JPS63101347A - 新規なレチノイド類 - Google Patents

新規なレチノイド類

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JPS63101347A
JPS63101347A JP62250045A JP25004587A JPS63101347A JP S63101347 A JPS63101347 A JP S63101347A JP 62250045 A JP62250045 A JP 62250045A JP 25004587 A JP25004587 A JP 25004587A JP S63101347 A JPS63101347 A JP S63101347A
Authority
JP
Japan
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dimethyl
methoxy
nonatetraenoate
trimethylphenyl
ethyl
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Pending
Application number
JP62250045A
Other languages
English (en)
Inventor
ギユンター・グロース
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
F Hoffmann La Roche AG
Original Assignee
F Hoffmann La Roche AG
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Filing date
Publication date
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  • Pyrrole Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式 %式% 式中、Retはレチノイドカルボン酸のアシル残基であ
り、Aは残基(−CHR)−CH20)、R’、(−C
H2)、SR,’、(−Cf(2)−X  R” 、 
 (−CI2)、−トlet、  、−N(R2)2、
−c (R4)2OC(O)R3、−CH2−CI−I
(OH2)CH,OR2または−CH(CH20R2)
2であり; Rは水素またはメチルであり、 Fj’は水素、C2〜6−アルキルまたはC3〜6−ア
ルカノイルであり、 R2はC5〜6−アルキルであり、 R3はC2〜6−アルキル、C5〜、−アルコキシ、ジ
ー01〜6−アルキルアミノ、フェニル、置換されたフ
ェニル、スチリルまたはフェニル残基において置換され
たスチリルもしくは2−ベンゾイル−フェノキシ−C1
〜6−アルキルであり: R4は水素、CI〜6−アルキルまたはフェニルであり
; Xは>SOまたは>SO2であり、 HetはN−複素環式環の残基であり、nは3〜40の
整数であり、そして mは1〜4の整数であり、 条件として、Aが−CH2S)1’である場合、R’f
、IC,〜6−アルキルまたはC1〜6−アルカノイル
であるものとする、 の新規なレチノイドに関する。
以下にレチノイドカルボン酸なる用語はレチノイン酸に
存在するノナテトラエン酸残基または環形成によってこ
のものから誘導されたカルボキシフェニル−プロペン−
2−イル残基を含む化合物であるとみなすべきであり、
また譲残基は置換されていてもよい。かかるレチノイド
カルボン酸は例えば米国特許第4,2]、5,215号
、同第4゜054.589号、同第4,326,055
号及び同第4,476.056号に記載されている。
なかでも殊に興味あるものは式 %式%: 式中、Zlは置換されたフェニルまたはシクロへキセニ
ル残基であり、Z2は置換された二環式の炭素環式また
は複素環式残基であり、phはフェニレン残基であり、
そして(a>のポリエン鎖における二重結合はE−また
はZ−立体配置を有することができる、 のレチノイドカルボン酸である。
置換されたフェニル残基Z1の例は、C1〜、−アルキ
ル、01〜6−アルコキシ、ハロゲンまたはl・リフル
オロメトキシで好ましくは多数置換されるフェニル残基
である。置換されたシクロへキセニル残基の例は2,6
.6−)ツメチルシクロヘキセン−1−イル、2,6.
6−1〜リメチル−3−ヒドロキシシクロヘキセン−1
−イル及び2゜6.6−ドリメチルー3−オキソシクロ
ヘキセン= 1−ス rL f−訊7′、    貿I
西へ餉 t・−(口堝ゝめi居士(冒哄1残基の例は1
,1,3.3−テトラメチル−5−インダニル及び5,
6,7.8−テトラヒドロ−5,5,8,8−テトラメ
チル−2−ナフチルである。二環式の複素環式残基の例
は4,4−ジメチル−6−クロマニル、4.4−ジメチ
ル−6−チオクロマニル、4.4−ジメチル−1,2,
3゜4−テトラヒドロ−6−キラリニル及び4,4−ジ
メチル−6−チオクロマニル1.1−ジオキシドである
式■の好ましい化合物は、Retが全トランス−9−(
4−メトキシ−2,3,6−)リメチルフェニル)−3
,7−ジメチル−2.4,6.8−ノナテトラエン酸、
p −[(E) −2−(5゜6.7.8−テトラヒド
ロ−5,5,8,8−テトラメチル−2−ナフチル)プ
ロペニルコ安息香酸、全トランス−ビタミン−A酸また
は13−シス−ビタミン−A酸のアシル残基である化合
物である。
好ましい残基Aは式−〇 (R’)20C(0)Rコの
基であり、特にR3がC=、−アルキルであり、そして
R4が水素または01〜6−アルキルである基である。
C3〜6−アルキル及びC1〜6−アルコキシの例はC
−原子1〜6個を有する直鎮状及び分枝鎖状アルキル残
基、例えばメチル、エチル、プロピル、イン10ピル、
ブチル、jert、−ブチル、n−ペンチル及びn−ヘ
キシルである。
2個の残基R1,R2またはIN’がAに存在する場合
、これらの基は同一であるか、または相互に異なるもの
であることができる。複素環式残基Hetの例は5〜7
−員の飽和または不飽和単環式残基、例えばピロリジノ
、ピペリジノ、モノ−またはジケトピロリジノ、モノ−
またはジケトピペリジノ、ピペラジノ、N4−〇、〜4
−アルキルピペラジノ、モルホリノ及びチアモルホリノ
である。
置換されたフェニル残基及びスチリル残基R3は1個ま
たはそれ以上の置換基、例えばヒドロキシ、C2〜6−
アルコキシ及びCl−6−アルカノイルオキシを含むこ
とができる。かかる残基の例はヒドロキシフェニル、3
.4.5−)リメトキシフェニル、アセトキシフェニル
及びメトキシスチリルである。2−ベンゾイル−フェノ
キシ−01〜。
−アルキル残基はフェノキシ部分に01〜!−アルキル
、C1〜、−アルコキシまたはハロゲンで置換されてい
てもよい。
式Iの化合物は縮合剤の存在下において、式Ret−0
H1但し、Retは上記の意味を有する、のレチノイド
カルボン酸またはその反応性誘導体を式HA、但し、A
は上記の意味を有する、のアルコールもしくはその反応
性誘導体または弐〇al−A、但し、Aは上記の意味を
有し、モしてHalはハロゲンである、のハライドと反
応させるか、或いは式Re t  OC(R’) 2 
8al、但し、Ret、Hal及びR4は上記の意味を
有する、の化合物を式R”C00H1但し、Rコlは0
1〜G−アルキル、フェニル、置換されたフェニル、ス
チリルまたはフェニル残基において置換されたスチリル
である、のカルボン酸と反応させ、そして必要に応じて
、反応生成物における反応性基を官能的に改変すること
によって製造することができる。
本発明による方法の一具体例においては、式Re t 
−OHのレチノイドカルボン酸を縮合剤、例えばN、N
−カルボニルジイミダゾールまたはN、N−ジシクロへ
キシルカルボジイミドの存在下において、HAのアルコ
ールと反応させる。この反応は不活性有機溶媒、例えば
エーテル、例えばテトラヒドロフランまたはジオキサン
中で有利に行われる。反応温度は臨界的でなく、反応は
室温で有利に行われる。この反応は好ましくは不活性ガ
ス下で、光線及び水分を排除しながら行われる。
本発明による方法の他の具体例においては、レチノイド
カルボン#JiRet−OHの反応性誘導体、例えば酸
ハロゲン化物または無水物、好ましくは酸塩化物を式H
Aのアルコールと反応させることができる。この反応に
対する適当な縮合剤は塩基例えばアミン、例えばトリエ
チルアミンである。
更に、本発明による方法の具体例においては、レチノイ
ドカルボンflj Re t−OHをアルコールHAと
反応させる。二とかで・き乙−反応性A浅漬め例として
、例えばトシレート及びメシレートまたはハライド、即
ち、1−個のヒドロキシ基がトシルオキシもしくはメシ
ルオキシ基、またはハロゲン、特にヨウ素で置換された
化合物が考えられる。最後に、レチノイドカルボン酸の
ハロアルキルエステル、l川ち、式Re t  OC(
R4) t  Ha 1の化合物を式R”C0OHのカ
ルホン酸と反応させることができる。この反応に対する
好ましい縮合剤は1.8−ジアザビシクロ(5,4,O
)ウンデク−7−エン(1,5−5>である。クロロア
ルキルエステル、特にクロロメチルエステルが好ましい
ハロアルキルエステルであり、アルカンカルボン酸、例
えば酢酸が式R3’C0OHの好ましいカルボン酸であ
る。これらの全ての反応はそれ自体公知の方法において
、例えばテトラヘドロン(Tetrahedron) 
、36.2409〜2433(1980)に記載された
如くして行うことができる。すでに述べた反応において
、好ましくは1個のみの遊離ヒドロキシ基が存在し、そ
して更に存在し得るヒドロキシ基が、例えばテトラヒド
ロピラニルエーテルの如き容易に開裂し得るエーテルま
たは容易に開裂し得るエステルとして保護された型で存
在するアルコールHAを用いる。かかる保護基を、式I
の化合物を得るために、それ自体公知の方法においてア
ルコールHAとレチノイドカルボン酸またはその反応性
誘導体との最初に得られた反応生成物から開裂させるこ
とができる。
反応生成物をそれ自体公知の方法において、例えば溶媒
の蒸留、残存成分の有機溶媒及び水相間への分配並びに
クロマトグラフィー、例えばシリカゲル上で、そして/
または溶媒から結晶化によって処理することかできる。
式■の反応生成物に存在する反応性基をそれ自体公知の
方法において官能的に改変させることができる。
例えばヒドロキシ基及びメルカプト基をそれぞれアルキ
ル化またはアシル化によってC1〜6−アルコキシもし
くはC4〜G−アルカノイルオキシまたはC2〜6−ア
ルキルチオもしくはC2〜、−アルカノイルチオ基に変
えることができる。01〜6−アルキルチオ基を過酸の
如き酸化剤で処理してC3〜6−アルキルスルフィニル
及びC1〜6−アルキルスルホニル基に変えることがで
きる。
式Iの化合物は治療的に活性であり、皮ふの角質化病に
伴う疾患、例えば乾瘍、魚鱗癖及びダリエー病(Dar
ier’s disease) 、線維芽細胞活性障害
、例えば蟹足腫症及び局在する堂皮症に;並びに皮ふの
前癌状態及び座癒の好ましくは局部的処置に用いること
ができる。
本化合物は、殊に、良好な許容性、例えば局部的に投与
した場合に皮ふ刺激のないことに特徴がある。メチレン
アセテート(全E)−9−(4−メトキシ−2,3,6
4リメチルフエニル)−3,7−ジメチル−2.4,6
.8−ノナテトラエノエートが殊に重要である。
本化合物の活性を、ジメチルベンズアントラセン及び綿
寅油で処置して誘発させた皮ふ乳頭腫をもつマウスにお
いて立証することができる1式■の化合物の局部的投与
によって、乳頭腫の退行が認められ、この退行は例えば
乾癩の処置に対する化合物の治療効力に対する尺度を表
わす。乳頭腫の誘発に対する試験法はユーロビアン・ジ
ャーナル・オブ・キャンサー(Europ、 J、 C
ancer)、L更、731−737 (1974)に
記載されている。皮ふ乳頭腫の治療は、マウスにおいて
少なくとも6個の乳頭腫が最少直径5mmに発展した際
に行った。適当な賦形剤中の化合物を4匹の動物からな
る各群の3個の乳頭腫の各々に塗布した。
乳頭腫当りの各々の場合に活性物質溶液2.5μを合計
14回、即ち、1日1回、2.3.4.5.8.9.1
0.11.12.15.16.17.18及び19日目
に塗布した。賦形剤のみを塗布した4匹の動物を対照と
した。
本化合物の効力を評価するために、3個の処置した乳頭
腫の直径の和を測定し、各群に対する平均値を計算した
。測定を治療開始前(第18目)並びに8.15及び2
2日目に行った。動物当りの乳頭腫直径の平均相の増加
または減少を出発値(第18目)の百分率として表わす
ヤ悟り「全1.−七1八で 崗−lギノリブーV1)、
≧11ηテート中の飽和溶液として実施例3において製
造した化合物の塗布によって、90%の処置した乳頭腫
の退行が認められた。乳jff腫を賦形剤(イソプロピ
ルミリステート)のみで処置した対照動物の場合、実際
に、乳頭腫直径の退行は明白にならなかった。
本化合物は皮ふに良好な浸透力を有することに特徴があ
る、ヌードラットの皮ふによる試験管内試験の場合、例
えば対応するレチノイドカルボン酸(全E−9−(4−
メトキシ−2,3,6−)リメチルフェニル)−3,7
−ジメチル−2,4゜6.8−ノナテトラエン酸)の場
合よりも、実施例3の化合物によって、200倍以上の
浸透が認められた。
局部的用途に対して、活性物質は軟膏、チンキ、クリー
ム、ゲル、溶液、ローション、スプレー、懸濁液等の形
態において有利に用いられる。軟膏及びクリーム並びに
溶液が好ましい0局部的用途に対して明記したこれらの
調製物は活性成分として式Iの化合物を局部的処置に適
する且つかかる調製物には普通の無毒性の不活性な固体
または液体担体と混合することによって製造することが
できる。
局部的用途に対して、有利には約0.01〜5%、好ま
しくは0.05〜%溶液及びローション並びに約0,0
1〜5%、好ましくは約0.05〜2%軟膏またはクリ
ームが適当である。
酸化防止剤、例えばトコフェロール、N−メチル−γ−
トコフェラミン並びにブチル化されたヒドロキシアニソ
ールまたはブチル化されたしドロキシトルエンを、必要
に応じて調製物と配合することができる。更に、調製物
には他の補助剤及び安定剤、特に照射保護剤、例えばシ
リケート、タルク、二酸化チタン、酸化亜鉛またはケイ
皮酸誘導体、例えば〉パルツル< (> P arso
l< )を含ませることができる。
以下の実施例は本発明を更に詳細に説明するものである
。温度は℃で示した。
実施例 1 全E−9−(4−メトキシ−2,3,6−)リメチルフ
ェニル)−3,7−ジメチル−2,4゜6.8−ノナテ
トラエン酸4.9gを乾燥テトうしドロフラン100m
1に懸濁させ、N、N−カルボニルジイミダゾール2.
9gで処理し、窒素通気し且つ光線及び水分を除去しな
がら4時間撹拌した。第二の反応フラスコ中で、乾燥テ
トラヒドロフラン40m1中のトリエチレングリコール
11.2gを水素化ナトリウム分散体(油中55〜60
%)40mlで処理した。水素の発生が終了した後、2
種の溶液を合液し、室温で更に4時間撹拌した0次に溶
媒を真空下にて回転蒸発機で除去し、油状残渣を塩化メ
チレン300m1に採り入れ、希塩酸150m1で1回
、飽和塩化ナトリウム溶液各150mj+で2回抽出し
、有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥した。濾過及び蒸発
後に残った油をシリカゲル250g上で、塩化メチレン
−tert、−ブチルメチルエーテル7:3を用いてク
ロマトグラフィーによって精製した。副生成物として生
じたジエステル(@点128〜129で一塩化メ手しン
ー石油エーテルかち再結晶)を最初のフラクションとし
て分離した。主フラクションとして、2− (2−(ヒ
ドロキシエトキシ)エトキシ)エチル(全E)−9−(
4−メトキシ−2,3,6−)リメチルフェニル)−3
,7−ジメチル−2.4,6.8−ノナテトラエノエー
トを溶離した。高真空下で溶離液を蒸発させた後、黄色
のロウ状の塊が残った。収量: 4 、4f1. RF
(シリカゲル/塩化メチレン−tert、−ブチルメチ
ルエーテル7: 実施例 2 実施例1と同様にして、全E−9− (4−メトキシ−
2,3.6−)リメチルフェニル)−3。
7−ジメチル−2.4,6.8−ノナテトラエン酸及び
テトラエチレングリコールから、反応混合物を処理した
後(シリカゲル上で、溶離剤として塩化メチレン−te
rt.−ブチルメチルエーテル7:3を用いてクロマト
グラフィーにかけた)、ジエステルに加えて、粘性油と
して、2− (2−(2− (2−ヒドロキシエトキシ
)エトキシ)工k 七ら 翫 〒,d,+1−  / 
6口 嘱 − O    IA  − 讐 k 七.ζ
7−2.3.6−)−リンチルフェニル)−3,7−ジ
メチル−2,4,6,8−ノナテトラエノエートが得ら
れた。R,(シリカゲル/塩化メチレン−tert、−
ブチルメチルエーテル7:3):0.23゜ 実施例 3 実施例2の生成物はまたアルコールを酸塩化物でアシル
化することによっても得ることができた。
かくして、全E−9−(4−メトキシ−2,3゜6−ド
リメチルフエニル)−3,7−ジメチル−2.4,6.
8−ノナテトラエン酸16.31Fを乾燥トルエン20
0m1’に懸濁させ、三塩化リン4.7gで処理した。
反応混合物を室温で、窒素通気し且つ光線及び水分を排
除しながら、15時間撹拌した。生じた酸塩化物溶液を
塩化メチレン350m1’中のテトラエチレングリコー
ル48g及びトリエチルアミン13gの氷で0℃に冷却
した溶液に滴下した。添加終了後、混合物を室温で更に
3時間撹拌した。反応溶液を飽和塩化ナトリウム溶液5
00m1に注いだ、有機相を分離し、飽和塩化すトリウ
ム溶液各200m1で2回抽出し、有機相を硫酸すhリ
ウム上で乾燥した。まだ存在する酸を除去するために、
この黄色溶液をフロリシル(F Iorisil) 5
0g上で濾過し、真空下で濃縮し、残渣をシリカゲル3
50g上で、溶離剤として塩化メチレン−tert、−
ブチルメチルエーテル7:3を用いてクロマトグラフィ
ーによって精製した。生成物を含むフラクションを合液
し、高真空下で溶媒を除去した。黄色油16.5gが残
り、このものは実施例2の生成物と同一であった。
実施例 4 また実施例2のエステルは、酸を1個のしドロキシ基が
反応性の雛脱性基で置換されたテトラエチレングリコー
ル誘導体でアルキル化することによって製造することも
できる。かくして、全E−9−(4−メトキシ−2,3
,6−1〜リメチルフエニル)−3,7−ジメチル−2
.4,6.8−ノナテトラエン酸4,91を乾燥アセト
ニI・リルF3Qm(lに懸濁させ、1,8−ジアザビ
シクロ(5,4,0)ウンデク−7−エン(1,5−5
)2.3gの添加後、窒素通気し且つ光及び水分を排除
しながら、室温で10分間撹拌した6次にテトラエチレ
ングリコールモノトシレー)5.2g及びヨウ化ナトリ
ウム0.5gを加え、混合物を室温で更に15時間撹拌
した。溶媒を真空下で蒸発させ、残渣を塩化メチレン2
50mff1に採り入れ、2N塩酸100mjl’で1
回、飽和塩化ナトリウム溶液外100m1で2回抽出し
た。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、フロリシル5
0g上で濾過して未反応の酸を除去した。溶媒を除去し
た後の残渣をシリカゲル150g上で、溶離剤として塩
化メヂレンーtert、−ブチルメチルエーテル(3:
2)を用いて、クロマトグラフィーにかけた。実施例2
の生成物と同一である黄色油4.2gを単離することが
できた。
出発物質として用いたテトラエチレングリコールモノト
シレートは次の如くして製造した。
塩化メチレン100mN中のテトラエチレングリ1−ル
’)?、−J、a73γメビリジンIQgの冷瀉渣(0
℃)をはげしく撹拌しながら、合計19gのp−トルエ
ンスルホニルクロライドで一部づつ処理した。添加終了
後、混合物を室温で更に5時間撹拌した。これに塩化メ
チレン200m&’及び水Loom1を加え、有機相を
分1111tした。有機相を順次、2N塩酸100mN
、5%炭酸水素ナトリウム溶M100ml及び水100
mfで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を真
空下で除去し、残渣をシリカゲル400g上で、溶離剤
として塩(ヒメチレンー酢酸エチルーメタノール(5;
4=1)を用いてクロマトグラフィーにかけた。
少量のテトラエチレングリコールモトシレートに加えて
、無色の液体として、テトラエヂレングリコールモノト
シレ−1−17gを単離した。R2(シリカゲル/塩化
メチレン−酢酸エチル−メタノール5:4:1)0.6
゜ 実施例 5 実施例1と同様にして、3.7−ジメチル−9−(2,
6,6−ドリメチルー1−シクロヘキセソー1−)7シ
)一つ17)  A  八 Q /f’;’1−ノナテ
トラエン酸及びテトラエチレングリコールから、2−(
2−(2−(2−しドロキシエトキシ)エトキシ)エト
キシ)エチル3.7−ジメチル−9− (2,6,6−
ドリメチルー1−シクロヘキセン−1−イル)−2(Z
)、4.6.8(E)−ノナテトラエノエートを製造す
ることができた。
シリカゲル上で、溶離剤として塩化メチレン−tert
、−ブチルメチルエーテル(3:2)を用いてクロマト
グラフィーにかけ、溶媒を高真空下で蒸発させた後、黄
色の粘性油としてエステルが得られた。R,(シリカゲ
ル/塩化メチレン−tert、−ブチルメチルエーテル
3:2):0.43゜ 実施例 6 実施例1と同様にして、全E−3,7−ジメチル−9−
 (2,6,6−)ジメチル−1−シクロヘキセン−1
−イル)−2,4,6,8−ノナテトラエン酸及びテト
ラエチレングリコールから、反応混合物をクロマトグラ
フィーにかけた後(シリカゲル/塩化メチレン−ter
t、−ブチルメチルエーテル3:2)、黄色の粘性油と
して、2− (2−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)
エトキシ)エトキシ)エチル(全E)−3,7−ジメチ
ル−9− (2,6,6−)ジメチル−1−シクロヘキ
セン−1−イル)−2,4,6,8−ノナテトラエノエ
ートが得られた。R,(シリカゲル/塩化メチレン−t
 e r t 、−ブチルメチルエーテル3:2):0
.36゜ 実施例 7 実施例1と同様にして、全E−9−(4−メトキシ−2
,3,6−)リンチルフェニル)−3゜7−ジメチル−
2.4,6.8−ノナテトラエン酸及びポリエチレング
リコール400から、ポリエチレングリコール(400
)モノ=(全E)−9−(4−メトキシ−2,3,6−
1−リンチルフェニル)−3,7−ジメチル−2.4,
6.8−ノナテトラエノエートを製造することができた
。反応混合物をシリカゲル上でクロマトグラフィーによ
って精製した。かくして、少量において生成したジエス
テルを最初に塩化メチレン−酢酸エチル(1:1)で溶
離した。次にモノエステルをアセトン−酢酸エチル(1
:1)で溶離することができた。平均エチレンオキシド
数9を有するポリエチレングリコールエステル混合物が
得られた。生成物は黄色の粘性液体であった。RF(シ
リカゲル/酢酸エチル−アセトン1:1):0.1〜0
.6(数個のスポット); R,(HPTLC−RP−
18/メタノール’):0.55゜実施例 8 実施例1と同様にして、全E−9−(4−メトキシ−2
,3,6−ドリメチルフエニル)−3゜7−ジメチル−
2.4,6.8−ノナテトラエン酸及びポリエチレング
リコール600から、ポリエチレングリコール(600
)モノ−(全E)−9−(4−メトキシ−2,3,6−
)リンチルフェニル)−3,7−ジメチル−2.4,6
.8−ノナテトラエノエートを製造することができた0
反応混合物をシリカゲル上でクロマトグラフィーによっ
て精製した。また夕煙において生成したジエステルを最
初に酢酸エチルで分離した。モノエステルを酢酸エチル
−アセトン(1: 2)で溶離することができた。溶媒
を高真空下で除去した後、黄色の粘性油が残り、このも
のは平均エチレンオキシド数13を有するポリエチレン
グリコールエステル混合物として分析的に同定された。
R,(シリカゲル/酢酸エチル−アセトン1 : 2)
 :0.1〜0.55(数個のスポット);R,(HP
TLC−1(P−18/メタノール):0.57゜実施
例 9 実施例1と同様にして、全E−9−(4−メトキシ−2
,3,6−ドリメチルフエニル)−3゜7−ジメチル−
2゜4,6.8−ノナテトラエン酸及びポリエチレング
リコール1000から、ポリエチレングリコール(10
00)モノ−(全E)−9−(4−メトキシ−2,3,
6−ドリメチルフエニル)−3,7−ジメチル−2.4
,6.8−ノナテトラエノエートが得られた。生成物を
シリカゲル上で、溶離剤として塩化メチレン−メタノー
ル(9:1)を用いてクロマトグラフィーに1−っプ結
頓奮か 遺att冬静よtす)す志 励古貴つ、34℃
の黄色ロウが得られ、このものは平均エチレンオキシド
数22を有するポリエチレングリコールエステル混合物
として同定された。R,(シリカゲル/塩化メチレン−
メタノール9:1):0.5 ;Rr(HPTLC−R
P−18/メタノール−水9:1)+0.21゜ 実施例 10 実施例1と同様にして、全E−9−(4−メトキシ−2
,3,6−)リンチルフェニル)−3゜7−ジメチル−
2.4,6.8−ノナテトラエン酸及び2−メチルチオ
−エタノールから、2−(メチルチオ)エチル(全E)
−9−(4−メトキシ−2,3,6−1リメチルフエニ
ル)−3,7−ジメチル−2.4,6.8−ノナテトラ
エノエートを製造することができた6反応混合物から生
成物を単離するために、生成物を抽出し、シリカゲル上
で、溶離剤として塩化メチレンを用いてクロマトグラフ
ィーにかけた。M点104℃(塩化メチレン−ヘキサン
から再結晶)、RF(シリカゲル/塩化メチレン):0
.63゜ 実施例 11 塩化メチレン220m1中の2−(メチルチオ)エチル
(全E)−9−(4−メトキシ−2,3゜6−ドリメチ
ルフエニル)−3,7−ジメチル−2.4,6.8−ノ
ナテトラエノエート(実施例10において製造したもの
)10gの水冷した溶液を合計4.5gの3−クロロ安
息香酸で60分間以内に一部づつ処理した。反応溶液を
0℃で更に2時間撹拌した。これに更に塩化メチレン1
00m1を加え、混合物を5%炭酸水素ナトリウム溶液
各100m1で2回及び水苔100m1’で2回抽出し
た。フロリシル50g上で濾過した後、蒸発させた残渣
をシリカゲル25Oy上で、溶離剤として塩化メチレン
−tert、−ブチルメチルエーテル(2: 3)を用
いてクロマI・グラフィーにかけた。生成物をよむフラ
クションを合液し、真空下で蒸発させ、塩化メチレン−
ヘキサンから再結晶させた。2−(メチルスルフィニル
)エチル(全E)−9−(4−メトキシ−2,3,6−
ドリメチルフエニル)−3,7−ジメチル−2゜3.6
.8−ノナテトラエノエート5.1gが得られた。、融
点109〜110℃、R,(シリカゲル/塩化メチレン
−tert、−ブチルメチルエーテル2:3):0.1
7゜ 実施例 12 実施例1と同様にして、全E−9−(4−メトキシ−2
,3,6−ドリメチルフエニル)−3゜7−ジメチル−
2.4,6.8−ノナテトラエン酸及び2−ヒドロキシ
メチルスルホンから、2−(メチルスルホニル)エチル
(全E)−9−(4−メドキシー2,3.6−ドリメチ
ルフエニル)−3,7−ジメチル−2.4,6.8−ノ
ナテトラエノエートが得られた。フロリシル上で濾過し
た後、生成物を塩化メチレン−ヘキサンから再結晶させ
た。融点128〜129℃。RF(シリカゲル/塩(ヒ
メチレンーtert、−ブチルメチルエーテル9:1)
:0.74゜ 実施例 13 実施例1と同様にして、全E−9−(4−メトキシ−2
,3,6−ドリメチルフエニル〉−3゜7−ジメチル−
2.4,6.8−ノナテトラエン酸及び1−(2−ヒド
ロキシエチル)−アザシクロペンタン−2−オンから、
2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)エチル(全E)
 −9−(4−メトキシ−2,3,6−ドリメチルフエ
ニル)−3,7−ジメチル−2.4,6.8−ノナテト
ラエノエートを製造することができた。生成物をシリカ
ゲル上で、溶離剤として塩化メチレン−酢酸エチル(1
:1)を用いてクロマトグラフィーによって単離した。
融点83〜84℃(塩化メチレン−ヘキサン)。R,(
塩化メチレン−酢酸エチル1:1):Q、35゜ 実施例 14 実施例1と同様にして、(全E)−3,7−ジメチル−
9− (2,6,6−ドリメチルー1−シクロヘキセン
−1−イル)−2,4,6,8−ノナテトラエン酸及び
1−(2−ヒドロキシエチル)−アザシクロペンタン−
2−オンから、2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)
エチル(全E)−0−/リ c  t−1,、++讐A
−+1.−1−5/々肖八(セン−1−イル)−3,7
−ジメチル−2.4゜6.8−ノナテトラエノエートが
得られた。シリカゲル上で、塩化メチレン−酢酸エチル
(7:3)を用いてクロマトグラフィーにかけ、塩化メ
チレン−石油ニーデルから結晶させた後、融点64〜6
6℃の黄色結晶が得られた。RF(シリカゲル/塩化メ
チレン−酢酸エチル7:3):0.30゜実施例 15 実施例1と同様にして、3,7−ジメチル−9−(2,
6,6−ドリメチルー1−シクロヘキセン−1−、イル
)−2(Z)、4,6.8 (E)−ノナテトラエン酸
及び1−(2−ヒドロキシエチル)−アザシクロペンタ
ン−2−オンから、2−(2−オキソ−1−ピロリジニ
ル)エチル3,7−ジメチル−9−(2,6,6−ドリ
メチルー1−シクロヘキセン−1−イル)−2(Z)、
4゜6.8(E)−ノナテトラエノエートが得られた。
シリカゲル上で、塩化メチレン−酢酸エチル(7:3)
を用いてクロマトグラフィーにかけた後、生成物を塩化
メチレン−石油エーテルから再結晶させた。融点87〜
89°Cの結晶が得られた。
R,(シリカゲル/塩化メチレン酢酸エチル7:3):
0.41゜ 実施例 16 実施例1と同様にして、全E−9−(4−メトキシ−2
,3,6−)リンチルフェニル)−3゜7−ジメチル−
2.4,6.8−ノナテトラエン酸及び1−(2−ヒド
ロキシエチル)−サクシンイミドから、2−サクシンイ
ミドエチル全E−9−(4−メトキシ−2,3,6−)
リンチルフェニル)−3,7−ジメチル−2.4.6.
8−ノナテトラエノエートか得られた。反応混合物を処
理するために、抽出後、生成物をシリカゲル上で、塩化
メチレンー酢酸エチル(4:1)を用いてクロマトグラ
フィーにかけ、塩化メチレン−ヘキサンから再結晶させ
た。融点127℃の黄色結晶が得られた。R2(シリカ
ゲル/塩化メチレン−酢酸エチル4:1):0165゜ 実施例 17 実施例1と同様にして、全E−9−(4−メトキシ−2
,3,6−トリ、メチルフェニル)−3゜7−ジメチル
−2.4.6.8−ノナテトラエン酸及び1−(2−ヒ
ドロキシエチル)−グルタルイミドから、2−グルタル
イミドエチル(全E)−9−(4−メトキシ−2,3,
6−ドリメチルフエニル)−3,7−ジメチル−2.4
.6.8−ノナテトラエノエートを製造した。生成物を
シリカゲル上で、塩化メチレン−酢酸エチル(9:1)
を用いてクロマトグラフィーによって単離し、塩化メチ
レン−ヘキサンから結晶させた。融点127〜129℃
の黄色結晶が得られた。R,(シリカゲル/塩化メチレ
ン−酢酸エチル9:1):0−5゜ 実施例 18 実施例1と同様にして、全E−9−(4−メトキシ−2
,3,6−ドリメチルフエニル)−3゜7−ジメチル−
2.4,6.8−ノナテトラエン酸及び1−(2−ヒド
ロキシエチル)−ピペリジンから、2−(1−ピペリジ
ニル)エチル(全E)−9−(4−メトキシ−2,3,
6−)リンチルフェニル)−3,7−ジメチル−2.4
,6.8−ノナテトラエノエートが得られた。このエス
テルをシリカゲル上で、塩化メチレン−メタノール(2
:1)を用いてクロマトグラフィーにかけ、石油エーテ
ルから再結晶させた。融点52〜53”C,RF (シ
リカゲル/塩化メチレン−メタノール2:1):0.2
1゜ 実施例 19 実施例1と同様にして、全E−9−(4−メトキシ−2
,3,6−ドリメチルフエニル)−3゜7−ジメチル−
2.4,6.8−ノナテトラエノン酸及び4−(2−し
ドロキシエチル)−モルホリンから、2−(4−モルホ
リニル)エチル全E−9−(4−メトキシ−2,3,6
−)リンチルフェニル)−3,7−ジメチル−2.4.
6.8−ノナテトラエノエートを製造した。生成物を塩
化メチレン−ヘキサンから再結晶させた。融点93℃、
ILy(シリカゲル/塩化メチレン−tert 。
−ブチルメチルエーテル4:1):0.23゜実施例 
20 実施例1と同様にして、全E−9−(4−メトキシ−2
,3,6−ドリメチルフエニル)−3゜7−ジメチル−
2.4,6.8−ノナテトラエン酸及びN、N−ジエチ
ル−ヒドロキシルアミンから、N、N−ジエチル−O−
[(全E)−9−(4−メI・キシ−2,3,6−ドリ
メチルフエニル)=3.7−ジメチル−2.4,6.8
−ノナテトラエノイル]ヒドロキシルアミン[融点85
〜86°C1石油エーテルから再結晶、R,(シリカゲ
ル/シクロヘキサン−酢酸エチル7:3):0.44]
及びN、N−ジエチル−〇−9−[(2Z、4E、6E
、8E)(4−メトキシ−2,3゜6−ドリメチルフエ
ニル)−3,7−ジメチル−2.4,6.8−ノナテト
ラエノイル]ヒドロキシルアミンし融点138〜140
℃、石油エーテルから再結晶、R,(シリカゲル/シク
ロヘキサン−酢酸エチル7:3):0.52]を製造し
た。
2種の異性体をシリカゲル上で、塩1ヒメチレンーte
rt、−ブチルメチルエーテル(95:5)を用いてク
ロマトグラフィーによって分離した。
実施例 21 1.8−ジアザビシクロ(5,4,O)ウンデク−7−
エン(1,5−5)1.6gを乾燥アセトニトリル70
m1中の全E−9−(4−メトキシ−2,3,6−1リ
メチルフエニル)−3,7−ジメチル−2.4,6.8
−ノナテトラエン酸3.2ftの懸濁液に加え、混合物
を窒素通気し且つ光及び水分を排除しながら、室温で1
時間撹拌した。次にアセトニトリル40m1中のヨード
メチルアセテート3gを加え、混合物を室温で15時間
撹拌した。溶媒を真空下で除去し、残渣を塩化メチレン
200m++に採り入れ、2N塩酸80m1で1回、飽
和塩化ナトリウム溶液各100mρで2回洗浄した。有
機相を硫酸ナトリウム上で乾燥した。未反応の酸を除去
するために、有機相をフロリシル40g上で濾過し、塩
化メチレン−エーテル(1:1)ですずぎ、炉液をシリ
カゲル150fI上で、合計1.31の塩化メチレン−
ヘキサン(3:1)を用いてクロマトグラフィーにかけ
た。溶離剤を蒸発させ、残った黄色油を塩化メチレン−
石油エーテルから再結晶させた。融点78〜79℃の橙
−黄色結晶としてメチレンアセテート(全E)−9−(
4−メトキシ−2,3,6−ドリメチルフエニル)−3
,7−ジメチル−2゜4.6.8−テトラエノエート2
.32が得られた。、R1(シリカゲル/ヘキサン−塩
化メチレン−tert、−ブチルメチルエーテル50:
45:5)+0.59゜ 出発物質として用いたヨードメチルアセテートは次の如
くして製造した: 酢酸クロロメチル[ウリッチ(L、 H,Ulieh)
、アダムス(R,Adams) 、ジャーナル・オブ・
ジ・アメリカン・ケミカル・ソサエティ(J、An。
CheIl、 Soc、) 43.660−667 (
1921)に従って製造したちの121.73及びヨウ
化ナトリウム45fを乾燥アセトン200m1中にて4
0℃で2時間撹拌した。冷却後、分離した塩化ナトリウ
ムを除去し、炉液を蒸発させ、残渣を塩化メチレン20
0m1に採り入れ、5%亜硫酸ナトリウム溶液各100
n11で2回、水容100m1で2回抽出した。有機相
を硫酸ナトリウム上で乾燥し、溶媒を除去し、残渣を水
流ポンプによる真空下で、光を排除しながら且つスパチ
ュラ1杯の亜硫酸ナトリウt、を加えて蒸留した。沸点
49〜51℃/ 13 mlHりの無色の液体が得られ
た。
実施例 22 実施例21と同様にして、全−E−9−(4−メI・キ
シ−2,3,6−ドリメチルフエニル)−3,7−ジメ
チル−2.4,6.8−ノナテトラエン酸及びヨードメ
チルビバレートがら、メチレン(全E) −9−(4−
メトキシ−2,3,6−ドリメチルフエニル)−3,7
−ジメチル−2゜4.6.8−ノナテトラエノエートビ
バレートが得られた。石油エーテルから結晶させた後、
融点109〜111℃の黄色結晶が得られた。R,(シ
リカゲル/ヘキサン−塩化メチレン−tert、−ブチ
ルメチルエーテル50:45:5):0.6゜実施例 
23 ↓SmM′)12■汀りごj、て (仝Fl−”l−7
−ジメチル−9−(2,6,6−)ジメチル−1−シク
ロヘキセン−1−イル)−2,4,6,8−ノナテトラ
エン酸及びヨードメチルビバレートから、メチレン(全
E)−3,7−ジメチル−9−(2,6,6−)ジメチ
ル−1−シクロヘキセン−1−イル)−2,4,6,8
−ノナテトラエノエートビバレートが得られた0反応混
合物の抽出後、生成物をシリカゲル上で塩化メチレン−
シクロヘキサン(1:1)を用いてクロマトグラフィー
にかけた。メタノールから結晶させた後、融点61〜6
2℃の黄色結晶が得られた。R,(シリカゲル/塩化メ
ヂレンーシクロヘキサン1:1):0.42゜ 実施例 2・1 実施例21と同様にして、ヨウ化ナトリウムの存在下に
おいて全E−9−(4−メトキシ−2゜3.6−ドリメ
チルフエニル)−3,7−ジメチル−2.4.6.8−
ノナテトラエン酸及びクロロメチルベンゾエートから、
メチレンベンゾエート(全E)−9−(4−メトキシ−
2,3,6−ドリメチルフエニル)−3,7−ジメチル
−2゜4.6.8−ノナテトラエノエートが得られた。
反応混合物から生成物を単離するために、抽出後、生成
物をシリカゲル上で、塩化メチレン−ヘキサン(7:3
)を用いてクロマトグラフィーにがけな。塩化メチレン
−石油エーテルから結晶させた後、融点136〜139
℃の黄色結晶としてエステルが得られた。R,(シリカ
ゲル/ヘキサン−塩化メチレン−tert、−ブチルメ
チルエーテル50:45:5):Q、74゜ 実施例 25 実施例21と同様にして、全E−9−(4−メトキシ−
2,3,6−)リンチルフェニル)−3゜7−ジメチル
−2.4,6.8−ノナテトラエン酸及びヨードメチル
3,4.5−トリメトキシベンゾエートから、メチレン
(全E) −9−(4−メトキシ−2,3,6−ドリメ
チルフエニル)−3,7−ジメチル−2.4,6.8−
ノナテトラエノエート3,4.5−トリメトキシベンゾ
エートが得られた0反応混合物の抽出後、有機相をフロ
リシル上で濾過し、塩化メチレン−エーテル(1:1)
ですすぎ、真空下で濃縮した。残渣を酢酸エチル−石油
エーテルから結晶させた、融点106〜108℃、R2
(シリカゲル/シクロヘキサン−酢酸エチル7:3):
0.53゜ 出発物質として用いたヨードメチル3,4.5−トリメ
トキシベンゾエートは次の方法で製造した: 塩化メチレン30m1中のクロロメチルクロロスルフェ
ート19gを、塩化メチレン−水(1:1)中の3.4
.5−トリメトキシ安息香酸21゜1g、炭酸水素すl
・リウム33.6g及び硫酸水素テトラブチルアンモニ
ウム3.4gの撹拌された混合物中に室温で導入した0
反応を完了させるために、混合物を室温で更に2時間撹
拌し、2相を分離し、水相を塩化メチレン100m1で
洗浄し、合液した有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥した
溶媒を真空下で除去し、残渣をシリカゲル4502上で
、塩化メチレンを用いてクロマトグラフィーにかけた。
生成物を含むフラクションを蒸発させ、残渣を塩化メチ
レン−石油エーテルから結晶させた。融点85〜86℃
の無色の針状晶としてクロロメチル3,4.5−)リン
トキシベンゾエート10.5ffが得られた。R,(シ
リカゲル/塩化メチレン):0.45゜ クロロメチル3.4.5−)リントキシベンゾエ−1・
7.8gをアセトニトリル150m1に溶解し、ヨウ化
ナトリウム9gで処理し、窒素通気し且つ光を排除しな
がら、室温で15時間撹拌した。
次に分離した塩化ナトリウムを炉別し、炉液を真空下で
蒸発させた。残渣をエーテル150mfに採り入れ、5
%亜硫酸ナトリウム溶液100m1で1回、水容100
m1で2回振盪し、有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し
た。乾燥剤を炉別した後、エーテルを真空下で除去し、
油状残渣を更に精製せずに反応に用いた。RF(シリカ
ゲル/塩化メチレン−石油エーテル4:1):0.45
゜実施例 26 実施例21と同様にして、全E−9−(4−メに藤:)
一つ 貴 八−kllノ羊ルツルア −IL )−電7
−ジメチル−2.4,6.8−ノナテトラエン酸及びヨ
ードメチル0−アセトキシベンゾエートから、メチレン
O−アセトキシベンゾエート(全E)−9−(4−メト
キシ−2,3,6−)リンチルフェニル)〜3.7−ジ
メチル−2.4,6゜8−ノナテトラエノエートを製造
した6融点97〜98℃(酢酸エチル−石油エーテル)
、R,(シリカゲル/シクロヘキサン−酢酸エチル7:
3)二〇、57゜ 出発物質として用いたヨードメチル0−アセトキシベン
ゾエートは、クロロメチル3,4.5−トリメトキシベ
ンゾエートに対して実施例25に述べた如くして、アセ
チルサルチル酸及びクロロメチルクロロスルフェートか
ら製造した。クロロメチル0−アセトキシベンゾエート
[無色の液体、R,(シリカゲル/塩化メチレン):0
.68]をヨウ化ナトリウムによってヨードメチル0−
アセトキシベンゾエート[黄色油、RFCシリカゲルゲ
ル化メチレン):0.7]に転化した。
実施例 27 実施例21と同様にして、全E−9−(4−メトキシ−
2,3,6−ドリメチルフエニル)−3゜7−ジメチル
−2.4.6.8−ノナテトラエン酸及びヨードメチル
((2−ベンゾイル−5−メトキシ)フェノキシ]アセ
テートから、メチレン[(2−ベンゾイル−5−メトキ
シ)フェノキシ1アセテート(全E)−9−(4−メト
キミ 2゜3.6−ドリメチルフエニル)−3,7−ジ
メチル−2.4.6.8−ノナテトラエノエートを製造
することができた。反応生成物を精製するために、この
ものをシリカゲル上で、塩化メチレン−石油エーテル−
tert、−ブチルメチルエーテル(26:10:1)
を用いてクロマトグラフィーにかけ、酢酸エチル−石油
エーテルから再結晶させた。融点119〜121℃の黄
色結晶が得られた。R,(シリカゲル/塩化メチレン−
石油エーテル=tert、−ブチルメチルエーテル26
:10:1)+0.5゜ 出発物質として用いたヨードメチルしく2−ベンゾイル
−5−メトキシ)フェノキシ]アセテートは、実施例2
5のヨードメチル3,4.5−トリメトキシベンゾエー
トと同様にして、2−(2−ベンゾイル−5−メトキシ
)フェノキシ−酢酸及びクロロメチルクロロスルフェー
トから製造した。クロロメチル[(2−ベンゾイル−5
−メトキシ)フェノキシ1アセテート(無色の固体、融
点70〜72℃、塩化メチレン−石油エーテルから再結
晶)のヨードメチル[(2−ベンゾイル−5−メトキシ
)フェノキシ]アセテートへの転化はアセトニトリル中
でヨウ化ナトリウムを用いて行った。RF(シリカゲル
/塩化メチレン)−〇、44゜ 実施例 28 実施例21と同様にして、全E−9−(4−メトキシ−
2,3,6−ドリメチルフエニル)−3゜7−ジメチル
−2.4,6.8−ノナテトラエン酸及びヨードメチル
シンナメートから、メチレンシンナメート(全E) −
9−(4−メトキシ−2゜+S   t     Ll
lJi乙 +1.−′I −−++、  \ −り  
 7− コブ q #ちルー2,4,6.8−ノナテト
ラエノエートを製造した6石油エーテルから結晶させた
後、融点67〜69℃の黄色結晶が得られた。R,(シ
リカゲル/シクロヘキサン−酢酸エチル7:3):0.
66゜ 出発物質として用いたヨードメチルシンナメートは、ヨ
ードメチル3.4.5−トリメトキシベンゾエートに対
して実施例25に述べた如くして、ケイ皮酸及びクロロ
メチルクロロスルフェートから製造した。クロロメチル
シンナメート[帯黄色の液体、R,(シリカゲル/塩化
メチレン−石油エーテル4:t> :0.74]をヨウ
化ナトリウムによってヨードメチルシンナメートに転化
した。
Rt(シリカゲル/塩化メチレン−石油エーテル4 二
 1 ) 二 〇 、 78 。
実施例 29 実施例21と同様にして、全E−9−(4−メトキシ−
2,3,6−)リンチルフェニル)−3゜7−ジメチル
−2.4.6.8−ノナテトラエンら、メチレンp−メ
トキシシンナメート(全E)−9−(4−メトキシ−2
,3,6−ドリメチルフエニル)−3,7−ジメチル−
2.4,6.8−ノナテトラエノエートを製造した。融
点86〜88℃(エタノールから再結晶)、R,(シリ
カゲル/シクロヘキサン−酢酸エチル8:2):0.4
゜出発物質として用いたヨードメチルp−メトキシシン
ナメートは、実施例25のヨードメチル3゜4.5−)
リントキシベンゾエートと同様にして、p−メトキシケ
イ皮酸及びクロロメチルクロロスルフェートから製造し
た。かくして得られたクロロメチルp−メトキシシンナ
メート(融点64〜65℃の無色の固体、酢酸エチル−
石油エーテルから再結晶)をアセトニトリル中でヨウ化
ナトリウムによってヨードメチルp−メトキシシンナノ
−1・に転化した。R,(シリカゲル/シクロヘキサン
−酢酸エチル8:2):0.52を有する帯黄色のロウ
が得られた。
実施例 30 全E−9−(4−メトキシ−2,3,6−ドリメチルフ
エニル)−3,7−ジメチル−2.4゜6.8−ノナテ
トラエン酸13.1y及び細かく粉砕した炭酸カリウム
5.6gをジメチルホルムアミド250m1中にて80
℃で2時間撹拌した。
ジメチルホルムアミド20m1中の1−クロロエチルア
セテ−1・5.5g及びヨウ化カリウム1gを加えた後
、反応混合物を80℃で18時間撹拌した。その後、溶
媒を真空下にて回転蒸発機で除去し、残液を塩化メチレ
ン300m1に採り入れ、希塩酸150m1で1回、飽
和塩化ナトリウム溶液150m1で2回抽出した。塩化
メチレン相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、フロリシル8
0g上で濾過した。フロリシルを塩化メチレン−ter
t、−ブチルメチルエーテル(95:5)ですすいだ。
溶媒の蒸発後に残った黄色油をシリカゲル300g上で
、溶離剤として塩化メチレン/石油エーテル/ t e
 r t 、−ブチルメチルエーテル(30:65 :
 5)を用いてクロマトグラフィーにかけた。
純粋なフラクションを合液し、真空下で濃縮し、残渣を
結晶させた6融点106〜108℃(塩化メチレン−石
油エーテル)の黄色結晶として、エチレンアセテート(
全E)−9−<4−メトキシ−2,3,6−)リンチル
フェニル)−3,7−ジメチル−2.4,6.8−ノナ
テトラエン酸−)6.6#が得られた。RF(シリカゲ
ル/塩化メチレン−石油エーテル−tert、−ブチル
メチルエーテル30 : 65 : 5)=0.34゜
実施例 31 実施例30と同様にして、全E−9−(4−メトキシ−
2,3,6−ドリメチルフエニル)−3゜7−ジメチル
−2.4,6.8−ノナテトラエン酸及び1−クロロエ
チルベンゾエートから、エチレンベンゾエート(全E)
−9−(4−メトキシ−2,3,6−ドリメチルフエニ
ル)−3,7−ジメチル−2.4,6.8−ノナテトラ
エノエートが得られた。抽出及びフロリシル濾過後、精
製を塩化メチレン−メタノールから2回結晶させて行っ
た。融点123〜125℃の黄色結晶が得られた。RF
(シリカゲル/塩化メチレン−ヘキサ65 :  5)
=0.4゜ 実施例 32 実施例30と同様にして、溶媒としてアセトニトリル中
の全E−9−(4−メトキシ−2,3゜6−ドリメチル
フエニル)−3,7−ジメチル−2.4,6.8−ノナ
テトラエン酸及び1−クロロエチルエチルカルボネート
から、エチリデン(エチルカルボネート)(全E)−9
−(4−メトキシ−2,3,6−ドリメチルフエニル)
−3,7−ジメチル−2.4,6.8−ノナテトラエノ
エートを製造した。抽出及びフロリシル濾過後、生成物
をアセトン−メタノールから結晶させた。融点117〜
118℃の黄色結晶が得られた。RF(塩化メチレン−
石油エーテル3 : 1)=0.71゜実施例 33 実施例21の生成物はまた酢酸をレチノイン酸のクロロ
メチルエステルでアルキル化して製造することもできた
。かくして、乾燥アセトニトリル20m1中の酢酸0.
16g及びDBV[1,8−ン(1,5−5)] 0.
41gを30分間撹拌した。この溶液をクロロメチル(
全E) −9−(4−メトキシ−2,3,6−ドリメチ
ルフエニル)−3,7−ジメチル−2.4,6.8−ノ
ナテトラエン酸−)0.94yで処理し、この反応混合
物を、光及び水分を排除しながら、80℃で2時間撹拌
した。溶媒を真空下にて回転蒸発機で除去し、残渣を塩
化メチレン50m1に採り入れ、希塩酸25m1で、そ
して飽和塩化ナトリウム溶液25rn1で2回抽出した
。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、フロリシル15
g上で濾過した。
溶媒の蒸発後、残った油をエタノール10m1から結晶
させた。融点78〜80℃の橙−黄色の結晶0.86F
Iが得られ、このものは実施例21による生成物と同一
であった。
出発物質として用いたクロロメチル(全E)−9−(4
−メトキシ−2,3,6−ドリメチルフエニル)−3,
7−ジメチル−2.4,6.8−ノナテトラエノエート
は次の方法で製造した:塩化メチレン25m1中のクロ
ロメチルクロロスルフニー)4.3gを、水80mj!
/塩化メチレン150rni’中の全E−9−(4−メ
トキシ−2゜3.6−ドリメチルフエニル)−3,7−
ジメチル−2.4,6.8−ノナテトラエン酸6.5g
、硫酸水素テトラブチルアンモニウム0.68g及び炭
酸水素ナトリウム6.7gの撹拌された混合物に室温で
滴下した。添加終了後、反応混合物を更に2時間撹拌し
た。相を分離し、水相を塩化メチレン50m1で再び抽
出し、合液した有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥した。
未反応の出発物質を除去するために、有機相をフロリシ
ル50g上で濾過し、このものを塩化メチレンですすい
だ。
溶媒の蒸発後、残った油をシリカゲル250g上で、溶
離剤として塩化メチレン−石油エーテル1゜=1を用い
てクロマトグラフィーにがけな。生成物を含むフラクシ
ョンを合液し、真空下で溶媒を除去した。油状残渣を塩
化メチレン/石油エーテルから結晶させた。融点106
〜108℃の黄色結晶(5,3g)が得られた。R,(
シリカゲル/塩化メチレン−石油エーテル1:1)=0
.38゜実施例A(ゲル) 活性物質            0.05〜1gヒド
ロキシプロピルセルロース  2〜5gプロピレングリ
コール      5〜20gエタノール      
     40〜80g水、100gにするたに   
  十分な1活性物質をエタノールに溶解し、透明な溶
液が得られた。プロピレングリコール−水溶液の混合後
、ヒドロキシプロピルを膨潤させ、透明なゲルが得られ
た。
実施例B(クリーム、o / wタイプ)活性物質  
              0.05〜2gポリオキ
シエチレンソルビタンエステル  3〜10FIセチル
アルコール            7〜12gワセリ
ン、白色             15〜35gグリ
セリン              5〜15g安息香
a                 O,t〜0.3
g水、100gにするために        十分な址
活性物質を溶融した脂肪相に約70〜75℃で配合した
。グリセリン及び乳化剤を安息香酸水溶液と混合した。
水相及び脂肪相を約70℃で均等化し、均等化しながら
放冷して室温にした。
実施例C(クリーム、w10タイプ) 活性物質               0.05〜2
gワセリン、白色            20〜40
yロウ、白色              5〜15y
パラフイン油、粘性          10〜20g
グリセリンソルビタン脂肪酸エステル 5〜10g安息
香酸               0,1〜0.2y
水、100gにするなめに       十分な1活性
物質を溶融した脂肪相に約80’Cで配合した。同様に
約80℃の安息香酸水溶液を均等化しながら脂肪相と混
合し、更に均等化しながらこの乳液を放冷して室温にし
た。
実施例D(軟膏) 活性物質               0.05〜2
gパラフィン、粘性           30〜50
gワセリン、白色            40〜5o
gヒマシ油、硬化したもの、 活性物質を約80℃の脂肪相中に配合し、この混合物を
撹拌しながら放冷して室温にした。
特許出願人 エフ・ホフマン・う・ロシュ・ラント・コ
ンパニー・ アクチェンゲゼルシャフト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 Ret−OA I 式中、Retはレチノイドカルボン酸のアシル残基であ
    り、Aは残基(−CHR)−CH_2O)_nR^1、
    (−CH_2)_mSR^1、(−CH_2)_mXR
    ^2、(−CH_2)_m−Het、−N(R^2)_
    2、−C(R^4)_2OC(O)R^3、−CH_2
    −CH(OR^2)CH_2OR^2または−CH(C
    H_2OR^2)_2であり; Rは水素またはメチルであり、 R^1は水素、C_1_〜_6−アルキルまたはC_1
    _〜_6−アルカノイルであり、 R^2はC_1_〜_6−アルキルであり、 R^3はC_1_〜_6−アルキル、C_1_〜_6−
    アルコキシ、ジ−C_1_〜_6−アルキルアミノ、フ
    ェニル、置換されたフェニル、スチリルまたはフェニル
    残基において置換されたスチリルもしくは2−ベンゾイ
    ル−フェノキシ−C_1_〜_6−アルキルであり; R^4は水素、C_1_〜_6−アルキルまたはフェニ
    ルであり; Xは>SOまたは>SO_2であり、 HetはN−複素環式環の残基であり、 nは3〜40の整数であり、そして mは1〜4の整数であり、 ただし、Aが−CH_2SR^1である場合、R^1は
    C_1_〜_6−アルキルまたはC_1_〜_6−アル
    カノイルであるものとする、 の化合物。 2、Retが式 Z^1−CH=CH−C(CH_3)=CH−CH=C
    H−C(CH_3)=CH−COOH(a) 及び Z^2−C(CH_3)=CH−Ph−COOH(b) 式中、Z^1は置換されたフェニルまたはシクロヘキセ
    ニル残基であり、Z^2は置換された二環式の炭素環式
    または複素環式残基であり、Phはフェニレン残基であ
    り、そして(a)のポリエン鎖における二重結合はE−
    またはZ−立体配置を有することができる、 のレチノイドカルボン酸のアシル残基である特許請求の
    範囲第1項記載の化合物。 3、Retが全トランス−9−(4−メトキシ−2,3
    ,6−トリメチルフェニル)−3,7−ジメチル−2,
    4,6,8−ノナテトラエン酸、p−[(E)−2−(
    5,6,7,8−テトラヒドロ−5,5,8,8−テト
    ラメチル−2−ナフチル)プロペニル]安息香酸、全ト
    ランス−ビタミン−A酸または13−シス−ビタミンA
    酸のアシル残基である特許請求の範囲第2項記載の化合
    物。 4、Aが残基−C(R^4)_2OC(O)R^3であ
    る特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の化合物
    。 5、R^3がC_1_〜_6−アルキルであり、そして
    R^4が水素またはC_1_〜_6−アルキルである特
    許請求の範囲第4項記載の化合物。 6、メチレンアセテート(全E)−9−(4−メトキシ
    −2,3,6−トリメチルフェニル)−3,7−ジメチ
    ル−2,4,6,8−ノナテトラエノエートである特許
    請求の範囲第1項記載の化合物。 7、2−(2−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)エト
    キシ)エトキシ)エチル(全E)−9−(4−メトキシ
    −2,3,6−トリメチルフェニル)−3,7−ジメチ
    ル−2,4,6,8−ノナテトラエノエート、 2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ)エチル(全
    E)−9−(4−メトキシ−2,3,6−トリメチルフ
    ェニル)−3,7−ジメチル−2,4,6,8−ノナテ
    トラエノエート、 2−(2−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ
    )エトキシ)エチル3,7−ジメチル−9−(2,6,
    6−トリメチル−2−シクロヘキセン−1−イル)−2
    (Z),4,6,8(E)−ノナテトラエノエート、 2−(2−(2−(2−ヒドロキシエトキシ)エトキシ
    )エトキシ)エチル(全E)−3,7−ジメチル−9−
    (2,6,6−トリメチル−1−シクロヘキセン−1−
    イル)−2,4,6,8−ノナテトラエノエート、 ポリエチレングリコール(400)モノ−(全E)−9
    −(4−メトキシ−2,3,6−トリメチルフェニル)
    −3,7−ジメチル−2,4,6,8−ノナテトラエノ
    エート、 ポリエチレングリコール(600)モノ−(全E)−9
    −(4−メトキシ−2,3,6−トリメチルフェニル)
    −3,7−ジメチル−2,4,6,8−ノナテトラエノ
    エート、 ポリエチレングリコール(1000)モノ−(全E)−
    9−(4−メトキシ−2,3,6−トリメチルフェニル
    )−3,7−ジメチル−2,4,6,8−ノナテトラエ
    ノエート、 2−(メチルチオ)エチル(全E)−9−(4−メトキ
    シ−2,3,6−トリメチルフェニル)−3,7−ジメ
    チル−2,4,6,8−ノナテトラエノエート、 2−(メチルスルフィニル)エチル(全E)−9−(4
    −メトキシ−2,3,6−トリメチルフェニル)−3,
    7−ジメチル−2,4,6,8−ノナテトラエノエート
    、 2−(メチルスルホニル)エチル(全E)−9−(4−
    メトキシ−2,3,6−トリメチルフェニル)−3,7
    −ジメチル−2,4,6,8−ノナテトラエノエート、 2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)エチル(全E)
    −9−(4−メトキシ−2,3,6−トリメチルフェニ
    ル)−3,7−ジメチル−2,4,6,8−ノナテトラ
    エノエート、 2−(2−オキソ−1−ピロリジニル)エチル(全E)
    −9−(2,6,6−トリメチル−1−シクロヘキセン
    −1−イル)−3,7−ジメチル−2,4,6,8−ノ
    ナテトラエノエート、2−(2−オキソ−1−ピロリジ
    ニル)エチル3,7−ジメチル−9−(2,6,6−ト
    リメチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−2(Z)
    ,4,6,8(E)−ノナテトラエノエート、 2−サクシンイミドエチル(全E)−9−(4−メトキ
    シ−2,3,6−トリメチルフェニル)−3,7−ジメ
    チル−2,4,6,8−ノナテトラエノエート、 2−グルタルイミドエチル(全E)−9−(4−メトキ
    シ−2,3,6−トリメチルフェニル)−3,7−ジメ
    チル−2,4,6,8−ノナテトラエノエート、 2−(1−ピペリジル)エチル(全E)−9−(4−メ
    トキシ−2,3,6−トリメチルフェニル)−3,7−
    ジメチル−2,4,6,8−ノナテトラエノエート、 2−(モルホリニル)エチル(全E)−9−(4−メト
    キシ−2,3,6−トリメチルフェニル)−3,7−ジ
    メチル−2,4,6,8−ノナテトラエノエート、 N,N−ジエチル−O−[(全E)−9−(4−メトキ
    シ−2,3,6−トリメチルフェニル)−3,7−ジメ
    チル−2,4,6,8−ノナテトラエノイル]ヒドロキ
    シルアミン、 N,N−ジメチル−O−9−[(2Z,4E,6E,8
    E)(4−メトキシ−2,3,6−トリメチルフェニル
    )−3,7−ジメチル−2,4,6,8−ノナテトラエ
    ノイル]ヒドロキシルアミン、 メチレン(全E)−9−(4−メトキシ−2,3,6−
    トリメチルフェニル)−3,7−ジメチル−2,4,6
    ,8−ノナテトラエノエートピバレート、 メチレン(全E)−3,7−ジメチル−9−(2,6,
    6−トリメチル−1−シクロヘキセン−1−イル)−2
    ,4,6,8−ノナテトラエノエートピバレート、 メチレンベンゾエート(全E)−9−(4−メトキシ−
    2,3,6−トリメチルフェニル)−3,7−ジメチル
    −2,4,6,8−ノナテトラエノエート、 メチレン(全E)−9−(4−メトキシ−2,3,6−
    トリメチルフェニル)−3,7−ジメチル−2,4,6
    ,8−ノナテトラエノエート3,4,5−トリメトキシ
    ベンゾエート、 メチレンo−アセチルベンゾエート(全E)−9−(4
    −メトキシ−2,3,6−トリメチルフェニル)−3,
    7−ジメチル−2,4,6,8−ノナテトラエノエート
    、 メチレン[(2−ベンゾイル−4−メトキシ)フェノキ
    シ]アセテート(全E)−9−(4−メトキシ−2,3
    ,6−トリメチルフェニル)−3,7−ジメチル−2,
    4,6,8−ノナテトラエノエート、 メチレンシンナメート(全E)−9−(4−メトキシ−
    2,3,6−トリメチルフェニル)−3,7−ジメチル
    −2,4,6,8−ノナテトラエノエート、 メチレンp−メトキシシンナメート(全E)−9−(4
    −メトキシ−2,3,6−トリメチルフェニル)−3,
    7−ジメチル−2,4,6,8−ノナテトラエノエート
    、 エチリデン(エチルカルボネート)(全E)−9−(4
    −メトキシ−2,3,6−トリメチルフェニル)−3,
    7−ジメチル−2,4,6,8−ノナテトラエノエート
    、 エチリデンベンゾエート(全E)−9−(4−メトキシ
    −2,3,6−トリメチルフェニル)−3,7−ジメチ
    ル−2,4,6,8−ノナテトラエノエート及び エチリデンアセテート(全E)−9−(4−メトキシ−
    2,3,6−トリメチルフェニル)−3,7−ジメチル
    −2,4,6,8−ノナテトラエノエート である特許請求の範囲第1項記載の化合物。 8、薬剤として使用するための特許請求の範囲第1〜7
    項のいずれかに記載の化合物。 9、縮合剤の存在下において、式Ret−OH[式中、
    Retは特許請求の範囲第1項記載の意味を有する]の
    レチノイドカルボン酸またはその反応性誘導体を式HA
    [式中、Aは特許請求の範囲第1項記載の意味を有する
    ]のアルコールもしくはその反応性誘導体または式Ha
    l−A[式中、Aは上記の意味を有し、そしてHalは
    ハロゲンである]のハライドと反応させるか、或いは式
    Ret−O−C(R^4)_2−Hal[式中、Ret
    及びHalは上記の意味を有し、そしてR^4は特許請
    求の範囲第1項記載の意味を有する]の化合物を式R^
    3^1COOH[式中、R^3^1はC_1_〜_6−
    アルキル、フェニル、置換されたフェニル、スチリルま
    たはフェニル残基において置換されたスチリルである]
    のカルボン酸と反応させ、そして必要に応じて、反応生
    成物における反応性基を官能的に改変することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の化合物の製造方法。 10、活性物質として特許請求の範囲第1〜7項のいず
    れかに記載の化合物及び普通の製薬学的担体物質を含有
    することを特徴とする製薬学的組成物。 11、皮ふ科学的病気の処置のための薬剤の製造におけ
    る特許請求の範囲第1〜7項のいずれかに記載の化合物
    の使用。 12、特許請求の範囲第9項記載の方法或いは明らかに
    その化学的に同等の方法で製造した特許請求の範囲第1
    〜7項のいずれかに記載の化合物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04221362A (ja) * 1990-03-27 1992-08-11 F Hoffmann La Roche Ag 新規なレチノイド化合物
JP2010515716A (ja) * 2007-01-15 2010-05-13 チョンシー ユー 非常に高い皮膚浸透率を有するレチノイド及びレチノイド様化合物の正に荷電した水溶性プロドラッグ
JP2019006795A (ja) * 2018-08-27 2019-01-17 チョンシー ユー 非常に高い皮膚浸透率を有するレチノイド及びレチノイド様化合物の正に荷電した水溶性プロドラッグ

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