JPS6299081A - 焼結機械部品の表面仕上げ方法 - Google Patents

焼結機械部品の表面仕上げ方法

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Publication number
JPS6299081A
JPS6299081A JP23669085A JP23669085A JPS6299081A JP S6299081 A JPS6299081 A JP S6299081A JP 23669085 A JP23669085 A JP 23669085A JP 23669085 A JP23669085 A JP 23669085A JP S6299081 A JPS6299081 A JP S6299081A
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JP
Japan
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shot
sintered
rust
sintered machine
parts
Prior art date
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Pending
Application number
JP23669085A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyotoshi Sonoki
園木 豊年
Fusao Mochizuki
望月 房雄
Tadashi Takagi
高木 忠
Satoshi Moriyasu
守安 聡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Powdered Metals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、焼結機械部品にショツトブラストやショット
ピーニングなどの処理を施す際に、それと同一工程で部
品の表面に防錆処理を施す方法に関するものである。
一般の金属製品と同様に、焼結機械部品の場合にも効率
的な研掃手段としてショツトブラストが用いられ、また
ショットピーニングを施すと部品の疲れ強さが著しく改
善されることが、米国特許2769709号や特公昭4
9−31842号により知られている。
ところで、この様な処理を施された部品はその表面が活
性化され錆び易くなっているため、処理後に何らかの防
錆手段を講じる必要がある。
しかし溶製金属で広く行なわれている防錆油の塗布は、
焼結金属の場合は適当でない。焼結材の空孔内に吸収さ
れるために多量の防錆油を要するうえに、後続する製造
工程に熱処理や軟窒化処理を含む場合とか、その部品の
用途によっては含浸された油が有害となり、事前に再び
脱脂する必要を生じる。
また気化性の防錆剤で保護する方法もあるが、この方法
は部品と共に密封状態にしなければ効果がないので、製
造工程間における防錆には不向きである。
本発明は製造工程間の防錆に適した処理を部品の表面だ
けに、しかも、そのための新たな工程を追加せずに施す
ことを目的とするもので、即ち、ショット中に適陽の粉
末状潤滑剤を予め混入しておき、部品の研掃・強化と同
時に、部品の表面に潤滑剤の被膜を形成させることをそ
の要旨とするものである。形成された薄い被膜は、結露
や指紋などの錆発生原因を遮断して、優れた防錆効果を
示す。なお、粉末状潤滑剤としてはステアリン酸および
その金属ステアレイト、パラフィンその他粉末成形に用
いられる潤滑剤は全て使用することができる。
以下、本発明をその実施例について詳細に説明する。
先ず、重量比組成が銅2%、炭素0.6%および鉄残部
で焼結密度が6.7 calの試験片と、ショットには
粒径が0.1〜0.3nmの白鉄粉を用意した。
次に各種粉末潤滑剤を重量比で01〜3%混入したショ
ットで試験片に10分間のブラスト処理を施して発錆試
験に供し、また比較のため、粉末潤滑剤を混入しないシ
ョットでブラストした試料を二分してその一方はそのま
まで、一方には市販の防錆油を噴霧塗布して発錆試験に
供した。
発錆試験は屋内の大気中に最長4週間放置して行ない、
試料の表面に赤褐色の錆を目視で認めるまでの日数で評
価した。この期間中の試験場所の気Uは15〜24℃、
相対湿度は60〜85%であった。
これらの試験結果から、代表的な粉末潤滑剤の場合を抽
出して第1表に示す。
この結果をみると、粉末潤滑剤を混入してない比較例の
内ブラスト処理のままの試料は3日で。
これに防錆油を噴霧塗布した試料は6日で赤錆を生じた
のに対して、ショットに粉末潤滑剤を混入しであるもの
は、その混入量が0.1%では7日で発錆したが、混入
ffi 0.3%以上のものは潤滑剤の種類に拘らず、
4週間経過しても発錆しないことがわかる。なお発錆試
験後の試料に熱処理を施したが、粉末潤滑剤の付着によ
る悪影響は認められなかった。
第1表 この方法による防錆効果は処理時間に当然関係する訳で
あるが、粉末潤滑剤を減らすために処理時間を長くする
のは得策ではない。一方混入量が過剰の場合は、障害は
ないが不経済になる。
また焼結機械部品製造においては、次工程との間で中間
製品が4週間以上も滞留することは通常有り得ず、2週
間程度を完全に防錆できれば充分と考えられる。従って
、粉末潤滑剤の混入量は、通常のブラスト処理時間を前
提に0.3〜0.5%を適当とする。
以上に述べたように、本発明によれば、通常のブラスト
工程そのままで次工程迄ないし短期間の防錆被膜を本来
の処理と同時に施すことができ、焼結部品の歩留りおよ
び品質の向上、$llココスト低減などの効果を得るこ
とができる。
なお、本発明に外観上類似する発明に、特公昭49−2
1232号[焼結合金に対する潤滑被膜塗布法」がある
。これは焼結部品にコイニングを施すための潤滑被膜の
形成方法に関するもので、ゴムなどの柔かいビーズに粉
末潤滑剤を混入して回転胴に入れ、焼結部品とともに攪
拌するものである。ただしこの発明は媒体が異なり、ま
た潤滑被膜の形成という単一の目的および作用効果しか
ない点で本発明と異なっている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ショットブラストまたはショットピーニングを施し
    て部品表面の研掃・強化を行なうに当り、重量比で0.
    3%以上の粉末状潤滑剤をショットに混入して用いるこ
    とを特徴とする焼結機械部品の表面仕上げ方法。
JP23669085A 1985-10-23 1985-10-23 焼結機械部品の表面仕上げ方法 Pending JPS6299081A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009523618A (ja) * 2006-01-17 2009-06-25 ケンナメタル ヴィディア プロドゥクツィオーンス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 硬金属又はサーメットサブストレートボディをコーティングする方法及びコーティングされた硬金属又はサーメットボディ
US7687112B2 (en) 2004-07-14 2010-03-30 Kinetitec Corporation Surface for reduced friction and wear and method of making the same

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