JPS6013703Y2 - 3転ダンプトラツクの後部ヒンジ装置 - Google Patents

3転ダンプトラツクの後部ヒンジ装置

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Publication number
JPS6013703Y2
JPS6013703Y2 JP2912580U JP2912580U JPS6013703Y2 JP S6013703 Y2 JPS6013703 Y2 JP S6013703Y2 JP 2912580 U JP2912580 U JP 2912580U JP 2912580 U JP2912580 U JP 2912580U JP S6013703 Y2 JPS6013703 Y2 JP S6013703Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
cargo box
lower hinge
bodies
hinge body
Prior art date
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Expired
Application number
JP2912580U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56131238U (ja
Inventor
健 原
Original Assignee
極東開発工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 極東開発工業株式会社 filed Critical 極東開発工業株式会社
Priority to JP2912580U priority Critical patent/JPS6013703Y2/ja
Publication of JPS56131238U publication Critical patent/JPS56131238U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は3転ダンプトラツクの後部ヒンジ装置に関する
ものである。
一般に3転ダンプトラツクにあっては、部品点数を少な
くするために荷箱を左右方向にダンプさせるヒンジと、
荷箱後方にダンプさせるためのヒンジとを併用する後部
ヒンジが使用されている。
したがって特に後部ヒンジを構成する下部ヒンジ体は、
前後方向内転自在に軸支されるとともに荷箱を左右の一
方にダンプさせた場合に、上部ヒンジ体と離脱する側の
下部ヒンジ体が仮に回転して方向を変えてしまうと、荷
箱降下時には上部ヒンジ体との保合ができなくなるため
、後部の左右下部ヒンジ体はシャフトでもって一体状に
連結されている。
ところで前記したように後部の左右ヒンジ体はシャフト
でもって連結されている構造となっているため、例えば
左右ヒンジ体の取付時に左右ヒンジ体の取付方向が少し
ずれていると、左右後部ヒンジの係合状態は少なくとも
一方の係合が不完全なものとなり、ダンプ時にヒンジ部
が外れて荷箱が脱落する問題が発生する。
本考案は前記した問題を解決するもので、以下実施例を
図面について説明すると、第1図において1はシャシフ
レーム、2はシャシフレーム1上に搭載した荷箱、3.
3’及び3“ 3 pnはシャシフレーム1と荷箱2
間の後部及び前部の四隅にそれぞれ設けて、シャシフレ
ーム1と荷箱2間を係脱自在に連結する複数のヒンジを
示す。
4はシャシフレーム1と荷箱2間の略中央部に介装して
適宜選択したヒンジを中心にして荷箱2を後方及び左右
の一方にダンプさせることができる油圧シリンダを示す
前記したヒンジ部3,3′及び3″ 3 IIIは同一
構造で、その一つのヒンジ3を第2図及び第3図により
説明すると、シャシフレーム1上の後部に横設した支持
筒5の端部に突設し、係合凹部6を形成した下部ヒンジ
体7と、この下部ヒンジ体7に対向した荷箱2下面に固
着し、前記係合凹部6に嵌合し得るヒンジピン8を取付
けた上部ヒンジ体9と、軸10により下部ヒンジ体7に
揺動自在に軸支され、前記した上部ヒンジ体9のヒンジ
ピン8に係合する係止爪11とで構成されている。
ところで、前部の左右ヒンジ3″ 3 niを構成する
下部ヒンジ体7“ 7 IIIはシャシフレーム1上の
前部に横設した支持筒5′の両端に固着され、後部の左
右ヒンジ3,3′を構成する下部ヒンジ体7,7′は前
記した支持筒5の両端部に設けた軸受部材12.12’
と軸受部材12,12′内に嵌合腰一端が下部ヒンジ体
7,7′に固着した中空状シャフト13.13’とによ
りそれぞれ前後方向回転自在に軸支されている。
前記中空状シャフト13.13’には角孔14,14’
を穿設した短管15,15’が固着され、この角孔14
.14’には支持筒5内に設けた断面角形をしたトウシ
ョンバ16の両端部を嵌合させ、これにより左右の下部
ヒンジ体7,7′はトウションバ16により一体で前後
方向回転できるようになっている。
尚、17.17’は係止爪11,11’の下部に連着し
、係止爪11,11’を揺動させる操作ロッドである。
本考案は以上の構成で、第1図及び第2図に示すように
荷箱2を左右の一方にダンプさせる場合には、係止爪1
1,11’をヒンジピン8,8#にそれぞれ係合させて
一側のヒンジ3,3″の保合を保持し又係止爪11’、
11 ”’をヒンジピン8/、8111より外して他
側のヒンジ3’、3’“を離脱可能な状態にする。
前記状態で油圧シリンダ4を伸長させると、荷箱2は一
側のヒンジピン8,8#を中心にして側方にダンプする
ことになる。
ところで、前記の如く荷箱2を側方にダンプさせた場合
に、後部ヒンジ3,3′にあっては、ヒンジ3′が離脱
する他側の下部ヒンジ体7′とヒンジ部3が係合状態を
保持する一側の下部ヒンジ体7とは、トウションバ16
により連結されているため、他側の下部ヒンジ体7の回
転は防止され荷箱2の降下時には後部ヒンジ3′は確実
に保合できる。
次に荷箱2を後方にダンプさせるには、各係止爪11,
11’、11″ 11 mをそれぞれ操作して前部のヒ
ンジ3″ 3 IIIを離脱可能な状態にし、後部のヒ
ンジ3,3′を係合状にする。
前記状態で油圧シリンダ4を伸長させると、荷箱2は左
右の後部ヒンジ体7,7′を軸支するシャフト13.1
3’を中心にして後方にダンプすることになる。
ところで、後部ヒンジ3,3′を構成する左右の下部ヒ
ンジ体7,7′の取付けがそれぞれ異なる方向を向いて
取付けられている場合には、左右の下部ヒンジ体7,7
′は荷箱2の重みによりヒンジピン8,8′の下面と係
合凹部6,6′上面とが互いに水平でもって接合する状
態、すなわち正規の取付状態となるようにそれぞれ回転
力が作用する。
前記回転力はトウションバ16が捩られることにより吸
収されることになるため、左右の下部ヒンジ体7,7′
は互いに同一方向を向くように回転され、この状態では
係止爪11,11’はヒンジピン8,8′に確実に係止
することができる。
本考案は以上の如く、左右の後部ヒンジ体にトウション
バを連結したことにより、荷箱を側方にダンプさせる場
合に、離脱する側の下部ヒンジ体は回転せず、荷箱降下
時の係合を確実に行う。
又下部ヒンジ体の左右取付けにおいて、多少取付方向が
ずれていてもトウションバの捩れにより左右の下部ヒン
ジ体の取付は正しい取付方向に補正されることになり、
係止爪とヒンジピンとの係合を確実に行うことができ、
これによりダンプ時にヒンジ部が外れるという問題も無
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は3転ダンプトラツクの後面図、第2図は後部ヒ
ンジ部の断面図、第3図は後部ヒンジ部の斜視図である
。 1はシャシフレーム、2は荷箱、5は支持筒、7は下部
ヒンジ体、9は上部ヒンジ体、16はトウションバ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シャシフレーム上の後部に支持筒5を横設し、該支持筒
    の両端部には荷箱下面に設けた上部ヒンジ体9と係脱自
    在となる下部ヒンジ体7を前後方向回転自在にそれぞれ
    軸支し、左右の下部ヒンジ体には支持筒内に設けたトウ
    ションバ16の各端部をそれぞれ連着し、左右一対の下
    部ヒンジ体をトウションバにより前後方向一体に回転で
    きるようにしてなる3転ダンプトラツクの後部ヒンジ装
    置。
JP2912580U 1980-03-05 1980-03-05 3転ダンプトラツクの後部ヒンジ装置 Expired JPS6013703Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2912580U JPS6013703Y2 (ja) 1980-03-05 1980-03-05 3転ダンプトラツクの後部ヒンジ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2912580U JPS6013703Y2 (ja) 1980-03-05 1980-03-05 3転ダンプトラツクの後部ヒンジ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56131238U JPS56131238U (ja) 1981-10-05
JPS6013703Y2 true JPS6013703Y2 (ja) 1985-05-01

Family

ID=29625035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2912580U Expired JPS6013703Y2 (ja) 1980-03-05 1980-03-05 3転ダンプトラツクの後部ヒンジ装置

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JP (1) JPS6013703Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS56131238U (ja) 1981-10-05

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