め、Tp=に−
Q/N (Kは定数)なる式よりTpを演算するシステ
ム)、あるいは、エアフローメータを有して吸入空気流
fiQを検出し、これと機関回転数Nとから基本燃料噴
射量’rp=K・Q/Nを演算するシステムで、エアフ
ローメータとしてフラップ式(体積流量検出式)のもの
を用いるものなどでは、基本燃料噴射量の算出に空気密
度の変化が反映されないが、上記の学習制御によれば、
学習が良好に進行するという前提に立つ限りにおいては
、高度あるいは吸気温による空気密度の変化にも対応で
きる。
料噴射ff1Tpを定めるシステム(例えばαとNとか
らマツプを参照して吸入空気流iQを求め、Tp=に−
Q/N (Kは定数)なる式よりTpを演算するシステ
ム)、あるいは、エアフローメータを有して吸入空気流
fiQを検出し、これと機関回転数Nとから基本燃料噴
射量’rp=K・Q/Nを演算するシステムで、エアフ
ローメータとしてフラップ式(体積流量検出式)のもの
を用いるものなどでは、基本燃料噴射量の算出に空気密
度の変化が反映されないが、上記の学習制御によれば、
学習が良好に進行するという前提に立つ限りにおいては
、高度あるいは吸気温による空気密度の変化にも対応で
きる。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかし、急に高地(山)へ登る場合について考えてみる
と、山登り走行時は過渡運転パターンのため、機関運転
状態のエリア別に学習する方式では、学習のためのエリ
アがなかなか定まらず、また学習できたとしてもそのエ
リアが限られ、大多数のエリアでは学習がほとんど進行
しない。これにより、山の頂上付近の平坦地などで普通
走行に入ると、空燃比フィードバック制御の制御遅れに
より、また空燃比フィードバック制御停止時はベース空
燃比が目標空燃比から大きくずれて、運転性不良を生じ
てしまうという問題点があった。
と、山登り走行時は過渡運転パターンのため、機関運転
状態のエリア別に学習する方式では、学習のためのエリ
アがなかなか定まらず、また学習できたとしてもそのエ
リアが限られ、大多数のエリアでは学習がほとんど進行
しない。これにより、山の頂上付近の平坦地などで普通
走行に入ると、空燃比フィードバック制御の制御遅れに
より、また空燃比フィードバック制御停止時はベース空
燃比が目標空燃比から大きくずれて、運転性不良を生じ
てしまうという問題点があった。
これは、空気密度の変化を空燃比フィードバック制御中
のフィードバック補正係数の基準値からの偏差から学習
して補正する必要があるが、学習した偏差の中には燃料
噴射弁やスロットルボディ等の部品バラツキ等による機
関運転状態に依存するベース空燃比のズレ分も含まれる
ため、空気密度変化分との分離が不可能であり、本来−
律に学習できるはずの空気密度変化分を機関運転状態の
エリア毎に学習しなければならず、急に高地へ登る等し
た場合は、各エリア毎の学習ができず、実質学習が進行
しないことによるものである。
のフィードバック補正係数の基準値からの偏差から学習
して補正する必要があるが、学習した偏差の中には燃料
噴射弁やスロットルボディ等の部品バラツキ等による機
関運転状態に依存するベース空燃比のズレ分も含まれる
ため、空気密度変化分との分離が不可能であり、本来−
律に学習できるはずの空気密度変化分を機関運転状態の
エリア毎に学習しなければならず、急に高地へ登る等し
た場合は、各エリア毎の学習ができず、実質学習が進行
しないことによるものである。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、空気密度変
化分を速やかに学習可能で、山登り走行時などにおいて
良好に空燃比の学習制御を行うことのできる内燃機関の
空燃比の学習制御装置を提供することを目的とする。
化分を速やかに学習可能で、山登り走行時などにおいて
良好に空燃比の学習制御を行うことのできる内燃機関の
空燃比の学習制御装置を提供することを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉
本発明は、上記の目的を達成するため、学習補正係数と
して、エリア別学習補正係数の他、主に高度補正用で空
気密度変化分を一律に学習するための一律学習補正係数
を設定し、所定の期間毎にその間に更新されたエリア別
学習補正係数の平均値を演算し、これを全エリア−律の
空気密度変化分とみなして一律学習補正係数に置き換え
ていく構成としたものである。
して、エリア別学習補正係数の他、主に高度補正用で空
気密度変化分を一律に学習するための一律学習補正係数
を設定し、所定の期間毎にその間に更新されたエリア別
学習補正係数の平均値を演算し、これを全エリア−律の
空気密度変化分とみなして一律学習補正係数に置き換え
ていく構成としたものである。
従って、本発明に係る空燃比の学習制御装置は、第1図
に示すように、下記のA−Mの手段を含んで構成される
。
に示すように、下記のA−Mの手段を含んで構成される
。
(A) a関に吸入される空気量に関与するパラメータ
を少くとも含む機関運転状態を検出する機関運転状態検
出手段 CB)機関排気成分を検出しこれにより機関吸入混合気
の空燃比を検出する空燃比検出手段(C)前記機関運転
状態検出手段により検出された前記パラメータに基づい
て基本燃料噴射量を設定する基本燃料噴射量設定手段 (D)機関運転状態の全エリアについて前記基本燃料噴
射量を一律に補正するための一律学習補正係数を記憶し
た書換え可能な一律学習補正係数記憶手段 (E)機関運転状態のエリア毎に前記基本燃料噴射量を
補正するためのエリア別学習補正係数を記憶した書換え
可能なエリア別学習補正係数記憶手段(F)実際の機関
運転状態に基づいて前記エリア別゛−学習補正係数記憶
手段から対応する機関運転状態のエリアのエリア別学習
補正係数を検索するエリア別学習補正係数検索手段 (G)前記空燃比検出手段により検出された空燃比と目
標空燃比とを比較し実際の空燃比を目標空燃比に近づけ
るように前記基本燃料噴射量を補正するためのフィード
バック補正係数を所定の量増減して設定するフィードバ
ック補正係数設定手段(H)前記基本燃料噴射量設定手
段で設定した基本燃料噴射量、前記一律学習補正係数記
憶手段に記憶されている一律学習補正係数、前記エリア
別学習補正係数検索手段で検索したエリア別学習補正係
数、及び前記フィードバック補正係数設定手段で設定し
たフィードバック補正係数に基づいて燃料噴射量を演算
する燃料噴射量演算手段(1)前記燃料噴射量演算手段
で演算した燃料噴射量に相当する駆動パルス信号に応じ
オンオフ的に燃料を機関に噴射供給する燃料噴射手段(
J)機関運転状態のエリア毎に前記フィードバック補正
係数の基準値からの偏差を学習し、これを減少させる方
向に前記エリア別学習補正係数記憶手段のエリア別学習
補正係数を修正して書換えるエリア別学習補正係数修正
手段 (K)所定の期間毎にその間に更新されたエリア別学習
補正係数の平均値を演算する更新平均値演算手段 (L)前記一律学習補正係数記憶手段の一律学習補正係
数に前記更新平均値演算手段による平均値を加算して前
記一律学習補正係数記憶手段の一律学習補正係数を修正
して書換える一律学習補正係数修正手段 (M)前記更新平均値演算手段の演算の基礎としたエリ
ア別学習補正係数から前記更新平均値演算手段による平
均値を減算して前記エリア別学習補正係数記憶手段のエ
リア別学習補正係数を修正して書換える第2のエリア別
学習補正係数修正手段く作用〉 基本燃料噴射量設定手段Cは、目標空燃比に対応する基
本燃料噴射量を機関に吸入される空気量に関与するパラ
メータに基づいて設定し、エリア別学習補正係数検索手
段Fは、エリア別学習補正係数記憶手段Eから、実際の
機関運転状態に対応するエリアのエリア別学習補正係数
を検索し、フィードバック補正係数設定手段Gは、実際
の空燃比と目標空燃比とを比較し実際の空燃比を目標空
燃比に近づけるようにフィードバック補正係数を例えば
比例・積分制御に基づいて所定の量増減して設定する。
を少くとも含む機関運転状態を検出する機関運転状態検
出手段 CB)機関排気成分を検出しこれにより機関吸入混合気
の空燃比を検出する空燃比検出手段(C)前記機関運転
状態検出手段により検出された前記パラメータに基づい
て基本燃料噴射量を設定する基本燃料噴射量設定手段 (D)機関運転状態の全エリアについて前記基本燃料噴
射量を一律に補正するための一律学習補正係数を記憶し
た書換え可能な一律学習補正係数記憶手段 (E)機関運転状態のエリア毎に前記基本燃料噴射量を
補正するためのエリア別学習補正係数を記憶した書換え
可能なエリア別学習補正係数記憶手段(F)実際の機関
運転状態に基づいて前記エリア別゛−学習補正係数記憶
手段から対応する機関運転状態のエリアのエリア別学習
補正係数を検索するエリア別学習補正係数検索手段 (G)前記空燃比検出手段により検出された空燃比と目
標空燃比とを比較し実際の空燃比を目標空燃比に近づけ
るように前記基本燃料噴射量を補正するためのフィード
バック補正係数を所定の量増減して設定するフィードバ
ック補正係数設定手段(H)前記基本燃料噴射量設定手
段で設定した基本燃料噴射量、前記一律学習補正係数記
憶手段に記憶されている一律学習補正係数、前記エリア
別学習補正係数検索手段で検索したエリア別学習補正係
数、及び前記フィードバック補正係数設定手段で設定し
たフィードバック補正係数に基づいて燃料噴射量を演算
する燃料噴射量演算手段(1)前記燃料噴射量演算手段
で演算した燃料噴射量に相当する駆動パルス信号に応じ
オンオフ的に燃料を機関に噴射供給する燃料噴射手段(
J)機関運転状態のエリア毎に前記フィードバック補正
係数の基準値からの偏差を学習し、これを減少させる方
向に前記エリア別学習補正係数記憶手段のエリア別学習
補正係数を修正して書換えるエリア別学習補正係数修正
手段 (K)所定の期間毎にその間に更新されたエリア別学習
補正係数の平均値を演算する更新平均値演算手段 (L)前記一律学習補正係数記憶手段の一律学習補正係
数に前記更新平均値演算手段による平均値を加算して前
記一律学習補正係数記憶手段の一律学習補正係数を修正
して書換える一律学習補正係数修正手段 (M)前記更新平均値演算手段の演算の基礎としたエリ
ア別学習補正係数から前記更新平均値演算手段による平
均値を減算して前記エリア別学習補正係数記憶手段のエ
リア別学習補正係数を修正して書換える第2のエリア別
学習補正係数修正手段く作用〉 基本燃料噴射量設定手段Cは、目標空燃比に対応する基
本燃料噴射量を機関に吸入される空気量に関与するパラ
メータに基づいて設定し、エリア別学習補正係数検索手
段Fは、エリア別学習補正係数記憶手段Eから、実際の
機関運転状態に対応するエリアのエリア別学習補正係数
を検索し、フィードバック補正係数設定手段Gは、実際
の空燃比と目標空燃比とを比較し実際の空燃比を目標空
燃比に近づけるようにフィードバック補正係数を例えば
比例・積分制御に基づいて所定の量増減して設定する。
そして、燃料噴射量演算手段Hは、基本燃料噴射量を一
律学習補正係数記憶手段りに記憶されている一律学習補
正係数で補正し、またエリア別学習補正係数で補正し、
更にフィードバック補正係数で補正することにより、燃
料噴射量を演算する。そして、この燃料噴射量に相当す
る駆動パルス信号により、燃料噴射手段Iが作動する。
律学習補正係数記憶手段りに記憶されている一律学習補
正係数で補正し、またエリア別学習補正係数で補正し、
更にフィードバック補正係数で補正することにより、燃
料噴射量を演算する。そして、この燃料噴射量に相当す
る駆動パルス信号により、燃料噴射手段Iが作動する。
一方、エリア別学習補正係数修正手段Jにより、機関運
転状態のエリア毎にフィードバック補正係数の基準値か
らの偏差を学習し、これを減少させる方向に機関運転状
態のエリアに対応するエリア別学習補正係数を修正して
エリア別学習補正係数記憶手段Eのデータを書換える。
転状態のエリア毎にフィードバック補正係数の基準値か
らの偏差を学習し、これを減少させる方向に機関運転状
態のエリアに対応するエリア別学習補正係数を修正して
エリア別学習補正係数記憶手段Eのデータを書換える。
こうして、部品バラツキ分などを空気密度変化分を含め
エリア別に学習する。
エリア別に学習する。
また、所定の期間毎に、更新平均値演算手段には、その
間に更新されたエリア別学習補正係数の平均(直を演算
する。この演算がなされると、一律学習補正係数修正手
段りは、一律学習補正係数記憶手段りの一律学習補正係
数に更新平均値演算手段Kによる平均値を加算して一律
学習補正係数記憶手段りのデータを書換える。このよう
に前記平均値を全エリア−律の空気密度変化分とみなし
て、これを一律学習補正係数に置き換える。逆に、第2
のエリア別学習補正係数修正手段Mは、更新平均値演算
手段にの演算の基礎としたエリア別学習補正係数から更
新平均値演算手段Kによる平均値をそれぞれ減算してエ
リア別学習補正係数記憶手段Eのデータを書換える。こ
のようにしてエリア別学習補正係数には空気密度変化分
以外の部品パラフキ分などを残すようにする。
間に更新されたエリア別学習補正係数の平均(直を演算
する。この演算がなされると、一律学習補正係数修正手
段りは、一律学習補正係数記憶手段りの一律学習補正係
数に更新平均値演算手段Kによる平均値を加算して一律
学習補正係数記憶手段りのデータを書換える。このよう
に前記平均値を全エリア−律の空気密度変化分とみなし
て、これを一律学習補正係数に置き換える。逆に、第2
のエリア別学習補正係数修正手段Mは、更新平均値演算
手段にの演算の基礎としたエリア別学習補正係数から更
新平均値演算手段Kによる平均値をそれぞれ減算してエ
リア別学習補正係数記憶手段Eのデータを書換える。こ
のようにしてエリア別学習補正係数には空気密度変化分
以外の部品パラフキ分などを残すようにする。
〈実施例〉
以下に本発明の詳細な説明する。
第2図において、機関1には、エアクリーナ2゜スロッ
トルボディ3及び吸気マニホールド4を介して空気が吸
入される。
トルボディ3及び吸気マニホールド4を介して空気が吸
入される。
スロットルボディ3内には図示しないアクセルペダルと
連動するスロットル弁5が設けられていると共に、その
上流−に燃料噴射手段としての燃料噴射弁6が設けられ
ている。この燃料噴射弁6はソレノイドに通電されて開
弁じ通電停止されて閉弁する電磁式燃料噴射弁であって
、後述するコントロールユニット14からの駆動パルス
信号により通電されて開弁じ、図示しない燃料ポンプか
ら圧送されてプレッシャレギュレータにより所定の圧力
に調整された燃料を噴射供給する。尚、この例はシング
ルポイントインジェクションシステムであるが、吸気マ
ニホールドのブランチ部又は機関の吸気ボートに各気筒
毎”に燃料噴射弁を設けるマルチポイントインジェクシ
ョンシステムであってもよい。
連動するスロットル弁5が設けられていると共に、その
上流−に燃料噴射手段としての燃料噴射弁6が設けられ
ている。この燃料噴射弁6はソレノイドに通電されて開
弁じ通電停止されて閉弁する電磁式燃料噴射弁であって
、後述するコントロールユニット14からの駆動パルス
信号により通電されて開弁じ、図示しない燃料ポンプか
ら圧送されてプレッシャレギュレータにより所定の圧力
に調整された燃料を噴射供給する。尚、この例はシング
ルポイントインジェクションシステムであるが、吸気マ
ニホールドのブランチ部又は機関の吸気ボートに各気筒
毎”に燃料噴射弁を設けるマルチポイントインジェクシ
ョンシステムであってもよい。
機関lの燃焼室には点火栓7が設けられている。
この点火栓7はコントロールユニット14からの点火信
号に基づいて点火コイル8にて発生する高電圧がディス
トリビュータ9を介して印加され、これにより火花点火
して混合気を着火燃焼させる。
号に基づいて点火コイル8にて発生する高電圧がディス
トリビュータ9を介して印加され、これにより火花点火
して混合気を着火燃焼させる。
機関1からは、排気マニホールド10.排気ダクト11
.三元触媒工2及びマフラー13を介して排気が排出さ
れる。
.三元触媒工2及びマフラー13を介して排気が排出さ
れる。
コントロールユニット14は、CPtJ、ROM。
RAM、A/D変換器及び入出力インクフェイスを含ん
で構成されるマイクロコンピュータを備え、各種のセン
サからの入力信号を受け、後述の如く演算処理して、燃
料噴射弁6及び点火コイル8の作動を制御する。
で構成されるマイクロコンピュータを備え、各種のセン
サからの入力信号を受け、後述の如く演算処理して、燃
料噴射弁6及び点火コイル8の作動を制御する。
前記各種のセンサとしては、スロットル弁5にポテンシ
ョメータ式のスロットルセンサ15が設けられていて、
スロットル弁5の開度αに応じた電圧信号を出力する。
ョメータ式のスロットルセンサ15が設けられていて、
スロットル弁5の開度αに応じた電圧信号を出力する。
スロットルセンサ15内にはまたスロットル弁5の全閉
位置でONとなるアイドルスイッチ16が設けられてい
る。
位置でONとなるアイドルスイッチ16が設けられてい
る。
また、ディストリビュータ9に内蔵されてクランク角セ
ンサ17が設けられていて、クランク角2゜毎のポジシ
ョン信号と、クランク角180°毎(4気筒の場合)の
リファレンス信号とを出力する。
ンサ17が設けられていて、クランク角2゜毎のポジシ
ョン信号と、クランク角180°毎(4気筒の場合)の
リファレンス信号とを出力する。
ここで、単位時間当りのポジション信号のパルス数ある
いはリファレンス信号の周期を測定することにより機関
回転数Nを算出可能である。
いはリファレンス信号の周期を測定することにより機関
回転数Nを算出可能である。
また、機関冷却水温7’wを検出する水温センサ18、
車速vSPを検出する車速センサ19等が設けられてい
る。 ″ これらスロットルセンサ15.クランク角センサ17な
どが機関運転状態検出手段である。
車速vSPを検出する車速センサ19等が設けられてい
る。 ″ これらスロットルセンサ15.クランク角センサ17な
どが機関運転状態検出手段である。
また、排気マニホールド10に0□センサ20が設けら
れている。この02センサ20は混合気を目標空燃比で
ある理論空燃比付近で燃焼させたときを境として起電力
が急変する公知のセンサである。
れている。この02センサ20は混合気を目標空燃比で
ある理論空燃比付近で燃焼させたときを境として起電力
が急変する公知のセンサである。
従ってOtセンサ20は空燃比(リッチ・リーン)検出
手段である。
手段である。
更に、コントロールユニット14にはその動作電源とし
てまた電源電圧の検出のためバッテリ21がエンジンキ
ースイッチ22を介して接続されている。
てまた電源電圧の検出のためバッテリ21がエンジンキ
ースイッチ22を介して接続されている。
また、コントロールユニット14内のRAMの動作電源
としては、エンジンキースイッチ22OFF後も記憶内
容を保持させるため、バッテリ21をエンジンキースイ
ッチ22を介することなく適当な安定化電源を介して接
続しである。
としては、エンジンキースイッチ22OFF後も記憶内
容を保持させるため、バッテリ21をエンジンキースイ
ッチ22を介することなく適当な安定化電源を介して接
続しである。
ここにおいて、コントロールユニット14に内蔵された
マイクロコンピュータのCPUは、第3図〜第7図にフ
ローチャートとして示すROM上のプログラム(燃料噴
射量演算ルーチン、フィードバック制御ゾーン判定ルー
チン、比例・積分制御ルーチン、第1の学習ルーチン、
第2の学習ルーチン)に従って演算処理を行い、燃料噴
射を制御する。
マイクロコンピュータのCPUは、第3図〜第7図にフ
ローチャートとして示すROM上のプログラム(燃料噴
射量演算ルーチン、フィードバック制御ゾーン判定ルー
チン、比例・積分制御ルーチン、第1の学習ルーチン、
第2の学習ルーチン)に従って演算処理を行い、燃料噴
射を制御する。
尚、基本燃料噴射量設定手段、エリア別学習補 ゛正係
数検索手段、フィードバック補正係数設定手段、燃料噴
射量演算手段、エリア別学習補正係数修正手段、更新平
均値演算手段、一律学習補正係数修正手段及び第2のエ
リア別学習補正係数修正手段としての機能は、前記プロ
グラムにより達成される。また、一律学習補正係数記憶
手段、エリア別学習補正係数記憶手段としては、RAM
を用いる。
数検索手段、フィードバック補正係数設定手段、燃料噴
射量演算手段、エリア別学習補正係数修正手段、更新平
均値演算手段、一律学習補正係数修正手段及び第2のエ
リア別学習補正係数修正手段としての機能は、前記プロ
グラムにより達成される。また、一律学習補正係数記憶
手段、エリア別学習補正係数記憶手段としては、RAM
を用いる。
次に第3図〜第7図のフローチャートを参照しつつコン
トロールユニット14内のマイクロコンピュータの演算
処理の様子を説明する。
トロールユニット14内のマイクロコンピュータの演算
処理の様子を説明する。
第3図の燃料噴射量演算ルーチンにおいて、ステップ1
(図にはSlと記しである。以下同様)ではスロット
ルセンサ15からの信号に基づいて検出されるスロット
ル弁開度αとクランク角センサ17からの信号に基づい
て算出される機関回転数Nとを読込む。
(図にはSlと記しである。以下同様)ではスロット
ルセンサ15からの信号に基づいて検出されるスロット
ル弁開度αとクランク角センサ17からの信号に基づい
て算出される機関回転数Nとを読込む。
ステップ2ではスロットル弁開度αと機関回転数Nとに
応じた吸入空気流量Qを予め実験等により求めて記憶し
であるROM上のマツプを参照し実際のα、Nに対応す
るQを検索して読込む。
応じた吸入空気流量Qを予め実験等により求めて記憶し
であるROM上のマツプを参照し実際のα、Nに対応す
るQを検索して読込む。
ステップ3では吸入空気流量Qと機関回転数Nとから単
位回転当りの吸入空気量に対応する基本燃料噴射量’r
p =K −Q/N (Kは定数)を演算する。ここで
、ステップ1〜3の部分が基本燃料噴射量設定手段に相
当する。
位回転当りの吸入空気量に対応する基本燃料噴射量’r
p =K −Q/N (Kは定数)を演算する。ここで
、ステップ1〜3の部分が基本燃料噴射量設定手段に相
当する。
ステップ4ではスロットルセンサ15からの信号に基づ
いて検出されるスロットル弁開度αの変化率あるいはア
イドルスイッチ16のONからOFFへ□の切換わりに
よる加速補正骨、水温センサ18からの信号に基づいて
検出される機関冷却水温Twに応じた水温補正骨などを
含む各種補正係数C0FFを設定する。
いて検出されるスロットル弁開度αの変化率あるいはア
イドルスイッチ16のONからOFFへ□の切換わりに
よる加速補正骨、水温センサ18からの信号に基づいて
検出される機関冷却水温Twに応じた水温補正骨などを
含む各種補正係数C0FFを設定する。
ステップ5では一律学習補正係数記憶手段としてのRA
Mの所定アドレスに記憶されている一律学習補正係数記
憶手段を読込む。尚、一律学習補正係数K ALTは学
習が開始されていない時点では初期値0として記憶され
ており、これが読込まれる。
Mの所定アドレスに記憶されている一律学習補正係数記
憶手段を読込む。尚、一律学習補正係数K ALTは学
習が開始されていない時点では初期値0として記憶され
ており、これが読込まれる。
ステップ6では機関運転状態を表わす機関回転数Nと基
本燃料噴射量(負荷)Tpとに対応してエリア別学習補
正係数K HAPを記憶しであるエリア別学習補正係数
記憶手段としてのRA M上のマフプを参照し、実際の
N、Tpに対応するに□2を検索して読込む。この部分
がエリア別学習補正係数検索手段に相当する。尚、エリ
ア別学習補正係数K MAPのマツプは、機関回転数N
を横軸、基本燃料噴射tTpを縦軸として、8×8程度
の格子により機関運転状態のエリア番分け、各エリア毎
にエリア別学習補正係数K MAPを記憶させてあり、
学習が開始されていない時点では、全て初期値0を記憶
させである。
本燃料噴射量(負荷)Tpとに対応してエリア別学習補
正係数K HAPを記憶しであるエリア別学習補正係数
記憶手段としてのRA M上のマフプを参照し、実際の
N、Tpに対応するに□2を検索して読込む。この部分
がエリア別学習補正係数検索手段に相当する。尚、エリ
ア別学習補正係数K MAPのマツプは、機関回転数N
を横軸、基本燃料噴射tTpを縦軸として、8×8程度
の格子により機関運転状態のエリア番分け、各エリア毎
にエリア別学習補正係数K MAPを記憶させてあり、
学習が開始されていない時点では、全て初期値0を記憶
させである。
ステップ7では後述する第5図の比例・積分制御ルーチ
ンによって設定されているフィードバック補正係数LA
MBDAを読込む。尚、このフィードバック補正係数L
AMB()Aの基準値は1である。
ンによって設定されているフィードバック補正係数LA
MBDAを読込む。尚、このフィードバック補正係数L
AMB()Aの基準値は1である。
ステップ8ではバッテリ21の電圧値に基づいて電圧補
正分子sを設定する。これはバッテリ電圧の変動による
燃料噴射弁の噴射流量変化を補正するためのものである
。
正分子sを設定する。これはバッテリ電圧の変動による
燃料噴射弁の噴射流量変化を補正するためのものである
。
ステップ9では燃料噴射ff1Tiを次式に従って演算
する。この部分が燃料噴射量演算手段に相当する。
する。この部分が燃料噴射量演算手段に相当する。
T i =Tp−COEF・(LAMBDA+KALT
+KMAP)+TSステップ10では演算されたTiを
出力用レジスタにセットする。これにより、予め定めら
れた機関回転同期(例えば2回転毎)の燃料噴射タイミ
ングになると、Tiのパルス巾をもつ駆動パルス信号が
燃料噴射弁6に与えられて、燃料噴射が行われる。
+KMAP)+TSステップ10では演算されたTiを
出力用レジスタにセットする。これにより、予め定めら
れた機関回転同期(例えば2回転毎)の燃料噴射タイミ
ングになると、Tiのパルス巾をもつ駆動パルス信号が
燃料噴射弁6に与えられて、燃料噴射が行われる。
第4図はフィードバック制御ゾーン判定ルーチンで、原
則として低中回転がっ低中負荷の場合に空燃比のフィー
ドバック制御を行い、高回転又は高負荷の場合に空燃比
のフィードバック制御を停止するためのものである。
則として低中回転がっ低中負荷の場合に空燃比のフィー
ドバック制御を行い、高回転又は高負荷の場合に空燃比
のフィードバック制御を停止するためのものである。
ステップ21では機関回転数Nから比較Tpを検索し、
ステップ22では実際の基本燃料噴射ff1Tp(実T
p)と比較’rpとを比較する。
ステップ22では実際の基本燃料噴射ff1Tp(実T
p)と比較’rpとを比較する。
実Tp≦比較’rpの場合、すなわち低中回転かつ低中
負荷の場合は、ステップ23へ進んでディレータイマ(
クロック信号によりカウントアツプされるもの)をリセ
ットした後、ステップ26へ進んでλcon tフラグ
を1にセントする。これは低中回転かつ低中負荷の場合
に空燃比のフィードバンク制御を行わせるためである。
負荷の場合は、ステップ23へ進んでディレータイマ(
クロック信号によりカウントアツプされるもの)をリセ
ットした後、ステップ26へ進んでλcon tフラグ
を1にセントする。これは低中回転かつ低中負荷の場合
に空燃比のフィードバンク制御を行わせるためである。
実T p >比較Tpの場合、すなわち高回転又は高負
荷の場合は、原則として、ステップ27・\進んでλc
on tフラグを0にする。これは空燃比のフィードバ
ック制御を停止し、別途リッチな出力空燃比を得て、排
気温度の上昇を抑制し、機関1の焼付きや触媒12の焼
損などを防止するためである。
荷の場合は、原則として、ステップ27・\進んでλc
on tフラグを0にする。これは空燃比のフィードバ
ック制御を停止し、別途リッチな出力空燃比を得て、排
気温度の上昇を抑制し、機関1の焼付きや触媒12の焼
損などを防止するためである。
ここで、高回転又は高負荷の場合であっても、ステップ
24でディレータイマの値を所定値と比較することによ
り、高回転又は高負荷に移行した後、所定時間経過する
までは、ステップ26へ進んでλcon tフラグを1
にセットし続け、空燃比のフィードバック制御を続ける
ようにする。これは、山登り走行は高回転・高負荷領域
で行われるため、空気密度変化分についての学習の機会
を増すためである。但し、ステップ25での判定で機関
回転数Nが所定値(例えば3800rpm )を越えた
場合は、安全のため空燃比のフィードバック制御を停止
する。
24でディレータイマの値を所定値と比較することによ
り、高回転又は高負荷に移行した後、所定時間経過する
までは、ステップ26へ進んでλcon tフラグを1
にセットし続け、空燃比のフィードバック制御を続ける
ようにする。これは、山登り走行は高回転・高負荷領域
で行われるため、空気密度変化分についての学習の機会
を増すためである。但し、ステップ25での判定で機関
回転数Nが所定値(例えば3800rpm )を越えた
場合は、安全のため空燃比のフィードバック制御を停止
する。
第5図は比例・積分制御ルーチンで、所定時間(例えば
10m5 )毎に実行され、これによりフィードバック
補正係数LAM[IDAが設定される。従ってこのルー
チンがフィードバック補正係数設定手段に相当する。
10m5 )毎に実行され、これによりフィードバック
補正係数LAM[IDAが設定される。従ってこのルー
チンがフィードバック補正係数設定手段に相当する。
ステップ31ではλcon tフラグの値を判定し、0
の場合はこのルーチンを終了する。この場合は、フィー
ドバック補正係数LAMBDΔは前回値(又は基準値l
)にクランプされ、空燃比のフィードバック制御が停止
される。
の場合はこのルーチンを終了する。この場合は、フィー
ドバック補正係数LAMBDΔは前回値(又は基準値l
)にクランプされ、空燃比のフィードバック制御が停止
される。
λcon tフラグが1の場合は、ステップ32へ進ん
でO,センサ20の出力電圧VORを読込み、次のステ
ップ33で理論空燃比相当のスライスレベル電圧V r
afと比較することにより空燃比のリッチ・リーンを判
定する。
でO,センサ20の出力電圧VORを読込み、次のステ
ップ33で理論空燃比相当のスライスレベル電圧V r
afと比較することにより空燃比のリッチ・リーンを判
定する。
空燃比がリーン(■。!<Vror)のときは、ステッ
プ33からステップ34へ進んでリッチがらり一ンへの
反転時(反転直後)であるが否がを判定し、反転時には
ステップ35へ進んでフィードバック補正係数LAMB
DAを前回値に対し所定の比例定数P分増大させる。反
転時板外はステップ36へ進んでフイードバック補正係
数LAMBDAを前回値に対し所定の積分定数1分増大
させ、こうしてフィードバック補正係数LAMBDAを
一定の傾きで増大させる。尚、p>〉■である。
プ33からステップ34へ進んでリッチがらり一ンへの
反転時(反転直後)であるが否がを判定し、反転時には
ステップ35へ進んでフィードバック補正係数LAMB
DAを前回値に対し所定の比例定数P分増大させる。反
転時板外はステップ36へ進んでフイードバック補正係
数LAMBDAを前回値に対し所定の積分定数1分増大
させ、こうしてフィードバック補正係数LAMBDAを
一定の傾きで増大させる。尚、p>〉■である。
空燃比がリッチ(■。z> Vrmt )のときは、ス
テップ33からステップ37へ進んでリーンからす・ノ
チへの反転時(反転直後)であるか否かを判定し、反転
時にはステップ38へ進んでフィードバック補正係数L
AMBDAを前回値に対し所定の比例定数2分減少させ
る。反転時板外はステップ39へ進んでフィードバック
補正係数LAMBDAを前回値に対し所定の積分定数1
分減少させ、こうしてフィードバック補正係数LAMB
DAを一定の傾きで減少させる。
テップ33からステップ37へ進んでリーンからす・ノ
チへの反転時(反転直後)であるか否かを判定し、反転
時にはステップ38へ進んでフィードバック補正係数L
AMBDAを前回値に対し所定の比例定数2分減少させ
る。反転時板外はステップ39へ進んでフィードバック
補正係数LAMBDAを前回値に対し所定の積分定数1
分減少させ、こうしてフィードバック補正係数LAMB
DAを一定の傾きで減少させる。
第6図は第1の学習ルーチンである。この第1の学習ル
ーチンがエリア別学習補正係数修正手段に相当する。
ーチンがエリア別学習補正係数修正手段に相当する。
ステップ80ではλcon tフラグの値を判定し、0
の場合は、ステップ82へ進んでカウント値CMAPを
クリアした後、このルーチンを終了する。これは空燃比
のフィードバック制御が停止されているときは学習を行
うことができないからである。
の場合は、ステップ82へ進んでカウント値CMAPを
クリアした後、このルーチンを終了する。これは空燃比
のフィードバック制御が停止されているときは学習を行
うことができないからである。
λcontフラグが1の場合、すなわち空燃比のフィー
ドバック制御中は、ステップ81へ進む。
ドバック制御中は、ステップ81へ進む。
ステップ81では機関運転状態を表わす機関回転数Nと
基本燃料噴射ff1Tpとが前回と同一エリアにあるか
否かを判定し、エリアが変わった場合は、ステップ82
に進んでカウント値CMAPをクリアした後、このルー
チンを終了する。
基本燃料噴射ff1Tpとが前回と同一エリアにあるか
否かを判定し、エリアが変わった場合は、ステップ82
に進んでカウント値CMAPをクリアした後、このルー
チンを終了する。
前回と同一エリアの場合は、ステップ83で02センサ
20の出力が反転すなわちフィードバック補正係数LA
NBDAの増減方向が反転したか否かを判定し、このル
ーチンを繰返して反転する毎に、ステップ84で反転回
数を表わすカウント値C,APを1アツプし、例えばC
MAP=3となった段階で、ステップ85からステップ
86へ進んで現在のフィードバック補正係数LAMfl
DAの基準値lからの偏差(LAMBDA−1”)をΔ
LAMBDA 、として一時記憶し、学習を開始する。
20の出力が反転すなわちフィードバック補正係数LA
NBDAの増減方向が反転したか否かを判定し、このル
ーチンを繰返して反転する毎に、ステップ84で反転回
数を表わすカウント値C,APを1アツプし、例えばC
MAP=3となった段階で、ステップ85からステップ
86へ進んで現在のフィードバック補正係数LAMfl
DAの基準値lからの偏差(LAMBDA−1”)をΔ
LAMBDA 、として一時記憶し、学習を開始する。
そして、CMAP ’ ”4以上となると2、ステップ
85からステップ87へ進んで、そのときのフィードパ
ック補正係数LAMBD^の基準値1からの偏差(LA
MBDA−1)をΔLAMBDA!として一時記憶する
。このとき記憶されているΔLA?180A I とΔ
LAMBDA tとは第8図に示すように前回(例えば
3回目)の反転から今回(例えば4回目)の反転までの
フィードバック補正係数LAMBDAの基準値1からの
偏差の上下のピーク値である。
85からステップ87へ進んで、そのときのフィードパ
ック補正係数LAMBD^の基準値1からの偏差(LA
MBDA−1)をΔLAMBDA!として一時記憶する
。このとき記憶されているΔLA?180A I とΔ
LAMBDA tとは第8図に示すように前回(例えば
3回目)の反転から今回(例えば4回目)の反転までの
フィードバック補正係数LAMBDAの基準値1からの
偏差の上下のピーク値である。
このようにしてフィードバック補正係数LAMBDAの
基準値1からの偏差の上下のピーク値ΔLAMBDA
l 。
基準値1からの偏差の上下のピーク値ΔLAMBDA
l 。
ΔLAMBDA !が求まると、ステップ88に進んで
それらの平均値ΔLAMBDAを求める。
それらの平均値ΔLAMBDAを求める。
次にステップ89に進んでRAM上のマツプに現在のエ
リアに対応して記憶しであるエリア別学習補正係数KM
Ar (初期値O)を検索して読出す。
リアに対応して記憶しであるエリア別学習補正係数KM
Ar (初期値O)を検索して読出す。
次にステップ90に進んで次式に従って現在のエリア別
学習補正係数に□、にフィードバック補正係数の基準値
からの偏差の平均値ΔLAMBDAを所定割合加算する
ことによって新たなエリア別学習補正係数K MAPを
演算し、RAM上のマツプの同一エリアのエリア別学習
補正係数のデータを修正して書換える。
学習補正係数に□、にフィードバック補正係数の基準値
からの偏差の平均値ΔLAMBDAを所定割合加算する
ことによって新たなエリア別学習補正係数K MAPを
演算し、RAM上のマツプの同一エリアのエリア別学習
補正係数のデータを修正して書換える。
KMAP←KMAP +MMAP ・ΔLAMBDA
(MMAPは加算割合定数で、O<MIIAF<1)こ
の後は、ステップ91で次の学習のためΔLAMBDl
hをΔLAMBDA 、に代入する。
(MMAPは加算割合定数で、O<MIIAF<1)こ
の後は、ステップ91で次の学習のためΔLAMBDl
hをΔLAMBDA 、に代入する。
第7図は第2の学習ルーチンである。この第2の学習ル
ーチンは、更新平均値演算手段、一律学習補正係数修正
手段及び第2のエリア別学習補正係数修正手段として機
能する ステップ101ではエリア別学習補正係数K MAPに
ついての学習(以下K MAP学習という)のなされた
エリア数nが所定値となったか否かを判定し、所定値未
満の場合はステップ102へ進む。ステップ102では
に□、学習(すなわち第6図のステップ90)が実行さ
れたか否かを判定し、実行された場合のみ、ステップ1
03へ進んですでに記憶しであるエリアについてか否か
を判定し、新たなエリアのときは、ステップ104でK
MAF学習エ学習エリア数丁ツプし、ステップ105で
そのエリアとに□、値とを記憶する。すでに記憶しであ
るエリアのときは、ステップ106で記憶しであるK1
4AP4ftを更新する。
ーチンは、更新平均値演算手段、一律学習補正係数修正
手段及び第2のエリア別学習補正係数修正手段として機
能する ステップ101ではエリア別学習補正係数K MAPに
ついての学習(以下K MAP学習という)のなされた
エリア数nが所定値となったか否かを判定し、所定値未
満の場合はステップ102へ進む。ステップ102では
に□、学習(すなわち第6図のステップ90)が実行さ
れたか否かを判定し、実行された場合のみ、ステップ1
03へ進んですでに記憶しであるエリアについてか否か
を判定し、新たなエリアのときは、ステップ104でK
MAF学習エ学習エリア数丁ツプし、ステップ105で
そのエリアとに□、値とを記憶する。すでに記憶しであ
るエリアのときは、ステップ106で記憶しであるK1
4AP4ftを更新する。
K MAP学習エリア数nが所定値に達した場合は、ス
テップ101からステップ107へ進み、前述のステッ
プ105で記憶し、またステップ106で更新したn個
のK。AP値の総和ΣK MAPを求める。そして、ス
テップ108でΣKMAP / nを演算し、平均値Δ
’MAP=ΣKMAP / nを求める。このステップ
107.108の部分が更新平均値演算手段に相当し、
ここで求められた更新平均値ΔMAPを全エリア−律の
空気密度変化分とみなす。
テップ101からステップ107へ進み、前述のステッ
プ105で記憶し、またステップ106で更新したn個
のK。AP値の総和ΣK MAPを求める。そして、ス
テップ108でΣKMAP / nを演算し、平均値Δ
’MAP=ΣKMAP / nを求める。このステップ
107.108の部分が更新平均値演算手段に相当し、
ここで求められた更新平均値ΔMAPを全エリア−律の
空気密度変化分とみなす。
次にステップ、109に進んでRAMの所定アドレスに
記憶されている現在の一律学習補正係数K ALT(初
期値0)を読出す。
記憶されている現在の一律学習補正係数K ALT(初
期値0)を読出す。
次にステップ110に進んで次式に従って現在の一律学
習補正係数K ALTに更新平均値ΔMAPを加算する
ことによって新たな一律学習補正係数修正手段を演算し
、RAMの所定アドレスの一律学習補正係数のデータを
修正して書換える。このステップ110の部分が一律学
習補正係数修正手段に相当する。
習補正係数K ALTに更新平均値ΔMAPを加算する
ことによって新たな一律学習補正係数修正手段を演算し
、RAMの所定アドレスの一律学習補正係数のデータを
修正して書換える。このステップ110の部分が一律学
習補正係数修正手段に相当する。
K AL、←K ALT +ΔMAP
次にステップ111に進んで次式に従って更新平均ΔM
APの演算の基礎としたエリアのエリア別学習補正係数
K MAPからそれぞれ更新平均値ΔMAPを減算する
ことによって新たなエリア別学習補正係数KMAPを演
算し、RAM上のマツプの同一エリアのエリア別学習補
正係数のデータを修正して書換える。このステップ11
1の部分が第2のエリア別学習補正係数修正手段に相当
する。
APの演算の基礎としたエリアのエリア別学習補正係数
K MAPからそれぞれ更新平均値ΔMAPを減算する
ことによって新たなエリア別学習補正係数KMAPを演
算し、RAM上のマツプの同一エリアのエリア別学習補
正係数のデータを修正して書換える。このステップ11
1の部分が第2のエリア別学習補正係数修正手段に相当
する。
KMAP ’−Kqap−ΔMAP
次にステップ112に進んでに、AP学学習エリア数奇
クリアし、またその他の記憶値をクリアする。
クリアし、またその他の記憶値をクリアする。
このように、KイAP学習(KMAP値の更新)がなさ
れたエリアが所定数となる毎に、その間に更新されたエ
リア別学習補正係数の平均値を演算し、これを全エリア
−律に変化する空気密度変化分とみなして一律学習補正
係数に置き換えていくのである。
れたエリアが所定数となる毎に、その間に更新されたエ
リア別学習補正係数の平均値を演算し、これを全エリア
−律に変化する空気密度変化分とみなして一律学習補正
係数に置き換えていくのである。
尚、この実施例のようにK MAP学習エリア数が所定
値になる毎に実行する他、所定時間毎に実行してもよい
。また、更新平均値を求める際は更新値そのものでなく
、学習した偏差を基にしてもよい。また、更新平均値の
加算及び減算に際し、KMAP及びK ALTの基準値
がO以外の場合は、基準値からの偏差分を加算及び減算
することは言うまでもない。
値になる毎に実行する他、所定時間毎に実行してもよい
。また、更新平均値を求める際は更新値そのものでなく
、学習した偏差を基にしてもよい。また、更新平均値の
加算及び減算に際し、KMAP及びK ALTの基準値
がO以外の場合は、基準値からの偏差分を加算及び減算
することは言うまでもない。
次に他の実施例を説明する。
この実施例は、空気密度変化分のみを学習できる条件、
すなわち、スロットル弁の開度変化に対しシステムのバ
ラツキの無くなる領域であるところの、各機関回転数で
スロ・ノトル弁の開度変化に対し吸入空気流量がほぼ変
化しな(なる領域(第12図のハツチング部分)におい
て、空気密度変化分を一律に学習して、一律学習補正係
数を書換え、他の領域において、部品バラツキ分などを
エリア別に学習して、エリア別学習補正係数を書換える
構成としたうえで、第7図の第2の学習ルーチンを実行
するようにしたものである。
すなわち、スロットル弁の開度変化に対しシステムのバ
ラツキの無くなる領域であるところの、各機関回転数で
スロ・ノトル弁の開度変化に対し吸入空気流量がほぼ変
化しな(なる領域(第12図のハツチング部分)におい
て、空気密度変化分を一律に学習して、一律学習補正係
数を書換え、他の領域において、部品バラツキ分などを
エリア別に学習して、エリア別学習補正係数を書換える
構成としたうえで、第7図の第2の学習ルーチンを実行
するようにしたものである。
異なるところは、第6図の第1の学習ルーチンに代えて
、第9図の第1の学習ルーチン、第10図のK ALT
学習サブルーチン、第11図のK HA、学習サブルー
チンを実行する。
、第9図の第1の学習ルーチン、第10図のK ALT
学習サブルーチン、第11図のK HA、学習サブルー
チンを実行する。
第9図の第1の学習ルーチンのステップ41ではλco
n tフラグの値を判定し、0の場合は、ステップ42
へ進んでカウント値CALTI C5apをクリアした
後、このルーチンを終了する。これは空燃比のフィード
バック制御が停止されているときは学習を行うことがで
きないからである。
n tフラグの値を判定し、0の場合は、ステップ42
へ進んでカウント値CALTI C5apをクリアした
後、このルーチンを終了する。これは空燃比のフィード
バック制御が停止されているときは学習を行うことがで
きないからである。
λcon tフラグが1の場合、すなわち空燃比のフィ
ードバック制御中は、ステップ43以降へ進んで一律学
習補正係数修正手段についての学習(以下KALT学習
という)、とエリア別学習補正係数KMAPについての
学習(以下に、A、学習という)との切換えを行う。
ードバック制御中は、ステップ43以降へ進んで一律学
習補正係数修正手段についての学習(以下KALT学習
という)、とエリア別学習補正係数KMAPについての
学習(以下に、A、学習という)との切換えを行う。
すなわち、KALT学習は第12図にハツチングを付し
て示すように各機関回転数Nでスロットル弁開度αの変
化に対し吸入空気流iQがほぼ変化しなくなる所定の高
負荷領域(以下Qフラット領域という)で優先的に行い
、K NA、学習はその他の領域で行うので、ステップ
43では機関回転数Nから比較α1を検索し、ステップ
44では実際のスロットル弁開度α(実α)と比較α1
とを比較する。
て示すように各機関回転数Nでスロットル弁開度αの変
化に対し吸入空気流iQがほぼ変化しなくなる所定の高
負荷領域(以下Qフラット領域という)で優先的に行い
、K NA、学習はその他の領域で行うので、ステップ
43では機関回転数Nから比較α1を検索し、ステップ
44では実際のスロットル弁開度α(実α)と比較α1
とを比較する。
比較の結果、実α≧比較α+(Qフラットffi域)の
場合は、原則としてステップ48.49へ進ませ、カウ
ント値CHAPをクリアした後、第10図のKALT学
習サブルーチンを実行させる。
場合は、原則としてステップ48.49へ進ませ、カウ
ント値CHAPをクリアした後、第10図のKALT学
習サブルーチンを実行させる。
但し、シングルポイントインジェクションシステムの場
合、スロットル弁開度が極めて大きい領域では吸気流速
が遅くなり、各気筒への分配性が悪化するので、分配悪
化領域を機関回転数に対するスロットル弁開度で割付け
ておき、それ以上のスロットル弁開度でKALア学習を
禁止する。このため、ステップ45で機関回転数Nから
比較α2を検索し、ステップ46で実αと比較α2とを
比較して、実α〉比較α2の場合は、ステップ50.5
1へ進ませ、カウント値CALTをクリアした後、第1
1図のK MAP学習サブルーチンへ移行させる。
合、スロットル弁開度が極めて大きい領域では吸気流速
が遅くなり、各気筒への分配性が悪化するので、分配悪
化領域を機関回転数に対するスロットル弁開度で割付け
ておき、それ以上のスロットル弁開度でKALア学習を
禁止する。このため、ステップ45で機関回転数Nから
比較α2を検索し、ステップ46で実αと比較α2とを
比較して、実α〉比較α2の場合は、ステップ50.5
1へ進ませ、カウント値CALTをクリアした後、第1
1図のK MAP学習サブルーチンへ移行させる。
また、シングルポイントインジェクションシステムの場
合、燃料噴射弁6から機関1の燃焼室までの距離が長く
、急加速中は壁流燃料の影響で、正確なKALf学習が
できないので、急加速した時は所定時間すなわち壁流が
定常となるまで待ってKAI4学習を行う。このため、
ステップ47で加速後便定時間経過したか否かを判定し
、経過していない場合は、ステップ50.51へ進ませ
、カウント値CALTをクリアした後、第11図のK
MAP学習サブルーチンへ移行させる。
合、燃料噴射弁6から機関1の燃焼室までの距離が長く
、急加速中は壁流燃料の影響で、正確なKALf学習が
できないので、急加速した時は所定時間すなわち壁流が
定常となるまで待ってKAI4学習を行う。このため、
ステップ47で加速後便定時間経過したか否かを判定し
、経過していない場合は、ステップ50.51へ進ませ
、カウント値CALTをクリアした後、第11図のK
MAP学習サブルーチンへ移行させる。
ステップ44での判定で、実αく比較α1の場合は、ス
テップ50.51へ進ませ、カウント値CAl1をクリ
アした後、第11図のKNA、学習サブルーチンへ移行
させる。
テップ50.51へ進ませ、カウント値CAl1をクリ
アした後、第11図のKNA、学習サブルーチンへ移行
させる。
次に第10図のK ALT学習サブルーチンについて説
明する。
明する。
ステップ61でOtセンサ20の出力が反転すなわちフ
ィードバック補正係数LAMBDAの増減方向が反転し
たか否かを判定し、このサブルーチンを繰返して反転す
る時に、ステップ62で反転回数を表わすカウント値C
ALTを1アツプし、例えばCALT=3となった段階
で、ステップ63からステップ64へ進んで現在のフィ
ードバック補正係数LAMIIDAの基準値1からの偏
差(LAMBDA−1)をΔl、AMBDAIとして一
時記憶し、学習を開始する。
ィードバック補正係数LAMBDAの増減方向が反転し
たか否かを判定し、このサブルーチンを繰返して反転す
る時に、ステップ62で反転回数を表わすカウント値C
ALTを1アツプし、例えばCALT=3となった段階
で、ステップ63からステップ64へ進んで現在のフィ
ードバック補正係数LAMIIDAの基準値1からの偏
差(LAMBDA−1)をΔl、AMBDAIとして一
時記憶し、学習を開始する。
そして、CaLy=4以上となると、ステップ63から
ステップ65へ進んでそのときのフィードバック補正係
数LAMBDAの基準値1からの偏差(LAMBDA−
1)をΔLAMBDA tとして一時記憶する。
ステップ65へ進んでそのときのフィードバック補正係
数LAMBDAの基準値1からの偏差(LAMBDA−
1)をΔLAMBDA tとして一時記憶する。
このようにしてフィードバック補正係数LAMBDAの
基準値1からの偏差の上下のピーク値ΔLAMBDA
l 。
基準値1からの偏差の上下のピーク値ΔLAMBDA
l 。
ΔLA?IBDA2が求まると、ステップ66に進んで
、それらの平均値τLAMB■(次式参照)を求める。
、それらの平均値τLAMB■(次式参照)を求める。
ΔLAMBDA= (ΔLAMBD^、 十 ΔL
AMBD/h ) / 2次にステップ67に進ん
でRAMの所定アドレスに記憶されている現在の一律学
習補正係数KAL。
AMBD/h ) / 2次にステップ67に進ん
でRAMの所定アドレスに記憶されている現在の一律学
習補正係数KAL。
(初期値0)を読出す。
次にステップ68に進んで次式に従って現在の一律学習
補正係数KALTにフィードバック補正係数の基準値か
らの偏差の平均値ΔLAMBDAを所定割合加算するこ
とによって新たな一律学習補正係数KAI4を演算し、
RAMの所定アドレスの一律学習補正係数のデータを修
正して書換える。
補正係数KALTにフィードバック補正係数の基準値か
らの偏差の平均値ΔLAMBDAを所定割合加算するこ
とによって新たな一律学習補正係数KAI4を演算し、
RAMの所定アドレスの一律学習補正係数のデータを修
正して書換える。
KALT←KAL?+MAL7 ・ΔLAMBDA(
MAL?は加算割合定数で、0<MAtt<1)この後
は、ステップ69で次の学習のためΔLAMBDA2を
ΔLAMBDA、に代入する。
MAL?は加算割合定数で、0<MAtt<1)この後
は、ステップ69で次の学習のためΔLAMBDA2を
ΔLAMBDA、に代入する。
次に第11図のK MAP学習サブルーチンについて説
明する。このK MAP学習サブルーチンがエリア別学
習補正係数修正手段に相当する。
明する。このK MAP学習サブルーチンがエリア別学
習補正係数修正手段に相当する。
ステップ81で機関運転状態を表わす機関回転数Nと基
本燃料噴射量Tpとが前回と同一エリアにあるか否かを
判定し、エリアが変わった場合は、ステップ82に進ん
でカウント値CMAPをクリアした後、このサブルーチ
ンを終了する。
本燃料噴射量Tpとが前回と同一エリアにあるか否かを
判定し、エリアが変わった場合は、ステップ82に進ん
でカウント値CMAPをクリアした後、このサブルーチ
ンを終了する。
前回と同一エリアの場合は、ステップ83で02センサ
20の出力が反転すなわちフィードバック補正係数LA
MBDAの増減方向が反転したか否かを判定し、このサ
ブルーチンを繰返して反転する毎に、ステップ84で反
転回数を表わすカウント値CMAPを1アツプし、例え
ばCMAF=3となった段階で、ステップ85からステ
ップ86へ進んで現在のフイードパツク補正係数LA?
IBOAの基準(fi 1からの偏差(LAMBDA
−1)をΔLAMBDA 、として一時記憶し、学習を
開始する。
20の出力が反転すなわちフィードバック補正係数LA
MBDAの増減方向が反転したか否かを判定し、このサ
ブルーチンを繰返して反転する毎に、ステップ84で反
転回数を表わすカウント値CMAPを1アツプし、例え
ばCMAF=3となった段階で、ステップ85からステ
ップ86へ進んで現在のフイードパツク補正係数LA?
IBOAの基準(fi 1からの偏差(LAMBDA
−1)をΔLAMBDA 、として一時記憶し、学習を
開始する。
そして、CNAP=4以上となると、ステップ85から
ステップ87へ進んで、そのときのフィードバック補正
係数LAMBDAの基準値1からの偏差(LAMBDA
−1)をΔLAMBDA、として一時記憶する。
ステップ87へ進んで、そのときのフィードバック補正
係数LAMBDAの基準値1からの偏差(LAMBDA
−1)をΔLAMBDA、として一時記憶する。
このようにしてフィードバック補正係数LAMBDAの
基準(I!■からの偏差の上下のピーク値ΔLAMBD
^1゜ΔLAMBDA!が求まると、ステップ88に進
んでそれらの平均値−τm汀を求める。
基準(I!■からの偏差の上下のピーク値ΔLAMBD
^1゜ΔLAMBDA!が求まると、ステップ88に進
んでそれらの平均値−τm汀を求める。
次にステップ89に進んでRAM上のマツプに現在のエ
リアに対応して記憶しであるエリア別学習補正係数KM
AP (初期値0)を検索して読出す。
リアに対応して記憶しであるエリア別学習補正係数KM
AP (初期値0)を検索して読出す。
次にステップ90に進んで次式に従って現在のエリア別
学習補正係数KNAPにフィードバック補正係数の基準
値からの偏差の平均値ΔLAMBDAを所定割合加算す
ることによりて新たなエリア別学習補正係数KMAPを
演算し、RAM上のマツプの同一エリアのエリア別学習
補正係数のデータを修正して書換える。
学習補正係数KNAPにフィードバック補正係数の基準
値からの偏差の平均値ΔLAMBDAを所定割合加算す
ることによりて新たなエリア別学習補正係数KMAPを
演算し、RAM上のマツプの同一エリアのエリア別学習
補正係数のデータを修正して書換える。
K、□←KMAP +MNAP ・τ口■■この後は
、ステップ91で次の学習のためΔLAMBDA!をΔ
LAMBDA Iに代入する。
、ステップ91で次の学習のためΔLAMBDA!をΔ
LAMBDA Iに代入する。
このようにQフラット領域でK AL?学習を独自に行
うことができるシステムでも、Qフラット領域へ入らな
いような運転で登板して高地へ行った場合、K ALT
学習が進行せずに、空気密度変化分も含めてKNA、学
習を行ってしまう状態が発生し得、一部のエリアのみ学
習が進行すると、学習値間で大きな段差を生じ、運転性
、排気性能等が悪化するが、ここにおいて第7図の第2
の学習ルーチンを実行することで、確実な空気密度変化
分の一律学習が可能となる。尚、この場合、第7図の第
2の学習ルーチンはエンジンキースイッチの投入後の所
定期間のみ行うようにしてもよい。
うことができるシステムでも、Qフラット領域へ入らな
いような運転で登板して高地へ行った場合、K ALT
学習が進行せずに、空気密度変化分も含めてKNA、学
習を行ってしまう状態が発生し得、一部のエリアのみ学
習が進行すると、学習値間で大きな段差を生じ、運転性
、排気性能等が悪化するが、ここにおいて第7図の第2
の学習ルーチンを実行することで、確実な空気密度変化
分の一律学習が可能となる。尚、この場合、第7図の第
2の学習ルーチンはエンジンキースイッチの投入後の所
定期間のみ行うようにしてもよい。
〈発明の効果〉
以上説明したように本発明によれば、空気密度変化分を
速やかに学習可能となり、急な山登りなどでも良好な空
燃比の学習制御が可能となるという効果が得られる。
速やかに学習可能となり、急な山登りなどでも良好な空
燃比の学習制御が可能となるという効果が得られる。
第1図は本発明の構成を示す機能ブロック図、第2図は
本発明の一実施例を示すシステム図、第3図〜第7図は
演算処理内容を示すフローチャート、第8図はフィード
バック補正係数の変化の様子を示す図、第9図〜第11
図は本発明の他の実施例の場合の第6図に代わる演算処
理内容を示すフローチャート、第12図は一律学習補正
係数についての学習領域を示す図である。 1・・・機関 5・・・スロットル弁 6・・・燃
料噴’R弁14・・・コントロールユニット 15・
・・スロットルセンサ 17・・・クランク角センサ
20・・・Ozセンサ 特許出願人 日本電子機器株式会社 代理人 弁理士 笹 島 冨二雄 9n 第10図 スロqトル井関度α
本発明の一実施例を示すシステム図、第3図〜第7図は
演算処理内容を示すフローチャート、第8図はフィード
バック補正係数の変化の様子を示す図、第9図〜第11
図は本発明の他の実施例の場合の第6図に代わる演算処
理内容を示すフローチャート、第12図は一律学習補正
係数についての学習領域を示す図である。 1・・・機関 5・・・スロットル弁 6・・・燃
料噴’R弁14・・・コントロールユニット 15・
・・スロットルセンサ 17・・・クランク角センサ
20・・・Ozセンサ 特許出願人 日本電子機器株式会社 代理人 弁理士 笹 島 冨二雄 9n 第10図 スロqトル井関度α
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 機関に吸入される空気量に関与するパラメータを少くと
も含む機関運転状態を検出する機関運転状態検出手段と
、 機関排気成分を検出しこれにより機関吸入混合気の空燃
比を検出する空燃比検出手段と、 前記機関運転状態検出手段により検出された前記パラメ
ータに基づいて基本燃料噴射量を設定する基本燃料噴射
量設定手段と、 機関運転状態の全エリアについて前記基本燃料噴射量を
一律に補正するための一律学習補正係数を記憶した書換
え可能な一律学習補正係数記憶手段と、 機関運転状態のエリア毎に前記基本燃料噴射量を補正す
るためのエリア別学習補正係数を記憶した書換え可能な
エリア別学習補正係数記憶手段と、実際の機関運転状態
に基づいて前記エリア別学習補正係数記憶手段から対応
する機関運転状態のエリアのエリア別学習補正係数を検
索するエリア別学習補正係数検索手段と、 前記空燃比検出手段により検出された空燃比と目標空燃
比とを比較し実際の空燃比を目標空燃比に近づけるよう
に前記基本燃料噴射量を補正するためのフィードバック
補正係数を所定の量増減して設定するフィードバック補
正係数設定手段と、前記基本燃料噴射量設定手段で設定
した基本燃料噴射量、前記一律学習補正係数記憶手段に
記憶されている一律学習補正係数、前記エリア別学習補
正係数検索手段で検索したエリア別学習補正係数、及び
前記フィードバック補正係数設定手段で設定したフィー
ドバック補正係数に基づいて燃料噴射量を演算する燃料
噴射量演算手段と、 前記燃料噴射量演算手段で演算した燃料噴射量に相当す
る駆動パルス信号に応じオンオフ的に燃料を機関に噴射
供給する燃料噴射手段と、 機関運転状態のエリア毎に前記フィードバック補正係数
の基準値からの偏差を学習し、これを減少させる方向に
前記エリア別学習補正係数記憶手段のエリア別学習補正
係数を修正して書換えるエリア別学習補正係数修正手段
と、 所定の期間毎にその間に更新されたエリア別学習補正係
数の平均値を演算する更新平均値演算手段と、 前記一律学習補正係数記憶手段の一律学習補正係数に前
記更新平均値演算手段による平均値を加算して前記一律
学習補正係数記憶手段の一律学習補正係数を修正して書
換える一律学習補正係数修正手段と、 前記更新平均値演算手段の演算の基礎としたエリア別学
習補正係数から前記更新平均値演算手段による平均値を
減算して前記エリア別学習補正係数記憶手段のエリア別
学習補正係数を修正して書換える第2のエリア別学習補
正係数修正手段と、を含んで構成されることを特徴とす
る内燃機関の空燃比の学習制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25072586A JPH0689689B2 (ja) | 1986-10-23 | 1986-10-23 | 内燃機関の空燃比の学習制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25072586A JPH0689689B2 (ja) | 1986-10-23 | 1986-10-23 | 内燃機関の空燃比の学習制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63105260A true JPS63105260A (ja) | 1988-05-10 |
JPH0689689B2 JPH0689689B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=17212119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25072586A Expired - Fee Related JPH0689689B2 (ja) | 1986-10-23 | 1986-10-23 | 内燃機関の空燃比の学習制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0689689B2 (ja) |
-
1986
- 1986-10-23 JP JP25072586A patent/JPH0689689B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0689689B2 (ja) | 1994-11-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |