JPS6298900A - 車内ステレオ音響装置 - Google Patents
車内ステレオ音響装置Info
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- JPS6298900A JPS6298900A JP60238294A JP23829485A JPS6298900A JP S6298900 A JPS6298900 A JP S6298900A JP 60238294 A JP60238294 A JP 60238294A JP 23829485 A JP23829485 A JP 23829485A JP S6298900 A JPS6298900 A JP S6298900A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、乗用自動車などの車内の前方および後方の左
右に総計4個のスピーカが配されて車内でステレオ音響
再生を行う車内ステレオ音響装置に関する。
右に総計4個のスピーカが配されて車内でステレオ音響
再生を行う車内ステレオ音響装置に関する。
(発明の概要)
本発明は、乗用自動車などの車内の前方および後方の左
右に総計4個のスピーカが配され、例えば、前方の左右
のスピーカに左右の原信号または左右の原信号に対して
左右の原信号の差信号を若干加えたものを供給すると共
に、後方の左右のスピーカに左右の原信号の差信号を電
荷結合素子を用いて遅延させたものを供給する車内ステ
レオ音響装置において、左右の原信号の差信号の所定周
波数以上の高域成分を取り出し、この高域成分を電荷結
合素子により遅延された差信号に力nえて例えば後方の
左右のスピーカに供給することによって、装置のコスト
アップをきたすことなく、広がり感のある音場を形成す
る例えば後方の左右のスピーカから高音の充分な自然な
音が再生されるようにしたものである。
右に総計4個のスピーカが配され、例えば、前方の左右
のスピーカに左右の原信号または左右の原信号に対して
左右の原信号の差信号を若干加えたものを供給すると共
に、後方の左右のスピーカに左右の原信号の差信号を電
荷結合素子を用いて遅延させたものを供給する車内ステ
レオ音響装置において、左右の原信号の差信号の所定周
波数以上の高域成分を取り出し、この高域成分を電荷結
合素子により遅延された差信号に力nえて例えば後方の
左右のスピーカに供給することによって、装置のコスト
アップをきたすことなく、広がり感のある音場を形成す
る例えば後方の左右のスピーカから高音の充分な自然な
音が再生されるようにしたものである。
(従来の技術)
乗用自動車などの車内の前方および後方の左右に総計4
個のスピーカが配されて車内でステレオ音響再生を行う
車内ステレオ音響装置の一つの方式として、前方の左右
のスピーカには左右の原信号または左右の原信号に対し
て左右の原信号の差信号を若干加えたものを供給して、
音像が前方に定位した自然な音場を形成すると共に、後
方の左右のスピーカには左右の原信号の差信号をBBD
(バケット・ブリゲート・デバイス)を用いて20m秒
前後遅延させたものを供給して、リスナーの周囲を取り
囲む広がり感のある音場を形成するものが考えられてい
る。
個のスピーカが配されて車内でステレオ音響再生を行う
車内ステレオ音響装置の一つの方式として、前方の左右
のスピーカには左右の原信号または左右の原信号に対し
て左右の原信号の差信号を若干加えたものを供給して、
音像が前方に定位した自然な音場を形成すると共に、後
方の左右のスピーカには左右の原信号の差信号をBBD
(バケット・ブリゲート・デバイス)を用いて20m秒
前後遅延させたものを供給して、リスナーの周囲を取り
囲む広がり感のある音場を形成するものが考えられてい
る。
(発明が解決しようとする問題点)
かかる従来の車内ステレオ音響装置において、後方の左
右のスピーカに供給される遅延された差信号は、その帯
域が広い方が望ましい。そこで、BBDにより遅延され
た差信号として20kHzまでのものを得ようとすると
、BBDを駆動するクロックの周波数を200k)Iz
程度にする必要があり、遅延時間を20m秒前後にする
には、BBDとして4にビットの容量のものが必要にな
る。しかし、このように200kHzという音速のクロ
・ツクで動作する4にビットという大容量のBBDは非
常に高価なものになり、かようなりBDにより上記のよ
うに遅延された差信号として20kHz以下という広帯
域のものを得る場合には、装置のコストが著しく高くな
る不都合がある。
右のスピーカに供給される遅延された差信号は、その帯
域が広い方が望ましい。そこで、BBDにより遅延され
た差信号として20kHzまでのものを得ようとすると
、BBDを駆動するクロックの周波数を200k)Iz
程度にする必要があり、遅延時間を20m秒前後にする
には、BBDとして4にビットの容量のものが必要にな
る。しかし、このように200kHzという音速のクロ
・ツクで動作する4にビットという大容量のBBDは非
常に高価なものになり、かようなりBDにより上記のよ
うに遅延された差信号として20kHz以下という広帯
域のものを得る場合には、装置のコストが著しく高くな
る不都合がある。
そのため、実際的には、装置のコストダウンをはかるべ
く、例えば、BBDとして容量が512ビツトのものを
用い、クロックの周波数を25kHz程度にして、遅延
時間を20m秒前後にする。
く、例えば、BBDとして容量が512ビツトのものを
用い、クロックの周波数を25kHz程度にして、遅延
時間を20m秒前後にする。
しかし、そうすると、遅延された差信号の帯域は1〜3
kHz程度以下に制限され、すなわち後方の左右のス
ピーカで再生されるのは1〜3 kHz程度以Fの音に
なり、音の広がり感は得られるものの、後方の左右のス
ピーカからの再生音は高音のない詰まった感じのものに
なってしまう不都合がある。
kHz程度以下に制限され、すなわち後方の左右のス
ピーカで再生されるのは1〜3 kHz程度以Fの音に
なり、音の広がり感は得られるものの、後方の左右のス
ピーカからの再生音は高音のない詰まった感じのものに
なってしまう不都合がある。
かかる点に鑑み、本発明は、乗用自動車などの車内の前
方および後方の左右に総計4個のスピーカが配され、例
えば、前方の左右のスピーカに左右の原信号または左右
の原信号に対して左右の原信号の差信号を若干加えたも
のを供給すると共に、後方の左右のスピーカに左右の原
信号の差信号を電荷結合素子を用いて遅延させたものを
供給する車内ステレオ音響装置において、装置のコスト
アップをきたすことなく、広がり感のある音場を形成す
る例えば後方の左右のスピーカから高音の充分な自然な
音が再生されるようにしたものである。
方および後方の左右に総計4個のスピーカが配され、例
えば、前方の左右のスピーカに左右の原信号または左右
の原信号に対して左右の原信号の差信号を若干加えたも
のを供給すると共に、後方の左右のスピーカに左右の原
信号の差信号を電荷結合素子を用いて遅延させたものを
供給する車内ステレオ音響装置において、装置のコスト
アップをきたすことなく、広がり感のある音場を形成す
る例えば後方の左右のスピーカから高音の充分な自然な
音が再生されるようにしたものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明では、乗用自動車などの車内の前方および後方の
左右に総計4個のスピーカが配され、例えば、前方の左
右のスピーカに左右の原信号または左右の原信号に対し
て左右の原信号の差信号を若干加えたものを供給すると
共に、後方の左右のスピーカに左右の原信号の差信号を
電荷結合素子を用いて遅延させたものを供給する車内ス
テレオ音響装置において、左右の原信号の差信号の所定
周波数以上の高域成分を取り出し、この高域成分を電荷
結合素子により遅延された差信号に加えて例えば後方の
左右のスピーカに供給する。
左右に総計4個のスピーカが配され、例えば、前方の左
右のスピーカに左右の原信号または左右の原信号に対し
て左右の原信号の差信号を若干加えたものを供給すると
共に、後方の左右のスピーカに左右の原信号の差信号を
電荷結合素子を用いて遅延させたものを供給する車内ス
テレオ音響装置において、左右の原信号の差信号の所定
周波数以上の高域成分を取り出し、この高域成分を電荷
結合素子により遅延された差信号に加えて例えば後方の
左右のスピーカに供給する。
(作 用)
上記のように構成した本発明に係る車内ステレオ音響装
置においては、装置のコストダウンをはかるべく、例え
ば、差信号を遅延させる電荷結合素子として容量が51
2ビツトのBBI’)を用い、BBDを駆動するクロッ
クの周波数を25kHz程度にして、遅延時間を20m
秒前後にする場合でも、従って遅延された差信号の帯域
が1〜3 kHz程度以下に制限される場合でも、例え
ば1〜3kH2程度の所定周波数から20kHz以上に
までわたる遅延されない差信号が遅延された差信号と共
に例えば後方の左右のスピーカに供給されるので、広が
り惑のある音場を形成する例えば後方の左右のスピーカ
から高音の充分な自然な音が再生される。
置においては、装置のコストダウンをはかるべく、例え
ば、差信号を遅延させる電荷結合素子として容量が51
2ビツトのBBI’)を用い、BBDを駆動するクロッ
クの周波数を25kHz程度にして、遅延時間を20m
秒前後にする場合でも、従って遅延された差信号の帯域
が1〜3 kHz程度以下に制限される場合でも、例え
ば1〜3kH2程度の所定周波数から20kHz以上に
までわたる遅延されない差信号が遅延された差信号と共
に例えば後方の左右のスピーカに供給されるので、広が
り惑のある音場を形成する例えば後方の左右のスピーカ
から高音の充分な自然な音が再生される。
(実施例)
図は本発明に係る車内ステレオ音響装置の一例で、スイ
ッチの切り換えにより、後方の左右のスピーカにはBB
D (パケット・ブリゲート・デバイス)により遅延さ
れた差信号に対して遅延されない差信号の所定周波数以
上の高域成分が加えられたものが供給され、前方の左右
のスピーカには左右の原信号に対して若干の差信号が加
えられたものが供給されるモード(以下、高音補充サラ
ウンド・モードと称する)と、後方の左右のスピーカお
よび前方の左右のスピーカに単に左右の原信号が供給さ
れるモード(以下、簡易モードと称する)の、いずれか
を選択できるようにした場合である。
ッチの切り換えにより、後方の左右のスピーカにはBB
D (パケット・ブリゲート・デバイス)により遅延さ
れた差信号に対して遅延されない差信号の所定周波数以
上の高域成分が加えられたものが供給され、前方の左右
のスピーカには左右の原信号に対して若干の差信号が加
えられたものが供給されるモード(以下、高音補充サラ
ウンド・モードと称する)と、後方の左右のスピーカお
よび前方の左右のスピーカに単に左右の原信号が供給さ
れるモード(以下、簡易モードと称する)の、いずれか
を選択できるようにした場合である。
左右の入力端子10L、IORに、車載のカセット式テ
ープレコーダやコンパクトディスク・プレーヤなどから
得られる左右の原信号り、Rが供給される。
ープレコーダやコンパクトディスク・プレーヤなどから
得られる左右の原信号り、Rが供給される。
この入力端子101.、IOHに得られる左右の原信号
り、Rが減算回路21に供給されて、減算回路21から
左右の原信号り、Rの差信号L−Rが得られる。この差
信号L−Rが端子Cが端子nと端子fのいずれかの側に
切り換えられるモード切換スイッチ22の端子nに供給
され、高音補充サラウンド・モードにおいては、スイッ
チ22の端子Cが端子n側に切り換えられて、スイッチ
22の端子Cに差信号L−Rが取り出される。
り、Rが減算回路21に供給されて、減算回路21から
左右の原信号り、Rの差信号L−Rが得られる。この差
信号L−Rが端子Cが端子nと端子fのいずれかの側に
切り換えられるモード切換スイッチ22の端子nに供給
され、高音補充サラウンド・モードにおいては、スイッ
チ22の端子Cが端子n側に切り換えられて、スイッチ
22の端子Cに差信号L−Rが取り出される。
このスイッチ22の端子Cに得られる差信号L−Rがロ
ーパスフィルタ23に供給されて、ローパスフィルタ2
3から差信号L−Rの後述する周波数以下の成分(L−
R)xが得られる。この差信号(L−R)xがBBDで
構成された遅延回路24に供給され、クロック発生回路
25から遅延回路24にクロックが供給されることによ
り、遅延回路24において差信号(L−R)xが遅延さ
れ、遅延回路24の出力がローパスフィルタ26に供給
されて、ローパスフィルタ26から遅延された差信号(
L−R)dが得られ、この遅延された差信号(L−R)
dが加算回路27に供給される。ローパスフィルタ23
は遅延回路24を構成するBBDの誤動作を防止すべく
BBDの人力信号の帯域を制限するものであり、ロー
パスフィルタ26はBBDによるクロック・ノイズを減
少させるためのものである。
ーパスフィルタ23に供給されて、ローパスフィルタ2
3から差信号L−Rの後述する周波数以下の成分(L−
R)xが得られる。この差信号(L−R)xがBBDで
構成された遅延回路24に供給され、クロック発生回路
25から遅延回路24にクロックが供給されることによ
り、遅延回路24において差信号(L−R)xが遅延さ
れ、遅延回路24の出力がローパスフィルタ26に供給
されて、ローパスフィルタ26から遅延された差信号(
L−R)dが得られ、この遅延された差信号(L−R)
dが加算回路27に供給される。ローパスフィルタ23
は遅延回路24を構成するBBDの誤動作を防止すべく
BBDの人力信号の帯域を制限するものであり、ロー
パスフィルタ26はBBDによるクロック・ノイズを減
少させるためのものである。
遅延回路24の遅延時間は15〜30m秒程度、例えば
20m秒にされる。また、BBDとしては例えば容量が
512ビツトのものが用いられる。
20m秒にされる。また、BBDとしては例えば容量が
512ビツトのものが用いられる。
従って、クロックの周、波数は例えば25.6kllz
にされ、BBDで再生可能な帯域は例えば1〜3 kH
z程度以下になるので、ローパスフィルタ23および2
6のカットオフ周波数は例えば2kHzにされる。実際
上、遅延された差信号が0.8kHz程度以下の周波数
成分を有すれば、音の広がり感が得られる。
にされ、BBDで再生可能な帯域は例えば1〜3 kH
z程度以下になるので、ローパスフィルタ23および2
6のカットオフ周波数は例えば2kHzにされる。実際
上、遅延された差信号が0.8kHz程度以下の周波数
成分を有すれば、音の広がり感が得られる。
さらに、スイッチ22の端子Cに得られる差信号L −
Rがバイパスフィルタ28に供給されて、バイパスフィ
ルタ28から差信号L−Rの所定周波数以上の高域成分
(L−R)hが取り出される。
Rがバイパスフィルタ28に供給されて、バイパスフィ
ルタ28から差信号L−Rの所定周波数以上の高域成分
(L−R)hが取り出される。
バイパスフィルタ28のカットオフ周波数は、ローパス
フィルタ23および26のカットオフ周波数に対応して
定められ、上述のようにローパスフィルタ23および2
6のカットオフ周波数が例えば2kHzにされるときは
、例えば2 kHzにされる。
フィルタ23および26のカットオフ周波数に対応して
定められ、上述のようにローパスフィルタ23および2
6のカットオフ周波数が例えば2kHzにされるときは
、例えば2 kHzにされる。
もっとも、必ずしもローパスフィルタ23および26の
カットオフ周波数と等しくされる必要はなく、それより
若干低い周波数または若干高い周波数であってもよい。
カットオフ周波数と等しくされる必要はなく、それより
若干低い周波数または若干高い周波数であってもよい。
このバイパスフィルタ28から得られる例えば2kHz
以上の高域成分(L−R)hが加算回路27に供給され
て、高音補充サラウンド・モードにおいては、加算回路
27において遅延された差信号(L−R)dに遅延され
ない差信号L−Rの高域成分(L−R)h力旬日算され
、力■算回路27から加算信号(L−R)d+ (L−
R)hが得られる。この加算信号(L−R)d+ (L
−R)hは反転回路29に供給されて、反転回路29か
ら遅延された差信号(L−R)dに対して反転した状態
の遅延された差信号(R−L)dに高域成分(L−R)
hに対して反転した状態の高域成分(R−L)hが加算
された状態の信号(R−L)d+ (R−L)hが得ら
れる。そして、加算回路27、反転回路29から得られ
る信号(L−R)d+ (L−R)h、(R−L)d+
(R−L)hが上述のスイッチ22と同様のモード切
換スイッチ31L、31Rのそれぞれの端子nに供給さ
れる。また、入力端子10L、IORに得られる左右の
原信号り、Rがスイッチ31L、31Rのそれぞれの端
子fに供給される。
以上の高域成分(L−R)hが加算回路27に供給され
て、高音補充サラウンド・モードにおいては、加算回路
27において遅延された差信号(L−R)dに遅延され
ない差信号L−Rの高域成分(L−R)h力旬日算され
、力■算回路27から加算信号(L−R)d+ (L−
R)hが得られる。この加算信号(L−R)d+ (L
−R)hは反転回路29に供給されて、反転回路29か
ら遅延された差信号(L−R)dに対して反転した状態
の遅延された差信号(R−L)dに高域成分(L−R)
hに対して反転した状態の高域成分(R−L)hが加算
された状態の信号(R−L)d+ (R−L)hが得ら
れる。そして、加算回路27、反転回路29から得られ
る信号(L−R)d+ (L−R)h、(R−L)d+
(R−L)hが上述のスイッチ22と同様のモード切
換スイッチ31L、31Rのそれぞれの端子nに供給さ
れる。また、入力端子10L、IORに得られる左右の
原信号り、Rがスイッチ31L、31Rのそれぞれの端
子fに供給される。
一方、入力端子10L、IORに得られる左右の原信号
り、 Rが加算回路32L、32Rに供給される。ま
た、高音補充サラウンド・モードにおいては、上述のス
イッチ22の端子Cに得られる差信号L−Rが反転回路
33に供給されて、反転回路33から差信号L−Rに対
して反転した状態の差信号R−Lが得られ、上記の差信
号L−R。
り、 Rが加算回路32L、32Rに供給される。ま
た、高音補充サラウンド・モードにおいては、上述のス
イッチ22の端子Cに得られる差信号L−Rが反転回路
33に供給されて、反転回路33から差信号L−Rに対
して反転した状態の差信号R−Lが得られ、上記の差信
号L−R。
R−Lが減衰回路34L、34Rに供給されて、減衰回
路34L、34Rから若干のレベルの差信号a (L−
R) 、 a (R−L)が得られ、この差信号a
(L−R) 、 a (R−L)が加算回路32L
、32Rに供給されて、加算回路32L、32Rにおい
て左右の原信号り、Rに差信号a (L −R)、a
(R−L)が加算される。
路34L、34Rから若干のレベルの差信号a (L−
R) 、 a (R−L)が得られ、この差信号a
(L−R) 、 a (R−L)が加算回路32L
、32Rに供給されて、加算回路32L、32Rにおい
て左右の原信号り、Rに差信号a (L −R)、a
(R−L)が加算される。
スイッチ31Lの端子Cとスイッチ31Rの端子Cとの
間および加算回路32Lの出力端と加算回路32Rの出
力端との間には、後方および前方の左右の再生出力のバ
ランス調整用の、連動して調整されるレベル調整器41
および42が接続され、加算回路32Lの出力端とスイ
ッチ31Lの端子Cとの間および加算回路32Rの出力
端とスイッチ31Rの端子Cとの間には、左および右の
前後の再生出力のバランス調整用の、連動して調整され
るレベル調整器43および44が接続される。
間および加算回路32Lの出力端と加算回路32Rの出
力端との間には、後方および前方の左右の再生出力のバ
ランス調整用の、連動して調整されるレベル調整器41
および42が接続され、加算回路32Lの出力端とスイ
ッチ31Lの端子Cとの間および加算回路32Rの出力
端とスイッチ31Rの端子Cとの間には、左および右の
前後の再生出力のバランス調整用の、連動して調整され
るレベル調整器43および44が接続される。
そして、スイッチ31L、31Rのそれぞれの端子Cに
得られる信号が出力増幅回路51L、51Rを通じて後
方左、後方右のスピーカ61L。
得られる信号が出力増幅回路51L、51Rを通じて後
方左、後方右のスピーカ61L。
61Rに供給され、加算回路32L、32Rから得られ
る信号が出力増幅回路52L、52Rを通じて前方左、
前方右のスピーカ62L、62Rに供給される。
る信号が出力増幅回路52L、52Rを通じて前方左、
前方右のスピーカ62L、62Rに供給される。
上述の構成において、高音補充サラウンド・モードにす
るときは、スイッチ22および311、。
るときは、スイッチ22および311、。
31Rのそれぞれの端子Cがそれぞれの端子n側に切り
換えられて、後方左、後方右のスピーカ611、、、
6 ]、 Rには、加算回路271反転回路29から得
られる信号(>R)d+ (L−R)h。
換えられて、後方左、後方右のスピーカ611、、、
6 ]、 Rには、加算回路271反転回路29から得
られる信号(>R)d+ (L−R)h。
(R−L)d+ (R−L)h、すなわち互いに反転し
た状態の遅延された差信号(1,−R)d。
た状態の遅延された差信号(1,−R)d。
(R−L)dに対して互いに反転した状態の遅延されな
い差信号L−R,R−Lの高域成分(L−R)h、
(R−L)hが加算された状態の信号が供給され、前方
左、前方右のスピーカ62L、62Rには、入力端子1
.OL、IORに得られる左右の原信号り、Rに対して
若干のレベルの差信号a (L−R) 、 a
(R−L)が加算された信号し+a (L−R) 、
R+a (R−1,)が供給される。
い差信号L−R,R−Lの高域成分(L−R)h、
(R−L)hが加算された状態の信号が供給され、前方
左、前方右のスピーカ62L、62Rには、入力端子1
.OL、IORに得られる左右の原信号り、Rに対して
若干のレベルの差信号a (L−R) 、 a
(R−L)が加算された信号し+a (L−R) 、
R+a (R−1,)が供給される。
従って、リスナーの周囲を取り囲む広がり感のある音場
が形成されるだけでなく、後方左、後方右のスピーカ6
1L、61Rから高音の充分な自然な音が再生される。
が形成されるだけでなく、後方左、後方右のスピーカ6
1L、61Rから高音の充分な自然な音が再生される。
一方、簡易モードにするときは、スイッチ22および3
1L、31Rのそれぞれの端子Cがそれぞれの端子r側
に切り換えられて、スイッチ31L、31Rのそれぞれ
の端子Cには左右の原信号り、Rが得られ、力0算回路
32L、32Rからも左右の原信号り、Rが得られるの
で、後方左、後方右のスピーカ61L、61Rおよび前
方左、前方右のスピーカ62L、62Rに、それぞれ左
右の原信号り、 Rが供給され、単純に後方および前
方から左右の音が得られる音場が形成される。
1L、31Rのそれぞれの端子Cがそれぞれの端子r側
に切り換えられて、スイッチ31L、31Rのそれぞれ
の端子Cには左右の原信号り、Rが得られ、力0算回路
32L、32Rからも左右の原信号り、Rが得られるの
で、後方左、後方右のスピーカ61L、61Rおよび前
方左、前方右のスピーカ62L、62Rに、それぞれ左
右の原信号り、 Rが供給され、単純に後方および前
方から左右の音が得られる音場が形成される。
ローパスフィルタ26から得られる遅延された差信号1
−R)dが反転回路に供給されて遅延された差信号(R
−L)dが得られ、またバイパスフィルタ28から得ら
れる高域成分(L−R)hが反転回路に供給されて高域
成分(R−L)hが得られ、遅延された差信号(L−R
)dと高域成分(L−R)hが加算回路に供給されて信
号(L−R,)d+ (L−R)hが得られ、遅延され
た差信号(R−L)dと高域成分(R−L)hが別の加
算回路に供給されて信号(R−L)d+(R−L)hが
得られる構成でもよいことは言うまでもない。また、左
右の原信号り、Rから互いに反転した状態の差信号L−
R,R−Lが得られ、この差信号L−R,R−Lがそれ
ぞれBBDで構成された別個の遅延回路により遅延され
て遅延された差信号(L−R)d、 (R−L)dが
得られると共に、差信号L−R,R−Lが別個のバイパ
スフィルタに供給されて差信号L−R,R−Lの所定周
波数以上の高域成分(L−R)h、、 (R−L)、
hが取り出され、遅延された差信号(L−R)dと高域
成分(L−R)hが加算され、遅延された差信号(R−
L)dと高域成分(R−L)hが加算される構成でもよ
い。
−R)dが反転回路に供給されて遅延された差信号(R
−L)dが得られ、またバイパスフィルタ28から得ら
れる高域成分(L−R)hが反転回路に供給されて高域
成分(R−L)hが得られ、遅延された差信号(L−R
)dと高域成分(L−R)hが加算回路に供給されて信
号(L−R,)d+ (L−R)hが得られ、遅延され
た差信号(R−L)dと高域成分(R−L)hが別の加
算回路に供給されて信号(R−L)d+(R−L)hが
得られる構成でもよいことは言うまでもない。また、左
右の原信号り、Rから互いに反転した状態の差信号L−
R,R−Lが得られ、この差信号L−R,R−Lがそれ
ぞれBBDで構成された別個の遅延回路により遅延され
て遅延された差信号(L−R)d、 (R−L)dが
得られると共に、差信号L−R,R−Lが別個のバイパ
スフィルタに供給されて差信号L−R,R−Lの所定周
波数以上の高域成分(L−R)h、、 (R−L)、
hが取り出され、遅延された差信号(L−R)dと高域
成分(L−R)hが加算され、遅延された差信号(R−
L)dと高域成分(R−L)hが加算される構成でもよ
い。
なお、場合によっては、上述した例とは逆に、前方の左
右のスピーカにBBDにより遅延された差信号に対して
遅延されない差信号の所定周波数以上の高域成分が加え
られたものが供給され、後方の左右のスピーカに左右の
原信号または左右の原信号に対して若干の差信号が加え
られたものが供給される構成でもよい。
右のスピーカにBBDにより遅延された差信号に対して
遅延されない差信号の所定周波数以上の高域成分が加え
られたものが供給され、後方の左右のスピーカに左右の
原信号または左右の原信号に対して若干の差信号が加え
られたものが供給される構成でもよい。
(発明の効果)
本発明によれば、装置のコストダウンをはかるべく、例
えば、差信号を遅延させる電荷結合素子として容量が5
12ビツトのBBDを用い、BBDを駆動するクロック
の周波数を25kHz程度にして、遅延時間を20m秒
前後にする場合でも、従って遅延された差信号の帯域が
1〜3 kHz程度以下に制限される場合でも、例えば
1〜3 k)lz程度の所定周波数から20kHz以上
にまでわたる遅延されない差信号が遅延された差信号と
共に例えば後方の左右のスピーカに供給されるので、広
がり感のある音場を形成する例えば後方の左右のスピー
カから高音の充分な自然な音が再生される。
えば、差信号を遅延させる電荷結合素子として容量が5
12ビツトのBBDを用い、BBDを駆動するクロック
の周波数を25kHz程度にして、遅延時間を20m秒
前後にする場合でも、従って遅延された差信号の帯域が
1〜3 kHz程度以下に制限される場合でも、例えば
1〜3 k)lz程度の所定周波数から20kHz以上
にまでわたる遅延されない差信号が遅延された差信号と
共に例えば後方の左右のスピーカに供給されるので、広
がり感のある音場を形成する例えば後方の左右のスピー
カから高音の充分な自然な音が再生される。
図は本発明に係る車内ステレオ音響装置の一例を示す接
続図である。 図中、IOL、IORは左右の原信号の入力端子、22
および31L、31Rばモード切換スイッチ、24は遅
延回路、28はバイパスフィルタ、61L、61R,6
2L、62Rは後方左、後方右、前方左、前方右のスピ
ーカである。
続図である。 図中、IOL、IORは左右の原信号の入力端子、22
および31L、31Rばモード切換スイッチ、24は遅
延回路、28はバイパスフィルタ、61L、61R,6
2L、62Rは後方左、後方右、前方左、前方右のスピ
ーカである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 車内前方および後方の左右に配された総計4個のスピー
カと、 左右の原信号の差信号を得る第1の回路と、この第1の
回路から得られる差信号を電荷結合素子を用いて遅延さ
せる第2の回路と、 上記第1の回路から得られる差信号の所定周波数以上の
高域成分を取り出す第3の回路と、上記第2の回路から
得られる遅延された差信号と上記第3の回路から得られ
る高域成分を加算し、その加算信号を上記車内後方の左
右のスピーカまたは上記車内前方の左右のスピーカに供
給する第4の回路と を備えた車内ステレオ音響装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60238294A JPS6298900A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 車内ステレオ音響装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60238294A JPS6298900A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 車内ステレオ音響装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6298900A true JPS6298900A (ja) | 1987-05-08 |
Family
ID=17028051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60238294A Pending JPS6298900A (ja) | 1985-10-24 | 1985-10-24 | 車内ステレオ音響装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6298900A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4948962A (ja) * | 1972-06-14 | 1974-05-11 |
-
1985
- 1985-10-24 JP JP60238294A patent/JPS6298900A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4948962A (ja) * | 1972-06-14 | 1974-05-11 |
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