JPS629840Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS629840Y2 JPS629840Y2 JP13608582U JP13608582U JPS629840Y2 JP S629840 Y2 JPS629840 Y2 JP S629840Y2 JP 13608582 U JP13608582 U JP 13608582U JP 13608582 U JP13608582 U JP 13608582U JP S629840 Y2 JPS629840 Y2 JP S629840Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- culture solution
- culture
- tank
- plant tissue
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は植物組織を気相中で大量培養するため
の気相培養装置に関する。
の気相培養装置に関する。
植物細胞または組織の従来の大量培養は、ジヤ
ーフアーメンターなどのタンクを用い醗酵法に準
じる液体培養により行われている。液体培養にお
いては撹拌羽根や空気による培養液の混合撹拌が
不可欠である。撹拌は、エネルギーを大量に消費
するうえに、植物細胞を破壊したり損傷する。特
に、分化した植物組織系にこのような被害が生じ
やすい。そのため、植物組織の大量培養は未だ達
成されていない。
ーフアーメンターなどのタンクを用い醗酵法に準
じる液体培養により行われている。液体培養にお
いては撹拌羽根や空気による培養液の混合撹拌が
不可欠である。撹拌は、エネルギーを大量に消費
するうえに、植物細胞を破壊したり損傷する。特
に、分化した植物組織系にこのような被害が生じ
やすい。そのため、植物組織の大量培養は未だ達
成されていない。
本考案の目的は、培養組織に物理的損傷を与え
ることなく植物組織を効率的に大量培養する気相
培養装置を提供することにある。本考案の他の目
的は、機械的撹拌や通気撹拌が不要なため消費エ
ネルギーが少くてすむ気相培養装置を提供するこ
とにある。本考案のさらに他の目的は、培養液の
使用量が著しく少くかつ培養液成分の計測、補て
んおよび培養液の温度管理が簡便な気相培養装置
を提供することにある。
ることなく植物組織を効率的に大量培養する気相
培養装置を提供することにある。本考案の他の目
的は、機械的撹拌や通気撹拌が不要なため消費エ
ネルギーが少くてすむ気相培養装置を提供するこ
とにある。本考案のさらに他の目的は、培養液の
使用量が著しく少くかつ培養液成分の計測、補て
んおよび培養液の温度管理が簡便な気相培養装置
を提供することにある。
以下に本考案を実施例にもとづき図面を参照し
つつ詳述する。
つつ詳述する。
本考案の装置は、図に示すように、培養槽1と
培養液収容タンク2とを有する。培養槽1の下方
部には培養液流出口10が設けられている。培養
液収容タンク2はこの培養液流出口10を介して
培養槽1に着脱可能でかつ液密状に接続されてい
る。この培養槽1の上部には植物組織投入用の植
込口100および通気口101が設けられ、その
内部には培養液流出口10の上方に多孔板11が
配置されている。多孔板11は植物組織110を
保持するもので、ステンレス製金網などの網状構
造物を含む。多孔板11は単一もしくは多段に設
けられうる。ノズル12がこの多孔板11の上方
で開口している。ノズル12は多孔板11上の植
物組織110に連続的もしくは断続的に供給され
る培養液の供給口であり、培養液を噴霧、散布、
滴下などの形態で供給しうる。このノズル12と
上記タンク2とは、循環ポンプ13を介して送液
管14により接続されている。
培養液収容タンク2とを有する。培養槽1の下方
部には培養液流出口10が設けられている。培養
液収容タンク2はこの培養液流出口10を介して
培養槽1に着脱可能でかつ液密状に接続されてい
る。この培養槽1の上部には植物組織投入用の植
込口100および通気口101が設けられ、その
内部には培養液流出口10の上方に多孔板11が
配置されている。多孔板11は植物組織110を
保持するもので、ステンレス製金網などの網状構
造物を含む。多孔板11は単一もしくは多段に設
けられうる。ノズル12がこの多孔板11の上方
で開口している。ノズル12は多孔板11上の植
物組織110に連続的もしくは断続的に供給され
る培養液の供給口であり、培養液を噴霧、散布、
滴下などの形態で供給しうる。このノズル12と
上記タンク2とは、循環ポンプ13を介して送液
管14により接続されている。
本考案の装置を用いて植物組織は次のようにし
て培養されうる: あらかじめ滅菌した培養槽1に、所定の培養液
と共に滅菌したタンク2を流出口10を介して接
続する。次いで、植物カルスやそれから誘導され
た組織などの植物組織をシードとして培養槽1内
の多孔板11上へ植込口100から接種する。植
込口100を密閉して後、循環ポンプ13を駆動
させる。タンク2内の培養液200は送液管14
を所定流速で連続的もしくは断続的に流れノズル
12から多孔板11上の植物組織110に供給さ
れる。植物組織110は供給培養液の最小必要量
を吸収する。残余の培養液は多孔板11から下方
へ流下する。流下した培養液は槽下方部の培養液
流出口10から槽外へ流出し、タンク2へ流入す
る。タンク2へ流入した培養液は再びポンプ13
によりノズル12から植物組織110に供給され
る。このようにして培養液は系内を循環する。タ
ンク2は培養槽1とは別体に構成されているた
め、培養液の成分の計測や補てん、培養液中にた
まる植物組織の残渣の除去および培養液の温度管
理が著しく簡便となる。
て培養されうる: あらかじめ滅菌した培養槽1に、所定の培養液
と共に滅菌したタンク2を流出口10を介して接
続する。次いで、植物カルスやそれから誘導され
た組織などの植物組織をシードとして培養槽1内
の多孔板11上へ植込口100から接種する。植
込口100を密閉して後、循環ポンプ13を駆動
させる。タンク2内の培養液200は送液管14
を所定流速で連続的もしくは断続的に流れノズル
12から多孔板11上の植物組織110に供給さ
れる。植物組織110は供給培養液の最小必要量
を吸収する。残余の培養液は多孔板11から下方
へ流下する。流下した培養液は槽下方部の培養液
流出口10から槽外へ流出し、タンク2へ流入す
る。タンク2へ流入した培養液は再びポンプ13
によりノズル12から植物組織110に供給され
る。このようにして培養液は系内を循環する。タ
ンク2は培養槽1とは別体に構成されているた
め、培養液の成分の計測や補てん、培養液中にた
まる植物組織の残渣の除去および培養液の温度管
理が著しく簡便となる。
図は本考案の装置の一実施例を示す正面断面図
である。 1……培養槽、2……培養液収容タンク、10
……培養液流出口、11……多孔板、12……ノ
ズル、13……循環ポンプ、14……送液管、1
00……植込口、110……植物組織。
である。 1……培養槽、2……培養液収容タンク、10
……培養液流出口、11……多孔板、12……ノ
ズル、13……循環ポンプ、14……送液管、1
00……植込口、110……植物組織。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 下方部に培養液流出口を設けた培養槽と、該
培養液流出口を介して該培養槽に接続される培
養液収容タンクとを有し、 (2) 該培養槽は、その内部において、該培養液流
出口上方に配置され植物組織を保持するための
少くとも一段の多孔板と、該多孔板の上方で開
口する培養液供給ノズルと、植物組織投入用の
植込口とを有し、 (3) 該ノズルと該培養液収容タンクとは循環ポン
プを介して送液管により接続されている、植物
組織を培養するための気相倍養装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13608582U JPS5938800U (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 植物組織を培養するための気相培養装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13608582U JPS5938800U (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 植物組織を培養するための気相培養装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5938800U JPS5938800U (ja) | 1984-03-12 |
JPS629840Y2 true JPS629840Y2 (ja) | 1987-03-07 |
Family
ID=30306085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13608582U Granted JPS5938800U (ja) | 1982-09-08 | 1982-09-08 | 植物組織を培養するための気相培養装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5938800U (ja) |
-
1982
- 1982-09-08 JP JP13608582U patent/JPS5938800U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5938800U (ja) | 1984-03-12 |
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