JPS6297611A - ポリオレフイン多孔質膜の親水化法 - Google Patents
ポリオレフイン多孔質膜の親水化法Info
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- JPS6297611A JPS6297611A JP23694485A JP23694485A JPS6297611A JP S6297611 A JPS6297611 A JP S6297611A JP 23694485 A JP23694485 A JP 23694485A JP 23694485 A JP23694485 A JP 23694485A JP S6297611 A JPS6297611 A JP S6297611A
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- membrane
- polyolefin
- porous membrane
- ultraviolet rays
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は水処理や血液浄化等の分野で使用さnるポリオ
レフィン多孔質膜の親水化法に関する。
レフィン多孔質膜の親水化法に関する。
し従来の技術〕
ポリオレフィン多孔質膜は、機械的性質や耐薬品性が優
れている丸めにその適用分野が急速に拡大している。し
かし、ポリオレフィン多孔質膜は疎水性であるので水を
透過させることが難しく、水を始めとする親水性液体を
透過させるためには親水化処理が必債である。ポリオレ
フィンの表面改質による親水化法については、株々の方
法が検討さ匹ているが、表面形状が複雑な多孔質膜の親
水化に対して表面が滑らかなフィルム状物等の親水化法
を単純に適用することは出来ない。
れている丸めにその適用分野が急速に拡大している。し
かし、ポリオレフィン多孔質膜は疎水性であるので水を
透過させることが難しく、水を始めとする親水性液体を
透過させるためには親水化処理が必債である。ポリオレ
フィンの表面改質による親水化法については、株々の方
法が検討さ匹ているが、表面形状が複雑な多孔質膜の親
水化に対して表面が滑らかなフィルム状物等の親水化法
を単純に適用することは出来ない。
ポリオレフィン多孔質膜の親水化法としては(1)有機
溶剤湿潤・水置換法、(2)物理的吸着法、及び(3)
化学的表面変性法が仰られている。有機溶剤湿潤・水置
換法は、水との相溶性が艮好なアルコールやケトン等の
有機溶剤によってポリオレフィン多孔質膜の微細孔部を
含め次表面全体全湿潤処理した後、該有機溶剤を水で置
換する方法であるが、この方法では保存中や便用中に細
孔内の水が抜けるとその部分に再度水を光たすことがで
きなくなるので、多孔質膜の周囲に常時水を元たしてお
くことが必要であり、取り扱いが煩雑である。物理的吸
着法は特開昭54−153872号や特開昭59−24
732号に記載さnているようにポリエチレングリコー
ルや界面活性剤等の親水性物質を多孔質膜の表面に吸着
させて多孔質膜に親水性を付与する方法であり、操作は
間単であるが、長時間に亘っての保存または使用の間に
該親水性物質が脱離するので、必ずしも十分な親水化法
であるとは言えない。
溶剤湿潤・水置換法、(2)物理的吸着法、及び(3)
化学的表面変性法が仰られている。有機溶剤湿潤・水置
換法は、水との相溶性が艮好なアルコールやケトン等の
有機溶剤によってポリオレフィン多孔質膜の微細孔部を
含め次表面全体全湿潤処理した後、該有機溶剤を水で置
換する方法であるが、この方法では保存中や便用中に細
孔内の水が抜けるとその部分に再度水を光たすことがで
きなくなるので、多孔質膜の周囲に常時水を元たしてお
くことが必要であり、取り扱いが煩雑である。物理的吸
着法は特開昭54−153872号や特開昭59−24
732号に記載さnているようにポリエチレングリコー
ルや界面活性剤等の親水性物質を多孔質膜の表面に吸着
させて多孔質膜に親水性を付与する方法であり、操作は
間単であるが、長時間に亘っての保存または使用の間に
該親水性物質が脱離するので、必ずしも十分な親水化法
であるとは言えない。
化学的表面変性法としては、オゾンや過マンガン酸塩等
の酸化剤あるいはコロナ放電を利用して多孔質膜表面を
酸化変性する方法が知られているが、膜基質の酸化劣化
が不可避であり多孔質膜の強度か低下するという欠点を
有している。
の酸化剤あるいはコロナ放電を利用して多孔質膜表面を
酸化変性する方法が知られているが、膜基質の酸化劣化
が不可避であり多孔質膜の強度か低下するという欠点を
有している。
以上述べたように、有機溶剤湿潤・水置換法や物理的吸
着法では親水性の寿命不足、酸化法では膜基質の強度低
下等が問題であり、現在のところポリオレフィン多孔質
膜に対する有効な親水化法は確立されていない。
着法では親水性の寿命不足、酸化法では膜基質の強度低
下等が問題であり、現在のところポリオレフィン多孔質
膜に対する有効な親水化法は確立されていない。
本発明の目的は、従来技術が持つ前述の問題点を解消し
、ポリオレフィン多孔質膜の強度低下を招くことなく、
細孔内部を含めた表面全体にわたって親水化処理するこ
と可能にしたポリオレフィン多孔質膜の親水化法を提供
することにある。
、ポリオレフィン多孔質膜の強度低下を招くことなく、
細孔内部を含めた表面全体にわたって親水化処理するこ
と可能にしたポリオレフィン多孔質膜の親水化法を提供
することにある。
この目的を達成するため、本発明者等は酸化による親水
化法について鋭意研究し本発明全完成した。本発明の安
旨は、紫外線照射に工ってポリオレフィンから水素を引
き抜きすることのできる物質(以下「水素引き抜@物質
」と称す)を溶解させ友有機溶媒溶液にてポリオレフィ
ン多孔質膜を処理し友後、酸素が存在しない雰囲気下で
紫外線照射し、しかる後#R累と接触させることを特徴
とするポリオレフィン多孔質膜の親水化法にある。
化法について鋭意研究し本発明全完成した。本発明の安
旨は、紫外線照射に工ってポリオレフィンから水素を引
き抜きすることのできる物質(以下「水素引き抜@物質
」と称す)を溶解させ友有機溶媒溶液にてポリオレフィ
ン多孔質膜を処理し友後、酸素が存在しない雰囲気下で
紫外線照射し、しかる後#R累と接触させることを特徴
とするポリオレフィン多孔質膜の親水化法にある。
本発明は実質的に酸素の存在しない状態で、ある特定の
物質で被覆さn次状態のポリオレフィンに紫外線を照射
すると、該ポリオレフィンから水素か引き抜か扛、引続
き酸素の存在する雰囲気に暴露すると、水素が引き抜か
れた部分が選択的に酸化さnることを原理としている。
物質で被覆さn次状態のポリオレフィンに紫外線を照射
すると、該ポリオレフィンから水素か引き抜か扛、引続
き酸素の存在する雰囲気に暴露すると、水素が引き抜か
れた部分が選択的に酸化さnることを原理としている。
本発明のポリオレフィン多孔質膜に用いられルポリオレ
フィンとしてはエチレン、プロピレン、4−メチル−1
−ペンテン、3−メチル−1−ブテン等の群から選ば扛
る重合体または共重曾体金挙げることができる。また該
多孔質膜としては、中空糸膜、平膜、管状膜等の任意の
形態のものを用いることができ、用途に応じて種々の細
孔径を有するものを使用することができる。
フィンとしてはエチレン、プロピレン、4−メチル−1
−ペンテン、3−メチル−1−ブテン等の群から選ば扛
る重合体または共重曾体金挙げることができる。また該
多孔質膜としては、中空糸膜、平膜、管状膜等の任意の
形態のものを用いることができ、用途に応じて種々の細
孔径を有するものを使用することができる。
1水素引き抜き物質」としては、光重合に用いられうる
重付開始剤を埜けることができる。その例トして、ベン
ゾフェノン、パラクロロベンゾフェノン、2.4−ジク
ロロベンゾフェノン、シアノベンゾフェノン、4−メチ
ルベンゾフェノン、4−メトキシベンゾフェノン、ベン
ゾフェノンスルフィド等のベンゾフェノン系化合物、ア
ントラキノン、2−エチルアントラキノン等のアントラ
キノン系化合物、4−メトキシベンズアルデヒド、45
−ジメチルアセトフェノン、2.3−ブタンジオン、ジ
ベンジルケトン、ヒドラジン、銅レドックス系触媒等を
挙げることができるが、こnらの中でもベンゾフェノン
系化合物が特に好ましい。
重付開始剤を埜けることができる。その例トして、ベン
ゾフェノン、パラクロロベンゾフェノン、2.4−ジク
ロロベンゾフェノン、シアノベンゾフェノン、4−メチ
ルベンゾフェノン、4−メトキシベンゾフェノン、ベン
ゾフェノンスルフィド等のベンゾフェノン系化合物、ア
ントラキノン、2−エチルアントラキノン等のアントラ
キノン系化合物、4−メトキシベンズアルデヒド、45
−ジメチルアセトフェノン、2.3−ブタンジオン、ジ
ベンジルケトン、ヒドラジン、銅レドックス系触媒等を
挙げることができるが、こnらの中でもベンゾフェノン
系化合物が特に好ましい。
本発明で用いらnる有機溶媒には、前記「水素引き抜き
物質」の溶解が可能であり、かつポリオレフィン多孔質
膜に対する濡れ特性が良好であることが要求される。こ
のような有機溶媒を用いnば、ポリオレフィン多孔質膜
の細孔部分に1水素引き抜き物質」の到達が可能であり
、ポリオレフィン多孔質膜のほぼ全表面金「水素引き抜
き物質」で覆うことができる。有a!溶媒の濡n特性は
表面張力によって表現可能であり、有機溶媒の表面張力
はポリオレフィン多孔質膜を構成するポリオレフィンの
臨界表面張力以下であることが望ましい。実際には多孔
質膜という形態的な要因がある几めに、そnよりも若干
高くても艮く、溶媒の表面張力は40 dyn/ cm
以下が適当である。一般に有機溶剤と称さnる物質は概
ねこの条件を満足しており、例えはア七トン、メチルケ
トン、テトラヒドロフラン、クロロホルム、酢酸、ベン
ゼン、トルエン、メタノール、エタノール等を挙げるこ
とができる。
物質」の溶解が可能であり、かつポリオレフィン多孔質
膜に対する濡れ特性が良好であることが要求される。こ
のような有機溶媒を用いnば、ポリオレフィン多孔質膜
の細孔部分に1水素引き抜き物質」の到達が可能であり
、ポリオレフィン多孔質膜のほぼ全表面金「水素引き抜
き物質」で覆うことができる。有a!溶媒の濡n特性は
表面張力によって表現可能であり、有機溶媒の表面張力
はポリオレフィン多孔質膜を構成するポリオレフィンの
臨界表面張力以下であることが望ましい。実際には多孔
質膜という形態的な要因がある几めに、そnよりも若干
高くても艮く、溶媒の表面張力は40 dyn/ cm
以下が適当である。一般に有機溶剤と称さnる物質は概
ねこの条件を満足しており、例えはア七トン、メチルケ
トン、テトラヒドロフラン、クロロホルム、酢酸、ベン
ゼン、トルエン、メタノール、エタノール等を挙げるこ
とができる。
処理方法としては、友とえば常温において、「水素引き
抜き物質」全有機温媒に浴屏させ次溶液中にポリオレフ
ィン多孔質膜を浸漬する方法、あるいはポリオレフィン
多孔質中空糸膜で膜モジュールを製作した後、該溶液を
多孔質膜内に圧入する方法等全採用することができる。
抜き物質」全有機温媒に浴屏させ次溶液中にポリオレフ
ィン多孔質膜を浸漬する方法、あるいはポリオレフィン
多孔質中空糸膜で膜モジュールを製作した後、該溶液を
多孔質膜内に圧入する方法等全採用することができる。
溶液中の「水素引き抜き物質」の濃度は101〜5重量
%が適当であり、001重1t%未満では十分な親水性
が発現しない。また5M量%を越えても親水化効果が増
大することはなく、かえって過剰分が多孔質膜の細孔内
に残留し、その除去が困難になる場合があるので好まし
くない。
%が適当であり、001重1t%未満では十分な親水性
が発現しない。また5M量%を越えても親水化効果が増
大することはなく、かえって過剰分が多孔質膜の細孔内
に残留し、その除去が困難になる場合があるので好まし
くない。
このようにして処理さn、表面上に「水素引き抜き物質
」が存在するポリオレフィン多孔質膜は、実質的に酸素
か存在しない雰囲気下で紫外線照射さnる。紫外線照射
によって多孔質膜は「水素引き抜き物質」と反応し、多
孔質膜の表面から水素が引き抜かれるが、水素が引き抜
かnる箇所は[水素引き抜′f!物質」が共存する多孔
質膜の極表層部のみに限定さnるので、多孔質膜の基質
を損傷することなく、水素引き抜きを実施することか可
能である。
」が存在するポリオレフィン多孔質膜は、実質的に酸素
か存在しない雰囲気下で紫外線照射さnる。紫外線照射
によって多孔質膜は「水素引き抜き物質」と反応し、多
孔質膜の表面から水素が引き抜かれるが、水素が引き抜
かnる箇所は[水素引き抜′f!物質」が共存する多孔
質膜の極表層部のみに限定さnるので、多孔質膜の基質
を損傷することなく、水素引き抜きを実施することか可
能である。
本発明の紫外線の光源としては低圧水銀灯、高圧水銀灯
、キセノン灯、アーク灯等全用いることができる。照射
条件は元の出力1強度に依存し、低出力では十分な親水
化t−達成することが困難であり、また高出力ではポリ
オレフィン多孔質膜の損傷が大きいので適当な照射条件
の選定が必要である。適正な紫外線照射量はCLOO1
〜10jOu1e/crR2程度であり、好ましくばQ
、05〜1 joule/cIn”程度である。たとえ
ば水銀灯を光源として用いる場合は、入力を10〜30
0W /an程度とし、10〜50cIn程度の距離か
ら(L5〜300秒間程度照射することによって目標と
する親水化処理を達成することができる。
、キセノン灯、アーク灯等全用いることができる。照射
条件は元の出力1強度に依存し、低出力では十分な親水
化t−達成することが困難であり、また高出力ではポリ
オレフィン多孔質膜の損傷が大きいので適当な照射条件
の選定が必要である。適正な紫外線照射量はCLOO1
〜10jOu1e/crR2程度であり、好ましくばQ
、05〜1 joule/cIn”程度である。たとえ
ば水銀灯を光源として用いる場合は、入力を10〜30
0W /an程度とし、10〜50cIn程度の距離か
ら(L5〜300秒間程度照射することによって目標と
する親水化処理を達成することができる。
尚、紫外線照射時において酸素が存在すると、「水素引
き抜き物質」が酸化されて失活するので、ポリオレフィ
ン多孔質膜の表面変性ができず、従って親水化処理を達
成できないので、紫外線照射は不活性ガス雰囲2下にお
いて実施することが好ましい。ま友、この時の雰囲気温
度は膜基質を損傷しない範囲の温度であnばよく、通常
は常温で実施される。
き抜き物質」が酸化されて失活するので、ポリオレフィ
ン多孔質膜の表面変性ができず、従って親水化処理を達
成できないので、紫外線照射は不活性ガス雰囲2下にお
いて実施することが好ましい。ま友、この時の雰囲気温
度は膜基質を損傷しない範囲の温度であnばよく、通常
は常温で実施される。
紫外線照射さnたポリオレフィン多孔質膜は酸素雰囲気
下に置かn、既に水素が引き抜かれた箇所が酸化さ牡る
。酸素雰囲気としては、たとえば空党ヲ用いることがで
きる。このようにして酸化さf′Lfc部分が親水性を
有するので、はぼ全表面が親水化処理されたポリオレフ
ィン多孔質it−得ることができる。
下に置かn、既に水素が引き抜かれた箇所が酸化さ牡る
。酸素雰囲気としては、たとえば空党ヲ用いることがで
きる。このようにして酸化さf′Lfc部分が親水性を
有するので、はぼ全表面が親水化処理されたポリオレフ
ィン多孔質it−得ることができる。
以下実施例によって、本発明を更に具体的に説明する。
尚、実施例において、透水圧、水透過率及びアルコール
親水化法での水透過率はそnぞn有効膜面積が163c
W?の試験膜モジュールを用い次の方法に工って、また
引張破断強度も次の方法によって求めた。
親水化法での水透過率はそnぞn有効膜面積が163c
W?の試験膜モジュールを用い次の方法に工って、また
引張破断強度も次の方法によって求めた。
(1)透水圧:試験膜モジュールの一方(中空糸膜の場
合は中空糸の内側)から水圧を上げながら25℃の水1
[給し、透過水址が60−と50mになる時の水圧を測
定する。続いて横軸に水圧t%また縦軸に透過水量七プ
ロットシ、プロットしfC2点を結ぶ直線が横軸と又わ
る点の圧力値を求めその個を透水圧とする。
合は中空糸の内側)から水圧を上げながら25℃の水1
[給し、透過水址が60−と50mになる時の水圧を測
定する。続いて横軸に水圧t%また縦軸に透過水量七プ
ロットシ、プロットしfC2点を結ぶ直線が横軸と又わ
る点の圧力値を求めその個を透水圧とする。
(2) 水透過率:試験膜モジュールの一方(中空糸
膜の場合は中空糸の内側)から25℃の水を流し、膜間
差圧が50rmHg になる時の透過水量音測定し、そ
の値から水透過率(L/−・hr−1WIHg)t−求
める。
膜の場合は中空糸の内側)から25℃の水を流し、膜間
差圧が50rmHg になる時の透過水量音測定し、そ
の値から水透過率(L/−・hr−1WIHg)t−求
める。
(3) アルコール親水化法での水透過率;親水化処
理していない試験膜モジュールの一方(中空糸膜の場合
は中空糸膜の内側)からエタノールf 25 ml/
min の流量で15分間圧入して多孔質膜の細孔部ま
で光分にエタノールで湿潤させた後、水f 100 m
l/ minの流量で15分間流し、細孔内部に存在す
るエタノール金水で置換する。続いて(2)に記載した
方法により水透過率を測定する。
理していない試験膜モジュールの一方(中空糸膜の場合
は中空糸膜の内側)からエタノールf 25 ml/
min の流量で15分間圧入して多孔質膜の細孔部ま
で光分にエタノールで湿潤させた後、水f 100 m
l/ minの流量で15分間流し、細孔内部に存在す
るエタノール金水で置換する。続いて(2)に記載した
方法により水透過率を測定する。
(4) 引張破断強度;引張試験器を用い試長全10
0団、引張速度全50隠/ m i n として、引
張破断時の応力!全測足し、こf′Lを引張破断強度と
する。
0団、引張速度全50隠/ m i n として、引
張破断時の応力!全測足し、こf′Lを引張破断強度と
する。
実施例1
空孔率70チ、膜厚42μm1アルコール親水化法によ
る水透過率が五517m” −h r−+mHgのポリ
エチレン多孔質平膜を用いて有効膜面積163−の試験
膜モジュールを製作し、膜面の一方からベンゾフェノン
をα5重tチ含有するメチルエチルケトン浴液t−60
rtd/ minの流量で15分間圧入し友。続いて余
分な液を除去した後、該モジュールを窒素雰囲気に置い
て2 KWの高圧水銀灯(入力80W/αタイプ)t−
1秒間照射し友後、空気中に放置し友。
る水透過率が五517m” −h r−+mHgのポリ
エチレン多孔質平膜を用いて有効膜面積163−の試験
膜モジュールを製作し、膜面の一方からベンゾフェノン
をα5重tチ含有するメチルエチルケトン浴液t−60
rtd/ minの流量で15分間圧入し友。続いて余
分な液を除去した後、該モジュールを窒素雰囲気に置い
て2 KWの高圧水銀灯(入力80W/αタイプ)t−
1秒間照射し友後、空気中に放置し友。
この様にして得られた親水化多孔質膜モジュールの透水
圧、水透過率及び膜の引張破断強度を測定し友ところ、
第1表に示すような艮好な結果が得らnた。
圧、水透過率及び膜の引張破断強度を測定し友ところ、
第1表に示すような艮好な結果が得らnた。
比較例1
実施例1において、高圧水銀灯による光照射を空気中で
実施し、その他の条件は実施例1と全く同様にして実施
し、第1表の結果を得た。
実施し、その他の条件は実施例1と全く同様にして実施
し、第1表の結果を得た。
第1表において透水圧は殆んど低下しておらず酸素共存
下で光照射する場合はモジュールが殆んど親水化さnな
いことがわかる。
下で光照射する場合はモジュールが殆んど親水化さnな
いことがわかる。
比較例2
実施例1と同一の未処理の試験膜モジュールを用い、温
度50℃にて濃度1チのオゾン雰囲気中で30分間酸化
処理し、実施例1と同様にして性能を評価し第1表の結
果を得た。この結果よりオゾン酸化法の場合は多孔質膜
の親水化は進行しているが、膜強度が低下していること
がわかる。
度50℃にて濃度1チのオゾン雰囲気中で30分間酸化
処理し、実施例1と同様にして性能を評価し第1表の結
果を得た。この結果よりオゾン酸化法の場合は多孔質膜
の親水化は進行しているが、膜強度が低下していること
がわかる。
実施例2
空孔率68係、膜厚40μm1内径270μm、アルコ
ール親水化法による水透過率が五517m2・hr−+
o+Hgのポリエチレン多孔質中空糸膜を用いて有効膜
面積163 cm2の試験膜モジュールを製作し、中空
糸の内側からパラクロロベンゾフェノンin7重量%含
有するアセトン溶液を25m1/minの流量で15分
間圧入し友。続いて余分な液を除去した後、該七ジュー
ルを窒素雰囲気中に置いて実施例1の高圧水銀灯’(5
秒間照射した後、空気中に放置した。
ール親水化法による水透過率が五517m2・hr−+
o+Hgのポリエチレン多孔質中空糸膜を用いて有効膜
面積163 cm2の試験膜モジュールを製作し、中空
糸の内側からパラクロロベンゾフェノンin7重量%含
有するアセトン溶液を25m1/minの流量で15分
間圧入し友。続いて余分な液を除去した後、該七ジュー
ルを窒素雰囲気中に置いて実施例1の高圧水銀灯’(5
秒間照射した後、空気中に放置した。
この様にして得られ九親水化多孔質中空糸膜モジュール
の透水圧、水透過率及び中空糸膜の引張破断強度を測定
し友ところ、第1表に示すような艮好な結果が得らn友
。
の透水圧、水透過率及び中空糸膜の引張破断強度を測定
し友ところ、第1表に示すような艮好な結果が得らn友
。
実施例3
空孔率45チ、膜厚22μm、内径200μm1アルコ
ール親水化法による水透過率がα551/mz−hr−
1alHg のポリプロピレン多孔質中空糸膜を用い
て有効膜面積163α2の試験膜モジユール全製作し、
中空糸の内・側からベンゾフェノン(i−1,0重量%
含Mするアセトン浴1k15trd/ m i nの流
量で25分間圧入し友。
ール親水化法による水透過率がα551/mz−hr−
1alHg のポリプロピレン多孔質中空糸膜を用い
て有効膜面積163α2の試験膜モジユール全製作し、
中空糸の内・側からベンゾフェノン(i−1,0重量%
含Mするアセトン浴1k15trd/ m i nの流
量で25分間圧入し友。
次に余分な液を除去し友後、該モジュールを窒素雰囲気
中に置いて実施例1の高圧水銀灯を1秒間照射した後、
空気中に放置した。
中に置いて実施例1の高圧水銀灯を1秒間照射した後、
空気中に放置した。
この様にして得らnた親水化多孔質中空糸膜モジュール
の透水圧、水透過率及び中空糸膜の引張破断強度t−測
足し友ところ、第1表に示すような艮好な結果を示した
。
の透水圧、水透過率及び中空糸膜の引張破断強度t−測
足し友ところ、第1表に示すような艮好な結果を示した
。
比較例3
実施例3において高圧水銀灯による光照射を空気中で実
施し、その他の条件は実施例3と全く同様にして実施し
、第1表の結果を得た。第1表において透水圧は殆んど
低下しておらず、酸素共存下で光照射する場合はモジュ
ールが殆んど親水化さnないことがわかる。
施し、その他の条件は実施例3と全く同様にして実施し
、第1表の結果を得た。第1表において透水圧は殆んど
低下しておらず、酸素共存下で光照射する場合はモジュ
ールが殆んど親水化さnないことがわかる。
比較例4
実施例3と同一の未処理の試験膜モジュールを用い、温
度50℃にて濃度1憾のオゾン雰囲気中で30分間酸化
処理し、実施例3と同様にして性能全評価し第1表の結
果を得た。この結果よりオゾン酸化法の場合は多孔質膜
の親水化は進行しているか、膜強度が低下していること
がわかる。
度50℃にて濃度1憾のオゾン雰囲気中で30分間酸化
処理し、実施例3と同様にして性能全評価し第1表の結
果を得た。この結果よりオゾン酸化法の場合は多孔質膜
の親水化は進行しているか、膜強度が低下していること
がわかる。
第 1 表
〔発明の効果〕
実施例の結果から明らかなように、本発明の方法全採用
することにより、ポリオレフィン多孔質膜の強度低下を
招くことなぐ細孔内部を含めた表面全体に亘って親水化
処理することが可能である。
することにより、ポリオレフィン多孔質膜の強度低下を
招くことなぐ細孔内部を含めた表面全体に亘って親水化
処理することが可能である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、紫外線照射によつてポリオレフインに対して水素引
き抜き型反応をする物質を溶解さ せた有機溶媒溶液にてポリオレフイン多孔質膜を処理し
た後、酸素が存在しない雰囲気下で紫外線照射し、しか
る後酸素と接触させることを特徴とするポリオレフイン
多孔質膜の親水化法。 2、紫外線照射によつてポリオレフインに対して水素引
き抜き型反応をする物質がベンゾフエノン系化合物であ
る特許請求の範囲第1項記載のポリオレフイン多孔質膜
の親水化法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23694485A JPS6297611A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | ポリオレフイン多孔質膜の親水化法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23694485A JPS6297611A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | ポリオレフイン多孔質膜の親水化法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6297611A true JPS6297611A (ja) | 1987-05-07 |
Family
ID=17008062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23694485A Pending JPS6297611A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | ポリオレフイン多孔質膜の親水化法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6297611A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5032331A (en) * | 1987-01-12 | 1991-07-16 | Terumo Kabushiki Kaisha | Method for production of hydrophilic porous membrane of polyvinylidene fluoride |
JPH04289266A (ja) * | 1991-03-18 | 1992-10-14 | Railway Technical Res Inst | 超高分子量ポリエチレン繊維および超高分子量ポリエチレン繊維強化複合体 |
WO2002055593A1 (en) * | 2001-01-16 | 2002-07-18 | Csem Centre Suisse D'electronique Et De Microtechnique S.A. | Surface passivation of organic polymers and elastomers |
-
1985
- 1985-10-23 JP JP23694485A patent/JPS6297611A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5032331A (en) * | 1987-01-12 | 1991-07-16 | Terumo Kabushiki Kaisha | Method for production of hydrophilic porous membrane of polyvinylidene fluoride |
JPH04289266A (ja) * | 1991-03-18 | 1992-10-14 | Railway Technical Res Inst | 超高分子量ポリエチレン繊維および超高分子量ポリエチレン繊維強化複合体 |
WO2002055593A1 (en) * | 2001-01-16 | 2002-07-18 | Csem Centre Suisse D'electronique Et De Microtechnique S.A. | Surface passivation of organic polymers and elastomers |
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