JPS62983Y2 - - Google Patents

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JPS62983Y2
JPS62983Y2 JP8164481U JP8164481U JPS62983Y2 JP S62983 Y2 JPS62983 Y2 JP S62983Y2 JP 8164481 U JP8164481 U JP 8164481U JP 8164481 U JP8164481 U JP 8164481U JP S62983 Y2 JPS62983 Y2 JP S62983Y2
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axis
vehicle body
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cylinder
pin
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JP8164481U
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  • Actuator (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、荷台を車体に、車体前後一端側の車
体左右方向を向いた第1軸芯、車体左右両端側の
車体前後方向を向いた第2及び第3軸芯のいずれ
か周りでダンプ揺動自在に設けると共に、前記荷
台を駆動ダンプするための油圧シリンダを、前記
荷台と車体とに亘つて前記第1軸芯、第2及び第
3軸芯に平行な両端芯周りで揺動自在に架設して
ある三方ダンプ荷台のシリンダ取付構造に関す
る。
上記のものでは、シリンダを車体及び荷台に対
して相異なる二軸芯周りでの揺動を許容する状態
で取付けなければならないために、従来一般に、
球面受け構造を採用する等している。ところが、
シリンダチユーブがその軸芯周りで回転し、それ
に起因して圧油給排用のホースが引つ張られる
等、ホース及びそのシリンダチユーブとの接続箇
所が破損する問題を生じていた。
本考案は、上記の点に鑑み、シリンダチユーブ
の回転を、加工簡単かつ受面積を減少する事無く
防止できるようにして、ホース並びにその接続箇
所の破損を良好に回避できるようにすることを目
的とする。
次に本考案実施例を図面に基いて詳述する。
クローラ式走行装置1を装備する車体の後部に
操縦部2を設けると共に、その前方に、荷台3を
単動式二段油圧シリンダ4を介して駆動ダンプ揺
動自在に設け、ダンプ車を構成してある。
前記荷台3を設けるに、車体フレーム5の前端
側に車体左右方向を向いた第1軸芯P1周りで揺動
自在に荷台支持部材6を設け、前記荷台支持部材
6の車体右側に第1荷台枢支部7を、車体左側に
第2荷台枢支部8を夫々設けると共に、車体の前
記操縦部2に近い側において、車体の右側に第3
荷台枢支部9を、左側に第4荷台枢支部10を
夫々設け、選択操作機構11により荷台3を前記
第1及び第2荷台枢支部7,8に連結して前記第
1軸芯P1周りでダンプ揺動させる状態、前記第1
及び第3荷台枢支部7,9に連結して車体右側の
前後方向を向いた第2軸芯P2周りでダンプ揺動さ
せる状態、及び、前記第2及び第4荷台枢支部
8,10に連結して車体左側の前後方向を向いた
第3軸芯P3周りでダンプ揺動させる状態に切換
え、荷台3を、車体前方並びに車体左右の3方の
いずれかにダンプ揺動させられるように構成して
ある。
前記油圧シリンダ4を荷台3と車体フレーム5
に取付けるに、シリンダロツド12の先端及びシ
リンダチユーブ13の基端側夫々に球面部材1
4,15を連設すると共に、荷台3の底面及び車
体フレーム5夫々に球面受け部材17,16を連
設し、車体左右方向の第1軸芯P1及び車体前後方
向の第2及び第3軸芯P2,P3夫々に平行な軸芯周
りでの揺動を許容する状態で、かつ、非ダンプ揺
動時において車体に対して垂直姿勢となるように
シリンダ4を荷台3及び車体フレーム5に取付け
てある。
前記シリンダチユーブ13側の球面部材15
に、ピン18を、球面部材15の曲率中心を通
り、かつ、非ダンプ揺動時において前記第2及び
第3軸芯P2,P3に平行な軸芯P4近くに、前記第1
軸芯P1の位置から遠ざかる方向に向けて嵌着し、
他方、球面受け部材16を、球面部材15の半分
を受止める第1部材16aと、その上方に取付け
た一対の抜け止め用の第2部材16b、16bか
ら構成し、前記第1部材16aを車体フレーム5
に取付け、かつ、第1部材16aの周方向一箇所
の上部から第2部材16b、16bにわたらせて
荷台3の第2軸芯P2及び第3軸芯P3周りでのダン
プ揺動にともなう前記ピン18の自転を許容し、
かつ、荷台3の第1軸芯P1周りでのダンプ揺動に
ともなう前記ピン18の上下揺動を許容する切欠
溝19を形成し、前記切欠溝19に前記ピン18
係入させてあり、シリンダ4の車体前後方向及び
車体左右方向の二軸芯周りでの揺動を許容しなが
らも、ピン18の溝19両側縁への接当によつ
て、シリンダチユーブ13のその長手方向軸芯周
りでの回転を規制し、それに連通接続したホース
20に対して無理な引つ張り力を生じさせること
の無いように構成してある。
本考案としては、車体側に球面部材15を、他
方、シリンダチユーブ13側に球面受け部材16
を設けるものでも良い。
以上要するに、本考案は、冒記した三方ダンプ
荷台のシリンダ取付構造において、前記油圧シリ
ンダを非ダンプ揺動時におい車体に対して垂直姿
勢となるように架設し、前記シリンダのチユーブ
の基端部と車体との一方に球面部材を、他方に球
面受け部材を夫々設け、前記球面部材にピンを、
球面部材の曲率中心を通り、かつ、非ダンプ揺動
時において前記第2及び第3軸芯に平行な軸芯近
くに、前記第1軸芯の位置から遠ざかる方向に向
けて突設するとともに、前記球面受け部材に、荷
台の第2軸芯及び第3軸芯周りでのダンプ揺動に
ともなう前記ピンの自転を許容し、かつ、荷台の
第1軸芯周りでのダンプ揺動にともなう前記ピン
の上下揺動を許容する切欠溝を形成し、前記切欠
溝に前記ピンを係入させて前記油圧シリンダのシ
リンダ軸芯まわりでの回動を阻止するように構成
してある事を特徴とする。
即ち、球面部材15に突設したピン18を球面
受け部材16に形成した切欠溝19に係入させる
ことにより、油圧シリンダ4のシリンダ軸芯まわ
りでの回動を阻止し、ホース20やそのシリンダ
チユーブ13への接続箇所に無理な力がかかるこ
とを確実良好に回避できるに至つた。
殊に、本考案によれば、ピン18を係入させる
ために球面受け部材16に形成する切欠溝19は
1箇所だけで良く、しかも、切欠溝19の大きさ
を極力小さくすることができるので、球面部材1
5と球面受け部材16との間での受け面積を大に
して支持強度面で有利にすることができる。
つまり、例えば、球面部材15を貫通する状態
でピン18の両端を球面部材15から突出させて
ある場合には、ピン18を係入するための切欠溝
19は2箇所必要になり、しかも、ダンプ揺動に
ともなうピン18の動きは、車体前後方向軸芯及
び車体左右方向軸芯のうちの一方の軸芯に平行な
軸芯まわりでの自転と、この軸芯位置を中心にし
て上下に揺動する動きであるのに対して、本考案
によれば、切欠溝19は1箇所でよく、しかも、
ダンプ揺動にともなうピン18の動きは、第2軸
芯P2及び第3軸芯P3に平行な軸芯まわりでの自転
と、この軸芯位置よりも上方側での上下揺動であ
るから、切欠溝19の深さを浅くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る三方ダンプ荷台のシリンダ
取付構造の実施例を示し、第1図はダンプ車の全
体側面図、第2図は要部の平面図、第3図は要部
の一部切欠拡大側面図、第4図は第3図の要部の
平面図である。 3…荷台、4…シリンダ、13…シリンダチユ
ーブ、15…球面部材、16…球面受け部材、1
8…ピン、19…切欠溝、P1…第1軸芯、P2…第
2軸芯、P3…第3軸芯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷台3を車体に、車体前後一端側の車体左右方
    向を向いた第1軸芯P1、車体左右両端側の車体前
    後方向を向いた第2及び第3軸芯P2,P3のいずれ
    か周りでダンプ揺動自在に設けると共に、前記荷
    台3を駆動ダンプするための油圧シリンダ4を、
    前記荷台3と車体とに亘つて前記第1軸芯P1、第
    2及び第3軸芯P2,P3に平行な両端芯周りで揺動
    自在に架設してある三方ダンプ荷台のシリンダ取
    付構造であつて、前記油圧シリンダ4を非ダンプ
    揺動時において車体に対して垂直姿勢となるよう
    に架設し、前記シリンダ4のチユーブ13の基端
    部と車体との一方に球面部材15を、他方に球面
    受け部材16を夫々設け、前記球面部材15にピ
    ン18を、球面部材15の曲率中心を通り、か
    つ、非ダンプ揺動時において前記第2及び第3軸
    芯P2,P3に平行な軸芯P4近くに、前記第1軸芯P1
    の位置から遠ざかる方向に向けて突設するととも
    に、前記球面受け部材16に、荷台3の第2軸芯
    P2及び第3軸芯P3周りでのダンプ揺動にともなう
    前記ピン18の自転を許容し、かつ、荷台3の第
    1軸芯P1周りでのダンプ揺動にともなう前記ピン
    18の上下揺動を許容する切欠溝19を形成し、
    前記切欠溝19に前記ピン18を係入させて前記
    油圧シリンダ4のシリンダ軸芯まわりでの回動を
    阻止するように構成してある事を特徴とする三方
    ダンプ荷台のシリンダ取付構造。
JP8164481U 1981-06-02 1981-06-02 Expired JPS62983Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8164481U JPS62983Y2 (ja) 1981-06-02 1981-06-02

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JP8164481U JPS62983Y2 (ja) 1981-06-02 1981-06-02

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Publication Number Publication Date
JPS57192844U JPS57192844U (ja) 1982-12-07
JPS62983Y2 true JPS62983Y2 (ja) 1987-01-10

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ID=29877146

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JP8164481U Expired JPS62983Y2 (ja) 1981-06-02 1981-06-02

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JPS57192844U (ja) 1982-12-07

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