JPS6310213A - 化学量論値の調整方法 - Google Patents

化学量論値の調整方法

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JPS6310213A
JPS6310213A JP15568686A JP15568686A JPS6310213A JP S6310213 A JPS6310213 A JP S6310213A JP 15568686 A JP15568686 A JP 15568686A JP 15568686 A JP15568686 A JP 15568686A JP S6310213 A JPS6310213 A JP S6310213A
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JP
Japan
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value
liquid
adjustment
control
showing
Prior art date
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Pending
Application number
JP15568686A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Inoue
良一 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIHARA YAKUHIN KK
Ishihara Chemical Co Ltd
Original Assignee
ISHIHARA YAKUHIN KK
Ishihara Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by ISHIHARA YAKUHIN KK, Ishihara Chemical Co Ltd filed Critical ISHIHARA YAKUHIN KK
Priority to JP15568686A priority Critical patent/JPS6310213A/ja
Publication of JPS6310213A publication Critical patent/JPS6310213A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Chemically Coating (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、化学量論値の調整方法、特にpi(等の調
整方法に関するものである。
〔従来技術及びその問題点〕
無電解銅メッキに於けるメッキ液の銅イオン濃度を適正
に保つためには、その液のpHを調整してから吸光度法
によって濃度測定を行ない、しかる後に必要な銅イオン
を追加するようにしている。
また、上記メッキ液のホルマリン濃度の管理に於いても
pHの調整工程を必要とする。このように、化学液を適
正な状態に維持するためにはpH等の調整は必須の要件
である。
pHを例に説明すると、pHの調整は、その価数等調整
に決めてとなる値がはっきりしている場合には、極めて
簡単に計算でき、自動的に調整することも可能であるが
、メッキ液のように使用によって価数が変化していく場
合には、作業者がサンプリングされた被管理液に、pH
メータを見ながら滴定液を添加するという全くの手作業
でpHを調整する作業が行われていたのであり、自動調
整は不可能であった。
〔発明の目的〕
この発明は、上記従来の事情に鑑みて提案されたもので
あって、pH調整等の化学量論の調整に於いて、調整液
の添加が自動的に、且つ正確に行われる方法を得ること
を目的とするものである。
〔目的を達成するための手段〕
この発明は、上記目的を達成するために、以下のような
手段を採用している。即ち、pH等の化学量論値を調整
するに際して Vイ= α×(ωK−ωO)+β Vに: 1回の工程で添加される調整液量α :被測定
液の種類や濃度により決定される係数 β :被測定液の種類や状態によって決定される定数 γ :任意に決定される定数 ωK:調整対象事項の現在値 ωO:調整対象事項の設定値 K :工程回数 なる式に於ける(ωK−ωO)の値が所定の値以下にな
るまでω8の測定、上記式の演算及びその演算結果に基
づく調整液の添加を繰り返すことを主たる特徴とするも
のである。
上記ωKは、調整対象事項がpHであるときは、pHメ
ータによって検出されたpHの現在値であり、またωO
はpHの設定値である。γは2程度をとるのが適切であ
る。βの値は被測定液の種類や状態によって決定される
定数であり、経験測的に割り出される。このβに対応す
る調整液量Vは、第1回目の工程で添加しておくと、2
回目の工程では考慮する必要はない。
ω0は基本的には設定値を採るが、例えば、第1回目の
工程に於いては設定値近くの予定値を採用し、且つ濃度
の高い調整液を使用し一度に設定値近くまで調整をし、
2度目以後の工程ではβの値を無視し、且つ、より低い
濃度の調整液を用いて設定値になるまで調整液の添加を
繰り返すのが好ましい。
〔装置〕
上記方法を実施するための装置を、無電解銅メツキシス
テムを例に概要を説明する。
オペレータがキー人力装置14から下記式(1)のα、
β、T等の係数等必要な事項を入力すると、該入力事項
はインターフェース11を介してCPUl0に入力され
る。
CPUl0はROM12に記憶されたプログラムに従っ
て必要な情報処理を行うようになっている。また、RA
M13には上記キー人力装置14から入力される値や他
の測定器、例えばpHメータから入力される必要な事項
が記憶される。
オペレータが始動キーを押して、この装置を始動させる
と、プログラムは本件発明とは関係のない処理を行った
後、本件処理に進行する。その場合、先ずCPUl0は
サンプリング指令信号をモータ制御手段15に対して出
力し、該モータ制御手段15によってサンプリングポン
プ21を駆動するためのモータを駆動して、所定量のメ
ッキ液Aをビー力23にサンプリングする。このように
してサンプリングされたメッキ液のpHが、pH電極2
4によって電圧として検出され、その電圧はA/D変換
器16でA/D変換され、更にインターフェース11を
介してCPUl0に入力される。CPUl0は、その値
を検出して、以下に詳しく説明する演算を行ない、調整
液の滴定量を定めるのである。このようにして計算され
た値は、モータ制御手段15に入力され、滴定用のステ
ップモータによって駆動される滴定ポンプ22を作動す
るようになっている。
CPUl0では、下記(11式に従った演算が行われる
Vう =  α× (ωK−ωO) +β  ・・・ 
(1)VK:1回の工程で添加される調整液量α :被
測定液の種類や濃度により決定される係数 β :被測定液の種類や状態によって決定される定数 γ :任意に決定される定数 ωK:調整対象事項の現在値 ωO、11整対象事項の設定値 K :工程回数 上記(11式は1回の工程で添加されるべき調整液量を
算出するためのものであって、調整プログラムは、rp
Hメータの電圧検出→(1)式の演算→調整液添加」を
何回か繰り返し、その結果サンプル液のpHは限りなく
設定値ωOに近付くことになり、ωヤがωOに対して許
容できる誤差範囲内の値になったときに添加が中止され
るのである。従って調整液の総添加量は、 となる。
ここでβは、液の種類や使用濃度範囲によって決定され
るべきもので、1回目の添加工程で全量添加し、2回目
以後はβ=0とするのが望ましい。
また、1回目の添加に於いてωOを最終設定値としない
で、その近くの値ω′。とじてお(のが望ましい、また
、1回目の調整に於いては調整液の濃度を高くしておき
、添加量を少なくするのが望ましい。
逆に2回目以後の調整は、ωOを設定値とし、調整液濃
度を低くして演算を行うのが望ましい。
即ち調整液の濃度が高いと添加量が少なくなり、滴定ポ
ンプ22での調整が困難となるためである。
〔実施例〕
上記した装置を用いて Cu   ・・・ 3g/I EDTA・・・34g/I HcHo・・・2Illl/Il なる組成を有するp H12,5の無電解銅めっき液1
0II11を α =400 ωK=10.0 γ =2 β =0 なる条件で0.1規定のHz S Oaで滴定していく
と第1表に示すような結果となった。
第1表からも明らかなようにこの発明を用いると極めて
正確に設定pHを得ることができるのである。尚ここで
はβ=0としているが、例えばβ=61111として、
このβの値を1回目の滴定のときに補充しておくと、そ
の後は1.5 m 1前後を滴定すればよいのであるか
ら、より短い時間で滴定できるのである。
次に上記無電解銅メッキ液10mlに対してα =40
0 ωO= 10.0 γ =3 β =O なる条件で、同様の実験を行なったところ、第2表の如
(結果を得た。第1表と第2表の比較において明らかな
点はTの値によって滴定時間が異なることである。この
点をより明確にするためにα =400 ωK=10.0 β =0 の条件下で、上記の無電解銅メッキ液を0.1規定のH
z S OaでTの値を変えて滴定した場合の実験結果
を第2図に示す。第2図からも明らかなようにγは2〜
3が適切であり、Tが大きすぎても小さすぎても調整が
困難であることが理解できる。
次に上記メッキ液10IIllについてγ =2 ωO= 10.0 β =0 なる条件のもとでαの値を変化させた場合についての実
験結果が第3図である。αがあまりに大きすぎると、調
整困難であり、また小さすぎると調整時間がかかりすぎ
ることが理解できる。
第1表 第2表 〔発明の効果〕 以上説明したように、この発明はpH等の化学量論値の
調整に於いて、CPUで演算可能で且つ設定値に対して
漸近していくように調整液の量を定めることができるの
で、係数を適切に定めることによって所望の時間内に調
整液の添加を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用されるシステムの概要図、第2
図は係数γの変化による調整液状態の変化を示すグラフ
、第3図はαの変化による調整状態の変化を示すグラフ
である。 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)化学量論値を調整するに際して、1回の調整液の
    量を V_x=α×(ω_K−ω_O)+β V_x:1回の工程で添加される調整液量 α:被測定液の種類や濃度により決定 される係数 β:被測定液の種類や状態によって決 定される定数 γ:任意に決定される定数 ω_K:調整対象事項の現在値 ω_O:調整対象事項の設定値 K:工程回数 なる式で決定し、(ω_K−ω_O)の値が所定の値以
    下になるまでω_Kの測定、上記式の演算、及びその演
    算結果に基づく調整液の添加を繰り返すことを特徴とす
    る化学量論値の調整方法。
  2. (2)第1回目の調整ステップに於いて、上記βの値を
    含む調整液の添加を行ない、 第2回目以後の調整ステップに於いては β=0とした調整を行うことを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項に記載の化学量論値の調整方法。
JP15568686A 1986-07-01 1986-07-01 化学量論値の調整方法 Pending JPS6310213A (ja)

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JPS6310213A true JPS6310213A (ja) 1988-01-16

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ID=15611337

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1101857C (zh) * 1998-07-09 2003-02-19 日本钢管株式会社 使用连续退火的罐用表面处理钢板的原板的制造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5696064A (en) * 1980-12-15 1981-08-03 Canon Inc Plating bath concentration controller
JPS58211644A (ja) * 1982-06-03 1983-12-09 Nippon Steel Corp 電解クロム酸処理鋼板用メツキ浴中のフツ化物濃度の自動制御方法及び装置

Patent Citations (2)

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