JPS63103798A - 舶用減速逆転機のpto装置 - Google Patents

舶用減速逆転機のpto装置

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JPS63103798A
JPS63103798A JP25018286A JP25018286A JPS63103798A JP S63103798 A JPS63103798 A JP S63103798A JP 25018286 A JP25018286 A JP 25018286A JP 25018286 A JP25018286 A JP 25018286A JP S63103798 A JPS63103798 A JP S63103798A
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JP
Japan
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pto
shaft
speed
gear
transmission mechanism
Prior art date
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Application number
JP25018286A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Sato
恒雄 佐藤
Toshio Imanaka
敏夫 今中
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、舶用減速逆転機のPTO装置に関する。
従来の技術 近年、船舶に搭載される舶用減速逆転機にPTO装置を
装備して、そのPTO装置によって補機を駆動するよう
にしたものが考えられている0例えば、実開昭58−9
1045号公報には、減速逆転機本体の上部にPTO装
置を配備して、固定変速比の歯車伝動機構を介してPT
O動力を取り出すようにする構成が示されている。
発明が解決しようとする問題点 ところで、この種の舶用減速逆転機が搭載される船舶の
補機には、或種の油圧ポンプや発電機等のように、一定
速で回転させるのが望ましいものがある。
そのような補機を、従来のような変速比が固定されたP
TO装置を用いて駆動させる場合には、次のような問題
点がある0例えば、このようなPTO装置に油圧ポンプ
を連結して、その油圧ポンプによって油圧操舵機を駆動
する場合を例に・とると、主機関の機関回転数が変化す
ると、それに応じて油圧ポンプの回転数も変化して、ポ
ンプ出力が一定しない、すなわち、機関回転数が低いと
油圧ポンプの容量が不足し、油圧操舵機が満足に作動せ
ず、一方機関回転数が高いと損失馬力が生じる。その場
合に、この種の油圧操舵機用の油圧ポンプの定格出力は
、−mに主機関の低回転時に対応して設定されるため、
全速航走時に損失馬力が非常に大きくなるという問題が
あるのである。
この発明は、以上のような問題点に鑑みて、発電機や油
圧ポンプ等のように、一定速で回転させるのが望ましい
補機を駆動することのできるPTO装置を減速逆転機に
設けることを目的としてなされたものである。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための手段を、この発明の一実施例
に対応する第1図を用いて説明する。すなわち、この発
明では、減速逆転機本体(2)に設けたPTO駆動軸(
22)に、同じく減速逆転機本体(2)に設けた常時回
転の入力歯車(9)と噛合する被動歯車(23)を設け
ている。そして、発電機や油圧ポンプ等の補II (3
0)を駆動するPTo軸(2B)を減速逆転機本体(2
)の外部に配置して、そのPTO軸(28)と前記のP
TOWA動輪(22)との間に無段変速式ベルト伝動機
構(32)を介在させている。
作  用 前記入力歯車(9)の回転数が機関回転数に応じて変化
しても、無段変速式ベルト伝動機構(32)において補
正され、PTO軸(28)が一定速で回転することにな
る。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第2図において、(1)は、減速逆転機本体(2)の本
体ケースを示し、この本体ケース(1)の上半部には、
前進ユニット(3)を支持する前進クラッチ軸(4)が
水平方向に支持されるとともに、同じく本体ケース(1
)の下半部には、上記前進クラッチ軸(4)の鉛直下方
において、後方突出端に出力軸継手(5)を設けた出力
軸(6)が水平方向に支持されている。
上記前進クラッチ軸(4)の前端側には入力軸(7)が
嵌着されており、その入力軸(7)に図示しないエンジ
ンのフライホイールへの入力軸継手(8)が取り付けら
れている。この前進クラッチ軸(4)の後部側には、そ
の周壁部分に人力歯車(9)を一体に設けたクラッチハ
ウジング(10)が外嵌固着されるとともに、そのクラ
ッチハウジング(lO)の前方には、前進クラッチ軸(
4)に遊転支持された前進小歯車(11)が配置されて
いる。この前進小歯車(1工)ば、前記の出力軸(6)
に設けた出力大歯車(12)と常時噛合している。そし
て、前進小歯車(11)の後方に延出した筒状ボス部(
lla)は、前記のクラッチハウジング(10)内に突
入している。  (13)は、筒状ボス部(lla)と
クラッチハウジング(10)との間に設けられた多板式
クラッチ部を示している。すなわち、これらクラッチハ
ウジング(10) 、多板式クラッチ部(13)及び前
進小歯車(11)によって前進クラッチ(14)が構成
される。
次に、前進クラッチ軸(4)と出力軸(6)との間にお
ける左側方には、第3図に示すように、後進ユニッ) 
(15)を支持する後進クラッチ軸(16)が配設され
ている。この後進クラッチ軸(16)も、第4図に示す
ように、上記の前進クラッチ軸(4)及び出力軸(6)
と平行して水平方向に配置されており、本体ケース(1
)内部における後部側には、その周壁部分に後進入力歯
車(17)を設けたクラッチハウジング(18)が外嵌
固着されるとともに、同じく前部側には、そのクラッチ
ハウジング(18)の前方にあって、前記出力大歯車(
12)と常時噛合する後進小歯車(19)が遊転支持さ
れている。そして、この場合においても、後進小歯車(
19)の後方へ延出した筒状ボス部(19a)が上記ク
ラッチハウジング(18)内に突入しており、その筒状
ボス部(193)とクラッチハウジング(1日)との間
に多板式クラッチ部(20)が設けられ、これらによっ
て後進クラッチ(21)が構成されている。
一方、前進クラッチ軸(4)と出力軸(6)との間にお
ける右側方には、第3図に示すように、この発明に係る
PTO駆動軸(22)が、これら前進クラッチ軸(4)
及び出力軸(6)と平行して水平方間に配置されている
。このPTO駆動軸(22)の後端側は、第1図に示す
ように、本体ケース(1)を貫通して後方に突出してい
る。又、このPTOm動軸(22)の本体ケース(1)
内部における後部側には、前記の入力歯車(9)と常時
噛合する被動歯車(23)が、一定の位置において逆転
支持されている。この被動歯車(23)の前方に配置さ
れたクラッチハウジング(24)は、PT○駆動軸(2
2)に外嵌固着されている。そして、このクラッチハウ
ジング(24)内に突入した前記被動歯車(23)の筒
状ボス部(23a )と、クラッチハウジング(24)
との間に多板式クラッチ部(25)が設けられ、これら
によってPTOクラッチ(26)が構成されている。
(27)は、前記本体ケース(1)の上部に、第3図に
示すように、上記PTO駆動軸(22)の鉛直上方に位
置して取り付けられたPTOケースを示している。この
PTOケース(27)には、PTO軸(28)が前後貫
通して支持されており、その前方突出端に取り付けられ
たPTO軸継手(29)には、同じく本体ケース(1)
の上部に掘え付けられた発電機或いは油圧ポンプ等の補
機(30)の軸継手(31)が接続されている。
次に、(32)は、PTO駆動軸(22)とPTO軸(
28)との間に介装した無段変速式ベルト伝動機構を示
している。この無段変速式ベルト伝動機構(32)は、
PTO駆動軸(22)の後方突出端に設けられた駆動プ
ーリ(33) 、同じ< PTO軸(28)の後方突出
端に設けられた被動プーリ (34)及びこれら駆動プ
ーリ (33)と被動プーリ (34)との間に巻き掛
けられたVベルト(35)によって基本的に構成されて
いる。一方の駆動プーリ (33)は、PTO駆動軸(
22)に固定された固定輪(33a)と、その固定輪(
33a)の後方にあって、PTO駆動軸(22)上を前
後に摺動する可動輪(33b)とからなり、可動輪(3
3b )と一体のボス部(33C)の周壁面には、この
可動輪(33b )を摺動させるスラスタ(36)が、
軸受(37)を介して取り付けられている。それに対し
て、他方の被動プーリ(34)も、同じ<PTO軸(2
日)の端部側に固定された固定輪(34a)と、その固
定輪(34a)の前方にあって、同じ< PTO軸(2
8)上を前後に摺動する可動輪(34b )とからなり
、可動輪(34b )に作用する戻しばね(38)によ
って両者の間隔が狭まるように付勢されている。この場
合、例えば、前記のスラスタ(36)を軸前方に移動さ
せて、駆動プーリ(33)の可動輪(33b)を固定輪
(33a )に近づけると、この駆動プーリ(33)で
は■ベルl−(35)が半径外方向に移動する一方、被
動プーリ (34)では可動輪(34b )と固定輪(
34a)との間隔が広がり、それによってVベルト(3
5)が逆に半径内方向に移動する。すなわち、PTO軸
(28)の回転数が、PTO駆動軸(22)の回転数に
対して相対的に減少することになる。なお、前記のスラ
スタ(36)を、今度は逆の軸後方に移動させると、P
TO軸(28)の回転数が、PTO駆動軸(22)の回
転数に対して相対的に増加することになる。
したがって、前記の被動歯車(23)に噛合する入力歯
車(9)の回転数が低いときには、無段変速式ベルト伝
動機構(32)を増速制御する一方、入力歯車(9)の
回転数が高いときには、同じく無段変速式ベルト伝動機
構(32)を減速制御することにより、PTO軸(28
)を常に一定速で回転させて、それによって前記の補4
1 (30)を略一定速度で運転することができる。
なお、この無段変速式ベルト伝動機構(32)において
、PTO軸(28)等の回転数を検出する回転センサ、
駆動プーリ (33)等を動かすアクチュエータ、そし
てそれらを制御するコントローラ等を設けて自動制御す
るようにしてもよい。
又、前記のPTOクラッチ(26)を嵌脱することによ
り、被動歯車(23)とPTO駆動軸(22)との間の
動力が断接されるので、不要時には補機(30)を停止
して燃料コストを低減することができることになる。
発明の効果 以上のように、この発明では、補機を駆動するPTO軸
と、機関回転数に対応して常時回転する入力歯車から動
力が伝達されるPTO駆動軸との間に無段変速式ベルト
伝動機構を介在させているので、機関回転数が変動して
も011記のPTO軸を常に一定速で回転させることが
でき、発電機や油圧ポンプのように一定速で回転させる
必要のある補機に、減速逆転機から動力を取り出すこと
が可能となったものである。しかも、その場合には、機
関回転数にかかわらず一定速で運転されることになるの
で、主として低速時に使用する場合においても、大容量
のものを装備する必要がなく、低コスト化を図ることが
できるのみならず、高速時においても損失焉力が少なく
なるという利点がある。
なお、この実施例で示したように、機関側の入力歯車に
噛合する被動歯車と、上記のPTO駆動軸との間にクラ
ッチ機構を介在させるようにすれば、不要時に補機を停
止して燃料コストを低減することができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す要部断面図、第2
図は、減速逆転機の全体断面図、第3図は、減速逆転機
を後方から見た概略立面図、第4図は、第3図の1−1
線断面図である。 (2)・・・減速逆転機本体、(9)・・・入力歯車、
(22)・・・PTO駆動軸、(23)・・・被動歯車
、(28)−P T O軸、(30) ・・・補機、(
32)・・・無段変速式ベルト伝動機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、減速逆転機本体に設けたPTO駆動軸に、同じく減
    速逆転機本体に設けられた常時回転の入力歯車と噛合す
    る被動歯車を設ける一方、発電機や油圧ポンプ等の補機
    を駆動するPTO軸を減速逆転機本体の外部に配置して
    、そのPTO軸と前記のPTO駆動軸との間に無段変速
    式ベルト伝動機構を介在させたことを特徴とする舶用減
    速逆転機のPTO装置。 2、前記のPTO駆動軸と被動歯車との間に、両者間の
    動力を嵌脱するクラッチ機構を設けた特許請求の範囲第
    1項記載の舶用減速逆転機のPTO装置。
JP25018286A 1986-10-20 1986-10-20 舶用減速逆転機のpto装置 Pending JPS63103798A (ja)

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JPS63103798A true JPS63103798A (ja) 1988-05-09

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JP (1) JPS63103798A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012046570A1 (ja) * 2010-10-04 2012-04-12 ヤンマー株式会社 船舶用減速逆転装置
JP2012086641A (ja) * 2010-10-18 2012-05-10 Yanmar Co Ltd 船舶用減速逆転装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012046570A1 (ja) * 2010-10-04 2012-04-12 ヤンマー株式会社 船舶用減速逆転装置
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