JPS6299779A - 電子写真用エンドレスベルト感光体の製造法 - Google Patents

電子写真用エンドレスベルト感光体の製造法

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Publication number
JPS6299779A
JPS6299779A JP24020785A JP24020785A JPS6299779A JP S6299779 A JPS6299779 A JP S6299779A JP 24020785 A JP24020785 A JP 24020785A JP 24020785 A JP24020785 A JP 24020785A JP S6299779 A JPS6299779 A JP S6299779A
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JP
Japan
Prior art keywords
endless belt
layer
photosensitive body
photoreceptor
conductive support
Prior art date
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Pending
Application number
JP24020785A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeto Kojima
成人 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は電子写真用エンドレスベルト感光体の製造法に
関し、詳しくは、シート状感光体の両端部を接合してエ
ンドレスベルト状電子写真感光体を作製する際のその接
合方法に関する。
〔従来技術〕
電子写真複写機の小型化に伴ない、シート状感光体をル
ープ状(エンドレスベルト状)して用いた形態のものが
広く採用されるようになっている。また、高速電子写真
複写機としてフラッシュ露光を採用する場合も、露光さ
れるところに平面部が必要とされるところから、ベルト
状感光体の使用は有利である。
ところで、ベルト状感光体く通常「有機半導体」が用い
られる)の理想はシームレス(無接合タイプ)であるが
、一般には、導電処理した支持体(導電層を担持した支
持体をも含む)上に光導電層(感光層)を設けた感光体
シートを適当な長さに切断し、これを接合してエンドレ
スとしたものが使用されている。しかしながら、こうし
た感光体はとくに強度の点で満足されるに至っていない
のが実情である。
即ち、前記の接合は通常第5図にみられるごとく高周波
接合(ウェルディング)により行なわれているが、この
接合部における感光層2と支持体3との接合強度は必ず
しも十分でなく、加えて、この接合部にはどうしても若
干の突起の生じるのが避けられず、それ故第6図(イ)
(ロ)にみられるように i)感光体又は感光層2表面に摺接するもの例えばクリ
ーニングブレート11、現像スリーブなどが絶えず接合
部に当たるため、これらが相互に損傷しあう。
1k)接合部の損傷がきっかけとなって、感光層2がま
ず浮きあがり[第6図(イ)]、次の段階で感光層2自
体が駆動方向に線状に剥離する[第6図(ロ)] 等の好ましくない事態がもたらされるからである。
かかる事態は電子写真感光体にとって致命的問題である
ため、必要に応じて、接合部表面を樹脂で複環する手段
が講じられている。だが・、そうした手段によっても前
記事態の生じるまでの時間をある程度延ばすだけにすぎ
ないというのが実情である。
なお、第6図において矢印はクリーニングブレード11
が感光体表面と相対的に移動する様子を表わしている。
もっとも、接合部をもたないエンドレスベルト状導電性
支持体上に感光層を塗工するという手段も知られている
が、この方法では品質の安定した電子写真感光体を低コ
ストで製造しえない嫌いがある。
こうしたことから、複写サイクル中で長期使用に耐えう
るエンドレスベルト電子写真感光体の改良が望まれてい
る。
〔目  的〕
本発明は上記のごとき不都合の生じるのを極力減少せし
めるようにしたエンドレスベルト電子写真感光体の製造
方法を提供するものである。
〔構  成〕
本発明はシート状感光体の両端部を接合してエンドレス
ベルト感光体を製造する方法において、接合に先立って
前記両端部における感光層と導電性支持体との間に接着
処理を施しておくことを特徴としている。
ちなみに、本発明者は従来のエンドレスベルト電子写真
感光体が有するさぎの問題点について検討したところ、
シート状感光体の接合端面のみにあらかじめ感光層と導
電性支持体との間の接着強度を向上させる処理を施して
エンドレスベルト状とすれば良好な効果が得られること
を確めた。本発明はこれに基いて完成されたものである
本発明が問題とするところの解決を意図した場合、感光
層と4電性支持体との接着強度を高めればよいとの発想
からすれば1両者間の全体に接着層を介在させる(導電
性支持体−接着層−感光層の三層構成の感光体となる)
ことも考えられるが、このような中間層(接着層)が設
けられていると電子写真感光体の電気的特性は大きく変
化してしまう傾向があり、また、そうした特性を変化さ
せることなく接着強度を向上させるような材料を見いだ
すのは非常に困難なことである。
以下に本発明方法を図面に従がいながら更に詳細に説明
する。
第1図は前記接着処理の具体的手段の一例であって、シ
ート状感光体1の接合端部を接着性樹脂溶液(接着剤溶
液)12に浸漬させている状態を表わしている。
ここで、1aは感光体の接合端面、13は接着性樹脂溶
液12を収納した容器である。接合端部への接着剤(接
着性樹脂溶液)の塗工は第1図にみられるごとき浸漬法
に限られるものではなく、ロールやハケを用いての塗布
法、その他によってもかまわない。
シート状感光体1それ自体は従来のものと何等変りなく
、従って前述のとおり、導電性支持体3上に感光層(光
導電層)2が設けられたものである。導電性支持体3の
代表例としてはポリエチレンテレフタレートのごとき可
撓性フィルムのうえにAQ、、N1などの金属を蒸着し
たものや、導電剤を含有した可撓性樹脂フィルムなどが
あげられる。感光層2は、本発明感光体がエンドレスベ
ルト状であることから、有機光導電性物質の使用が有利
である。
前記接着処理に用いられる結着剤としては例えばポリア
ミド系、ポリエステル系などの接着性樹脂をエタノール
、テトラヒドロフランなどの有機溶剤に溶解したものが
あげられる。
実際にエンドレスベルト感光体を作製する際には、シー
ト状感光体をまず適当な長さに切断するが、この切断さ
れたところ(切断端部)には第2図に示されたように、
導電性支持体3と感光層2との間に僅かであるが空隙す
が認められる。従って、この状態の切断端部=接合端部
が接着剤溶液12に浸漬されると、空隙すを接着剤溶液
12が埋め、これを乾燥させれば接着剤層12bが形成
される(第3図)。若し、前記切断によってつくられる
空隙すの大きさが意図するものより小さかったり、また
空隙がつくられなかった場合には、空隙すを拡げてやる
か空隙を形成させてやる必要がある。
さらに、空隙すに接着剤層12bを設ける方法(接着処
理)も前記の浸漬法、塗布法だけでなく、ノズル先端を
空隙すに差し込み、そのノズルから接着剤を押し出すよ
うなこと等いろいろな方法が考えられてよい。浸漬法に
よって接着処理がなされて支持体3及び感光層2の表面
に付着した接着剤溶液は適宜な手段により拭きとられる
接着処理がなされた接合端部同志はつき合わされ例えば
超音波融着法等により接合されて本発明に係るエンドレ
スベルト状感光体が作製される(第4図)。
接合部の表面には、必要に応じて粒径0.1〜1μm程
度の固体潤滑剤(黒鉛、二値酸モリブデン、ポリエチレ
ンなど)を例えばポリエステル、ポリカーボネート、ブ
タジェンゴムなどの樹脂又はゴムに添加分散した保護層
4が設けられる(第7図)。ここでの固体潤滑剤/樹脂
又はゴムの混合重量割合は5/100〜50/100程
度である。
さらに必要に応じて、感光層2上に又は第8図に示した
ごとく保護層4上に導電性塗料層5が設けられる。この
層5は上記と同じ樹脂又はゴムに導電剤(導電性カーボ
ン、有機導電性物質など)を含有させたものである。
これら保護[4,導電性塗料層5の厚さは適宜調節され
てかまわない。
次の実施例を示す。ここでの部は重量部である。
実施例1 約75μm厚のポリエチレンテレフタレートにアルミニ
ウムを真空蒸着して導電性支持体をつくり、この上に ポリビニルブチラール樹脂           5.
7部からなる分散液をロールコート法により塗布し、乾
燥して約0.2μm厚の電荷発生層を設けた。更にこの
上に、下記構造 (以下余白) のスチルベン誘導体10部、ポリカーボネー1〜樹脂1
0部およびテトラヒドロフラン80部からなる分散液に
その全重量の1部万分の1の割合でシリコンオイルを加
えたものをノズルコート法により塗布し、乾燥して約2
0μm厚の電荷輸送層を積層しシート状電子写真感光体
を作製した。
このシート状感光体を400mm X 300++mの
大きさに切断し、300mm幅の方の二辺をポリアミド
樹脂の8重量%エタノール溶液に5mmの深さに浸漬さ
せた後、80℃で5分間乾燥させた。
かかる浸漬・乾燥処理を行なった両端面を超音波融着法
により接合してエンドレスベルト電子写真感光体(本発
明品1)を得た。
比較のために、上記の端面処理(浸漬・乾燥処理)を行
なわなかった以外はまったく同様にしてエンドレスベル
ト電子写真感光体(比較品1)を得た。
これら二つのエンドレスベルト感光体を実際の電子写真
複写機(マグネットブラシ現像、ブレードクリーニング
使用)にセットし耐久試験したところ、比較品1は約1
万コピーサイクルで接合部からの剥離が発生したのに対
し、本発明品1は5万コピーサイクルにいたっても接合
部からの剥離は認められなかった。
実施例2 実施例1と同様のシート状感光体の切断端面をポリエス
テル樹脂の8重量%テトラヒドロフラン溶液に5mmの
深さに浸漬させた後、80℃で10分間乾燥させた。
この端面処理を施したものの両端面を超音波融着法によ
り接合して得られたエンドレスベルト電子写真感光体(
本発明品2)は、本発明品1と同じように良好な耐久性
が認められた。
実施例3 実施例1で得たエンドレスベルト感光体の接合部上に、
ポリエステル樹脂の15重量%テトラヒドロフラン溶液
を3++m幅のノズルから吐出させて乾燥膜厚約5μm
の接合部保護層を設け、更にこの上に、帯電防止用の導
電性塗料を乾燥膜厚約3μmで5mm幅に塗工して帯電
防止層を設けた。
かくして作製された保護層及び帯電防止層をもつエンド
レスベルト電子写真感光体(本発明品3)を実施例1と
同様な耐久性試験に供したところ、さらに良好な結果が
認められた。
〔結  果〕
上記のように、本発明方法は接合端部(つまり画像形成
に寄与しない部分)だけの処理であり、従って電子写真
感光体の特性に影響を与えることなく、エンドレスベル
ト感光体の接合部の耐久性を向上させることができる。
また、第7図に示したように、接合部表面に保護層を設
ければこのところが低摩擦化され、クリーニングブレー
ド等との摺接の際の力が弱められて一層耐久性が向上す
るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はシート状電子写真感光体の接合端部が接着性溶
液に浸漬されている状態を示す図、第2図はシート状感
光体が適当な長さに切断された接合端部の側面図、第3
図は接合端部における導電性支持体と感光層との空隙に
接着剤が充填された状態を示す図、第4図は第3図のも
のが超音波接合された状態の側面図、第5図は従来のシ
ート状電子写真感光体における接合部の側面図、第6図
は第5図に示したものがクリーニングブレードにより剥
離していく状態を経時的に表わした図、第7図及び第8
図は接合部表面に保護層、導電性塗料層を設けた例であ
る。 1・・・感光体   2・・・感光層(光導電層)3・
・・導電性支持体4・・・保護層 5・・・導電性塗料層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、シート状感光体の両端部を接合してエンドレスベル
    ト感光体を製造するに際して、接合に先立って前記両端
    部における感光層と導電性支持体との間に接着処理を施
    しておくことを特徴とする電子写真用オンドレスベルト
    感光体の製造法。
JP24020785A 1985-10-25 1985-10-25 電子写真用エンドレスベルト感光体の製造法 Pending JPS6299779A (ja)

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