JPS6310360A - テ−プ駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報をデジタル形式およびアナログ形式で記
録するためのテープ駆動装置に関するものであり、とく
に、取外すことができるテープカートリッジを用いるテ
ープ駆動装置に関するものである。

〔従来の技術〕

磁気テープ駆動装置は、アナログデータとデジタルデー
タを含む情報の長期間記録を含めた各種の用途に用いら
れている。本発明が関連する磁気テープ駆動装置の用途
は、磁気ディスク駆動装置に記録されているデータのバ
ックアップ記録を行うためのものである。ディスク装置
の使用が増大していること、およびディスク駆動装置が
故障した場合に、ディスクに記録されている情報の一部
または全てが失われてしまうという重大な結果をもたら
すということを考えると、そのような磁気テープバック
アップ装置の重要性を理解できる。

ディスク駆動装置のバックアップ記録装置として用いら
れている種類の磁気テープ駆動装置は、取外すことかで
きるテープカートリッジを通常用いる。そのようなテー
プ駆動装置に用いられているテープカートリッジには種
々の寸法および形式のものがある。とくに、取外すこと
ができるテープカートリッジはカートリッジ内に供給リ
ールと巻取リリールを有することができ、あるいは供給
リールだけをテープカートリッジ内に有し、巻取リリー
ルをテープ駆動装置内に有することができる。１個のリ
ールを有するテープカートリッジ内用いる後者の形式の
装置はより小型で、またコンパクトなテープカートリッ
ジを得られる利点を有する。しかし、そのような単一リ
ールテープカートリッジは、磁気読取り／書込みヘッド
に対して正確に位置させ、かつテープまたはヘッドに損
傷を与えないようにして、テープをテープカートリッジ
からテープ駆動装置内に挿入し、がっ巻取りリールに取
付けなければならないという問題がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

単一リールテープカートリッジをテープ駆動装置内に装
填し、磁気テープをテープ駆動装置内の巻取リリールヘ
供給する従来のやり方は、映写機において長い間用いら
れていたやり方を変更したものを主としている。この種
のやり方は、磁気テープの自由端部を受け、その自由端
部をある経路に沿って巻取りリールまで導く、モータに
より駆動される一連のローラーすなわちキャプスタンを
用いている。磁気テープの自由端部をキャプスタンの間
にくわえこむことを助けるために、その自由端部にはプ
ラスチック製のタブを取付けることが普通に行われてい
る。この方法は効果的であるか、多数のローラーすなわ
ちキャプスタンを必要とし、しかもそれらのローラーに
対応する数の駆動モータを必要とするから装置が複雑と
なり、各種の機械的故障すなわち位置の狂いを生ずるお
それかある。

単一リールテープカートリッジの装填および取外しを行
う別のやり方は、磁気テープのリールの自由端部にリー
ドブロックを用いる。そのリードブロックは、カートリ
ッジが挿入された時に、テープ駆動装置内の装填機構に
係合できるように形成される。このリードブロックを用
いることにより、テープ駆動装置内の巻取りリールに対
して磁気テープを取付け、取外す操作を一層確実に制御
できる。リードブロックおよびそれに取付けられている
磁気テープをカートリッジから引出し、それをテープ駆
動装置内に装填するための従来の技術は比較的複雑なカ
ム／カム従節機構を用いている。カムは回転駆動され、
カム従節機構はリードブロックに係合するアームを駆動
する。１つの技術においては、カムにより駆動されるア
ームのカム従節端部は、テンプレートにより囲まれる経
路をたどるように更に拘束される。テンプレートは平行
四辺形であるから、リードブロックが巻取リリールまで
たどり、かつ巻取りリールから更にたどる経路を定める
。そのような装置のカムとカム従節の比は非常に高く、
シたがって、テンプレートを通るカム従節の動きと、リ
ードブロックの動きに対する抵抗の問題が生ずる。また
、高い比のカム／カム従節機構には摩耗が大きいという
ような他の固有の問題もある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、磁気テープの終端にリードブロックを備えた
リールを有する取外し可能なテープカ一トリッジを使用
するのに適する種類の改良したテープ駆動装置を提供す
るものである。本発明は、滑らかな動作特性を有し、機
構の動く部分の摩耗および抵抗か低く、読取り／書込み
ヘッドおよび巻取りリールの」二にテープを円滑がっ正
確に位置させるテープカートリッジ装填／取外し機構を
含む改良したテープ駆動装置を提供するものである。

テープカートリッジ装填／取外し機構は、テープカート
リッジを受ける手段と、カートリッジからテープを取出
して、そのテープをテープ駆動装置内の巻取りリールに
装填する手段とを含む。

テープ取外し／装填する手段は、動くことができるよう
にして一緒にエルボ構造で連結された第１のリンク機構
アームと第２のリンク機構アームを含む。一方のリンク
機構アームが回転駆動手段により弧状の経路に沿って駆
動されるように、前記一方のリンク機構アームの自由端
部が前記回転駆動手段に固定される。そのリンク機構ア
ームは、テープ装填のためには１つの向きに駆動され、
テープを取外すためには他の向きに駆動される。他方の
リンク機構アームの自由端部は、テープカートリッジ内
に貯えられているテープの外側自由端部にｌｒＲ付けら
れているリードブロックに係合させられる。テープカー
トリッジから巻取りリールの中心までの案内路に沿って
、リードブロックの動く向きに案内するための手段も設
けられる。その案内手段は、案内路を逆り形で形成する
通路を有する細長いブラケットの形をとることができる
。

回転駆動手段が回転すると、リードブロックがテープカ
ートリッジからまず放出され、それから案内経路に沿っ
てテープ駆動装置の巻取りリールの中心部まで導びかれ
る。第１のリンク機構アームと第２のリンク機構アーム
のエルボ構造は、案内路の向きにほぼ沿う力のベクトル
をリードブロックに与えられるように構成される。巻取
りリールの中心部に達したリードブロックはリンク機構
アームによりその位置に保持され、テープ駆動装置の正
常な動作中に巻取リリールは自由に回転する。取外し操
作中は、回転駆動手段の駆動の向きを逆にすることによ
り、リードブロックは案内路に沿って逆向きに駆動され
る。また、リードブロックに加えられる駆動力ベクトル
は、巻取りリールからテープカートリッジまでの案内路
におけるリードブロックの移動の向きにほぼ沿う。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

ます、本発明のテープ駆動装置の外観が示されている第
１図を参照する。テープ駆動装置１０はテープカートリ
ッジ１２を受ける開口部が一端に設けられている長方形
のパッケージで構成されているものとして示されている
。もちろん、第１図に示されている長方形パッケージは
単なる例示であり、パッケージは種々の形で構成できる
ことがわかるであろう。ディスク駆動装置のためのバッ
クアップ記録装置として用いられるテープ駆動装置に対
しては、テープ駆動装置はディスク駆動装置と寸法が一
致するように構成されるのが普通である。現在市販され
ているテープ駆動装置のそのような構造の一例が、フオ
ーム・ファクタ（ｆｏｒｍ　　ｆａｃｔｏｒ）が約１３
．３ｃ＋ｎ（５，２５インチ）であるディスク駆動装置
に対応するフオーム・ファクタが約１３．　３ｃｍ　（
５，２５インチ）である長方形のパッケージである。約
８．９ｃｍ　（３，５インチ）、約２０．３ｃｍ（８イ
ンチ）または約３０．５　（１２インチ）のような他の
フオーム・ファクタも一般的である。

テープ駆動装置１０は１ｉｔ−の磁気テープリールを含
む種類のテープカートリッジ１２に使用するようになっ
ている。オーディオカセットでなじみのようなより一般
的なテープカートリッジはテープカートリッジ内に供給
リールと巻取りリールを用いているが、本発明では巻取
りリールはテープ駆動装置に設けられる。第２図はテー
プ駆動装置１０の内部に設けられている巻取りリール１
５が示されている。この巻取りリール１５はテープ駆動
モータ（図示せず）により駆動される。テープ駆動装置
１０の内部に挿入されている様子が断面で示されている
テープカートリッジ１２は単一のテープリール１４を含
む。

−１６一 本発明に使用するようになっている種類の単一リールテ
ープカートリッジにおいては、カートリッジ内部で供給
リールに巻かれている磁気テープは供給リールの外周部
において自由端部が終端する。磁気テープの自由端部は
、たとえばテープカートリッジ１２の１つの隅に隣接し
て位置させることかできる。磁気テープを、以下に述べ
るようにして、テープ駆動装置のテープ装填／取外し機
構に確実に取付けることができるようにするために、テ
ープの自由端部は第３図に示されているようにリードブ
ロック１６を有する。装填／取外し機構により確実に取
付けることができる、リードブロック１６の形の多くの
変型が可能である。

リードブロック１６の一端に、テープ装填／取外し機構
に保合できるようにする開口部１８が設けられる。ここ
で説明している実施例においては、装填／取外し機構は
リードブロック係合ピン２０を含む、テープ駆動装置１
ｏの内部へのテープカートリッジ１２を挿入する向き（
第１図と第３図に矢印で示されている）がらゎがるよう
に、テープカートリッジ］２をテープ駆動装置］０の内
部に挿入したときに、リードブロック１６の開口部１８
は係合ビン２０の一■一部の円筒形部分を受ける。

次に第４図を参照する。この図では、テープカー！・リ
ッジ］２はテープ駆動装置１０の内部に挿入されている
様子か示されている。この図はリードブロック係合ピン
２０に対するリードブロック１６の構造を示す。テープ
カートリッジ１２の実線で示されている」一部位置にお
いては、テープカートリッジは十分に挿入されているが
、テープ駆動装置１０の内部に完全に装填された位置に
はない。テープカートリッジの装填は、テープカートリ
ッジを１点鎖線２２で示されている第２の位置に落すば
ねにより駆動される機構（図示せず）により終了させら
れる。１点鎖線２２により示されている完全に装填され
た位置に落されると、開口部１８の拡げられた部分２４
がリードブロック係合ピン２０の、前記拡げられた部分
２４と形および寸法が一致する拡げられた部分２６を受
ける。

第５図には、リードブロック係合ピン２０がリードブロ
ック１６に完全に係合している様子が示されている。第
５図かられかるように、リードブロック係合ピン２０は
リードブロック１６に係合させられると、リードブロッ
ク１６が横に動がないようにリードブロックを強く保持
し、しかもリードブロックかリードブロック係合ピン２
ｏの軸線を中心としてピボット運動できるようにして、
リードブロック１６に取付けられている磁気テープに引
裂き力か加えられないようにする。

再び第４図を参照して、リードブロック係合ピン２０は
第１のリンク機構アーム３０と第２のリンク機構アーム
３２により駆動軸２８へ機械的に連結されることかわか
る。駆動軸２８はモータ３４により回転駆動させられる
。ここで説明している実施例においては、たとえば約１
３．３ｃｍ（５，２５インチ）のフオーム・ファクタに
対応するパッケージ内のスペースを節約するために、モ
ータ３４は第４図に示すように水平に位置させられる。

モータ３４は２枚のかさ歯車３６．３８−　　　］　９
　− により駆動軸２８に連結される。モータは一定のトルク
で回転駆動力を与えることができる可逆モータである。

モータ３４の回転速度は、かさ歯車３６と３８に組合わ
されて、駆動軸２８のために適当な角速度を与えるため
に選択される。ここで説明している実施例においては、
駆動軸２８を駆動する角速度として１分間当り約１０回
転が用いられる。

次に第２図、第６図、第７図および第８図を参照して、
テープ装填／取外し機構の動作について更に説明する。

第１のリンク機構アーム３ｏと第２のリンク機構アーム
３２は、−にから見てひじ構造を構成していることがわ
かる。それらのリンク機構アーム３０．３２は稼動ひじ
継手４０において連結される。駆動軸２８が回転すると
、そのひじ継手によりリンク機構アーム３０と３２は相
対的に回転できる。第２図および第３図に示す位置にお
いては、リードブロック１６が最初に係合させられた時
に、第２リンク機構アーム３２の端部かリードブロック
１６の一トに位置させれらる。

駆動軸２８が逆時計層りに回転すると、第２のリンク機
構アーム３２の軸線方向に沿う並行運動力が発生される
。第２のリンク機構アーム３２の軸線に沿って加えられ
る力により、リードブロック１６はテープカートリッジ
１２がら直接放出させられる。テープカートリッジ１２
がら巻取リリール１５までのリードブロック１６の移動
を案内するために案内手段が設けられる。その案内手段
は細長い案内通路４４を有する案内ブラケット４２を含
む。その案内ブラケットは、テープカートリッジ１２か
ら巻取リリール１５の中心まで、リードブロック係合ピ
ン２０にしたがってリードブロック１６のための全体と
して逆り形の案内路を形成する。巻取りリール１５に磁
気テープを受ける巻枠４５か設けられる。その巻枠４５
は、リードブロック１６を確実に受けるためにリードブ
ロック］６の幅に一致する幅の通路４６を有する。

案内ブラケット４２は第５図に示すようにリードブロッ
ク］６の上に位置させることが好ましい。その案内ブラ
ケットの案内通路４４の幅は、リードブロック係合ピン
２０の」二側の円筒形部分を案内通路４４を通すように
選択される。リードブロック係合ピン２０を中心として
リードブロックか回転することをｌＩｌ止するように、
第５図に示すように、リードブロック］６の一方の側で
案内ブラケット４２の一方の縁部が曲げられている。

第２図に示すように、リードブロック１６が上方へ引か
れて巻取リール］５の中に入れられるにつれて、リード
ブロックがリードブロック係合ピン２０を中心として徐
々に回れるようににするために、案内ブラケット４２の
他方の縁部４８は通路から離れる向きへ曲げられる。こ
のようにして、リードブロックの端部に取付けられてい
る磁気テープは磁気読取り／書込みヘッド５０の上を円
滑に覆うことを許される。リードブロックがリードブロ
ック係合ピン２０の」二で自由に回転できることにより
、磁気テープがリードブロックに取付けられる点におい
て、望ましくない引裂き力が磁気テープに加えられるこ
とが防がれる。

第２図に示すように、案内ブラケット４２と案内通路４
４の構造は、隅にリードブロック１６が位置させられて
いるテープカートリッジ１２の構造に対応することがわ
かるであろう。したかって、テープカートリッジ内での
リードブロックの位置を変えると、案内ブラケット４２
および案内通路４４の構造と、読取り／書込みヘッド５
０の位置かリードブロックの位置の変化に対応して変化
することになる。したがって、第２図に示されている構
造は単に本発明の一実施例にすぎず、それらの要素の構
造のそのような変更は本発明の範囲内にある。たとえば
案内通路４４に係合させるためのように、リードブロッ
ク係合ピン２０に延長部を付加させることにより、案内
ブラケット４２と案内通路４４をリードブロック１６の
下側に位置させることができる。そのような別の実施例
も本発明の範囲に含まれる。案内手段の構造と、案内手
段に対するリンク機構アーム３０．３２の関係との他の
多くの変更も本発明の範囲内で可能であることがわかる
であろう。

次に第６〜７図を参照して、本発明のテープ装填／取外
し機構の動作について説明する。第６図においては、リ
ードブロック１６がテープカートリッジ１２の内部にあ
り、第２のリンク機構アム３２がリードブロック係合ピ
ン２０によりリードブロックに係合させられている様子
が示されている。駆動軸２８が逆時計口りに回転すると
リンク機構アーム３２によりリードブロックがテープカ
ートリッジから放出され、放出されたリードブロックは
、第６図に参照符号１６′で示すように、案内通路４４
に沿って第２の位置まで動かされる。

駆動軸２８が更に回転させられると、リードブロック１
６は案内通路４４の中間の位置まで動かされる（第７図
）。この中間位置においては第１のリンク機構アーム３
０と第２のリンク機構アーム３２は一直線上に並び、リ
ードブロック係合ピン２０は案内通路４４の２つの直線
部分の直角交差部に位置させられる。それから駆動軸２
８が更に回転すると、リードブロック１６は案内通路４
４に沿って引きあげられる。

駆動軸２８と第１のリンク機構アーム３０がそれぞれの
角度範囲の終りに達すると、巻取りリール１５の巻枠４
５内の開口部１６の中にリードブロック１６は完全に引
き込まれる。また、その時には、磁気テープは読取り／
書込みヘッド５０を横切って位置させられるから、磁気
テープの読取り／書込み動作をすぐに開始できることに
なる。

そのような正常な読取り／書込み動作中は巻取りリール
１５は回転して、磁気テープを巻枠４５に巻取らせる。

その動作中は第１のリンク機構アーム３０と第２のリン
ク機構アーム３２は第８図に示されている位置に固定さ
れ、リードブロック１６は巻枠４５および巻取リリール
１５とともにリードブロック係合ピン２０を中心として
自由に回転する。

次に、リンク機構アーム３０と３２の動作のストロボス
コープ表現が示されている第９図を参照する。駆動軸２
８がそれの角度範囲で回転すると、第１のリンク機構ア
ーム３０の端部におけるひじ継手４０が弧状の経路を描
くことがわかる。

第１のリンク機構アーム３０の弧状経路に沿う角位置に
おいて、第２のリンク機構アーム３２へ駆動力がひじ継
手を介して伝えられることもわかるであろう。第２のリ
ンク機構アーム３２とリードブロック１６へ加えられる
力のベクトルは第２のリンク機構アーム３２の軸線に沿
う。案内通路４４の中をリードブロック１６がたどる経
路の主な部分に沿って第２のリンク機構アーム３２によ
りリードブロック１６へ加えられるその力のベクトルは
、リードブロックが動く向きにほぼ沿うこともわかる。

とくに、第６図に示されているリンク機構アーム３０と
３２の最初の位置においては、第９図示すように、力の
ベクトルは第２のリンク機構アーム３２のまっすぐな軸
線に沿い、それによりリードブロック１６を案内通路４
４の第１の部分に沿ってテープカートリッジから直接放
出させる。

また、第７図に示す中間点においては、第９図に示すよ
うに、リードブロック上のその点における力のベクトル
は、水平成分により押す力を与えることから、垂直成分
により引く力を与えることへ迅速に変化することにより
、リードブロック１６とリードブロック係合ピン２０が
案内通路４４の直角交差部を円滑に通ることができるよ
うにする。

最後に、リードブロックを巻取リリール１５に装填する
後の段階においては、第９図に示すように、力のベクト
ルはほぼ移動方向に沿うから、リードブロックを巻取り
リールの巻枠の開口部４６の中に円滑に位置させること
ができる。

読取り／書込み動作が終ると、磁気テープ装填機構の前
記操作を逆に行うだけで、テープカートリッジ１２をテ
ープ駆動装置１０から取外すことができる。駆動軸２８
の回転の向きを逆にすると、リンク機構アーム３０．３
２とリードブロック１６が第６〜８図に示されている位
置を再びたどらされてリードブロック１６をテープカー
トリッジ１２へ戻す。この時に、手動操作される放出押
しボタンを押して、第４図に示されている動きを逆にす
るやり方でテープカートリッジ１２を上方へはねあげる
ことにより、リードブロック１６をリードブロック係合
ピン２０から離す。

−２７一 本発明の機構の取外し操作中は、第９図に示すように力
のベクトルは前とは逆の向きにあり、案内通路４４によ
り定められる案内路の主な部分における動作が希望通り
円滑に行われることになる。

以上、本発明を好適な構造を有する好適な実施例につい
て説明したが、その実施例の広い範囲の変更に対しても
本発明を等しく適用できる。たとえば、リードブロック
１６の対応する案内路を定める案内通路４４の「逆り形
」構造についてその実施例を説明したが、テープカート
リッジ内のリードブロック１６の位置と巻取りリール１
５の中心の間に円滑な経路を設けるために他の構造も可
能であることがわかるであろう。同様に、第１のリンク
機構アーム３０と、第２のリンク機構アーム３２と、磁
気読取り／書込みヘッド５０と、案内ブラケット４２と
、巻取リリール１５との相互間系を、本発明の要旨を逸
脱することなしに種々変更できることがわかるであろう
。この明細書で説明した好適な実施例の細部を別のやり
方で変史でき、それらの変更も本発明の要旨範囲内であ
ることが当業者には明らかであろう。更に、本発明は磁
気テープカセットに限定されるものではなく、他のカセ
ットたとえばマイクロフィルムカセットに使用できる。

したがって、「テープ」という用語は磁気フィルムおよ
び光学フィルムを含めて、任意の種類のウェブを含むも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明はのテープ駆動装置の外観を示す斜視図
、第２図は内部にテープカートリッジが挿入されている
様子を示すテープ駆動装置の上から見た切欠き図、第３
図は磁気テープのリールとリードブロックを示すテープ
カートリッジの１つの隅の切欠き図、第４図はテープカ
ートリッジか挿入されているが、テープ装填機構の」二
にはのせられていない様子を示すテープ駆動装置の切欠
き側面図、第５図はリードブロックとリードブロック係
合ピンの切欠き側面図、第６図はテープカートリッジの
リードブロックに最初に係合させられたテープ装填／取
外し機構の」−面図、第７図はリードブロックが案内ブ
ラケットの中間にあるテープ装填／取外し機構の上面図
、第８図はリードブロックが巻取りリールの中心の完全
に装填された位置におけるリードブロックを示すテープ
装填／取外し機構の上面図、第９図はリンク機構アーム
の連続位置と力のベクトルを示すストロボスコープ図で
ある。 １０・・・テープ駆動装置、１６・・・リードブロック
、１８・・・リードブロックの開口部、２０・・・リー
ドブロック係合ビン、２８・・・駆動軸、３０．３２・
・・リンク機構フーム、３６．３８・・・かさ歯車、４
０・・・ひじ継手、４２・・・案内ブラケット、４４・
・・案内通路、４６・・・通路。 −〉 手続？＋甫正書（方式） １．事件の表示 昭和６２年特許願第６３６５２号 ２、発明の名称 テープ駆動装置 ３、補正をする者 事件との関係　　特許出願人 ティアツク、コーポレーション、オブ、アメリカ４、代
理人 （〒１０４）東京都中央区銀座２丁目１１番２号５、補
正命令の日付

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 テープカートリッジのリールに巻回され、 一端にリードブロックを有するテープを、内部に配設し
   たテープ巻取りリールに装填し、かつ取外す機構を備え
   たテープ駆動装置において、角度範囲にわたって角度駆
   動力を時計回りと逆時計回りに可逆的に与える回転駆動
   手段と、 前記角度駆動力を前記回転駆動手段の角度範囲のいくつ
   かの階段にわたってほぼ直線的である力のベクトルを有
   する駆動力に変換するために前記回転駆動手段に結合さ
   れるリンク機構手段と、前記リンク機構手段に取付けら
   れ、前記リードブロックを回動自在に保持し、前記リン
   ク機構手段からの前記駆動力を前記リードブロックへ与
   えるためのリードブロック係合手段と、 前記テープカートリッジから巻取りリールまでの前記の
   移動を案内するリードブロック案内手段と、 を備えたことを特徴とするテープ駆動装置。 （２）前記リンク機構手段は、 前記角度駆動力を、弧状経路に外接する方向の力のベク
   トルを有する第１の並進駆動力に変換するために前記回
   転駆動手段に固定された第１のリンク機構手段と、 前記第１の並進駆動力を、前記回転駆動手段の回転運動
   の別個の角度セグメントに対応する移動のいくつかの階
   段中はほぼ直線的である力のベクトルを有する第２の並
   進駆動力に変換するために前記第１のリンク機構手段に
   動くことができるようにして結合される第２のリンク機
   構手段と、を備えることを特徴とする特許請求の範囲第
   （１）項記載のテープ駆動装置。 （３）前記案内手段は通路を有する細長いブラケットを
   備え、その通路は前記テープカートリッジから前記巻取
   りリールまでの経路を形成し、かつ、前記係合手段の一
   部がその通路内に延長できるように構成され、それによ
   り前記係合手段が前記経路を通って移動するようにその
   係合手段を拘束することを特徴とする特許請求の範囲第
   （１）項記載のテープ駆動装置。 （４）内部に巻取りリールと磁気読取り／書込みヘッド
   を有し、テープカートリッジのリールに巻回され、かつ
   一端にリードブロックを有するテープを、前記巻取りリ
   ールに装填し、取外す機構を備えたテープ駆動装置にお
   いて、 前記テープカートリッジを受けてそのカートリッジを前
   記巻取りリールおよび磁気読取り／書込みヘッドに対し
   て固定関係に固定するカートリッジ受け手段と、 モータと、 このモータにより回転駆動される駆動軸と、この駆動軸
   とともに回転するように前記駆動軸へ結合され、前記駆
   動軸の回転中に弧状経路を描くように第２の端部が前記
   駆動軸の回転軸線から外側へ延長する第１の細長いアー
   ムと、前記第１のアームの前記第２の端部に回転できる
   ようにして結合され、外端部がそれから外方へ延長する
   第２のアームと、 前記リードブロックに係合するために前記第２のアーム
   の前記外端部に取付けられるリードブロック係合手段と
   、 前記リードブロックが前記テープカートリッジ内にある
   時に、前記巻取りリールの中心の上側の位置とリードブ
   ロックに隣接する位置の間を延長し、かつ案内通路を有
   する案内ブラケットと、を備え、前記案内通路は逆「Ｌ
   形」で出会う２つの細長いまっすぐな部分を有し、前記
   リードブロック係合手段が前記案内通路内を通って自由
   に動けるような形状を有し、前記案内ブラケットは、前
   記案内通路の半分に沿って前記リードブロックが動くと
   テープが前記読取り／書込みヘッドに対して置かれるよ
   うに、前記読取り／書込みヘッドに関連して更に構成さ
   れることを特徴とするテープ駆動装置。 （５）一端がリードブロックに終端するテープの供給リ
   ールを内部に含む取外すことができる磁気テープカート
   リッジに使用され、読取り／書込みヘッドとテープ巻取
   りリールおよび巻取りリール駆動モータを有するテープ
   駆動装置において、前記テープカートリッジを受け、そ
   のテープカートリッジを前記テープ駆動装置内の固定位
   置に保持する手段と、 前記テープカートリッジが前記テープ駆動装置内の前記
   固定位置にある時に前記リードブロックに係合する手段
   と、 比較的一定のトルクと比較的一定の角速度を有する回転
   運動力を所定の角度範囲にわたって与える回転駆動手段
   と、 この回転駆動手段に結合されてそれとともに回転し、前
   記回転駆動手段の回転範囲に対応する弧状経路を介して
   第１の駆動力を与える第１のリンク機構手段と、 この第１のリンク機構手段に動くことができるようにし
   て結合され、前記第１のリンク機構手段を前記リードブ
   ロック係合手段に結合して、前記第１の駆動力からとり
   出した第２の駆動力を前記係合手段へ与える第２のリン
   ク機構手段と、前記テープカートリッジの前記固定位置
   と前記巻取りリールの間の所定の経路に沿う前記リード
   ブロックの移動方向を維持する案内手段と、を備えるこ
   とを特徴とするテープ駆動装置。 （６）前記回転駆動手段は、 モータと、 駆動軸と、 前記モータに結合された第１の歯車と、 前記駆動軸に取付けられた第２の歯車と、 を備え、第１の歯車と第２の歯車は機械的に結合され、
   前記第２の歯車は、前記モータの回転が前記駆動軸へ機
   械的に伝えられるようなものであり、前記第１のリンク
   機構手段は細長いアームを備え、このアームの一端は前
   記駆動軸へ結合され、前記駆動軸が前記角度範囲だけ回
   転している間に弧状経路を描くように、前記アームの第
   ２の端部が前記駆動軸から延長し、 前記第２のリンク機構手段は細長いアームを備え、この
   細長いアームの一端は可動ひじ継手において前記第１の
   リンク機構手段の前記第２の端部へ機械的に結合され、
   前記第２のリンク機構手段の他端部は前記係合手段へ結
   合されることを特徴とする特許請求の範囲第（５）項記
   載のテープ駆動装置。 （７）前記リードブロック係合手段は円筒形のピンを備
   え、この円筒形のピンの一端は前記第２のリンク機構ア
   ームへ結合され、前記ピンの他端部に拡げられた円筒形
   領域を有することを特徴とする特許請求の範囲第（６）
   項記載のテープ駆動装置。 （８）前記案内手段は細長い曲ったブラケットを備え、
   このブラケットは細長い案内通路を内部に有し、ブラケ
   ットの横断面は比較的平らであって、一方の縁部から案
   内隆起部が延長することを特徴とする特許請求の範囲第
   （５）項記載のテープ駆動装置。 （９）前記細長い案内通路の形は逆Ｌ形であり、その逆
   Ｌ形の一端は拡げられた曲った部分を有し、前記案内通
   路の前記拡げられた曲った部分は、前記リードブロック
   が前記テープカートリッジ内に位置させられた時に前記
   リードブロックに隣接するように、位置させられたこと
   を特徴とする特許請求の範囲第（８）項記載のテープ駆
   動装置。 （１０）テープカートリッジのリールに巻回されたテー
   プ端部部材を受けるために構成されたハブを含む巻取り
   リールを有するテープ駆動装置において、 前記受けられたテープカートリッジ内の前記端部部材の
   場所から前記巻取りリールのハブまで延長する全体とし
   てＬ形の案内路と、 互いに枢着された第１のアームおよび第２のアームと、 を備え、前記第１のアームの一端が回転可能な軸に連結
   され、前記第２のアームの一端は、前記端部部材に係合
   され、かつ前記案内路をたどるようにされ、前記第２の
   アームが前記テープカートリッジのセット場所において
   前記端部部材に係合した時に、前記第１のアームと前記
   第２のアームが曲げられるように前記軸は位置させられ
   、前記軸が第１の向きに回転した時に前記第２のアーム
   が前記端部部材を前記Ｌ形案内路の一方の脚に沿って押
   させられ、前記第２のアームの一端が前記Ｌ形案内路の
   隅にある時の向きへ前記軸が回転させられた時に、前記
   アームが一直線上で整列させられるような寸法に前記ア
   ームは形成され、同じ向きに前記軸が連続して回転する
   と前記第２のアームが前記端部部材を前記Ｌ形案内路の
   他方の脚に沿って引かせられて、前記巻取りリールのハ
   ブに係合させられ、前記軸が逆向きに回転すると前記端
   部部材の移動が逆向きにされて前記端部部材を前記案内
   路に沿って前記テープカートリッジのセット場所まで押
   すことを特徴とするテープ駆動装置。