JPS6296250A - 包装紙収容部を備えている紙巻取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、包装紙収容部を備えている壁紙。

印刷用紙その他の紙の巻取装置に関するものである。

〔従来技術〕

従来、定尺の壁紙、印刷用紙等をロール状に巻取って包
装する場合は、ロール状原紙から繰り出される紙を紙巻
取装置により所定長さだけロール状に巻取り、かつ紙巻
取装置から離れた位置に置かれている包装作業台上に予
め定寸法に裁断された包装紙を広げて置き、前記紙巻取
装置により巻取られたロール紙を、紙巻取装置から取出
して包装作業台上の包装紙に載置し、その包装作業台上
で包装紙によりロール紙を包装していた。

しかし、前記従来の場合は、巻取らねたロール紙を紙巻
取装置から取出して−たん包装作業台に運んでから包装
を行なうので、紙巻取を終了してから包装を行なうまで
の作業が煩雑であり、また包装作業台上には予め定寸法
に裁断された包装紙が置かれているので、小さいロール
径のロール紙を包装する場合は包装紙のロスが多いとい
う問題がある。

〔発明の目的、構成〕

この発明は前述の問題を有利に解決できる包装紙収容部
を備えている紙巻取装置を提供することを目的とするも
のであって、この発明の要旨とするところは、巻取軸駆
動装置１により回転される巻取軸２が水平状態で７レー
ム６に架設され、その巻取軸２の下方においてその巻取
軸２と手打に延長するロール状包装紙４は、フレーム６
の下部に設けられた包装紙収容部５において回転自在に
支承されていることを特徴とする包装紙収容部を備えて
いる紙巻取装置にある。

〔実施例〕

次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する□っ 図面はこの発明の一実施例を示すものであって、左右方
向に間隔をおいて配置された一対の側部フレーム６．７
が、上部連結部材８，９と中間連結部材１０．１１と下
側後部連結部材１２と水平な下部連結部材１６とを介し
て連結されて、フレーム６が構成され、一方の側部フレ
ーム乙には減速機付き電動機からなる巻取軸駆動装置１
が固定され、垂直な駆動軸１４は側部フレーム６に固定
された複数の回転軸受１５および推力軸受１６により支
承され、前記巻取軸駆動装＠１の出力軸に固定された駆
動傘歯車１７は駆動軸１４の下部に固定された従動傘歯
車１Ｂに噛み合わされ、かつ側部７レーム６の上部には
旋回支持台１９が旋回軸受２０を介して取付けられ、そ
の旋回支持台１９には歯車箱２１が固定されている。

前記駆動軸１４の上端部は旋回支持台１９に嵌設された
軸受２２により支承され、かつ駆動軸１４の上端部には
歯車箱２１内において駆動傘歯車２３が固定され、水平
な中空円形断面の巻取軸２の一端部は、歯車箱２１内に
配置されて固定された一対の軸受２４により回転自在に
かつ軸長手方向に移動し、ないように支承され、さらに
巻取軸２の一端部には、一対の軸受２４の間において前
記駆動傘歯車２３に噛み合う従動傘歯車２５が固定され
、前記巻取軸駆動装置１により駆動傘歯車１７．従動傘
爾車１８．駆動軸１４．駆動傘歯車２ろおよび従動傘歯
車２５を介して巻取軸２が回転されるように構成され、
また巻取軸２を駆動軸１４の中心延長線の周りに水平旋
回し得るように構成されている。

巻取軸２の周壁に、巻取軸長手方向に延長するスリット
からなる複数の開口部２６が巻取軸長手方向に間隔をお
いて設けられ、巻取軸２内には、前記各開口部２６内に
配置された突条かもなる紙受突起２７を備えている突起
支持部材２８が配置され、その突起支持部材２８には、
紙受突起２７と反対側において突出用斜面２９を有する
複数の四部５０が突起支持部材２８の長手方向に間隔を
おいて設けられ、かつ巻取軸２内には各突出用斜面２９
に対応する突出用ピン３１が固定され、その突出用ピン
３１と突出用斜面２９とにより突出機構が構成されてい
る。

巻取軸２の他端部に嵌合固定された筒状軸受６２内に可
動支持部材３′５が摺動自在に嵌合され、その可動支持
部材３乙には巻取軸長手方向に延長する長孔６４が設け
られ、その長孔３４に挿通されたストッパ用ピンろ５は
巻取軸２に固定され、かつ巻取軸２の一端部の内部に嵌
合されたばね受部材３６は巻取軸２に挿通固定された止
めピン３７に係止され、さらに突起支持部材２８の一端
部に係合された押圧部材３８と前記ばね受部材６６との
間には、つる巻きばねからなる押出位置保持用げね３９
が圧縮状態で介在され、そのばね３９の力により突起支
持部材２８の他端部が可動支持部材３′５の一端部に押
付けられている。

可動支持部材３６の他端部に巻取軸２の外部において支
軸４０が連設され、その支軸４０に軸受４１を介して支
承部材４２が回転自在に取付けられ、前記可動支持部材
３３とこれに回転自在に取付けられた支承部材４２とに
より突出操作部材４３が構成されている。前記フレーム
３における能力の側部フレーム７の上部側面に、上部溝
側板４４および下部溝側板４５を有する溝形の押込操作
部材４６が固定され、その押込操作部材４６における溝
底板には、後方（第４図の上側）から前方（第４図の下
側）に向かって側部フレーム７の側面に接近するように
傾斜する押込誘導用斜面４７が設けられ、かつ押込操作
部材４６の後端板には前記支承部材４２により操作され
る巻取軸巻取位置検出用リミットスイッチＬＳ１が取付
けられ、さらに巻取軸２が巻取位置にあるとき支承部材
４２の前部に係合する抜出防止用ピン４８は、前記上部
名側板４４および下部溝側板４５にわたって抜挿自在に
挿通されている。

前記上部連結部材８に複数の開口部４９が左右方向に間
隔をおいて設けられ、その開口部４９の下部に配置され
た検出用ローラ５０は左右方向に延長する検出軸５１に
固定され、その検出軸５１０両端部は支持台５２に固定
された軸受５３により支承され、かつ検出軸５１は支持
台５２に固定されたロータリーエンコーダからなる検出
装置５４に接続され、さらに支持台５２の後端部は、フ
レーム３に固定された受台５５に対し、左右方向に延長
する枢軸５６により枢着され、支持台５２の前端部と受
台５５との間には押上用ばね５７が介在されている。

前記検出用ローラ５０は上部に対向する押えローラ５８
の両端部は支持アーム５９の先端部に回転自在に取付け
られ、各支持アーム５９の基端部は側部フレーム６．７
に対し左右方向に延長する枢軸６０により枢着され、か
つ上部連結部材８の後端に近接Ｉ１１．て左右方向に延
長するガイドローラ６１は側部フレーム６．７に回転自
在に架設され、さらに前記上部連結部材８には、紙の端
末を検出するリミットスイッチＬＳ２が固定されると共
に、そのリミットスイッチＬＳ２の操作片を挿入する開
口部６２が設けられ、そのリミットスイッチ・ＬＳ２に
より紙の端末が検出されると、巻取軸駆動装置１の運転
が停止される。

前記下部連結部材１３の上部の左右両側に、ロール状包
装紙４を回転自在に支承する包装紙支承ローラ６３が前
後方向に間隔をおいて取付けられ、かつ左右方向に延長
する柵状の前部蓋６４における巾方向の一端部は、下部
連結部材１３の前部上方において側部フレーム６．７に
対し横軸により回動自在に取付けられ、さらに前部蓋６
４の巾方向の他端部には複数の把手６５が固定され、ま
た各側部フレーム６．７における高さ方向の中間部には
鉄製被吸着部材６６が固定され、前部！６４における巾
方向の他端部の左右両側には前記被吸着部材６６に吸着
固定される磁気吸着具６７が固定され、起立されている
前部蓋６４と前記各包装紙支承ローラ６３と下側後部連
結部材１２とにより包装紙収容部５が構成されている。

前記フレーム６の下部の４隅に支持用ナツト６８が固定
され、下端に座板６９を備えている高さ調整用線杆７０
は支持用ナツト６８に螺合きれ、かつその線杆７０には
支持用ナツト６８の下部においてロックナツト７１が螺
合され、さらに繋正金具７２の一端部は前記線杆７ｏの
下部に嵌設されて押えナツト７３により固定され、前記
座板６９が床７４に載置されると共に繋止金具７２の他
端部がアンカボルト７５により床７４に固定され、１だ
前記フレーム乙の下部の４隅にはキャスタからなる車輪
７６が取付けられている。

床７４上に台車走行用レール７７が固定され、そのレー
ル７７には台車７８の車輪７９が載置され、かつその台
車７８には原紙搬送用パレッ）８０が載置され、ロール
状原紙８１に挿通されている軸８２の端部は前記バレッ
）８０における支柱の上端に設けられたＶ形骨溝８６に
嵌入されている。

前記巻取軸駆動装置の電源部に紙巻取運転用スイッチＳ
ｔ、速度切換用スイッチＳ２および包装運転用フートス
イッチＳ６を有する運転制御装置が接続され、前記紙巻
取運転用スイッチＳ１および速度切換用スイッチＳ２は
フレーム乙に取付ケラれ、フートスイッチＳろは床７４
上に置かねている。

紙の巻取りを行なう場合は、速度切換用スイッチＳ２が
高速運転位置に切換えられ、また包装を行なう場合は、
速度切換用スイッチＳ２が低速運転位置に切換えられ、
次にフートスイッチＳ３を踏むと、巻取軸２が低速回転
されると共に、検出装置５４のカウンタがリセットされ
る。

前記ロール状原紙８１から繰り出される紙８４を巻取軸
２に巻取る場合は、前記紙８４を、ガイドローラ６１と
上部連結部材８の上面と検出用ローラ５０および押えロ
ーラ５８の間とを通って、巻取軸２の外面および突出し
ている紙受突起２７の先端部とにわたって巻付け、次い
で前記速度切換用スイッチＳ２を高速運転位置に切換え
た状態で、紙巻取運転用スイッチＳ１を操作することに
より、敞取軸２を高速運転させて、巻取軸２に紙を連続
的に巻取っていく。この場合、前記検出装置５４により
紙の巻取速度および巻取量が検出される１１ 巻取軸２に所定量（定尺）の紙が巻取られると、これが
前記検出装置５４により検出され、その検出装置の信号
により巻取軸駆動装置１の運転が停ｄニされる。

次に速度切換用スイッチＳ２を低速運転位置に切換え、
かつロール状包装紙４から繰り出された包装紙８５を巻
取軸２に巻かれたロール紙８６の周面に被せた状態で、
フートスイッチＳ３を踏むことにより、巻取軸２および
ロール紙８６を低速回転させて、包装紙によりロール紙
８６を包装する３゜ 包装を終了したのち、抜出防止■ビン４８を抜取り、次
いで巻取軸２とこれに巻かれたロール紙８６とを駆動軸
１４を中心として前方に約９０°旋回させる。、この場
合、支承部材４２が押込操作部材４６から離反すると、
押出位置保持用ばね３９により押圧部材６８．突起支持
部材２８．可動支持部材３６および支承部材４２が押圧
移動されるので、第５図に鎖線で示すように、紙受突起
２７を有する突起支持部材２８を、紙受突起２７が巻取
軸２の外面から突出しない位置に自動的に移動させる。

したがって、包装されたロール紙を巻取軸２から容易に
抜取ることができる。

包装されたロール紙を巻取軸から抜取ったのち、巻取軸
２を第４図に実線で示す紙巻取位置に旋回すると、前記
押込操作部材４６により支承部材４２および可動支持部
材３３を介して突起支持部材２８が巻取軸２の一端部に
向かって押込移動されるので、突出用ビン６１に係合す
る突出用斜面２９の誘導作用により、突起支持部材２８
が巻取軸２の直経線上を開口部２６に向かって移動され
、紙受突起２７が巻取軸２の外面から自動的に突出する
。

次に抜出防止用ビン４８を押込操作部材４６に挿込んで
巻取軸２の旋回を防＋ｈし、次回の祇巻取畠備を完了す
る。

この発明を実施する場合、前部蓋６４を起立した状態で
フレーム６に係止する装置としては、鉄製被吸着部材６
６おｔび磁気吸着具６７からなる係１１−４装置Ｃで代
えて、係止フックを有する検出装置その他任はの検出装
置を使用してもよい。また突出操作部Ｈ４３としては、
図示以外の任意構造のものを採用してもよく、さらに突
出操作部材４５が押込まれたとき紙受突起２７を巻取軸
２の外面から突出させる突出機構としては図示以外の任
意構造のものを採用してもよい。

〔発明の効果〕

この発明とよれば、巻取軸駆動装ｅ１により回転される
巻取軸２に定尺の紙をロール状に巻取ったのち、その巻
取軸２に巻かれたロール紙８６の下方にある包装紙収容
部５に置かれているロール状包装紙４から包装紙８５を
繰り出してロール紙８６に被せ、次いで巻取軸駆動装置
１により巻取１１油２およびロール紙８６を回転させる
という簡単な操作を行なうことにより、ロール紙８６を
紙巻取装置から別の包装場所に移動することなく、紙巻
取装置における巻取軸駆動装置１を利用してロール紙８
６を回転させて、そのロール紙８６を包装紙８５により
容易にかつ迅速に包装することができ、さらに包装紙８
５をロール紙８６に所要長ざだけ巻付けたところで、そ
の包装紙８５を切断することにより、包装紙８５のロス
をなくすることができる等の効果が得られる３）

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示すものであって、第１図
は包装紙収容部を備えている紙巻取装置の縦断側面図、
第２図はその正面図、第６図は第２図のＡ−Ａ線断面図
、第４図は紙巻取装置の平面図、第５図は巻取軸および
これに装備されている各部分を示す一部切欠縦断正面図
、第６図は巻取軸の一端部の旋回構造および回転伝動機
構を示す縦断正面図、第７図は紙受突起を突出位置に配
置した状態を示す縦断側面図、第８図は紙受突起を非突
出位置に配置した状態を示す縦断側面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 巻取軸駆動装置１により回転される巻取軸２が水平状態
   でフレーム３に架設され、その巻取軸２の下方において
   その巻取軸２と平行に延長するロール状包装紙４は、フ
   レーム３の下部に設けられた包装紙収容部５において回
   転自在に支承されていることを特徴とする包装紙収容部
   を備えている紙巻取装置。