JPS6296602A - 原料金属粉の熱処理炉 - Google Patents
原料金属粉の熱処理炉Info
- Publication number
- JPS6296602A JPS6296602A JP60236689A JP23668985A JPS6296602A JP S6296602 A JPS6296602 A JP S6296602A JP 60236689 A JP60236689 A JP 60236689A JP 23668985 A JP23668985 A JP 23668985A JP S6296602 A JPS6296602 A JP S6296602A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zone
- heating
- heat treatment
- slow cooling
- metallic powder
- Prior art date
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- Powder Metallurgy (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は金属粉の熱処理炉に係り、特に加熱均熱時間や
徐冷時間を相互に加減できる熱処理炉に関し、鉄酸化物
粉、硫化鉄粉、鉄化合物を原料として製造された粗製鉄
粉、アトマイズ粗製鉄粉、たらい粉、高炉スラグから磁
選した粗製鉄粉等の熱処理の分野で利用される。
徐冷時間を相互に加減できる熱処理炉に関し、鉄酸化物
粉、硫化鉄粉、鉄化合物を原料として製造された粗製鉄
粉、アトマイズ粗製鉄粉、たらい粉、高炉スラグから磁
選した粗製鉄粉等の熱処理の分野で利用される。
従来、粉末金属用の原料粉の仕上熱処理は、例えば特開
昭５８−１９４０１号公報に開示されている如くベルト
炉とよばれる連続式水平炉において必要に応じて脱炭、
脱酸、脱窒等が行われている。
昭５８−１９４０１号公報に開示されている如くベルト
炉とよばれる連続式水平炉において必要に応じて脱炭、
脱酸、脱窒等が行われている。
すなわち、第５図に示す如く金属粉の熱処理炉２は加熱
均熱帯４、徐冷帯６、冷却帯８から構成され金属粉１０
は原料装入口１２からエンドレスの搬送ベルト１４上に
供給され炉内を移動する。
均熱帯４、徐冷帯６、冷却帯８から構成され金属粉１０
は原料装入口１２からエンドレスの搬送ベルト１４上に
供給され炉内を移動する。
加熱均熱帯４にはラジアントチューブ（図示せず）が配
設され燃料ガスが燃焼され、一方炉内には無酸化もしく
は還元性雰囲気ガス１６が供給され、それらの雰囲気内
において金属粉１０は８００℃以上に加熱され、所定の
均熱時間をとることによって脱炭、脱酸等が行われる。
設され燃料ガスが燃焼され、一方炉内には無酸化もしく
は還元性雰囲気ガス１６が供給され、それらの雰囲気内
において金属粉１０は８００℃以上に加熱され、所定の
均熱時間をとることによって脱炭、脱酸等が行われる。
次に徐冷帯６において所定時間放冷されることによって
約５００℃まで徐冷され、この間に雰囲気中のＨによっ
て脱窒か行われる。熱処理された金属粉１０は最後に冷
却帯８において酸化を防止するため約１００℃以下まで
冷却され炉外に排出され製品となる。
約５００℃まで徐冷され、この間に雰囲気中のＨによっ
て脱窒か行われる。熱処理された金属粉１０は最後に冷
却帯８において酸化を防止するため約１００℃以下まで
冷却され炉外に排出され製品となる。
加熱均熱帯４は加熱用ラジアントチューブが複数のゾー
ンに分けて配置され、それぞれのゾーンは単独に炉温を
コントロールできるようになっているが、加熱均熱帯４
および徐冷帯６はそれぞれ長さが固定してしているので
、銘柄の切替に伴う成分、粒度等の原料性状の変化、あ
るいは同−銘柄内の性状のばらつきに対応して通常の場
合よりも加熱均熱時間を延長したい場合、あるいは徐冷
時間を延長したい場合には、搬送ベルト１４の速度を落
す処蓋をとらざるを得ず、結果として熱処理炉２の生産
性を低下し問題となっていた。
ンに分けて配置され、それぞれのゾーンは単独に炉温を
コントロールできるようになっているが、加熱均熱帯４
および徐冷帯６はそれぞれ長さが固定してしているので
、銘柄の切替に伴う成分、粒度等の原料性状の変化、あ
るいは同−銘柄内の性状のばらつきに対応して通常の場
合よりも加熱均熱時間を延長したい場合、あるいは徐冷
時間を延長したい場合には、搬送ベルト１４の速度を落
す処蓋をとらざるを得ず、結果として熱処理炉２の生産
性を低下し問題となっていた。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決し、搬送
ベルトの速度を変更せずに、加熱均熱時間もしくは徐冷
時間を延長できる金属粉の熱処理炉を提供するにある。
ベルトの速度を変更せずに、加熱均熱時間もしくは徐冷
時間を延長できる金属粉の熱処理炉を提供するにある。
本発明の要旨とするところは次の如くである。
すなわち、粉末冶金用の金属粉を無酸化もしくは還元性
雰囲気で連続的に熱処理する加熱均熱帯、徐冷帯および
冷却帯を有して成る金属粉の熱処理炉において、前記加
熱均熱帯および徐冷帯に進行方向に直角に設けられた開
閉可能な仕切壁と、前記加熱均熱帯の一部および徐冷帯
に配設された加熱、冷却切換え可能なラジアントチュー
ブと、分有して成ることを特徴とする金属粉の熱処理炉
である。
雰囲気で連続的に熱処理する加熱均熱帯、徐冷帯および
冷却帯を有して成る金属粉の熱処理炉において、前記加
熱均熱帯および徐冷帯に進行方向に直角に設けられた開
閉可能な仕切壁と、前記加熱均熱帯の一部および徐冷帯
に配設された加熱、冷却切換え可能なラジアントチュー
ブと、分有して成ることを特徴とする金属粉の熱処理炉
である。
本発明の詳細を第１図に図示の実施例により説明する。
従来の熱処理炉は第５図に示す如く加熱均熱帯４と徐冷
帯６は固定式の隔壁１８によって区切られていた。本発
明においては加熱均熱帯４と徐冷帯６の間には従来の固
定式隔壁１８はなく連続し、それに替えて進行方向に直
角に設けられた開閉可能な複数個の仕切壁２０が設けら
れている。第１図においては仕切壁２０は２０１，２０
２．２０３．２０４．２０５の５個が設けられている。
帯６は固定式の隔壁１８によって区切られていた。本発
明においては加熱均熱帯４と徐冷帯６の間には従来の固
定式隔壁１８はなく連続し、それに替えて進行方向に直
角に設けられた開閉可能な複数個の仕切壁２０が設けら
れている。第１図においては仕切壁２０は２０１，２０
２．２０３．２０４．２０５の５個が設けられている。
これらの仕切壁２０は第２図（Ａ）、（Ｂ）に示す如く
上仕切壁２０Ａ１下仕切壁２０Ｂに分かれ、その間を装
入された金属粉１０はハースロール２２で支持された搬
送ベルト１４によって移動する。
上仕切壁２０Ａ１下仕切壁２０Ｂに分かれ、その間を装
入された金属粉１０はハースロール２２で支持された搬
送ベルト１４によって移動する。
上仕切壁２０Ａおよび下仕切壁２０Ｂはいずれもシリン
ダー２４によって開閉が可能であり、シールカバー２６
およびシール２８によって炉内雰囲気は外気と遮断され
ている。
ダー２４によって開閉が可能であり、シールカバー２６
およびシール２８によって炉内雰囲気は外気と遮断され
ている。
第３図は仕切壁２０の開閉の別の実施態様を示したもの
で、上仕切壁２０Ａはモーター３０．ワイヤー３２によ
って開閉するものであって、その他の構成は第２図（Ａ
）、（Ｂ）と同様である。
で、上仕切壁２０Ａはモーター３０．ワイヤー３２によ
って開閉するものであって、その他の構成は第２図（Ａ
）、（Ｂ）と同様である。
更に、従来の加熱均熱帯４の徐冷帯６側の一部および徐
冷帯６には、加熱冷却いずれにも切換えできる兼用のラ
ジアントチューブ３４が配設されている。
冷帯６には、加熱冷却いずれにも切換えできる兼用のラ
ジアントチューブ３４が配設されている。
本発明の熱処理炉は上記の如き構成を有するので、金属
粉の銘柄、品質のばらつきに対応して、加熱均熱や徐冷
の時間を延長もしくは短縮することができる。すなわち
、仕切壁２ｏを開閉し、ラジアントチューブ３４の加熱
もしくは冷却機能を調整することにより、加熱均熱帯４
および徐冷帯６はその一部を振替えることによって延長
もしくは短縮することができる。
粉の銘柄、品質のばらつきに対応して、加熱均熱や徐冷
の時間を延長もしくは短縮することができる。すなわち
、仕切壁２ｏを開閉し、ラジアントチューブ３４の加熱
もしくは冷却機能を調整することにより、加熱均熱帯４
および徐冷帯６はその一部を振替えることによって延長
もしくは短縮することができる。
本発明の熱処理炉における温度推移パターンカーブを第
４図に示した。第１図において、仕切壁２０１と２０２
で区切られた区間をゾーン３４１とし、以下同様に図示
の如（それぞれゾーン３４２．３４３．３４４．３４５
とした。
４図に示した。第１図において、仕切壁２０１と２０２
で区切られた区間をゾーン３４１とし、以下同様に図示
の如（それぞれゾーン３４２．３４３．３４４．３４５
とした。
下記第１表の如く仕切壁２０を操作し、閉状態の仕切壁
２０の装入側のラジアントチューブ３４を燃焼用とし、
排出側を冷却用とすることによって、第４図に示す５種
のパターンカーブを得ることができる。
２０の装入側のラジアントチューブ３４を燃焼用とし、
排出側を冷却用とすることによって、第４図に示す５種
のパターンカーブを得ることができる。
第４図において、Ａパターンを基準温度パターンとすれ
ば、Ｂ、Ｃパターンは加熱均熱帯の一部を徐冷帯に転用
して徐冷時間を延長したものであり、Ｄ、Ｅパターンは
徐冷帯の一部を加熱均熱帯に転用して、加熱均熱時間を
延長したものである。
ば、Ｂ、Ｃパターンは加熱均熱帯の一部を徐冷帯に転用
して徐冷時間を延長したものであり、Ｄ、Ｅパターンは
徐冷帯の一部を加熱均熱帯に転用して、加熱均熱時間を
延長したものである。
従って本発明の熱処理炉では、脱酸、脱炭を必要とする
銘柄、Ｃ含有量および酸素含有量のばらつきが多い原料
の場合はり、Ｅパターンとして加熱均熱時間を延長し、
脱窒を必要とする銘柄、Ｎ含有量のばらつきの多い原料
の場合はＢ、Ｃパターンとして徐冷時間を延長して対応
することができる。
銘柄、Ｃ含有量および酸素含有量のばらつきが多い原料
の場合はり、Ｅパターンとして加熱均熱時間を延長し、
脱窒を必要とする銘柄、Ｎ含有量のばらつきの多い原料
の場合はＢ、Ｃパターンとして徐冷時間を延長して対応
することができる。
本発明は、加熱均熱帯お工び徐冷帯に開閉可能な仕切壁
と加熱冷却切換え可能なラジアントチューブを設けるこ
とにより、ベルト速度に関係なく加熱均熱時間あるいは
徐冷時間を延長することが可能となった。従って原料金
属粉の銘柄や品質の変動に応じた熱処理を生産性を低下
することな〈実施できる効果をあげることができた。
と加熱冷却切換え可能なラジアントチューブを設けるこ
とにより、ベルト速度に関係なく加熱均熱時間あるいは
徐冷時間を延長することが可能となった。従って原料金
属粉の銘柄や品質の変動に応じた熱処理を生産性を低下
することな〈実施できる効果をあげることができた。
帯１図は本発明の熱処理炉を示す断面図、第２図（Ａ）
、（Ｂ）は本発明における仕切壁の開閉の詳細を示しく
Ａ）は正断面図、（Ｂ）は側断面図、第３図は本発明に
おける仕切壁開閉の他の実施態様を示す断面図、第４図
は本発明における温度推移パターンカーブを示す線図、
第５図は従来の熱処理炉を示す断面図である。 ２・・・熱処理炉 ４・・・加熱均熱帯６・
・・徐冷帯 ８・・冷却帯１０・・・金属
粉
、（Ｂ）は本発明における仕切壁の開閉の詳細を示しく
Ａ）は正断面図、（Ｂ）は側断面図、第３図は本発明に
おける仕切壁開閉の他の実施態様を示す断面図、第４図
は本発明における温度推移パターンカーブを示す線図、
第５図は従来の熱処理炉を示す断面図である。 ２・・・熱処理炉 ４・・・加熱均熱帯６・
・・徐冷帯 ８・・冷却帯１０・・・金属
粉
Claims (1)
- （１）粉末冶金用の金属粉を無酸化もしくは還元性雰囲
気で連続的に熱処理する加熱均熱帯、徐冷帯および冷却
帯を有して成る金属粉の熱処理炉において、前記加熱均
熱帯および徐冷帯に進行方向に直角に設けられた開閉可
能な仕切り壁と、前記加熱均熱帯の一部および徐冷帯に
配設された加熱、冷却切換え可能なラジアントチューブ
と、を有して成ることを特徴とする金属粉の熱処理炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60236689A JPS6296602A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 原料金属粉の熱処理炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60236689A JPS6296602A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 原料金属粉の熱処理炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6296602A true JPS6296602A (ja) | 1987-05-06 |
| JPH0149761B2 JPH0149761B2 (ja) | 1989-10-26 |
Family
ID=17004311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60236689A Granted JPS6296602A (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 | 原料金属粉の熱処理炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6296602A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103499209A (zh) * | 2013-09-06 | 2014-01-08 | 北京吉阳技术股份有限公司 | 一种应用于晶硅光伏电池生产的链式烧结炉炉膛结构及方法 |
| KR20190064874A (ko) * | 2017-12-01 | 2019-06-11 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 환원철 제조 장치 |
| KR20190064994A (ko) * | 2017-12-01 | 2019-06-11 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 환원철 제조 장치 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51114309U (ja) * | 1975-03-10 | 1976-09-16 | ||
| JPS54102741U (ja) * | 1977-12-28 | 1979-07-19 | ||
| JPS55131118A (en) * | 1979-03-29 | 1980-10-11 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Heat treatment furnace |
-
1985
- 1985-10-23 JP JP60236689A patent/JPS6296602A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51114309U (ja) * | 1975-03-10 | 1976-09-16 | ||
| JPS54102741U (ja) * | 1977-12-28 | 1979-07-19 | ||
| JPS55131118A (en) * | 1979-03-29 | 1980-10-11 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Heat treatment furnace |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103499209A (zh) * | 2013-09-06 | 2014-01-08 | 北京吉阳技术股份有限公司 | 一种应用于晶硅光伏电池生产的链式烧结炉炉膛结构及方法 |
| KR20190064874A (ko) * | 2017-12-01 | 2019-06-11 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 환원철 제조 장치 |
| KR20190064994A (ko) * | 2017-12-01 | 2019-06-11 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 환원철 제조 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0149761B2 (ja) | 1989-10-26 |
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