JP2001018124A - ワイヤ放電加工機のワイヤ電極供給装置 - Google Patents
ワイヤ放電加工機のワイヤ電極供給装置Info
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- JP2001018124A JP2001018124A JP11193319A JP19331999A JP2001018124A JP 2001018124 A JP2001018124 A JP 2001018124A JP 11193319 A JP11193319 A JP 11193319A JP 19331999 A JP19331999 A JP 19331999A JP 2001018124 A JP2001018124 A JP 2001018124A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワイヤ電極供給装置へのワイヤ電極ボビンの
装填作業を容易にする。 【解決手段】 ワイヤ電極ボビン25からワイヤ電極を
繰り出して放電加工部に供給するワイヤ電極供給装置1
1において、ワイヤ電極ボビン25のフランジ25cを
略水平位置に設けた2つの支持ローラ17、19で下方
より支持するとともに、支持ローラ17、19で支持さ
れているフランジ25cをクランプローラ19で上方よ
り支持ローラ17、19に押圧することにより、ワイヤ
電極ボビン25を回転可能に保持する。
装填作業を容易にする。 【解決手段】 ワイヤ電極ボビン25からワイヤ電極を
繰り出して放電加工部に供給するワイヤ電極供給装置1
1において、ワイヤ電極ボビン25のフランジ25cを
略水平位置に設けた2つの支持ローラ17、19で下方
より支持するとともに、支持ローラ17、19で支持さ
れているフランジ25cをクランプローラ19で上方よ
り支持ローラ17、19に押圧することにより、ワイヤ
電極ボビン25を回転可能に保持する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤ放電加工機
の放電加工部へワイヤ電極を供給するワイヤ電極供給装
置に関し、特に、ワイヤ電極を巻き付けたワイヤ電極ボ
ビンのワイヤ電極供給装置への装填作業を容易にしたワ
イヤ電極供給装置に関する。
の放電加工部へワイヤ電極を供給するワイヤ電極供給装
置に関し、特に、ワイヤ電極を巻き付けたワイヤ電極ボ
ビンのワイヤ電極供給装置への装填作業を容易にしたワ
イヤ電極供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤ放電加工機は、例えば細い黄銅線
(以下、ワイヤ電極と記載する)に張力を付与して放電
加工部を走行させ、該ワイヤ電極とワークとの極間に所
定電圧を印加し、極間に生じる放電現象を利用してワー
クを所望形状に加工する。ワイヤ電極は、ワイヤ電極を
巻き付けたボビン(以下、ワイヤ電極ボビンと記載す
る)から繰り出されて、ワイヤ電極供給装置から放電加
工部へ給送され、加工領域を通過した後はワイヤ電極回
収箱に回収される。ワイヤ電極は、このように一回使用
した後はワイヤ電極回収箱に回収され、繰り返し使用さ
れることはないので、ワイヤ電極供給装置へ定期的に新
しいワイヤ電極ボビンを装填しなければならない。
(以下、ワイヤ電極と記載する)に張力を付与して放電
加工部を走行させ、該ワイヤ電極とワークとの極間に所
定電圧を印加し、極間に生じる放電現象を利用してワー
クを所望形状に加工する。ワイヤ電極は、ワイヤ電極を
巻き付けたボビン(以下、ワイヤ電極ボビンと記載す
る)から繰り出されて、ワイヤ電極供給装置から放電加
工部へ給送され、加工領域を通過した後はワイヤ電極回
収箱に回収される。ワイヤ電極は、このように一回使用
した後はワイヤ電極回収箱に回収され、繰り返し使用さ
れることはないので、ワイヤ電極供給装置へ定期的に新
しいワイヤ電極ボビンを装填しなければならない。
【0003】ところで、ワイヤ電極供給装置は、ワイヤ
放電加工機に組み込まれているものと、ワイヤ放電加工
機とは別設されているものがある。図5、6に従来技術
による別設型のワイヤ電極供給装置を示す。従来技術に
よるワイヤ電極供給装置は、筐体101内において筐体
101の底板101aから立設された仕切壁またはフレ
ーム101bに回転可能に支持されたワイヤ電極ボビン
103から、ワイヤ電極105が繰り出されて、複数の
プーリ115a〜115dを介して不図示のワイヤ放電
加工機へ給送されるようになっている。なお、図5のワ
イヤ電極供給装置において、プーリ115dは張力付与
装置117に取着されており、ワイヤ放電加工機へ給送
されるワイヤ電極105に適当な張力を付与するように
なっている。
放電加工機に組み込まれているものと、ワイヤ放電加工
機とは別設されているものがある。図5、6に従来技術
による別設型のワイヤ電極供給装置を示す。従来技術に
よるワイヤ電極供給装置は、筐体101内において筐体
101の底板101aから立設された仕切壁またはフレ
ーム101bに回転可能に支持されたワイヤ電極ボビン
103から、ワイヤ電極105が繰り出されて、複数の
プーリ115a〜115dを介して不図示のワイヤ放電
加工機へ給送されるようになっている。なお、図5のワ
イヤ電極供給装置において、プーリ115dは張力付与
装置117に取着されており、ワイヤ放電加工機へ給送
されるワイヤ電極105に適当な張力を付与するように
なっている。
【0004】フレーム101bを挟んで、ワイヤ電極ボ
ビン103の反対側には、駆動モータ111と、該駆動
モータ111にベルト113を介して連結された減速機
107が配設されており、ワイヤ電極ボビン103は、
その中心孔(図示せず)に減速機107の出力軸107
aに連結された回転軸(図示せず)に挿入し、ボルト1
09にて締結することにより、減速機107の出力軸1
07aに取り付けられる。
ビン103の反対側には、駆動モータ111と、該駆動
モータ111にベルト113を介して連結された減速機
107が配設されており、ワイヤ電極ボビン103は、
その中心孔(図示せず)に減速機107の出力軸107
aに連結された回転軸(図示せず)に挿入し、ボルト1
09にて締結することにより、減速機107の出力軸1
07aに取り付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、ワイヤ放電
加工機に組み込まれているワイヤ電極供給装置では5k
g程度の比較的軽量なワイヤ電極ボビンが用いられる
が、図5、6に示すような別設型のワイヤ電極供給装置
では、20kg程度の比較的重量のワイヤ電極ボビンが
用いられている。そのために、別設型のワイヤ電極供給
装置では、出力軸107へのワイヤ電極ボビン103の
装填作業が困難になっている。
加工機に組み込まれているワイヤ電極供給装置では5k
g程度の比較的軽量なワイヤ電極ボビンが用いられる
が、図5、6に示すような別設型のワイヤ電極供給装置
では、20kg程度の比較的重量のワイヤ電極ボビンが
用いられている。そのために、別設型のワイヤ電極供給
装置では、出力軸107へのワイヤ電極ボビン103の
装填作業が困難になっている。
【0006】本発明は、こうした従来技術の問題を解決
することを技術課題としており、ワイヤ電極ボビンの装
填作業を容易にしたワイヤ放電加工機のワイヤ電極供給
装置を提供することを目的としている。
することを技術課題としており、ワイヤ電極ボビンの装
填作業を容易にしたワイヤ放電加工機のワイヤ電極供給
装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、中心コアと該中心コアの両端に連結されたフランジ
とを有し、前記中心コアにワイヤ電極を巻き付けたワイ
ヤ電極ボビンから前記ワイヤ電極を繰り出して放電加工
部に供給するワイヤ電極供給装置において、前記ワイヤ
電極ボビンの前記フランジの一方を、略水平位置に設け
た2つの支持ローラで下方より支持するとともに、前記
2つの支持ローラで支持されているフランジをクランプ
ローラで上方より前記支持ローラに押圧することによ
り、前記ワイヤ電極ボビンを回転可能に保持して構成す
るワイヤ電極供給装置を要旨とする。
は、中心コアと該中心コアの両端に連結されたフランジ
とを有し、前記中心コアにワイヤ電極を巻き付けたワイ
ヤ電極ボビンから前記ワイヤ電極を繰り出して放電加工
部に供給するワイヤ電極供給装置において、前記ワイヤ
電極ボビンの前記フランジの一方を、略水平位置に設け
た2つの支持ローラで下方より支持するとともに、前記
2つの支持ローラで支持されているフランジをクランプ
ローラで上方より前記支持ローラに押圧することによ
り、前記ワイヤ電極ボビンを回転可能に保持して構成す
るワイヤ電極供給装置を要旨とする。
【0008】本発明によれば、ワイヤ電極ボビンの一方
のフランジのみを互いに略水平位置に配設された2つの
ローラで下方より支持するとともに、上方からクランプ
ローラで前記2つのローラに押圧し、以てワイヤ電極ボ
ビンを回転自在に支持することにより、従来技術のよう
にワイヤ電極ボビンを回転軸に挿通することなく装填可
能となるので、ワイヤ電極ボビンの装着作業が容易にな
る。また、クランプローラにより、ワイヤ電極ボビンの
フランジを支持ローラに押圧するので、ワイヤ電極ボビ
ンを安定的かつ円滑に回転させることが可能となる。
のフランジのみを互いに略水平位置に配設された2つの
ローラで下方より支持するとともに、上方からクランプ
ローラで前記2つのローラに押圧し、以てワイヤ電極ボ
ビンを回転自在に支持することにより、従来技術のよう
にワイヤ電極ボビンを回転軸に挿通することなく装填可
能となるので、ワイヤ電極ボビンの装着作業が容易にな
る。また、クランプローラにより、ワイヤ電極ボビンの
フランジを支持ローラに押圧するので、ワイヤ電極ボビ
ンを安定的かつ円滑に回転させることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1、2を参照して本発明
第1の実施形態を説明する。図1は、ワイヤ電極供給装
置におけるワイヤ電極ボビンの取付部の要部拡大断面図
であり、図2は図1において矢視線II-II の方向に見た
断面図である。本実施形態によるワイヤ電極供給装置1
1は、特に図示していないが、図5、6を参照して説明
した従来技術によるワイヤ電極供給装置と同様に、筐
体、ワイヤ電極をワイヤ放電加工機の放電加工部(図示
せず)に向けて送り出すための複数のプーリ(図示せ
ず)や張力付与装置を具備している。
第1の実施形態を説明する。図1は、ワイヤ電極供給装
置におけるワイヤ電極ボビンの取付部の要部拡大断面図
であり、図2は図1において矢視線II-II の方向に見た
断面図である。本実施形態によるワイヤ電極供給装置1
1は、特に図示していないが、図5、6を参照して説明
した従来技術によるワイヤ電極供給装置と同様に、筐
体、ワイヤ電極をワイヤ放電加工機の放電加工部(図示
せず)に向けて送り出すための複数のプーリ(図示せ
ず)や張力付与装置を具備している。
【0010】ワイヤ電極供給装置11は、その筐体の底
板15から仕切壁またはフレーム13が立設されてお
り、該フレーム13にワイヤ電極を巻き付ける中心コア
25aが中空形状をしたワイヤ電極ボビン25を回転可
能に支持するようになっている。すなわち、ワイヤ電極
供給装置11は、フレーム13の下方部位において、水
平方向に互いに離間してフレーム13に回転可能に支持
された2つの支持ローラとしての駆動ローラ17および
従動ローラ19と、駆動ローラ17および従動ローラ1
9上方において、フレーム13に回転可能に支持された
クランプローラ21とを具備しており、この3つのロー
ラ17、19、21により、ワイヤ電極ボビン25の両
端のフランジ25b、25cの一方(本実施形態ではフ
ランジ25c)を回転可能に保持する。
板15から仕切壁またはフレーム13が立設されてお
り、該フレーム13にワイヤ電極を巻き付ける中心コア
25aが中空形状をしたワイヤ電極ボビン25を回転可
能に支持するようになっている。すなわち、ワイヤ電極
供給装置11は、フレーム13の下方部位において、水
平方向に互いに離間してフレーム13に回転可能に支持
された2つの支持ローラとしての駆動ローラ17および
従動ローラ19と、駆動ローラ17および従動ローラ1
9上方において、フレーム13に回転可能に支持された
クランプローラ21とを具備しており、この3つのロー
ラ17、19、21により、ワイヤ電極ボビン25の両
端のフランジ25b、25cの一方(本実施形態ではフ
ランジ25c)を回転可能に保持する。
【0011】従動ローラ19は、後述する駆動モータ等
の駆動源に連結されていない点を除いて、駆動ローラ1
7と同様の構成を有している。そこで、駆動ローラ17
の構成のみを説明する。駆動ローラ17は、ワイヤ電極
ボビン25のフランジ部25cと係合し、ワイヤ電極ボ
ビン25を下方より支持する支持ローラ部17aと、支
持ローラ部17aの基端部に設けられフレーム13に当
接するフランジ部17bと、フレーム13に形成された
貫通穴13aに挿入され回転可能に支持される軸部17
cとを具備している。駆動ローラ17のフランジ部17
bは、ワイヤ電極ボビン25が装着されたときに、ワイ
ヤ電極ボビン25のフランジ25cがフレーム13に接
触することを防止し、ワイヤ電極ボビン25の回転を円
滑にする。軸部17cはフレーム13を挟んでワイヤ電
極ボビン25の反対側に設けられた駆動モータ23の回
転軸23aに直結されている。駆動モータ23は筐体ま
たは底板15に適宜に固定されている。支持ローラ部1
7a、フランジ部17b、軸部17c、駆動モータ23
の回転軸23aが互いに同軸に配置されていることは言
うまでもない。更に、図1には図示されていないが、貫
通穴13aと軸部17cとの間に軸受を介挿させてもよ
いことも言うまでもない。
の駆動源に連結されていない点を除いて、駆動ローラ1
7と同様の構成を有している。そこで、駆動ローラ17
の構成のみを説明する。駆動ローラ17は、ワイヤ電極
ボビン25のフランジ部25cと係合し、ワイヤ電極ボ
ビン25を下方より支持する支持ローラ部17aと、支
持ローラ部17aの基端部に設けられフレーム13に当
接するフランジ部17bと、フレーム13に形成された
貫通穴13aに挿入され回転可能に支持される軸部17
cとを具備している。駆動ローラ17のフランジ部17
bは、ワイヤ電極ボビン25が装着されたときに、ワイ
ヤ電極ボビン25のフランジ25cがフレーム13に接
触することを防止し、ワイヤ電極ボビン25の回転を円
滑にする。軸部17cはフレーム13を挟んでワイヤ電
極ボビン25の反対側に設けられた駆動モータ23の回
転軸23aに直結されている。駆動モータ23は筐体ま
たは底板15に適宜に固定されている。支持ローラ部1
7a、フランジ部17b、軸部17c、駆動モータ23
の回転軸23aが互いに同軸に配置されていることは言
うまでもない。更に、図1には図示されていないが、貫
通穴13aと軸部17cとの間に軸受を介挿させてもよ
いことも言うまでもない。
【0012】クランプローラ21は、ワイヤ電極ボビン
25のフランジ部25cと係合して、該ワイヤ電極ボビ
ン25を上方より押圧する押圧ローラ部21aと、該押
圧ローラ部21aの先端に設けられた先端フランジ部2
1bと、押圧ローラ部21aの基端に設けられた中間フ
ランジ部21cと、フレーム13に貫通形成された長穴
13b内で回転可能、かつ、長穴13bに沿って矢印A
で示す上下方向に移動自在に挿入される軸部21dと、
軸部21dに着脱自在に取着される抜け止めフランジ部
21eと、尾端部21fとを具備している。中間フラン
ジ部21cは、駆動ローラ17のフランジ部17bと同
様に、ワイヤ電極ボビン25が装着されたときに、ワイ
ヤ電極ボビン25のフランジ25cがフレーム13に接
触することを防止して、ワイヤ電極ボビン25の回転を
円滑にすると共に、駆動ローラ17のフランジ部17b
と共にワイヤ電極ボビン25のフランジ部25cを挟持
し、ワイヤ電極ボビン25を駆動ローラ17および従動
ローラ19上にて安定的に保持する。
25のフランジ部25cと係合して、該ワイヤ電極ボビ
ン25を上方より押圧する押圧ローラ部21aと、該押
圧ローラ部21aの先端に設けられた先端フランジ部2
1bと、押圧ローラ部21aの基端に設けられた中間フ
ランジ部21cと、フレーム13に貫通形成された長穴
13b内で回転可能、かつ、長穴13bに沿って矢印A
で示す上下方向に移動自在に挿入される軸部21dと、
軸部21dに着脱自在に取着される抜け止めフランジ部
21eと、尾端部21fとを具備している。中間フラン
ジ部21cは、駆動ローラ17のフランジ部17bと同
様に、ワイヤ電極ボビン25が装着されたときに、ワイ
ヤ電極ボビン25のフランジ25cがフレーム13に接
触することを防止して、ワイヤ電極ボビン25の回転を
円滑にすると共に、駆動ローラ17のフランジ部17b
と共にワイヤ電極ボビン25のフランジ部25cを挟持
し、ワイヤ電極ボビン25を駆動ローラ17および従動
ローラ19上にて安定的に保持する。
【0013】抜け止めフランジ部21eは、フレーム1
3において、前記中間フランジ部21cの反対側に配置
されており、中間フランジ部21cと共にフレーム13
を挟持してクランプローラ21がフレーム13から脱落
することを防止すると共に、クランプローラ21が長穴
13b内に置いて円滑に摺動できるようにしている。抜
け止めフランジ部21eは、軸部21dとは別体に設け
て、軸部21dまたは軸部21dの尾端部21fに雄ね
じを形成し、これに係合するナット(図示せず)により
軸部21dに取着可能である。抜け止めフランジ部21
eは、またサークリップ等を利用して取着してもよい。
3において、前記中間フランジ部21cの反対側に配置
されており、中間フランジ部21cと共にフレーム13
を挟持してクランプローラ21がフレーム13から脱落
することを防止すると共に、クランプローラ21が長穴
13b内に置いて円滑に摺動できるようにしている。抜
け止めフランジ部21eは、軸部21dとは別体に設け
て、軸部21dまたは軸部21dの尾端部21fに雄ね
じを形成し、これに係合するナット(図示せず)により
軸部21dに取着可能である。抜け止めフランジ部21
eは、またサークリップ等を利用して取着してもよい。
【0014】特に、図2を参照すると、本実施形態にお
いて、長穴13bはフレーム13において、駆動ローラ
17と従動ローラ19の各々の中心軸線を結ぶ線分の中
点を通過する垂線に沿って設けられており、長穴13b
は、クランプローラ21の軸部21dの直径と概ね等し
い幅を有し、フレーム13を貫通するように形成されて
いる。この長穴13bにクランプローラ21の軸部21
dを挿入することにより、クランプローラ21は長穴1
3bに沿って矢印Aで示すように上下方向に移動可能と
なる。また、フレーム13の背後には軸部21dの尾端
部21fに係合して、クランプローラ21を矢印Bで示
すように下方に押圧する付勢部材、例えば圧縮コイルバ
ネ27がクランプローラ21とフレーム13の適所13
dとの間に配設されている。前記付勢部材は、圧縮コイ
ルバネ27に限定されず、例えばクランプローラ21を
下方に牽引する引張バネ(図示せず)とすることもでき
る。
いて、長穴13bはフレーム13において、駆動ローラ
17と従動ローラ19の各々の中心軸線を結ぶ線分の中
点を通過する垂線に沿って設けられており、長穴13b
は、クランプローラ21の軸部21dの直径と概ね等し
い幅を有し、フレーム13を貫通するように形成されて
いる。この長穴13bにクランプローラ21の軸部21
dを挿入することにより、クランプローラ21は長穴1
3bに沿って矢印Aで示すように上下方向に移動可能と
なる。また、フレーム13の背後には軸部21dの尾端
部21fに係合して、クランプローラ21を矢印Bで示
すように下方に押圧する付勢部材、例えば圧縮コイルバ
ネ27がクランプローラ21とフレーム13の適所13
dとの間に配設されている。前記付勢部材は、圧縮コイ
ルバネ27に限定されず、例えばクランプローラ21を
下方に牽引する引張バネ(図示せず)とすることもでき
る。
【0015】以下、本発明第1の実施形態の作用を説明
する。新規の未使用ワイヤ電極ボビン25をワイヤ電極
供給装置11に装填するために、先ず、クランプローラ
21を矢印Aに示すように長穴13bに沿って上動させ
る。次いで、ワイヤ電極ボビン25の一方のフランジ2
5cを駆動ローラ17と従動ローラ19の上に載せ、ワ
イヤ電極ボビン25のフランジ25cの上端部をクラン
プローラ21の先端フランジ部21bと中間フランジ部
21cとの間に挿入するようにして、クランプローラ2
1を矢印Aに示すように長穴13bに沿って下動させ
る。これにより、ワイヤ電極ボビン25の一方のフラン
ジ25cの上端部が、クランプローラ21の2つのフラ
ンジ部21b、21cの間に挟持されると共に、圧縮コ
イルバネ27によりクランプローラ21が矢印Bで示す
ように下方に付勢されて、ワイヤ電極ボビン25のフラ
ンジ25cが、駆動ローラ17および従動ローラ19へ
押圧され、3つのローラ17、19、21の間で挟持、
固定される。このとき、3つのローラ17、19、21
は、フレーム13に回転可能に支持されているために、
駆動モータ23が回転すると、この回転動作は、駆動ロ
ーラ17の支持ローラ部17aと、該支持ローラ部17
aに係合するワイヤ電極ボビン25のフランジ25cと
の間の摩擦力によりワイヤ電極ボビン25に伝達され
る。
する。新規の未使用ワイヤ電極ボビン25をワイヤ電極
供給装置11に装填するために、先ず、クランプローラ
21を矢印Aに示すように長穴13bに沿って上動させ
る。次いで、ワイヤ電極ボビン25の一方のフランジ2
5cを駆動ローラ17と従動ローラ19の上に載せ、ワ
イヤ電極ボビン25のフランジ25cの上端部をクラン
プローラ21の先端フランジ部21bと中間フランジ部
21cとの間に挿入するようにして、クランプローラ2
1を矢印Aに示すように長穴13bに沿って下動させ
る。これにより、ワイヤ電極ボビン25の一方のフラン
ジ25cの上端部が、クランプローラ21の2つのフラ
ンジ部21b、21cの間に挟持されると共に、圧縮コ
イルバネ27によりクランプローラ21が矢印Bで示す
ように下方に付勢されて、ワイヤ電極ボビン25のフラ
ンジ25cが、駆動ローラ17および従動ローラ19へ
押圧され、3つのローラ17、19、21の間で挟持、
固定される。このとき、3つのローラ17、19、21
は、フレーム13に回転可能に支持されているために、
駆動モータ23が回転すると、この回転動作は、駆動ロ
ーラ17の支持ローラ部17aと、該支持ローラ部17
aに係合するワイヤ電極ボビン25のフランジ25cと
の間の摩擦力によりワイヤ電極ボビン25に伝達され
る。
【0016】図1、2の実施形態では、クランプローラ
21を圧縮コイルバネ27によりワイヤ電極ボビン25
のフランジ25cに対して直線的に押圧することによ
り、ワイヤ電極ボビン25を3つのローラ17、19、
21に回転可能に取り付けるようになっていたが、本発
明はこれに限定されず、例えば図3に示すように、クラ
ンプローラ21を揺動腕31の一端に取着して、回動軸
33を中心とする回動動作にてワイヤ電極ボビン25の
フランジ25cを押圧するようにしてもよい。すなわ
ち、図3において、揺動腕31は、フレーム13に立設
固定された回動軸33を中心として回動可能に取着され
ており、その一端にクランプローラ21が回転可能に取
着されている。クランプローラ21の前記軸部21d
は、フレーム13に形成された回動軸33を中心とする
円弧状の長穴13b′に挿入されており、該長穴13
b′に沿って摺動可能となっている。
21を圧縮コイルバネ27によりワイヤ電極ボビン25
のフランジ25cに対して直線的に押圧することによ
り、ワイヤ電極ボビン25を3つのローラ17、19、
21に回転可能に取り付けるようになっていたが、本発
明はこれに限定されず、例えば図3に示すように、クラ
ンプローラ21を揺動腕31の一端に取着して、回動軸
33を中心とする回動動作にてワイヤ電極ボビン25の
フランジ25cを押圧するようにしてもよい。すなわ
ち、図3において、揺動腕31は、フレーム13に立設
固定された回動軸33を中心として回動可能に取着され
ており、その一端にクランプローラ21が回転可能に取
着されている。クランプローラ21の前記軸部21d
は、フレーム13に形成された回動軸33を中心とする
円弧状の長穴13b′に挿入されており、該長穴13
b′に沿って摺動可能となっている。
【0017】揺動腕31の他端には、揺動腕31の操作
用のノブ37が取着されており、該ノブ37もまた、長
穴13b′に沿って移動可能となっている。また、クラ
ンプローラ21を矢印Cで示すように下方に押圧する付
勢部材39が配設されている。図3の実施形態において
付勢部材39は、引張コイルバネにより形成されてい
る。引張コイルバネ39は、その一端が揺動腕31にお
いてクランプローラ21の近傍に取着され、他端がフレ
ーム13の適所13dに取着されている。
用のノブ37が取着されており、該ノブ37もまた、長
穴13b′に沿って移動可能となっている。また、クラ
ンプローラ21を矢印Cで示すように下方に押圧する付
勢部材39が配設されている。図3の実施形態において
付勢部材39は、引張コイルバネにより形成されてい
る。引張コイルバネ39は、その一端が揺動腕31にお
いてクランプローラ21の近傍に取着され、他端がフレ
ーム13の適所13dに取着されている。
【0018】ワイヤ電極ボビン25を装填する場合に
は、ノブ37を把持して揺動腕31を回動軸33を中心
として矢印Dに示すように回動させ、クランプローラ2
1を上動させ、第1の実施形態と同様に、ワイヤ電極ボ
ビン25の一方のフランジ25cを駆動ローラ17およ
び従動ローラ19の上に載せ、ノブ37を離すことによ
り揺動腕31は引張コイルバネ39により引っ張られ
て、クランプローラ21がワイヤ電極ボビン25のフラ
ンジ25cに係合する。
は、ノブ37を把持して揺動腕31を回動軸33を中心
として矢印Dに示すように回動させ、クランプローラ2
1を上動させ、第1の実施形態と同様に、ワイヤ電極ボ
ビン25の一方のフランジ25cを駆動ローラ17およ
び従動ローラ19の上に載せ、ノブ37を離すことによ
り揺動腕31は引張コイルバネ39により引っ張られ
て、クランプローラ21がワイヤ電極ボビン25のフラ
ンジ25cに係合する。
【0019】本発明の好ましい実施形態を説明したが、
本発明がこれに限定されず、本発明の精神と範囲とを逸
脱することなく種々の変更、改良が可能であることは当
業者の当然とするところである。例えば、図1におい
て、フレーム13はワイヤ電極供給装置11の筐体の底
板15から立設されている旨説明したが、本発明はこれ
に限定されず、例えば図4に示すように、底板15は筐
体9と別体の部材にて形成し筐体9から駆動ローラ1
7、従動ローラ19、クランプローラ21および駆動モ
ータ23を1つのユニットとして筐体9から外部へ取り
出せるようにすることができる。これにより、更にワイ
ヤ電極ボビン25の装填作業が容易になる。また、底板
15の底面に車輪15aを設けることにより、上記ユニ
ットの出し入れが更に容易になる。
本発明がこれに限定されず、本発明の精神と範囲とを逸
脱することなく種々の変更、改良が可能であることは当
業者の当然とするところである。例えば、図1におい
て、フレーム13はワイヤ電極供給装置11の筐体の底
板15から立設されている旨説明したが、本発明はこれ
に限定されず、例えば図4に示すように、底板15は筐
体9と別体の部材にて形成し筐体9から駆動ローラ1
7、従動ローラ19、クランプローラ21および駆動モ
ータ23を1つのユニットとして筐体9から外部へ取り
出せるようにすることができる。これにより、更にワイ
ヤ電極ボビン25の装填作業が容易になる。また、底板
15の底面に車輪15aを設けることにより、上記ユニ
ットの出し入れが更に容易になる。
【0020】また、クランプローラ21をワイヤ電極ボ
ビン25のフランジ25cに向けて押圧するための付勢
部材は、図示したようにコイルバネ27、39に限定さ
れず、例えば、板バネを用いることもできる。特に、図
3に示す実施形態では、引張コイルバネ39に代えて、
回動軸33を中心として弦巻バネ(図示せず)を設ける
ことによっても同様の作用をなす。
ビン25のフランジ25cに向けて押圧するための付勢
部材は、図示したようにコイルバネ27、39に限定さ
れず、例えば、板バネを用いることもできる。特に、図
3に示す実施形態では、引張コイルバネ39に代えて、
回動軸33を中心として弦巻バネ(図示せず)を設ける
ことによっても同様の作用をなす。
【0021】更に、駆動モータ23と駆動ローラ17の
間に減速装置を配設することもできる。
間に減速装置を配設することもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、ワイヤ電極ボビンの一
方のフランジのみを互いに略水平位置に配設された2つ
のローラで下方より支持するとともに、上方からクラン
プローラで前記2つのローラに押圧し、以てワイヤ電極
ボビンを回転自在に支持することにより、従来技術のよ
うにワイヤ電極ボビンを回転軸に挿通することなく装填
可能となるので、ワイヤ電極ボビンの装着作業が容易に
なる。また、クランプローラにより、ワイヤ電極ボビン
のフランジを支持ローラに押圧するので、ワイヤ電極ボ
ビンを安定的かつ円滑に回転させることが可能となる。
方のフランジのみを互いに略水平位置に配設された2つ
のローラで下方より支持するとともに、上方からクラン
プローラで前記2つのローラに押圧し、以てワイヤ電極
ボビンを回転自在に支持することにより、従来技術のよ
うにワイヤ電極ボビンを回転軸に挿通することなく装填
可能となるので、ワイヤ電極ボビンの装着作業が容易に
なる。また、クランプローラにより、ワイヤ電極ボビン
のフランジを支持ローラに押圧するので、ワイヤ電極ボ
ビンを安定的かつ円滑に回転させることが可能となる。
【図1】本発明第1の実施形態によるワイヤ電極供給装
置におけるワイヤ電極ボビンの取付部の要部拡大断面図
である。
置におけるワイヤ電極ボビンの取付部の要部拡大断面図
である。
【図2】図1において矢視線II-II の方向に見た断面図
である。
である。
【図3】他の実施形態を示す略図である。
【図4】駆動ローラ、従動ローラ、クランプローラを1
つのユニットとしてワイヤ電極供給装置の筐体から出し
入れ可能にした実施形態の略示斜視図である。
つのユニットとしてワイヤ電極供給装置の筐体から出し
入れ可能にした実施形態の略示斜視図である。
【図5】従来技術によるワイヤ電極供給装置の断面図で
ある。
ある。
【図6】図5において矢視線VI-VI の方向に見た要部拡
大断面図である。
大断面図である。
11…ワイヤ電極供給装置 17…駆動ローラ 19…従動ローラ 21…クランプローラ 23…駆動モータ 25…ワイヤ電極ボビン
Claims (1)
- 【請求項1】 中心コアと該中心コアの両端に連結され
たフランジとを有し、前記中心コアにワイヤ電極を巻き
付けたワイヤ電極ボビンから前記ワイヤ電極を繰り出し
て放電加工部に供給するワイヤ電極供給装置において、 前記ワイヤ電極ボビンの前記フランジの一方を、略水平
位置に設けた2つの支持ローラで下方より支持するとと
もに、前記2つの支持ローラで支持されているフランジ
をクランプローラで上方より前記支持ローラに押圧する
ことにより、前記ワイヤ電極ボビンを回転可能に保持し
て構成することを特徴としたワイヤ電極供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11193319A JP2001018124A (ja) | 1999-07-07 | 1999-07-07 | ワイヤ放電加工機のワイヤ電極供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11193319A JP2001018124A (ja) | 1999-07-07 | 1999-07-07 | ワイヤ放電加工機のワイヤ電極供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001018124A true JP2001018124A (ja) | 2001-01-23 |
Family
ID=16305936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11193319A Pending JP2001018124A (ja) | 1999-07-07 | 1999-07-07 | ワイヤ放電加工機のワイヤ電極供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001018124A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100862100B1 (ko) | 2007-07-02 | 2008-10-09 | 최문선 | 권취 보빈 |
CN102240834A (zh) * | 2011-05-12 | 2011-11-16 | 无锡机床股份有限公司 | 多线切割机的收放线结构 |
JP2013043772A (ja) * | 2011-08-26 | 2013-03-04 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | 捻れ修正機能付きワイヤ払い出し装置、及びワイヤ払い出し方法 |
KR101372457B1 (ko) * | 2012-03-22 | 2014-03-10 | 삼성중공업 주식회사 | 와이어 로프 릴 스탠드 |
-
1999
- 1999-07-07 JP JP11193319A patent/JP2001018124A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100862100B1 (ko) | 2007-07-02 | 2008-10-09 | 최문선 | 권취 보빈 |
CN102240834A (zh) * | 2011-05-12 | 2011-11-16 | 无锡机床股份有限公司 | 多线切割机的收放线结构 |
JP2013043772A (ja) * | 2011-08-26 | 2013-03-04 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | 捻れ修正機能付きワイヤ払い出し装置、及びワイヤ払い出し方法 |
KR101372457B1 (ko) * | 2012-03-22 | 2014-03-10 | 삼성중공업 주식회사 | 와이어 로프 릴 스탠드 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051213 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060411 |