JPS6310142A - カメラのレリ−ズロツク装置 - Google Patents

カメラのレリ−ズロツク装置

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Publication number
JPS6310142A
JPS6310142A JP15577486A JP15577486A JPS6310142A JP S6310142 A JPS6310142 A JP S6310142A JP 15577486 A JP15577486 A JP 15577486A JP 15577486 A JP15577486 A JP 15577486A JP S6310142 A JPS6310142 A JP S6310142A
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JP
Japan
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release
rewinding
winding
film
lever
Prior art date
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Application number
JP15577486A
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English (en)
Inventor
Haruki Nakayama
春樹 中山
Shizuo Ishii
石井 静雄
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は内蔵するモータな制御することによってフィル
ムを自動的に巻上、巻戻するカメラのレリーズロック装
置に関する。
【発明の背景】
内蔵するモータの動力により撮影の度毎にフィルムの画
面を巻上げて行き使用フィルム毎に設定されている規定
駒数の撮影を終了したことを検知して自動的にモータを
逆転させフィルム巻戻を行うカメラが提供されている。 かかるカメラは第7図の70−チャートに示す如く巻戻
のためモータを逆転に切替える信号発生源としてタイマ
を使用するようになっている。又このタイマはフィルム
巻上開始により起動されるようになっている。そして一
画面分の巻上がタイマの設定時間内に行なわれるとモー
タは適宜の手段を介して停止されタイマもリセットされ
て巻上モードが持続され以後シャツタレリーズ扱作を含
む前記動作が繰返えされる。その後規定駒数の撮影を終
了してなお巻上が続けられるとやがて一画面分の巻上が
不可能となる状態が呈する。その状態においてタイマに
よる前記設定時間が経過すると例えば該タイマがタイム
アツプし、その信号によってモータの駆動制御系を巻戻
モードに切替え巻戻を開始するように構成している。
【発明が解決しようとする問題点】
かかるカメラではレリーズ釦を押して露光を行ったあと
レリーズ釦を解放して復元させる動作に連動してフィル
ム巻上を開始する構造をとっているため、フィルム巻上
中には不要な露光が行なわれないようレリーズ釦の操作
を禁止して置く必要がある。 そのためレリーズロック装置が設けられていてレリーズ
釦に対しフィルム巻上開始と共に係止し巻上終了によっ
て解除されるロック部材が作用するようになっている。 しかしこのようなレリーズロック装置は言う迄もなくフ
ィルム巻上時にのみ作用するものであって従来のカメラ
にはフィルム巻戻時にもレリーズロックの作用するもの
が見当らなかった。 またフィルム巻戻時のレリーズロックを行うとしても前
述したようなフィルム巻土用のレリーズロック装置を兼
ねて使用することが出来ず別個に設ける必要があって機
構上大きな負担となり実現性に乏しいものであった。 本発明はこの点を解決して改良した結果、簡単な構造で
作動も確実なフィルム巻上時、巻戻時何れにも作用する
カメラのレリーズロック装置の提供を目的としたもので
ある。
【問題点を解決するための手段】
上記目的はシャッタ作動後モータ巻上げによりフィルム
巻上げを行うカメラであってシャッタ作動完了を検知し
てフィルム巻上中レリーズロック制御を行う検知部材を
有するカメラにおいて、前記検知部材を巻戻し操作部材
によって作動させてI戻Llのレリーズロックを行うよ
うにしたことを特徴とするカメラのレリーズロック装置
によって達成される。
【実施例】
本発明の一実施例を第1図ないし第6図に示す。 第1図は実施例のカメラにおける巻上、巻戻に関する作
動シーケンス、第2図はその制御回路の主要部を示した
もので図はフィルム巻上開始の状態を示す。 第2図に示す回路図で撮影が完了すると撮影完了情報に
よって巻上スイッチSSPのN、04IがONとなって
トランジスタTR103がONシモータHに正電圧が印
加される。これによりフィルム巻上を開始する。同時に
コンデンサC101、抵抗R108、)ランノスタTR
102により構成されるタイマ1が作動を開始する。 一画面分のフィルム巻上が可能な場合には前記タイマ1
の設定時間内にフィルム巻上が終了すると巻上スイッチ
SSPの8.0側は再びOFFとなる。これによりトラ
ンジスタTR108、トランジスタTR105、抵抗R
111により構成されるリセット回路が作動し、前記タ
イマ1のコンデンサC101が強制的に放電されて再び
シャツタレリーズによる撮影完了後のフィルム巻上を可
能とする。 規定駒数のフィルム巻上を終了して一画面分のフィルム
巻上が不可能となるとタイマ1の設定時間内に巻上が終
了せず従って巻上スイッチSSPのN。 OIがONの状態の*まとなってタイマ1がタイムアツ
プしフィルム終端検知信号を出力してトランジスタTR
103をOFF L 、同時にリレーRLYIOIを作
動させリレーの接点をN、Oを切替えることによりトラ
ンジスタTR104がONシモータNに逆電圧を印加し
巻上モードから巻戻量−ドに切替えようとする。 この
場合、本実施例においては巻戻モードに切替るためには
フィルム検知スイッチ5FSWによるフィルム有検知信
号(SFSHのON)と前述した巻上スイッチssps
wによる巻上開始信号(SSPSW N、0側のON)
の2つの信号が得られていることを条件としていて、そ
の何れか一方がOFFの場合には巻戻動作が開始出来な
いように構成している。 従って例えば巻戻動作中にフィルム検知スイッチ5FS
Hに一時的なチャタリングやバウンドが発生しOFF 
I、た場合、リレーRLYIOIがOFF L 、接点
がN、0側に切替って巻上モードに戻るが、その間も巻
上スイッチ5SPSHのN、O9lの0旧こよって前記
タイマのタイムアツプ状態が保持される結果5FS−の
チャタリングやバウンドが収まると前記フィルム検知ス
イッチ5FSIIIによるフィルム有検知信号(SFS
−のON)が再確認されることとなり正常なフィルム巻
戻を行うことが出来ろようになっている。 なお前記リレーRLYIOIには通常切替タイムラグを
もっているので電磁リレースイッチを使用することによ
って前述したチャタリングやパウンド及び電磁的ノイズ
等の誤信号による巻上モードへの切替わりを遅延し、1
%動作を防止させその間にフィルム有検知信号を再確認
し巻戻モードを正常に7オローすることが出来る。 また、本実施例のカメラでは手動によって規定駒数以前
にも巻戻モードを得ることが出来るようにもなっている
。 すなわち巻戻スイッチREIIIをONとすることによ
り機械的に連動して前記巻上スイッチSSPをONとな
すと同時に前記コンデンサ101の充電時間をR106
を介して短時間で行うように切替える。フィルム巻上が
極く短時間(R106,Cl0I、TR102のタイマ
Zで定まる時定数)すなわち一画面分を巻上げるに至ら
ない時間内にタイマ2がタイムアツプし巻戻モードに切
替り前述した自動切替による巻戻作動と全く同様の作用
によってフィルム巻戻が行えるようになっている。 次に本発明のレリーズロック装置を適用したカメラを本
実施例に基いて具体的に説明する。 #3図ないし第6図は本実施例によもカメラの巻上、巻
戻装置を各操作段階の状態に区分して示したもので、各
図における図(a)はカメラを正面から見た場合、図(
b)は底面から見た場合での各作動状態を表したもので
ある。 1は上下の各長穴1aを介してカメラ本体に取付は支持
され上下方向に摺動可能とされたシャッタ作動レバーで
あって、一端が装置本体に固定された引張バネ2の他端
との係止を介して常時上方に付勢されており、カメラ上
部に突出して取付けたレリーズ釦3の下端一部3aと自
身の上端1cとの係正により上方位置に規制されている
。そして前記レリーズ釦3を押圧することにより前記引
張バネ2に抗して下方に摺動下降されるようになってい
る。 又前記シャッタ作動レバー1は後述するようにフロント
ボデー4に対して摺動可能に配設されるレリーズレバ−
5と関係するよう図において右方向に延長した7−ム1
bを有する。 4は主としてその前面に撮影レンズユニー/ )背面に
シャフタユニット(何れも図示せず)を組込みしたフロ
ントボデーであってカメラ本体に対し複数個の止ネジ4
aによって取付は固定され一体化されるようになってい
る。 5は前記フロントボデー4の前面左端部に対し上下の各
長穴5aを介して取付ちれ上下方向に摺動可能に支持さ
れたレリーズレバ−であって、一端が70ントボデ−4
に固定された引張バネ6の他端トの係止を介して常時上
方に付勢されているが、その頂部5bが前記シャッタ作
動レバー1のアーム1bの下端と僅か間隙を保った位置
に置かれるようになっている。 前記レリーズレバ−5はその下端に、後述するレリーズ
ロックレバ−による係止を受けるべき突出した係合部5
cを有し、さらに該係合部5cにおいで前記フロントボ
デー4の背面のスペースに収められる段部5dを70ン
トボデ−4の切欠を通して接続して形成していて該フロ
ントボデー4の表裏で上下に摺動されるよる構成されて
いる。 8は7aントボデー4の背面に対し左右の各長穴8aを
介して水平方向に摺動可能に支持されたシャッタ走行板
であってそのセット位置からの解放作動により前述した
シャッタユニット内のシャッタ羽根を開閉して露光を行
うものであるが、シャフタがセットされる場合には第1
図に示すようにフロントボデー4の突起4bと該シャッ
タ走行板8との闇に張架した引張バネ9に抗して右方向
に移動された後その段部8cが係止爪10によって係止
されるようになっている。 11はフロントボデー4の前面に輸11aをもって軸着
されたレリーズロックレバ−で、一端が該フロントボデ
ー4の突起4cに固定された引張バネ12の他端との係
止を介して反時計方向に付勢されているが70ントボデ
ー4に設けた突起4dに当接して停止し第1図に示すよ
うにその状態では上端のロッり部11bが前記レリーズ
レバ−5の保合部5Cを係止しないよう左方の位置に退
避するようになっている。 前記レリーズロックレバ−11はさらにその下端に該レ
リーズロックレバ−11を時計方向に回転させるための
押圧部11cを有し、該押圧部lieをカメラ本体の底
面近くに突出させている。 13はシャッタ作動完了を検知する検知部材としてカメ
ラ本体の底面に軸13aをもって軸着して設けた巻上ス
イッチレバーであって一方の端部をカメラ本体に掛けた
捩りバネ14の他端との係止を介して時計方向に付勢さ
れているためそのレリーズロック制御WS13bが70
ントボデ−4に設けた突起4eに当接した状態にあり、
その時、IJS1図に示すように前記レリーズロック制
御部13bが前記レリーズロックレバ−11の押圧部l
ieから離間した位置を占めるようになっている。 前記巻上スイッチレバー13は前記レリーズロック制御
部13bとは別に7−ム13cを分岐していて該7−ム
13cの基部に設けた突起13dを軸2Qmによりてカ
メラ本体の底面に軸着したカム20の外周面に臨ませて
いる。 前記カム20は、スプロケット歯車軸(図示せず)によ
り一方向クラッチを介して一画面毎に時計方向に一回転
されるものでフィルムが一画面分巻上げられた状態すな
わちシャッタがセットされた状態では第1図に示す如く
前記カム20の外周面はその凹部が前記巻上スイッチレ
バー13の突起13dに面していて該巻上スイッチレバ
ー13の時計方向の回転を許容するようになっている。 また前記巻上スイッチレバー13のアーム13cには、
カメラ本体の底面に設けた固定接片と前記巻上スイッチ
SSPを構成する可動接片15を取付けていて、前記巻
上スイッチレバー13が反時計方向に回転された場合、
前記可動接片15の接続が固定接片^から固定後片Bに
切替えられて巻上開始信号が発生しタイマがセットアツ
プされ同時にモータに正電圧が印加されてフィルム巻上
が行なわれるようになっている。 16は、カメラの底面カバー(図示せず)の内面に対し
ガイドブロック17aと〃イドビン1フbに支持案内さ
れて水平方向に摺動可動に取付けられた巻戻撹作部材す
なわち巻戻操作板であって、その一端が底面カバーに固
定された引張バネ18の他端との係止を介して左方向に
付勢されているためその輪郭部に形成した傾斜面16a
が前記巻上スイッチレバー13の7−ム13eから離間
するような位置に保たれているがカメラ底部外面に設け
たノブ(図示せず)の抑圧により、前記巻上操作板16
を右方向に摺動すると前記傾斜面16aにより前記アー
ム13cを圧接、移動しそれによって前記巻上スイッチ
レバー13を反時計方向に回転するようになっている。 また前記巻戻操作板16にはカメラ本体の底面に設けた
固定接片と前記巻戻スイッチRE−を構成する可動接片
19が取付けられていて、前記巻戻操作板16が右方向
に停止する迄移動された場合、前記可動接片19の接続
は固定接片へ′−A′から^747へと切替えられてタ
イマの設定時間を短い方を選択しモータに逆電圧が印加
してフィルム巻戻が行なわれるようになっている。 以上の説明にて明らかな如く第3図はフィルムの巻上と
シャフタのセットが同時に行なわれて終了した状態を示
したもので以下フィルムの巻上、巻戻動作とそれに関連
する本発明のレリーズロック装置の作用について説明す
る。 第3図の状態から前記レリーズ釦3を押圧してシャッタ
作動レバー1を下降させるとそのアーム1bに押圧され
て前記レリーズレバ−5が長穴5aの摺動範囲分下降し
その段部5dに設けた突起5eをもって前記係止爪10
を押圧する。 突起5eに押圧された係止爪10は前記シャッタ走行板
8の段部8C係止を解除するので、該シャフタ走行板8
は前記引張バネ9の作用により左方向に復帰し始めその
過程においてシャッタ羽根の開閉作動とその間の露光時
間の制御を行うようになっているが、前記レリーズ釦3
が押圧されたままの状態にある時には第4図に示す如(
前述の過程を終えた位置で前記シャッタ走行板8は前記
段部8cが前記レリーズレバ−5の下jI@部に当接し
て係止され一時停止するようになっている。 この係止位置においては、シャッタ走行板8は、それに
備えた作動爪8bが前記巻上スイッチレバー13のレリ
ーズロック制御部13bに当接せず僅か手前の位置に止
められている。 次いで第4図の状態から前記レリーズ釦3を押圧から解
放すると前記レリーズレバ−5は引張バネ6の作用によ
って上昇して前記段部8Cの係止を解除するので前記シ
ャッタ走行板8は、前述した一時係止が解除されて再び
左方向に復帰を始め第4図に示した位置で全作動を終え
て停止する。 この間にシャッタ走行板8の前記作動爪8bが前記レリ
ーズロック制御部13bを押圧して巻上スイッチレバー
13を反時計方向に回転するので、前記可動接片15は
その接続が固定接片Bに切替えられて前述した如(フィ
ルムの巻上作動を開始すると同時に、前記レリーズロッ
ク制御部13bがさらに前記レリーズロックレバ−11
の押圧n11cを押圧して該レリーズロックレバ−11
を時計方向に回転し、そのロック′PI611bを前記
レリーズレバ−5下端の保合55cの直下に位置させる
ようになっている。 従ってこの状態すなわちフィルム巻上作動中にはレリー
ズ釦3の押圧によるシャツタレリーズは阻止されいわゆ
るレリーズロックが作用されることとなる。 なおレリーズレバ−5の復帰のための移動途中であって
前記レリーズロック動作が完了する迄の走行途中にスイ
ッチ(Sl)を設け、該スイッチをレリーズレバ−5に
よってON、OFFされるように位置づけることにより
その後行なわれるフィルム巻上動作の間にlfi能上心
上必要素子への通電例えば自動露出制御あるいは合焦自
動制御やそれ等に伴う情報表示手段等を非作動に保つこ
とが出来、無用の電力供給を行わなくて済むという効果
が生じる。 なお、レリーズレバ−5が押下げられてスイッチ(Sl
)がONの状態では第2図の回路図でインバータ■が作
動しフィルム巻上を阻止する保護回路が設けられている
。 なお、フィルム巻上作動が開始されると同時にシャッタ
セットを行うべく前記ンヤッタ走行板8が右方向に移動
するので前記作動爪8bの前記レリーズロック制御部1
3bに対する押圧作用が解除されるが、フィルム巻上開
始と同時にスタートするスプロケット歯車の回転に伴っ
て前記カム20が時計方向に回転を始めてその外周面の
凸部が巻上スイッチレバー13の突起13dを受は止め
該巻上スイッチレバー13を第5図に示す状態に保持す
るように・なっているので、巻上作動中は巻上開始信号
を継続して発生することも出来、前述したフィルム巻上
作動中のレリーズロック作用も継続して行なわれるよう
になっている。 フィルムが一画面分巻上げられる間に前記カム20は一
回転して再び図示の角度位置となるので前記巻上スイッ
チレバー13は時計方向に回転復帰して可動接片15の
接続を固定接片^に切替えてタイマをリセットしモータ
が停止しフィルム巻上を終了する。 また同時に巻上スイッチレバー13の復帰により前記抑
圧部11cに対する押圧作用を解除されるので前記レリ
ーズロックレバ−11は前記引張バネ12の作用により
反時計方向に回転してそのロック部11bヲ前記レリー
ズレバ−5の係合部5Cの直下から左方向に移動退避さ
せるようになっている。 一方ではシャッタ走行板8が右方向に移動して前記係止
爪10に再び係合する状態となるとその段階で再vfj
S1図に示す状態に戻って前述した如くフィルム巻上完
了でレリーズロックが解除されレリーズ釦3の押圧によ
るシャツタレリーズとフィルム巻上の各動作が可能とな
る。 さらに規定駒数の撮影を終えたあとなおレリーズ釦3の
押圧によるシャツタレリーズとフィルム巻上を継続して
行くとフィルムはその後端がパトローネ紬に固着されて
いる関係から一画面分の巻上を終了しない段階でモータ
の回転が強制的に停止される状態となりこの状態が所定
時間続けられるとタイマのタイムアツプによってフィル
ム有検知信号とフィルム巻上開始信号が得られる状態で
あれはモータに接続する電源回路が逆電圧に切替えられ
フィルムの巻戻作動が自動的に開始されるようになって
いる。この巻戻作動はカメラ内のフィルム検知スイッチ
が巻戻されるフィルムの先端を検知して電気信号を発す
る迄持続されるようになっており、さらに巻戻作動終了
後には自動的に巻上モードに戻って巻戻開始直前に行な
われたフィルム巻上作動を継続してタイマをリセットし
、かつ巻上作動を停止させるとともにカメラを機構上巻
上終了した状態とし、シャツタレリーズ等のカメラ操作
を出来るようにしている。 さらに規定駒数の撮影をすべて終了せずに途中の駒数か
ら任意に巻戻を行うことも可能としていて、その作動は
前記巻戻操作板16を右方向に移動する動作によって開
始されるようになっている。 しかしながら、本実施例においてはレリーズロック中の
巻戻作動を禁止するため、レリーズ釦3の押圧動作によ
ってシャッタ走行板8の復帰移動を途中で停止させると
ともにレリーズロックレバ−11を押圧係止することに
より、レリーズロック中に巻戻操作板16を右方向に移
動しても巻上スイッチレバー13の移動がレリーズロッ
クレバ−11により移動を阻止され巻戻モードには切替
らないようにしている。 すなわち前記巻戻繰作板16を第1図に示す位置から右
方向に停止する迄移動するとその傾斜面16aが前記巻
上スイッチレバー13のアーム13cの頂部を押圧して
該巻上スイッチレバー13を反時計方向に回転するので
、レリーズ釦3を押圧することなくして第3図に示す前
述の巻上スイッチレバー13の状態すなわち前記レリー
ズロックレバ−11がレリーズレバ−5を係止する状態
を再現出来るようになっている。 同時に前記巻戻操作板16は可動接片19の接続を固定
接片へ′−A′から^j47に切替えてタイマの設定時
間を短い方に切替える。これに前後して巻上スイッチレ
バー13の回転によって前記可動接片15が固定接片B
に切替えられることにより巻上モードが優先して作動し
先ずフィルムの巻上動作のみが開始されることとなる。 さらにフィルム巻上動作が開始されると所定時間遅延し
てモータの電源回路が自動的に逆電圧に切替り、フィル
ム巻戻動作が開始されるようになっている。 前述した遅延時間は一画面を巻上げるに要する時間より
短く設定されているのでフィルムの巻上状態は前述した
規定駒数の撮影をすべて終了して巻戻を行う場合と全く
同一の状態となり従ってシャツタレリーズはロックされ
たまま前述同様の経過を経てフィルムの巻戻を終了する
ようになっている。 また巻戻中、前記フィルム検知スイッチがチャタリング
やバウンドによって一時的に誤信号を出すようなことが
あっても、その誤信号の制御回路への伝達が前述した電
磁リレースイッチの動作のタイームラグによって遅延さ
れている間に、第1図に示すシーケンスにより巻上スイ
ッチフィルム検知スイッチの確認が反復して行なわれる
ので巻戻作動が中断されることなく続行されるようにな
っている。 このように本実施例のカメラでは誤信号によるシーケン
スの誤動作を防止するために電磁リレースイッチの動作
のタイムラグによってキャンセルするよう構成している
。また手動繰作によるフィルム巻戻作動を行う場合にも
自動巻戻のための機構や回賊を大幅に共用化することが
出来なので回路構成も簡単になり敢えて制御系にマイク
ロプロセッサを備える必要なく電気実装や機構組込みの
ためのスペースの削減や価格の面でも有利なものとなっ
ている。 なお巻戻動作を開始させたあと前記巻戻操作板16を解
放してその初期位置に復帰させたとしても前述した電源
回路はタイマがリセットされる迄保持され作動は継続さ
れるようになっている。
【発明の効果】
本発明は、フィルム巻上時にレリーズ釦の操作を阻止し
て巻上中の露光を防止するよう設けたレリーズロック部
材を、規定駒数の撮影終了によって自動的に開始される
巻戻作動時にも作用させるに併せてさらに手動操作によ
って任意の時期に切替える巻戻時にも作用させることを
可能としたものであって、その結果フィルムが移送され
ている時には必ず再露光が防止されることになりカメラ
を取扱うに当り安全で極めて有用なレリーズロ7り装置
が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図およびtji2図は本発明の、カメラによるフィ
ルム巻上、巻戻のシーケンスを示すフローチャートとそ
の回路図。 第3図ないし!@6図は前記カメラの要部正面図および
底面図、第7図は従来のカメラにおけるフィルム巻上、
巻戻の70−チャート。 8・・・シャッタ走行板 13・・・巻上スイッチレバー ^′−^J、B1−B1・・・固定会例20・・・カム
       SSP・・・巻上スイッチSF・・・フ
ィルム検知スイッチ REW・・・巻戻スイッチ RLYIOI・・・電磁リレースイッチH・・・モーフ 出願人 小西六写真工業株式会社 第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シャッタ作動後モータ巻上げによりフィルム巻上
    げを行うカメラであって、シャッタ作動完了を検知して
    フィルム巻上中レリーズロック制御を行う検知部材を有
    するカメラにおいて、前記検知部材を巻戻し操作部材に
    よって作動させて巻戻し中のレリーズロックを行うよう
    にしたことを特徴とするカメラのレリーズロック装置。
  2. (2)前記検知部材をレリーズロック制御位置に係止す
    る係止手段を前記操作部材に設けたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のカメラのレリーズロック装置
  3. (3)フィルム終端検知手段を有し自動巻戻し開始を行
    う自動巻戻し装置を有することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項又は第2項記載のカメラのレリーズロック装
    置。
JP15577486A 1986-07-01 1986-07-01 カメラのレリ−ズロツク装置 Pending JPS6310142A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5506941A (en) * 1989-11-13 1996-04-09 Canon Kabushiki Kaisha Pattern generation method and pattern generation apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5506941A (en) * 1989-11-13 1996-04-09 Canon Kabushiki Kaisha Pattern generation method and pattern generation apparatus

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