JPS6298538A - カラーテレビ受像管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明はマスク型カラーテレビ受像管及びその製法に係
る。より詳細には本発明は、３つの電子銃を輔合わせ状
態で含む、即ち全部の電子銃の軸が１つの共通平面内に
配置されているカラーテレビ受像管に係る。

カラーテレビ受像管はフェースプレート（面板）を含ん
でおり、該プレートの内面に、通常は陰睡線発光物質（
蛍光物質）の垂直バンドから形成されたスクリーンがデ
ポジットされている。蛍光物質は電子銃によって生成さ
れる電子ヒームて励起されると赤色光、緑色光又は青色
光を放出する。従ってスクリーンは、３つの垂直バンド
の集合の連続から成り、各集合は赤色バンドと緑色バン
ドと青色バンドとを含む。各色は対応する電子ビームに
よって励起されろ。しばしば「マトリクス」管と指弥さ
れる公知の管では、隣合う２つの蛍光物質ハンドが黒い
黒鉛バンドによって分離され、これによってコントラス
トのより高い画像が得られる。

マスク型受像管においては、色を選択するため、即ち１
つの色例えば青色に対応するヒームがこの色（青色）を
生じる蛍光物質だけを衝撃するように、スクリーンの平
面に開孔をもつマスクが配備されて５１３す、一般には
垂直方向に細長いスロットの形態の開孔の位置及び配置
によって色選択が確保される。

スクリーンに対するマスクの相対位置を正確に決定する
必要７５＜あるので、スクリーン形成のときに乙マスク
を使用する必要かある。このためにスクリーン形成り旧
に管のプレートにマスクを固定する。次に各蛍光物質を
以下のごとくデポジットする。先ず、紫外線（ＵＶ）で
、照射されると便化する感光十４料中の発光物質の溶液
をプレートの内面にコートし、次に紫外線源と管の偏向
器をソミュレートする対物レンズとを含む光学系によっ
てこの溶液を照射する。光学系特に紫外線ランプの位置
は溶液中の蛍光物質の色に依存する。このようにして所
定の色に割当てられた場所に存在する感光材料だけか照
射され従って硬化し得る。別の場所に存在する材料は硬
化せずガラスに付性しない。

カラスを清浄にずろために水又は別の適当な液体で洗浄
ずろとよい。

マスクか垂直線に沿って順次配（ｌされたスロットを備
えるので、スクリーン上に連続垂直線をｊ［ユ成するた
めには照射中に紫外線源を垂直方向でｔ多動さ什る必要
がある。

長方形スクリーンの隅の近傍の蛍光物質バンド又は黒夕
（）パン１〜は不規［１１］な外観を乙ち従ってこのゾ
ーンての像質か低下ずろことは理解されようつこの欠点
の原因は、紫外線を投射する光学系によって生じるひず
みである。これらのひずみは、スクリーンの各トソトと
管の軸との間の距離及び該ドツトと水平中央線との間の
距離に伴って増加する。特に、スクリーンの垂直縁の近
（ラフのマスクの垂直スロットの像は、水平中央線の上
では同じ＜１刊直のスポットである。しがし乍ら、隅の
近傍ではマスクの垂直スロットの象は傾斜したスポット
になる。従って、紫外線源が光学投射系に対して若干相
対移動するとスクリーンの垂直縁端の近傍で蛍光物質又
は黒鉛の不規則な線またはバンドが出現し、この線の幅
は中央よりも隅に向かって広くなる。

このような欠点を是正するために通常は紫外線を投射す
る光学系に円筒レンズを配備する。しかし乍ら、かかる
円筒レンズは高価な素子であり、また完全に満足な結果
は得られていない。

発明の目的 本発明は簡単で経済的な方法で上記の如き欠点を是正す
る。

本発明の特徴は、マスクのスロットの位置及び形状が、
スクリーン上のこれらスロットの像がスクリーン全面に
わたって一定の幅をもち垂直線に沿って配置されるよう
に構成されていることである。その結果、従来公知の管
のマスクと対照的に本発明の管のマスクにおいては、マ
スク面の全てのスロットが垂直線を主軸とするのでなく
、幾つかのスロット、特に隅の近傍のスロットは垂直線
に対して傾斜している。更に、中心の近傍のスロットの
縁端は真っ直ぐであるが隅の近傍のスロットの縁端は湾
曲している。

スロットの勾配及び形状は実験的に決定され得る。例え
ばテストを繰り返してこれらの値を決定してらよく、又
は光学系から放出されスクリーン上に一定幅の規則的垂
直像を形成する光線の軌跡を決定する演算プログラムを
用いてもよい。各スロットの形状、位置及び寸法は、光
ビームとマスク構成表面との交点によって決定される。

マスクの各スロットに与えるべき勾配は、マスクの同じ
場所の非傾斜スロットのスクリーン上の像の勾配の逆向
きであることに注目されたい。

本発明のその他の特徴及び利点は添付図面に示す非限定
具体例に基づく以下の記載より明らかにされるであろう
。

好適具体例 （全体を図示しない）従来公知のカラーテレビ受像管の
マスク１０（第１図）は細長いスロット１１をもつ。該
スロットはテレビジボン受像機の正常使用中に垂直線を
構成する線１２に沿った列として配置されている。同一
列のスロットの主軸は対応する線１２と一致する。公知
のマスクではこれらスロットが全て同じ幅をらち且つ真
っ直ぐな垂直縁をもつ。

管を構成するガラスバルブ即ち外囲器のフェースプレー
ト１３にスクリーンを形成するためには、このガラスプ
レートをバルブの残りの部分と共に組立てる曲に、プレ
ート１３にマスク１０を固定する。

該プレートの内面は、蛍光物質１種類を含む紫外線硬化
性感光材料で予めコートされている。次にこのアセンブ
リを紫外線源１５と最終的に製造される管の偏向器をシ
ミュレートする投射デバイス１６とを含む光学系１４に
接続する。これにより紫外線が、スクリーン上の溶液中
の蛍光物質の色に対応する電子銃によって生成されろ電
子ビームの方向をしつようになる。

マスクのスロット１１の、スクリーン１３上での象１７
がこれらスロットと正確に等しくはないことに注目され
たい。特に、隅１８の近傍の象１７ｃは対応する垂直線
１２゛に対して角αだけ傾斜（７た主軸をらち、更にこ
の象の縁端は若干湾曲している。この欠陥の大きさは、
スクリーンの中央水平軸１９及びこの軸の中心２０に接
近するに伴って減少する。

更に、注目すべきは、スクリーンの曲率半径か増加する
ときにしこの欠陥が減少することでゐる。

叩ら、平坦スクリーンではこの欠陥か小さい。

スクリーン１３の上で連続線に沿った照明を得るために
、１１０１５は線１２に平行に移動する。しかし乍ら、
スクリーン上でのスロット１１の像の勾配が変化ずろの
で源１５の移動にかかわりなくスクリーン上に得られる
線は一定の厚みをしたない。即ち、中央よりら隅の近傍
の厚み−が大きい。

本発明によれば、この欠点を是正するためにマスク１０
のスロット１１は、これらスロット１１かスクリーン１
３に投影されるとスクリーン全面にわたって一定の厚み
をもち垂直軸をもつ規則正しい列を形成するような配向
及び形状をもつ。従って、従来公知のカラーテレビ受像
管のマスクと違って全部のスロット１１が同じ向きに配
向されない。

例えば、（第２図の）隅２５の近傍に位置するスロット
１１Ｃは垂直線１２に対して角α（第１図）の逆方向の
Ｉ’Ｑα′の勾配で傾斜している。対照的に同じ垂直線
１２上で水平中央線２６の上の中央スロワ）ｌｌａは線
１２に沿った主軸をもつ。同じ線１２上の右下隅２７の
近（５？のスロット１．１．　ｄの主軸は線１２に対し
て角α′の絶対値に実質的に等しいか逆向きの勾配をも
つ。従って中央線２６はマスクの対称軸を構成する。ス
ロットｌｌａの長手方向縁端２８，２９は直線状である
。対照的に、スロットｌｌｃ、１．１ｄの対応する縁ぐ
１°Ｗ！ｉ軽度の凸状曲率を有する。

注目すべきはマスク１０か中心３０を通る垂直対称軸３
１をらっことである。

マスク１０のスロット１１の傾斜及び形状を決定するた
めに、例えばスロット１１の種々の勾配及び該スロット
１１の縁端の種々の曲率に関する試験を繰り返し行なっ
てこれらを実験的に決定してらよい。

また、光学系１４からてる種々の光路をメモリに記憶し
、常に垂直線ｊ２の上に主軸を乙ちスクリーンの」ユニ
方向全体に同し厚み（水平軸に沿った寸法）をもつ光ス
ポットをスクリーン１３北に供給する光線とマスクＩＯ
との交点をプログラムを用いて計算ずろことによってこ
れらを決定してもよい。かかるプログラムを設定するた
めには、光学系１４に使用される公知の光学法則を使用
すれば十分てδ５ろ。

光源１５か通常は一次元であるため即ち直線区分から成
るため言１算か簡？）１である。この具体例では例えば
、光源が限られた数のドツトから成り、光学系１４から
でる光線の方向は、これらのＦノドの各々及びこれらの
ドツトによって放出される各光線の方向として決定され
得る。この計算は各方位角ごとに場所増分によって決定
される。増分の値は所望の精度の関数として決定され、
種々の方位角の値は同じく所望精度の関数として選択さ
れた増分値ずつ離間している。

光学系１４の（１１り造を全＜ｍ雉にすることなくスク
リーン１３の一ヒの蛍光物質又は黒鉛の線の厚み一定性
か得られることが理解されよう。しかも本発明の光学系
１４は、従来の光学系の如き円筒レンズを使用しないの
でより簡単である。

本発明は、：（つの電子銃が軸合わせされたカラーテレ
ビ受像管即ち全部の電子銃の袖が単一平面内に存在する
カラーテレビ受像管での使用に特に適当である。

【図面の簡単な説明】

第１図はスクリーン製造中のカラーテレビ受像管のスク
リーンとマスクとの斜視図、第２図は本発明のマスクの
概略図である。 １０・・・・マスク、ＩＩ　　・・スロット、１２・・
・・垂直線、１３　　　フェースプレート、１４・・・
・・光学系、１５・・　・光、原、１６・　　偏向器。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）開孔をもつマスクと３つの軸合わせされた電子銃
   とを備えており、スクリーン手前のマスク及びその開孔
   は、各電子銃が所定の一色だけを励起するように配置さ
   れかつマスクの開孔が垂直線に沿って配置されているカ
   ラーテレビ受像管であって、マスクの中心から遠いマス
   クの開孔は垂直線に対して所定角度で傾斜した主軸を有
   しており、この傾斜は開孔が中心から離間するに伴って
   増加し、各開孔の傾斜の向きは、管の偏向器をシミュレ
   ートする光学系によってマスクの無傾斜開孔がスクリー
   ン上の対応する場所に形成する像の勾配の逆向きである
   ことを特徴とするカラーテレビ受像管。
2. （２）マスクの水平中央線の近傍に設けられた開孔が実
   質的に垂直な主軸をもつことを特徴とする特許請求の範
   囲第１項に記載の管。
3. （３）中心及び水平中央線の近傍の開孔が直線状の垂直
   縁を有しており、隅の近傍のマスクの開孔が軽度の凸状
   湾曲をもつ縁端を有することを特徴とする特許請求の範
   囲第１項又は第２項に記載の管。
4. （４）開孔をもつマスクと３つの軸合わせされた電子銃
   とを含み、マスク及びその開孔は、各電子ビームがスク
   リーン上の対応する色の蛍光物質のみに到達するように
   配置及び配列され、該マスクは、偏向器をシミュレート
   する光学系が光硬化材料中の蛍光物質又は黒鉛の溶液で
   コートされたスクリーン上に蛍光物質の線及び場合によ
   ってはこれら線間の黒鉛の線を形成するように管の製造
   中に使用され、マスクの各開孔の位置及び輪郭は、製造
   中にこれら開孔の各々がスクリーン上に垂直主軸をもち
   且つ水平方向で一定の厚みをもつ投影像を光学系を介し
   て形成するように選択され、マスクの各開孔の傾斜は、
   光学系によってスクリーン上の同じ場所に形成される無
   傾斜開孔の像の勾配の逆向きであることを特徴とするカ
   ラーテレビ受像管。
5. （５）各開孔の位置と輪郭とが実験的に決定されること
   を特徴とする特許請求の範囲第４項に記載の管の製造法
   。
6. （６）マスクの開孔が、光学系によって放出され垂直主
   軸と一定厚みとをもつスポットとしてスクリーン上に投
   影される光線とマスクの交点を決定することによって計
   算されることを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載
   のマスクの製造法。