JPS63102921A - 透湿性構造体の製造方法 - Google Patents

透湿性構造体の製造方法

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JPS63102921A
JPS63102921A JP24782686A JP24782686A JPS63102921A JP S63102921 A JPS63102921 A JP S63102921A JP 24782686 A JP24782686 A JP 24782686A JP 24782686 A JP24782686 A JP 24782686A JP S63102921 A JPS63102921 A JP S63102921A
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JP
Japan
Prior art keywords
moisture permeable
molten resin
composite material
permeable composite
temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP24782686A
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English (en)
Inventor
Kenji Takaichi
健二 高市
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、軟弱なフィルム状や布状あるいは樹脂板と接
合した透湿性素材を強固な構造体として利用するための
透湿性構造体の製造方法に関するものである。
従来の技術 近年、透湿性の素材としては、ポリオレフィン系樹脂や
ポリウレタン樹脂、或いはフッ素樹脂等を原料とした多
数の微細な(1μm以下)物理的な孔を有する微多孔膜
と呼ばれるものや、シリコーンゴム等のように物理的な
孔がおいていないが分子間隙(10〜103人)によっ
てガス透過性を有する非多孔質膜などがある。前者は、
脱酸素剤包装材や乾燥剤包装材、或いは有機溶剤ろ過膜
として、後者は人工皮ふやおむつカバー等に利用されて
いる。また、よく知られている用途としては、前者の微
多孔膜のうちポリウレタン樹脂やフッ素樹脂等の多孔質
層をポリエステル繊維やナイロン繊維上に積層した素材
がスキーウェア等の透湿性・防水性のスポーツ衣料等が
ある。この様に、前述した透湿性素材の用途は衣料分野
や医療分野等で、フィル令状の布状の不定形で使用され
ることが多かった。また、樹脂板と接着して構造体を製
作する例もあるが、軟弱であった。さらに、温度によっ
て膨張や収縮をおこすため寸法精度の高い構造体を得ら
れなかった。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような素材のまま、もしくは、樹脂
板と接着しただけでは、フレキシブルではあるが軟弱で
あり、重量物を支えるような剛性や寸法精度がよくなか
った。そのため、構造体の一構成部分として定形で夏用
することが困難であった。
本発明は上記問題点に鑑み、軟弱なフィルム状や布状あ
るいは樹脂板と接合した透湿性素材を強固な構造体とす
るための透湿性構造体の製造方法を提供するものである
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の透湿性構造体の製
造方法は、一方の面が繊維で他方の面が樹脂薄膜である
透湿性複合素子と、溶融樹脂をコーティングした多数の
貫通穴を有する金属製平板とを、前記透湿性複合素材の
繊維面が内側になるように積み重ねたものを、金型の温
度が前記溶融樹脂の溶融温度よシ高く、前記透湿性複合
素材の溶融温度より低い温度に調整したプレス機により
加圧成型するという製造方法である。
作  用 本発明は上記した方法によって、従来フィルム状や布状
あるいは樹脂板と接合したような軟弱な透湿性素材を、
構造体の一構成部分として定形で使用できる剛性のすぐ
れたまた寸法精度の高い透湿性構造体とすることができ
るものである。
実施例 以下本発明の一実施例の透湿性構造体の製造方法につい
て、図面を参照しながら説明する。第1図は本発明の実
施例における透湿性構造体の製造方法において使用する
油圧式のプレス機1を示すものである。2はピストンポ
ンプ、3はモータ、4はシリンダー、6はピストンでプ
レス機1の本体1′内部に設けられている。本体1′前
面には前記シリンダー4内への油圧作動レバー6を有し
、前記本体1′上面に金型作動部7と金型温度制御部8
を有する。前記金型作動部7は支持枠9に固定された固
定金型1oと、前記ピストン5と一体で可動な可動金型
11と、該可動金型INCより間接的にピストン5の上
下運動により可動な可動金型12の各々3つの金型を有
する。また支持枠9上部には圧力計13を有し、支持枠
9の垂直方向には前記可動な可動金型12のガイド14
(前層左右に4本ある)を有している。そして、前記金
型温度制御部8には前記2つの固定金型10、可動金型
12の温度調節器15.16とプレス時間を設定するタ
イマー17を配設している。尚前記2つの固定金型10
、可動金型12には加熱用ヒータ18が埋設されている
以上のように構成されたプレス機1を用いて行う透湿性
構造体の製造方法について、以下第1図から第6図を用
いて説明する。まず第2図を用いて概略を説明すると、
透湿性複合素材19と支持体となる溶融樹脂をコーティ
ングした多数の貫通穴を有する金属製平板2oとを重ね
合わせ、前記プレス機1の二枚の加熱された固定金型1
o、可動金型12に挾んで加圧することにより透湿性構
造体21を得る方法である。この金属製平板2゜は、鉄
板等の耐食性のない安価なものでよい。更に詳細を説明
する。前記透湿性複合素材19は数十ミクロンのシリコ
ーンゴム薄膜19aとポリエステル等の補強繊維19b
からなる複合素材で、前記多数の貫通穴を有する金属製
平板2oは芯材20aにポリエチレンやポリプロピレン
等の比較的融点の低い溶融樹脂20bをコーティングし
たものである。前記芯材20aの耐食性は溶融樹脂20
bによって保たれる。第3図に示した如く、前記透湿性
複合素材19と金属製平板2oとを前記透湿性複合素材
19の補強繊維19b面で接触するように積み重ね、第
1図に示したプレス機1の温調された二枚の固定金型1
0.可動金型120間に挾む。該固定金型10、可動金
型12の温度は前記温度調節器15.16によシ、前記
溶融樹脂20bの溶融温度より高く前記透湿性複合素材
19の溶融温度よシ低い温度、即ち前記溶融樹脂20b
かポリエチレンで前記透湿性複合素材19の補強繊維1
9bがポリエステル繊維であれば約140’l:と23
01:の間の温度に設定するが、実験結果によれば前記
溶融樹脂20bの溶融温度に近い温度域の方が失敗がな
く安全に成型できる。
またプレス圧力は前記圧力計13で確認しながら前記油
圧作動レバー6を操作して所定の圧力(約10Ky/c
4から約20 Kg / crr1程度)に調整し、加
圧時間を前記タイマー17によシ所定の時間(約1分か
ら約5分間)に調整した上で適切な加圧成型を行う。以
上の操作疋より第4図に示した如く、前記透湿性複合素
材19の補強繊維19b層に前記溶融樹脂20bが一部
溶融してくい込む様な形で両者が溶着して第6図に示し
たような透湿性構造体21を得る。尚、実験によると、
前述の金型温度の設定の仕方として、前記透湿性複合素
子19と接する側の固定金型10温度をポリエチレンの
溶融温度(約140℃)より若干高温に、他方の可動金
型12温度を前記溶融温度より低温(約100℃から約
120℃)IC調整した方がよシ旨く成型できることが
わかった。また、云うまでもないが、前記透湿性複合素
子19のシリコーンゴム薄膜19a側を前記溶融樹脂2
0bとの接合面とした場合には溶着することは出来ない
上述実施例において透湿性複合素子19の補強繊維19
bはポリアミド繊維でもよく、支持体となる多数の貫通
穴を有する金属製平板2oの溶融樹脂20bはポリプロ
ピレンやスチロール樹脂としてもよい。
以上のように本実施例によれば、前記シリコーンゴム薄
膜19aとポリエステルやポリアミド等の補強繊維19
bからなる透湿性複合素材19と、溶融樹脂20bをコ
ーティングした多数の貫通穴を有する金属製平板2oと
を、前記透湿性複合素材19の補強繊維19bの面で接
触するようだ積み重ねたものを、前記溶融樹脂20bの
溶融温度より高く前記透湿性複合素材19の溶融温度よ
シ低い温度に調整した前記プレス機1の二枚の金型に挾
んで加圧成型することによシ前記透湿性構造体21を得
るものであるから、従来布状の不定形で軟弱であった前
記透湿性複合素子19を透湿性構造体21の一構成部分
として定形で使用できる剛性のすぐれた透湿性構造体2
1とすることができる。従って、液体は洩れることがな
く液体の蒸気だけを逃がすような密閉箱体の壁材やさら
に支持材などに使用することが可能となる。即ち、前記
透湿性複合素材19の用途拡大が図れるものである。
発明の効果 以上のように本発明は、片面が線維で反対側の −面が
樹脂薄膜である透湿性複合素材と、溶融樹脂をコーティ
ングした多数の貫通穴を有する金属製平板とを、前記透
湿性複合素材の繊維の面で接触するように積み重ねたも
のを、前記溶融樹脂の溶融温度よシ高く前記透湿性複合
素材の溶融温度より低い温度に調整したプレス機の二枚
の金型に挾んで、前記プレス機により加圧成型する透湿
性構造体の製造方法であるから、従来布状の不定形で軟
弱であった前記透湿性複合素材や、樹脂と接合した軟弱
な透湿性複合素材を、構造体の一構成部分として定形で
使用できる重量物を支えるような剛性のすぐれた透湿性
構造体とすることができる。
従って、液体は洩れることがなく液体の蒸気だけを逃が
すような密閉箱体の壁材などに使用することが可能とな
る。即ち、前記透湿性複合素材の用途拡大が図れるもの
である。また本発明は芯材に金属を使用しているため、
温度によって膨張や収縮のない寸法精度の高い透湿性構
造体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す透湿性構造体の製造に
用いる油圧プレス機の正面図、第2図は同透湿性構造体
の製造方法の概略説明図、第3図は第2図における加圧
成型前の透湿性構造体の状態を示す部分断面図、第4図
は第2図における加圧成型層の透湿性構造体の密着状態
を示す部分断面図、第5図は透湿性構造体の斜視図であ
る。 1・・・・・・油圧プレス機、1o・・・・・・固定金
型、12・・・・1・可動金型、19・・・・・・透湿
性複合素材、19b・・・・・・補強繊維、20・・・
・・・金属、20 a・・・・・・芯材、20b・・・
・・・溶融樹脂。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名l−
泊及アレス珠 第1 ”          fo−固大金型第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)片面が繊維で反対側の面が樹脂薄膜である透湿性
    複合素材と、溶融樹脂をコーティングした多数の貫通穴
    を有する金属製平板とを前記透湿性複合素材の補強繊維
    の面で接触するように積み重ねたものを前記溶融樹脂の
    溶融温度より高く前記透湿性複合素材の溶融温度より低
    い温度に調整したプレス機の二枚の固定金型と可動金型
    に挾んで、前記プレス機により加圧成型する透湿性構造
    体の製造方法。
  2. (2)二枚の金型は、透湿性複合素子と接する側を前記
    溶融樹脂の溶融温度より高温に、他方を前記溶融樹脂の
    溶融温度より低温に調整してなる特許請求の範囲第1項
    記載の透湿性構造体の製造方法。
JP24782686A 1986-10-17 1986-10-17 透湿性構造体の製造方法 Pending JPS63102921A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130108830A1 (en) * 2011-10-26 2013-05-02 Jung-Chin Wu Composite plate structure and manufacturing method thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130108830A1 (en) * 2011-10-26 2013-05-02 Jung-Chin Wu Composite plate structure and manufacturing method thereof
US9242426B2 (en) * 2011-10-26 2016-01-26 Compal Electronics, Inc. Composite plate structure and manufacturing method thereof

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