JPS6296678A - 化学めつき廃液の処理方法 - Google Patents

化学めつき廃液の処理方法

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JPS6296678A
JPS6296678A JP23826585A JP23826585A JPS6296678A JP S6296678 A JPS6296678 A JP S6296678A JP 23826585 A JP23826585 A JP 23826585A JP 23826585 A JP23826585 A JP 23826585A JP S6296678 A JPS6296678 A JP S6296678A
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Yaozo Kumagai
熊谷 八百三
Shoichi Sugiyama
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TOYO TERUMII KK
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C18/00Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating
    • C23C18/16Chemical coating by decomposition of either liquid compounds or solutions of the coating forming compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating; Contact plating by reduction or substitution, e.g. electroless plating
    • C23C18/1601Process or apparatus
    • C23C18/1617Purification and regeneration of coating baths
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、化学めっき廃液を処理する方法に関するもの
である。
〔従来技術〕
化学めっきは、化学還元剤の働きにより、金属イオンを
所要の固体表面に金属として析出させる方法である。化
学めっきを継続するためには、還元反応で消費される成
分である金属イオンと還元剤を外部より補給しなければ
ならない。そして、このような補給を繰返し行っていく
と、最後にはめっき液として使用限界に達しためっき廃
液となり、廃棄される。この化学めっき廃液は無公害化
処理を施して廃棄することが要求されるが、しかし、こ
の廃液には多量(5〜400g/ Q )の有機酸が含
まれるために、そのCOD、 BOD等の公害対策を行
うことが非常に困難である。
一般的に、有機物の公害対策としては、電解酸化法、微
生物処理法及び沈殿法等が行われているが、電解酸化法
及び微生物処理法は、いずれも、有機物の構造を変化さ
せて無害化を行うために有機物を再利用し得ないという
難点がある。これに対し、沈殿法では有機物を沈殿させ
て除去するために、適当な沈殿剤を用いると、沈殿を再
び有機物として回収し得るという利点がある。しかしな
がら、前記化学めっき廃液に対しては、従来、工業的に
有利な沈殿処理法は未だ開発されていない。
〔目   的〕 本発明は、化学めっき廃液から、それに含まれる有価成
分を分離回収し、再利用することのできる化学めっき廃
液の処理方法を提供することを目的とする。
〔構  成〕
本発明によれば、化学めっき廃液を処理するに際し、 (i)該廃液からそれに含まれている金属分を除去する
工程、 (ii)該金属分を除去した後の廃液にアルカリ土類金
属塩を添加して、該廃液に含まれている有機酸成分をア
ルカリ土類金属塩として沈殿させる工程、 (iii)該沈殿を分離する工程、 (iv)該分離された沈殿に硫酸を反応させて。
該沈殿を再溶解させて有機酸を生成させると共に、アル
カリ土類金属硫酸塩の沈殿を形成させる工程、 (v)該沈殿を分離し、有機酸溶液を回収する工程、 からなることを特徴とする化学めっき廃液の処理方法が
提供される。
本発明における化学めっき廃液としては、各種の化学め
っき工場から排出されるものを用いることができ、この
ような化学めっき廃液は、一般的に、例えば、Au、A
区、Cu、 Ni又はCo等の金属イオンを1種又は2
種以上含むと共に、酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、コハ
ク酸、グリシン等の有機酸又はその塩を1種又は2種以
上含むものである。
本発明では、このような化学めっき廃液(以下。
単に廃液ともいう)を処理するために、先ず、金属除去
剤を用いて廃液を処理し、その廃液中に含まれる金属分
を除去する。本発明において、この金属分の除去は重要
で、この工程を省くと、後続の有機酸沈殿工程において
効率的に有機酸を沈殿させることができない。即ち、化
学めっき廃液においては、有機酸は金属イオンとの錯体
を形成しているが、このような錯体を形成している有機
酸は、沈殿剤としてのアルカリ土類金属イオンを加えて
も、沈殿を容易に形成しない。
本発明で用いる金属除去剤としては、廃液中に含まれる
有機酸に影響を与えず、金属分を選択的に吸着又は反応
除去し得るものであれば任意のものが使用可能であり、
液状及び固体状のものがいずれも使用可能であるが、一
般には、固体状のものの方が使用後の廃液中からの分離
が容易で、作業効率もすぐれていることから有利である
。液状の金属除去剤としては、硫化水素溶液等があり、
また、固体状の金属除去剤としては、イオン交換樹脂や
、金属捕集材料1例えば、金属との反応基(例えば、メ
ルカプト基)を有する高分子材料等がある。金属捕集材
料としては、従来極めて多数のものが開発されており、
それらの公知のものを廃液中に含まれる金属の種類に応
じて適宜選択使用すればよい。本発明において、この金
属除去工程を有利に実施するには、固体表面を持つ金属
堆積用固体物質を貴金属捕捉性表面処理剤で処理した後
、貴金属イオンを含む溶液を用いて表面処理したものを
金属除去剤として用い、これを廃液と接触させる。この
ような処理では、廃液中の金属分がその固体表面に析出
堆積して廃液中から分離されると共に、金属分の堆積し
た固体物質が得られる。この金属分の堆積した固体物質
は、導電性充填剤として各種の分野に応用され1例えば
、これをプラスチック材料に配合して、電磁シールド性
、帯電防止性を有する成形材料として利用することがで
きる。
前記固体物質としては、例えば、マスコバイトマイカ、
フロゴパイトマイ力等の板状マイカ鉱物やタルク等の、
板状鉱物、チタン酸カリウムウィスカ、ウオラストナイ
ト、アスベスト、セビオライト等の針状鉱物の他、シリ
カ、アルミナ、ガラスフレーク、ガラスファイバー、カ
ーボンファイバー、シリコンファイバー等が挙げられる
。この固体物質の形状は制限されず、板状、針状ないし
繊維状、粒状などの種々の形状であることができる。
また、前記貴金属捕捉性表面処理剤は、固体表面に吸着
させた場合に、固体表面の貴金属に対する吸着性を高め
得るものであり、一般的には、分子内に固体表面に対し
て親和性を有する官能基を少なくとも1個及び貴金属に
対して捕捉性(親和性)を有する官能基を少なくとも1
個有する有機化合物が適用される。固体表面に対して親
和性を有する官能基として■、例えば、カルボキシル基
、エステル基、アミノ基、水酸基、ニトリル基、ハロゲ
ン基(クロル基、°ブロム基等)、インシアネート基、
グリシドキシ基、シラン及びチタンに結合するアルコキ
シ基、ビニル基等の不飽和基等があり、貴金属に対して
捕捉性を示す基としては、前記したような種々の官能基
を挙げることができる。
貴金属捕捉性表面処理剤の持つ2個以上の官能基は、同
種又は異種のものであってもよく、結合の位置は分子両
末端あるいは側鎖のいずれでもよい。また、これら官能
基を持つ表面処理剤の分子量の範囲は低分子化合物から
オリゴマーあるいは高分子であってもよく、特に制約さ
れない。
前記のような官能基を2個以上有する貴金属捕捉性表面
処理剤の具体例としては、例えば、γ−クロロプロピル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロびルトリエトキシ
シラン、ビニルトリエトキシシラン、γ−メタアクリロ
キシプロピルトリエトキシシラン、N−β−アミノエチ
ル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β−
アミノエチル−γ−アミノプロピルメチルジメトキシシ
ラン等のシラン化合物;ヘキサメチレンジアミン、トリ
メチレンジアミン、ジアミノドデカン等のアミノ化合物
:マレイン酸、セパシン酸、アジピン酸等のジカルボン
酸;トリエチレングリコール。
ポリエチレングリコール、ジグリコールアミン等のグリ
コール化合物;マロンニトリル、ポリアクリロニトリル
等のニトリル化合物;イソプロピルトリ(ジオクチルピ
ロフォスフェート)チタネート。
チタニウムジ(ジオクチルピロフォスフェート)オキシ
アセテート、イソプロピル(N−エチルアミノ−エチル
アミノ)チタネート、イソプロピルトリイソステアロイ
ルチタネート等のチタネート化合物の他、マレイン化ポ
リブタジェン、末端カルボキシル化ポリブタジェン、末
端グリコール化ポリブタジェン、アクリロニトリル/ブ
タジェン共重合体、ポリブタジェン等のブタジェン重合
体、ブタジェン共重合体及びそのグラフト化合物;リノ
ール酸、リルン酸等の不飽和脂肪酸;塩化パラフィン、
塩素化ポリエチレン等の塩素化物等が挙げられる。
さらに、前記貴金属捕捉性表面処理剤としては、前記の
ものの他、下記に示す含窒素化合物も適用し得る。
(1)下記に示す含窒素モノマーのオリゴマー、単独重
合体及び共重合体。
アリルアミン、ビニルピリジン、アミノスチレン、ビニ
ルピロール、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカルバ
ゾール、アクリルアミド、N、N−ジメチルアクリルア
ミド、アクリロニトリル、ジメチルアミノプロピルメタ
クリルアミド等。
(2)アミノ酸類のオリゴマー、単独重合体及び共重合
体。
(3)ゼラチン、アルブミン、カゼイン等のポリペプチ
ド類や、キチン、キトサン等の含窒素天然高分子。
(4)エチレンイミン、オキサゾリン類、オキサゾリジ
ン類等の含窒素環状モノマーのオリゴマー。
単独重合体及び共重合体。
(5)ウレタン樹脂等のウレタン結合を有するオリゴマ
ー及び重合体。
(6)メラミン樹脂、尿素樹脂等。
固体表面を前記したような貴金属捕捉性表面処理剤で処
理するには、この表面処理剤を適当な溶媒1例えば、エ
チルアルコール、アセトン、トルエン、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、ジオキサン等に溶解さ
せて溶液とし、この溶液に固体物質を浸漬等の方法によ
り接触させた後、溶媒を揮散させる湿式法や、ヘンシェ
ルミキサー等を用い、機械的に溶液を被覆させる乾式法
等が採用される。
前記のようにして表面処理された固体物質は、表面に貴
金属捕捉性の官能基が露出した表面性状の改質されたも
ので、このものは、次に、貴金属イオンを含む溶液と接
触させて、貴金属を捕捉させ、固体表面に貴金属層を形
成させる。この貴金属層は、後続の化学めっき廃液から
それに含まれる金属イオンを固体表面に析出させる際の
触媒的効果を示すものである。この場合の貴金属とじて
は、パラジウム、白金、金等が用いられるが、好ましく
はパラジウムである。この貴金属イオンを含む溶液は、
従来公知の方法に従って調製することができ、例えば、
貴金属の可溶性塩、例えばハロゲン化物を、塩酸等の可
溶化剤の存在下で水中に溶解させることによって調製さ
れる。貴金属の付着量は、固体物質100重量部に対し
、 3X10− s〜3X10−”重量部、好ましくは
3X10−’〜3X1.0−2重量部である。この貴金
属イオンを含む溶液により表面処理された固体物質は、
水洗され、次の廃液からの金属分の除去処理に付される
。なお、前記のような化学めっき廃液からの金属分の固
体表面への堆積分離技術については、特願昭57−89
332号明細書等に記載されている。
廃液中からそれに含まれる金属分を除去する場合、前記
のように金属除去剤を用いることが有利であるが、場合
によっては、他の手段によっても行うことができる。例
えば、廃液中に含まれる金属分(銅等)が酒石酸成分(
ロッシェル塩)との錯塩を形成している場合には、廃液
を加熱することによっても金属分を除去することができ
る。
次に前記のようにして金属分の除去された廃液には、ア
ルカリ土類金属塩を添加して、それに含まれる有機酸を
不溶性のアルカリ土類金属塩として沈殿させる。この場
合、アルカリ土類金属塩としては、塩化カルシウムや、
塩化マグネシウム等の水に溶けて、アルカリ土類金属イ
オンを放出し得るものであればよい。
この場合、pH条件は、右記酸成分の種類に応じて、弱
酸性から、アルカリ領域が適宜用いられ。
通常3〜11である。このようにして形成された有機酸
アルカリ土類金属塩の沈殿は、濾過法や遠心分離法等の
通常の固液分離法で廃液中から分離する。
次に、前記のようにして分離された有機酸アルカリ土類
金属塩の沈殿に対し、硫酸を加えてその沈殿を再溶解し
て、有機酸を生成させると共に、アルカリ土類金属硫酸
塩の沈殿を形成させる。この場合のPH条件は通常、6
以下である。そして、このようにして形成したアルカリ
土類金属硫酸塩の沈殿を除去することにより、有機酸を
得ることができる。この有機酸は、再び化学めっき液成
分として使用することができる。
本発明において、アルカリ土類金属塩を添加し、沈殿を
形成させた後の廃液は、金属分と有機酸成分の除去され
たものであり、COD及びBODの著しく減少されたも
のである。従って、この廃液は、そのままあるいは適当
な処理を施して廃棄することができる。また、この際に
得られた沈殿は有機酸成分を含むものであり、この沈殿
からそれに含まれる有機酸成分を前記のようにして回収
することは好ましいことではあるが、場合によっては、
この有機酸成分を含む沈殿は、廃棄処理することも可能
である。
〔効  果〕
本発明によれば、従来、無公害処理の困難な化学めっき
廃液を公害性の著しく減少されたものに処理し得ると共
に、廃液中に含まれる有機酸成分を効果的に分前回収す
ることができるので、その産業的意義は多大である。
〔実施例〕
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
実施例1 リンゴ酸を含む化学ニッケルめっき廃液(Ni濃度:5
gIQ、リンゴ酸濃度: 30g/ Q)の処理を行う
ために、この廃液IQ中に、先ず、金属除去剤を添加混
合した。この場合、金属除去剤としては。
平均粒径60メツシユ、比表面積0.67yrr/gの
プロゴパイト系マイカフレークを下記のようにして下地
処理したものを用いた。
即ち、このマイカフレーク100gを、γ−アミノプロ
ピルトリエトキシシランの濃度0.5〜1.0重量%の
溶液1200ccに、室温で2時間浸漬させた後、温度
110℃で2時間乾燥させて溶媒を揮散させた。
次にこのようにして得られた表面処理されたマイカフレ
ーク20gを、塩化パラジウム(PdC11I2)の塩
酸酸性の水溶液(PdCQz濃度5x1o−@g/12
)の液50m D、に室温で30分間浸漬した後濾過し
、20ccの脱イオン水で2回水洗して下記処理を行っ
た。
次に、この下記処理されたマイカフレークをニッケルめ
っき廃液lQ当り抛の割合で投入し攪拌を行いながら7
0〜95℃で昇温し、20〜40分間処理した。
次に、前記のようにして得られた処理物を吸引濾過し、
廃液とマイカフレークとを分離し、廃液は次の処理に供
し、一方、マイカフレークはこれを乾燥して製品とした
。このマイカフレークを導電性測定容器に入れ、テスタ
ーにより導電性を調べたところ、導電性を示すことが確
認された。
次に、前記得られた廃液に、そのIQ当り、塩化カルシ
ウム(CaCQ 2 ・2H20)26gの割合で添加
した。この塩化カルシウムの添加により、廃液のpHは
約7の値になり、リンゴ酸カルシウムの沈殿が生成した
次に、この沈殿を濾取し、乾燥し、その重量を測定して
、リンゴ酸回収率を算出したところ、80%であった。
この沈殿乾燥物を、濃度20%の硫酸に添加混合して、
再溶解させると共に、硫酸カルシウムを沈殿させた後、
この沈殿を濾過分離してリンゴ酸水溶液を得た。この溶
液中にリンゴ酸を定量し、沈殿乾燥物からのリンゴ酸回
収率を算出したところ、80%であり、原料めっき廃液
からの1       回収率は64%であった。
i        実施例2 クエン酸及びグリシンを含む化学ニッケル廃液から、実
施例1と同様にして、クエン酸及びグリシンを回収した
。この場合、原料めっき廃液からのクエン酸及びグリシ
ンの合計回収率は、廃液基準で60%であった。
、1     ヶエ。
実施例1において、酒石酸を含むpHtoの化学銅めっ
き廃液(Cu濃度73gIQ、酒石酸濃度: 40g/
 Q )を用いた以外は同様にして実験を行い、酒石酸
を回収した。この酒石酸の廃液基準の回収率は98%で
あった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)化学めっき廃液を処理するに際し、 (i)該廃液からそれに含まれている金属分を除去する
    工程、 (ii)該金属分を除去した後の廃液にアルカリ土類金
    属塩を添加して、該廃液に含まれてい る有機酸成分をアルカリ土類金属塩として 沈殿させる工程、 (iii)該沈殿を分離する工程、 からなることを特徴とする化学めっき廃液の処理方法。
  2. (2)化学めっき廃液を処理するに際し、 (i)該廃液からそれに含まれている金属分を除去する
    工程、 (ii)該金属分を除去した後の廃液にアルカリ土類金
    属塩を添加して、該廃液に含まれてい る有機酸成分をアルカリ土類金属塩として 沈殿させる工程、 (iii)該沈殿を分離する工程、 (iv)該分離された沈殿に硫酸を反応させて、該沈殿
    を再溶解させて有機酸を生成させると 共に、アルカリ土類金属硫酸塩の沈殿を形 成させる工程、 (v)該沈殿を分離し、有機酸溶液を回収する工程、 からなることを特徴とする化学めっき廃液の処理方法。
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Cited By (1)

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