JPS63105224A - 水平型多気筒エンジンのピストン冷却装置 - Google Patents

水平型多気筒エンジンのピストン冷却装置

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JPS63105224A
JPS63105224A JP25139686A JP25139686A JPS63105224A JP S63105224 A JPS63105224 A JP S63105224A JP 25139686 A JP25139686 A JP 25139686A JP 25139686 A JP25139686 A JP 25139686A JP S63105224 A JPS63105224 A JP S63105224A
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JP
Japan
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oil passage
piston
bearing
lubricating oil
cooling
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JP25139686A
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Takashi Iwashita
岩下 隆
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 (1)  産業上の利用分野 本発明は往復動エンジンにおいて、潤滑油によるピスト
ンの冷却装置に関するものである。
(2)従来の技術 従来エンジンの潤滑油路からピストン冷却用配管を分岐
し、この配管に噴油管を接続し、この噴油管より噴出し
た潤滑油をピストンに向けて噴射して該ピストンを油冷
却するようにしたものは公知である(実開昭52−26
030号公報、実公昭60−38020号公報参照)。
(3)発明が解決しようとする問題点 ところで前記従来のものでは潤滑油路より冷却用配管を
分岐し、そこに噴油管を接続するようにしているので、
ピストン冷却用の別系統の配管を特設しなければならず
全体の構成が複雑になるばかりでなくエンジン全体の大
型化を招くという問題がある。
B0発明の構成 (1)問題点を解決するための手段 本発明によれば、前記目的達成のためクランクケースと
一体の軸受壁部に、クランク軸のジャーナルを潤滑する
ための潤滑油路およびこの潤滑油路に連通ずる、ピスト
ンを冷却するための冷却油路を形成し、該冷却油路に、
噴口が前記ピストンに指向する噴油管を直接接続する。
(2)作 用 前記構成によれば、クランクケースの軸受壁部に形成さ
れる、ピストンの冷却用冷却油路を形成し、これ膏直接
噴油管に接続して該噴油管より潤滑油をピストンに向け
て噴射する。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明する。
この実施例は本発明装置を水平型四気筒、四サイクルエ
ンジンに実施した場合である。
第1.3.5図において、前記エンジンのエンジン本体
lは、シリンダブロック2と、そのデツキ面に固着され
るシリンダヘッド3とを備えており、シリンダブロック
2の一端部に形成されるクランクケース半部21の開口
端面には、クランクケース半体4が複数本の連結ボルト
5により一体に結着され、前記クランクケース半部2I
とクランクケース半体4とによりクランクケースCが形
成される。前記クランクケースCの下部には連結ボルト
6を以てオイルパンツが固着される。
第2図に示すようにシリンダブロック2には4つの第1
〜第4シリンダ8.〜8.が直列に設けられており、こ
れらのシリンダ81〜84内にそれぞれピストン9・・
・が略水平方向に摺動可能に嵌合されている。またシリ
ンダブロック2のクランクケース半部2.には、その一
端壁、相隣れるシリンダ間およびその他端壁とに、5つ
の第1〜第5軸受壁部io、−105が互いに略平行に
一体に形成され、これらの軸受壁部10.〜10sの端
面にはそれぞれ軸受キャップ11・・・が接合され、そ
れらはそれぞれ連結ボルト12を以て一体に結着されて
いる。
第1〜第5軸受壁部101〜10sと軸受キャップ11
・・・との接合面間にはそれぞれ軸受孔13・・・が形
成され、これらの軸受孔13・・・に軸受メタル14・
・・を介してクランク軸15の5つのジャーナル151
〜15.が回転自在に支承される。
第2図鎖線に示すようにクランク軸15の、クランクケ
ースCの一端壁(第2図右側端壁)より突出する外端に
は、調時ベルトの駆動輪16および発電機、空調機等の
補器駆動用プーリ17が固着され、またクランク軸のク
ランクケースCの他端壁(第2図左側端壁)より突出す
る外端にはフライホイール18が固着される。
第2,3図に示すように前記第4軸受壁部104に対応
する軸受孔13の軸受面には断面コ字状で環状溝よりな
る潤滑油路19・・・が形成され、この潤滑油路19は
軸受キャンプ11に穿設した分配油路20を介してメイ
ンギヤラリ21に連通される。メインギヤラリ21は、
クランクケース半体4の外端壁の幅方向中央部で、その
長手方向に沿って形成されており、このメインギヤラリ
21には第1図に示すようにオイルポンプPによりオイ
ルパン7内からストレーナSを介して吸い上げられた潤
滑油がオイルフィルタFを介して供給される。そしてメ
インギヤラリ21からの加圧潤滑油は分配油路20に分
流されて前記潤滑油路19に給油される。
第2. 3. 4図に示すように5つの第1〜第5軸受
壁部101〜10sのうち第4軸受壁部104には、シ
リンダヘッド3に設けられる動弁装置(図示せず)を潤
滑するための潤滑油路22と、ピストン9を油冷却する
ための冷却油路23とが形成される。前記潤滑油路22
は、第4軸受壁部10、の上半部にあって、シリンダブ
ロック2に穿設した送油路24に連通されるが、この潤
滑油路22は本発明の要点ではないので詳細な説明を省
略する。
一方前記冷却油路23は第4軸受壁部104の下半部に
あって、前記潤滑油路19に連通される基部油路231
 と、核油路23.に連通されて下向きに延びる先部油
路23□とよりなり、この先部油路23□はクランクケ
ースCの、オイルパン7と対面する下壁25に開口され
、該下壁25に螺着されるジヨイントボルト28を介し
て噴油管26に接続される。前記噴油管26は第2図に
示すようにクランクケースCの下壁25の外側で、かつ
該クランクケースCの下壁25とオイルパン7で囲まれ
る部位をその長手方向にそって延びる主管26.と、こ
の主管261から分岐され、クランクケースCの下壁2
5に穿設した通孔27・・・を通してクランク室内の4
つの第1〜第4シリンダ81〜8.下に延びる分岐管2
6□・・・とよりなり、それらの分岐管26□・・・の
噴口26・・・は屈曲されてピストン9・・・に指向さ
れている。したがって潤滑油路19を流れる潤滑油はク
ランク軸15のジャーナル154を潤滑し、前記潤滑油
路22と冷却油路23とに分流する。
而して冷却油路23を流れる潤滑油は噴油管26の主管
26.より分岐管26□・・・に分流し、それらの噴口
26.・・・よりピストン9・・・に向って噴射され、
それらのピストン9・・・を油冷却することができる。
而して前述のように第4軸受壁部10.に前記潤滑油路
22と冷却油路23を特設した理由について説明すると
、第1〜第4軸受壁部101〜lO3で支承されるクラ
ンク軸15が回転するとき、第3軸受壁部10.を中心
としてその左、右のシリンダ上の燃焼室において交互に
爆発が起きるので、前記第3軸受壁部10.が最も大き
な爆発荷重をうけることになり該第3軸受壁部103の
軸受孔13の潤滑油圧を最も高くする必要があり、また
クランク軸15の一端には調時装置駆動用駆動輪16、
発電機、空調機等の補機を駆動用プーリ17が固着され
、またその他方にはフライホイール18が固着されるの
で、第1.第5軸受壁部101.10s も大きな荷重
を受けることになり、これら第1.第5軸受壁部10.
.105の軸受孔13.13の潤滑油圧も高くする必要
がある。
そして第1〜第5軸受壁部lot〜10.のうち残りの
第2.第4軸受壁部10□、104では、第3.第1.
第5軸受壁部10コ、10..10、で必要な潤滑油圧
よりも低いレベルの潤滑油圧によるクランク軸の潤滑が
可能であるがクランク軸15と慣性マスの大きいフライ
ホイール18の総合重量の重心は、第2軸受壁部10□
より第4軸受壁部10.側に偏った位置にあるため、第
4軸受壁部104にかかる荷重の方が第2軸受壁部10
、にががる荷重よりも小さく、したがって第4軸受壁部
10.の軸受孔13に必要な潤滑油圧は、第1〜第5軸
受壁部lO1〜10.中最も低くてもよいことになる。
以上の理由により第4軸受壁部104に動弁系への潤滑
油路22およびピストン9・・・の冷却用冷却油路23
を形成し、クランク軸15の潤滑に何ら支障を及ぼさず
に該クランク軸15の潤滑油を利用してピストン9・・
・の油冷却を可能としたものである。
C4発明の効果 以上のように本発明によれば、クランクケースと一体の
軸受壁部に、クランク軸のジャーナルを潤滑するための
潤滑油路およびこの潤滑油路に連通ずる、ピストンを冷
却するための冷却油路を形成し、該冷却油路に、噴口が
前記ピストンにI旨向する噴油管を直接接続したので、
クランクケースの軸受壁部に形成した冷却油路だけで、
噴油管に冷却油を導くことが可能となり、ピストンの油
冷却用配管構成が大幅に簡素化されるとともにエンジン
全体のコンパクト化が可能になる。
また前記実施例のように水平型エンジンに本発明を適用
し、前記冷却油路と噴油管との接続部を、オイルパン上
の、クランクケースの下壁で、かつ該オイルパンとクラ
ンクケースで囲まれる部位に設けるようにすれば前記接
続部のシール性を高める必要がなく、コストダウンに寄
与し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
装置を備えた水平型四気筒エンジンの概略側面図、第2
図は、第1図■−■線に沿うシリンダブロックの底面図
、第3図は、第2図■−■線に沿うシリンダブロックの
断面図、第4図は、第5図IV−IV線に沿う部分断面
図、第5図は、第2図■−V線に沿うシリンダブロック
の断面図である。 C・・・クランクケース、9・・・ピストン、10.・
・・第4軸受壁部、15・・・クランク軸、19・・・
潤滑油路、23・・・冷却油路、26・・・噴油管、2
6.・・・噴口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クランクケースと一体の軸受壁部に、クランク軸
    のジャーナルを潤滑するための潤滑油路およびこの潤滑
    油路に連通する、ピストンを冷却するための冷却油路を
    形成し、該冷却油路に、噴口が前記ピストンに指向する
    噴油管を直接接続したことを特徴とする、エンジンのピ
    ストン冷却装置。
  2. (2)前記特許請求の範囲第(1)項記載のエンジンの
    ピストン冷却装置において、前記エンジンは水平型であ
    って、前記冷却油路と噴油管との接続部を、オイルパン
    上の、クランクケースの下壁で、かつ該オイルパンとク
    ランクケースで囲まれた部位に設けてなる、エンジンの
    ピストン冷却装置。
JP61251396A 1986-10-22 1986-10-22 水平型多気筒エンジンのピストン冷却装置 Expired - Lifetime JPH0778366B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007231787A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Honda Motor Co Ltd 内燃機関のピストン冷却装置
CN109026327A (zh) * 2018-09-15 2018-12-18 山东良子动力有限公司 一种双缸发动机机油冷却系统

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61159609U (ja) * 1985-03-26 1986-10-03

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